JP2010201042A - セグメント表示器及び遊技機 - Google Patents

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秀一 保古
Masateru Nakamura
正輝 中村
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Abstract

【課題】表示される文字等の大きさを任意に変化させることができ、表示サイズの変化そのものに演出効果を発揮し得るセグメント表示器及びそれを搭載した遊技機を提供する。
【解決手段】複数の表示セグメント11〜16を用いて文字又は図形を表示するセグメント表示器10は、複数の表示セグメント11〜16のうち少なくともひとつが移動可能に設けられている。そして、表示セグメントを移動させることで、表示される文字又は図形の大きさを変化させるようにしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、セグメント表示器及びそれを搭載した遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機においては、遊技盤の一部に設けられた表示装置に例えば3桁の数字等の図柄を表示し、遊技盤上の特定領域に遊技球が入球した場合に、図柄を変動させた後に停止表示させ、3桁の図柄の停止表示状態に応じて遊技者に賞を付与するようになされている(特許文献1参照)。
かかるパチンコ遊技機等に搭載される表示装置として、図柄(文字)を複数のセグメントに分割し、各セグメントを選択的に点灯又は消灯させることにより、所望の図柄(文字)を表示するようになされた、いわゆるセグメント表示器が用いられている。このセグメント表示器は、例えば、複数のLED(発光ダイオード)を用いて構成されており、各LEDを選択的に発光又は発光停止させることにより、所望の図柄(文字)を表示させることができる。この表示装置においては、表示される図柄(文字)の大きさを変えるようになされている。また、特許文献2には、表示される文字のサイズを変化させる他のセグメント表示器が開示されている。
特開2001−22299号公報 特開平7−261676号公報
上述した従来のセグメント表示器においては、文字を表示するセグメントの数を増やすことによって、表示される文字の大きさを拡大するものであり、その拡大率は、使用するセグメントの大きさや数によって固定的に決まるものであり、任意の大きさに変化させることは困難であった。
また、この種の従来のセグメント表示器では、予め決められた位置に配置されているセグメントを選択的に点灯又は消灯することによって文字の大きさを拡大又は縮小するのみであり、文字の大きさの変化そのものによる演出効果は少ないものであった。
そこで、本発明は、表示される文字等の大きさを任意に変化させることができ、表示サイズの変化そのものに演出効果を発揮し得るセグメント表示器及び遊技機を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態に係る特徴は、セグメント表示器において、複数の表示セグメントを用いて文字又は図形を表示するセグメント表示器であって、前記複数の表示セグメントを用いて表示される文字又は図形の大きさを変化させる表示変化手段を備えたことである。
この構成によれば、表示変化手段によって文字又は図形の大きさを変化させることができるので、単にセグメントの点灯又は消灯によって文字又は図形の大きさを変化させる場合に比べて、これまでにない演出効果を発揮することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る特徴は、前記構成において、前記表示変化手段は、前記複数の表示セグメントのうち、少なくとも一の前記表示セグメントを他の前記表示セグメントに対して相対的に移動させる移動手段を備えていることである。
この構成によれば、表示セグメントの移動という機械的な変化により文字又は図形の大きさを変えることができるので、文字又は大きさの変化そのものに演出効果を発揮させることができる。
本発明の実施の形態に係る特徴は、前記構成において、前記複数の表示セグメントは、互いに並設されるように配置されており、前記移動手段は、少なくとも一の前記表示セグメントを他の前記表示セグメントに対して接近あるいは離間する方向に移動させることである。
この構成によれば、並設された表示セグメントの移動という機械的な変化により文字又は図形の大きさを変えることができるので、文字又は大きさの変化そのものに演出効果を発揮させることができる。
本発明の実施の形態に係る特徴は、前記構成において、各前記表示セグメントは、可動体に固定された発光体と、当該発光体を囲むように立設されたセグメント枠部を有するとともに、隣り合う前記表示セグメントにおける前記セグメント枠部が連続的に立設した状態となるように互いに並設されていることである。
この構成によれば、発光体を囲むように立設されたセグメント枠部によって発光領域が形成され、さらに隣り合う表示セグメントにおけるセグメント枠部が連続的に形成されていることにより、隣り合う表示セグメントの発光領域が連続的に形成されることになる。これにより、隣り合う表示セグメントを離間させて表示される文字又は図形の大きさを大きくした場合であっても、表示される文字又は図形を均一に発光させることができる。
本発明の実施の形態に係る特徴は、前記構成において、前記発光体からの光を透過する第1の透過部であって、前記表示セグメントの一部を構成する第1の形状に形成された第1の透過部を有する第1のマスクシートを含み、前記発光体及び前記第1のマスクシートが一体に可動する前記一の表示セグメントとしての第1のセグメント部材と、前記発光体からの光を透過する第2の透過部であって、前記表示セグメントの前記第1の形状に隣接する第2の形状に形成された第2の透過部を有する第2のマスクシートを含み、前記発光体及び前記第2のマスクシートが一体に可動する前記他の表示セグメントとしての第2のセグメント部材とを備え、前記移動手段は、前記第1の透過部の一部と前記第2の透過部の一部とが重畳した状態となるように、前記第1のセグメント部材及び前記第2のセグメント部材を接近あるいは離間する方向に移動させることである。
この構成によれば、表示される数字等の一部を構成する第1の形状で形成された第1の透過部を有する第1のマスクシートと、第1の形状に隣接する第2の形状で形成された第2の透過部を有する第2のマスクシートとを、第1の形状及び第2の形状の接続を保ちながら、互いの距離が変化するように可動させることにより、表示される数字等の一部の大きさを各々変化させ、これにより、表示される数字等の全体としての大きさを変化させることができる。
本発明の実施の形態に係る特徴は、前記構成において、前記第1のマスクシートの前記第1の透過部を透過する前記発光体からの光を拡散させる第1の拡散シートと、前記第2のマスクシートの前記第2の透過部を透過する前記発光体からの光を拡散させる第2の拡散シートと、を備えることである。
この構成によれば、拡散シートを用いて発光体からの光を拡散させることにより、第1及び第2のセグメント部材の間隔を拡げた場合においても、発光体からの光を均一に発光させることができる。
本発明の実施の形態に係る特徴は、遊技機において、前記いずれかに記載されたセグメント表示器を搭載した遊技機。
この構成によれば、表示変化手段によって図柄の大きさを変化させることができるので、単にセグメントの点灯又は消灯によって図柄の大きさを変化させる場合に比べて、これまでにない演出効果を発揮することが可能となる。このようなセグメント表示器を搭載した遊技機においては、遊技の抽選結果に応じて変動表示及び停止表示される図柄の大きさが変化するという演出によって、遊技者の期待感を煽ることが可能となり、遊技の興趣性を一段と高めることができる。
本発明の実施の形態に係る特徴は、遊技機において、遊技者による操作が可能な操作手段と、遊技者の操作に応じて遊技の進行を制御する制御手段と、遊技者にとって有利な遊技状態へ移行するか否かの抽選を行う抽選手段と、図柄を変動表示し、前記抽選の結果に応じて前記図柄を停止表示させる図柄表示手段と、を備え、前記図柄表示手段は、複数の表示セグメントを用いて文字又は図形を表示するセグメント表示器であって、前記複数の表示セグメントを用いて表示される文字又は図形の大きさを変化させることである。
この構成によれば、表示変化手段によって図柄の大きさを変化させることができるので、単にセグメントの点灯又は消灯によって図柄の大きさを変化させる場合に比べて、これまでにない演出効果を発揮することが可能となる。このようなセグメント表示器を搭載した遊技機においては、遊技の抽選結果に応じて変動表示及び停止表示される図柄の大きさが変化するという演出によって、遊技者の期待感を煽ることが可能となり、遊技の興趣性を一段と高めることができる。
本発明によれば、表示される文字等の大きさを任意に変化させることができ、表示サイズの変化そのものに演出効果を発揮し得るセグメント表示器及び遊技機を提供することを目的とする。
本発明のセグメント表示器の一実施形態を示す正面図である。 セグメント表示器の各表示セグメントを示す正面図である。 セグメント表示器のセグメント枠の配置を示す正面図である。 セグメント表示器のセグメント枠の配置を示す正面図である。 セグメント表示器のセグメント枠の配置を示す斜視図である。 セグメント表示器のセグメント枠の構成を示す部分的斜視図である。 セグメント表示器によって表示される数字を示す略線図である。 セグメント表示器の移動機構部の構成を示す正面図である。 セグメント表示器の移動機構部の構成を示す正面図である。 セグメント表示器の移動機構部の背面部を示す斜視図である。 セグメント表示器の移動機構部の側面図である。 セグメント表示器の移動機構部の側面図である。 セグメント表示器の移動機構部及びセグメント枠を示す斜視図である。 セグメント表示器の移動機構部及びセグメント枠を示す斜視図である。 セグメント表示器の各発光体の端子の説明に供する略線図である。 セグメント表示器の表示状態を示す略線図である。 セグメント表示器の表示状態を示す略線図である。 本発明のパチンコ遊技機の一実施形態を示す斜視図である。 パチンコ遊技機の遊技盤の構成を示す正面図である。 パチンコ遊技機の制御回路を示すブロック図である。 パチンコ遊技機において実行されるメイン処理の処理手順を示すフローチャートである。 パチンコ遊技機において実行されるシステムタイマ割込処理の処理手順を示すフローチャートである。 パチンコ遊技機において実行される特別図柄制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 パチンコ遊技機において実行される普通図柄制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 パチンコ遊技機において実行される副制御回路メイン処理の処理手順を示すフローチャートである。 パチンコ遊技機において実行される表示制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 パチンコ遊技機の図柄表示部において表示される図柄(数字)の表示態様を示す略線図である。 他の実施の形態の移動機構部を示す正面図である。 他の実施の形態の移動機構部を示す正面図である。 他の実施の形態の移動機構部を示す側面図である。 他の実施の形態の移動機構部を示す側面図である。 他の実施の形態の移動機構部を示す正面図である。 他の実施の形態の移動機構部を示す正面図である。 他の実施の形態の移動機構部を示す側面図である。 他の実施の形態の移動機構部を示す側面図である。 他の実施の形態のセグメント枠の構成を示す斜視図である。
以下に、本発明に好適な実施形態について図面に基づいて説明する。
(セグメント表示器)
最初に、本実施の形態のセグメント表示器について説明する。
図1(a)、(b)は、本実施の形態に係るセグメント表示器10を示す正面図である。図1(a)、(b)に示すように、このセグメント表示器10は、複数の表示セグメント11、12、13、14、15、16を有し、これらの表示セグメント11〜16によって文字又は図形(図柄)を表示するようになされている。本実施の形態の場合、数字を表示する。
図1(a)に示すように、表示セグメント11〜16を互いに近づくように移動させることで、これら複数の表示セグメント11〜16によって表示される数字を小さくすることができ、また、図1(b)に示すように、表示セグメント11〜16を互いに離間するように移動させることにより、これら複数の表示セグメント11〜16によって表示される数字を大きくすることができる。
図2に示すように、表示セグメント11〜16には、数字「8」を分割してなる領域A1、A2、B1、B2、C1、C2、D1、D2、E1、E2、F1、F2、G1及びG2が割り当てられている。
すなわち、表示セグメント11には、領域A2、B1が割り当てられ、表示セグメント12には、領域B2、C1、G2が割り当てられ、表示セグメント13には、領域C2、D1が割り当てられ、表示セグメント14には、領域D2、E1が割り当てられ、表示セグメント15には、領域E2、F1、G1が割り当てられ、表示セグメント16には、領域F2、A1が割り当てられている。
表示セグメント11に割り当てられている領域A2は、表示セグメント16に割り当てられている領域A1と一部が重なり合って連接することによって、数字「8」の一部(後述する横画N7(図7))が表現される。表示セグメント11に割り当てられている領域B1は、表示セグメント12に割り当てられている領域B2と一部が重なり合って連接することによって、数字「8」の一部(後述する縦画N1(図7))が表現される。表示セグメント12に割り当てられている領域G2は、表示セグメント15に割り当てられている領域G1と一部が重なり合って連接することによって、数字「8」の一部(後述する横画N5(図7))が表現される。表示セグメント12に割り当てられている領域C1は、表示セグメント13に割り当てられている領域C2と一部が重なり合って連接することによって、数字「8」の一部(後述する縦画N2(図7))が表現される。表示セグメント13に割り当てられている領域D1は、表示セグメント14に割り当てられている領域D2と一部が重なり合って連接することによって、数字「8」の一部(後述する横画N3(図7))が表現される。表示セグメント14に割り当てられている領域E1は、表示セグメント15に割り当てられている領域E2と一部が重なり合って連接することによって、数字「8」の一部(後述する縦画N4(図7))が表現される。表示セグメント15に割り当てられている領域F1は、表示セグメント16に割り当てられている領域F2と一部が重なり合って連接することによって、数字「8」の一部(後述する縦画N6(図7))が表現される。このように、表示セグメント11〜16に割り当てられている領域A1〜G2が連接して1つの数字「8」が表現される。
表示セグメント11においては、光を遮蔽するマスク部材21の一部に、当該表示セグメント11に割り当てられた領域A2の形状に合わせて形成された透光部31Aと、当該表示セグメント11に割り当てられた領域B1の形状に合わせて形成された透光部31Bとが形成されており、透光部31Aの背後に配置された発光体a2(後述)からの光が当該透光部31Aを透過することで、領域A2が発光して見え、また、透光部31Bの背後に配置された発光体b1(後述)からの光が当該透光部31Bを透過することで、領域B1が発光して見えるようになされている。
また、表示セグメント12においては、光を遮蔽するマスク部材22の一部に、当該表示セグメント12に割り当てられた領域B2の形状に合わせて形成された透光部32Bと、当該表示セグメント12に割り当てられた領域G2の形状に合わせて形成された透光部32Gと、当該表示セグメント12に割り当てられた領域C1の形状に合わせて形成された透光部32Cとが形成されており、透光部32Bの背後に配置された発光体b2(後述)からの光が当該透光部32Bを透過することで、領域B2が発光して見え、透光部32Gの背後に配置された発光体g2(後述)からの光が当該透光部32Gを透過することで、領域G2が発光して見え、また、透光部32Cの背後に配置された発光体c1(後述)からの光が当該透光部32Cを透過することで、領域C1が発光して見えるようになされている。
また、表示セグメント13においては、光を遮蔽するマスク部材23の一部に、当該表示セグメント13に割り当てられた領域C2の形状に合わせて形成された透光部33Cと、当該表示セグメント13に割り当てられた領域D1の形状に合わせて形成された透光部33Dとが形成されており、透光部33Cの背後に配置された発光体c2(後述)からの光が当該透光部33Cを透過することで、領域C2が発光して見え、透光部33Dの背後に配置された発光体d1(後述)からの光が当該透光部33Dを透過することで、領域D1が発光して見えるようになされている。
また、表示セグメント14においては、光を遮蔽するマスク部材24の一部に、当該表示セグメント14に割り当てられた領域D2の形状に合わせて形成された透光部34Dと、当該表示セグメント14に割り当てられた領域E1の形状に合わせて形成された透光部34Eとが形成されており、透光部34Dの背後に配置された発光体d2(後述)からの光が当該透光部34Dを透過することで、領域D2が発光して見え、透光部34Eの背後に配置された発光体e1(後述)からの光が当該透光部34Eを透過することで、領域E1が発光して見えるようになされている。
また、表示セグメント15においては、光を遮蔽するマスク部材25の一部に、当該表示セグメント15に割り当てられた領域E2の形状に合わせて形成された透光部35Eと、当該表示セグメント15に割り当てられた領域G1の形状に合わせて形成された透光部35Gと、当該表示セグメント15に割り当てられた領域F1の形状に合わせて形成された透光部35Fとが形成されており、透光部35Eの背後に配置された発光体e2(後述)からの光が当該透光部35Eを透過することで、領域E2が発光して見え、透光部35Gの背後に配置された発光体g1(後述)からの光が当該透光部35Gを透過することで、領域G1が発光して見え、また、透光部35Fの背後に配置された発光体f1(後述)からの光が当該透光部35Fを透過することで、領域F1が発光して見えるようになされている。
また、表示セグメント16においては、光を遮蔽するマスク部材26の一部に、当該表示セグメント16に割り当てられた領域F2の形状に合わせて形成された透光部36Fと、当該表示セグメント16に割り当てられた領域A1の形状に合わせて形成された透光部36Aとが形成されており、透光部36Fの背後に配置された発光体f2(後述)からの光が当該透光部36Fを透過することで、領域F2が発光して見え、透光部36Aの背後に配置された発光体a1(後述)からの光が当該透光部36Aを透過することで、領域A1が発光して見えるようになされている。
各透光部31A、31B、32B、32G、32C、33C、33D、34D、34E、35E、35G、35F、36F、36Aの背後に配置された発光体a2、b1、b2、g2、c1、c2、d1、d2、e1、e2、g1、f1、f2、a1は、各々表示セグメント11〜16の移動に伴って、対応する透過部との位置関係を保ちながら移動するように構成されている。
図3及び図4は、各表示セグメント11〜16の発光体a2、b1、b2、g2、c1、c2、d1、d2、e1、e2、g1、f1、f2、a1を搭載する発光体基板51、52、53、54、55、56を示す正面図である。図3及び図4において、マスク部材21〜26は、一点鎖線で示している。
図3は、各表示セグメント11〜16を互いに近づくように移動させた状態を示し、図4は、各表示セグメント11〜16を互いに離間するように移動させた状態を示す図である。図3及び図4に示すように、表示セグメント11の発光体基板51には、発光体a2及びb1が搭載されている。また、発光体基板51には、発光体a2及びb1をそれぞれ取り囲むようにセグメント枠61が固定されている。セグメント枠61は、全体が光を反射させ易い、例えば白色で着色されており、発光体a2及びb1からの光を前方へ反射するようになされている。
表示セグメント12の発光体基板52には、発光体b2、g2及びc1が搭載されている。また、発光体基板52には、発光体b2、g2及びc1をそれぞれ取り囲むようにセグメント枠62が固定されている。セグメント枠62は、全体が光を反射させ易い、例えば白色で着色されており、発光体b2、g2及びc1からの光を前方へ反射するようになされている。
表示セグメント13の発光体基板53には、発光体c2及びd1が搭載されている。また、発光体基板53には、発光体c2及びd1をそれぞれ取り囲むようにセグメント枠63が固定されている。セグメント枠63は、全体が光を反射させ易い、例えば白色で着色されており、発光体c2及びd1からの光を前方へ反射するようになされている。
表示セグメント14の発光体基板54には、発光体d2及びe1が搭載されている。また、発光体基板54には、発光体d2及びe1をそれぞれ取り囲むようにセグメント枠64が固定されている。セグメント枠64は、全体が光を反射させ易い、例えば白色で着色されており、発光体d2及びe1からの光を前方へ反射するようになされている。
表示セグメント15の発光体基板55には、発光体e2、g1及びf1が搭載されている。また、発光体基板55には、発光体e2、g1及びf1をそれぞれ取り囲むようにセグメント枠65が固定されている。セグメント枠65は、全体が光を反射させ易い、例えば白色で着色されており、発光体e2、g1及びf1からの光を前方へ反射するようになされている。
表示セグメント16の発光体基板56には、発光体f2及びa1が搭載されている。また、発光体基板56には、発光体f2及びa1をそれぞれ取り囲むようにセグメント枠66が固定されている。セグメント枠66は、全体が光を反射させ易い、例えば白色で着色されており、発光体f2及びa1からの光を前方へ反射するようになされている。
図5は、図4に示すセグメント表示器10の発光体基板及びセグメント枠が組み立てられた状態を示す斜視図である。図5に示すように、セグメント枠61〜66は、各発光体基板51〜56の表面に立設されて固定されている。
セグメント枠61〜66によって各発光体からの光が反射されることにより、前方へ十分な光量で光を照射させることができる。各セグメント枠61〜66の先端部には、マスク部材21〜26が貼着されている。
図6は、セグメント枠61及び62を拡大して示す部分的斜視図である。図6に示すように、表示セグメント11(図2〜図4)を構成するセグメント枠61においては、発光体a2(図3、図4)の周囲を取り囲む枠部61A、61ABを有している。この枠部61A、61ABの形状は、マスク部材21(図2)に形成された透光部31Aの形状に合わせた形状に形成されている。すなわち、表示セグメント11に割り当てられた領域A2(図2)の形状に合わせた形状に形成されている。
また、このセグメント枠61においては、発光体b1(図3、図4)の周囲を取り囲む枠部61B、61ABを有している。この枠部61B、61ABの配置形状は、マスク部材21(図2)に形成された透光部31Bの形状に合わせた配置形状となっている。すなわち、表示セグメント11に割り当てられた領域B1(図2)に合わせた配置形状となっている。但し、マスク部材22(図2)に形成された透光部32Bに連接する側には形成されていない。これにより、領域B1及びB2においては、発光体b1及びb2からの光が混ざって、これらの領域の境界を見え難くすることができる。
セグメント枠61は、発光体基板51に固定されていることにより、発光体基板51に搭載(固定)された発光体a2、b1との位置関係も固定されている。これにより、図3及び図4について上述したように、発光体基板51を移動させた場合においても、発光体a2、b1とセグメント枠61との位置関係は変わらない状態を維持するようになされている。
セグメント枠61には、枠部61A、61ABに囲まれた領域において、発光体a2が設けられている部分を避けて、その底部に底板61Z1が形成されている。この底板61Z1を含めて、枠部61A、61ABは白色に着色されていることにより、発光体a2からの光をこれら枠部61A、61AB及び底板61Z1において反射して、マスク部材21の透光部31Aを介して効率良く前面側へ透過させることができる。
また、セグメント枠61には、枠部61B、61ABに囲まれた領域において、発光体b1が設けられている部分を避けて、その底部に底板61Z2が形成されている。この底板61Z2を含めて、枠部61B、61ABは白色に着色されていることにより、発光体b1からの光をこれら枠部61B、61AB及び底板61Z2において反射して、マスク部材21の透光部31Bを介して効率良く前面側へ透過させることができる。
このように、表示セグメント11においては、各発光体a2、b1からの光を、各々に対応する透過部31A、31Bを介して効率良く前面側へ透過させるようになされている。
また、図6において、表示セグメント12(図2〜図4)を構成するセグメント枠62においては、発光体b2(図3、図4)の周囲を取り囲む枠部62A、62AB、62ADを有している。この枠部62A、62AB、62ADの配置形状は、マスク部材22(図2)に形成された透光部32Bの形状に合わせた配置形状となっている。すなわち、表示セグメント12に割り当てられた領域B2(図2)に合わせた配置形状となっている。但し、マスク部材21(図2)に形成された透光部31Bに連接する側には形成されていない。これにより、領域B1及びB2においては、発光体b1及びb2からの光が混ざって、これらの領域の境界を見え難くすることができる。
また、このセグメント枠62においては、発光体g2(図3、図4)の周囲を取り囲む枠部62B、62AB、62BCを有している。この枠部62B、62AB、62BCの配置形状は、マスク部材22(図2)に形成された透光部32Gの形状に合わせた配置形状となっている。すなわち、表示セグメント12に割り当てられた領域G2(図2)に合わせた配置形状となっている。但し、マスク部材25(図2)に形成された透光部35Gに連接する側には形成されていない。これにより、領域G1及びG2においては、発光体g1及びg2からの光が混ざって、これらの領域の境界を見え難くすることができる。
また、このセグメント枠62においては、発光体c1(図3、図4)の周囲を取り囲む枠部62C、62BC、62ADを有している。この枠部62C、62BC、62ADの配置形状は、マスク部材22(図2)に形成された透光部32Cの形状に合わせた配置形状となっている。すなわち、表示セグメント12に割り当てられた領域C1(図2)に合わせた配置形状となっている。但し、マスク部材23(図2)に形成された透光部33Cに連接する側には形成されていない。これにより、領域C1及びC2においては、発光体c1及びc2からの光が混ざって、これらの領域の境界を見え難くすることができる。
セグメント枠62は、発光体基板52に固定されていることにより、発光体基板52に搭載(固定)された発光体b2、g2、c1との位置関係も固定されている。これにより、図3及び図4について上述したように、発光体基板52を移動させた場合においても、発光体b2、g2、c1とセグメント枠62との位置関係は変わらないままの状態を維持するようになされている。
セグメント枠62には、枠部62A、62AB、62ADに囲まれた領域において、発光体b2が設けられている部分を避けて、その底部に底板62Z1が形成されている。この底板62Z1を含めて、枠部62A、62AB、62ADは白色に着色されていることにより、発光体b2からの光をこれら枠部62A、62AB、62AD及び底板62Z1において反射して、マスク部材22の透光部32Bを介して効率良く前面側へ透過させることができる。
また、セグメント枠62には、枠部62B、62AB、62BCに囲まれた領域において、発光体g2が設けられている部分を避けて、その底部に底板62Z2が形成されている。この底板62Z2を含めて、枠部62B、62AB、62BCは白色に着色されていることにより、発光体g2からの光をこれら枠部62B、62AB、62BC及び底板62Z2において反射して、マスク部材22の透光部32Gを介して効率良く前面側へ透過させることができる。
また、セグメント枠62には、枠部62C、62BC、62ADに囲まれた領域において、発光体c1が設けられている部分を避けて、その底部に底板62Z3が形成されている。この底板62Z3を含めて、枠部62C、62BC、62ADは白色に着色されていることにより、発光体c1からの光をこれら枠部62C、62BC、62AD及び底板62Z3において反射して、マスク部材22の透光部32Cを介して効率良く前面側へ透過させることができる。
このように、表示セグメント12においては、各発光体b2、g2、c1からの光を、各々に対応する透過部32B、32G、32Cを介して効率良く前面側へ透過させるようになされている。
本実施の形態のセグメント表示器10において、表示セグメント13、14、16は、上述した表示セグメント11と同様の構成を有しており、また、表示セグメント15は、上述した表示セグメント12と同様の構成を有している。
すなわち、表示セグメント13(図2〜図4)を構成するセグメント枠63においては、発光体c2(図3、図4)の周囲を取り囲む枠部63A、63ABを有している。この枠部63A、63ABの配置形状は、マスク部材23(図2)に形成された透光部33Cの形状に合わせた配置形状となっている。すなわち、表示セグメント13に割り当てられた領域C2(図2)に合わせた配置形状となっている。但し、マスク部材22(図2)に形成された透光部32Cに連接する側には形成されていない。これにより、領域C1及びC2においては、発光体c1及びc2からの光が混ざって、これらの領域の境界を見え難くすることができる。
また、このセグメント枠63においては、発光体d1(図3、図4)の周囲を取り囲む枠部63B、63ABを有している。この枠部63B、63ABの配置形状は、マスク部材23(図2)に形成された透光部33Dの形状に合わせた配置形状となっている。すなわち、表示セグメント13に割り当てられた領域D1(図2)に合わせた配置形状となっている。但し、マスク部材24(図2)に形成された透光部34Dに連接する側には形成されていない。これにより、領域D1及びD2においては、発光体d1及びd2からの光が混ざって、これらの領域の境界を見え難くすることができる。
セグメント枠63は、発光体基板53に固定されていることにより、発光体基板53に搭載(固定)された発光体c2、d1との位置関係も固定されている。これにより、図3及び図4について上述したように、発光体基板53を移動させた場合においても、発光体c2、d1とセグメント枠63との位置関係は変わらないままの状態を維持するようになされている。
セグメント枠63には、枠部63A、63ABに囲まれた領域において、発光体c2が設けられている部分を避けて、その底部に底板63Z1が形成されている。この底板63Z1を含めて、枠部63A、63ABは白色に着色されていることにより、発光体c2からの光をこれら枠部63A、63AB及び底板63Z1において反射して、マスク部材23の透光部33Cを介して効率良く前面側へ透過させることができる。
また、セグメント枠63には、枠部63B、63ABに囲まれた領域において、発光体d1が設けられている部分を避けて、その底部に底板63Z2が形成されている。この底板63Z2を含めて、枠部63B、63ABは白色に着色されていることにより、発光体d1からの光をこれら枠部63B、63AB及び底板63Z2において反射して、マスク部材23の透光部33Dを介して効率良く前面側へ透過させることができる。
このように、表示セグメント13においては、各発光体c2、d1からの光を、各々に対応する透過部33C、33Dを介して効率良く前面側へ透過させるようになされている。
また、表示セグメント14(図2〜図4)を構成するセグメント枠64においては、発光体d2(図3、図4)の周囲を取り囲む枠部64A、64ABを有している。この枠部64A、64ABの配置形状は、マスク部材24(図2)に形成された透光部34Dの形状に合わせた配置形状となっている。すなわち、表示セグメント14に割り当てられた領域D2(図2)に合わせた配置形状となっている。但し、マスク部材23(図2)に形成された透光部33Dに連接する側には形成されていない。これにより、領域D1及びD2においては、発光体d1及びd2からの光が混ざって、これらの領域の境界を見え難くすることができる。
また、このセグメント枠64においては、発光体e1(図3、図4)の周囲を取り囲む枠部64B、64ABを有している。この枠部64B、64ABの配置形状は、マスク部材24(図2)に形成された透光部34Eの形状に合わせた配置形状となっている。すなわち、表示セグメント14に割り当てられた領域E1(図2)に合わせた配置形状となっている。但し、マスク部材25(図2)に形成された透光部35Eに連接する側には形成されていない。これにより、領域E1及びE2においては、発光体e1及びe2からの光が混ざって、これらの領域の境界を見え難くすることができる。
セグメント枠64は、発光体基板54に固定されていることにより、発光体基板54に搭載(固定)された発光体d2、e1との位置関係も固定されている。これにより、図3及び図4について上述したように、発光体基板54を移動させた場合においても、発光体d2、e1とセグメント枠64との位置関係は変わらないままの状態を維持するようになされている。
セグメント枠64には、枠部64A、64ABに囲まれた領域において、発光体d2が設けられている部分を避けて、その底部に底板64Z1が形成されている。この底板64Z1を含めて、枠部64A、64ABは白色に着色されていることにより、発光体d2からの光をこれら枠部64A、64AB及び底板64Z1において反射して、マスク部材24の透光部34Dを介して効率良く前面側へ透過させることができる。
また、セグメント枠64には、枠部64B、64ABに囲まれた領域において、発光体e1が設けられている部分を避けて、その底部に底板64Z2が形成されている。この底板64Z2を含めて、枠部64B、64ABは白色に着色されていることにより、発光体e1からの光をこれら枠部64B、64AB及び底板64Z2において反射して、マスク部材24の透光部34Eを介して効率良く前面側へ透過させることができる。
このように、表示セグメント14においては、各発光体d2、e1からの光を、各々に対応する透過部34D、34Eを介して効率良く前面側へ透過させるようになされている。
また、表示セグメント15(図2〜図4)を構成するセグメント枠65においては、発光体e2(図3、図4)の周囲を取り囲む枠部65A、65AB、65ADを有している。この枠部65A、65AB、65ADの配置形状は、マスク部材25(図2)に形成された透光部35Eの形状に合わせた配置形状となっている。すなわち、表示セグメント15に割り当てられた領域E2(図2)に合わせた配置形状となっている。但し、マスク部材24(図2)に形成された透光部34Eに連接する側には形成されていない。これにより、領域E1及びE2においては、発光体e1及びe2からの光が混ざって、これらの領域の境界を見え難くすることができる。
また、このセグメント枠65においては、発光体g1(図3、図4)の周囲を取り囲む枠部65B、65AB、65BCを有している。この枠部65B、65AB、65BCの配置形状は、マスク部材25(図2)に形成された透光部35Gの形状に合わせた配置形状となっている。すなわち、表示セグメント15に割り当てられた領域G1(図2)に合わせた配置形状となっている。但し、マスク部材22(図2)に形成された透光部32Gに連接する側には形成されていない。これにより、領域G1及びG2においては、発光体g1及びg2からの光が混ざって、これらの領域の境界を見え難くすることができる。
また、このセグメント枠65においては、発光体f1(図3、図4)の周囲を取り囲む枠部65C、65BC、65ADを有している。この枠部65C、65BC、65ADの配置形状は、マスク部材25(図2)に形成された透光部35Fの形状に合わせた配置形状となっている。すなわち、表示セグメント15に割り当てられた領域F1(図2)に合わせた配置形状となっている。但し、マスク部材26(図2)に形成された透光部36Fに連接する側には形成されていない。これにより、領域F1及びF2においては、発光体f1及びf2からの光が混ざって、これらの領域の境界を見え難くすることができる。
セグメント枠65は、発光体基板55に固定されていることにより、発光体基板55に搭載(固定)された発光体e2、g1、f1との位置関係も固定されている。これにより、図3及び図4について上述したように、発光体基板55を移動させた場合においても、発光体e2、g1、f1とセグメント枠65との位置関係は変わらないままの状態を維持するようになされている。
セグメント枠65には、枠部65A、65AB、65ADに囲まれた領域において、発光体e2が設けられている部分を避けて、その底部に底板65Z1が形成されている。この底板65Z1を含めて、枠部65A、65AB、65ADは白色に着色されていることにより、発光体e2からの光をこれら枠部65A、65AB、65AD及び底板65Z1において反射して、マスク部材25の透光部35Eを介して効率良く前面側へ透過させることができる。
また、セグメント枠65には、枠部65B、65AB、65BCに囲まれた領域において、発光体g1が設けられている部分を避けて、その底部に底板65Z2が形成されている。この底板65Z2を含めて、枠部65B、65AB、65BCは白色に着色されていることにより、発光体g1からの光をこれら枠部65B、65AB、65BC及び底板65Z2において反射して、マスク部材25の透光部35Gを介して効率良く前面側へ透過させることができる。
また、セグメント枠65には、枠部65C、65BC、65ADに囲まれた領域において、発光体f1が設けられている部分を避けて、その底部に底板65Z3が形成されている。この底板65Z3を含めて、枠部65C、65BC、65ADは白色に着色されていることにより、発光体f1からの光をこれら枠部65C、65BC、65AD及び底板65Z3において反射して、マスク部材25の透光部35Fを介して効率良く前面側へ透過させることができる。
このように、表示セグメント15においては、各発光体e2、g1、f1からの光を、各々に対応する透過部35E、35G、35Fを介して効率良く前面側へ透過させるようになされている。
また、表示セグメント16(図2〜図4)を構成するセグメント枠66においては、発光体f2(図3、図4)の周囲を取り囲む枠部66A、66ABを有している。この枠部66A、66ABの配置形状は、マスク部材26(図2)に形成された透光部36Fの形状に合わせた配置形状となっている。すなわち、表示セグメント16に割り当てられた領域F2(図2)に合わせた配置形状となっている。但し、マスク部材25(図2)に形成された透光部35Fに連接する側には形成されていない。これにより、領域F1及びF2においては、発光体f1及びf2からの光が混ざって、これらの領域の境界を見え難くすることができる。
また、このセグメント枠66においては、発光体a1(図3、図4)の周囲を取り囲む枠部66B、66ABを有している。この枠部66B、66ABの配置形状は、マスク部材26(図2)に形成された透光部36Aの形状に合わせた配置形状となっている。すなわち、表示セグメント16に割り当てられた領域A1(図2)に合わせた配置形状となっている。但し、マスク部材21(図2)に形成された透光部31Aに連接する側には形成されていない。これにより、領域A1及びA2においては、発光体a1及びa2からの光が混ざって、これらの領域の境界を見え難くすることができる。
セグメント枠66は、発光体基板56に固定されていることにより、発光体基板56に搭載(固定)された発光体f2、a1との位置関係も固定されている。これにより、図3及び図4について上述したように、発光体基板56を移動させた場合においても、発光体f2、a1とセグメント枠66との位置関係は変わらないままの状態を維持するようになされている。
セグメント枠66には、枠部66A、66ABに囲まれた領域において、発光体f2が設けられている部分を避けて、その底部に底板66Z1が形成されている。この底板66Z1を含めて、枠部66A、66ABは白色に着色されていることにより、発光体f2からの光をこれら枠部66A、66AB及び底板66Z1において反射して、マスク部材26の透光部36Fを介して効率良く前面側へ透過させることができる。
また、セグメント枠66には、枠部66B、66ABに囲まれた領域において、発光体a1が設けられている部分を避けて、その底部に底板66Z2が形成されている。この底板66Z2を含めて、枠部66B、66ABは白色に着色されていることにより、発光体a1からの光をこれら枠部66B、66AB及び底板66Z2において反射して、マスク部材26の透光部36Aを介して効率良く前面側へ透過させることができる。
このように、表示セグメント16においては、各発光体f2、a1からの光を、各々に対応する透過部36F、36Aを介して効率良く前面側へ透過させるようになされている。
因みに、図6に示すように、マスク部材21は、セグメント枠61の接着領域61Xに接着され、マスク部材22は、セグメント枠62の接着領域62Xに接着されている。マスク部材21〜26の設置の順は、マスクシート21、25、22、26、23及び24の順にセグメント枠に設置される。
以上説明したように、各セグメント枠61〜66は、それぞれ発光体基板51〜56に搭載されて該発光体基板51〜56と一体に移動するようになされている。図1及び図2について上述したように、各表示セグメント11〜16は、互いの距離が接近、又は離間するように移動可能に構成されている(後述)。
すなわち、表示セグメント11は、隣接する表示セグメント16及び12との間で、互いに近づく方向又は離間する方向に移動する。例えば、表示セグメント11及び表示セグメント12には、セグメント表示器10によって表示される数字の領域B1及びB2がそれぞれ割り当てられており、この領域B1及びB2によって、数字の連続した一部が表されるようになされている。例えば、図7に示すように、数字「8」の右側上段の縦画N1を表現するようになされており、表示セグメント11及び12を互いに離間する方向に移動させることにより、この縦画N1をその長手方向の寸法(縦方向の寸法)が長くなるように変化させることができ、また、表示セグメント11及び12を互いに近づく方向に移動させることにより、縦画N1をその長手方向の寸法(縦方向の寸法)が短くなるように変化させることができる。
この場合、表示セグメント11のマスク部材21に設けられた透光部31Bによって形成される領域B1と、表示セグメント12のマスク部材22に設けられた透光部32Bによって形成される領域B2とによって、数字「8」の縦画N1が表現されるようになされており、表示セグメント11及び12を互いに近づける場合には、透光部31B及び32Bの一部が重なるように構成されている。この場合、セグメント枠61の枠部61B及び61AB(図4)によって囲まれる領域と、セグメント枠62の枠部62A、62AB及び62AD(図4)によって囲まれる領域とが重なることとなる(図3)。
これに対して、表示セグメント11及び12を互いに離間する方向に移動させる場合には、透光部31B及び32Bの重なる部分が少なくなる。この場合、セグメント枠61の枠部61B及び61AB(図4)によって囲まれる領域に設けられた発光体b1と、セグメント枠62の枠部62A、62AB及び62AD(図4)によって囲まれる領域に設けられた発光体b2との距離が離れることになる。
このように、同一の縦画N1に割り当てられた2つの発光体b1及びb2の間隔が拡がる場合においても、表示セグメント11に設けられたセグメント枠61の枠部61B、61ABと、表示セグメント12に設けられたセグメント枠62の枠部62A、62AB、62ADとによって、発光体b1及びb2からの光を効率良く取り出すことができ、縦画N1全体に亘って十分な光量でこれを表示することができる。
また、本実施の形態の場合、これに加えて、セグメント枠61及び62には、拡散板が設けられており、この拡散板によって発光体b1及びb2からの光を拡散させることで、縦画N1の全体に亘って光を均一化することができる。すなわち、図6に示すように、セグメント枠61の枠部61B、61ABによって囲まれた領域には、発光体b1と間隙を隔てて拡散板71Bがセグメント枠61に固定されており、発光体b1からの光を拡散するようになされている。また、セグメント枠62の枠部62A、62AB、62ADによって囲まれた領域には、発光体b2と間隙を隔てて拡散板72Bがセグメント枠62に固定されており、発光体b2からの光を拡散するようになされている。
このように、同一の縦画N1を表現するための発光体b1上の空間及び発光体b2上の空間とに、各々拡散板71B及び72Bを設けることにより、これら2つの空間において発光体b1及びb2からの光が拡散されて均一化される。これにより、表示セグメント11及び12を互いに離間する方向に移動させて、縦画N1を長く表示する場合において、発光体b1及びb2が離間することによる光量の偏りを防止することができる。
以上は、発光体b1及びb2について述べたが、その他の発光体a1、a2、c1〜g2についても、同様にして拡散板が設けられており、これらの発光体からの光を拡散させるようになされている。
なお、拡散板としては、例えば透光性のある板材の表面を砂状にしたもの等を用いることができる。
かくして、表示セグメント11の発光体b1及び表示セグメント12の発光体b2によって、図7に示す数字「8」の縦画N1が表示され、表示セグメント12の発光体c1及び表示セグメント13の発光体c2によって、図7に示す数字「8」の縦画N2が表示され、表示セグメント13の発光体d1及び表示セグメント14の発光体d2によって、図7に示す数字「8」の横画N3が表示され、表示セグメント14の発光体e1及び表示セグメント15の発光体e2によって、図7に示す数字「8」の縦画N4が表示され、表示セグメント15の発光体g1及び表示セグメント12の発光体g2によって、図7に示す数字「8」の横画N5が表示され、表示セグメント15の発光体f1及び表示セグメント16の発光体f2によって、図7に示す数字「8」の縦画N6が表示され、表示セグメント16の発光体a1及び表示セグメント11の発光体a2によって、図7に示す数字「8」の横画N7が表示される。
これらの横画及び縦画N1〜N7は、表示セグメント11〜16の移動によって、各々が長く変形し、又は短く変形することになる。
次に、各表示セグメント11〜16を移動するための構成について説明する。図5に示すように、セグメント枠61〜66は、発光体基板51〜56に固定されており、この発光体基板51〜56は、所定の駆動機構によって移動制御されるように構成されている。
すなわち、発光体基板51は、移動ベース部材111に取付けボスを介して取り付けられており、発光体基板53は、移動ベース部材113に取付けボスを介して取り付けられており、発光体基板54は、移動ベース部材114に取付けボスを介して取り付けられており、発光体基板56は、移動ベース部材116に取付けボスを介して取り付けられている。
移動ベース部材111、113、114及び116は、表示セグメント11〜16を移動させるための移動機構部を構成する部材である。図8及び図9は、表示セグメントの移動機構部100を示す正面図である。また、図10は、セグメント枠61〜66を搭載した移動機構部100の背面側を示す斜視図である。図8は、表示セグメント11〜16を近づけるように移動させた状態(図3)を示す図であり、図9は、表示セグメント11〜16を遠ざけるように移動させた状態(図4)を示す図である。
図8〜図10に示すように、移動機構部100は、ベース部材101と、このベース部材101の主面に設けられた直線状のガイド突起部102A〜102Dにガイドされて上下方向(矢印y方向)に移動可能に支持された上下動リンク部材141及び142と、ベース部材101に形成されたガイド孔101A〜101Hにガイドされて左右方向(矢印x方向)に移動可能に支持された左右動ベース部材121及び122と、この左右動ベース部材121及び122に形成されたガイド孔121E〜121L及び122E〜122Lにガイドされて上下方向に移動可能に支持された移動ベース部材111、113、114及び116と、駆動原であるステッピングモータ130とを備えている。
すなわち、ベース部材101の主面には、上下方向(矢印y方向)に延設された直線状のガイド突起部102A及び102Dが設けられており、上下動リンク部材141は、その両端部においてこのガイド突起部102A及び102Dに係合され、上下方向(矢印y方向)に摺動可能となっている。また、上下動リンク部材142は、その両端部においてガイド突起部102B及び102Cに係合され、上下方向(矢印y方向)に摺動可能となっている。
上下動リンク部材141及び142には、ラック141Y及び142Yが設けられており、ステッピングモータ130の出力軸に嵌合されたピニオンギア130Aに歯合されている。これにより、ステッピングモータ130を駆動することによって、ピニオンギア130A及びラック141Yを介して、上下動リンク部材141を上下方向(矢印y方向)に移動させることができ、また、ピニオンギア130A及びラック142Yを介して、上下動リンク部材142を上下方向(矢印y方向)に移動させることができる。
また、ベース部材101には、左右方向(矢印x方向)に延長されたガイド孔101A〜101Hが形成されている。ガイド孔101A〜101Dには、左右動ベース部材121の背面側に固定されたガイドボス121A〜121Dが係合され、これにより、左右動ベース部材121は、ガイド孔101A〜101Dにガイドされて左右方向(矢印x方向)に移動可能となっている。また、ガイド孔101E〜101Hには、左右動ベース部材122の背面側に固定されたガイドボス122A〜122Dが係合され、これにより、左右動ベース部材122は、ガイド孔101E〜101Hにガイドされて左右方向(矢印x方向)に移動可能となっている。
左右動ベース部材121及び122には、ラック121X及び122Xが設けられており、ステッピングモータ130の出力軸に嵌合されたピニオンギア130Aに歯合されている。これにより、ステッピングモータ130を駆動することによって、ピニオンギア130A及びラック121Xを介して、左右動ベース部材121を左右方向(矢印x方向)に移動させることができ、また、ピニオンギア130A及びラック122Xを介して、左右動ベース部材122を左右方向(矢印x方向)に移動させることができる。
左右動ベース部材121には、上下方向(矢印y方向)に延長されたガイド孔121E〜121Lが形成されている。ガイド孔121E〜121Hには、移動ベース部材111の背面側に固定されたガイドボス111E〜111Hが係合され、これにより移動ベース部材111は、ガイド孔121E〜121Hにガイドされて上下方向(矢印y方向)に移動可能となっている。また、ガイド121I〜121Lには、移動ベース部材113の背面側に固定されたガイドボス113E〜113Hが係合され、これにより移動ベース部材113は、ガイド孔121I〜121Iにガイドされて上下方向(矢印y方向)に移動可能となっている。
また、左右動ベース部材122には、上下方向(矢印y方向)に延長されたガイド孔122E〜122Lが形成されている。ガイド孔122E〜122Hには、移動ベース部材116の背面側に固定されたガイドボス116E〜116Hが係合され、これにより移動ベース部材116は、ガイド孔122E〜122Hにガイドされて上下方向(矢印y方向)に移動可能となっている。また、ガイド122I〜122Lには、移動ベース部材114の背面側に固定されたガイドボス114E〜114Hが係合され、これにより移動ベース部材114は、ガイド孔122I〜122Lにガイドされて上下方向(矢印y方向)に移動可能となっている。
また、上下動リンク部材141には、左右方向(矢印x方向)に延長されたガイド孔141A〜141Dが形成されている。ガイド孔141A及び141Bには、移動ベース部材111の背面側に固定されたガイドボス111F及び111Gが、左右動ベース部材121のガイド孔121F及び121Gを介して係合されている。これにより、移動ベース部材111は、ガイド孔141A及び141Bにガイドされて左右方向(矢印x方向)に移動可能となっていると共に、該ガイド孔141A及び141Bによって、上下方向(矢印y方向)への移動が規制されている。すなわち、移動ベース部材111は、上下動リンク部材141の上下動に伴って上下動するようになされている。
ここで、移動ベース部材111のガイドボス111F及び111Gは、左右動ベース部材121の上下方向に延長されたガイド孔121F及び121Gに係合されていることにより、移動ベース部材111は、ガイド孔121F及び121Gによって左右方向への移動が規制されている。すなわち、移動ベース部材111は、左右動ベース部材121の左右方向への移動に伴って左右方向へ移動するようになされている。
また、ガイド孔141C及び141Dには、移動ベース部材116の背面側に固定されたガイドボス116F及び116Gが、左右動ベース部材122のガイド孔122F及び122Gを介して係合されている。これにより、移動ベース部材111は、ガイド孔141C及び141Dにガイドされて左右方向(矢印x方向)に移動可能となっていると共に、該ガイド孔141C及び141Dによって、上下方向(矢印y方向)への移動が規制されている。すなわち、移動ベース部材116は、上下動リンク部材141の上下動に伴って上下動するようになされている。
ここで、移動ベース部材116のガイドボス116F及び116Gは、左右動ベース部材122の上下方向に延長されたガイド孔122F及び122Gに係合されていることにより、移動ベース部材116は、ガイド孔122F及び122Gによって左右方向への移動が規制されている。すなわち、移動ベース部材116は、左右動ベース部材122の左右方向への移動に伴って左右方向へ移動するようになされている。
また、上下動リンク部材142には、左右方向(矢印x方向)に延長されたガイド孔142A〜142Dが形成されている。ガイド孔142A及び142Bには、移動ベース部材113の背面側に固定されたガイドボス113E及び113Hが、左右動ベース部材121のガイド孔121I及び121Lを介して係合されている。これにより、移動ベース部材113は、ガイド孔142A及び142Bにガイドされて左右方向(矢印x方向)に移動可能となっていると共に、該ガイド孔142A及び142Bによって、上下方向(矢印y方向)への移動が規制されている。すなわち、移動ベース部材113は、上下動リンク部材142の上下動に伴って上下動するようになされている。
また、ガイド孔142C及び142Dには、移動ベース部材114の背面側に固定されたガイドボス114E及び114Hが、左右動ベース部材122のガイド孔122I及び122Lを介して係合されている。これにより、移動ベース部材114は、ガイド孔142C及び142Dにガイドされて左右方向(矢印x方向)に移動可能となっていると共に、該ガイド孔142C及び142Dによって、上下方向(矢印y方向)への移動が規制されている。すなわち、移動ベース部材114は、上下動リンク部材142の上下動に伴って上下動するようになされている。
かくして、ステッピングモータ130を駆動することにより、左右動ベース部材121及び122が左右に移動し、この移動に伴って移動ベース部材111、113、114及び116が左右方向に移動する。また、これと同時に、ステッピングモータ130の駆動によって、上下動リンク部材141及び142が上下動し、これに伴って、移動ベース部材111、113、114及び116が上下動する。すなわち、ステッピングモータ130を駆動することによって、移動ベース部材111、113、114及び116を上下左右に移動させることができる。図8は、移動ベース部材111、113、114及び116が互いに接近した状態を示し、図9は、移動ベース部材111、113、114及び116が互いに離間した状態を示す。ステッピングモータ130の駆動によって、移動ベース部材111、113、114及び116を、図8に示す接近状態又は図9に示す離間状態とすることができる。
図11及び図12は、図8及び図9に示した移動機構部100を示す側面図である。図11は、移動ベース部材111、113、114及び116を接近させた状態(図8)を示し、図12は、移動ベース部材111、113、114及び116を離間させた状態(図9)を示す。
図8〜図12に示すように、移動ベース部材111には、取付けボス111A、111B、111C及び111Dが固定されており、この取付けボス111A〜111Dを介して発光体基板51(図3、図4)が取り付けられている。
上下動ベース113には、取付けボス113A、113B、113C及び113Dが固定されており、この取付けボス113A〜113Dを介して発光体基板53(図3、図4)が取り付けられている。
上下動ベース114には、取付けボス114A、114B、114C及び114Dが固定されており、この取付けボス114A〜114Dを介して発光体基板54(図3、図4)が取り付けられている。
上下動ベース116には、取付けボス116A、116B、116C及び116Dが固定されており、この取付けボス116A〜116Dを介して発光体基板56(図3、図4)が取り付けられている。
これにより、図13及び図14に示すように、発光体基板51、53、54及び56は、移動ベース部材111、113、114及び116の移動に伴って、上下左右に移動可能に支持されている。
また、左右動ベース部材121には、取付けボス112A及び112Bが固定されており、この取付けボス112A及び112Bを介して発光体基板52が取り付けられている。左右動ベース部材122には、取付けボス115A及び115Bが固定されており、この取付けボス115A及び115Bを介して発光体基板55が取り付けられている。
すなわち、発光体基盤52及び55は、左右動ベース部材121及び122の左右動に伴って左右方向に移動可能に支持されている。
かくして、図13及び図14に示したように、ステッピングモータ130を駆動することにより、発光体基板51〜56(表示セグメント11〜16)を接近した状態(図13)又は離間した状態(図14)に移動させることができる。
移動機構部100においては、可動範囲センサ160が設けられており、表示セグメント11〜16(発光体基板51〜56)の離間状態を検出する。可動範囲センサ160としては、発光部161及び受光部162を有するフォトインタラプタ等を用いることができる。左右動ベース部材121の背面側には、該左右動ベース部材121に取り付けられたガイドボス121Bに遮光板163が固定されており、左右動ベース部材121と一体となって左右方向へ移動するようになされている。
可動範囲センサ160においては、左右動ベース部材121が離間状態となった場合に、発光部161と受光部162との間に遮光板163が介挿されるように構成されており、発光部161において発光された光を受光部162で受光しない場合には、各表示セグメント11〜16が離間状態となっているものと判断することができる。
次に、発光体a1〜g2について説明する。本実施の形態の場合、発光体a1〜g2として、フルカラー発光ダイオード(LED:light-emitting diode)を用いる。図7に示したように、数字「8」を表す縦画N1について上半分の領域B1(図2)発光体(フルカラーLED)b1が割り当てられ、下半分の領域B2(図2)に発光体(フルカラーLED)b2が割り当てられている。すなわち、縦画N1には、2つの発光体(フルカラーLED)b1及びb2が割り当てられている。
また、数字「8」を表す縦画N2について上半分の領域C1(図2)に発光体(フルカラーLED)c1が割り当てられ、下半分の領域C2(図2)に発光体(フルカラーLED)c2が割り当てられている。すなわち、縦画N2には、2つの発光体(フルカラーLED)c1及びc2が割り当てられている。
また、数字「8」を表す横画N3について右半分の領域D1(図2)に発光体(フルカラーLED)d1が割り当てられ、左半分の領域D2(図2)に発光体(フルカラーLED)d2が割り当てられている。すなわち、縦画N3には、2つの発光体(フルカラーLED)d1及びd2が割り当てられている。
また、数字「8」を表す縦画N4について下半分の領域E1(図2)に発光体(フルカラーLED)e1が割り当てられ、上半分の領域E2(図2)に発光体(フルカラーLED)e2が割り当てられている。すなわち、縦画N4には、2つの発光体(フルカラーLED)e1及びe2が割り当てられている。
また、数字「8」を表す横画N5について左半分の領域G1(図2)に発光体(フルカラーLED)g1が割り当てられ、右半分の領域G2(図2)に発光体(フルカラーLED)g2が割り当てられている。すなわち、縦画N5には、2つの発光体(フルカラーLED)g1及びg2が割り当てられている。
また、数字「8」を表す縦画N6について下半分の領域F1(図2)に発光体(フルカラーLED)f1が割り当てられ、上半分の領域F2(図2)に発光体(フルカラーLED)f2が割り当てられている。すなわち、縦画N6には、2つの発光体(フルカラーLED)f1及びf2が割り当てられている。
また、数字「8」を表す横画N7について左半分の領域A1(図2)に発光体(フルカラーLED)a1が割り当てられ、右半分の領域A2(図2)に発光体(フルカラーLED)a2が割り当てられている。すなわち、縦画N7には、2つの発光体(フルカラーLED)a1及びa2が割り当てられている。
フルカラーLEDは、それぞれ3原色(R、G、B)の発光ダイオードを有している。図15は、発光体基盤51〜56における発光体a1〜g2の配置と、各発光体a1〜g2を発光させるための端子番号を示す略線図である。図15に示すように、発光体a1〜g2は、フルカラーLEDで構成されていることにより、緑色発光用の端子a1−G、a2−G、b1−G、b2−G、c1−G、c2−G、d1−G、d2−G、e1−G、e2−G、f1−G、f2−G、g1−G、g2−Gと、赤色発光用の端子a1−R、a2−R、b1−R、b2−R、c1−R、c2−R、d1−R、d2−R、e1−R、e2−R、f1−R、f2−R、g1−R、g2−Rと、青色発光用の端子a1−B、a2−B、b1−B、b2−B、c1−B、c2−B、d1−B、d2−B、e1−B、e2−B、f1−B、f2−B、g1−B、g2−Bとを有している。
これら各色の端子に駆動電圧を加えることにより、当該端子によって駆動される色の発光ダイオードが発光する。
なお、本実施の形態においては、発光体としてフルカラーLEDを用いる場合について説明するが、これに限られるものではなく、単色のものを用いてもよく、また、LEDに限られず他の種々の発光体を用いることができる。
(セグメント表示器の動作及び効果)
以上説明したセグメント表示器10は、ステッピングモータ130を駆動して表示セグメント11〜16を互いに接近する方向又は離間する方向に移動させることができるので、例えば、図16に示すように、全ての発光体a1〜g2(図3、図4)を発光させて数字「8」を表示した状態において、各表示セグメント11〜16を互いに接近させた状態(図16(a))から、各表示セグメント11〜16を互いに離間させた状態(図16(b))に変化させることができ、またステッピングモータ130を逆回転させることで、各表示セグメント11〜16を互いに離間させた状態(図16(b))から、各表示セグメント11〜16を互いに接近させた状態(図16(a))に変化させることができる。この変化は、表示セグメント自体が移動するというこれまでにない変化の態様であり、遊技者に対して印象的な演出を行うことができる。
また、表示セグメント11〜16の移動により、数字の縦画N1、N2、N4、N6及び横画N3、N5、N7自体の長さが長くなるように表示され、その結果として、表示される数字の大きさが変化する。このような大きさを変化させる演出により、遊技者に対して印象的な演出を提供することが可能となる。
また、ステッピングモータ130の回転角度を制御することで、表示される数字の大きさを任意に設定することができ、演出に多様性を持たせることができる。
さらに、表示セグメント11〜16を構成する発光体a1〜g2に対する駆動電圧の供給を制御することにより、発光体a1〜g2を選択的に発光させることができ、これにより、例えば、図17(a)、(b)に示すように、縦画N1、N2、N4、N6及び横画N3、N5、N7のいずれかを選択的に表示させることができる。図17(a)、(b)は、発光体a1、a2、b1、b2、c1、c2、を発光させることによって、数字「7」を表示する例である。
かくして、本実施の形態のセグメント表示器10は、表示セグメント11〜16の移動によって、表示される数字の大きさを変化させることができ、これにより所望の数字を所望の大きさで表示することができる。
(パチンコ遊技機)
以上説明したセグメント表示器10を搭載したパチンコ遊技機について説明する。図18は、パチンコ遊技機300の外観を示す正面図であり、図19は、パチンコ遊技機300の遊技盤を示す正面図である。
図18及び図19に示すように、パチンコ遊技機300は、本体317にフロントドア316が開閉可能に支持されており、本体317の内部には、遊技盤319が設けられている。フロントドア316の下方には、遊技球を遊技盤319に発射するための発射ハンドル331が設けられている。フロントドア316の裏面側には、発射ハンドル331の操作結果に応じて、遊技球を遊技盤に発射する発射装置435が設けられている。
フロントドア316の前面部には、上皿325及び下皿327が設けられている。上皿325及び下皿327には、遊技球(賞球)の払出しを行うための払出口325A、327Aが設けられており、所定の払出条件が成立した場合には、遊技球が排出される。上皿325には、発射装置435によって遊技領域320に発射させるための遊技球が貯留される。
上皿325から発射装置435による発射位置に供給された遊技球は、発射装置435により遊技盤319へ発射される。遊技球が発射されると、上皿325に貯留された遊技球は、順次、発射装置435の発射位置まで移動する。これにより、上皿325に貯留された遊技球は、発射装置435により順次遊技盤319へ発射されることになる。
因みに、発射ハンドル331が遊技者によって握持され、かつ、時計回り方向へ回動操作されたときには、その回動角度に応じた電力が発射装置435の発射モータに供給され、これにより、上皿325に貯留された遊技球は、遊技者の操作量に応じた強さで遊技盤319に順次発射される。
フロントドア316が閉じられた状態において、遊技盤319は、フロントドア316に設けられた保護ガラスの後方に位置するように設けられている。遊技盤319においては、遊技球が転動可能な遊技領域320を有している。遊技領域320の周囲には、発射装置435により発射された遊技球をガイドするガイドレール335が設けられている。これにより、発射装置435によって発射された遊技球は、ガイドレール335にガイドされて遊技盤319の上部に打ち出され、その後、遊技領域320に設けられた複数の障害釘との衝突によりその進行方向を変えながら遊技領域320の下方に向かって落下する。
遊技盤319の前面には、第1始動口330を構成する普通電動役物353、第2始動口349を形成する始動ゲート350、シャッタ345等が設けられている。この第1始動口330又は第2始動口349に遊技球が入賞したことを条件として、特別図柄の可変表示が行われる。また、この特別図柄の可変表示の結果に応じて、通常の遊技状態よりも遊技者に有利な大当たり遊技状態となる。この大当たり遊技状態となった場合には、シャッタ345が開放状態に制御され、大入賞口344に遊技球が受け入れ容易な開放状態となる。
遊技盤319の略中央部分には、図1〜図17について上述したセグメント表示器10が3つ並設されており、この3つのセグメント表示器10によって、3桁の数字を表示する図柄表示部400が設けられている。ここでは、左側のセグメント表示器10によって表示される左図柄(数字)400Lと、中央のセグメント表示器10によって表示される中図柄(数字)400Cと、右側のセグメント表示器10によって表示される右図柄(数字)400Rとによって3桁の数字が表示される。この3つのセグメント表示器10の表示については後述する。また、フロントドア316の上方には、スピーカ351L、351Rが設けられている。
また、遊技盤319の左下部には、特別図柄表示部340が設けられている。この特別図柄表示部340は、特別図柄ゲームにおいて特別図柄の可変表示を行うものである。特別図柄とは、数字又は文字等であり、本実施の形態の場合、特別図柄表示部340によって2桁の特別図柄を表示するが、これに限られるものではない。
特別図柄表示部340は、例えば7セグメント表示器によって、特別図柄を可変表示する。ここで、可変表示とは、例えば、数字又は文字等が順次切り換わりながら表示されることを意味しており、所定のタイミングでこれらの変動する図柄が停止表示されるようになされている。
また、特別図柄表示部340において、特別図柄が特定の態様で停止表示された場合には、パチンコ遊技機300における遊技状態が遊技者に有利な大当たり遊技状態に移行される。
一方、上述した図柄表示部400は、遊技に関する画像を表示するための3つのセグメント表示器10を有している。本実施の形態の場合、この図柄表示部400には、特別図柄ゲームにおける特別図柄の可変表示に伴って可変表示を行う図柄としての数字が所定の態様で表示されることとなる。所定の態様とは、各セグメント表示器10において表示される数字が「0」〜「9」の間で変化する変動表示の態様と、いずれかの数字で停止する停止表示の態様と、図16及び図17に示したように、表示される数字の大きさが変化する表示の態様とを含む。
特別図柄表示部340における特別図柄の可変表示の結果が特定の表示態様となる場合には、図柄表示部400に導出表示された複数の数字の組み合わせが特定の組み合わせとなり、遊技状態を遊技者に有利な大当たり遊技状態に移行することとなる。
また、遊技盤319の下方には、ランプユニット358が設けられている。ランプユニット358には、上述した特別図柄表示部340、普通図柄表示部338、特別図柄保留ランプ及び普通図柄保留ランプからなる保留ランプ群355、ラウンド数表示器356が設けられている。
特別図柄表示部340においては、特別図柄の変動開始条件が成立すると、7セグメント表示器に例えば「0」から「9」までの10個の数字が順次ランダムに変動表示される。特別図柄表示部340において特定の数字(「77」等)が停止表示された場合は、これに応じて図柄表示部400においても特定の態様で数字が停止表示され、通常遊技状態から遊技者に有利な状態である大当たり遊技状態(特別遊技状態)に遊技状態が移行する。この大当たり遊技状態となった場合には、後述するように、シャッタ345が開放状態に制御され、大入賞口344に遊技球が入り易い状態となる。一方、特別図柄として、特定の数字図柄以外の数字図柄が停止表示された場合は、通常遊技状態が維持される。パチンコ遊技機300においては、このような特別図柄の変動表示から停止表示に応じた遊技状態の移行に係る特別図柄ゲームが実行される。
また、特別図柄表示部340の近傍には、普通図柄表示部338が設けられている。普通図柄表示部338は、複数の発光ダイオードを一組とした複数組の表示用ランプで構成されており、これら表示用ランプが交互に点灯・消灯を繰り返すことによって、普通図柄としての変動表示が行われる。
普通図柄表示部338の近傍には、特別図柄保留ランプ及び普通図柄保留ランプからなる保留ランプ群355が設けられている。この保留ランプ群355のうち、特別図柄保留ランプは、保留されている特別図柄の変動表示の実行回数(保留回数)を表示する。例えば、第1始動口330又は第2始動口349へのいずれかの入賞に基づき、特別図柄の変動表示の実行が1回分保留されている場合には、特別図柄保留ランプが点灯する。
また保留ランプ群355のうち、普通図柄保留ランプは、点灯又は消灯によって保留されている普通図柄の変動表示の実行回数(保留回数)を表示する。特別図柄と同様に、普通図柄の変動表示の実行が1回分保留されている場合には、普通図柄保留ランプが点灯する。
特別図柄表示部340の近傍には、ラウンド数表示器356が設けられている。このラウンド数表示器356は、特別遊技の実行中においてラウンド数を表示する。
図19に示すように、パチンコ遊技機300の遊技盤319には、発射された遊技球を遊技領域320へ導くための二つのガイドレール335(335A及び335B)が設けられている。また、遊技盤319には、普通電動役物353、始動ゲート350、シャッタ345、大入賞口344、通過ゲート359、一般入賞口361等が設けられている。
遊技盤319に設けられた普通電動役物353には、シャッタが備えられており、このシャッタの内側には、第1始動口330が設けられている。遊技球が通過ゲート359を通過すると普通図柄ゲームが実行され、このゲームの結果が当たり結果となるとシャッタが開放され、遊技盤319に打ち出された遊技球が第1始動口330を通過し易くなる。普通図柄表示部338において普通図柄が所定の図柄で停止表示された場合には、普通電動役物353のシャッタが開放され、第1始動口330に遊技球が入り易くなる。また、シャッタを開放状態とした後、所定の時間が経過したときには、シャッタが閉鎖状態となり、第1始動口330に遊技球が入らなくなる。このように、普通図柄の変動から停止表示に応じて普通電動役物353のシャッタが開放されるゲームを普通図柄ゲームと呼ぶ。
なお、普通図柄の変動表示中に通過ゲート359を遊技球が通過した場合には、変動表示中の普通図柄が停止表示されるまで、普通図柄の変動表示の実行が保留される。そして、普通図柄が停止表示された場合には、保留されていた普通図柄の変動表示が開始される。
また、第1始動口330には入賞口が設けられている。この入賞口には遊技球センサ419(図20)が設けられている。また、第2始動口349においても、遊技球センサ419が設けられている。遊技球が遊技球センサ419によって検出された場合、特別図柄表示部340による特別図柄の変動表示が開始される。また、特別図柄の変動表示中に第1始動口330又は第2始動口349へ遊技球が入賞した場合には、変動表示中の特別図柄が停止表示されるまで、特別図柄の変動表示の実行が保留される。その後、変動表示していた特別図柄が停止表示された場合には、保留されていた特別図柄の変動表示が開始される。なお、特別図柄の変動表示の保留回数には上限が設定されている。
大入賞口344にはシャッタ345が設けられている。特別図柄表示部340において特定の数字図柄が停止表示され、遊技状態が大当たり遊技状態に移行された場合は、シャッタ345が開放され、大入賞口344に遊技球が入り易い状態となる。
シャッタ345の背面側に設けられた大入賞口344には、遊技球センサ419(図20)を有する領域(図示せず)があり、その領域を所定数の遊技球が通過するか、又は、所定時間が経過するまでシャッタ345が開放状態に制御される。そして、これらの条件のいずれかが成立すると、シャッタ345は閉鎖状態に制御され、大入賞口344には、遊技球が入り難い状態となる。
シャッタ345が開放中に大入賞口344に受け入れられた遊技球が遊技球センサ419によって検出された場合、一旦閉鎖されたシャッタ345が再度開放状態に移行する。これにより、シャッタ345の開放状態において大入賞口344に入賞した遊技球が遊技球センサ419によって検出されると、次のラウンドゲームへ継続して進むことができる。ラウンドゲームとは、シャッタ345の開放から閉鎖までの一連のゲームを意味する。
次に、図20を参照しながら、パチンコ遊技機300の制御回路の構成について説明する。図20は、パチンコ遊技機300の制御回路を示すブロック図である。
図20に示すように、パチンコ遊技機300には、遊技の進行を制御する主制御回路465と、遊技の進行に応じた演出の制御を行う副制御回路505とを有している。
主制御回路465は、メインCPU、メインROM、メインRAM等を備えており、メインCPUは、メインROMに記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する。メインROMには、メインCPUによりパチンコ遊技機300の動作を制御するためのプログラムや、各種のテーブルが記憶されている。また、メインRAMは、メインCPUの一時記憶領域として種々のフラグや変数を記憶する。
主制御回路465には所定の周期でクロックパルスを発生するリセット用クロックパルス発生回路、電源投入時においてリセット信号を生成する初期リセット回路、副制御回路505に対してコマンドを送信するための通信用インターフェイス等が設けられている。
また、主制御回路465には、特別図柄表示部340、普通図柄表示部338、保留ランプ群355、遊技球センサ419、役物駆動部425、発射装置435等が接続されている。特別図柄表示部340は、特別図柄ゲームにおける特別図柄の可変表示を行い、特別図柄表示部338は、普通図柄ゲームにおける識別情報としての普通図柄の可変表示を行い、保留ランプ群355は、特別図柄ゲーム又は普通図柄ゲームにおける実行の保留回数を表示し、遊技球センサ419は、第1始動口330、第2始動口349又は大入賞口344に入賞した遊技球を検出し、役物駆動部425は、第1始動口330の普通電動役物353や大入賞口344のシャッタ345を開閉駆動し、発射装置435は、遊技者の操作に応じて、遊技盤319へ遊技球を打ち出す。
また、副制御回路505は、主制御回路465から供給されるコマンドに基づいて、図柄表示部400の表示制御、スピーカ351L、351Rから発生させる音声に関する制御、各種装飾ランプ等の制御を行う。
副制御回路505は、サブCPU510、プログラムROM(図示せず)、ワークRAM(図示せず)、図柄表示部400における表示制御を行うための表示制御回路555、スピーカ351L、351Rから発生させる音声に関する制御を行う音声制御回路535、装飾ランプ等を含むランプの制御を行うランプ制御回路545等を有している。副制御回路505は、主制御回路465からのコマンドに応じて遊技の進行に応じた演出を実行し、図柄表示部400、スピーカ351(351L、351R)及びランプ337を駆動制御する。
副制御回路505のサブCPU510は、主制御回路465から供給されるコマンドと、プログラムROMに記憶されたプログラムとに基づいて、各種の処理を実行する。このプログラムROMには、サブCPU510によって実行されるパチンコ遊技機300の演出を行うためのプログラムやデータテーブルが記憶されている。副制御回路505のワークRAMは、サブCPU510の一時記憶領域として種々のフラグや変数を記憶する。
副制御回路505の表示制御回路555は、図柄表示部400の表示制御を行う回路であり、表示すべき数字と、その表示色と、表示の大きさ(例えば図17(a)に示した縮小表示又は図17(b)に示した拡大表示)とを制御する。表示制御回路555は、サブCPU510からのコマンドに従って、図柄表示部400の各セグメント表示器10の端子(図15)に駆動信号を供給することにより、セグメント表示器10によって数字を表示させる。また、表示制御回路555は、各セグメント表示器10のステッピングモータ130(図8〜図12)を駆動することにより、各セグメント表示器10において表示される数字の大きさを変化させることができる。
副制御回路505の音声制御回路535は、音声に関する制御を行う音源用プロセッサ、各種の音声データを記憶する音声データROM、音声信号を増幅するための増幅器等を有している。
副制御回路505のランプ制御回路545は、ランプ制御信号を供給するためのドライブ回路、複数種類のランプ装飾パターンが記憶されている装飾データROM等から構成されている。
次に、パチンコ遊技機300で実行される処理について、図21〜図24を参照しながら説明する。
図21は、主制御回路465における主制御処理の処理手順を示し、主制御回路465のメインCPUは、ステップS11において特別図柄制御処理を実行する。この特別図柄制御処理において、メインCPUは、特別図柄ゲームの進行に係る制御及び特別図柄表示部340に特別図柄を変動表示及び停止表示させるための制御を実行する(図23)。メインCPUは、この処理が終了すると、続くステップS12に移る。
ステップS12において、メインCPUは、普通図柄制御処理を実行する。この普通図柄制御処理において、メインCPUは、普通図柄ゲームの進行に係る制御、普通図柄表示部338に普通図柄を表示するための制御(図24)を実行する。メインCPUは、この処理を終了すると、続くステップS13に移る。
ステップS13において、メインCPUは、特別図柄制御処理、普通図柄制御処理の実行の結果に従って、特別図柄、普通図柄、図柄表示部400におけるセグメント表示器10による図柄表示等の可変表示の表示制御を行う図柄表示制御処理を実行する。メインCPUは、この処理を終了すると上述のステップS11に戻る。
因みに、メインCPUは、図21に示す主制御処理を実行している間においても、必要に応じて所定の割込処理を実行するようになされている。この割込処理について図22を用いて説明する。
図22は、メインCPUによって実行される割込処理の処理手順を示し、メインCPUは、ステップS21において、メインCPUは、遊技球センサ419等の各種センサやスイッチの状態を検出する入力検出処理を実行する。例えば、遊技球センサ419から遊技球を検出した旨の通知があると、メインCPUは、その結果をメインRAMに格納する。
続いて、メインCPUは、ステップS22に移って、主制御回路465と副制御回路505との同期をとるための待ち時間タイマ、大入賞口344の開放時間を計測するための大入賞口開放時間タイマ等、各種のタイマの更新処理を実行する。メインCPUは、この処理が終了すると、続くステップS23に移る。
ステップS23において、メインCPUは、各種の変数に基づいて駆動制御するための信号を各駆動部に供給する。メインCPUは、この処理が終了すると、続くステップS24に移る。
ステップS24において、メインCPUは、大当たりを抽選するためのカウンタ等のカウント値をインクリメントするカウンタ更新処理を実行する。メインCPUは、この処理が終了すると、続くステップS25に移る。
ステップS25において、メインCPUは、各種のコマンドを副制御回路505に出力する。メインCPUは、この処理が終了すると、続くステップS26に移る。
ステップS26において、メインCPUは、遊技の結果に応じて、払出手段としての払出装置(図示せず)に賞球を払い出させるコマンドを出力する。メインCPUは、この処理が終了すると、本サブルーチンを終了し、割込発生前の状態へ戻り、図21について上述した主制御処理を実行する。
次に、図21の特別図柄制御処理(ステップS11)の詳細について図23を参照しながら説明する。図23に示すように、メインCPUは、ステップS31において、各部から制御状態を取得することにより、パチンコ遊技機300における遊技の制御状態をチェックした後、続くステップS32に移る。
ステップS32において、メインCPUは、特別図柄の変動の保留回数のチェックを行う。保留回数は、第1始動口330又は第2始動口349の遊技球センサ419によって遊技球が検出された場合にメインRAMに記憶される情報であり、メインCPUは、この情報に基づいて保留回数をチェックする。
そして、メインCPUは、続くステップS33に移って、予め設定されている特別図柄の変動時間が経過したか否かを内部タイマの値に基づいて判断し、変動時間が経過していない場合には、当該ステップS33の処理を繰り返す。これに対して、変動時間が経過した場合には、メインCPUは、ステップS33からステップS34に移って、大当たり判定を行う。
この大当たり判定処理において、メインCPUは、乱数を用いた内部抽選を行い、続くステップS35において、抽選結果が大当たりであるか否かを判断する。大当たりであると判断されると、メインCPUは、ステップS35からステップS36に移って、大入賞口344のシャッタ345を開放する。これにより、大入賞口344に遊技球が入り易い状態(遊技者に有利な状態)となる。
そして、メインCPUは、続くステップS37に移って、シャッタ345を閉鎖する条件が満たされたか否かを判断する。シャッタ345を閉鎖する条件とは、大入賞口344に設けられた遊技球センサ419の検出結果をカウントするカウンタが所定数以上であること、又はシャッタ345の開放時間が予め設定されている時間に達したことのいずれかであり、メインCPUは、これらの条件のいずれかが満足されたか否かを判断する。
そして、条件が満足されない場合、メインCPUは、上述のステップS36に戻って同様の処理を繰り返す。これに対して、条件が満たされた場合、メインCPUは、ステップS37からステップS38へ移って、大入賞口344のシャッタ345を閉じ、続くステップS39において、シャッタ345の開放回数が予め設定されている上限回数に達したか否かを判断する。上限回数は、予めメインROMに記憶されている情報であり、メインCPUは、シャッタ345が開放されるごとに、開放回数計測用のカウンタをカウントアップして行き、このカウント値とメインROMに記憶されている上限回数とが一致したとき、上限回数に達したものと判断するようになされている。
シャッタ345の開放回数が上限回数に達している場合、メインCPUは、ステップS39からステップS40へ移って、シャッタ345の閉鎖時間として予め設定されている時間を経過したか否かを判断する。所定時間は、予めメインROMに記憶されている情報であり、メインCPUは、シャッタ345が閉鎖されると時間の計測を開始し、この計測結果とメインROMに記憶されている所定時間とが一致したとき、所定時間が経過したものと判断するようになされている。
シャッタ345の閉鎖時間が所定時間に達していない場合、メインCPUは、所定時間に達するまで当該ステップS40の処理を繰り返す。これに対して、シャッタ345の閉鎖時間が所定時間に達している場合、メインCPUは、ステップS39から上述のステップS36へ戻って、再びシャッタ345を開放する。
一方、メインCPUは、上述のステップS35において大当たり判定が得られなかった場合、又は上述のステップS39において開放回数が上限回数に達したものと判断された場合、ステップS41へ移って、特別図柄遊技の終了処理を実行する。
この処理において、メインCPUは、保留回数を示すデータから“1”を減算し、次回の変動表示を行うために、特別図柄を変動させるための記憶領域の更新を行う。メインCPUは、この処理が終了すると、本サブルーチンを終了する。
次に、図21の普通図柄制御処理(ステップS12)の詳細について図24を参照しながら説明する。図24に示すように、メインCPUは、ステップS51において、各部から制御状態を取得することにより、パチンコ遊技機300における遊技の制御状態をチェックした後、続くステップS52に移る。
ステップS52において、メインCPUは、普通図柄の変動の保留回数のチェックを行う。保留回数は、通過ゲート359の遊技球センサ419によって遊技球が検出された場合にメインRAMに記憶される情報であり、メインCPUは、この情報に基づいて普通図柄の変動の実行に関する保留回数をチェックする。
そして、メインCPUは、続くステップS53に移って、予め設定されている普通図柄の変動時間が経過したか否かを内部タイマの値に基づいて判断し、変動時間が経過していない場合には、当該ステップS53の処理を繰り返す。これに対して、変動時間が経過した場合には、メインCPUは、ステップS53からステップS54に移って、当たり判定を行う。
この当たり判定処理において、メインCPUは、乱数を用いた内部抽選を行い、続くステップS55において、抽選結果が当たりであるか否かを判断する。メインCPUは、当たりでないと判断すると、本サブルーチンを終了する。これに対して、当たりであると判断すると、メインCPUは、ステップS55からステップS56に移って、普通電動役物353のシャッタを開放する。これにより、第1移動口330に遊技球が入り易い状態(遊技者に有利な状態)となる。
そして、メインCPUは、続くステップS57に移って、シャッタを閉鎖する条件が満たされたか否かを判断する。シャッタを閉鎖する条件とは、予め規定された変動時間を経過することであり、メインCPUは、この条件が満足されたか否かを判断する。
そして、条件が満足されない場合、メインCPUは、上述のステップS56に戻って同様の処理を繰り返す。これに対して、条件が満たされた場合、メインCPUは、ステップS57からステップS58へ移って、普通電動役物353のシャッタを閉じた後、本サブルーチンを終了する。
次に、副制御回路505の処理について図25を参照しながら説明する。図25に示すように、パチンコ遊技機300の電源が投入されると、副制御回路のサブCPU510は、ステップS101において、主制御回路465から受信したコマンドの解析を行った後ステップS102に移る。
ステップS102において、サブCPU510は、図柄表示部400(セグメント表示器10)における画像の表示制御を行う表示制御処理を実行する。具体的には、コマンド解析処理において主制御回路465から大当たり判定コマンド及び当たり判定コマンドを受信したと判定した場合に、変動パターン指定コマンドに対応する演出パターンに基づいて各種演出表示が行われる。主制御回路465から大当たり判定コマンド又は当たり判定コマンドが副制御回路505に送信された場合、図19に示した図柄表示部400では、大当たり判定コマンドに基づく結果(特別図柄ゲームの結果)又は当たり判定コマンドに基づく結果(普通図柄ゲームの結果)を変動停止表示する。これに対して、主制御回路465から大当たり判定コマンド又は当たり判定コマンドが副制御回路505に送信されない場合、図柄表示部400では、必ずはずれの停止表示態様となるダミーの変動停止表示がなされる。この処理が終了した場合には、ステップS103に移る。このように、図柄表示部400では、サブCPU510により、特別図柄ゲームの大当たりや普通図柄ゲームの当たりに応じた図柄変動表示が行われる(図26)。
ステップS103において、サブCPU510は、スピーカ351L、351Rから音声を発生させる制御を行った後、続くステップS104に移る。ステップS104において、サブCPU510は、各種のランプの発光制御を行う。
そして、サブCPU510は、ステップS105へ移って、サブRAMの所定領域に割り当てられた各種の乱数カウンタの乱数値を更新する。この乱数値は、図柄表示部400において演出用に表示される図柄の停止態様を抽選により決定するための乱数値等である。この処理が終了すると、サブCPU510は上述のステップS101に戻って同様の処理を繰り返す。
図26は、図25において上述した表示制御処理(ステップS102)の詳細を示すフローチャートである。図26に示すように、サブCPU510は、ステップS201において、大当たり判定コマンドを受信したか否かを判断し、受信したと判断すると、ステップS201からステップS202へ処理を移して、図柄表示部400(セグメント表示器10)において表示される図柄を一定時間拡大表示する。この時間は、例えば、図柄が停止表示されるまでの時間よりも長く設定される。そして、サブCPU510は、続くステップS203へ処理を移して、大当たり判定コマンドに基づく結果を図柄表示部400において停止表示する。
一方、ステップS201において大当たりコマンドを受信していないと判断すると、サブCPU510は、ステップS201からステップS204へ処理を移して、当たり判定コマンドを受信したか否かを判断する。ここで受信したと判断すると、サブCPU510は、ステップS204からステップS205へ処理を移して、図柄表示部400(セグメント表示器10)において表示される図柄の大きさを維持し、続くステップS206へ処理を移して、当たり判定コマンドに基づく結果を図柄表示部400に停止表示する。
これにより、図27に示すように、図柄表示部400においては、第1始動口330や、第2始動口349に遊技球が入球したことを条件として、特別図柄の可変表示が実行されると共に、セグメント表示器10において図柄(数字)が変動表示され(図27(a))、大当たりとなると、図柄表示部400の各セグメント表示器10において表示される数字が拡大された状態で停止表示され(図27(b))、その後、停止表示した図柄(数字)が通常の大きさに縮小される(図27(c))。このように、図柄表示部400においては、大当たりとなった場合に、変動図柄の大きさが一旦大きくなって、停止表示されることにより、遊技者に対して、大当たりである旨を印象強くアピールすることができる。
このように、パチンコ遊技機300においては、セグメント表示器10を用いて図柄(数字)を表示するようにしたことにより、表示される数字の大きさを表示セグメント11〜16(図3、図4)の移動というこれまでにない態様で変化させることができ、これにより、遊技者に対する印象的な演出を行うことが可能となる。
(他の実施の形態)
(1) 上述の実施の形態においては、図8及び図9に示した移動機構部100によって表示セグメント11〜16を互いに接近した状態(縮小)又は互いに離間した状態(拡大)に制御する場合について述べたが、これに限られるものではなく、他のリンク機構を用いて各表示セグメント11〜16を縮小又は拡大するようにしてもよい。
例えば、図28〜図31に示すように表示セグメント11〜16の発光体基板51〜56を搭載するベース部材611〜616を設け、これらを表示セグメント11〜16の縮小又は拡大時の移動方向に直接移動させるようにしてもよい。
すなわち、図28は、表示セグメント11〜16を互いに接近させた縮小状態における移動機構部600を示す正面図であり、図29は、表示セグメント11〜16を互いに離間させた拡大状態における移動機構部600を示す正面図である。また、図30は、縮小状態における移動機構部600を示す側面図であり、図31は、拡大状態における移動機構部600を示す側面図である。
なお、図28〜図31において、図8〜図12と同一部分には同一符号を付して、重複した説明は省略する。
図28〜図31に示すように、移動機構部600は、ベース部材601と、このベース部材601の主面に形成されたガイド孔601E、601F、601S及び601Tにガイドされて左右方向に移動可能に支持された左右動リンク部材621、622と、ベース部材601の主面に形成されたガイド孔601A〜601Xにガイドされて斜め方向又は左右方向に移動可能に支持された移動ベース部材111〜116と、駆動原であるステッピングモータ130とを備えている。
すなわち、ベース部材601の主面には、斜め方向に形成されたガイド孔601A〜601Dが形成され、このガイド孔601A〜601Dには、移動ベース部材111の背面側に固定されたガイドボス111E〜111Hが係合され、これにより移動ベース部材111は、ガイド孔601A〜601Dにガイドされて斜め方向に移動可能となっている。
ベース部材601の主面には、左右方向に形成されたガイド孔601E〜601Hが形成され、このガイド孔601E〜601Hには、移動ベース部材112の背面側に固定されたガイドボス112E〜112Hが係合され、これにより移動ベース部材112は、ガイド孔601E〜601Hにガイドされて左右方向に移動可能となっている。
ベース部材601の主面には、斜め方向に形成されたガイド孔601I〜601Lが形成され、このガイド孔601I〜601Lには、移動ベース部材113の背面側に固定されたガイドボス113E〜113Hが係合され、これにより移動ベース部材113は、ガイド孔601I〜601Lにガイドされて斜め方向に移動可能となっている。
ベース部材601の主面には、斜め方向に形成されたガイド孔601M〜601Pが形成され、このガイド孔601M〜601Pには、移動ベース部材114の背面側に固定されたガイドボス114E〜114Hが係合され、これにより移動ベース部材114は、ガイド孔601M〜601Pにガイドされて斜め方向に移動可能となっている。
ベース部材601の主面には、左右方向に形成されたガイド孔601Q〜601Tが形成され、このガイド孔601Q〜601Tには、移動ベース部材115の背面側に固定されたガイドボス115E〜115Hが係合され、これにより移動ベース部材115は、ガイド孔601Q〜601Tにガイドされて左右方向に移動可能となっている。
ベース部材601の主面には、斜め方向に形成されたガイド孔601U〜601Xが形成され、このガイド孔601U〜601Xには、移動ベース部材116の背面側に固定されたガイドボス116E〜116Hが係合され、これにより移動ベース部材116は、ガイド孔601U〜601Xにガイドされて斜め方向に移動可能となっている。
また、左右動リンク部材621には、上下方向にガイドするガイド孔621A、621Bが形成されており、ガイド孔621A、621Bには、移動ベース部材111のガイドボス111E、111Fが係合されている。すなわち、ガイドボス111Eは、ガイド孔621A及び601Aの両方に係合され、また、ガイドボス111Fは、ガイド孔621B及び601Bの両方に係合されている。これにより、左右動リンク部材621が左右方向に移動すると、これに伴って、移動ベース部材111がガイド孔601A〜601Dにガイドされて斜め方向に移動するようになされている。
左右動リンク部材621には、移動ベース部材112のガイドボス112E、112Fを挿入する孔部(図示せず)が係合されている。ガイドボス112Eは、この孔部を介してガイド孔601Eに係合され、また、ガイドボス112Fは、孔部を介してガイド孔601Fに係合されている。これにより、左右動リンク部材621が左右方向に移動すると、これに伴って、移動ベース部材112がガイド孔601E〜601Hにガイドされて左右方向に移動するようになされている。
左右動リンク部材621には、上下方向にガイドするガイド孔621C、621Dが形成されており、ガイド孔621C、621Dには、移動ベース部材113のガイドボス113E、113Fが係合されている。すなわち、ガイドボス113Eは、ガイド孔621C及び601Iの両方に係合され、また、ガイドボス113Fは、ガイド孔621D及び601Jの両方に係合されている。これにより、左右動リンク部材621が左右方向に移動すると、これに伴って、移動ベース部材113がガイド孔601I〜601Lにガイドされて斜め方向に移動するようになされている。
左右動リンク部材622には、上下方向にガイドするガイド孔622D、622Cが形成されており、ガイド孔622D、622Cには、移動ベース部材114のガイドボス114G、114Hが係合されている。すなわち、ガイドボス114Gは、ガイド孔622D及び601Oの両方に係合され、また、ガイドボス114Hは、ガイド孔622C及び601Pの両方に係合されている。これにより、左右動リンク部材622が左右方向に移動すると、これに伴って、移動ベース部材114がガイド孔601M〜601Pにガイドされて斜め方向に移動するようになされている。
左右動リンク部材622には、移動ベース部材115のガイドボス115G、115Hを挿入する孔部(図示せず)が係合されている。ガイドボス115Gは、この孔部を介してガイド孔601Sに係合され、また、ガイドボス115Hは、孔部を介してガイド孔601Tに係合されている。これにより、左右動リンク部材622が左右方向に移動すると、これに伴って、移動ベース部材115がガイド孔601Q〜601Tにガイドされて左右方向に移動するようになされている。
左右動リンク部材622には、上下方向にガイドするガイド孔622B、622Aが形成されており、ガイド孔622B、622Aには、移動ベース部材116のガイドボス116G、116Hが係合されている。すなわち、ガイドボス116Gは、ガイド孔622B及び601Wの両方に係合され、また、ガイドボス116Hは、ガイド孔622A及び601Xの両方に係合されている。これにより、左右動リンク部材622が左右方向に移動すると、これに伴って、移動ベース部材116がガイド孔601U〜601Xにガイドされて斜め方向に移動するようになされている。
左右動リンク部材621、622には、ラック621Y、622Yが設けられており、このラックがピニオンギア130Aに歯合されている。これにより、ステッピングモータ130を駆動することにより、左右動リンク部材621、622を左右方向に移動させることができ、これに応じて、移動ベース部材111〜116を互いに接近する方向又は互いに離間する方向に移動させることができる。
このように図28〜図31に示した移動機構部600によれば、ベース部材601の主面において、移動ベース部材111〜116の移動方向にガイド孔601A〜601Xを形成し、このガイド孔601A〜601Xに沿って移動ベース部材111〜116を移動させることができる。
(2) 上述の実施の形態においては、図8及び図9に示した移動機構部100によって表示セグメント11〜16を互いに接近した状態(縮小)又は互いに離間した状態(拡大)に制御する場合について述べたが、これに限られるものではなく、他のリンク機構を用いて各表示セグメント11〜16を縮小又は拡大するようにしてもよい。
例えば、図32〜図35に示すように表示セグメント11〜16の発光体基板51、53、54及び56を搭載し、上下方向に移動する移動ベース部材111、113、114及び116と、発光体基板52及び55を搭載し、左右方向に移動する左右動リンク部材721及び722と、移動ベース部材111、113、114及び116を上下方向に移動させるための上下動リンク部材741及び742とを備え、左右動リンク部材721及び722をカム機構部750によって左右に移動させ、上下動リンク部材741及び742をカム機構部750によって上下に移動させるようにしてもよい。
すなわち、図32は、表示セグメント11〜16を互いに接近させた縮小状態における移動機構部700を示す正面図であり、図33は、表示セグメント11〜16を互いに離間させた拡大状態における移動機構部700を示す正面図である。また、図34は、縮小状態における移動機構部700を示す側面図であり、図35は、拡大状態における移動機構部700を示す側面図である。
なお、図32〜図35において、図8〜図12と同一部分には同一符号を付して、重複した説明は省略する。
図32〜図35に示すように、移動機構部700は、ベース部材701の主面には、左右方向に形成されたガイド孔701A〜701Hが形成され、ガイド孔701A〜701Dには、左右動リンク部材721の背面側に固定されたガイドボス721I〜721Lが係合され、これにより左右動リンク部材721は、ガイド孔701A〜701Dにガイドされて左右方向に移動可能となっている。また、ガイド孔701E〜701Hには、左右動リンク部材722の背面側に固定されたガイドボス722I〜722Lが係合され、これにより左右動リンク部材722は、ガイド孔701E〜701Hにガイドされて左右方向に移動可能となっている。
左右動リンク部材721には、上下方向にガイドするガイド孔721A〜721Dが形成され、このガイド孔721A〜721Dには、移動ベース部材111の背面側に固定されたガイドボス111E〜111Hが係合され、これにより移動ベース部材111は、ガイド孔721A〜721Dにガイドされて上下方向に移動可能となっている。また、左右動リンク部材721には、上下方向に形成されたガイド孔721E〜721Hが形成され、このガイド孔721E〜721Hには、移動ベース部材113の背面側に固定されたガイドボス113E〜113Hが係合され、これにより移動ベース部材113は、ガイド孔721E〜721Hにガイドされて上下方向に移動可能となっている。
左右動リンク部材722には、上下方向にガイドするガイド孔722A〜722Dが形成され、このガイド孔722A〜722Dには、移動ベース部材116の背面側に固定されたガイドボス116E〜116Hが係合され、これにより移動ベース部材116は、ガイド孔722A〜722Dにガイドされて上下方向に移動可能となっている。また、左右動リンク部材722には、上下方向に形成されたガイド孔722E〜722Hが形成され、このガイド孔722E〜722Hには、移動ベース部材114の背面側に固定されたガイドボス114E〜114Hが係合され、これにより移動ベース部材114は、ガイド孔722E〜722Hにガイドされて上下方向に移動可能となっている。
また、上下動リンク部材741には、左右方向にガイドするガイド孔741A及び741Bが形成され、このガイド孔741A及び741Bには、移動ベース部材111のガイドボス111F及び111Gが係合されている。すなわち、ガイドボス111Fは、ガイド孔741A及び721Bの両方に係合され、また、ガイドボス111Gは、ガイド孔741B及び721Cの両方に係合されている。これにより、左右動リンク部材721が左右方向に移動すると、これに伴って、移動ベース部材111は、左右方向に移動するようになされている。
上下動リンク部材742には、左右方向にガイドするガイド孔742A及び742Bが形成され、このガイド孔742A及び742Bには、移動ベース部材113のガイドボス113E及び113Hが係合されている。すなわち、ガイドボス113Eは、ガイド孔742A及び721Eの両方に係合され、また、ガイドボス113Hは、ガイド孔742B及び721Hの両方に係合されている。これにより、左右動リンク部材721が左右方向に移動すると、これに伴って、移動ベース部材113は、左右方向に移動するようになされている。
また、上下動リンク部材741には、左右方向にガイドするガイド孔741C及び741Dが形成され、このガイド孔741C及び741Dには、移動ベース部材116のガイドボス116F及び116Gが係合されている。すなわち、ガイドボス116Fは、ガイド孔741C及び722Bの両方に係合され、また、ガイドボス116Gは、ガイド孔741D及び722Cの両方に係合されている。これにより、左右動リンク部材722が左右方向に移動すると、これに伴って、移動ベース部材116は、左右方向に移動するようになされている。
上下動リンク部材742には、左右方向にガイドするガイド孔742C及び742Dが形成され、このガイド孔742C及び742Dには、移動ベース部材114のガイドボス114E及び114Hが係合されている。すなわち、ガイドボス114Eは、ガイド孔742C及び722Eの両方に係合され、また、ガイドボス114Hは、ガイド孔742D及び722Hの両方に係合されている。これにより、左右動リンク部材722が左右方向に移動すると、これに伴って、移動ベース部材114は、左右方向に移動するようになされている。
左右動リンク部材721及び722は、コイルばね761及び762によって互いに接近する方向に付勢されており、ステッピングモータ130の回転軸に嵌合されたカム751が回転することで、左右動リンク部材721、722の当接部721X、722Xを押し広げ、これにより、左右動リンク部材721、722を左右方向に互いに離間するように移動させることができる。また、さらにステッピングモータ130を回転させると、カム751の回転に伴って、左右動リンク部材721、722は、コイルばね761、762によって互いに接近する方向に移動することとなる。これにより、移動ベース部材111、113、114及び116を、左右方向に互いに離間又は接近するように移動させることができる。移動ベース部材111、113、114及び116には、取付けボスを介して発光体基板51、53、54及び56が搭載されており、また、左右動リンク部材721、722には、取付けボス721P、721Q、722P、722Qを介して発光体基板52、55が搭載されている。これにより、ステッピングモータ130を回転させることにより、発光体基板51〜53と、54〜56とを左右方向に互いに離間するように移動させることができる。
また、上下動リンク部材741及び742は、コイルばね763及び764によって互いに接近する方向に付勢されており、ステッピングモータ130の回転軸に嵌合されたカム752が回転することで、上下動リンク部材741、742の当接部741X、742Xを押し広げ、これにより、上下動リンク部材741、742を上下方向に互いに離間するように移動させることができる。また、さらにステッピングモータ130を回転させると、カム752の回転に伴って、上下動リンク部材741、742は、コイルばね763、764によって互いに接近する方向に移動することとなる。これにより、移動ベース部材111、113、114及び116を、上下方向に互いに離間又は接近するように移動させることができる。移動ベース部材111、113、114及び116には、取付けボスを介して発光体基板51、53、54及び56が搭載されており、これにより、ステッピングモータ130を回転させることにより、発光体基板51及び56と、53及び54とを左右方向に互いに離間するように移動させることができる。
カム751及び752は、同一のステッピングモータ130の回転軸に互いに90度の回転角度をもって取り付けられていることにより、ステッピングモータ130を回転駆動すると、移動ベース部材111、113、114及び116は、斜め方向に移動することとなる。
このように図32〜図35に示した移動機構部700によれば、カム機構部750を用いて移動ベース部材111〜116を互いに離間する方向又は接近する方向に移動させることができる。
なお、以上説明した移動機構部100、600及び700は例示にすぎず、他の種々の構成のものを用いることができる。
(3) 上述の実施の形態において、セグメント枠61〜66の構成として、隣接する発光体基板51〜56の背面側に挿入される反射板を設けるようにしてもよい。例えば、図36に示すように、セグメント枠62において反射板62Xを設け、この反射板62Xが隣接する発光体基板51、53の発光体背面側に介挿されるようにすることで、発光体からの光をさらに効率よく正面側に照射させることができる。
(4) 上述の実施の形態においては、図6に示したように、セグメント枠61〜66において、発光体a1〜g2とマスク部材21〜26との間に拡散板71B、72B、72G、72C、……を設ける場合について述べたが、これに限られるものではなく、マスク部材21〜26の前面に配置するようにしてもよい。すなわち、発光体、マスク部材及び拡散板の順に配置するようにしてもよい。また、発光体a1〜g2として、拡散型のもの(拡散型LED等)を用いるようにしてもよい。
(5) 上述の実施の形態においては、セグメント表示器10によって遊技に応じて演出表示される図柄(数字)を表示する場合について述べたが、これに限られるものではなく、特別図柄を表示する表示器又は普通図柄を表示する表示器等に広く適用することができる。
(6) 上述の実施の形態においては、セグメント表示器10によって数字を表示する場合について述べたが、これに限られるものではなく、他の文字又は図形(これらを含めて図柄と称する)、若しくはこれらの結合からなるものを表示する場合に広く適用することができる。
(7) 上述の実施の形態においては、セグメント表示器10をパチンコ遊技機300に搭載する場合について述べたが、これに限られるものではなく、例えば、パチスロ遊技機等、他の種々の遊技機に広く適用することができる。
(セグメント表示器の概要)
本実施の形態におけるセグメント表示器10は、複数の表示セグメント11〜16を用いて文字又は図形を表示するセグメント表示器10であって、複数の表示セグメント11〜16を用いて表示される文字又は図形の大きさを変化させる表示変化手段(移動機構部100、セグメント枠61〜66、マスク部材21〜26、表示セグメント11〜16、発光体a1〜g2、発光体基板51〜56)を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、表示変化手段(移動機構部100、セグメント枠61〜66、マスク部材21〜26、表示セグメント11〜16、発光体a1〜g2、発光体基板51〜56)によって文字又は図形の大きさを変化させることができるので、単にセグメントの点灯又は消灯によって文字又は図形の大きさを変化させる場合に比べて、これまでにない演出効果を発揮することが可能となる。
また、本実施の形態のセグメント表示器10は、上記構成において、表示変化手段(移動機構部100、セグメント枠61〜66、マスク部材21〜26、表示セグメント11〜16、発光体a1〜g2、発光体基板51〜56)は、複数の表示セグメント11〜16のうち、少なくとも一の表示セグメントを他の表示セグメントに対して相対的に移動させる移動手段(移動機構部100)を備えることを特徴とする。
この構成によれば、表示セグメント11〜16の移動という機械的な変化により文字又は図形の大きさを変えることができるので、文字又は大きさの変化そのものに演出効果を発揮させることができる。
また、本実施の形態のセグメント表示器10は、上記構成において、複数の表示セグメント11〜16は、互いに並設されるように配置されており、移動手段(移動機構部100)は、少なくとも一の表示セグメントを他の表示セグメントに対して接近あるいは離間する方向に移動させることを特徴とする。
この構成によれば、並設された表示セグメント11〜16の移動という機械的な変化により文字又は図形の大きさを変えることができるので、文字又は大きさの変化そのものに演出効果を発揮させることができる。
また、本実施の形態のセグメント表示器10は、上記構成において、各表示セグメント11〜16は、可動体(移動ベース部材111〜116、発光体基板51〜56)に固定された発光体a1〜g2と、当該発光体a1〜g2を囲むように立設されたセグメント枠部(セグメント枠61〜66)を有するとともに、隣り合う表示セグメント11〜16におけるセグメント枠部(セグメント枠61〜66)が連続的に立設した状態となるように互いに並設されていることを特徴とする。
この構成によれば、発光体a1〜g2を囲むように立設されたセグメント枠部(セグメント枠61〜66)によって発光領域が形成され、さらに隣り合う表示セグメント11〜16におけるセグメント枠部(セグメント枠61〜66)が連続的に形成されていることにより、隣り合う表示セグメント11〜16の発光領域が連続的に形成されることになる。これにより、隣り合う表示セグメント11〜16を離間させて表示される文字又は図形の大きさを大きくした場合であっても、表示される文字又は図形を均一に発光させることができる。
また、本実施の形態のセグメント表示器10は、上記構成において、発光体b1からの光を透過する第1の透過部31Bであって、表示セグメント11の一部を構成する第1の形状に形成された第1の透過部31Bを有する第1のマスクシート21を含み、発光体b1及び第1のマスクシート21が一体に可動する一の表示セグメントとしての第1のセグメント部材11と、発光体b2からの光を透過する第2の透過部32Bであって、前記表示セグメント31の第1の形状に隣接する第2の形状に形成された第2の透過部32Bを有する第2のマスクシート22を含み、発光体b2及び第2のマスクシート22が一体に可動する他の表示セグメントとしての第2のセグメント部材12とを備え、移動手段(移動機構部100)は、第1の透過部31Bの一部と第2の透過部32Bの一部とが重畳した状態となるように、第1のセグメント部材11及び第2のセグメント部材12を接近あるいは離間する方向に移動させることを特徴とする。
この構成によれば、表示される数字等の一部を構成する第1の形状で形成された第1の透過部31Bを有する第1のマスクシート21と、第1の形状に隣接する第2の形状で形成された第2の透過部32Bを有する第2のマスクシート22とを、第1の形状及び第2の形状の接続を保ちながら、互いの距離が変化するように可動させることにより、表示される数字等の一部(例えば縦画N1)の大きさを各々変化させ、これにより、表示される数字等の全体としての大きさを変化させることができる。
また、本実施の形態のセグメント表示器10は、上記構成において、第1のマスクシート21の第1の透過部31Bを透過する第1の発光体b1からの光を拡散させる第1の拡散シート71Bと、第2のマスクシート22の第2の透過部32Bを透過する第2の発光体b2からの光を拡散させる第2の拡散シート72Bとを備えることを特徴とする。
この構成によれば、拡散シート71B、72Bを用いて発光体b1、b2からの光を拡散させることにより、第1及び第2のセグメント部材21、22の間隔を拡げた場合においても、発光体b1、b2からの光を均一に発光させることができる。
(パチンコ遊技機の概要)
また、本実施の形態のパチンコ遊技機300は、前記いずれかに記載されたセグメント表示器10を搭載した遊技機であることを特長とする。
この構成によれば、表示変化手段(移動機構部100、セグメント枠61〜66、マスク部材21〜26、表示セグメント11〜16、発光体a1〜g2、発光体基板51〜56)によって図柄の大きさを変化させることができるので、単にセグメントの点灯又は消灯によって図柄の大きさを変化させる場合に比べて、これまでにない演出効果を発揮することが可能となる。このようなセグメント表示器10を搭載したパチンコ遊技機300においては、遊技の抽選結果に応じて変動表示及び停止表示される図柄の大きさが変化するという演出によって、遊技者の期待感を煽ることが可能となり、遊技の興趣性を一段と高めることができる。
また、本実施の形態のパチンコ遊技機300は、遊技者による操作が可能な操作手段(発射ハンドル331)と、遊技者の操作に応じて遊技の進行を制御する制御手段(主制御回路465)と、遊技者にとって有利な遊技状態へ移行するか否かの抽選を行う抽選手段(主制御回路465)と、図柄を変動表示し、抽選の結果に応じて図柄を停止表示させる図柄表示手段(図柄表示部400)と、を備え、図柄表示手段(図柄表示部400)は、複数の表示セグメント11〜16を用いて文字又は図形を表示するセグメント表示器10であって、複数の表示セグメント11〜16を用いて表示される文字又は図形の大きさを変化させることを特徴とする。
この構成によれば、文字(数字を含む)又は図形等の図柄の大きさを変化させることができるので、単にセグメントの点灯又は消灯によって図柄の大きさを変化させる場合に比べて、これまでにない演出効果を発揮することが可能となる。このようなセグメント表示器10を搭載した遊技機においては、遊技の抽選結果に応じて変動表示及び停止表示される図柄の大きさが変化するという演出によって、遊技者の期待感を煽ることが可能となり、遊技の興趣性を一段と高めることができる。
10 セグメント表示器
11〜16 表示セグメント
21〜26 マスク部材
31A〜36F 透光部
51〜56 発光体基板
61〜66 セグメント枠
71B、72B、72C、72G 拡散板
100、600、700 移動機構部
101、601、701 ベース部材
111〜116 移動ベース部材
121、122 左右動ベース部材
130 ステッピングモータ
130A ピニオンギア
121X、122X、141Y、142Y ラック
141、142、741、742 上下動リンク部材
160 可動範囲センサ
300 パチンコ遊技機
319 遊技盤
320 遊技領域
331 発射ハンドル
358 ランプユニット
400 図柄表示部
465 主制御回路
505 副制御回路
510 サブCPU
621、622、721、722 左右動リンク部材
a1〜g2 発光体
N1、N2、N4、N6 縦画
N3、N5、N7 横画

Claims (8)

  1. 複数の表示セグメントを用いて文字又は図形を表示するセグメント表示器であって、
    前記複数の表示セグメントを用いて表示される文字又は図形の大きさを変化させる表示変化手段を備えたことを特徴とするセグメント表示器。
  2. 前記表示変化手段は、前記複数の表示セグメントのうち、少なくとも一の前記表示セグメントを他の前記表示セグメントに対して相対的に移動させる移動手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のセグメント表示器。
  3. 前記複数の表示セグメントは、互いに並設されるように配置されており、
    前記移動手段は、少なくとも一の前記表示セグメントを他の前記表示セグメントに対して接近あるいは離間する方向に移動させることを特徴とする請求項2に記載のセグメント表示器。
  4. 各前記表示セグメントは、可動体に固定された発光体と、当該発光体を囲むように立設されたセグメント枠部を有するとともに、隣り合う前記表示セグメントにおける前記セグメント枠部が連続的に立設した状態となるように互いに並設されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のセグメント表示器。
  5. 前記発光体からの光を透過する第1の透過部であって、前記表示セグメントの一部を構成する第1の形状に形成された第1の透過部を有する第1のマスクシートを含み、前記発光体及び前記第1のマスクシートが一体に可動する前記一の表示セグメントとしての第1のセグメント部材と、
    前記発光体からの光を透過する第2の透過部であって、前記表示セグメントの前記第1の形状に隣接する第2の形状に形成された第2の透過部を有する第2のマスクシートを含み、前記発光体及び前記第2のマスクシートが一体に可動する前記他の表示セグメントとしての第2のセグメント部材とを備え、
    前記移動手段は、
    前記第1の透過部の一部と前記第2の透過部の一部とが重畳した状態となるように、前記第1のセグメント部材及び前記第2のセグメント部材を接近あるいは離間する方向に移動させることを特徴とする請求項4に記載のセグメント表示器。
  6. 前記第1のマスクシートの前記第1の透過部を透過する前記発光体からの光を拡散させる第1の拡散シートと、
    前記第2のマスクシートの前記第2の透過部を透過する前記発光体からの光を拡散させる第2の拡散シートと、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載のセグメント表示器。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載されたセグメント表示器を搭載した遊技機。
  8. 遊技者による操作が可能な操作手段と、
    遊技者の操作に応じて遊技の進行を制御する制御手段と、
    遊技者にとって有利な遊技状態へ移行するか否かの抽選を行う抽選手段と、
    図柄を変動表示し、前記抽選の結果に応じて前記図柄を停止表示させる図柄表示手段と、を備え、
    前記図柄表示手段は、複数の表示セグメントを用いて文字又は図形を表示するセグメント表示器であって、前記複数の表示セグメントを用いて表示される文字又は図形の大きさを変化させるものであることを特徴とする遊技機。
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