JP2010202346A - 丁合装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】丁合動作時に給紙エラーが生じた場合においても、迅速に適正な用紙セットを作成する。
【解決手段】丁合装置10において、バイパス搬送路100は、用紙セットが通常搬送されるメイン搬送路から分岐し再び合流するよう設けられる。リカバリトレイは、これらバイパス搬送路100の各々に配置され用紙セットを収容可能に設けられる。丁合制御部は、ある用紙セットの作成工程中にいずれかの給紙トレイ40において給紙エラーが検知された場合においても、その用紙セットに含ませるべき他の用紙の送り出しを継続し、作成されたエラーセットをリカバリトレイに収容させるよう用紙搬送を制御する。丁合制御部は、次に給紙エラーが検知された給紙トレイ40から用紙を再度送り出すことにより、不足した用紙をそのエラーセットに補充するリカバリ処理を施して適正な用紙セットを作成してメイン搬送路に戻すよう用紙搬送を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、丁合装置に関し、特に、複数の給紙トレイの各々に積載された複数の用紙からそれぞれ一枚ずつ用紙を送り出して重ね合わせることにより用紙セットを作成する丁合装置に関する。
近年、例えば顧客の家族構成や嗜好などに応じた広告を配送する広告配送サービスが提供されている。このようなサービスでは、顧客毎に正確に広告を丁合することが要求される。このため、例えば、新聞、雑誌、またはカタログ等が選択的に丁合された印刷製品を製造する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、例えば、ジャムが検出されたときに区分けポケットの宛名を特定できるようにすることで、ジャム検出時の対処を簡便にした封書作成装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−219211号公報 特開2005−119306号公報
丁合動作中にいずれかの給紙トレイにおいて空送りやジャムなどの給紙エラーが生じることも考えられる。上述の特許文献に記載される技術では、このような給紙エラーが発生した場合に、作業者が用紙搬送路や区分けポケットに残された用紙や用紙セットを抜き取る必要がある。これは作業者の工数を増加させる一因となり得る。抜き取った用紙や用紙セットを利用して適切な用紙セットを作業者が手作業で作成する場合は、さらに作業者の工数が必要となる。一方、抜き取った用紙や用紙セットを廃棄する場合は、環境への負担増加に繋がる。
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、丁合動作時に給紙エラーが生じた場合においても、迅速に適正な用紙セットを作成することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の丁合装置は、それぞれが用紙を積載可能な複数の給紙トレイと、複数の給紙トレイの各々にそれぞれが対応して設けられ、対応する給紙トレイに積載された用紙からそれぞれが一枚ずつ用紙を送り出す複数の給紙機構と、複数の給紙トレイの各々にそれぞれが対応して設けられ、対応する給紙トレイから送り出されるべき用紙が送り出されない給紙エラーを検知する給紙センサと、送り出された2以上の用紙が重ね合わせられ作成された用紙セットが搬送される第1搬送路と、第1搬送路から分岐し再び合流する第2搬送路と、第2搬送路上に配置され用紙セットを収容可能に設けられた用紙収容部と、複数の給紙機構による用紙の送り出しを制御すると共に、第1搬送路および第2搬送路における用紙の搬送を制御する丁合制御部と、を備える。丁合制御部は、ある用紙セットの作成工程中にその用紙セットに含ませるべく用紙を送り出すいずれかの給紙トレイにおいて給紙エラーが検知された場合においても、その用紙セットに含ませるべき他の用紙の送り出しを継続し、これにより含ませるべき用紙が不足したまま作成された用紙セットであるエラーセットを用紙収容部に収容させると共に、給紙エラーが検知された給紙トレイから用紙を再度送り出して用紙収容部に搬入することにより不足した用紙をそのエラーセットに補充するリカバリ処理を実施する。
この態様によれば、給紙エラーが発生した場合においても迅速にエラーセットを適正な用紙セットに直すことができる。このため、ユーザがエラーセットを除去するなどに要する工数を抑制することができる。また、給紙エラーの発生による用紙セット作成の生産性低下も抑制することができる。
丁合制御部は、ある用紙セットの作成工程中にその用紙セットに含ませるべく用紙を送り出すいずれかの給紙トレイにおいて給紙エラーが検知された場合、その用紙セットに含ませるべき他の用紙の送り出しを完了した後に、給紙エラーが検知された給紙トレイから用紙を再度送り出すよう、複数の給紙機構による用紙の送り出しを制御してもよい。
この態様によれば、用紙セットの作成工程中に発生した給紙エラーが検知された給紙トレイをすべて把握した状態で、不足した用紙の送り出しを開始させることができる。このため、容易且つ適切にリカバリ処理を実施することが可能となる。
第2搬送路は、第1搬送路から分岐し再び合流するよう設けられてもよい。丁合制御部は、リカバリ処理を施して作成された用紙セットを用紙収容部から第1搬送路に戻すよう用紙搬送を制御してもよい。
この態様によれば、適正に作成された用紙セットおよびリカバリ処理を経て作成された用紙セットの双方を同じ第1搬送路にて搬送することができる。このため、丁合装置の構成を簡素なものとすることができる。
丁合制御部は、ある第1の用紙セットの作成工程中にその第1の用紙セットに含ませるべく用紙を送り出すいずれかの給紙トレイにおいて給紙エラーが検知されたと判定したときに、第1の用紙セットの後続の第2の用紙セットに含ませるべき少なくとも1枚の用紙の送り出しが既に開始されている場合、その第2の用紙セットに含ませるべき他の用紙の送り出しを継続し、これにより作成された第2の用紙セットを用紙収容部に収容された用紙セットを追い越して第1搬送路にて搬送するよう用紙搬送を制御してもよい。
この態様によれば、リカバリ処理を待つ間に後続の用紙セットを作成することができる。このため、給紙エラーが発生したことによる用紙セット作成の生産性低下を抑制することができる。
複数の用紙を重ね合わせて作成される用紙セットを特定する用紙セット識別情報と、その用紙セットに含ませる用紙を送り出すべき給紙トレイと、が複数の組合せで対応付けられた丁合マップを保持する記憶部と、用紙セット識別情報を示す画像を用紙に記録して識別用紙を作成し、作成された識別用紙を第2搬送路の合流個所より搬送方向下流側において搬送される用紙セットに供給する用紙供給ユニットと、をさらに備えてもよい。丁合制御部は、各々の用紙セット識別情報に対応する用紙セットを作成すべく、丁合マップにおいて各々の用紙セット識別情報に対応付けられた給紙トレイから用紙を送り出すよう複数の給紙機構による用紙の送り出しを制御し、用紙供給ユニットは、用紙収容部に収容された第1の用紙セットをその後続の第2の用紙セットが追い越して第1搬送路にて搬送される場合、第2の用紙セットに供給すべき識別用紙を第1の用紙セットに供給すべき識別用紙よりも先に搬出して、それぞれ対応する用紙セット識別情報が記録された識別用紙を第1の用紙セットおよび第2の用紙セットの各々に供給してもよい。
この態様によれば、給紙エラーが発生することにより先発の用紙セットが後続の用紙セットに追い越されて搬送される場合においても、各々の用紙セットに識別用紙を適切に含ませることが可能となる。このため、例えば識別用紙を入れ替えるなどの手間を省くことができ、用紙セット作成における生産性の低下を抑制することができる。
複数の用紙を重ね合わせて作成される用紙セットを特定する用紙セット識別情報と、その用紙セットに含ませる用紙を送り出すべき給紙トレイと、が複数の組合せで対応付けられた丁合マップを保持する記憶部と、用紙セット識別情報を示す画像が記録された識別用紙が収容されるべき識別用紙収容部と、識別用紙収容部に収容された識別用紙を、第2搬送路の合流個所より搬送方向下流側において搬送される用紙セットに供給する識別用紙搬送路と、識別用紙搬送路から分岐し再び合流する識別用紙バイパス搬送路と、をさらに備えてもよい。丁合制御部は、各々の用紙セット識別情報に対応する用紙セットを作成すべく、丁合マップにおいて各々の用紙セット識別情報に対応付けられた給紙トレイから用紙を送り出すよう複数の給紙機構による用紙の送り出しを制御すると共に、識別用紙搬送路および識別用紙バイパス搬送路における識別用紙の搬送を制御可能に設けられ、用紙収容部に収容された第1の用紙セットをその後続の第2の用紙セットが追い越して識別用紙搬送路にて搬送される場合、第2の用紙セットに供給すべき識別用紙が追い越すよう第1の用紙セットに供給すべき識別用紙を識別用紙バイパス搬送路に搬入するよう用紙搬送を制御することにより、それぞれ対応する用紙セット識別情報が記録された識別用紙を第1の用紙セットおよび第2の用紙セットの各々に供給してもよい。
この態様によれば、給紙エラーが発生することにより後続の用紙セットが先発の用紙セットを追い越すよう搬送される場合に併せて後続の識別用紙が先発の識別用紙を追い越すよう搬送させることにより、各々の用紙セットに識別用紙を適切に含ませることが可能となる。このような態様においても、識別用紙を入れ替えるなどの手間を省くことができ、用紙セット作成における生産性の低下を抑制することができる。
用紙収容部は、各々が第2搬送路上に配置され用紙セットを収容可能に設けられた複数の個別用紙収容部を有してもよい。丁合制御部は、ある第1の用紙セットの作成工程中にその第1の用紙セットに含ませるべく用紙を送り出すいずれかの給紙トレイにおいて給紙エラーが検知されたと判定したときに、第1の用紙セットの後続の第2の用紙セットに含ませるべき少なくとも1枚の用紙の送り出しが既に開始されている場合、第2の用紙セットに含ませるべき他の用紙の送り出しを継続し、これにより作成された第2の用紙セットを第1の用紙セットが収容される個別用紙収容部とは異なる個別用紙収容部に収容し、不足した用紙が補充され作成された第1の用紙セットを第1搬送路に戻した後、第2の用紙セットを第1搬送路に戻すよう用紙搬送を制御してもよい。
この態様によれば、後続の用紙セットが先発の用紙セットを追い越すことを回避することができる。このため、作成すべき順にしたがって適切に用紙セットを作成することができる。
折りたたまれるべき折り紙を、作成された用紙セットを挟むように折りたたむ挟み折り処理を施す折りユニットをさらに備えてもよい。折りユニットは、第2搬送路の合流個所よりも搬送方向下流側に搬送される用紙セットに挟み折り処理を施すよう配置されてもよい。
このような折りユニットが設けられる場合、例えば挟み折り処理後に不足した用紙を補充しようとしても、既に折りたたまれた折り紙に挟まれるよう用紙を補充することは困難である。この態様によれば、挟み折り処理の前にエラーセットを適正な用紙セットに直すことができる。このため、このような挟み折り処理を施す場合においても、適正な用紙セットを容易に作成することができる。
本発明によれば、丁合動作時に給紙エラーが生じた場合においても、迅速に適正な用紙セットを作成することができる。
第1の実施形態に係る丁合装置の全体構成図である。 第1の実施形態に係る丁合ユニットにおける給紙トレイの一つとその周辺の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る丁合ユニットの斜視図である。 (a)〜(e)は、第1バイパス搬送路の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る丁合装置の機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る丁合マップの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る用紙セット搬送処理の実行手順を示すフローチャートである。 用紙セットの作成工程中に給紙エラーが発生したときにおける用紙セット搬送処理のタイミングチャートの一例である。 用紙セットの作成工程中に給紙エラーが発生したときにおける用紙セット搬送処理のタイミングチャートの別の一例である。 用紙セットの作成工程中に給紙エラーが発生したときにおける用紙セット搬送処理のタイミングチャートの別の一例である。 用紙セットの作成工程中に給紙エラーが発生したときにおける用紙セット搬送処理のタイミングチャートの別の一例である。 リカバリトレイ画面を示す図である。 システム表示画面を示す図である。 第2の実施形態に係る用紙セット搬送処理の実行手順を示すフローチャートである。 図14におけるS42の整合処理の実行手順を示すフローチャートである。 用紙セットの作成工程中に給紙エラーが発生したときにおける用紙セット搬送処理のタイミングチャートの一例である。 第3の実施形態に係る丁合装置の全体構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(以下、実施形態という)について詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係る丁合装置10の全体構成図である。丁合装置10は、本体部12および管理部14を備える。本体部12は、丁合ユニット20、バイパスユニット22、折り紙フィーダ24、折りユニット25、用紙供給ユニット26、包装ユニット27、およびスタッカ28を有する。
丁合ユニット20は、第1給紙トレイ40A〜第20給紙トレイ40U(以下、必要に応じてこれらを「給紙トレイ40」と総称する)、給紙機構42、および搬送ベルト62を有する。給紙トレイ40の各々は用紙を積載可能に設けられる。給紙機構42は、それぞれ給紙トレイ40のいずれかに対応するよう設けられ、対応する給紙トレイ40に積載された用紙のうち最上位の用紙を一枚ずつ送り出す。
図2は、第1の実施形態に係る丁合ユニット20における給紙トレイ40の一つとその周辺の構成を示す図である。給紙機構42は、給紙トレイ40の端部近傍に配置される。給紙トレイ40は、給紙機構42に近づくにしたがって下がるよう傾斜して配置される。
給紙機構42は、給紙補助ローラ80、給紙ローラ82、分離パッド84、ガイド板86、および横搬送ローラ88を有する。給紙補助ローラ80は給紙トレイ40の端部上方に配置され、給紙トレイ40に積載された用紙のうち最上位の用紙を送り出す。給紙ローラ82は、給紙補助ローラ80の用紙搬送方向下流側(以下、単に「下流側」という)に配置され、分離パッド84は、給紙ローラ82と接するよう給紙ローラ82の下方に配置される。給紙ローラ82および分離パッド84は、給紙補助ローラ80によって送り出された用紙が複数重なり合った状態となっている場合、それらを分離して最上位の用紙を一枚ずつ送り出す。給紙ローラ82および分離パッド84によって分離され送り出された用紙は、略水平なガイド板86上を搬送され、一対の横搬送ローラ88によって用紙セット搬送路90に送り出される。
用紙セット搬送路90は、間隔をもって配置された用紙搬送プレートによって形成され、鉛直方向に伸びるよう設けられる。用紙セット搬送路90に搬送された用紙は、用紙セット搬送路90を挟んで対向する一対の縦搬送ローラ92によって下方へと搬送される。こうして、複数の給紙トレイ40から給紙機構42によって送り出された複数の用紙が用紙セット搬送路90において重ね合わされ、用紙セットが形成される。
給紙センサ94は、給紙トレイ40の各々に対応して設けられている。給紙センサ94は、対応する給紙トレイ40から用紙が送り出されるときの空送りおよびジャムを含む給紙エラーを検知する。具体的には、給紙センサ94は光センサによって構成され、検知されるべきタイミングで用紙の先端が検知されるか否かによって、給紙トレイ40からの空送りを検知する。また、給紙センサ94は、給紙トレイ40から送り出される用紙の先端を検知した後、所定期間内にその後端が検知されるか否かによって、給紙トレイ40におけるジャムを検知する。これらの検知方法については公知であるため説明を省略する。なお、給紙センサ94が重送の検知に用いられてもよい。
図3は、第1の実施形態に係る丁合ユニット20の斜視図である。丁合ユニット20は、ベースフレーム31、フロントプレート32、およびリヤプレート34をさらに有する。フロントプレート32は奥行き方向の長さが短く、上下方向の長さが長い略直方体形状に形成され、丁合ユニット20の前方に配置される。リヤプレート34もフロントプレート32と略同一の形状に形成され、丁合ユニット20の後方に配置される。フロントプレート32およびリヤプレート34は、相互に間隔をもって対向するように、ベースフレーム31の上に固定される。
フロントプレート32とリヤプレート34の間に、給紙トレイ40の各々が挟まれるように配置される。第1給紙トレイ40A〜第10トレイ40Jは、フロントプレート32とリヤプレート34との左側の間隔部から突出するように上下方向に略等間隔に下から順に配置される。第11給紙トレイ40K〜第20給紙トレイ40Uは、フロントプレート32とリヤプレート34との右側の間隔部から突出するように上下方向に略等間隔に上から順に配置される。こうして形成された用紙セットは、搬送ベルト62によってメイン搬送路64に搬送される。
図1に戻る。メイン搬送路64は、丁合ユニット20において送り出された2以上の用紙が重ね合わせられ作成された用紙セットが搬送される。メイン搬送路64は、本体部12の内部において略水平方向に伸びるよう設けられる。このメイン搬送路64に沿うよう、丁合ユニット20からバイパスユニット22、折りユニット25、用紙供給ユニット26、包装ユニット27、およびスタッカ28の順に各々が配置される。
バイパスユニット22は、メイン搬送路64の下方に設けられる。バイパスユニット22は、第1バイパス搬送路100A〜第4バイパス搬送路100D(以下、必要に応じてこれらを「バイパス搬送路100」と総称する。)を有する。バイパス搬送路100の各々は、メイン搬送路64から分岐し再び合流するよう設けられる。
第1の実施形態では、丁合装置10は、ある用紙セットの作成工程中にその用紙セットに含ませるべく用紙を送り出すいずれかの給紙トレイ40において給紙エラーが検知された場合においても、その用紙セットに含ませるべき他の用紙の送り出しを継続する。丁合装置10は、これにより含ませるべき用紙が不足したまま作成された用紙セットであるエラーセットを作成する。バイパス搬送路100には、こうして作成されたエラーセットが搬送される。以下、図4(a)〜図4(e)に関連して、バイパス搬送路100の各々の構成および動作について説明する。
図4(a)〜図4(e)は、第1バイパス搬送路100Aの構成を示す図である。第1バイパス搬送路100Aには、第1リカバリトレイ200Aおよび搬送機構202が設けられる。第1リカバリトレイ200Aは、用紙セットを収容可能に個別に設けられた用紙収容部として機能する。第2バイパス搬送路100B〜第4バイパス搬送路100Dの構成は、第1リカバリトレイ200Aに代えてそれぞれ第2リカバリトレイ200B〜第4リカバリトレイ200Dが設けられる以外は、第1バイパス搬送路100Aの構成と同様である。また、第1リカバリトレイ200A〜第4リカバリトレイ200D(以下、必要に応じて「リカバリトレイ200」と総称する。)も同様に構成される。以下、第1バイパス搬送路100Aの構成を説明することで、第2バイパス搬送路100B〜第4バイパス搬送路100Dの構成の説明は省略する。
第1リカバリトレイ200Aは、バイパス搬送路100上に配置され用紙セットを収容可能に設けられる。具体的には、第1バイパス搬送路100Aは段差が設けられている。第1リカバリトレイ200Aは、この段差部の下流側に設けられる。
搬送機構202は、上ガイド板204、下ガイド部材206、ギヤ208、ローラ210、およびストッパ212を有する。上ガイド板204は、第1リカバリトレイ200Aの上方において、下流側に進むほど第1リカバリトレイ200Aに近づくよう傾斜して配置される。上ガイド板204は、上流側の第1バイパス搬送路100Aから搬入された用紙を下方の第1リカバリトレイ200Aに向けて案内する。
下ガイド部材206は、段差部において第1バイパス搬送路100Aの下方および第1リカバリトレイ200Aの上流側に配置される。下ガイド部材206の下面にはラックギヤが設けられており、このラックギヤがギヤ208に噛み合っている。下ガイド部材206は、ギヤ208が回転することで、第1リカバリトレイ200Aの上方において下流側にオーバーハングするよう進出することが可能となっている。ギヤ208は、モータ(図示せず)によって駆動される。
ローラ210は、第1リカバリトレイ200Aを挟むよう一対設けられる。上方のローラ210は上下方向に移動可能に構成されている。ストッパ212は、第1リカバリトレイ200Aの下流側端部周辺に設けられる。ストッパ212は、ソレノイド(図示せず)をオンすることによって回動し、第1リカバリトレイ200Aの用紙積載面から上方に進出するよう設けられている。
図4(a)は、エラーセット2が搬入されるときの第1バイパス搬送路100Aおよび第1リカバリトレイ200Aを示す図である。エラーセット2が搬送されるとき、下ガイド部材206は第1リカバリトレイ200Aの上方から退避するよう配置される。また、ストッパ212は、第1リカバリトレイ200Aの用紙載置面より上方に進出した状態とされる。
図4(b)は、エラーセット2が第1リカバリトレイ200Aに収容された状態を示す図である。第1リカバリトレイ200Aに搬入されたエラーセット2は、このように先端がストッパ212に当接する位置で係止される。第1リカバリトレイ200Aが収容されると、ギヤ208が回転することにより下ガイド部材206が第1リカバリトレイ200Aの上方にオーバーハングするよう進出する。
図4(c)は、エラーセット2に補充すべき用紙である補充用紙4が搬入されるときの第1バイパス搬送路100Aおよび第1リカバリトレイ200Aを示す図である。下ガイド部材206が第1リカバリトレイ200Aの上方に進出しているため、第1リカバリトレイ200Aに送り込まれた補充用紙4の先端がエラーセット2の後端に接触するなどの事態が回避される。
図4(d)は、補充用紙4がエラーセット2に補充されたときの第1バイパス搬送路100Aおよび第1リカバリトレイ200Aを示す図である。補充用紙4の先端がストッパ212に突き当たるタイミングで下ガイド部材206が退避することにより、エラーセット2の上に補充用紙4が載置される。補充用紙4が複数枚ある場合は、このように補充用紙4が補充される動作が繰り返される。これにより、エラーセット2は、含められるべき用紙が適正に含められた用紙セット6に直される。
図4(e)は、作成された用紙セット6が第1リカバリトレイ200Aから排出されるときの状態を示す図である。用紙セット6が作成されると、ストッパ212が回動して第1リカバリトレイ200Aの用紙載置面より下方に退避する。これと共に上方のローラ210が下降して下方のローラ210と共に用紙セット6を挟持し、用紙セット6の送り出しを開始する。こうして第1リカバリトレイ200Aから送り出された用紙セット6は、再びメイン搬送路64に戻される。なお、次のエラーセット2の搬入を待機するため、用紙セット6が排出された後、ストッパ212は再び回動して第1リカバリトレイ200Aの用紙載置面より上方に進出する。
図1に戻る。折りユニット25は、折り紙フィーダ24から送り込まれた用紙を、メイン搬送路64にて搬送される用紙セットを挟むように折りたたむ挟み折り処理を施す。折りユニット25は、バイパス搬送路100の合流個所よりも搬送方向下流側に搬送される用紙セットに挟み折り処理を施すよう配置される。
折り紙フィーダ24は、給紙トレイ120および吸着パッド122を有する。折りユニット25は、折り板126、ストッパ128、折りナイフ130、および折りローラ132を有する。給紙トレイ120は用紙を積載可能に設けられる。吸着パッド122は、給紙トレイ120に積載された用紙のうち最下位の用紙を吸着して折り板126に送り出す。
折り板126に送り出された用紙は、用紙の中央が用紙セット搬送路90に位置するようストッパ128によって先端が係止される。折り板126上に送り出された用紙に、用紙セット搬送路90から搬送された用紙セットが到達する直前のタイミングで折りナイフ130が一対の折りローラ132の間に向けて進出する。こうして折り板126上に載置された用紙の中央が折りローラ132によって折りたたまれる。このように折りユニット25は、折り紙フィーダ24から送り出された用紙を、1以上の給紙トレイ40から送り出された用紙を挟むように折りたたむ挟み折り処理を施す。
用紙供給ユニット26は、プリンタ140および用紙搬送機構142を有する。プリンタ140は、本体144および用紙トレイ146を有する。本体144は、用紙トレイ146に積載された用紙を一枚ずつ送り出してその用紙に画像を記録し、用紙搬送機構142に送り出す。用紙搬送機構142は、プリンタ140から送り込まれた用紙をメイン搬送路64で搬送される用紙セットに向けて排出する。用紙供給ユニット26は電子写真方式により用紙に画像を記録する。なお、用紙供給ユニット26は、インクジェット方式またはオフセット印刷方式によって用紙に画像を記録してもよい。
第1の実施形態では、用紙供給ユニット26は、宛名を示す画像を用紙に記録して宛名用紙を作成する。宛名用紙は、用紙を識別するための識別情報が記録された識別用紙として用いられる。用紙供給ユニット26は、作成された宛名用紙をバイパス搬送路100の合流個所より搬送方向下流側においてメイン搬送路64にて搬送される用紙セットに供給する。
包装ユニット27は、フィルムロール150、フォーマ152、横シールヒータ154、および縦シールヒータ156を有する。フォーマ152は、フィルムロール150から送り出されたフィルムでメイン搬送路64上の用紙セットを包む。用紙セットを包むフィルムは、横シールヒータ154および縦シールヒータ156によって端部がシールされて用紙セットを密封する。こうして包装された用紙セットは、一対の排出ローラ160によってスタッカ28に送り出される。スタッカ28は、スタックトレイ162を有する。スタッカ28に送り込まれた用紙は、スタックトレイ162に積載される。
本体部12には、さらに本体制御部170が設けられる。本体制御部170は、各種演算処理を実行するCPU、各種制御プログラムを格納するROM、データ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAMを有する。本体制御部170は、丁合ユニット20、バイパスユニット22、折り紙フィーダ24、折りユニット25、用紙供給ユニット26、および包装ユニット27の作動を制御する。
管理部14は、PC180、入力デバイス182、およびディスプレイ184を有する。PC180もまた、CPU、ROM、およびRAMを有する。入力デバイス182は、PC180に接続されたマウス(図示せず)、およびキーボード(図示せず)を含む。ディスプレイ184は、PC180に接続される。
図5は、第1の実施形態に係る丁合装置10の機能ブロック図である。なお、図5においてPC180および本体制御部170は、CPU、ROM、RAMなどのハードウェア、およびソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックが描かれている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェアおよびソフトウェアの組合せによって様々な形で実現することができる。
PC180は、情報取得部240、記憶部242、作成管理部244、および表示制御部246を有する。情報取得部240は、例えば配送すべき宛名を示す宛名情報、広告主を示す広告主情報、広告内容を示す内容情報、配布すべき地域、家族構成、性別、および嗜好などの属性に関する属性情報を取得する。また、情報取得部240は、給紙センサ94の検出結果を用いて給紙エラーの内容を取得する。
用紙識別情報は、例えばバーコードや2次元コードなどの識別記号を読み取るハンディスキャナなどによって読み取られてもよい。この場合、ハンディスキャナは、用紙識別情報を読み取る読み取りユニットとして機能する。
積載する前の用紙は、印刷などにより用紙に画像や文字を記録した後、その記録内容を識別するためのバーコードなどの識別記号が付された用紙(伝票)が添付されて納品される。この伝票に、広告主情報や内容情報などの用紙識別情報が符号化された識別記号が付されていてもよい。ハンディスキャナは、このように積載すべき用紙に添付された用紙の識別記号から用紙識別情報を読み取る。このようなハンディスキャナは公知であることから、識別記号から用紙識別情報を読み取るための構成についての説明は省略する。ハンディスキャナは、PC180に接続されており、読み取った用紙識別情報をPC180に入力する。なお、入力デバイス182を用いてユーザによって用紙識別情報が入力されてもよい。情報取得部240は、こうして入力された用紙識別情報を取得する。
また、ユーザは、入力デバイス182などを用いて、上述のように入力された用紙識別情報が示す用紙を積載すべき給紙トレイ40をディスプレイ184で選択することが可能となっている。情報取得部240は、こうしてユーザによって選択された給紙トレイ40を特定する給紙トレイ情報を取得する。情報取得部240は、例えばハンディスキャナによって読み取られた用紙識別情報と、その用紙識別情報によって識別される用紙が積載されるべき給紙トレイを示す給紙トレイ情報とを対応付けた第1の対応関係データベースを作成する。作成された第1の対応関係データベースは、記憶部242に格納される。
さらにユーザは、入力デバイス182などを利用して、ハンディスキャナによって読み取られた用紙識別情報に対応して属性情報を入力することが可能となっている。情報取得部240は、入力された属性情報を、その用紙識別情報に対応付けて第1の対応関係データベースを再構築する。
また、情報取得部240は、ユーザ、またはネットワークなどを介して、用紙セットの配送を希望する顧客によって入力された宛名情報および属性情報を、互いに対応付けられた状態で取得する。情報取得部240は、これら宛名情報および属性情報を互いに対応付けた第2の対応関係データベースを作成する。作成された第2の対応関係データベースは、記憶部242に格納される。
情報取得部240は、第1の対応関係データベースおよび第2の対応関係データベースを利用して、丁合マップを作成する。この丁合マップでは、用紙セットの配送先を示す宛名情報と、その用紙セットに含ませる用紙を送り出すべき給紙トレイ40の給紙トレイ情報と、その用紙セットの作成順とが複数の組合せで対応付けられる。宛名情報は、複数の用紙を重ね合わせて作成される用紙セットを特定する用紙セット識別情報として利用される。
具体的には、情報取得部240は、第2の対応関係データベースの各々の宛名情報に対応付けられたものと同一の属性情報を、第1の対応関係データベースにおいて検索する。情報取得部240は、1つでも共通する属性情報がある場合、第1の対応関係データベースにおいてその属性情報に対応付けられた給紙トレイ情報と、第2の対応関係データベースにおいてその属性情報に対応付けられた宛名情報とを、互いに対応付ける。こうして情報取得部240は、各々の宛名情報に配送すべき用紙セットを作成するために用紙を送り出すべき給紙トレイ40を特定し、丁合マップを作成する。なお、丁合マップは、丁合動作の開始を指示するスタートボタンがユーザによって押されたあと、丁合動作と並行して、情報取得部240が第1の対応関係データベースおよび第2の対応関係データベースを利用して丁合マップを作成してもよい。記憶部242は、作成された丁合マップを保持する。
作成管理部244は、用紙セットの作成状況を管理する。表示制御部246は、ディスプレイ184の表示内容を制御する。
本体制御部170は、丁合制御部250、用紙供給ユニット制御部252、および包装制御部254を有する。丁合制御部250は、複数の給紙機構42による用紙の送り出しを制御すると共に、メイン搬送路64およびバイパス搬送路100における用紙の搬送を制御する。具体的には、丁合制御部250は、各々の宛名情報に対応する用紙セットを作成すべく、丁合マップにおいて各々の宛名情報に対応付けられた給紙トレイ40から用紙を送り出すよう複数の給紙機構42による用紙の送り出しを制御する。
なお、丁合制御部250は、丁合マップを用いることなく、複数の給紙トレイのうち、2以上の給紙トレイの各々から用紙を送り出すよう複数の給紙機構による用紙の送り出しを制御することにより、送り出されたその2以上の用紙を重ね合わせて用紙セットを作成してもよい。例えば丁合制御部250は、所定の同じ複数の給紙トレイから用紙を送り出して各々の用紙セットを作成するよう用紙の送り出しを制御してもよい。このときの所定の複数の給紙トレイは、例えば入力デバイス182などを用いてユーザに選択された給紙トレイであってもよい。また、用紙が積載されていると判定された複数の給紙トレイを、上記所定の複数の給紙トレイとしてもよい。このときの用紙が積載されているか否かを判定は、給紙トレイに設けられた用紙積載センサ(図示せず)の検知結果を利用して行われてもよい。
図6は、第1の実施形態に係る丁合マップの一例を示す図である。図6において、「○」は、その宛名情報に配送する用紙セットを作成するために、その給紙トレイ情報によって特定される給紙トレイから用紙を送り出すべきことを示している。
図6に示すように、丁合マップでは、用紙セットの作成順と、宛名情報と、用紙を送り出すべき給紙トレイ40および折り紙フィーダ24の給紙トレイ120を示す給紙トレイ情報とが対応付けられている。このように、丁合マップでは、宛名情報ごとに異なる給紙トレイ情報の組み合わせが対応付けられている。
図7は、第1の実施形態に係る用紙セット搬送処理の実行手順を示すフローチャートである。本フローチャートにおける処理は、ユーザにより丁合動作を開始を指示するためのスタートボタンがクリックされたときに開始し、ユーザにより指定された部数または丁合マップに含まれる宛名の数だけ丁合動作が終了したときに終了する。
丁合制御部250は、空送りまたはジャムの給紙エラーが発生したか否かを判定する(S10)。給紙エラーが発生していない場合(S10のN)、丁合制御部250は、丁合ユニット20において作成された用紙セットをメイン搬送路64にて搬送する通常搬送処理を実行する(S28)。
給紙エラーが発生した場合(S10のY)、丁合制御部250は、給紙センサ94による検出結果を利用して、給紙エラーが空送りかジャムかを判定する(S12)。給紙エラーがジャムの場合(S12のN)、丁合制御部250は、ユーザによって再びスタートボタンがクリックされるまで丁合動作停止する(S14)。ユーザは、ジャム除去完了後に再びスタートボタンをクリックすることにより、丁合動作を再スタートさせることができる(S16)。
給紙エラーが空送りの場合(S12のY)、丁合制御部250は、リカバリトレイ200に空きがあるか否かを判定する(S18)。リカバリトレイ200の各々には用紙センサが設けられている。丁合制御部250は、この用紙センサの検出結果を利用して、リカバリトレイ200に空きがあるか否かを判定する。すべてのリカバリトレイ200にエラーセットが収容されリカバリトレイ200に空きがないと判定された場合(S18のN)、丁合制御部250は、これ以上エラーセットを収容する場所がないため、丁合動作を停止する(S26)。
リカバリトレイ200に空きがある場合(S18のY)、丁合制御部250は、その用紙セットに含ませるべき他の用紙の送り出しを継続し、含ませるべき用紙が不足したまま作成されたエラーセットをリカバリトレイ200に収容させる(S20)。エラーセットが収容されると、丁合制御部250は、不足した用紙をエラーセットに補充するリカバリ処理を実行する(S22)。
具体的には、丁合制御部250は、リカバリ処理において、給紙エラーが検知された給紙トレイ40から用紙を再度送り出してリカバリトレイ200に搬入することにより不足した用紙をそのエラーセットに補充するよう用紙の搬送を制御する。さらに丁合制御部250は、リカバリ処理を施して作成された用紙セットをメイン搬送路64に戻すようバイパスユニット22における用紙の搬送を制御する(S24)。
図8は、用紙セットの作成工程中に給紙エラーが発生したときにおける用紙セット搬送処理のタイミングチャートの一例である。上方および下方に表された自然数は、用紙セットの作成順を示す。また、「×」は、給紙エラーが発生したことを示している。また、「リカバリトレイ」の文字の横に示す1〜4の数字は、第1リカバリトレイ200A〜第4リカバリトレイ200Dをそれぞれ示す。図8では、作成順が3の用紙セットの作成工程中に、A1のタイミングで空送りが発生した例を示している。この例では、そのエラーセットは第1リカバリトレイ200Aに収容されている。
丁合制御部250は、ある用紙セットの作成工程中にその用紙セットに含ませるべく用紙を送り出すいずれかの給紙トレイ40において給紙エラーが検知されたか否かを判定する。そのような給紙エラーが検知されたと判定した場合、丁合制御部250は、その用紙セットに含ませるべき他の用紙の送り出しを完了した後に、給紙エラーが検知された給紙トレイ40から用紙を再度送り出してリカバリ処理を実行するよう用紙搬送を制御する。
図8に示す例では、作成順3の用紙セットは、A2のタイミングで用紙の送り出しが完了する。丁合制御部250は、このA2の後にリカバリ処理の実行を開始する。図8の上方に示す「3R」は、作成順3のリカバリ処理を表す。なおA2の時点すでに作成順4の用紙セットの送り出しが開始されている。丁合制御部250は、この作成順4の用紙セットの作成を継続させると共に、作成順4の用紙セットに後続して補充用紙を搬送するようA3のタイミングで作成順3のリカバリ処理の実行を開始する。
なお、図8に示す例では、A2の時点では作成順4の用紙セットの送り出しは既に開始されているが、A1の時点では開始されていない。丁合制御部250は、ある第1の用紙セットの作成工程中にいずれかの給紙トレイ40において給紙エラーが検知されたときに、第1の用紙セットの後続の第2の用紙セットに含ませるべきすべての用紙の送り出しがまだされていない場合、第2の用紙セットの作成工程を開始する前に、第1の用紙セットのリカバリ処理を実施してもよい。これにより、作成順通りに用紙セットが作成されなくなる可能性を低減させることができる。
丁合制御部250は、通常は用紙セット間の搬送の時間間隔がT1となるよう各々の用紙セットを作成する。丁合制御部250は、リカバリ処理における補充用紙との搬送の時間間隔もT1を空けるよう実行する。なお、リカバリ処理が実行される場合、リカバリトレイ200にて用紙を補充するときの合流時間αを要する。このため、丁合制御部250は、リカバリ処理のための補充用紙と後続の用紙セットとの搬送の時間間隔がT1+αとなるよう用紙搬送を制御する。図8に示す例では、作成順3のリカバリ処理における補充用紙と、次の作成順5の用紙セットとの搬送の時間間隔がT1+αとされている。
ここで丁合制御部250は、ある第1の用紙セットの作成工程中にいずれかの給紙トレイ40において給紙エラーが検知されたと判定したときに、第1の用紙セットの後続の第2の用紙セットに含ませるべき少なくとも1枚の用紙の送り出しが既に開始されている場合、その第2の用紙セットに含ませるべき他の用紙の送り出しを継続させるよう用紙搬送を制御する。図8の例では、A2のタイミングで既に作成順4の用紙セット作成のための用紙の送り出しが開始されているため、丁合制御部250は、他の用紙の送り出しも継続させて作成順4の用紙セットを作成する。
丁合制御部250は、これにより作成された第2の用紙セットをリカバリトレイ200に収容された用紙セットを追い越してメイン搬送路64にて搬送するよう用紙搬送を制御する。図8の例では、作成順3の用紙セットの作成工程中に給紙エラーが発生したことから、そのエラーセットをリカバリトレイ200に収容し、その作成順3の用紙セットを追い越すように作成順4の用紙セットをメイン搬送路64にて搬送させる。このため、最終的にスタッカ28に収容される用紙セットは、作成順が3と4の用紙セットの位置が逆となる。
用紙供給ユニット26は、このような用紙セットの追い越しが生じる場合、第2の用紙セットに供給すべき宛名用紙を第1の用紙セットに供給すべき宛名用紙よりも先に搬出して、それぞれ対応する用紙セット識別情報が記録された宛名用紙を第1の用紙セットおよび第2の用紙セットの各々に供給する。図8の例では、作成順3に含ませるべき宛名用紙よりも先に作成順4の用紙セットの宛名用紙を搬出することにより、対応する作成順の用紙セットに適切に宛名用紙を含ませる。
図9は、用紙セットの作成工程中に給紙エラーが発生したときにおける用紙セット搬送処理のタイミングチャートの別の一例である。図9に示される文字や記号の表す意味は図8と同様である。図9では、作成順3の用紙セットの作成工程中にB1のタイミングで空送りが発生し、さらに作成順4の用紙セットの作成工程中にB3のタイミングで空送りが発生した例を示している。この例では、作成順3に対応するエラーセットは第1リカバリトレイ200Aに収容され、作成順4に対応するエラーセットは第2リカバリトレイ200Bに収容されている。
作成順3の用紙セットは、B2のタイミングで用紙の送り出しが完了する。しかしB2の時点すでに作成順4の用紙セットの送り出しが開始されている。このため、丁合制御部250は、この作成順4の用紙セットの作成を継続させると共に、作成順4の用紙セットに後続して作成順3のエラーセットのための補充用紙を搬送するようB5のタイミングで作成順3のリカバリ処理の実行を開始する。
図9に示す例では、この作成順4の用紙セットにも空送りが発生している。このため、丁合制御部250は、作成順3のエラーセットのための補充用紙に後続して作成順4のエラーセットのための補充用紙を搬送するよう、作成順4のリカバリ処理を実行する。
作成順4の用紙セットは、B4のタイミングで用紙の送り出しが完了する。しかしB4の時点すでに作成順3のリカバリ処理が開始されているため、丁合制御部250は、作成順4のエラーセットのための補充用紙の搬送に後続して作成順4のエラーセットのための補充用紙を搬送するよう、B6のタイミングで作成順4のリカバリ処理の実行を開始する。このとき、上述の合流時間αを考慮して、作成順3のリカバリ処理における補充用紙と作成順4のリカバリ処理における補充用紙との搬送の間隔をT1+αとし、作成順4のリカバリ処理における補充用紙と次の作成順5の用紙セットとの搬送の間隔もT1+αとする。
図10は、用紙セットの作成工程中に給紙エラーが発生したときにおける用紙セット搬送処理のタイミングチャートの別の一例である。図10に示される文字や記号の表す意味は図8と同様である。図10では、作成順3の用紙セットの作成工程中にC1のタイミングでジャムが検知され、これによって作成順4の用紙セットの作成工程中のC3のタイミングにおいてもジャムが検知された例を示している。
C1のタイミングでジャムが発生した場合においても、作成順3の用紙セット作成のための用紙の送り出しが完了するC2のタイミングでは、すでの作成順4の用紙セット作成のための用紙の送り出しが開始されている。作成順4の用紙セット作成のためにジャムが発生した給紙トレイから用紙を送り出す必要がある場合、そのまま作成順4の用紙セットの作成工程を進めれば、同じ給紙トレイにおいて同様にジャムが検出されることになる。
しかし、丁合制御部250は、このような場合においても作成順4の用紙セット作成のための用紙の送り出しを継続させる。これにより、作成途中の用紙セットが用紙セット搬送路90などで停留し、ユーザが除去しなければならない状況となることを回避することができる。この場合は、同じ給紙トレイ40で当然ジャムと判定されるため、作成順4の用紙セットについてもエラーセットとなる。丁合制御部250は、こうして作成されたエラーセットを、それぞれ異なるリカバリトレイ200に収容させる。この例では、作成順3に対応するエラーセットは第1リカバリトレイ200Aに収容され、作成順4に対応するエラーセットは第2リカバリトレイ200Bに収容されている。
なお、作成順4の用紙セット作成のためにジャムが発生した給紙トレイから用紙を送り出す必要がない場合、作成順4の用紙セットはエラーセットとならず適正な用紙セットとなる。このため、丁合制御部250は、上述の通り作成順3に対応するエラーセットを追い越すように作成順4の用紙セットをメイン搬送路64にて搬送する。
このようにジャムが生じた場合、ユーザによってジャム除去する必要があることから、丁合制御部250は、すでに作成工程を開始している用紙セットよりも後続の用紙セットについては、その作成工程の開始を保留して丁合動作を停止させる。このとき、作成順3に対応するエラーセットおよび作成順4に対応するエラーセットは、それぞれ第1リカバリトレイ200Aおよび第2リカバリトレイ200Bに収容されたままとなる。
その後ユーザによってジャム除去が行われ、スタートボタンが再びクリックされると、丁合制御部250は、まず作成順3のエラーセットのリカバリ処理をC5のタイミングで開始する。次に丁合制御部250は、C5からT1+αを空けたC6のタイミングで作成順4のエラーセットのリカバリ処理を開始する。また、丁合制御部250は、作成順4のリカバリ処理のための補充用紙の搬送から同じくT1+αを空けて用紙セットが搬送されるよう、作成順5の用紙セット作成のための用紙の送り出しを開始させる。
図11は、用紙セットの作成工程中に給紙エラーが発生したときにおける用紙セット搬送処理のタイミングチャートの別の一例である。図11に示される文字や記号の表す意味は図8と同様である。図11では、作成順3の用紙セットの作成工程中にD1およびD2のタイミングで空送りが発生し、このリカバリ処理中においても、D2のタイミングで空送りが発生した給紙トレイ40で再び空送りが発生した例を示している。
リカバリ処理において足りない用紙をエラーセットに補充するときに、その足りない用紙のいずれかが送り出されない給紙エラーが再び発生する場合が考えられる。丁合制御部250は、このような場合、その給紙エラーが発生した給紙トレイ40から用紙を再度送り出してリカバリトレイ200に搬入する再リカバリ処理を施すよう用紙搬送を制御する。
作成順3の用紙セット作成のための用紙の送り出しが完了するD3の時点すでに作成順4の用紙セットの送り出しが開始されているため、丁合制御部250は、作成順4の用紙セット作成のための他の用紙の送り出しを引き続き継続し、作成順4の用紙セットを作成する。作成された作成順4の用紙セットは、作成順3に対応するエラーセットを追い越すようにメイン搬送路64にて搬送される。丁合制御部250は、作成順4の用紙セットに後続して補充用紙を搬送するようD4のタイミングで作成順3のリカバリ処理を開始する。このとき丁合制御部250は、作成順3のリカバリ処理における補充用紙の搬送に対してT1+αを空けて作成順4の用紙セットが搬送されるよう用紙搬送を制御する。
しかし、D2のタイミングで空送りが発生した給紙トレイ40で再びD5のタイミングで空送りが発生している。作成順3のリカバリ処理の完了タイミングであるD6においてすでに作成順5の用紙セット作成のための用紙の送り出しが開始されているため、丁合制御部250は、作成順5の用紙セット作成のための他の用紙の送り出しを引き続き継続し、作成順5の用紙セットを作成する。作成された作成順5の用紙セットは、作成順3に対応するエラーセットを追い越すようにメイン搬送路64にて搬送される。
丁合制御部250は、作成順3のエラーセットに不足する用紙を補充する再リカバリ処理を実行する。このとき丁合制御部250は、作成順5の用紙セットの搬送に対してT1を空けて補充用紙が搬送されるよう再リカバリ処理を実行する。こうして作成された作成順3の用紙セットは、メイン搬送路64に再び戻される。なお、丁合制御部250は、作成順3の再リカバリ処理における補充用紙の搬送に対してT1+αを空けて作成順6の用紙セットが搬送されるよう用紙搬送を制御する。
この例では、作成順3のエラーセットは、作成順4および作成順5の双方の用紙セットに追い越されることになる。このため用紙供給ユニット制御部252は、このような用紙セットの追い越しが生じた場合においても各々の用紙セットに適正な宛名用紙を含ませるよう、宛名情報の記録順序を変更する。
例えば用紙供給ユニット制御部252は、作成順2の用紙セットに含ませるべき宛名用紙を送り出した後、作成順4の用紙セットに含ませるべき宛名用紙、作成順5の用紙セットに含ませるべき宛名用紙を順次送り出してそれぞれ作成順4の用紙セットおよび作成順5の用紙セットに含ませるよう用紙供給ユニット26を制御する。このあと、用紙供給ユニット制御部252は、作成順3の用紙セットに含ませるべき宛名用紙を送り出して作成順3の用紙セットに含ませるよう用紙供給ユニット26を制御する。
なお、第1の実施形態では、同じ作成順の用紙セットに対してリカバリ処理が所定回数実行されても再び給紙エラーが発生する場合、丁合制御部250は丁合動作を中断する。このとき、適正な用紙セットは作成が継続されるため、メイン搬送路64などに用紙や用紙セットは残らず、リカバリトレイ200にエラーセットが収容されただけの状態となる。このような場合、ユーザは自身の手でエラーセットに用紙を補充することができる。
図12は、リカバリトレイ画面270を示す図である。表示制御部246は、このように再リカバリ処理が所定回数実行されても給紙エラーが再び発生する場合のようにリカバリトレイ200に用紙セットが収容されたまま丁合動作が停止したときに、このリカバリトレイ画面270をディスプレイ184に表示させる。
リカバリトレイ画面270では、第1リカバリトレイ200A〜第4リカバリトレイ200Dを模式的に示す画像が表示される。リカバリトレイ200のいずれかにエラーセットが収容されている場合、表示制御部246は、ユーザにクリック可能なトレイ指定ボタン272を表示させる。図12に示す例では、第1リカバリトレイ200Aと第2リカバリトレイ200Bとにエラーセットが収容されたままとなっている。このため、第1リカバリトレイ200Aを指定するためのトレイ指定ボタン272と、第2リカバリトレイ200Bを指定するためのトレイ指定ボタン272とがリカバリトレイ画面270に表示されている。
図13は、システム表示画面300を示す図である。リカバリトレイ画面270のトレイ指定ボタン272がクリックされると、表示制御部246は、そのトレイ指定ボタン272に対応するリカバリトレイ200に収容されたエラーセットの給紙エラーの内容を表示するシステム表示画面300をディスプレイ184に表示させる。システム表示画面300は、リカバリトレイ表示欄302、給紙トレイ表示欄304、広告主表示欄306、給紙エラー表示欄308、およびリカバリ完了ボタン310を有する。
リカバリトレイ表示欄302には、クリックされたトレイ指定ボタン272に対応するリカバリトレイ200の名称が表示される。給紙トレイ表示欄304は、給紙トレイ40、または折りユニット25に用紙を送り出す折り紙フィーダ24の名称を、丁合ユニット20の形状を模すように表示される。広告主表示欄306には、給紙トレイ40の各々や折り紙フィーダ24の給紙トレイ情報に対応付けられた広告主情報が表示される。
ここで、作成管理部244は、給紙エラーが生じた場合、給紙エラーが検知された給紙トレイとその給紙トレイで検知された給紙エラーの内容とが互いに対応付けられたエラー内容情報をエラー情報として、その給紙エラーが生じたエラーセットの宛名情報に対応付けたエラー情報テーブルを作成する。
表示制御部246は、こうして作成されたエラー情報テーブルを利用して、給紙エラーが生じた給紙トレイの給紙トレイ情報とそれに対応する広告主情報にさらに対応付けた態様で、その給紙エラーの内容を給紙エラー表示欄308に表示させる。このように表示制御部246は、取得された給紙エラーの内容をディスプレイ184に表示可能に設けられる。図13に示す例では、第6給紙トレイ40Fと第13給紙トレイ40Mとに空送りが生じたことを示している。このように給紙エラーの内容を表示することで、ユーザはどの給紙トレイに積載された用紙をそのエラーセットに補充すればよいのかを容易に把握することができる。
ユーザは、給紙エラー表示欄308において空送りが生じたと表示された給紙トレイから用紙を取り出し、リカバリトレイ表示欄302に表示されたリカバリトレイ200にその用紙を補充することで、エラーセットを容易に適正な用紙セットに直すことができる。こうして用紙セットを直した後、ユーザによってリカバリ完了ボタン310がクリックされた場合、まだユーザの手作業によるリカバリ処理が完了していないリカバリトレイ200があるときは、表示制御部246は再びリカバリトレイ画面270をディスプレイ184に表示させる。このとき、リカバリ完了ボタン310がクリックされたリカバリトレイ200についてはトレイ指定ボタン272を削除して表示する。
ユーザの手作業によりすべてのリカバリトレイ200のリカバリ処理が完了した状態でリカバリ完了ボタン310がクリックされたとき、丁合制御部250は、再び丁合動作を再開させる。具体的には、丁合制御部250は、リカバリトレイ200に残っている用紙セットを、作成順の小さい順にメイン搬送路64に順次戻し、その後の工程を進める。また、まだ作成工程が開始されていない用紙セットがある場合は、作成順にしたがって順次作成を進める。
なお、システム表示画面300に「作成キャンセルボタン」が設けられてもよい。この場合、この作成キャンセルボタンは、ユーザがエラーセットを除去することによって、リカバリトレイ表示欄302に表示されたリカバリトレイ200にエラーセットが収容されていないことが検知されたときに表示される。ユーザは、こうして表示された作成キャンセルボタンをクリックすることによって、リカバリトレイ表示欄302に表示されたリカバリトレイ200に収容された用紙セットの作成をその丁合動作においてキャンセルすることができる。なお、作成キャンセルボタンは、最初から表示されているが、リカバリトレイ表示欄302に表示されたリカバリトレイ200にエラーセットが収容されていないことが検知されたときにクリック可能となるよう表示されてもよい。
この場合においても表示制御部246は、まだユーザの手作業によるリカバリ処理が完了しておらず作成もキャンセルされていないリカバリトレイ200がある場合は、再びリカバリトレイ画面270をディスプレイ184に表示させる。このとき、作成キャンセルボタンがクリックされたリカバリトレイ200についてはトレイ指定ボタン272を削除して表示する。リカバリトレイ画面270にトレイ指定ボタン272が表示されていたすべてのリカバリトレイ200においてリカバリ完了ボタン310または作成キャンセルボタンが押された場合、丁合制御部250は、再び丁合動作を再開させる。
(第2の実施形態)
図14は、第2の実施形態に係る用紙セット搬送処理の実行手順を示すフローチャートである。本フローチャートにおける処理は、ユーザにより丁合動作を開始を指示するためのスタートボタンがクリックされたときに開始し、ユーザにより指定された部数または丁合マップに含まれる宛名の数だけ丁合動作が終了したときに終了する。
第2の実施形態に係る丁合装置の構成および動作は、特に言及しない限り第1の実施形態に係る丁合装置10と同様である。以下、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号によって説明する。また、本フローチャートにおいても、第1の実施形態に係る用紙セット搬送処理と同様の処理については、同一のステップ番号を付して説明を省略する。
第2の実施形態に係る用紙セット搬送処理では、給紙エラーが発生していない場合(S10のN)、丁合制御部250は、先発の用紙セットに給紙エラー発生したか否かを判定する(S40)。先発の用紙セットに給紙エラー発生した場合(S40のY)、丁合制御部250は、作成順通りに用紙セットを作成するための整合処理を実行する(S42)。先発の用紙セットに給紙エラー発生していない場合(S40のN)、丁合制御部250は、通常搬送処理を実行する(S44)。
図15は、図14におけるS42の整合処理の実行手順を示すフローチャートである。第2の実施形態においても、丁合制御部250は、ある第1の用紙セットの作成工程中にいずれかの給紙トレイ40において給紙エラーが検知されたと判定したときに、第1の用紙セットの後続の第2の用紙セットに含ませるべき少なくとも1枚の用紙の送り出しが既に開始されている場合、第2の用紙セットに含ませるべき他の用紙の送り出しを継続させて、適正な用紙セットを作成する。
ここで、丁合制御部250は、リカバリトレイ200に空きがあるか否かを判定する(S60)。リカバリトレイ200に空きがある場合(S60のY)、丁合制御部250は、第1の実施形態のようにメイン搬送路64にて搬送するのではなく、作成された適正な用紙セットを、先発のエラーセットが収容されたリカバリトレイ200とは異なるリカバリトレイ200に収容する(S62)。用紙セットが収容されると、丁合制御部250は、不足した用紙がエラーセットに補充され作成された先発の用紙セットをメイン搬送路64に戻した後、別のリカバリトレイ200に収容されていた適正な用紙セットをメイン搬送路に順次戻す(S64)。リカバリトレイ200に空きがないと判定された場合(S60のN)、丁合制御部250は、丁合動作を停止させる(S66)。
図16は、用紙セットの作成工程中に給紙エラーが発生したときにおける用紙セット搬送処理のタイミングチャートの一例である。図16に示される文字や記号の表す意味は図8と同様である。図16では、作成順3の用紙セットの作成工程中にE1のタイミングで空送りが発生した例を示している。この例では、作成順3に対応するエラーセットは第1リカバリトレイ200Aに収容されている。
作成順3の用紙セットは、E2のタイミングで用紙の送り出しが完了するが、E2の時点すでに作成順4の用紙セットの送り出しが開始されている。このため丁合制御部250は、この作成順4の用紙セットの作成を継続させる。ここで、丁合制御部250は、作成順4の用紙セットが給紙エラーが発生することなく適正に作成された場合においても、そのままメイン搬送路64にて搬送せず、エラーセットが収容された第1リカバリトレイ200Aと異なるリカバリトレイ200に作成された用紙セットを収容する。この例では、作成順4の用紙セットは第2リカバリトレイ200Bに収容されている。丁合制御部250は、この作成順4の用紙セットの搬送より時間間隔T1を空けて補充用紙が搬送されるよう、E3のタイミングで作成順3のエラーセットのリカバリ処理を開始する。
このリカバリ処理における用紙の合流に合流時間αがかかる。一方、作成順4の用紙セットにはリカバリ処理が実施されないため、この合流時間αはかからない。作成順4の用紙セットは、直されて作成された作成順3の用紙セットがメイン搬送路64に戻された後、時間間隔T1を空けてメイン搬送路64に戻される。この作成順4の用紙セットの搬送よりさらに時間間隔T1を空けて作成順5の用紙セットが搬送されるよう用紙搬送が制御される。こうして、作成順3のリカバリ処理のための補充用紙の搬送から2T1+αを空けて作成順5の用紙セットが搬送されるよう用紙搬送が制御される。
このように適正な用紙セットであっても先発の用紙セットの作成工程において給紙エラーが発生した場合にその適正な用紙セットをリカバリトレイ200に収容させることにより、給紙エラーが発生した場合においても作成順通りに用紙セットを作成することが可能となる。
(第3の実施形態)
図17は、第3の実施形態に係る丁合装置400の全体構成図である。なお丁合装置400の構成や動作は、特に言及しない限り第1の実施形態に係る丁合装置10と同様である。以下、丁合装置10と同様の個所については同一の符号を付して説明を省略する。
丁合装置400では、折り紙フィーダ24および用紙供給ユニット26に代えて、宛名フィーダ402、宛名用紙メイン搬送路404、および宛名用紙バイパスユニット406が設けられている。
宛名フィーダ402は、給紙トレイ408および吸着パッド410を有する。給紙トレイ408は用紙を積載可能に設けられる。吸着パッド410は、給紙トレイ408に積載された用紙のうち最下位の用紙を吸着して宛名用紙メイン搬送路404に送り出す。宛名フィーダ402には、宛名情報を示す画像が記録された宛名用紙が、含ませるべき用紙セットの作成順にしたがって積載された状態で収容される。したがって宛名フィーダ402は、用紙セット識別用紙が収容される識別用紙収容部として機能する。
宛名用紙メイン搬送路404は、宛名フィーダ402に収容された宛名用紙を、バイパス搬送路100の合流個所より搬送方向下流側において搬送される用紙セットに供給する。宛名用紙メイン搬送路404は、折り板126に接続されており、宛名用紙メイン搬送路404で搬送された用紙は折り板126に送り込まれる。
宛名用紙バイパスユニット406は、第1宛名用紙バイパス搬送路420A〜第4宛名用紙バイパス搬送路420D(以下、これらを必要に応じて「宛名用紙バイパス搬送路420」と総称する。)を有する。宛名用紙バイパス搬送路420の各々は、宛名用紙メイン搬送路404から分岐し再び合流するよう設けられる。
丁合制御部250は、宛名用紙メイン搬送路404および宛名用紙バイパス搬送路420における宛名用紙の搬送も制御可能に設けられる。丁合制御部250は、リカバリトレイ200に収容された第1の用紙セットをその後続の第2の用紙セットが追い越して宛名用紙メイン搬送路404にて搬送される場合、第1の用紙セットに供給すべき宛名用紙を第2の用紙セットに供給すべき宛名用紙が追い越すよう宛名用紙バイパス搬送路420に搬入する。これにより丁合制御部250は、それぞれ対応する用紙セット識別情報が記録された宛名用紙を第1の用紙セットおよび第2の用紙セットの各々に供給する。
例えば、作成順3の用紙セットの作成工程中に給紙エラーが発生した場合、丁合制御部250は、作成順4の用紙セットが適正に作成された場合に作成順3の用紙セットを追い越すようにメイン搬送路64にて作成順4の用紙セットを搬送させる。このとき、丁合制御部250は、作成順3に含ませるべき宛名用紙を宛名用紙バイパス搬送路420のうち空いているいずれかに送り込み、その宛名用紙バイパス搬送路420における用紙搬送を一旦停止させることによりその宛名用紙バイパス搬送路420にその宛名用紙を停留させる。
丁合制御部250は、作成順3に含ませるべき宛名用紙を宛名用紙バイパス搬送路420に停留させたまま作成順4に含ませるべき宛名用紙を宛名用紙メイン搬送路404にて搬送させる。これにより、作成順4に含ませるべき宛名用紙が作成順3に含ませるべき宛名用紙を追い越して搬送される。このように宛名用紙も宛名用紙バイパスユニット406を用いて停留させて後続の宛名用紙が追い越せるよう構成することによって、バイパスユニット22において作成順通りに用紙セットが搬送されない場合においても、含ませるべき宛名用紙を適切に用紙セットに含ませることが可能となる。
本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、各実施形態の各要素を適宜組み合わせたものも、本発明の実施形態として有効である。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。以下、そのような例をあげる。
ある変形例では、リカバリトレイ200のいずれかにエラーセットが収容されている間に、作成された後続の用紙セットがそれを追い越すようにメイン搬送路64にて搬送される場合、追い越した用紙セットおよび追い越された用紙セットの一方を他方と異なる搬送先に搬送するよう設けられる。これにより、このような用紙セットの追い越しが生じた場合においても、スタッカ28における用紙セットの積載順が作成順通りに積載されない事態を回避することが可能となる。
このとき、追い越した用紙セットが積載されるスタッカ、または追い越された用紙セットが積載されるスタッカが、排出される用紙セットをオフセットして積載可能に設けられていてもよい。このように設けられたスタッカは、排出される用紙セットが互いにオフセットされるように積載してもよい。このように用紙セットをオフセットさせる技術は公知であるため、その構成についての説明は省略する。これにより、ユーザの手作業などによって、作成順に積載されるよう用紙セットを適切な位置に挿入することが可能となる。
ある別の変形例では、スタッカ28は、排出される用紙セットをオフセットして積載可能に設けられる。この変形例では、追い越された用紙セットも追い越した用紙セットもすべてスタッカ28に排出される。しかしスタッカ28は、追い越した用紙セットおよび追い越された用紙セットの一方を他方に対してオフセットさせて積載する。これにより、ユーザは作成順通りに積載されていない用紙セットを容易に特定することが可能となる。このため、ユーザの手作業などによって、作成順に積載されるよう用紙セットを適切な位置に挿入することが可能となる。
10 丁合装置、 20 丁合ユニット、 22 バイパスユニット、 24 折り紙フィーダ、 25 折りユニット、 26 用紙供給ユニット、 40A〜40U 第1給紙トレイ〜第20給紙トレイ、 42 給紙機構、 64 メイン搬送路、 94 給紙センサ、 100A〜100D 第1バイパス搬送路〜第4バイパス搬送路、 120 給紙トレイ、 184 ディスプレイ、 200A〜200D 第1リカバリトレイ〜第4リカバリトレイ、 240 情報取得部、 242 記憶部、 246 表示制御部、 250 丁合制御部、 400 丁合装置、 408 給紙トレイ。

Claims (8)

  1. それぞれが用紙を積載可能な複数の給紙トレイと、
    前記複数の給紙トレイの各々にそれぞれが対応して設けられ、対応する給紙トレイに積載された用紙からそれぞれが一枚ずつ用紙を送り出す複数の給紙機構と、
    前記複数の給紙トレイの各々にそれぞれが対応して設けられ、対応する給紙トレイから送り出されるべき用紙が送り出されない給紙エラーを検知する給紙センサと、
    送り出された2以上の用紙が重ね合わせられ作成された用紙セットが搬送される第1搬送路と、
    前記第1搬送路から分岐する第2搬送路と、
    前記第2搬送路上に配置され用紙セットを収容可能に設けられた用紙収容部と、
    前記複数の給紙機構による用紙の送り出しを制御すると共に、前記第1搬送路および前記第2搬送路における用紙の搬送を制御する丁合制御部と、
    を備え、
    前記丁合制御部は、ある用紙セットの作成工程中にその用紙セットに含ませるべく用紙を送り出すいずれかの給紙トレイにおいて給紙エラーが検知された場合においても、その用紙セットに含ませるべき他の用紙の送り出しを継続し、これにより含ませるべき用紙が不足したまま作成された用紙セットであるエラーセットを前記用紙収容部に収容させると共に、給紙エラーが検知された給紙トレイから用紙を再度送り出して前記用紙収容部に搬入することにより不足した用紙をそのエラーセットに補充するリカバリ処理を実施することを特徴とする丁合装置。
  2. 前記丁合制御部は、ある用紙セットの作成工程中にその用紙セットに含ませるべく用紙を送り出すいずれかの給紙トレイにおいて給紙エラーが検知された場合、その用紙セットに含ませるべき他の用紙の送り出しを完了した後に、給紙エラーが検知された給紙トレイから用紙を再度送り出すよう、前記複数の給紙機構による用紙の送り出しを制御することを特徴とする請求項1に記載の丁合装置。
  3. 前記第2搬送路は、前記第1搬送路から分岐し再び合流するよう設けられ、
    前記丁合制御部は、リカバリ処理を施して作成された用紙セットを前記用紙収容部から前記第1搬送路に戻すよう用紙搬送を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の丁合装置。
  4. 前記丁合制御部は、ある第1の用紙セットの作成工程中にその第1の用紙セットに含ませるべく用紙を送り出すいずれかの給紙トレイにおいて給紙エラーが検知されたと判定したときに、第1の用紙セットの後続の第2の用紙セットに含ませるべき少なくとも1枚の用紙の送り出しが既に開始されている場合、その第2の用紙セットに含ませるべき他の用紙の送り出しを継続し、これにより作成された第2の用紙セットを前記用紙収容部に収容された用紙セットを追い越して第1搬送路にて搬送するよう用紙搬送を制御することを特徴とする請求項3に記載の丁合装置。
  5. 複数の用紙を重ね合わせて作成される用紙セットを特定する用紙セット識別情報と、その用紙セットに含ませる用紙を送り出すべき給紙トレイと、が複数の組合せで対応付けられた丁合マップを保持する記憶部と、
    用紙セット識別情報を示す画像を用紙に記録して識別用紙を作成し、作成された識別用紙を前記第2搬送路の合流個所より搬送方向下流側において搬送される用紙セットに供給する用紙供給ユニットと、
    をさらに備え、
    前記丁合制御部は、各々の用紙セット識別情報に対応する用紙セットを作成すべく、丁合マップにおいて各々の用紙セット識別情報に対応付けられた給紙トレイから用紙を送り出すよう前記複数の給紙機構による用紙の送り出しを制御し、
    前記用紙供給ユニットは、前記用紙収容部に収容された第1の用紙セットをその後続の第2の用紙セットが追い越して前記第1搬送路にて搬送される場合、第2の用紙セットに供給すべき識別用紙を第1の用紙セットに供給すべき識別用紙よりも先に搬出して、それぞれ対応する用紙セット識別情報が記録された識別用紙を第1の用紙セットおよび第2の用紙セットの各々に供給することを特徴とする請求項4に記載の丁合装置。
  6. 複数の用紙を重ね合わせて作成される用紙セットを特定する用紙セット識別情報と、その用紙セットに含ませる用紙を送り出すべき給紙トレイと、が複数の組合せで対応付けられた丁合マップを保持する記憶部と、
    用紙セット識別情報を示す画像が記録された識別用紙が収容されるべき識別用紙収容部と、
    前記識別用紙収容部に収容された識別用紙を、前記第2搬送路の合流個所より搬送方向下流側において搬送される用紙セットに供給する識別用紙搬送路と、
    前記識別用紙搬送路から分岐し再び合流する識別用紙バイパス搬送路と、
    をさらに備え、
    前記丁合制御部は、各々の用紙セット識別情報に対応する用紙セットを作成すべく、丁合マップにおいて各々の用紙セット識別情報に対応付けられた給紙トレイから用紙を送り出すよう前記複数の給紙機構による用紙の送り出しを制御すると共に、前記識別用紙搬送路および前記識別用紙バイパス搬送路における識別用紙の搬送を制御可能に設けられ、前記用紙収容部に収容された第1の用紙セットをその後続の第2の用紙セットが追い越して前記識別用紙搬送路にて搬送される場合、第2の用紙セットに供給すべき識別用紙が追い越すよう第1の用紙セットに供給すべき識別用紙を前記識別用紙バイパス搬送路に搬入するよう用紙搬送を制御することにより、それぞれ対応する用紙セット識別情報が記録された識別用紙を第1の用紙セットおよび第2の用紙セットの各々に供給することを特徴とする請求項4に記載の丁合装置。
  7. 前記用紙収容部は、各々が前記第2搬送路上に配置され用紙セットを収容可能に設けられた複数の個別用紙収容部を有し、
    前記丁合制御部は、ある第1の用紙セットの作成工程中にその第1の用紙セットに含ませるべく用紙を送り出すいずれかの給紙トレイにおいて給紙エラーが検知されたと判定したときに、第1の用紙セットの後続の第2の用紙セットに含ませるべき少なくとも1枚の用紙の送り出しが既に開始されている場合、第2の用紙セットに含ませるべき他の用紙の送り出しを継続し、これにより作成された第2の用紙セットを第1の用紙セットが収容される個別用紙収容部とは異なる個別用紙収容部に収容し、不足した用紙が補充され作成された第1の用紙セットを前記第1搬送路に戻した後、第2の用紙セットを前記第1搬送路に戻すよう用紙搬送を制御することを特徴とする請求項3に記載の丁合装置。
  8. 折りたたまれるべき折り紙を、作成された用紙セットを挟むように折りたたむ挟み折り処理を施す折りユニットをさらに備え、
    前記折りユニットは、前記第2搬送路の合流個所よりも搬送方向下流側に搬送される用紙セットに挟み折り処理を施すよう配置されることを特徴とする請求項3に記載の丁合装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012236667A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Duplo Corp 用紙折り装置
JP2018138484A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 株式会社プレッシオ 配送管理システム
JP2019016373A (ja) * 2018-09-05 2019-01-31 株式会社プレッシオ 配送管理システム

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