JP2010203743A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷蔵庫の機能性と意匠性とを同時に向上させる。
【解決手段】前面に開口部を有し、断熱性能を備える箱本体と、左右方向に第一扉111と第二扉121とを備える冷蔵庫100であって、第一扉111は、自由端側端部の前側に上端部から下端部にわたって設けられる切欠部170と、切欠部170に面する前面と、自由端側端面とを一体に覆い、上端部から下端部にわたって設けられる樹脂製の被覆部材101とを備え、被覆部材101は、切欠部170に面する自由端側端面部であって、上下方向の中間部に、第一扉111の回動軸方向に窪み、第一扉111を開閉する際に手指が挿入される凹陥部172を備える。
【選択図】図1

Description

本願発明は、冷蔵庫に関し、特に、左右に二つの貯蔵室を備え、それぞれの貯蔵室を開閉可能に塞ぐ二つの扉を備える冷蔵庫に関する。
従来、縦長の直方体形状の冷蔵庫であって、幅方向の中間部を壁で区切り、左右で異なる種類の貯蔵室が設けられる冷蔵庫がある。このような冷蔵庫は、一方の貯蔵室が冷蔵室として機能し、他方の貯蔵室が冷凍室として機能しており、冷蔵室の幅を冷凍室より広くすることにより、冷蔵室の貯蔵容積を冷凍室より大きくしている。この冷蔵庫は、冷蔵室を開閉するための扉と、冷凍室を開閉するための扉との二つの扉を備える。これら二つの扉は、大型で、開閉に際し大きな力が必要であることから、扉にはしっかりと把持できる取手が扉の前面から突出した状態で設けられている(例えば特許文献1の図1参照)。
特開2003−207263号公報
ところが、取手が冷蔵庫の前面から突出していると、取手と腕などとが接触して使用者に不快な思いをさせる場合もある。また、冷蔵庫は台所に設置される場合が多く、台所における作業中に取手が邪魔になることがある。
さらに、取手が冷蔵庫全体の意匠に大きな影響を与え、冷蔵庫の意匠を大きく変化させることが困難である。
そこで、本願の発明者らは、扉を開閉するための突出した取手のない冷蔵庫を別途提案している。さらに、本願発明者らは鋭意実験と研究を重ねた結果、突出した取手のない扉であって、扉の開閉の手掛かりとなる部分やその周辺についてさらに好ましい態様を見いだすに至った。
本願発明は上記知見に基づきなされたものであり、冷蔵庫としての扉の性能に影響を与えることなく、組立や製造が容易で意匠的な変化を容易に付与することのできる扉を備えた冷蔵庫の提供を目的とするものである。
上記目的を達成するために、本願発明にかかる冷蔵庫は、前面に開口部を有し、断熱性能を備える箱本体と、前記箱本体の内方を左右に区画することで第一貯蔵室と前記第一貯蔵室の幅よりも小さな幅の第二貯蔵室とを形成する区画壁と、前記第一貯蔵室を回動することにより開閉可能に塞ぎ、前記箱本体の側壁前方に上下方向に延びる回動軸を有する第一扉と、前記第二貯蔵室を回動することにより開閉可能に塞ぎ、前記箱本体の側壁前方に上下方向に延びる回動軸を有する第二扉とを備える冷蔵庫であって、前記第一扉は、自由端側端部の前側に上端部から下端部にわたって設けられる切欠部と、前記切欠部に面する前面と、前記切欠部に面する自由端側端面とを一体に覆い、上端部から下端部にわたって設けられる樹脂製の被覆部材とを備え、前記被覆部材は、前記切欠部に面する自由端側端面部であって、上下方向の中間部に、前記第一扉の回動軸方向に窪み、前記第一扉を開閉する際に手指が挿入される凹陥部を備えることを特徴とする。
これにより、扉の開閉の為に手指が挿入される凹陥部が樹脂により形成されるため、凹陥部の形状を任意、かつ、容易に設計し、実現することが可能となる。また、切欠部に面する前面と自由端側端面とを一体に覆う被覆部材に凹陥部が設けられているため、扉の製造に発生する断熱材の発泡圧力に樹脂製の被覆部材が充分に抗することが可能となる。
前記第一扉はさらに、前記被覆部材と前記第一扉の内部から係合し、前記被覆部材を補強する、上端部から下端部にわたって設けられる補強部材を備えることが好ましい。
これにより、高い強度の被覆部材を製造する必要が無くなり、被覆部材の設計の自由度を向上させることが可能となる。また、見えない部分から被覆部材を補強するため、補強部材は強度のみを追求することができるため、当該補強部材の形状や材質などについても事由に設計することが可能となる。
また前記被覆部材は、複数の部材を上下方向に接合して形成されることが好ましい。
これによれば、例えば、扉の上下方向が長い場合でも、各部材は短くできるため容易に被覆部材を製造することが可能となる。また、各部材のハンドリングや補完をも容易にすることが可能となる。また、中間に配置される部材に凹陥部を設けるなど各部材に異なる機能を担わせることができ、設計の自由度を向上させることが可能となる。
前記第一扉はさらに、前記複数の部材からなる被覆部材と前記第一扉の内部から係合し、前記被覆部材を一体に保持する、上端部から下端部にわたって設けられる保持部材を備えることが好ましい。
これによれば、扉の製造に当たって、保持部材により各部材が結合した状態で一体として取り扱うことが可能となり、扉を容易に製造することが可能となる。また、扉を製造する際の断熱材の発泡圧力によって各部材が分離することを防止できる。扉が完成した状態においては、保持部材の上下方向の結合を維持することができ、扉の強度を向上させることが可能となる。
尚、前記補強部材と保持部材とを一つの部材で実現してもかまわない。すなわち、補強部材が各部材を保持してもよく、逆に、保持部材が被覆部材の強度を補強してもかまわない。
さらに、前記被覆部材の前面を覆う化粧部材を備えることが好ましい。
これにより、冷蔵庫の意匠性を向上させることが可能となる。
前記第一扉はさらに、前記第一扉の上端部を覆い、前記被覆部材と係合する上端部材と、前記第一扉の下端部を覆う下端部材とを備えることが好ましい。
これにより、温度変化に対し伸び縮みの少ない樹脂製の被覆部材に対し、扉を構成する他の部材(例えば表面の金属板)が温度により大きく変化した場合でも被覆部材が引っ張られて歪んだり損傷を受けることを回避することが可能となる。
前記被覆部材の下端部と、前記下端部材の一部とは相互に重なり合うように配置されることが好ましい。
これにより、下端部材に対し、扉の他の部分が伸び縮みすることによって被覆部材の位置が上下にずれたとしても、下端部材と被覆部材との間に隙間が発生することを防止できる。従って、冷蔵庫の意匠性を維持することが可能となる。
本願発明によれば、前面に突出する取手の無い冷蔵庫を提供することができる。
次に、本願発明にかかる冷蔵庫の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、冷蔵庫の外観を示す斜視図である。
図2は、第一扉と第二扉とが開けられた冷蔵庫の外観を示す斜視図である。
これらの図に示すように、冷蔵庫100は、箱本体150と、区画壁153と、第一扉111と、第二扉121と、第三扉112と、貫通孔113と、第三扉112と、第四扉122と、切欠部170と、インターフェース装置171と、凹陥部172と、第二凹陥部173とを備えている。
箱本体150は、前面が開口した箱体であり、冷蔵庫100の内方と外方との熱の出入りを遮断する断熱性能を備えている。
区画壁153は、箱本体150の内方を左右に区画する壁である。本実施の形態の場合、箱本体150の内方で区画壁153の右側は、第一貯蔵室151であり、冷蔵室となっている。一方、箱本体150の内方で区画壁153の左側は、第二貯蔵室152であり、冷蔵室よりも幅の狭い冷凍室となっている。区画壁153は、冷蔵室と冷凍室とを区画する壁であり断熱性能を備えている。
貫通孔113は、第一扉111を厚さ方向に貫通する孔である。貫通孔113は、第一扉111を開けることなく、第一扉111の後方に貯蔵されている貯蔵物を取り出し、また、第一扉111の後方に貯蔵するために貯蔵物を差し入れるための孔である。
第三扉112は、貫通孔113を開閉自在に塞ぐ扉である。本実施の形態の場合、第三扉112は、貫通孔113の下端縁に左右方向に延びる回動軸を中心として回動するように、ヒンジ(図示せず)によって第一扉111に取り付けられている。また、第三扉112は、前方から見た場合ほぼ正方形であり(角は丸められている)、第三扉112の下端縁部に前記回動軸が通っている。
第四扉122は、冷蔵庫100の内方から供給される氷などを受け取る受け取り口123を開閉自在に塞ぐ扉である。
図3は、第一扉のみを示す斜視図である。
第一扉111は、箱本体150に向かって右側の開口部分を開閉自在に塞ぐ扉である。本実施の形態の場合、第一扉111は、箱本体150の右側の壁の前方に上下方向に延びる回動軸を中心として回動するように、ヒンジ(図示せず)によって箱本体150に取り付けられている。また、第一扉111は、前方から見た場合長方形であり、第一扉111の右端縁部に前記回動軸が通っている。
図4は、第一扉の切欠部近傍を水平方向に切断した断面を模式的に示す図である。
同図に示すように、第一扉111は、空間として存在する切欠部170と、凹陥部172とを備えている。また、第一扉111は、被覆部材101と、補強部材(保持部材)102と、化粧部材103と、内壁104と、外壁105と、断熱材106とを備えている。
切欠部170(同図中一点鎖線で示す部分)は、第一扉111の自由端側端部の前側、すなわち、第一扉111の回動軸115の幅方向の反対側の前側に設けられており、上下方向に延びて配置される空間である。本実施の形態の場合、切欠部170は、四角柱形状となっており、第一扉111の上下方向全体にわたって設けられている。切欠部170の幅は、人の手指が挿入可能で、挿入された手指を凹陥部172に挿入するために手指を曲げるのに十分であり、かつ、凹陥部172に手指を挿入して第一扉111を開ける際に、第二扉121の自由端縁に手指が当たらない長さに設定されている。
なお、切欠部170は、実際に存在していた第一扉111の自由端側端部を取り除いて形成する必要はなく、第一扉111を形成した結果、切欠部170が創出されてもかまわない。
このように、比較的幅の広い第一扉111に切欠部170を設ければ、扉を閉ざした状態の冷蔵庫100を正面から見た場合、似通った幅の2枚の扉が左右対称に配置されているような印象をユーザに与え、冷蔵庫100の意匠性を向上させることが可能となる。
また、切欠部170が区画壁153の端部近傍に存在するため、第一扉111の厚さが薄くなっても、第一扉111全体の断熱性能の低下を可及的に抑止することが可能となる。
凹陥部172は、第一扉111の自由端側端面部に、切欠部170から第一扉111の回動軸115方向に窪んだ状態で設けられる部分であり、被覆部材101によって形成されている。凹陥部172は、人の手指が挿入できる幅を備え、かつ、人の手指の第二関節程度まで挿入できる深さを備えている。
被覆部材101は、切欠部170に面する前面fと、切欠部170に面する自由端側端面eとを一体に覆い、第一扉111の上端部から下端部にわたって設けられる樹脂製の部材である。また、被覆部材101は、切欠部170に面する自由端側端面部であって、上下方向の中間部に、第一扉111の回動軸方向に窪み、第一扉111を開閉する際に手指が挿入される凹陥部172を備えている。
また、被覆部材101は、第一挿入部131と、第二挿入部132と、第三挿入部133とを備えている。
第一挿入部131は、化粧部材103の端部が挿入されて被覆部材101と化粧部材103とを接合する部分である。
第二挿入部132は、外壁105の端部が挿入されて被覆部材101と外壁105とを接合する部分である。
第三挿入部133は、補強部材102の端部が挿入されて被覆部材101と補強部材102とを接合する部分である。
図5は、組み立てられる前の被覆部材を示す斜視図である。
図6は、組み立てられた後の被覆部材を示す斜視図である。
これらの図に示すように、本実施の形態において、被覆部材101は、第一被覆部材141と、第二被覆部材142と、第三被覆部材143の三つの部材に分割されている。
第一被覆部材141は、被覆部材101の中の最上部を構成する部材であり、冷蔵庫100をコントロールするインターフェース装置を収容するインターフェース収容部材144を取り付けるための取付孔145を備えている。第一被覆部材141は、切欠部170を埋めるようにして切欠部170に面する前面と、自由端側端面とを一体に覆っている。
第二被覆部材142は、被覆部材101の中間部を構成する部材であり、凹陥部172が設けられる部材である。なお、図4に示す断面図は第二被覆部材142の断面を示している。
第三被覆部材143は、被覆部材101の中の最下部を構成する部材である。
なお、第二被覆部材142と第三被覆部材143の前面には化粧部材103が取り付けられるものとなっている。第三被覆部材143は、切欠部170を埋めるようにして切欠部170に面する前面と、自由端側端面とを一体に覆っている。
補強部材102は、被覆部材101と第一扉111の内部から係合し、被覆部材101を補強する部材である。補強部材102は、図6に示すように、第一扉111の上端部から下端部にわたって一体に設けられ、複数箇所で被覆部材101と係合している。本実施の形態の場合、補強部材102は金属製のCチャンネルであり、被覆部材101に設けられる凹陥部172の三方を取り囲むように配置されている。これにより、第一扉111を開ける際に、凹陥部172に挿入された手指から受ける力を補強部材102が受け止めることができる。
また、補強部材102は、被覆部材101と係合することで複数の部材(第一被覆部材141、第二被覆部材142、第三被覆部材143)を上下方向に接合している。すなわち、本実施の形態の場合補強部材102は、被覆部材101を一体に保持する保持部材としても機能している。
また、補強部材102は、縦に長い第一扉111の強度、特にねじれに対する強度の向上にも寄与している。
化粧部材103は、被覆部材101の前面を覆う部材である。化粧部材103は、冷蔵庫100の意匠性を向上させるために被覆部材101の表面に取り付ける部材である。これにより、機械的な強度を被覆部材101に担わせて、美しさを化粧部材103に担わせるなど設計の自由度を向上させることが可能となる。
図4に示すように、内壁104は、第一扉111の後端面を覆う樹脂製の部材である。内壁104は、第一貯蔵室151に面する位置に配置され、被覆部材101の端部と接着剤によって接合されている。
外壁105は、第一扉111の前端面を覆う部材である。本実施の形態の場合、外壁105は、金属製の薄板であり、自由端側は折り曲げられて第一扉111の自由端側端面部の一部を形成している。外壁105の端部は、被覆部材101の第二挿入部132に挿入されて被覆部材101と接合されている。
断熱材106は、被覆部材101と内壁104と外壁105と後述する上端部材と下端部材とで囲まれる空間に充填される発泡した樹脂である。断熱材106は、第一扉111における断熱性能を担う部材である。
図7は、第二扉のみを示す斜視図である。
同図、及び、図1に示すように、第二扉121は、箱本体150に向かって左側の開口部分を開閉自在に塞ぐ扉である。本実施の形態の場合、第二扉121は、箱本体150の左側の壁の前方に上下方向に延びる回動軸を中心として回動するように、ヒンジ(図示せず)によって箱本体150に取り付けられている。また、第二扉121は、前方から見た場合長方形であり、第二扉121の左端縁部に前記回動軸が通っている。また、第二扉121は、第二凹陥部173を備えている。
第二凹陥部173は、第二扉の自由端側端面部に、切欠部170から第二扉121の回動軸125の方向に窪んだ状態で設けられる部分である。第二凹陥部173は、人の手指が挿入できる幅を備え、かつ、人の手指の第二関節まで挿入できる深さを備えている。
図1に示すように、インターフェース装置171は、被覆部材101に取り付けられるインターフェース収容部材144に収容されている。インターフェース装置171は、ユーザと冷蔵庫100との間で情報を伝達する装置である。
例えば、インターフェース装置171は、冷蔵庫100の庫内温度を表示する表示装置を備え、冷蔵庫100側の情報をユーザに伝達する装置である。また、インターフェース装置171は、ユーザが冷蔵庫100の庫内温度を調整するために、目標となる温度を設定するためのスイッチを備える。
図8は、第一扉111の組立状態を示す斜視図である。
同図に示すように、第一扉111は、上端部材107と、下端部材108とを備えている。
上端部材107は、第一扉111の上端部を構成する部材であり、第一扉111を組み立てた状態において、上端部材107と外壁105とは係合し、また、上端部材107と被覆部材101の上端とは係合する。従って、被覆部材101は、上端部材107を介して外壁105と接合されている。
下端部材108は、第一扉111の下端部を構成する部材であり、第一扉111を組み立てた状態において、下端部材108と外壁105とは係合するが、下端部材108と被覆部材101とは係合しない。
以上によって、外壁105が温度により伸び縮みした場合でも、温度の変化に対する形状の変化が比較的少ない被覆部材101は、外壁105の上端部の位置変動に追随して上下方向の位置がずれるだけとなり、外壁105からの応力により被覆部材101が歪んだり、結合が壊れたりすることを回避できる。
また、下端部材108は、端部に起ちあがり部146を備えている。
起ちあがり部146は、第一扉111を組み立てた状態において、被覆部材101の下端部の前方を覆う態様で配置される。
以上のように、被覆部材101の下端部と、下端部材108の一部である起ちあがり部146とが相互に重なり合うように配置されるので、下端部材108に対し、外壁105が伸び縮みすることによって被覆部材101の位置が上下にずれたとしても、下端部材108と被覆部材101との間に隙間が発生することを防止できる。従って、冷蔵庫の意匠性を維持することが可能となる。
第一扉111は、図8に示すように治具を用いて組み立てられ、空間に発泡前の断熱材106が充填される。次に、治具に取り付けられた内壁104を、蓋をするように配置する。以上の状態で、先に充填した断熱材106が完全に発泡し、第一扉111が製造される。
以上のように、本実施の形態の冷蔵庫100によれば、比較的幅が広い第一扉111に切欠部170を設けることで第一扉111の重量を軽減することが可能となる。また、切欠部170を回動軸から最も遠い第一扉111の自由端側端部に設けているため、第一扉111のモーメントを低下させ、第一扉111の開閉を軽くすることができる。また、切欠部170が設けられる自由端側端部の背部には区画壁153が存在するため、第一扉111に切欠部を設けたとしても冷蔵庫100自体の断熱性能を大きく損ねることなく第一扉111の軽量化を図ることが可能となる。
また、これらの効果を奏する切欠部170に面する前面と自由端側端面とを被覆部材101で覆い、さらに化粧部材103を取り付けることで、冷蔵庫100の意匠性を向上させることが可能となる。また、被覆部材101は樹脂製であるため、比較的容易に複雑な形状を成型することができ、同一形状を大量に製造することも容易となる。従って、凹陥部172を備えた形状の被覆部材101も容易に製造することが可能となる。
従って、切欠部170に面する部分を覆う部材に対する設計の自由度を向上させ、機能性と意匠性とを併せ持つ被覆部材101を採用することが可能となる。
本願発明は冷蔵庫に利用でき、特に、冷凍室と冷蔵室とが左右方向に分かれた冷蔵庫に利用可能である。
冷蔵庫の外観を示す斜視図である。 第一扉と第二扉とが開けられた冷蔵庫の外観を示す斜視図である。 第一扉のみを示す斜視図である。 第一扉の切欠部近傍を水平方向に切断した断面を模式的に示す図である。 組み立てられる前の被覆部材を示す斜視図である。 組み立てられた後の被覆部材を示す斜視図である。 第二扉のみを示す斜視図である。 第一扉111の組立状態を示す斜視図である。
100 冷蔵庫
101 被覆部材
102 補強部材
103 化粧部材
104 内壁
105 外壁
106 断熱材
107 上端部材
108 下端部材
111 第一扉
112 第三扉
113 貫通孔
115 回動軸
121 第二扉
122 第四扉
123 受け取り口
125 回動軸
131 第一挿入部
132 第二挿入部
133 第三挿入部
141 第一被覆部材
142 第二被覆部材
143 第三被覆部材
144 インターフェース収容部材
145 取付孔
146 起ちあがり部
150 箱本体
151 第一貯蔵室
152 第二貯蔵室
153 区画壁
170 切欠部
171 インターフェース装置
172 凹陥部
173 第二凹陥部

Claims (7)

  1. 前面に開口部を有し、断熱性能を備える箱本体と、
    前記箱本体の内方を左右に区画することで第一貯蔵室と前記第一貯蔵室の幅よりも小さな幅の第二貯蔵室とを形成する区画壁と、
    前記第一貯蔵室を回動することにより開閉可能に塞ぎ、前記箱本体の側壁前方に上下方向に延びる回動軸を有する第一扉と、
    前記第二貯蔵室を回動することにより開閉可能に塞ぎ、前記箱本体の側壁前方に上下方向に延びる回動軸を有する第二扉とを備える冷蔵庫であって、
    前記第一扉は、
    自由端側端部の前側に上端部から下端部にわたって設けられる切欠部と、
    前記切欠部に面する前面と、前記切欠部に面する自由端側端面とを一体に覆い、上端部から下端部にわたって設けられる樹脂製の被覆部材とを備え、
    前記被覆部材は、前記切欠部に面する自由端側端面部であって、上下方向の中間部に、前記第一扉の回動軸方向に窪み、前記第一扉を開閉する際に手指が挿入される凹陥部を備える
    冷蔵庫。
  2. 前記第一扉はさらに、
    前記被覆部材と前記第一扉の内部から係合し、前記被覆部材を補強する、上端部から下端部にわたって設けられる補強部材を備える
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記被覆部材は、複数の部材を上下方向に接合して形成される
    請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記第一扉はさらに、
    前記複数の部材からなる被覆部材と前記第一扉の内部から係合し、前記被覆部材を一体に保持する、上端部から下端部にわたって設けられる保持部材を備える
    請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. さらに、前記被覆部材の前面を覆う化粧部材を備える
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  6. 前記第一扉はさらに、
    前記第一扉の上端部を覆い、前記被覆部材と係合する上端部材と、
    前記第一扉の下端部を覆う下端部材と
    を備える請求項1に記載の冷蔵庫。
  7. 前記被覆部材の下端部と、前記下端部材の一部とは相互に重なり合うように配置される
    請求項6に記載の冷蔵庫。
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