JP2010200307A - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】シーン判別において、ユーザの操作による影響を低減する。
【解決手段】撮像装置は、検出された被写体の動き及び自装置の動きと、撮像された画像とを含む情報に基づいてシーン判別を行う際に、ユーザからの操作指示を受け付けている間における被写体の動き及び自装置の動きの一方がシーン判別に寄与する度合いを制限する。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置、その制御方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルスチルカメラなどの撮像装置では、撮像データや、装置本体の動き情報等の様々な情報を用いて撮像シーンを判別し、判別されたシーンに応じた最適な撮像条件で撮像するものがある(特許文献1)。
特開2000−75351号公報
しかしながら、上記従来技術では、シーン判別に用いる情報の中にユーザの操作による影響が含まれることがあり、シーン判別の信頼性が低下することがあった。例えば、ユーザのボタン操作によって手ぶれ情報が変動し、撮像装置が三脚に固定されているにも関わらず手持ち撮像モードであると判別されることがある。また、ズーム操作による画角変動により動きベクトル情報が変動し、静止している被写体を撮像するシーンにも関わらずスポーツモードであると判別されることがあった。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、シーン判別において、ユーザの操作による影響を低減することを可能とする撮像装置、その制御方法及びプログラムを提供することである。
上記目的は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像から前記被写体の動きを検出する動き検出手段と、自装置の動きを検出する振動検出手段の、少なくともいずれかを有する検出手段と、前記検出手段による検出結果と、前記撮像手段により撮像された画像とを含む情報に基づいてシーン判別を行うシーン判別手段と、ユーザからの操作指示を受け付ける操作手段と、を備え、前記シーン判別手段は、前記操作指示を受け付けている間における前記検出結果が前記シーン判別に寄与する度合いを制限することを特徴とする本発明による撮像装置によって達成される。
本発明によれば、シーン判別において、ユーザの操作による影響を低減することができる。
本実施形態に係る撮像装置の構成を示す図である。 本実施形態に係る撮像装置の動作の主ルーチンを示すフローチャートである。 本実施形態に係る撮像装置の動作の主ルーチンを示すフローチャートである。 シーン判別処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。 シーン判別処理の別のアルゴリズムを示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について図を参照して説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本実施形態に係る撮像装置100の構成を示す図である。撮像レンズ10は、被写体像を撮像素子14へ結像させる光学レンズである。シャッター12は絞り機能を備えている。撮像素子14は、CCDやCMOSイメージセンサなどであり、撮像レンズ10により結像された被写体像を電気信号に光電変換する。A/D変換器16は、撮像素子14から出力されるアナログ信号出力をディジタル信号に変換する。タイミング発生回路18は、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50の制御の下、撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給する。
画像処理回路20は、A/D変換器16からの画像データ或いはメモリ制御回路22からの画像データに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果をシステム制御回路50に出力する。システム制御回路50は、撮像した画像データを用いて画像処理回路20から得られた演算結果に基づいて、露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う。具体的には、システム制御回路50は、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、フラッシュプリ発光処理を行っている。また、システム制御回路50では、撮像した画像データを用いて画像処理回路20から得られた演算結果に基づいて、TTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。例えば、メモリ制御回路22の制御の下では、A/D変換器16から出力されたデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24又はメモリ30に書き込まれる。或いは、メモリ制御回路22の制御の下では、A/D変換器16から出力されたデータがメモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24又はメモリ30に書き込まれる。
画像表示メモリ24は画像表示部28に表示するための表示用の画像データを一時記憶するメモリである。D/A変換器26はディジタル信号をアナログ信号に変換する。画像表示部28は、TFT LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)等である。画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
例えば、撮像素子14で逐次撮像された画像データを、動画としてリアルタイムで画像表示部28で逐次表示することで、電子ビューファインダ(EVF)機能を実現することが可能である。なお、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能である。
また、画像表示部28は、回転可能なヒンジ部(図示しない)によって撮像装置100と結合されてよい。この場合、撮像装置100では、ヒンジ部の角度を調整することで、自由な向き、角度を設定して画像表示部28における電子ビューファインダ機能、再生表示機能、各種表示機能を使用することが可能である。
メモリ30は撮像した静止画像や動画像などの画像データを格納する。なお、メモリ30は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。したがって、撮像装置100では、複数枚の静止画像を連続して撮像する連続撮像や、パノラマ撮像などにより撮像した画像も、メモリ30が格納することが可能である。また、メモリ30は、システム制御回路50の作業領域として使用することが可能である。
圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮又は伸長する。圧縮・伸長回路32は、メモリ30に格納された画像データを読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に再び格納する。
露光制御部40は、絞り機能を備えるシャッター12の開閉を制御するとともに、フラッシュ404と連携することによりフラッシュ調光機能も有する。測距制御部42は、撮像レンズ10のフォーカシングを制御する。露光制御部40、測距制御部42はTTL方式を用いてシステム制御回路50により制御される。具体的には、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う。
ズーム制御部44は、システム制御回路50の制御の下、撮像レンズ10のズーミングを制御する。手ぶれ検出・防振制御部46は、システム制御回路50の制御の下、手ぶれなどによる撮像装置100の動きを検出するとともに、その検出した動きに応じて手ブレ補正機構102の制御も司る。すなわち、撮像装置100では、手ぶれ検出・防振制御部46が自装置の動きを検出する振動検出手段である。なお、手ぶれ検出・防振制御部46における撮像装置100の動き検出は、装置内に設けられたジャイロセンサや加速度センサ(いずれも図示しない)などの出力値に基づいて行われる。
コネクタ48は、アクセサリーシューとも呼ばれ、フラッシュ装置400との電気接点や機械的な固定手段も合わせて備えている。
システム制御回路50は、撮像装置100全体を制御する。メモリ52は、システム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラムコード等を記憶する。
不揮発性メモリ56は、システム制御回路50の制御の下、電気的に消去・記録が可能なメモリであり、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等が用いられる。
モードダイアル60、シャッタースイッチ62(SW1)、シャッタースイッチ64(SW2)、ズームボタン66及び操作部70はユーザからの操作指示を受け付ける操作手段である。この操作手段は、スイッチやダイアル、タッチパネル等の単数或いは複数の組み合わせで構成され、ユーザから受け付けた各種の動作指示をシステム制御回路50へ入力する。
ここで、上記の操作手段の具体的な説明を行う。モードダイアル60は、電源オン/オフ、自動撮像モード、手動撮像モード、パノラマ撮像モード、再生モード、PC接続モード等の各動作モードの切り替え指示をユーザから受け付ける。
シャッタースイッチ62(SW1)は、シャッターボタン(図示しない)の途中操作でONとなることで、AF処理、AE処理、AWB処理、フラッシュプリ発光処理等の動作(撮像準備動作)開始の指示をユーザから受け付け、システム制御回路50に通知する。シャッタースイッチ64(SW2)は、シャッターボタンの操作完了でONとなることで、露光処理、現像処理、記録処理という一連の撮像動作の開始の指示をユーザから受け付け、システム制御回路50に通知する。
なお、露光処理は、システム制御回路50の制御の下、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む処理である。現像処理は、システム制御回路50の制御の下、メモリ30に書き込まれた画像データに画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を施す処理である。記録処理は、システム制御回路50の制御の下、メモリ30から画像データを読み出して圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200に画像データを書き込む処理である。
ズームボタン66は、広角側及び望遠側へのズーミングを指示するためのそれぞれのボタンを有しており、これらのボタンがONとなることで、システム制御回路50を介してズーム制御部44へズーミングの指示を出す。なお、ズームボタン66の代わりに、ズームリングをレンズ鏡筒の周囲に配置し、このズームリングの回転方向に応じて広角側及び望遠側へのズーミングを指示するように構成してもよい。
操作部70は、ユーザからの指示を受け付けるための各種ボタンやタッチパネル等である。例えば、操作部70には、メニューボタン、セットボタン、十字ボタン等の各機能モードを設定することができるスイッチ等がある。例えばユーザがセットボタンを操作すると、画像表示部28はホワイトバランスのモード、露出補正値、画像データの圧縮率、及び、画像データのサイズ等を変更するためのアイコンを表示する。さらにユーザは十字ボタンで設定を変更したい機能を示すアイコンを選択し、設定値を変更することで、そのアイコンで示された機能の設定を変更することができる。
I/F部90は記録媒体200と接続するためのインターフェースである。コネクタ92は上述した記録媒体との接続を行う。
なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを1系統持つものとしているが、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数或いは複数のいずれの構成であっても構わない。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
手ブレ補正機構102は、手ぶれ検出・防振制御部46の制御に従って手ぶれ補正用のレンズを駆動する。具体的には、手ブレ補正機構102は、手ぶれ検出・防振制御部46により撮像装置100の振動による被写体像のぶれをキャンセルするように手ぶれ補正用のレンズを駆動する。
通信制御部111、システム制御回路50の制御の下でRS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等の各種通信機能の制御を行う。コネクタ112は、通信制御部111の制御の下でUSBやIEEE1394等の有線により他の機器と接続する。アンテナ114は、通信制御部113の制御の下、IEEE802.11b、IEEE802.11g等の無線LAN通信、Bluetooth等のスペクトラム拡散通信などによる無線通信、IrDA等の赤外線通信等により他の機器と接続する。
記録媒体200は、メモリカードやハードディスクドライブ等である。具体的には、記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、撮像装置100と接続するためのI/F部204、コネクタ206を備えている。
フラッシュ装置400は、コネクタ402、フラッシュ404を備える。コネクタ402は、撮像装置100のアクセサリーシューであるコネクタ48と接続する。フラッシュ404は、コネクタ402、48を介して接続するシステム制御回路50の制御の下で被写体へ補助光を投射する。システム制御回路50の制御の下でフラッシュ404は、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能を有してもよい。
動き検出手段としての顔検出・動きベクトル検出処理部500は、画像処理結果から人物の顔や画像間の被写体の動きを示す動きベクトルを検出する。顔検出・動きベクトル検出処理部500における人物の顔の検出方法は、公知の技術を適用可能であり、本発明とは直接関係しないため、詳細な説明は省略する。なお、公知の顔検出技術としては、ニューラルネットワークなどを利用した学習に基づく手法、テンプレートマッチングを用いて目、鼻、口等の形状に特徴のある部位を画像から探し出し、類似度が高ければ顔とみなす手法などがある。また、他にも、肌の色や目の形といった画像特徴量を検出し、統計的解析を用いた手法等、多数提案されている。一般的には、これらの手法を複数組み合わせ、顔検出の精度を向上させている。具体的な例としては特開2002−251380号公報に記載されるような、ウエーブレット変換と画像特徴量を利用して顔検出する方法などが挙げられる。なお、顔検出・動きベクトル検出処理部500における動きベクトルの検出方法の詳細は後述する。
次に、図2乃至図4を参照して、システム制御回路50の制御の下で撮像装置100が行う本実施形態の動作を説明する。図2及び図3は、撮像装置100の動作の主ルーチンを示すフローチャートである。先ず、図2及び図3を参照して撮像装置100の動作の主ルーチンを説明する。
図2に示すように、例えば電源投入により、システム制御回路50は、フラグや制御変数を初期化する初期設定を行い(S101)、画像表示部28の表示をON状態に初期設定する(S102)。
次いで、システム制御回路50は、モードダイアル60の設定位置を判定する(S103)。モードダイアル60が電源OFFに設定されていたならば、システム制御回路50は、画像表示部28の表示を終了状態に変更し、画像表示部28を含む撮像装置100の各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行う(S105)。なお、終了処理の後はS103へ処理が戻る。
また、モードダイアル60が撮像モードに設定されていたならば、システム制御回路50はS106へ処理を進める。また、モードダイアル60が撮像モード以外のその他のモードに設定されていたならば、システム制御回路50は、選択されたモードに応じた処理を実行し(S104)、その処理の後にS103へ戻る。
S106において、システム制御回路50は、電池残量や動作情況が撮像装置100の動作に問題あるか否かを判定する。S106において問題がある場合、システム制御回路50は、画像表示部28を用いて画像により所定の警告表示を行い(S108)、S103へ戻る。
S106において問題がない場合、システム制御回路50は、記録媒体200の動作状態が撮像装置100の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判定する(S107)。S107において問題がある場合、システム制御回路50は、画像表示部28を用いて画像により所定の警告表示を行い(S108)、S103へ戻る。また、S107において問題がない場合、システム制御回路50はS109へ処理を進める。
S109において、システム制御回路50は、画像表示部28を用いて画像により撮像装置100の各種設定状態の表示を行う。
次いで、システム制御回路50は、撮像素子14で撮像した画像データを動画として画像表示部28に逐次表示するスルー表示状態に設定する(S110)。スルー表示状態においては、シャッター12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に逐次書き込まれた画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28に逐次表示する。すなわち、スルー表示状態では、電子ビューファインダ表示機能を実現している。
S111において、システム制御回路50は、スルー表示状態で画像表示部28に表示されるスルー画像を適正とするために、継続的に測光・測距・色取り込みを行い、その結果に応じたAE処理、AF処理、AWB処理をスルー画像に対して行う。
次いで、システム制御回路50は、スルー画像表示用に撮像した画像データや、手ぶれ検出・防振制御部46で検出された撮像装置100の手ぶれ情報(撮像装置100の動きを示す振動検出結果)から撮像シーンを判別するシーン判別処理を行う(S112)。次いで、システム制御回路50は、シーン判別処理の結果を画像表示部28に表示する(S113)。なお、シーン判別処理の詳細については後述する。
次いで、システム制御回路50は、図3に示すように、シャッタースイッチ62(SW1)のON/OFFを判定する(S131)。S131においてSW1がOFFである場合、システム制御回路50はS103へ処理を戻す。
S131においてSW1がONである場合、システム制御回路50は、測距処理を行って撮像レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値やシャッター時間などを決定する(S132)。なお、測光処理では必要であればフラッシュの設定も行う。
次いで、システム制御回路50は、スルー画像表示用に撮像した画像データや、手ぶれ検出・防振制御部46で検出された撮像装置100の手ぶれ情報から撮像シーンを判別するシーン判別処理を行う(S133)。次いで、システム制御回路50は、静止画撮像用に確定した露出条件、測距結果、シーン判別結果を画像表示部28に表示する(S134)。ここで、静止画撮像用の露出条件は、測光・測距・シーン判別結果に基づいて決定される。
次いで、システム制御回路50は、シャッタースイッチ64(SW2)のON/OFFを判定する(S135)。S135においてSW2がOFFである場合、システム制御回路50は、SW1のON/OFFを判定する(S136)。システム制御回路50は、S136においてSW1のONが維持されている場合はS132へ処理を戻し、S136においてSW1がOFFである場合はS103へ処理を戻す。
また、S135においてSW2がONである場合、システム制御回路50は、露光処理、現像処理などからなる一連の撮像処理を実行する(S137)。具体的には、露光処理において、システム制御回路50は、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16からメモリ制御回路22を介して、撮像した画像データをメモリ30に書き込む。また、現像処理において、システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた画像データに対して、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各種演算処理を行う。
次いで、システム制御回路50は、S137においてメモリ30の所定領域へ書き込まれた画像データの一部をメモリ制御回路22を介して読み出す。そして、現像処理を行うために必要なWB(ホワイトバランス)積分演算処理、OB(オプティカルブラック)積分演算処理を行う。この演算結果はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される。
そして、システム制御回路50は、メモリ30の所定領域に書き込まれた画像データを読み出し、上述した演算結果を用いた、AWB処理、ガンマ変換処理、色変換処理を含む各種現像処理を行う(S138)。ここで処理された画像データは再びメモリ30の所定領域に書き込まれる。
次いで、システム制御回路50は、S138による現像処理後の画像を画像表示部28から表示させるクイックレビュー表示を行う(S139)。具体的には、システム制御回路50は、メモリ30から画像データを読み出し、画像表示部28の表示形式に合わせる処理を行い、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示用の画像データを転送する。次いで、画像表示メモリ24から読み出した表示用の画像データを画像表示部28に表示させる。
次いで、システム制御回路50は、メモリ30の所定領域に書き込まれた画像データを読み出して、設定されたモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32により行う(S140)。このS140の後、メモリ30の画像記憶バッファ領域の空き部分には、撮像して一連の処理を終えた画像データが書き込まれる。
次いで、システム制御回路50は、メモリ30の画像記憶バッファ領域に書き込まれた画像データを読み出し、その画像データをI/F部、コネクタを介して記録媒体200へ書き込む記録処理を行う(S141)。なお、記録媒体200への画像データの書き込みを行っている間は、書き込み動作中であることを明示するために、例えば不図示のLEDを点滅させる等の表示を行ってもよい。
次いで、システム制御回路50は、シャッタースイッチ64(SW2)のON/OFFを判定する(S142)。S142において、SW2がONである場合は処理を待機し、SW2がOFFである場合はS143へ処理を進める。なお、S142において、連写モードである場合はS137へ処理を戻す。これにより、SW2がONとなっている間は、S137〜S141の処理が連続して行われて、連続撮像が実現されることとなる。
S143において、システム制御回路50は、画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定し、一連の撮像動作を終えてS103へ処理を戻す。
次に、図4を参照して撮像装置100のシーン判別処理(S112、S133)のアルゴリズムを説明する。図4は、シーン判別処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。
図4に示すように、シーン判別処理が開始されると、システム制御回路50は撮像素子14により撮像した画像から被写体輝度(被写体の輝度値)を取得する(S181)。すなわち、撮像装置100では、S181において被写体の輝度値を検出する輝度検出がシステム制御回路50により行われる。次いで、システム制御回路50は、取得した被写体輝度が予めメモリなどに設定された所定値以下か否かを判定する(S182)。ここで、被写体輝度としては、測光処理において過去に取得済みの輝度情報を用いてもよい。
S182において被写体輝度が所定値より大きい場合、システム制御回路50はズームボタン66が操作中か否か、すなわち、画角調整の指示をユーザから受け付けている間であるか否かを判定する(S185)。次いで、システム制御回路50はズームボタン66が操作中でなければ顔検出・動きベクトル検出処理部500による検出結果から被写体ぶれ情報(被写体の動きを示す動き検出結果)を取得する(S186)。反対に、システム制御回路50はズームボタン66が操作中であれば被写体ぶれ情報を取得せずに、次の処理へ(S187)と進む。
動きベクトルは、時系列的に並んだ2枚のフレーム画像を比較し、その差分情報から検出される。具体的には、複数の画素よりなるブロックについて、次フレームの画像中の周辺ブロックとのマッチングを取ることに行われ、マッチングがとれたブロックとの位置関係が動きベクトルとして出力される。1画像中のある時間での動きベクトルのうち、比較的に動きが小さく、方向が揃っているものは背景画像、動きが大きく、方向が揃っていないものは動いている被写体と判別することができる。そして、被写体の動きベクトルから、手ぶれ検出・防振制御部46から求められた手ぶれ量を減算することで、被写体の動きを求め、被写体ぶれ情報とする。
なお、S185では、ズームボタン66が操作中か否かを判定したが、ズームボタン66の操作後の一定時間以内か否かを判定してもよい。このように、ズームボタン66の操作を受け付けている間や、ズームボタン66の操作の受け付けが終了した後に所定の期間が経過するまでは、被写体ぶれ情報を取得しないアルゴリズムを継続して用いてもよい。このような処理を行うことで、撮像装置100では、ズームボタン66の操作による画角変動による被写体ぶれ情報への影響を抑圧し、シーンの誤検出を回避することが可能となる。なお、被写体ぶれ情報を取得しないアルゴリズムを用いた場合は、その後のシーン判別では過去に取得した被写体ぶれ情報を用いて判別を行う、もしくは、被写体ぶれがないこととして判別を行うものとする。
次いで、システム制御回路50は、取得した被写体ぶれ情報から被写体ぶれがあるか否かを判定し(S187)、被写体ぶれがあった場合はシーン検出結果をスポーツとし(S188)、シーン判別処理を終了する。また、S187において被写体ぶれが無かった場合、システム制御回路50は顔検出・動きベクトル検出処理部500により顔検出処理を行う(S189)。
次いで、システム制御回路50は、S189において検出された顔の大きさが所定値以上であるか否かを判定する(S190)。顔が検出され、その検出された顔の大きさが所定値以上であった場合、システム制御回路50は、シーン検出結果をポートレートとし(S191)、シーン判別処理を終了する。
S190において所定値以上の大きさの顔が検出されなかった場合、システム制御回路50は、主被写体と撮像装置100との距離を示す被写体距離情報を取得する測距処理を行う(S192)。具体的には、測距処理では、撮像素子14で撮像された画像を用いる山登り方式や位相差センサ(図示しない)による被写体距離情報の取得が行われる。次いで、システム制御回路50は、取得した被写体距離情報から主被写体との距離を判定する(S193)。ここでは、過去の測距処理により取得済みの被写体距離情報を用いてもよい。
S193において主被写体との距離が所定値以下であった場合、システム制御回路50は、シーン検出結果をマクロとし(S198)、シーン判別処理を終了する。また、S193において主被写体との距離が無限である場合、システム制御回路50は、撮像された画像から色情報を取得し(S195)、取得した色情報に基づいて被写体に空が含まれているか否かを判定する(S196)。S196において空が含まれている場合、システム制御回路50は、シーン検出結果を風景とし(S197)、シーン判別処理を終了する。
また、S193において主被写体との距離が無限でも所定値以下でもなく、その他の値である場合、又は、S196において空が含まれていない場合、システム制御回路50は、シーン検出結果を通常とし(S194)、シーン判別処理を終了する。
なお、システム制御回路50は、シーン検出結果がスポーツと判別された場合には、通常のシーンと判別された場合よりも撮像時の露光時間を短く設定することで、被写体の像をぶれにくくする。また、システム制御回路50は、シーン検出結果がポートレートと判別された場合には、通常のシーンと判別された場合よりも撮像時の絞りの開口径を大きめに設定し、現像時には人物の肌の色が理想的な肌色に近づくように画像処理回路20に色処理を行わせる。また、システム制御回路50は、シーン検出結果がマクロと判別された場合には、絞りの開口径を、通常のシーンと判別された場合に設定可能な範囲よりも小さく設定する。また、システム制御回路50は、シーン検出結果が風景と判別された場合には、通常のシーンと判別された場合よりも撮像時の絞りの開口径を小さめに設定し、現像時には画像データの彩度を強めるように画像処理回路20に色処理を行わせる。このように、システム制御回路50はシーン検出結果に応じて、露光処理や現像処理における制御パラメータを変更する。
S182に戻り、被写体輝度が所定値以下であった場合、システム制御回路50はSW1や操作部70の操作が行われているか否かを判定する。すなわち、システム制御回路50はSW1や操作部70が操作中であって、SW1や操作部70の操作を受け付けている間であるか否かを判定する(S199)。なお、S199では、SW1や操作部70の操作の受け付けが終了した後に所定の期間が経過したか否かを判定してもよい。また、システム制御回路50はSW1や操作部70に限らず、ズームボタン66の操作が行われているか否かも判定するようにしてもよい。
S199においてSW1や操作部70が操作中でなければ、システム制御回路50は、手ぶれ検出・防振制御部46から手ぶれ情報を取得する(S200)。反対に、システム制御回路50はSW1や操作部70が操作中であれば手ぶれ情報を取得せずに、次の処理(S201)へと進む。このような処理を行うことで、撮像装置100では、SW1や操作部70の操作による手ぶれ情報への影響を抑圧し、シーンの誤検出を回避することが可能となる。なお、手ぶれ情報を取得しないアルゴリズムを用いた場合は、その後のシーン判別では過去に取得した手ぶれ情報を用いて判別を行う、もしくは、手ぶれがないこととして判別を行うものとする。
次いで、取得した手ぶれ情報から手ぶれの有無を判定する(S201)。S201において手ぶれがなかった場合、システム制御回路50は、シーン検出結果を夜景三脚撮像とし(S203)、シーン判別処理を終了する。また、S201において手ぶれがあった場合、システム制御回路50は、シーン検出結果を夜景手持ち撮像とし(S202)、シーン判別処理を終了する。
なお、システム制御回路50は、シーン検出結果が夜景三脚撮像と判別された場合には、撮像素子14の感度を最小値に設定し、長時間露光を行う。また、システム制御回路50は、シーン検出結果が夜景手持ち撮像と判別された場合には、露光時間に上限を設けた上で、不足する分だけ撮像素子14の感度をあげて露光を行う。
このように、SW1や操作部70の操作を受け付けている間や、受け付けが終了した後に所定の期間が経過するまでの、SW1や操作部70の操作により手ぶれ情報の信頼性が低下している状態では手ぶれ情報を使用しないアルゴリズムを継続して用いる。このため、撮像装置100ではシーンの誤検出を回避することが可能となる。もちろん、SW1や操作部70の操作だけでなく、ズーム操作が行われた場合も、同様に手ぶれ情報を使用しないアルゴリズムを用いてシーン判別処理を行うようにしてもよい。
以上、本実施形態におけるシーン判別処理についての説明を行った。ここでは、SW1及びズーム操作を例に挙げて説明を行ったが、その他の操作部材の操作であってもよいことは言うまでもない。また、撮像装置100に設けられた部材の操作に限らず、撮像装置100本体に動きを加えることで機能を発動するユーザインターフェースを有する構成では、本体に動きを加えるユーザの操作であってもよい。すなわち、ユーザが撮像装置100に動きを加えることにより上述したユーザインターフェースの機能を発動させた場合は、その動きを検出した時点で手ぶれ情報や被写体ぶれ情報をシーン判別に使用しない構成としてもよい。
また、本実施形態では、ユーザの操作を受け付けている間やその受け付け後に所定の期間が経過するまでは、手ぶれ情報及び被写体ぶれ情報の一方を取得させないことで、それらの情報の一方をシーン判別に全く寄与させないように制限する構成とした。しかしながら、手ぶれ情報及び被写体ぶれ情報は常に取得し、ユーザの操作を受け付けている間やその受け付け後に所定の期間が経過するまでは、取得した情報の一方がシーン判別に寄与する度合いを制限する方向に変化させてもよい。具体的には、ユーザの操作を受け付けている間やその受け付け後に所定の期間が経過するまでは、手ぶれ情報及び被写体ぶれ情報の一方がシーン判別に寄与しないような重み付けを設定してもよい。
また、ユーザの操作によって信頼性が低下するという点においては、手ぶれ情報と被写体ぶれ情報は共通する。そのため、ユーザの操作を受け付けている間やその受け付け後に所定の期間が経過するまでは、シーン判別処理の手ぶれ情報及び被写体ぶれ情報の一方を選択するのではなく、常に両方を取得させない構成としても構わない。
また、ユーザの操作を受け付けている間やその受け付け後に所定の期間が経過するまでは、手ぶれ情報を取得させない構成と、被写体ぶれ情報を取得させない構成の両方を備えるものとして説明を行ったが、これに限られるものではない。動きベクトルを検出する機能は備えているが、ジャイロセンサや加速度センサを備えていない撮像装置であれば、ユーザの操作を受け付けている間やその受け付け後に所定の期間が経過するまでは、被写体ぶれ情報のみを取得させない構成とすればよい。あるいは、ジャイロセンサや加速度センサは備えているが、動きベクトルを検出する機能を備えていない撮像装置であれば、ユーザの操作を受け付けている間やその受け付け後に所定の期間が経過するまでは、手ぶれ情報のみを取得させない構成とすればよい。
また、記録媒体200については、マイクロDAT、光磁気ディスク、CD-RやCD-WR等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていても勿論問題無い。また、記録媒体200がメモリカードとハードディスク等が一体となった複合媒体であっても勿論問題無い。さらに、その複合媒体から一部が着脱可能な構成としても勿論問題無い。
そして、本実施形態の説明においては、記録媒体200は撮像装置100と分離していて任意に接続可能なものとしているが、いずれか或いは全ての記録媒体が撮像装置100に固定したままとなっていても勿論問題無い。また、撮像装置100は、記録媒体200が複数の任意の個数接続可能な構成であっても構わない。そして、撮像装置100に記録媒体200が装着する構成として説明したが、記録媒体は単数或いは複数のいずれの組み合わせの構成であっても勿論問題無い。
また、フラッシュ装置400は、撮像装置100と分離して任意に接続可能なものとして説明したが、フラッシュ装置400が撮像装置100に固定したままとなっていても勿論問題無い。また、複数のフラッシュ装置400が、個々に撮像装置100と接続可能であってよく、それらが撮像装置100に固定したままの状態となる構成であっても勿論問題無い。
次に、図5を参照して撮像装置100のシーン判別処理(S112、S133)の別のアルゴリズムを説明する。図5は、シーン判別処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。このフローチャートのうち、図4のフローチャートと同じ処理については同じ番号を付しており、図4のフローチャートと異なる処理ついて説明を行う。
図4のフローチャートでは、ズームボタン66、シャッタースイッチ62(SW1)及び操作部70のいずれかが操作されると、被写体ぶれ情報の取得を制限するか、あるいは、手ぶれ情報の取得を制限していた。これに対し、図5のフローチャートでは、ズームボタン66が操作されると、顔検出・動きベクトル検出処理部500が動きベクトルの検出を一時的に停止する。あるいは、SW1か操作部70が操作されると、手ぶれ検出・防振制御部46が自装置の動き(振動)の検出を一時的に停止する。
図5に示すように、S185において、システム制御回路50はズームボタン66が操作中か否か、すなわち、画角調整の指示をユーザから受け付けている間であるか否かを判定する。
システム制御回路50はズームボタン66が操作中でなければ、動作中の顔検出・動きベクトル検出処理部500による検出結果から被写体ぶれ情報(被写体の動きを示す動き検出結果)を取得する(S186)。
反対に、システム制御回路50はズームボタン66が操作中であれば、顔検出・動きベクトル検出処理部500による動きベクトルの検出を一時的に停止させる(S301)。このような処理を行うことで、撮像装置100では、ズームボタン66の操作による被写体ぶれ情報への影響を抑圧し、シーンの誤検出を回避することが可能となる。顔検出・動きベクトル検出処理部500による動きベクトルの検出を一時的に停止させた場合は、S186において、システム制御回路50は顔検出・動きベクトル検出処理部500から被写体ぶれがないという判別結果を取得することになる。
また、S199において、システム制御回路50はSW1や操作部70が操作中か否かを判定する。
システム制御回路50はSW1や操作部70が操作中でなければ、動作中の手ぶれ検出・防振制御部46による検出結果から手ぶれ情報を取得する(S200)。
反対に、システム制御回路50はSW1や操作部70が操作中であれば、手ぶれ検出・防振制御部46による自装置の動き(振動)の検出を一時的に停止させる(S302)。このような処理を行うことで、撮像装置100では、手ぶれ検出・防振制御部46の操作による手ぶれ情報への影響を抑圧し、シーンの誤検出を回避することが可能となる。なお、手ぶれ検出・防振制御部46による自装置の動きの検出を一時的に停止させた場合は、ステップS200において、システム制御回路50は手ぶれ検出・防振制御部46から手ぶれがないことという判別結果を取得することになる。
このように、図5に示すフローチャートによれば、ズームボタン66、SW1及び操作部70のいずれかが操作されると、顔検出・動きベクトル検出処理部500あるいは手ぶれ検出・防振制御部46の検出動作が一時的に停止する。このため、これらの操作による被写体ぶれ情報や手ぶれ情報への影響を抑制することが可能となる。
なお、上述した実施の形態における記述は、一例を示すものであり、これに限定するものではない。上述した実施の形態における構成及び動作に関しては、適宜変更が可能である。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (9)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像から前記被写体の動きを検出する動き検出手段と、自装置の動きを検出する振動検出手段の、少なくともいずれかを有する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果と、前記撮像手段により撮像された画像とを含む情報に基づいてシーン判別を行うシーン判別手段と、
    ユーザからの操作指示を受け付ける操作手段と、を備え、
    前記シーン判別手段は、前記操作指示を受け付けている間における前記検出結果が前記シーン判別に寄与する度合いを制限することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記シーン判別手段は、前記制限において、前記操作指示を受け付けている間における前記検出結果を前記シーン判別に寄与させず、前記操作指示を受け付ける前の前記検出結果を前記シーン判別に寄与させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記シーン判別手段は、前記操作指示の受け付けが終了した後に所定の期間が経過するまでは、前記制限を継続することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記操作手段は、前記撮像手段の画角調整の指示をユーザから受け付け、
    前記シーン判別手段は、前記画角調整の指示を受け付けている間は、前記動き検出手段による検出結果が前記シーン判別に寄与する度合いを制限することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記被写体の輝度値を検出する輝度検出手段を更に備え、
    前記シーン判別手段は、前記操作指示を受け付けている間の前記輝度値が所定値以下である場合には、前記振動検出手段による検出結果が前記シーン判別に寄与する度合いを制限することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像から前記被写体の動きを検出する動き検出手段と、自装置の動きを検出する振動検出手段の、少なくともいずれかを有する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果と、前記撮像手段により撮像された画像とを含む情報に基づいてシーン判別を行うシーン判別手段と、
    ユーザからの操作指示を受け付ける操作手段と、を備え、
    前記操作手段が前記操作指示を受け付けた場合には、前記シーン判別手段は前記シーン判別を行うが、前記検出手段は検出を行わないことを特徴とする撮像装置。
  7. 被写体を撮像する撮像手段と、ユーザからの操作指示を受け付ける操作手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像手段により撮像された画像から前記被写体の動きを検出する動き検出工程と、自装置の動きを検出する振動検出工程の、少なくともいずれかを含む検出工程と、
    前記検出工程による検出結果と、前記撮像手段により撮像された画像とを含む情報に基づいてシーン判別を行うシーン判別工程と、を含み、
    前記シーン判別工程において、前記操作指示を受け付けている間は、前記検出結果が前記シーン判別に寄与する度合いを制限することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  8. 被写体を撮像する撮像手段と、ユーザからの操作指示を受け付ける操作手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像手段により撮像された画像から前記被写体の動きを検出する動き検出工程と、自装置の動きを検出する振動検出工程の、少なくともいずれかを含む検出工程と、
    前記検出工程による検出結果と、前記撮像手段により撮像された画像とを含む情報に基づいてシーン判別を行うシーン判別工程と、を含み、
    前記操作手段が前記操作指示を受け付けた場合には、前記シーン判別工程において前記シーン判別を行うが、前記検出工程において検出を行わないことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. 請求項7または8に記載の撮像装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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