JP2010162959A - 車両用前照灯装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用前照灯装置は、ロービーム用配光パターンのカットオフラインから上方の領域を含むハイビーム用配光パターンを形成可能な光源と、車両検知装置から得られた情報に基づいて、光源を制御してハイビーム用配光パターンの照度を増減せしめる前照灯装置制御ECUと、を備える。前照灯装置制御ECUは、車両が車両検知装置の検知範囲に入った場合、ハイビーム用配光パターンの照度を低減せしめ、検知範囲内の車両が当該検知範囲から外れた場合、待機時間の経過後にハイビーム用配光パターンの照度を増大せしめる。
【選択図】図6
Description
本実施形態に係る車両用前照灯装置は、自車両前方に車両が検知されたらロービーム用配光パターンのカットオフラインから上方の領域を含む付加配光パターンの照度を低減せしめ、検知されていた車両が検知されなくなったら、待機時間の経過後に付加配光パターンの照度を増大せしめるものである。
本実施形態の車両用前照灯装置1は、車両前面の左右に配置された一組の前照灯ユニットを含んでいる。しかしながら、これらの前照灯ユニットは左右対称の構造をしている以外は同一の構成であるため、以下では、右側に配置された前照灯ユニットを例として説明する。
実施形態1の車両用前照灯装置1では、ロービーム用灯具ユニット20からの照射光により、ロービーム用配光パターンPLが形成される。ロービーム用配光パターンPLは、左配光のロービーム用配光パターンであって、その上端縁に左右段違いのカットオフラインCL1、CL2、CL3を有している。
車両用前照灯装置1は、車両制御ECU150から制御信号を受信して、灯具(ロービーム用灯具ユニット20およびハイビーム用灯具ユニット30)の点灯・消灯を制御する前照灯装置制御ECU50を備えている。前照灯装置制御ECU50は、後述する車両検知装置を構成する車両制御ECU150から得られた情報に基づいて、ハイビーム用灯具ユニット30の光照射を制御する制御部を構成している。また、車両用前照灯装置1は、前照灯装置制御ECU50からの制御信号に基づいて、灯具を点灯させるための電力を灯具へ供給する電源回路40を備えている。前照灯装置制御ECU50は、電源回路40からハイビーム用灯具ユニット30に出力する電力の大きさを変化させることで、ハイビーム用灯具ユニット30の点灯状態を維持しながら、ハイビーム用配光パターンPHの照度を増減させることが可能である。なお、本実施形態における「照度を低減する」という表現には、例えば、ハイビーム用配光パターンPHを前走車の乗員にグレアを与えず、かつ自車両の運転者の視認性を確保することができる所定の照度以下とする場合と、照度を0にしてロービーム用配光パターンPLのみを形成する場合とが含まれる。
まず、前照灯装置制御ECU50は、車両制御ECU150からの制御信号に基づいて、ハイビーム用灯具ユニット30の照度の自動調整指示がなされているか判断する(ステップ1:以下S1と略記する。他のステップも同様)。照度自動調整の指示がなされていない場合(S1_No)、本ルーチンを終了する。照度自動調整の指示がなされていた場合(S1_Yes)、前照灯装置制御ECU50は、車両検知装置の検知結果に基づいて、前方に車両が検知されたか否か判断する(S2)。前方に車両が検知された場合(S2_Yes)、前照灯装置制御ECU50は、ハイビーム用灯具ユニット30を減光照射してハイビーム用配光パターンPHの照度を低減状態とする(S3)。前方に車両が検知されなかった場合(S2_No)、前照灯装置制御ECU50は、ナビゲーションシステム154から得られた情報に基づいて、前方道路が特定形状路であるか否か判断する(S4)。
実施形態2に係る車両用前照灯装置は、付加配光パターンの部分領域の照度を増減可能であり、前走車が部分検知範囲間を移動した場合には、照度を低減していた部分領域の照度を直ちに増大させ、前走車が部分検知範囲から検知範囲外に移動した場合は、待機時間の経過後に部分領域の照度を増大させる点が実施形態1と異なる。以下、本実施形態について説明する。なお、車両用前照灯装置の主な構成は実施形態1と同一であり、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付し、その説明は適宜省略する。
ロービーム用灯具ユニット20からの照射光により、ロービーム用配光パターンPLが形成される。ロービーム用配光パターンPLは、左配光のロービーム用配光パターンであって、その上端縁に左右段違いのカットオフラインCL1、CL2、CL3を有している。
まず、前照灯装置制御ECU50は、車両制御ECU150からの制御信号に基づいて、ハイビーム用灯具ユニット30の照度の自動調整指示がなされているか判断する(S21)。照度自動調整の指示がなされていない場合(S21_No)、本ルーチンを終了する。照度自動調整の指示がなされていた場合(S21_Yes)、前照灯装置制御ECU50は、車両検知装置の検知結果に基づいて、右側領域である部分検知範囲DARで車両が検知されたか否か判断する(S22)。部分検知範囲DARで車両が検知された場合(S22_Yes)、前照灯装置制御ECU50は、左側前照灯ユニットを通常照射し、右側前照灯ユニットを減光照射して、部分領域PHRの照度を低減状態とする(S23)。
Claims (5)
- ロービーム用配光パターンのカットオフラインから上方の領域を含む付加配光パターンを形成可能な光源と、
車両検知装置から得られた情報に基づいて、前記光源を制御して前記付加配光パターンの照度を増減せしめる制御部と、を備え、
前記制御部は、車両が前記車両検知装置の検知範囲に入った場合、前記付加配光パターンの照度を低減せしめ、前記検知範囲内の車両が当該検知範囲から外れた場合、待機時間の経過後に前記付加配光パターンの照度を増大せしめることを特徴とする車両用前照灯装置。 - 前記光源は、前記付加配光パターンの部分領域の照度を増減可能であり、
前記検知範囲は、前記部分領域に対応する領域が部分検知範囲として規定されており、
前記制御部は、車両が前記部分検知範囲に含まれる場合に前記部分領域の照度を前記部分領域以外の領域の照度よりも低減せしめ、車両が前記部分検知範囲から部分検知範囲外の検知範囲内に移動した場合は、前記待機時間の経過を待たずに前記部分領域の照度を増大せしめ、車両が前記部分検知範囲から前記検知範囲外に移動した場合は、前記待機時間の経過後に前記部分領域の照度を増大せしめることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯装置。 - 前記制御部は、道路検知装置から得られた情報に基づいて前記光源を制御し、
前記道路検知装置によって検知された前方の道路が、カーブ路、起伏路、および交差点の少なくとも一つを含む場合に、前記待機時間の経過後に前記付加配光パターンの照度を増大せしめる制御を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用前照灯装置。 - 前記制御部は、前記待機時間の経過後に、車両が前記検知範囲内に入ったか判断し、車両が前記検知範囲から外れていた場合に、前記付加配光パターンの照度を増大せしめることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用前照灯装置。
- 自車両前方に車両が検知されたらロービーム用配光パターンのカットオフラインから上方の領域を含む付加配光パターンの照度を低減せしめ、検知されていた車両が検知されなくなったら、待機時間の経過後に前記付加配光パターンの照度を増大せしめることを特徴とする車両用前照灯装置の制御方法。
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JP2012180051A (ja) * | 2011-03-02 | 2012-09-20 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用前照灯制御装置および車両用前照灯システム |
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2009
- 2009-01-13 JP JP2009005179A patent/JP5317714B2/ja active Active
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