JP4419845B2 - 照明システム - Google Patents
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(実施形態1)
本実施形態の照明システムは図1(a)に示すように二つの道路が十字状に交差する交差点Xの4つの隅部に照明器具1を設置する点は従来例の装置と変わらないが、各照明器具1は近傍の両側の横断歩道H、Hを図示する照射範囲Aで照射する機能を有する。そして夫々の照明器具1は、交差点Xの中央から横断歩道Hを見た当該横断歩道H上の鉛直面照度が、交差点Xの中央から見て当該横断歩道Hに向かって左側よりも右側の方が高くなるにように照明する機能部3として図1(b)に示すような左右非対称な配光となるように形成された反射板2を図1(c)に示すように備えている。尚図1(c)に示す照明器具1は筐体6内に反射板2及びランプ4とからなる照明部3を内蔵し、筐体2の下面開口に嵌めたガラス板5を介してランプ4の直接光及び反射板2で反射されたランプ4の光で上述のような鉛直面照度を呈するような配光により路面を照射するようになっている。尚図1(c)は照明器具1の側断面図であって、ランプ4は直管が使用され、ランプ4が放電ランプの場合には対応する点灯装置を照明部3に備えているものとする。
(実施形態2)
本実施形態では上述した交差点Xの中央から見て一つの横断歩道Hに向かって左側の鉛直面照度に対して右側の鉛直面照度を高くするに当たって、左側の鉛直照度と右側の鉛直照度の比を略1:1.1以上なるように照明器具1を構成した点に特徴がある。
ΔLmin=ΔLmin1(Lb)+ΔLmin2(Lb+Leq)
但し、L0:歩行者Mの輝度、ΔLmin:輝度差弁別閾、Lb:背景輝度、Leq:等価光幕輝度を示す。
この結果から前照灯が存在しない場合にブライトネス7を得るための歩行者輝度L0は約100cd/m2必要であるのに対し、前照灯が存在する場合にブライトネス7を得るための歩行者輝度L0は約109.9cd/m2必要であることが算出できた。ここで、歩行者輝度L0と鉛直面照度は比例するものとする。
(実施形態3)
ところで図2(a)に示すような照明の場合、停止線Lで停止している車両C1の運転者が照明器具1の照明を眩しく不快に感じる可能性がある。そこで、停止車両C1の運転者が眩しさを感じるのを回避するため、本実施形態では、停止車両C1側の鉛直面照度を、余計な光が出ておらず眩しさを感じることがない対向車線側の鉛直面照度の値まで制限するように配光(或いは光出力又はその両者)を設定する機能部を照明器具1に機能を備えた点に特徴がある。
(実施形態4)
ところで歩行者Mが存在する場合には上述の実施形態1(〜3)述べたような照明が必要であるが、歩行者Mが存在しない場合においても同様な照明を行うことはエネルギの無駄になる。この点に鑑み歩行者Mの存在しているときのみ上述のような照明を行うようにしたものが本実施形態である。
(実施形態5)
実施形態4は歩行者Mの存否を人体検知センサ部で検知して、上述のように照明器具1の照明部3の配光や光出力を制御するものであったが、本実施形態では、図5(a)に示すように人体検知センサ部の代わりに横断歩道H近傍に歩行者Mの存在を知らせる発信器(例えば押しボタンなど)14を配置し、これによって歩行者M自身が存在を制御部11へ知らせるようにしたものである。図6(b)は本実施形態の回路構成図である。
(実施形態6)
ところで前照灯を点灯した停止車両が存在している場合には、実施形態1(〜3)などと同様な照明を行う必要があるが、停止車両が存在しなかったり、停止車両が前照灯を消灯している場合は、歩行者Mが停止車両の前照灯の光で見にくくなるということはないので、本実施形態では前照灯を点灯した停止車両が存在しているときのみ、歩行者Mが停止車両の前照灯の光で見にくくならない照明を行い、無駄な電力消費を無くすようにしたものである。
(実施形態7)
上記実施形態6では車両側に前照灯の点灯状態をポールに設けた前照灯光検知部15で検知することで、照明器具の照明部を制御するようにしていたが、本実施形態は図7(a)に示すように車両C1側に前照灯の点灯状態を示す信号外部へ電波ような無線信号で発信する発信部17を備え、一方照明器具1の近傍、例えばポールに発信部17の発信信号を受信する受信部16を設置し、照明器具1に発信部からの信号を受けた受信部からの受信信号に基づいて照明部3の配光(光出力)を実施形態4と同様に制御する制御部11を図7(b)に示すよう設けている点に特徴があり、照明部3には実施形態4で用いた照明部3と同じ構成のものを使用する。
2 反射板
3 照明部
4 ランプ
5 ガラス板
6 筐体
X 交差点
A 照明範囲
H 横断歩道
M 歩行者
L 停止線
Claims (6)
- 道路の交差点の隅部に照明器具を配置し、交差する道路の少なくとも一つにおいて当該道路を横断するように設けた横断歩道を前記交差点の中央から見たときに当該横断歩道の鉛直面照度が、当該横断歩道の向かって左側より右側が高くなるように前記照明器具により照明させる機能部を備えていることを特徴とする照明システム。
- 前記照明器具を二つの道路が十字状に交差する交差点の各隅部に配置したものであって、前記横断歩道が交差点の左右両側位置で設けられ、前記機能部は、これら4つの横断歩道の全てについて交差点の中央から見たときに夫々の横断歩道の鉛直面照度が、各横断歩道に向かって左側より右側が高くなるように前記照明器具により照明させることを特徴とする請求項1記載の照明システム。
- 前記交差点中央から見て横断歩道の向かって左側と右側における当該横断歩道の前記鉛直面照度の比率を略1:1.1以上としたことを特徴とする請求項1又は2記載の照明システム。
- 前記横断歩道が設けられた道路が少なくとも対向2車線であって、前記機能部は横断歩道近傍に設けた一の方向の車線に対応する車両の停止線上から当該横断歩道側を見たときに前記停止線上の鉛直面照度と、当該停止線を隣接する他の方向の車線上に延長した延長線上から前記横断歩道を見たときの該横断歩道の鉛直面照度とが略等しくなるように前記照明器具により照明させることを特徴とする請求項1又は2記載の照明システム。
- 前記横断歩道上及び当該横断歩道近傍の道路上の歩行者や自転車搭乗者のような横断者の存否を検知する人体検知手段を備え、前記機能部は前記人体検知手段が横断者の存在を検知している場合に当該横断歩道を前記交差点の中央から見たときに当該横断歩道の鉛直面照度が当該横断歩道の向かって左側より右側が高くなるように前記照明器具により照明させ、前記横断者の存在を検知していない場合に、当該横断歩道の左右両側の前記鉛直面照度を略等しくなるように前記照明器具により照明させることを特徴とする請求項1又は2照明システム。
- 前記横断歩道に対応して設けられた車両の停止線近傍に停止中の車両の前照灯の点灯状態を検知する点灯検知手段を備え、前記機能部は前記点灯検知手段が前記前照灯の点灯状態を検知している場合に当該横断歩道を前記交差点の中央から見たときに当該横断歩道の鉛直面照度が当該横断歩道の向かって左側より右側が高くなるように前記照明器具により照明させ、前記前照灯の点灯状態を検知していない場合に、当該横断歩道の左右両側の前記鉛直面照度を略等しくなるように前記照明器具により照明させることを特徴とする請求項1又は2照明システム。
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