JP2010202094A - 車両用照明システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両の安全走行のために十分な明るさの照明を確保する一方で省電力化を図った車両用照明システムを提供する。
【解決手段】 車両CARと、車両の照明状態を制御するための管理部CCとを含んで構成され、車両CARには、照明手段と、照明手段の光度や配光等の照明状態を制御する照明制御手段と、少なくとも自車の位置を含む走行状況を検出する走行状況検出手段と、検出した走行状況を無線信号として送信する送信手段と、自車の照明装置を制御するための無線信号を受信する受信手段とを備える。管理部CCは走行状況の無線信号を受信する受信手段と、受信した走行状況に基づいて対象とする車両の好ましい照明状態を演算する演算手段と、演算した照明状態を無線信号として送信する送信手段とを備える。車両CARは受信した無線信号に基づいて照明制御手段において照明手段の照明状態を制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】 車両CARと、車両の照明状態を制御するための管理部CCとを含んで構成され、車両CARには、照明手段と、照明手段の光度や配光等の照明状態を制御する照明制御手段と、少なくとも自車の位置を含む走行状況を検出する走行状況検出手段と、検出した走行状況を無線信号として送信する送信手段と、自車の照明装置を制御するための無線信号を受信する受信手段とを備える。管理部CCは走行状況の無線信号を受信する受信手段と、受信した走行状況に基づいて対象とする車両の好ましい照明状態を演算する演算手段と、演算した照明状態を無線信号として送信する送信手段とを備える。車両CARは受信した無線信号に基づいて照明制御手段において照明手段の照明状態を制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は車両の走行時の安全性を確保した照明を実現する一方で照明装置の省電力化を図った車両用照明システムに関するものである。
車両、特に自動車の走行時の安全性を確保するためには十分な光度で広い範囲を照明することが好ましいが、過剰な光度や範囲の照明は電力消費の点で問題になる。自動車及び道路の照明装置における省電力化を図るために、自動車の照明装置の消費電力を低減することや自動車が走行する道路の照明用電力を低減することが考えられる。前者の省電力化として、特に消費電力が大きな前照灯(ヘッドランプ)の光源をLED等の光度制御が容易な発光素子で構成することが考えられ、その上で明るい市街地や交通量の多い道路を走行する際にはヘッドランプを減光したり、照射範囲を狭めるような制御を行うことで消費電力を低減することが可能になる。また、後者の省電力化として、例えば特許文献1のように、道路を走行する自動車の走行状況を検出し、この走行状況に基づいて道路に沿って設けられた複数の道路照明灯を選択的に点灯させることで、自動車が走行する領域のみを照明でき、自動車が走行しない領域では照明を停止することで省電力化を実現した道路照明システムが提案されている。
前者の技術では光度を調整するために運転者の判断によって減光や配光の切り替えを行っている。そのため、切り替え操作が面倒であるとともに、適切な切り替えを行うには熟練が要求されることになり、操作が面倒に感じる運転者や熟練されていない運転者の場合にはこのような切り替えが行われなくなり省電力の実効性が低い。また、後者の特許文献1の技術は、道路照明灯での照明を制御するのみであるので、例えば、1台の自動車が走行している場合を基準に道路照明灯の照明を制御すると、同じ道路を複数の自動車が同時に走行する場合には各自動車のヘッドランプの光が重畳して過剰な照明となり、省電力の点で好ましくない。反対に、複数の自動車が同時に走行する場合を基準にして道路照明灯を制御すると、1台の自動車が走行する際に十分な明るさが確保できなくなり安全走行の点で問題となる。
本発明の目的は、自動車等の車両の安全走行のために十分な明るさの照明を確保する一方で省電力化を図った車両用照明システムを提供するものである。
本発明の車両用照明システムは、車両と、車両の照明状態を制御するための管理部とを含んで構成され、車両には、照明手段と、照明手段の光度や配光等の照明状態を制御する照明制御手段と、少なくとも自車の位置を含む走行状況を検出する走行状況検出手段と、検出した走行状況を無線信号として送信する送信手段と、自車の照明装置を制御するための無線信号を受信する受信手段とを備える。管理部は走行状況の無線信号を受信する受信手段と、受信した走行状況に基づいて対象とする車両の好ましい照明状態を演算する演算手段と、演算した照明状態を無線信号として送信する送信手段とを備える。さらに、車両は受信した無線信号に基づいて照明制御手段において照明手段の照明状態を制御することを特徴とする。
この車両用照明システムでは、車両は、少なくとも自車の前方領域の明るさを検出するセンサを備えており、照明制御手段は管理部での制御が行われないときに明るさを検出するセンサの検出出力に基づいて照明状態の制御を行う構成とすることが好ましい。
また、本発明の車両用照明システムは、車両が走行する道路に沿って配設された複数の街路灯を含んで車両用照明システムが構成されており、管理部は受信した走行状況に基づいて対象とする車両を照明するための街路灯の好ましい照明状態を演算する第2の演算手段を備え、演算した照明状態を無線信号として送信手段で送信し、街路灯は管理部から送信された無線信号に基づいて自身のランプの照明状態を制御する照明制御手段を備えることを特徴とする。
この車両用照明システムでは、複数の街路灯は接近した車両を検出するための車両センサと、隣接する街路灯の照明光を検出するフォトセンサとを備え、照明制御手段は管理部での制御が行われず車両センサで車両を検出したときには正規の明るさで照明を行い、車両センサで車両を検出せずフォトセンサで隣接する街路灯の照明光を検出したときにはフォトセンサで検出した光度よりも低い光度での照明を行う構成とすることが好ましい。さらに、複数の街路灯は車両が接近された街路灯では正規の明るさで照明を行い、車両の走行方向に沿って並ぶ他の街路灯は段階的に明るさが低下された状態で照明を行うように構成されることが好ましい。
本発明によれば、自動車から送信される走行状況に基づいて管理部が各自動車の好適な照明状態を演算し、得られた前照灯制御信号を各自動車に送信し、各自動車はそれぞれ前照灯制御信号に基づいて自車の前照灯の照明状態を制御する。これにより、各自動車は自動的に安全走行に好適な照明状態に制御されるとともに、各自動車の照明が重畳して過剰な照明が行われることが回避され省電力化が達成できる。
また、本発明によれば、自動車から送信される走行状況に基づいて管理部が街路灯の好適な照明状態を演算し、得られた街路灯制御信号を街路灯に送信し、各街路灯はそれぞれ街路灯制御信号に基づいて自身の街路灯の照明状態を制御する。これにより、自動車が安全走行できるように街路灯の照明状態に制御されるとともに、複数の街路灯の照明が重畳して過剰な照明が行われることが回避され省電力化が達成できる。
さらに、本発明によれば、自動車や街路灯にフォトセンサを設け、フォトセンサで検出した他の自動車や隣接する街路灯の照明に基づいて自車や街路灯自身の照明を制御するので、近接した自動車の各前照灯の照明が重畳し、あるいは複数の街路灯の照明が重畳し、さらには自動車と街路灯の照明が重畳して過剰な照明が行われることが回避され省電力化が達成できる。
(実施形態1)
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明システムの概念構成図であり、先ずシステム全体の概略を説明する。道路を走行する自動車CARからは自身の位置や車速等の情報を含む走行状況を無線信号で送信する。中央管理部CCは自動車CARからの走行状況を受信すると、複数の自動車CARの相互位置関係や各自動車CARのそれぞれの走行状況から各自動車CARの通行状況を演算し、この通行状況に基づいて各自動車CARに好適な照明状態を演算し、当該照明状態に制御するための前照灯制御信号を各自動車CARに送信する。各自動車CARは前照灯制御信号を受信すると自車の前照灯をそれぞれ自動制御して好適な照明状態に自動制御する。また、中央管理部CCは演算した自動車CARの通行状況から各自動車CARが走行する道路に設けられた街路灯SLを好適な照明状態とするための街路灯制御信号を演算し、各街路灯SLに送信する。各街路灯SLは街路灯制御信号を受信するとそれぞれの点灯状態を自動制御する。これにより、各自動車CARがそれぞれ走行するのに好適な照明状態が構築され、自動車の安全走行を確保する一方で、不要な照明を解消して省電力化を図るものである。
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明システムの概念構成図であり、先ずシステム全体の概略を説明する。道路を走行する自動車CARからは自身の位置や車速等の情報を含む走行状況を無線信号で送信する。中央管理部CCは自動車CARからの走行状況を受信すると、複数の自動車CARの相互位置関係や各自動車CARのそれぞれの走行状況から各自動車CARの通行状況を演算し、この通行状況に基づいて各自動車CARに好適な照明状態を演算し、当該照明状態に制御するための前照灯制御信号を各自動車CARに送信する。各自動車CARは前照灯制御信号を受信すると自車の前照灯をそれぞれ自動制御して好適な照明状態に自動制御する。また、中央管理部CCは演算した自動車CARの通行状況から各自動車CARが走行する道路に設けられた街路灯SLを好適な照明状態とするための街路灯制御信号を演算し、各街路灯SLに送信する。各街路灯SLは街路灯制御信号を受信するとそれぞれの点灯状態を自動制御する。これにより、各自動車CARがそれぞれ走行するのに好適な照明状態が構築され、自動車の安全走行を確保する一方で、不要な照明を解消して省電力化を図るものである。
前記自動車CARにおける照明系統を図2のブロック構成図を参照して詳細に説明する。自動車CARには自車の少なくとも前方を照明する照明装置、ここでは前照灯HLと、自車の位置や車速等を検出するための各種センサS1〜S4と、各種センサS1〜S4で検出した検出情報に基づいて自車の走行状況を検出する走行状況検出装置11と、前記前照灯HLの光度や配光等の照明状態を制御するための前照灯制御装置12と、各種センサS1〜S4で検出した走行状況を無線信号として送信する一方で、前記中央管理部CCからの無線信号を受信する送受信装置13とを備えている。なお、本明細書における「光度」は輝度や照度等を含めたいわゆる明るさを意味するものである。
照明装置としての前照灯HLはハイビームランプHBLとロービームランプLBLで構成されており、ランプボディ1aと前面カバー1bとで構成されたランプハウジング1内に内装されている。ここでは、ハイビームランプHBLは電球(バルブ)を光源として広い範囲を照明するランプで構成される。ロービームランプLBLは複数の光源ユニット、ここでは4つのLED(発光ダイオード)光源ユニットLU1〜LU4で構成されており、前記前照灯制御装置12によって各LED光源ユニットLU1〜LU4に供給する電力を個別に制御することが可能とされている。これらのLED光源ユニットLU1〜LU4については詳細な説明は省略するが、光源としてのLEDと、LEDから出射した光を反射するリフレクタを備えた独立したランプユニットとして構成されており、それぞれ異なる領域を照明するようになっている。そして、後述するようにこれらLED光源ユニットLU1〜LU4の照明領域を重畳することでロービーム配光を得るようになっている。なお、同図に示したヘッドランプHLは自動車の右前照灯であり、左前照灯はこれと左右対称な構成である。
前記ロービームランプLBLは、前記前照灯制御装置12によって複数のLED光源ユニットLU1〜LU4に供給する電力を個別に制御することにより自動車の前方を照明する光度と、照明領域、すなわち配光を変化制御することができる。例えば、全てのLED光源ユニットLU1〜LU4に所定の電力を供給して発光させたときには、図3(a)のように自車の前方の広い範囲にわたって照明するロービームの配光特性となる。一部のLED光源ユニット、例えばLED光源ユニットLU4のみに所定の電力を供給して発光させたときには、図3(b)のように自車の直前領域のみを照明する配光となる。また、全てのLED光源ユニットLU1〜LU4に供給する電力を低減することにより、図3(c)のような自車の直前領域から左前方領域の比較的に狭い領域を照明する配光となる。
前記前照灯制御装置12は、前記複数のLED光源ユニットLU1〜LU4に供給する電力を制御して各LED光源ユニットLU1〜LU4の光度を制御するための光度制御部121と、前記複数のLED光源ユニットLU1〜LU4のうち選択した一部のLED光源ユニットを選択して発光させ、あるいは発光を停止してロービームランプLBL全体の配光領域を変化させるための配光制御部122とで構成されている。
前記各種センサS1〜S4として、ここでは少なくとも車速センサS1、操舵センサS2、GPSセンサS3を備えている。走行状況検出部11はこれらセンサS1〜S3で検出される自車の車速、操舵方向、に基づいて所要のアルゴリズムでの演算を行い、自車の現在の走行状況を検出する。さらに、センサの一つして自車の前方を撮影する撮像装置S4を備えており、撮像装置S4から得られる画像に基づいて自車が走行する道路や周辺に存在する他車等を検出し、これを自車の走行状況の情報の一つとして検出することも可能とされている。
送受信装置13は、前記走行状況検出部11で検出した走行状況を無線信号として中央管理部CCに向けて送信する。また、中央管理部CCから送信されてくる無線信号を受信する。この受信した無線信号は後述するように前照灯制御信号を含んでおり、前照灯制御装置12の光度制御部121と配光制御部122はこの前照灯制御信号に基づいて前照灯HLの複数のLED光源ユニットLU1〜LU4の発光を制御する。
図1に示したように、自動車CARが走行する道路には複数の街路灯SLが配設されている。図4は街路灯SLの構成を示すブロック構成図であり、各街路灯SLは点灯したときにそれぞれ道路の所要範囲を照明するための街路ランプSLLと、この街路ランプSLLの点灯状態を制御するための街路灯制御装置21と、前記中央管理部CCと無線接続し、かつ複数の街路灯SLの相互間で無線接続する送受信装置22とを備えている。また、各街路灯SLの近傍領域の道路の明るさを検出するためのフォトセンサS11と、当該近傍領域に存在する自動車を検出するための車両センサS12と、これら各センサS11,S12の検出出力に基づいて前記街路灯制御装置11を制御することが可能な照明状況検出装置13を備えている。
この街路灯SLは、中央管理部CCから送信された無線信号を送受信装置22で受信し、街路灯制御装置21は後述するようにこの無線信号に含まれる街路灯制御信号に基づいて街路ランプSLLを点灯制御する。このとき街路灯制御装置21において照明光度を制御することが可能である。また、この街路灯制御御装置22において制御された光度の情報を含む無線信号を送受信装置22から送信することも可能であり、他の街路灯SLにおいてこの無線信号を受信することで当該街路灯SLが点灯されていること、並びにその光度を検出することが可能とされている。さらに、前記街路灯制御装置22は前記センサS11,S12に基づいて検出した照明状況検出装置23によっても街路ランプSLLの点灯を制御することが可能とされている。
前記中央管理部CCは所定の地域に存在する自動車CARや街路灯SLの制御を管轄すべく当該所定の地域毎に配設されている。中央管理部CCは図5にブロック構成を示すように、管轄する地域に存在する自動車CARとの間で無線信号の送受が可能な送受信装置31と、各自動車CARから送信されてくる各自動車の走行状況に基づいて地域内に存在する自動車の通行状況を演算する通行状況演算装置32と、得られた通行状況に基づいて各自動車CARにおいて好適な照明に制御するための前照灯制御信号を算出する前照灯制御演算装置33とを備えており、得られた照明制御信号を無線信号として送受信装置31から送信する。
また、前記中央管理部CCは、前記通行状況演算装置32で得られた自動車CARの通行状況から各自動車CARに対して好適な道路照明を行うための街路灯制御信号を算出する街路灯制御演算装置34を備えており、得られた街路灯制御信号を無線信号として送受信装置31から送信する。なお、管轄する地域に存在する街路灯SLについては、その位置や所定の光度で点灯したときの照明範囲等の各種情報は予め内蔵する記録手段に登録されている。
以上の車両照明システムによる照明制御を図6のフロー図を参照して説明する。各自動車CARでは、走行状況検出装置11は各種センサS1〜S4での検出出力に基づいて自車が走行する位置、車速、操舵方向等の走行状況を検出し、検出した走行状況を送受信装置13から無線信号で送信する(S101)。中央管理部CCは送受信装置31において各自動車CARからの無線信号を受信し(S102)、通行状況演算装置32では受信した無線信号の走行状況に基づいて全ての自動車CARの位置、車速、進行方向等を含む通行状況を演算する(S103)。そして、前照灯制御演算装置33は得られた通行状況に基づいて全ての自動車CARのそれぞれにおける好適な照明状態を求め、求めた照明状態に設定するための前照灯制御信号を演算する(S104)。送受信装置31は演算した前照灯制御信号を無線信号として各自動車CARに向けて送信する(S105)。各自動車CARは送受信装置13においてこの前照灯制御信号を受信すると(S106)、前照灯制御装置12ではこの前照灯制御信号に基づいて前照灯HLの点灯を制御する(S107)。この制御では前照灯HLの光度と配光のいずれか一方、あるいは両方を制御する。
例えば、中央管理部CCの前照灯制御演算装置33は、各自動車の通行状況から自車の前方に他車が存在しないときには当該自動車の前照灯HLをハイビーム配光、又はロービーム配光での照明となるような前照灯制御信号を当該自動車に送信する。ロービーム配光に制御するとの前照灯制御信号の場合には、これを受信した当該自動車は前照灯制御装置12の光度制御部121において通常の光度に設定し、配光制御部122において全てのLED光源ユニットLU1〜LU4を発光させ、通常のロービーム配光とする。
2台の自動車が近接した状態で同一方向に走行しているときには、先行する自動車については通常のハイビーム配光又はロービームの配光となる前照灯制御信号を送信するが、後続車については配光を抑制する前照灯制御信号を送信する。例えば、図7(a)のように、2台の自動車CAR1,CAR2が同一車線を同一方向に向けて走行しているときには、先行車CAR1にはハイビーム配光又はロービーム配光となる前照灯制御信号を送信するが、後続車CAR2に対しては自車の直前領域のみを照明する配光特性となる前照灯制御信号を送信する。例えば、LED光源ユニットLU4のみを発光させて図3(b)の配光を得るようにする。これにより、図7(a)のように、後続車CAR2は破線で示す本来のロービーム配光から実線で示す狭い照明範囲となり、自車の直前領域を照明する一方で先行車CAR1を眩惑することがなくなる。
また、図7(b)のように、先行車CAR1が自車CAR2の右前方を走行しているときには、LED光源ユニットLU1〜LU4の光度を低下させる前照灯制御信号を送信し、図3(c)の配光を得るようにする。これにより、後続車CAR2は破線で示す本来のロービーム配光から実線で示す狭い照明範囲となり、先行車CAR1を眩惑することを防止する一方で、自車CAR2の前方領域の照明を確保する。この場合、先行車CAR1の照射領域と重なる領域を照明しているLED光源ユニット、例えばLED光源ユニットLU1やLU2の発光を停止する前照灯制御信号を送信するようにしてもよい。
このように、自車の前方領域の照明が不要な領域、すなわち図7(a)の場合には先行車CAR1が存在する領域であり、図7(b)の場合は先行車CAR1によって照明されている領域であり、これらの領域を自車が照明しないように配光を制御し、あるいはこれらの領域の光度を低下させることで、後続車CAR2における安全走行に必要な照明を確保するとともに、当該領域での過剰な照明を回避し、後続車CAR2における省電力化はもとより、システム全体の省電力化を実現することができる。
また、中央管理部CCは演算した通行状況から自動車CARが互いにすれ違うときには、それぞれの自動車に対して前照灯をロービーム配光となる前照灯制御信号を送信するようにしてもよい。各自動車CARはハイビームで点灯していた場合には配光制御部122において自動的にロービーム配光に切り替えられる。これにより、対向車に対する眩惑を自動的に防止するとともに、省電力に有効になる。
さらに、図6を再度参照すると、中央管理部CCは自動車の通行状況を演算すると(S103)、街路灯制御演算装置34において各街路灯SLにおける好適な街路灯制御信号を演算し(S111)、これを無線信号として送受信装置31から送信する(S112)。各街路灯SLはこの街路灯制御信号を受信し(S113)、街路灯制御装置21において自灯の街路ランプSLLの点灯を制御する(S114)。例えば、図8(a)に示すように、自動車CARが走行する道路に沿って複数の街路灯SL1〜SL4が配設されている場合、自動車CARが第1の街路灯SL1に接近したときには、当該街路灯SL1に対して正規の光度で点灯する街路灯制御信号を送信し、当該街路灯SL1を正規の光度で点灯させる。また、第1の街路灯SL1から自動車の進行方向に向けて隣接する第2の街路灯SL2では正規の光度の1/2の光度で点灯する街路等制御信号を送信し、当該第2の街路灯SL2を1/2の光度で点灯させる。さらに、次々の第3の街路灯SL3に対しては正規の光度の1/4の光度となるように街路等制御信号を送信してその光度で点灯させる。これにより、図8(b)に示すように、走行する自動車CARの直前に近い領域は正規の明るさで照明するが、その先の前方領域の照明は明るさは1/2となり、さらに遠前方の領域の照明は明るさは1/4となり、街路灯SL1〜SL3の全体によって図8(c)のような自動車CARの走行に必要な近傍領域の照明を確保し、遠方に向けて徐々に光度を低下させて街路灯SLの省電力化が可能になる。
なお、自動車CARが第1の街路灯SL1の照明領域を通過して第2の街路灯SL2に接近してくると、今度は中央管理部CCからの街路灯制御信号は第2の街路灯SL2を正規の光度で点灯し、第3の街路灯SL3は正規の光度の1/2の光度で点灯し、さらに次の第4の街路灯SL4を正規の光度の1/4の光度で点灯するようになる。すなわち、図8(c)の光度分布が自動車CARの移動に伴って追従しながら変化されることになり、自動車CARの安全走行を確保するとともに省電力化が確保される。また、自動車CARが通過した第1の街路灯SL1はもはや自動車CARの後方を確認するための光度でよいため、正規の光度の1/2ないし1/4程度に低下した光度で点灯し、さらに自動車CARが遠方に遠ざかったときには当該街路灯SLを消灯する。これにより、さらなる省電力化が可能になる。
さらに、中央管理部CCは、以上のように自動車CARの相互間での前照灯の制御や、街路灯SLの制御をそれぞれ個別に制御するのに限られるものではなく、街路灯と自動車の前照灯との相互間での制御を行うことも可能である。例えば、街路灯SLが設置された道路を自動車CARが走行する際に、前述のように街路灯SLを制御するのと同時に、当該道路を走行する自動車CARの前照灯を制御してもよい。例えば、街路灯SLが設置された道路を走行する自動車CARをハイビーム配光からロービーム配光に切り替えるようにする。あるいは、自動車CARがロービーム配光で走行している場合には、前照灯HLのLED光源ユニットLU1〜LU4の一部の発光を停止して光度の低下、または配光領域を狭めるようにする。例えば、図7(c)のように、自動車CARが街路灯SLで照明されている領域に進入する際に全てのLED光源ユニットLU1〜LU4の光度を低下させることにより、破線の照明領域を実線のように狭める。これにより、自動車CARの前方の照明を確保する一方で、街路灯SLで照明された領域と自動車CARにより照明される領域とが重畳して過剰な照明となることが回避でき、さらなる省電力化が実現できる。なお、このような制御は中央管理部CCによって制御されない街路灯SLの場合でも同じである。この場合には、街路灯SLが存在している位置を中央管理部CCに内蔵している記録手段に登録しておけばよい。
このように、各自動車CARの走行状況に基づいて中央管理部CCにおいて各自動車CARの前照灯の光度や配光を自動的に制御することで、各自動車CARにおける好適な照明制御を実現する一方で、各自動車CARの照明が重なる領域での照明を停止し、あるいは低減することで省電力化を実現する。また、街路灯SLについても自動車CARが走行する領域を明るく照明するが、走行先の遠前方領域、あるいは通過した領域の明るさを低減することで省電力化を実現する。
(実施形態2)
実施形態1では、中央管理部CCにおいて演算した前照灯制御信号や街路灯制御信号に基づいて自動車CARや街路灯SLの光度や配光の制御を行っているが、中央管理部CCにおける処理の負担を軽減するとともに、より制御の精度を高めるために一部の制御を自動車CARあるいは街路灯SLが自身で行うようにしてもよい。実施形態2はその一例であり、図2を参照すると、自動車CARに設けられた撮像装置S4を利用する。すなわち、撮像装置S4で撮像した自車の前方領域の画像から、自車の前方領域の明るさを検出する。そして、この検出した自車の前方領域の明るさに基づいて前照灯制御装置12が自車の前照灯HLの光度や配光を制御するように構成する。なお、自車の前方領域の明るさを検出するために、撮像装置S4とは別はフォトセンサ等の独立したセンサを設けるようにしてもよい。
実施形態1では、中央管理部CCにおいて演算した前照灯制御信号や街路灯制御信号に基づいて自動車CARや街路灯SLの光度や配光の制御を行っているが、中央管理部CCにおける処理の負担を軽減するとともに、より制御の精度を高めるために一部の制御を自動車CARあるいは街路灯SLが自身で行うようにしてもよい。実施形態2はその一例であり、図2を参照すると、自動車CARに設けられた撮像装置S4を利用する。すなわち、撮像装置S4で撮像した自車の前方領域の画像から、自車の前方領域の明るさを検出する。そして、この検出した自車の前方領域の明るさに基づいて前照灯制御装置12が自車の前照灯HLの光度や配光を制御するように構成する。なお、自車の前方領域の明るさを検出するために、撮像装置S4とは別はフォトセンサ等の独立したセンサを設けるようにしてもよい。
この実施形態2においては、基本的には実施形態1と同様に各自動車CARから送信されてくる走行状況に基づいて中央管理部CCから各自動車CARに前照灯制御信号を送信し、各自動車CARはこの前照灯制御信号に基づいて前照灯HLの制御を実行するが、中央管理部CCからの前照灯制御信号が受信できない状況でも自車単独で照明制御が可能になる。例えば、図7(a)の場合には先行車CAR1のテールランプや先行車CAR1で照明した領域を撮像装置S4あるいはフォトセンサで検出し、この検出に基づいて前照灯制御装置12は自車CAR2の直前領域よりも前方の領域を照明しないようにLED光源ユニットLU1〜LU4の発光を制御するようにする。また、図7(b)の場合には、自車CAR2の右前方を走行している先行車CAR1によって照明された自車CAR2の直進前方領域の明るさを撮像装置S4やフォトセンサによって検出し、この検出に基づいて前照灯制御装置12は先行車CAR1による照射領域と重なる領域を照明するLED光源ユニットの発光を停止する。あるいは、当該LED光源ユニットの光度を低下させる。これにより、先行車CAR1による照明と自車CAR2による照明とで自車の走行前方領域が照明されて安全走行が確保される一方で、先行車CAR1によって照明されている領域を自車CAR2が重ねて照明する必要がなくなり、省電力化が実現できる。このようにすることで、同一方向に走行する複数の自動車CARの相対位置関係が短時間で変化するような場合に、中央管理部CCからの前照灯制御では応答遅れが生じる等して追従性に問題が生じるおそれがあるような場合においても迅速に対応した照明制御が実現できる。
ここで、図7(c)に示したような場合には、自動車CARが自車の前方領域が街路灯SLによって照明されていることを撮像装置S4やフォトセンサ等によって検出した場合においても、街路灯SLにより照明されている領域を照明するLED光源ユニットの発光を停止するように自車の前照灯HLを制御してもよい。特に、街路灯SLによって道路の広い範囲が明るく照明されているような場合には、自車単独で前照灯の光度を低下したり、照明範囲を狭め、安全走行を確保しながらも省電力化が実現できる。
また、実施形態2では、図4に示したように、街路灯SLに備えたフォトセンサS11と車両センサS12を利用して街路ランプSLLの制御を行うようにしてもよい。すなわち、車両センサS12により自動車CARが接近してきたことを検出して街路ランプSLLを点灯させるようにする。また、フォトセンサS11により隣接する街路灯SLが点灯したことを検出して自身の街路ランプSLLの点灯を制御するようにする。このフォトセンサS11は自身の右側と左側の街路灯SLの点灯を区別できるように2つ設けることが好ましい。
例えば、図8(a)を再度参照すると、第1の街路灯SL1に設けた車両センサS12で自動車が接近したことを検出すると、当該第1の街路灯SL1は正規の光度で自身の街路ランプSLLを点灯する。この第1の街路灯SL1に隣接する第2の街路灯SL2はフォトセンサS11により隣接する第1の街路灯SL1が点灯したことを検出し、これと併せて検出した光度の1/2の光度で自身の街路ランプSLLを点灯する。さらに、次に隣接する第3の街路灯SL3は第2の街路灯SL2が点灯したことをフォトセンサS11で検出し、検出した光度の1/2の光度で自身の街路ランプSLLを点灯する。すなわち、第1の街路灯SL1の1/4の光度となる。これにより、実施形態1と同様に自動車CARの走行方向に沿って明るさが段階的に低減する道路照明が実現される。自動車CARが通過した街路灯SLでは正規の光度の1/2ないしそれ以下に低減させる。自動車CARの走行に伴って街路灯SLは第1の街路灯SL1から第2,第3の街路灯SL2,SL3に向けて順次に車両センサS12により自動車の接近を検出することになり、それぞれ正規の光度で点灯することになるので、自動車CARが走行する領域は常に正規の明るい照明となる。その一方で自動車の走行先の遠前方領域や通過した領域は光度を低下させた照明となる。これにより、自動車CARが走行しない道路での街路灯SLによる照明が行われず、省電力化が実現できる。実施形態2では中央管理部CCによる街路灯SLの制御を行なわなくてもよいので街路灯SLに送受信装置が不要になり、街路灯SLを低コストに構成する場合に有効となる。
本発明の実施形態1,2で説明した中央管理部CCは必ずしも独立した装置として構成されるものではなく、例えば一部の自動車CCや街路灯SLに一体的に組み込んでもよい。あるいは、中央管理部CCに相当する機能を全ての自動車CARや街路灯SLに備えさせることで、全ての自動車CARの相互間、あるいは自動車CARと街路灯SLとの間で相互に通信網を構成し、各自動車CARや街路灯SLにおいて自立的な照明制御を行うようにしてもよい。
実施形態2の街路灯ではフォトセンサS11によって隣接する街路灯の光度を検出し、検出した光度の1/2の光度で点灯するように構成しているが、運転者に対して違和感を生じさせることがない程度に光度を低下させるものであればこの1/2の数値に限られるものではない。例えば、1/2よりも大きい値であってもよく、1/3のように小さい値であってもよい。また、検出した光度が所定以下の場合には自身の街路灯を点灯させないように構成してもよい。例えば、図8においては、第4の街路灯SL4は第3の街路灯SL3の光度が所定以下であると検出しているので点灯しない状態を示している。走行する自動車から離れた街路灯は当該自動車の照明に必ずしも必要がないので消灯させておくことでさらなる省電力化が実現できる。
本発明における無線信号は電波信号に限定されるものではなく、特に中央管理部が道路の近傍に配設される場合には赤外線等を含む光信号を利用して通信を行うように構成してもよい。
本発明は自動車以外の車両の照明及び当該車両が走行する道路を照明する照明装置を一体化した車両用照明システムに利用することが可能である。
CAR 自動車
CAR1 先行車
CAR2 後続車(自車)
SL 街路灯
CC 中央管理部
HL 前照灯(ヘッドランプ)
LU1〜LU4 LED光源ユニット
11 走行状況検出装置
12 前照灯制御装置
121 光度制御部
122 配光制御部
13 送受信装置
21 街路灯制御装置
22 送受信装置
23 照明状況検出装置
31 送受信装置
32 通行状況演算装置
33 前照灯制御演算装置
34 街路灯制御演算装置
CAR1 先行車
CAR2 後続車(自車)
SL 街路灯
CC 中央管理部
HL 前照灯(ヘッドランプ)
LU1〜LU4 LED光源ユニット
11 走行状況検出装置
12 前照灯制御装置
121 光度制御部
122 配光制御部
13 送受信装置
21 街路灯制御装置
22 送受信装置
23 照明状況検出装置
31 送受信装置
32 通行状況演算装置
33 前照灯制御演算装置
34 街路灯制御演算装置
Claims (5)
- 車両と、車両の照明状態を制御するための管理部とを含んで構成され、前記車両には、照明手段と、前記照明手段の光度や配光等の照明状態を制御する照明制御手段と、少なくとも自車の位置を含む走行状況を検出する走行状況検出手段と、検出した走行状況を無線信号として送信する送信手段と、自車の照明装置を制御するための無線信号を受信する受信手段とを備え、前記管理部は前記走行状況の無線信号を受信する受信手段と、受信した走行状況に基づいて対象とする車両の好ましい照明状態を演算する演算手段と、演算した照明状態を無線信号として送信する送信手段とを備え、前記車両は受信した無線信号に基づいて前記照明制御手段において前記照明手段の照明状態を制御することを特徴とする車両用照明システム。
- 車両は、少なくとも自車の前方領域の明るさを検出するセンサを備え、前記照明制御手段は前記管理部での制御が行われないときに前記明るさを検出するセンサの検出出力に基づいて照明状態の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両用照明システム。
- 前記車両が走行する道路に沿って配設された複数の街路灯を含んで車両用照明システムが構成され、前記管理部は受信した前記走行状況に基づいて対象とする車両を照明するための街路灯の好ましい照明状態を演算する第2の演算手段を備え、演算した照明状態を無線信号として前記送信手段で送信し、前記街路灯は前記管理部から送信された無線信号に基づいて自身のランプの照明状態を制御する照明制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用照明システム。
- 前記複数の街路灯は接近した車両を検出するための車両センサと、隣接する街路灯の照明光を検出するフォトセンサとを備え、前記照明制御手段は前記管理部での制御が行われず前記車両センサで車両を検出したときには正規の明るさで照明を行い、前記車両センサで車両を検出せず前記フォトセンサで隣接する街路灯の照明光を検出したときには前記フォトセンサで検出した光度よりも低い光度での照明を行うことを特徴とする請求項3に記載の車両用照明システム。
- 前記複数の街路灯は車両が接近された街路灯では正規の明るさで照明を行い、車両の走行方向に沿って並ぶ他の街路灯は段階的に明るさが低下された状態で照明を行うように構成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の車両用照明システム。
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---|---|---|---|
JP2009051484A JP2010202094A (ja) | 2009-03-05 | 2009-03-05 | 車両用照明システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009051484A JP2010202094A (ja) | 2009-03-05 | 2009-03-05 | 車両用照明システム |
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JP (1) | JP2010202094A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11903112B2 (en) | 2021-11-08 | 2024-02-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Lighting management system, lighting management method, and program |
-
2009
- 2009-03-05 JP JP2009051484A patent/JP2010202094A/ja active Pending
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