JP2010200401A - スイッチング回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】寄生ダイオード104を有する半導体スイッチング素子103と、寄生ダイオード104と同じ方向で、半導体スイッチング素子103と並列接続されたダイオード101と、ダイオード101と直列、半導体スイッチング素子103と並列に接続された可飽和リアクトル102を有し、寄生ダイオード104の立ち上がり電圧をダイオード101の立ち上がり電圧より大きくする
【選択図】 図1
Description
部品点数を不要に増加させず、半導体スイッチング素子への負荷を軽減することができる。
図1は、発明の実施形態に係るスイッチング回路10の回路図である。図2は、図1の回路を用いた三相インバータ回路の回路図である。図3は、図1に示すスイッチング回路10の可飽和リアクトル102の磁気ヒステリシス曲線を示す図である。図4は、図1に示すスイッチング回路10の還流ダイオード101を流れる電流の変化を示す図である。なお、寄生ダイオード104は、半導体スイッチング素子103の構造上有するダイオードであって、図1及び2においては、分かりやすく表すために半導体スイッチング素子103の一部としてダイオード104を記載している。
同程度になる。本例のスイッチング回路10は、寄生ダイオード104の立ち上がり電圧を還流ダイオード101の立ち上がり電圧より大きくなるよう構成されているため、還流電流は、寄生ダイオード104ではなく還流ダイオード101側に流れ出す。図4では、Aの状態に戻る。
図5は、発明の他の実施形態に係る還流ダイオード101と可飽和リアクトル102の平面図である。
図6は、発明の他の実施形態に係る還流ダイオード101と可飽和リアクトル102の平面図である。本例では上述した第2実施形態に対して、還流ダイオード101と可飽和リアクトル102とを接続する構成に変わりはないが、還流ダイオード101とバスバー601とを接続するボンディングワイヤ602に可飽和リアクトル102を接続する点が異なる。
図7は、発明の他の実施形態に係る還流ダイオード101と可飽和リアクトル102の平面図である。本例では上述した第2、3実施形態に対して、還流ダイオード101と可飽和リアクトル102とを接続する構成に変わりはないが、還流ダイオード101とバスバー601とを接続するボンディングワイヤ602に薄型の形状の可飽和リアクトル102を巻き付ける点が異なる。
図8は、発明の他の実施形態に係る還流ダイオード101と可飽和リアクトル102の平面図である。本例では上述した第2〜4実施形態に対して、還流ダイオード101と可飽和リアクトル102とを接続する構成に変わりはないが、バスバー601において、ボンディングワイヤ602と接続する部分に突起部603を設け、当該突起部603に可飽和リアクトル102を差し込む点が異なる。
図9は、発明の他の実施形態に係る還流ダイオード101と可飽和リアクトル102の平面図である。本例では上述した第2〜5実施形態に対して、還流ダイオード101と可飽和リアクトル102とを接続する構成に変わりはないが、二分割された形状を有する可飽和リアクトル102を接続して、可飽和リアクトル102をボンディングワイヤ602に取り付ける点が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載を援用する。
101、201…還流ダイオード
102、202…可飽和リアクトル
103、203…半導体スイッチング素子
104、204…寄生ダイオード
21、22、23…プッシュプル回路
24…直流電源
25…三相同期モータ
26…平滑コンデンサ
500…モールドパッケージ
501…端子
601…バスバー
602…ボンディングワイヤ
603…突起部
Claims (13)
- 寄生ダイオードを有する半導体スイッチング素子と、
前記寄生ダイオードと同じ方向で、前記半導体スイッチング素子と並列接続されたダイオードと、
前記ダイオードと直列、前記半導体スイッチング素子と並列に接続された可飽和リアクトルを有し、
前記寄生ダイオードの立ち上がり電圧が、前記ダイオードの立ち上がり電圧より大きいことを特徴とする
スイッチング回路。 - 前記ダイオードは、ユニポーラ素子であることを特徴とする
請求項1記載のスイッチング回路。 - 前記ダイオードは、ワイドバンドギャップ半導体で形成されることを特徴とする
請求項1又は2に記載のスイッチング回路。 - 前記半導体スイッチング素子は、ワイドバンドギャップ半導体で形成されることを特徴とする
請求項1〜3のいずれか一項に記載のスイッチング回路。 - 前記可飽和リアクトルがフェライトで形成されていることを特徴とする
請求項1〜4のいずれか一項に記載のスイッチング回路。 - 前記可飽和リアクトルが磁性アモルファス合金で形成されていることを特徴とする
請求項1〜4のいずれか一項に記載のスイッチング回路。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載のスイッチング回路を複数有する電力変換装置において、
前記複数のスイッチング回路のうち一のスイッチング回路の半導体スイッチング素子がオンからオフになることで還流電流が発生し、
前記還流電流は、前記複数のスイッチング回路のうち他方のスイッチング回路の寄生ダイオード及びダイオードに流れることを特徴とする
電力変換装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載のスイッチング回路が接続された変換回路により構成される電力変換装置において、
前記変換回路は2個の前記スイッチング回路を直列接続する回路であって、
3個の前記変換回路が、直流電流が供給される一対の端子間に並列接続され、
前記3個の変換回路のスイッチング回路間の接続点が、モータの三相交流端子に接続されることを特徴とする
電力変換装置。 - 前記ダイオードはモールドパッケージで封止され、
前記可飽和リアクトルは孔を有し、前記モールドパッケージの端子が前記孔に挿入された構成であることを特徴とする
請求項1〜6のいずれか一項に記載のスイッチング回路。 - 前記ダイオードと電流経路を形成するバスバーと、
前記ダイオードと前記バスバーを接続するボンディングワイヤを有し、
前記可飽和リアクトルは孔を有し、前記ボンディングワイヤが前記孔に挿入された構成であることを特徴とする
請求項1〜6のいずれか一項に記載のスイッチング回路。 - 前記ダイオードと電流経路を形成するバスバーと、
前記ダイオードと前記バスバーを接続するボンディングワイヤを有し、
前記可飽和リアクトルは孔を有し、前記バスバーの突起部が前記孔に挿入された構成であることを特徴とする
請求項1〜6のいずれか一項に記載のスイッチング回路。 - 前記ダイオードと電流経路を形成するバスバーと、
前記ダイオードと前記バスバーを接続するボンディングワイヤを有し、
前記可飽和リアクトルは、薄型形状の部材を前記ボンディングワイヤに巻き付ける構成であることを特徴とする
請求項1〜6のいずれか一項に記載のスイッチング回路。 - 前記可飽和リアクトルは二分割された形状を接合することで構成された
請求項9〜11のいずれか一項に記載のスイッチング回路。
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