JP2010198993A - ジョイント用コネクタ、及びそれを有する電気コネクタ、それに嵌合する基板側コネクタを有するケーブル接続用電気コネクタ - Google Patents

ジョイント用コネクタ、及びそれを有する電気コネクタ、それに嵌合する基板側コネクタを有するケーブル接続用電気コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】多数個の回路基板を密に配置しても嵌合の解除が容易な回路基板間を接続する電気コネクタ等を提供する。さらに可能な限りの低コスト化を目指す。
【解決手段】ほぼ両端部に第1の嵌合端子部41をそれぞれ有し、中央部で連結部43を有するジョイント用コンタクト40をジョイントハウジング30に有するジョイント用コネクタ20を用いて、それぞれの基板上に配置され、基板面と直交する方向に配置された第1の嵌合端子と嵌合する第2の嵌合端子を備えるコンタクトを有するそれぞれの基板側コネクタと嵌合させる。また、このジョイント用コネクタと基板側コネクタとで電気コネクタを形成する。さらに、一段の低コスト化に対応してこの基板側コネクタが共用できるケーブル接続用の電気コネクタも提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気コネクタに関し、特に回路基板の表面に実装して用いられる電気コネクタに関する。
従来、電気コネクタには大別して、回路基板と回路基板とを電気的に接続する電気コネクタ(以下、本明細書では基板接続用コネクタともいう)と、回路基板とケーブルとを接続する電気コネクタ(以下、本明細書ではケーブル接続用コネクタともいう)がある。これらの電気コネクタは、通常、一方にレセプタクルコネクタ(雌型コネクタ)を備え、他方にプラグコネクタ(雄型コネクタ)を備え、それらを嵌合させることで電気的接続を果たそうとする構成になっている。なお、以下、回路基板を単に基板とも略称する。
また、最近では、表面実装技術の進展により、これらの電気コネクタもより一層の小型化や、実装容易化などが求められており、他の電子部品と同様に表面実装可能な製品が求められている。このため、基板接続用コネクタにおいても特許文献1に示されるように基板の表面に実装するタイプが開示されている。
特開2008−210805号公報
特許文献1には、一方の基板上にプラグコンタクト(雄型コンタクト)を有するプラグコネクタが実装され、他方の基板上にレセプタクルコンタクト(雌型コンタクト)を有するレセプタクルコネクタが実装されている。そして、これらを接続させるには、実装後の両コネクタを基板表面方向にほぼ平行な平面上で接近させ、両コンタクト間が嵌合する位置まで一方のコネクタを押し込むようにして嵌合させることが開示されている。
以上のように、基板接続用コネクタではいずれも基板表面方向にほぼ平行な面上で接近させ嵌合させるように構成されており、これが従来から広く用いられている方法でもある。そして、嵌合を解除しようとする場合、即ち、外そうとする場合には、逆に両者を離間させる方向、つまり、基板面にほぼ平行な面上で両コネクタの位置を遠ざける方向に力を加え、その方向に少なくとも一方の基板を動かすことで外すこと、つまり抜去することが可能である。前述の表面実装タイプも同様の構成を取っている。
以上の取り外し方法は、基板が2枚で、かつ少なくとも一方の基板にコネクタを動かす方向のスペースがある場合には、問題がない。しかしながら、例えば、3つ以上の基板をより大きなマザーボードなどの支持体上に同一方向に密に配置し、一つずつ電気コネクタで電気的に接続するような場合には、両方の基板の間に挟まれた基板は、動かすスペースがないので、取り外す際には、その場所にもよるが数枚またはすべての基板を外す必要が生じるなど、取り外しに極めて重大な支障が生じる。また、3つ以上でなく、2枚の基板でも、離間させるスペースがない場合には同様に取り外しが困難である。
一方、前述のように多数個の基板を密に配置し、基板接続用コネクタなどで接続してそのうちの一つの基板を後で取り外そうというニーズは、例えば、LED(発光素子)をそれぞれの基板上に多数個配置して、照明や広告、表示をさせようとする用途にて顕著である。この場合、ひとつの基板がLEDの故障その他でその機能が低下した場合に交換を余儀なくされることもある。これ以外にも、今後、環境問題の高まりにより、このような交換のニーズは高まることが想定される。しかしながら、従来技術ではこういった場合に前述のように、数枚または全ての基板を取り外さないと取り外せない、即ち、取り外しが非常に困難であるという課題がある。
本発明は第一にはこのような課題を解決しようとするものである。さらに、できるだけ、低コストであることは当然ながら求められている。第二の課題は、電気コネクタ全体で見た場合、できるだけ低コストの電気コネクタを提供することである。その他の課題は明細書の中で述べることとする。
上記目的を達成するため、第1の本発明に係るジョイント用コネクタは、ジョイント用ハウジングと、前記ジョイント用ハウジングに固定されたジョイント用コンタクトを有するジョイント用コネクタであって、第1の端子構造を有する2つのジョイント端子部(例えば、実施形態における嵌合端子部41、41:171、171)を前記ジョイント用コンタクトの両端部近傍に備え、前記2つのジョイント端子部は、それぞれ、第1の回路基板上に実装された第1の基板側コネクタの第1の端子構造に嵌合する第2の端子構造を有する第1の端子部(例えば、実施形態における嵌合端子部71、141)、および第2の回路基板上に実装された第2の基板側コネクタの第1の端子構造に嵌合する第2の端子構造を有する第2の端子部(例えば、実施形態における嵌合端子部71、141)と嵌合するものであって、前記それぞれの第2の端子構造を有する第1、第2の端子部と前記2つのジョイント端子部との挿抜方向は、前記第1の回路基板および前記第2の回路基板の回路基板面方向に対してほぼ垂直な方向であることを特徴とする。
さらに、第1の本発明に係る電気コネクタは、ジョイント用ハウジングと、第1の端子構造を有する2つのジョイント端子部(例えば、実施形態における嵌合端子部41、41:171、171)をジョイント用コンタクトの両端部近傍に備えるジョイント用コンタクトと、を有して構成されるジョイント用コネクタと、前記ジョイント用コネクタと嵌合し、第1の基板上に実装して用いられる第1の基板側コネクタと、前記ジョイント用コネクタと嵌合し、第2の基板上に実装して用いられる第2の基板側コネクタと、から構成される電気コネクタであって、前記2つのジョイント端子部は、それぞれ、第1の回路基板上に実装された第1の基板側コネクタの前記第1の端子構造に嵌合する第2の端子構造を有する第1の端子部(例えば、実施形態における嵌合端子部71、141)、および第2の回路基板上に実装された第2の基板側コネクタの前記第1の端子構造に嵌合する第2の端子構造を有する第2の端子部(例えば、実施形態における嵌合端子部71、141)と嵌合するものであって、前記それぞれの第2の端子構造を有する第1、第2の端子部と前記2つのジョイント端子部との挿抜方向は、前記第1の回路基板および前記第2の回路基板の回路基板面方向に対してほぼ垂直な方向であることを特徴とする。
また、第2の本発明に係る電気コネクタは、上記に記載の第1の基板側コネクタを一方に有し、他方にケーブル接続用コネクタを有する電気コネクタであって、前記ケーブル用接続用コネクタは、前記第1の基板側コネクタの有する第2の端子構造と嵌合する第1の端子構造を有する端子部を有し、前記第1の基板側コネクタは、第1の回路基板上に配置されるものであって、さらに、前記第1の回路基板の回路基板面に対して垂直な方向と、水平な方向であって前記第1の端子部の延びる方向のうちの一方向との2方向に開口しており、前記ケーブル接続用コネクタの前記端子部と、前記第1の基板側コネクタの第2の端子構造を有する端子部との挿抜方向は、前記第1の回路基板の基板面方向に対してほぼ垂直な方向であり、前記ケーブル接続用コネクタの有するケーブルの延びる方向は、前記第一の基板側コネクタの前記第1の回路基板の回路基板面に対して水平な方向であって前記第1の端子部の延びる方向のうちの一方向に開口した方向と同一方向であり、前記ケーブル接続用コネクタは、前記第1の基板側コネクタの前記開口部を塞ぐようにして接続されることを特徴とする。
第1の本発明に係るジョイント用コネクタは、第1の端子構造を有する2つのジョイント端子部をジョイント用コンタクトの両端部近傍に備え、前記2つのジョイント端子部は、それぞれ、第1、第2の回路基板上に実装された第1、第2の基板側コネクタの第2の端子構造を有する端子部と嵌合するものであって、前記2つのジョイント用端子部の挿抜方向は、前記第1、第2の回路基板の回路基板面方向に対してほぼ垂直な方向であるという特徴を有している。このため、基板の取り外しが容易にでき、基板上に搭載された電子装置等の交換性、保守性に優れるという効果を有する。さらに、挿抜方向が基板面に垂直方向で可能なため、基板の省収納スペース化、即ち、基板収納の高密度化を可能にするという効果も有する。
第1の本発明に係る電気コネクタは、基板接続用コネクタとして、2つのジョイント端子部を有するジョイント用コネクタと、前記ジョイント用コネクタと嵌合し、基板上に実装される第1、第2の基板側コネクタと、から構成される電気コネクタであって、前記2つのジョイント端子部は、それぞれ、第1、第2の回路基板上に実装される第1、第2の基板側コネクタの第2の端子構造を有する端子部と嵌合するものであって、前記2つのジョイント用端子部の挿抜方向は、前記第1、第2の回路基板の回路基板面方向に対してほぼ垂直な方向であるという特徴を有している。このため、基板の取り外しが容易にでき、基板上に搭載された電子装置等の交換性、保守性に優れるという効果を有する。さらに、挿抜方向が基板面に垂直方向で可能なため、基板の省収納スペース化、即ち、基板収納の高密度化を可能にするという効果も有する。
第2の本発明に係る電気コネクタは、上記電気コネクタと基板側コネクタを共通化し、さらに、ケーブル側コネクタの嵌合端子構造も第1の端子構造、即ち、ジョイント用コネクタと共通化したので、部品の共有化や設計の共通化などが容易で部品点数の削減も可能になり、トータル的なコスト低減にも効果を有する。
第1の実施形態における基板接続用コネクタの構成部品の概要と嵌合方法を示す斜視図である。 ジョイント用コネクタの概要を示す図であって、(a)はジョイント用レセプタクルコンタクトの斜視図、(b)はジョイント用コネクタの斜視図である。 基板側コネクタの概要を示す図であって、(a)はその構成部品の一つであるプラグコンタクトの斜視図、(b)は基板側コネクタの斜視図である。 第1の実施形態におけるケーブル接続用コネクタの構成部品の概要と嵌合方法、嵌合状態を示す斜視図である。 ケーブル接続用コネクタの概要を示す図であって、(a)はケーブル側コンタクトの斜視図、(b)はケーブル接続用コネクタの斜視図である。 本発明の第1の実施形態における基板接続用コネクタ、及びケーブル接続用コネクタのそれぞれの構成要素を回路基板に実装する際、実装したときの例示的模式図である。 (a)はジョイント用コネクタの平面図、(b)はジョイント用コネクタの正面図である。 ジョイント用コネクタの底面図である。 ジョイント用コネクタの正面図A−A’線で見た断面図である。 ジョイント用コネクタのジョイント用レセプタクルコンタクトとジョイント用ハウジングとの嵌合状態を示す図である。(a)は平面図のD1−D0−D2線で見た断面図。(b)は、平面図のD3−D0−D2線で切断した切断面を含む斜視図である。 (a)は基板側コネクタの平面図、(b)は基板側コネクタの正面図である。 基板側コネクタの正面図B−B’線で見た断面図である。 ジョイント用コネクタと基板側コネクタとの嵌合状態を示す図である。(a)は、嵌合させた後に図7(a)のD5−D6−D7線で見た断面図である。(b)は、嵌合させた後に図7(a)のD8−D6−D7線で切断した切断面を含む斜視図である。 ケーブル側コネクタの正面図である。 ケーブル側コネクタの底面図である。 ケーブル側コネクタの正面図のC−C’線で見た断面図である。 第2の実施形態における基板接続用コネクタの構成部品であるジョイント用コネクタの斜視図である。 第2の実施形態における基板接続用コネクタの構成部品である基板側コネクタの斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面上で同じ符号を用いるものは同一の構成要素であり、また、図面上に特にX軸方向等の方向表示を示した符号は、同一の符号であれば、全図面で共通である。
(第1の実施形態)
以下に第1の実施形態による基板接続用コネクタ10の概要について図1から図3を用いて説明し、ケーブル接続用コネクタ15の概要について図4、図5を用いて説明する。次にこれらの使用例の一例について図6を用いて説明する。その後、図7〜図16を用いてそれぞれの構成部品の詳細、及び嵌合構造などについて述べる。
(基板接続用コネクタの概要)
図1に基板と基板とを接続するコネクタである基板接続用コネクタ10の構成部品の概要と嵌合方法とを斜視図を用いて示す。基板接続用コネクタ10は、一方の基板である基板1上に配置される基板側コネクタ50と、他方の基板である基板2上に配置される基板側コネクタ50と、ジョイント用コネクタ20とからなる3個の構成部品で構成される。
基板側コネクタ50は、基板側ハウジング60、プラグコンタクト70と、基板側ハウジング60を基板に固定する固定金具78から構成されている。本実施形態ではプラグコンタクトは3個ある。そしてプラグコンタクト70は、それぞれ嵌合端子部71を有している。ジョイント用コネクタ20は、図1には見えない(図2に示す)2つの嵌合端子部を有するジョイント用レセプタクルコンタクト40と、ジョイント用ハウジング30とから構成されている。そして、それぞれのプラグコンタクト70の嵌合端子部71とジョイント用レセプタクルコンタクトの2つの嵌合端子部とがそれぞれ嵌合し、電気的な接続がなされるように構成されている。
そして、図1からも容易に理解されるように、ジョイント用コネクタ20は、基板1、2の基板面にほぼ平行な平面、つまり、図のX軸方向とY軸方向のなす平面にほぼ垂直な方向、つまり、図のZ軸方向で挿入や抜去がされる。つまり、ジョイント用コネクタの挿抜方向は、基板側コネクタ50が配置される基板面に対してほぼ垂直な方向である。これにより、基板1、2をX軸方向に動かさなくても基板接続用コネクタ10の嵌合が解消できる。また、それぞれの基板側コネクタは、回路基板1、2の回路基板面に対して垂直な方向と、水平な方向であって嵌合端子部71の延びる方向のうちの一方向に開口しており、また、それぞれの開口方向が対向しているのも明瞭である。さらに、この基板用接続用コネクタ10は、ジョイント用コネクタ20がそれぞれの基板側コネクタのそれぞれの回路基板面に対する垂直な方向における開口部を塞ぐようにして嵌合、接続がされる。なお、本明細書で「軸方向」という場合は、前述のZ軸方向で挿入や抜去がされると記述しているように、図の矢印の方向にとらわれず、その逆の向きも含む双方向をいう。
なお、プラグコンタクト70は、基板側ハウジング60の支持壁61の開口部61a側から圧入されており、基板接続部72、後端露出部74などから形成されている。このプラグコンタクト70の詳細は後述する。また、ジョイント用ハウジング30は嵌合側壁32、中央側壁33、ずれ防止壁35などを有しこれらはそれぞれ重要な機能を有する。また、その上部には、凹部31a、孔31b、中央孔31cなども有する。これらの詳細についても後述する。
(ジョイント用コネクタ20の概要)
次に、基板接続用コネクタ10の一方の構成部品であるジョイント用コネクタ20の概要について図2を用いて述べる。ジョイント用コネクタ20は、ジョイント用ハウジング30とそれに固定されたジョイント用レセプタクルコンタクト40から構成される。ジョイント用レセプタクルコンタクト40は、図2(a)に斜視図で示すように、両端にそれぞれ2つの部分に分かれた嵌合端子部41、41を有する。
そして、それぞれの嵌合端子部41は、その2つの部分で対向する方向に突出している嵌合突起41aと、嵌合方向に外側ハの字状に広がる挿入ガイド部41bとを有し、図示しない対向するそれぞれの基板に実装された基板側コネクタのプラグコンタクトの端子部と嵌合するように構成される。これにより、例えば前述の図1に示す基板1、基板2間を電気的に接続するように構成されている。
このジョイント用レセプタクルコンタクト40は、例えば銅などを主に含み導電率が高くばね弾性も有する金属材料からなる一枚の金属板を打ち抜き加工し形成したものである。成形後の形状は、両端部近傍に嵌合端子部41を有し、中央部に中央張り出し部42を有して、全体に弓状に形成されている弓状板を2つ備えている。この弓状板のほぼ中央部において連結部43で連結している。また、この連結部43と前述の弓状板とが交わる内角は、直角に、あるいは、それより若干広めに構成されている。なお、図からも明瞭なように連結部43は、X軸方向の長さが中央張り出し部42の長さよりも長く構成している。これは、取り付け後の安定性を高めるのに有用である(図9および関連説明箇所も参照)。
さらに、ジョイント用レセプタクルコンタクト40は、図示しないジョイント用ハウジング30の嵌合箇所に嵌合固定するためのラッチ47を有する。ラッチ47は、連結部43から、前述の中央張り出し部42の一部に連結部43の方向に開口するU字状の切り込みを入れて対向する中央張り出し部42から離間する方向に曲げ加工をして形成されている。また、ラッチ47は、中央張り出し部42のほぼ中央部分、換言すれば、コンタクト40の中心近傍、両端の端子部41、41を結ぶ仮想線の方向のほぼ中心部分に設けられている。このラッチ47のジョイント用ハウジング30への固定方法、固定後の形態の詳細は後述するが、この位置により両基板側のコンタクトとの嵌合などの際の応力にもバランスよく対応できている。
図2(b)は、ジョイント用レセプタクルコンタクト40をジョイント用ハウジング30に組み立てた後のジョイント用コネクタ20を図1における基板面方向から見た斜視図である。ジョイント用ハウジング30は、ジョイント用レセプタクルコンタクト40の2つの嵌合端子部41を結ぶ方向、つまり、図2(b)のX軸方向に平行な両側面に嵌合側壁32をそれぞれ2個ずつ離間した状態で計4個有している。この嵌合側壁32は、図示しない基板側コネクタ50の受容側壁と嵌合する嵌合突起34をそれぞれ有する。これらの嵌合構造は後述する。
また、嵌合側壁32の中間部であって、嵌合側壁32からやや内側(コンタクト配設方向)に中央側壁33をそれぞれ1個ずつ備える。中央側壁33は、図1で示す2つの基板側ハウジング60の間に挿入されるように構成されている。
さらに、嵌合端子部41の延びる方向と直交する方向の両端部に、ずれ防止壁35をそれぞれ1個ずつ備える。ずれ防止壁35は、基板のX軸方向の応力に対して図1に示す基板側コネクタ50の支持壁61と嵌合するように構成されてずれを防いでいる。
また、ジョイント用ハウジング30は、ジョイント用レセプタクルコンタクト40を支持する端部隔離壁37、隔離壁38および隔離壁台36を有する。本実施形態では、ジョイント用レセプタクルコンタクト40は例えば電源用の電力を供給するものであって3個ある。3個は、例えば、陽極(プラス)、陰極(マイナス)、アースを供給するものである。なお、アースを省略して陽極に2種類の電圧をとることも可能である。
また、ジョイント用レセプタクルコンタクト40の両側には、端部隔離壁37または、隔離壁38がある。端部離隔壁37は、隔離壁中の最も両外側に配置された壁の呼称である。これらの2つの端部隔離壁37、2つの離隔壁38が隔離壁台36から嵌合側壁32の延びる方向と平行な方向に延びている。この端部隔離壁37および隔離壁38は、ジョイント用レセプタクルコンタクトのラッチ47との嵌合部を有し、ジョイント用レセプタクルコンタクトを支持している。この嵌合構造は後述する。
なお、ジョイント用ハウジング30は、絶縁性の樹脂等で以上の構成要素、つまり、蓋体31、嵌合側壁32、中央側壁33、嵌合突起34、ずれ防止壁35、隔離壁台36、端部隔離壁37、隔離壁38が一体的に形成されている。すなわち、これらの名称はそれぞれの構造および関連部分の説明のための便宜的な名称であるとも言える。そしてその後にジョイント用レセプタクルコンタクト40の嵌め込みを行っている。この嵌め込みは後述する。
(基板側コネクタ50の概要)
次に、図3を用いて基板側コネクタ50の要部について説明する。基板側コネクタ50は基板側ハウジング60、プラグコンタクト70、固定金具78から構成される。図3(a)は、プラグコンタクト70の斜視図である。プラグコンタクト70は、例えば銅などを主に含む金属材料の板を打ち抜き加工等して形成したものである。
プラグコンタクト70は、その要部としてジョイント用レセプタクルコンタクト40の嵌合端子部41と直接接続する嵌合端子部71、その後方にある基板接続部72、その基板接続部72から上部に延びた端面である後端露出部74、及び固定突起75、固定突起導入テーパ76、下方突起71fを有する。基板接続部は、基板と電気的、機械的な接続を果たすものである。プラグコンタクト70は、ハウジングに圧入されている。この圧入の際に固定突起75、固定突起導入テーパ76や下方突起71fなどが重要になる。これらについては後述する。
基板側ハウジング60は、基板との絶縁等を行うインシュレータ部64及びそれから立設して設けられプラグコンタクト70を貫通させ、支持する支持壁61、基板側コネクタ50と平行な方向の両側に図1に示すジョイント用コネクタ20の中央側壁33を受け入れるスペースも画する前方側壁63、支持壁61と前方側壁63の間で図示しないジョイント用コネクタ20の嵌合側壁を受ける受容側壁62を有する。さらに、支持壁61のほぼ両端部で前方側壁のほぼ反対側に後方側壁68を有する。
また、インシュレータ部64は、プラグコンタクト70を配置しない部分の上部に突起部64aを有し、プラグコンタクト70が、その突起部64aに囲まれた凹部64bに配置されている。これにより、位置決めなどを適切に行うと共にジョイント用レセプタクルコンタクト40の嵌合端子部41との嵌合を確実にし、ジョイント用コネクタ20の挿抜時の変形応力にも対応可能にしている。
また、基板側ハウジング60は、インシュレータ部64の下面に基板との位置決めをするポスト部69を有している。これら、インシュレータ部64、支持壁61、前方側壁63、受容側壁62、後方側壁68、ポスト69は、耐熱性、絶縁性を有する樹脂材料で一体的に構成されている。
固定金具78は、基板側ハウジング60を図示しない基板にはんだ付け等で固定するためのものである。そして、インシュレータ64の基板面方向に平行な方向の外側に開口した固定金具挿入凹部64cを有し、この凹部64cに階段状に折り曲げた固定金具78の先端部78bを圧入することで固定している。
(ケーブル接続用コネクタ15の概要)
次にケーブル接続用コネクタ15の概要について、図4を用いて説明する。1個のケーブル接続用コネクタ15は、1個のケーブル側コネクタ80と1個の基板側コネクタ50とから構成される。ケーブル側コネクタ80は、引き出し電線ケーブル98などに接続された図示しないケーブル側コンタクトと、ケーブル側ハウジング81とから構成される。
なお、基板側コネクタ50はすでに説明したのでその説明は割愛する。
図4からも明らかなように、ケーブル接続用コネクタも基板5に実装された基板側コネクタ50の基板面に対してほぼ垂直な方向に挿抜が行われる。
(ケーブル側コネクタ80の概要)
図5にケーブル側コネクタ80の概要を示す。ケーブル側コネクタ80は、ケーブル側コンタクト90とケーブル側ハウジング81とから構成される。図5(a)は、ケーブル側コンタクト90の斜視図である。ケーブル側コンタクト90は要部として、プラグコンタクト70の嵌合端子部71に嵌合する2つの嵌合端子部91と、それらをつなぐ連結部93と張り出し部92とを有する。さらに、ケーブル側コンタクト90を基板側ハウジングに固定するラッチ97などを有する。これらのコンタクト部、即ち、嵌合端子部91、連結部93、張り出し部92は、ジョイント用レセプタクルコンタクト40の対応部分、つまり、一方側の端子部分とほぼ同一の形状とするのが好ましく、これにより、共通の基板側コネクタ50が容易に使用できる。
さらに、図5(a)の98は、引き出し電線ケーブルの外部被覆部であり、図示しない電線を内部に有している。96は、引き出し電線ケーブルの被覆部とケーブル側コンタクト90のコンタクト端子とを固定するかしめ部、95は、電線(心線)をコンタクト端子にかしめるための、かしめ部である。これらかしめ部96、95およびコンタクトの嵌合端子部91、連結部93、張り出し部92、ラッチ97は一体的に形成されている。
図5(b)は、ケーブル側コンタクト90をケーブル側ハウジング81に組み立てた後のケーブル側コネクタの斜視図である。図中、81は、ケーブル側ハウジングであり、82は嵌合側壁、84は嵌合突起、85はズレ防止壁である。嵌合側壁82、嵌合突起84の相手側は、ジョイント用コネクタ20と共用する基板側コネクタ50である。従って、嵌合側壁82、嵌合突起84は、ジョイント用コネクタ20の対応する嵌合側壁32、嵌合突起34と同一の設計にすることを可能にしており、設計、製造の効率化を果たしている。これによってもコスト低減を果たしている。なお、このケーブル側コネクタ80もケーブル側コンタクト90を3個有している。
このように、基板5上に配置、実装された基板側コネクタ50に対して、ジョイント用コネクタ20を挿入するのとほぼ同じ感覚で挿入および外すことができ、ケーブル接続用コネクタ15は、使用方法の容易さにおいてもユーザフレンドリーな設計となっている。
(それぞれのコネクタの使用状態の説明)
念のため、使用状態の模式図を図6で示す。図6は、前述のそれぞれのコネクタの一実施形態を基板に実装しようとする際、および実装したときの一例を示す模式図である。図中1、2、3、4は基板であり、図示しないマザーボードまたは支持体などの上に配置され、ネジその他の着脱可能な固定具で固定されている。
図6では、4枚の基板が所定の間隔を有してX軸方向に並べられて、回路基板連を形成している。(なお、本明細書では、以下、3個以上の回路基板が、ほぼ同一平面上に離間されて配置され、隣接する回路基板間が電気コネクタで接続可能に配置されたものを回路基板連と呼称する。また、図1でそれぞれの基板の符号を変えているように、回路基板連を構成する基板の形状は同一でなくても良い。)
図6のそれぞれの基板には、基板側コネクタ50が2つ実装されている。そして、回路基板連の両端部、つまり基板1と基板4の両端部の基板側コネクタ50がケーブル側コネクタ80に接続されて、ケーブル接続用コネクタ15を構成し、それ以外の基板側コネクタ50は、それぞれ対向する2個がジョイント用コネクタ20と接続され、基板接続用コネクタ10を構成している。
つまり、基板側コネクタ50は、基板接続用コネクタおよびケーブル接続用コネクタの双方に共通して用いられている。このため、部品の使いまわしが良く、これら基板接続用コネクタ、ケーブル接続用コネクタの量産時においてコスト的にも優れるという効果を有している。さらに、いずれも回路基板連を形成する基板表面とほぼ垂直な方向に挿抜可能である。
従って、何らかの理由で基板2や3を図示しないマザーボード等から取り外そうとした場合、それらを接続しているジョイント用コネクタ20を基板側コネクタ50から取り外せば、基板2や3は、基板接続用コネクタ10による嵌合が解消される。従って、基板2や3と図示しないマザーボード等との固定具(ネジ等)を外せば、例えば図6のY軸方向やZ’−Z方向に簡単に移動でき、容易に交換できるという効果を有する。特に基板の間隔を小さくした場合にX軸方向にコネクタを動かさなければならない従来技術においては、交換が非常に困難であるのは図6からも容易に理解される。
このように本実施形態のジョイント用コネクタ20を用いれば、回路基板連の配置された平面とほぼ直交する方向に挿抜できるので、回路基板連のそれぞれの基板間隔の間隙を狭く、密に配置しても、交換などが容易であるという効果を有する。また、回路基板連方向に直交する方向の位置決めは、ジョイント用コネクタ20の嵌合側壁32の嵌合突起34と基板側コネクタ50の嵌合側壁62部とが嵌合するように構成されている。なお、この嵌合は、少なくともジョイント用コネクタ20の自重やそれに多少の衝撃が加わっても外れないように構成されている。従って、例えば、回路基板上に発光素子などを設けて天井などから下方に照明等を行うような場合、ジョイント用コネクタ20が重力により落下することなどを防いでおり、こういった用途への対応を可能にしている。
また、本実施形態の基板接続用コネクタ10は、基板側コネクタ50との嵌合を効果的に行っている。例えば、中央側壁33と位置決め壁63、ずれ防止壁35と支持壁61との構成で挿入時の位置決めも簡単にできるという効果をも有する。その他の詳細な事項は、後述する。
(ジョイント用コネクタ20の詳細構造)
次に、ジョイント用コネクタ20の詳細を図7〜図10を用い、また、適宜、前述した図面も参照して説明する。図7(a)は、ジョイント用コネクタ20の平面図、図7(b)は正面図、図8は底面図、図9は正面図のA−A’線における断面図である。また、図10(a)、(b)は、ジョイント用レセプタクルコンタクト40とジョイント用ハウジング30との嵌合状態を示す図である。
図7(a)において、31aは、蓋体31の凹部であり、中央部を挟んで2個設けられている。この凹部は樹脂材料を効果的に用いるためと、成形時の引け止めのために設けられている。31bは孔であり、蓋体の周囲であって嵌合側壁32の上部近傍に4個設けられている。この孔31bは嵌合突起34を構成するため、特に図7(b)に示す嵌合突起のテーパ部34aを構成するためなどに設けられている。31cは中央孔であり、ジョイント用レセプタクルコンタクト40のラッチ47の配置スペースを得るとともに、このストッパを行うコンタクトコック部を形成するためにも必要である。また、この中央孔31cは、レセプタクルコンタクト40を外す時にも使用する。
本実施形態では、ジョイント用レセプタクルコンタクト40は図7(b)から明瞭なように3個で構成しているので、孔は6個ある。これらの中央孔31cは、内部にコンタクトが配置されていることの確認や、熱放散などにも有用である。
図7(b)は、ジョイント用コネクタ20の正面図である。ジョイント用レセプタクルコンタクト40の嵌合端子部41は、図で明瞭なようにハの字状に広がった挿入ガイド41bを有し、プラグコンタクト70との嵌合が容易にできるようにされている。また、それぞれが向かい合った部分に突起部41aを有し、よりプラグコンタクトとの嵌合を確実にしている。この突起部41aは、図ではそれぞれ1つ、合計2個であるが、それぞれの側に複数個設けても良い。
これらのジョイント用レセプタクルコンタクト40は、そのコンタクト群の外側を隔離する端部隔離壁37、および、それぞれを隔離する隔離壁38に設けられたストッパ部31e(図10(a)参照)で保持されている。なお、この保持構造の詳細については、図10を用いて後述する。
また、嵌合突起34は、嵌合側壁32の内側に突出するテーパ部34a、34cとその中間の中央部34bとからなる突出断面が台形状の突起部を有しており、図示しない基板側コネクタ50の嵌合部と嵌合して抜けないように構成されている。この嵌合構造の詳細については、図13を用いて後述する。
図8は、ジョイント用コネクタ20の底面図である。すなわち、図1において、基板側、あるいはプラグコンタクト50側から見た図である。特徴的な構成としては、ジョイント用レセプタクルコンタクト50の延びる方向のほぼ中間部に直交する仮想線D−D’に対して、基板側コネクタ50と嵌合または近接する各部、すなわち、嵌合端子部41、嵌合側壁32、嵌合突起34、中央側壁33、ずれ防止壁35をほぼ線対称の位置構成にしているということである。この構成はそれぞれの基板側コネクタの対応する嵌合端子部71、受容側壁62、前方側壁63、後方側壁68、後端露出部74も同様に構成されている。
この構成により、図1、図6などに示すように、同一の基板側コネクタ50を対向して用いる際に容易に嵌合させることができる。さらに、前述の仮想線D−D’に直交し、D−D’方向、つまり、中央側壁33の対向する方向のほぼ中間部で引いた仮想線E−E’に対しても嵌合端子部41や嵌合側壁32の位置がほぼ線対称の構成になっている。もちろん、基板側コネクタの対応する嵌合端子部71や受容側壁32も同様である。これらにより、基板側コネクタのこの方向、つまり、図1でいえばY軸方向の配置も気にせずに使用することができる。
なお、以上の対称性はハウジングを中心に述べたが、ジョイント用レセプタクルコンタクト40においても、その嵌合端子部など主要部はD−D’線からの線対称性を有している。これにより、2つの基板側コネクタとの嵌合を容易に確保している。また、中央部のジョイント用レセプタクルコンタクト40は、その中心に引かれた仮想線E−E’に対して嵌合端子部41のそれぞれや、中央張り出し部42、ラッチ47などはほぼ線対称の構成となっている。これにより、嵌合の安定性や確実性、挿入容易性などを高めている。
図9は、ジョイント用コネクタ20の正面図のA−A’線で見た断面図である。これは端的に言えば、ジョイント用レセプタクルコンタクト40を組み立てた場合における、一つのコンタクトの延びる方向に平行な方向でその中心を切断した断面図であると言える。
この図からは、前述の嵌合端子部41の上部がジョイント用ハウジング30で覆われているのが明瞭である。すなわち、コンタクトの嵌合箇所にちりや異物などが上部から落下して端子接触部に入らないような構成となっている。また、基板実装面を下方に配置する場合、つまり重力方向に逆らって配置する場合には下方からのごみの巻き上げなどの影響を受けないようにできる。また、図1に示した凹部31a、つまりジョイント用ハウジングの蓋体31の凹部31aが設けられているのが明瞭である。
さらに、ジョイント用レセプタクルコンタクト40の連結部43がジョイント用ハウジング30に押し付けられているのが明瞭である。ただ、正確にいうと、固定されているのではなく、多少のフローティング(浮き)を有して接触している、という構成である。また、図2の説明でも述べたが、連結部43のX軸方向の長さは、中央張り出し部42の長さよりも長く、しかも、できるだけ長いことが好ましい。これらにより、プラグコンタクトの嵌合端子部との挿入、嵌合などのクリアランス、およびそれぞれの嵌合端子部への応力を吸収している。ジョイント用レセプタクルコンタクト40が落下しない理由は、図10を用いて述べる。
(ジョイント用レセプタクルコンタクト40の保持構造)
図10は、ジョイント用レセプタクルコンタクト40がジョイント用ハウジングに保持され、落下しないように構成されていることなどを端的に示す図である。図10(a)、(b)は、図7(a)の平面図をそれぞれ切断した断面を示す図である。(a)は、直線D1−D0−D2線で切断した断面図、(b)は、線D3−D0−D2で切断した切断面を含む斜視図である。
図10(a)では、図1や図7(a)に示した中央孔31cの断面構造が明瞭に現れている。中央孔31は、蓋体31表面から下方の先でラッチ47を保持するためにハウジング30の端部隔離壁37、隔離壁38に設けられたストッパ部31eでほぼ塞がれたに近い状態となっており、このストッパ部31eでラッチ47が保持され、それに連結しているジョイント用レセプタクルコンタクト40が保持される構造となっている。つまり、中央孔31は、ラッチ47を配置するスペースを有し、そしてその先にストッパ部31eを設ける余地を残してラッチ47の保持、ひいてはレセプタクルコンタクト40の保持を行うための役割も果たしている。
なお、ストッパ部31eは、端部隔離壁37は片方に1個、隔離壁38は両側にそれぞれ1個ずつ計2個構成され、それぞれラッチ47を保持している。
図10(b)は、ラッチ47を介したレセプタクルコンタクト40とジョイント用ハウジング30との嵌合構造を別な切断面、図7(a)のD3−D0−D2の切断線で切断した部分を見た斜視図である。つまり、図7(a)の中央部近傍の中央孔31c3と、31c4との中間部分で切断し、レセプタクルコンタクト40の取り付け状態が分かる図である。
この図10(b)から、U字状の開口部46でラッチ47が中央張り出し部42から分離されているのが明瞭である。なお、レセプタクルコンタクト40をジョイント用ハウジング30に挿入する際は、連結部43から先に挿入を始める。そして、連結部43とそれに連なる中央張り出し部42が端部隔離壁37や隔離壁38の隙間に接触されて行く途中で、ラッチ47がこれらの壁に接触しながら、内側に変形し、挿入後に外側に戻ることになる。つまり、レセプタクルコンタクト40は、中央張り出し部42が弓状に張り出しており、弾性も有する金属部材から構成されているので、連結部43がジョイント用ハウジング30に接触するまで挿入した状態では、ラッチ47は、ストッパ部31eを越えて内側に入っているので本来の位置である外側に開いて止められる。
なお、ラッチ47を外してレセプタクルコンタクト40のジョイント用ハウジング30からの保持を外そうとする場合には、この中央孔31cから工具を挿入し、ラッチ47の広がりを解消して取り外すことも可能である。以上のように、本実施形態においては、中央張り出し部42、連結体43、ラッチ47は、両側の嵌合端子部41から見てほぼ中間部、線対称的な位置に配置したので、嵌合端子部の応力の吸収や配置の安定性などにも優れる。
(基板側コネクタ50の詳細構造)
次に、図11〜図12を用い、プラグコンタクト70や固定金具78を基板側ハウジング60と組み立て、基板に実装した後の基板側コネクタ50の詳細について述べる。
図11(a)は基板側コネクタ50の平面図、(b)は正面図、図12は正面図におけるB−B’線における断面図である。
図11(a)では、2つの前方側壁63を結ぶ仮想線よりやや後退してプラグコンタクト70が配置されている。前方側壁63は、前述のように、実装状態でジョイント用ハウジング30の中央側壁33が挿入される隙間を形成し、おおざっぱな位置決めをするためにも用いるので、その精度を正確に出している。
プラグコンタクト50は、インシュレータ64aに両側を挟まれたインシュレータ64の凹部64bや支持壁61に圧入されている(図12の説明箇所も参照)。これにより、プラグコンタクトの固定と位置決めをより高精度に行っている。そして、インシュレータの凹部64bは、プラグコンタクト70の位置精度を出す機能と、プラグコンタクトに外力が加わった際の基板側コネクタ50全体の変形やズレなどを抑制する機能も有している。また、図11(b)からも明瞭なように固定金具78の先端78bが、インシュレータ64に両側を挟まれて横方向に開口した溝ともいうべき凹部64cに圧入された後、図示しない基板に固定されている。これにより、基板側コネクタ50の固定も行っている。
さらに、図11(b)では、インシュレータ64の下部にポスト69があるのが明瞭である。このポスト69は、図示しない基板上における基板側ハウジングの位置決めなどを行っている。
図12は、図11(b)のB−B’線で見た側面図である。斜線部は、基板側ハウジング60を構成する支持壁61およびインシュレータ64であり、プラグコンタクト70は固定突起75、固定突起導入テーパ76からなるインターフェレンスが基板側ハウジング60の支持壁61の一部に嵌入されているのが明瞭に分かる。また、基板面側のインターフェレンスである下方突起71fについてもインシュレータ64に一部が嵌入されているのも明瞭である。また、63aは、ジョイント用ハウジング30の挿入を容易にするガイド部である。なお、プラグコンタクト70は、その組み立て時に図12のF−F’方向へ、つまり、支持壁61から前方側壁63へ向かう方向へ挿入される。
(ジョイント用コネクタ20と基板側コネクタ50の嵌合構造)
図13を元に、ジョイント用コネクタ20と基板側コネクタ50の嵌合構造について説明する。特に、ジョイント用ハウジング30の嵌合側壁32、嵌合突起34と、受容側壁62との嵌合構造や、ジョイント用ハウジング30と基板用ハウジング62、61との嵌合構造などについて説明する。
図13(a)は、図示しない基板上に配置した基板側コネクタ50にジョイント用コネクタ20を嵌合させた後に図7(a)の直線D5−D6−D7で切断した箇所の断面図である。孔31bの内面に嵌合突起34のテーパ部34a、中央平たん部34b、下方テーパ部34cが設けられている。また、基板用ハウジング60の受容側壁62には、先端部62a、テーパ部62b、凸部62c、段差部62dを有している。
そして、嵌合させようとする際には、図1のようにジョイント用コネクタ20を基板側コネクタ50に近づけ、ジョイント用コネクタの嵌合側壁32を基板側ハウジングの受容側壁62に位置合わせし、基板側に挿入する。この際、嵌合突起34のテーパ部34aが、受容側壁32のテーパ部62b、凸部62c、段差部62dを越えた後に、受容側壁62の先端部62aが、蓋体31の受容側壁嵌合端31dへ当接し、これ以上基板に接近しないような構造にしている。
この際、端部隔離壁37の先端部37a及び隔離壁38の先端部38aは、基板側コネクタのインシュレータ64に対して若干の隙間、つまりクリアランスを有しているように構成されている。
図13(b)は、図示しない基板上に配置した基板側コネクタ50にジョイント用コネクタ20を嵌合させた後に図7(a)のD8−D6−D7線で切断した切断面を含む斜視図である。この図13(b)では、ジョイント用ハウジングのずれ防止壁35の内側、つまり中央孔31cに近い側35aが、若干の隙間を有して基板側ハウジングの支持壁61に向かい合うように構成されている。そして、X軸方向の応力によるずれなどを防止している。
なお、図13(b)で固定金具78が2か所あるのは、切断していない側、つまり、対向している基板側コネクタ50の固定金具78も図に示されているからである。また、蓋体31の下端部31fでも支持壁61の上端部61bと当接するような構造にしている。
(ケーブル接続用コネクタ、特にケーブル側コネクタの詳細構造と嵌合構造)
次に、ケーブル接続用コネクタ15の詳細構造について述べる。なお、すでに述べたように、基板側コネクタ50はジョイント用コネクタ20と共用しており、すでに詳細な説明を終えたのでこの詳細な説明は割愛し、以下にはケーブル側コネクタについて述べる。
図14はケーブル側コネクタ80の正面図である。図14において、82は嵌合側壁、84は嵌合突起、85はずれ防止壁である。前二者は、基板側コネクタ50との嵌合の機能を有する。すなわち、これらは、すでに述べたジョイント用ハウジング30の同一名称の各部分と同様の機能を有している。このように嵌合などの要部を同一の設計形態で行う設計思想を採用しているので、設計変更などの場合においても極めて短時間でできるなどの効果を有し、そのコスト低減効果は、単に部材の共有化による部材製造費用に留まらない。なお、ずれ防止壁の機能はすでに述べた。
また、86は端部隔離壁、87は隔離壁である。94はケーブルの心線、95は、それをかしめるかしめ部である。
図15はケーブル側コネクタ80の底面図である。図中、88はモールド部であり、引き出し電線ケーブル98と、ケーブル側コンタクト90のコンタクト端子のかしめ部95、被覆の固定部96などをモールド外装などにより保護している。
図16は、図14のC−C’線で見た断面図であり、ラッチ97は、ケーブル側ハウジング81のストッパ部81aでケーブル側への動きを制約されている。なお、図5(a)に示したように、ケーブル側コンタクト90は、ジョイント用レセプタクルコンタクト40と同様に、連結部93、張り出し部92などを有して一体的に形成されているとともに、かしめ部95や固定部96も一体的に形成される。また、ケーブル側コンタクト90の張り出し部92をケーブル側ハウジング81の下方部81bで支えるように構成しているので、ケーブル側コンタクト90が落下することはない。さらに、ケーブル側コンタクト90は、上方をストッパ部81a側で上下方向(図4のZ軸方向)にもクリアランスを有して位置を規制されている。また、ケーブル側コンタクトは、最終的にはモールド外装で電線ケーブルと固定されているのでその保持は確実になっている。
(第2の実施形態)
次に、図17、18を用いて第2の実施形態について述べる。第2の実施形態は、その特徴を要約して述べれば、ジョイント用コネクタのコンタクトをプラグコンタクトにし、基板側コネクタをレセプタクルコンタクトにした。つまり、第1の実施形態とコンタクト部を入れ替えたということである。
図17は第2の実施形態のジョイント用コネクタ120の斜視図である。前述のようにコンタクトがジョイント用プラグコンタクト170で構成されているのが最大の相違点である。また、これに伴い、中央部の分離壁138などの構成も異なっている。ただ、基本的な嵌合構造である嵌合側壁132、嵌合突起134などの構造は第1の実施形態と同様に構成することが可能なのでその詳細な説明は割愛する。
図18は、第2の実施形態の基板側コネクタ150の斜視図である。これもコンタクトにレセプタクルコンタクト140を用いているところが決定的な相違点である。その他の構造は第1の実施形態で述べたものと同様であるので詳細な記載は割愛する。
第2の実施形態においてもそれぞれのコネクタの挿抜方向は第1の実施形態と同様に基板面に対してほぼ垂直な方向に可能であり、また、部品の共通化も可能であるのでその効果は第1の実施形態の効果とほぼ同様である。
(第1の実施形態の変形例)
以上、第1の実施形態、第2の実施形態についてひと通り述べたが、今までに述べた構成は必ずしも必要でないものもある。以下にその必要でない部分を省くなどしたいくつかの変形例について第1の実施形態からの変形ということで述べる。なお、第2の実施形態の変形例も以下に述べる第1の実施形態と同様に可能なのは容易に理解されよう。
(ジョイント用コネクタ20の変形例1)
ジョイント用コネクタ20については、中央側壁33とずれ防止壁35をそれぞれY軸方向、X軸方向に一つずつ計2個有する実施例を述べた。しかし、ずれ防止壁をいずれか一方向のみにすることも、また、これを無くすことも可能である。この場合、基板側コネクタは特に設計を変える必要はない。
(ジョイント用コネクタ20の変形例2)
また、ずれ防止壁35はそのままにして、中央側壁33を無くしてしまうことも可能である。この場合も基板側コネクタは特に設計を変える必要はない。
(ジョイント用コネクタ20の変形例3)
また、ジョイント用コネクタの嵌合側壁は、いずれか一方の基板側コネクタの2か所の受容側壁とのみ嵌合するようにX軸方向における一方側にのみ構成することも可能である。この場合も基板側コネクタの設計を変える必要はない。
(ジョイント用コネクタ20の変形例4と基板側コネクタ50の変形例1)
また、ジョイント用コネクタ、基板側コネクタは、主要部がD−D’線、E−E’線に対して線対称の構成を示したが、これにとらわれず、線対称でなくても良い。ただ、この場合には、配置の際に方向を示す必要がある。
(ジョイント用コネクタの変形例5と基板側コネクタの変形例2)
基板側コネクタの受容側壁62については、Y軸方向における両側に2つ有し、ジョイント用コネクタの嵌合側壁32については、それに対応して合計4個の実施例を示したが、嵌合強度を保つことができればY軸方向のいずれか一方側のみにしても良いのは勿論である。これは、これらのコネクタを重力方向に逆らって置く場合、つまり、基板の実装面を重力方向下方にする場合も同様である。
また、本発明の用途としての実装基板は、広く用いられているガラスエポキシ基板以外にもセラミック基板、表面に樹脂コーテング、回路形成等した金属基板など、その材質等に限定されないのはいうまでもない。
以上、若干の変形例を具体的に示したが、本発明はこれらの変形例に留まらず、その技術的思想の範囲内で種々の変形が可能であることはいうまでもない。
1、2、3、4、5 回路基板
10 ジョイント用コネクタを有する電気コネクタ(基板接続用コネクタ)
15 ケーブル接続用電気コネクタ(ケーブル接続用コネクタ)
20、120 ジョイント用コネクタ
30、130 ジョイント用ハウジング
31 蓋体
32、132 嵌合側壁
33、133 中央側壁
34、134 嵌合突起
35、135 ずれ防止壁
36 隔離壁台
37 端部隔離壁
38、138 隔離壁
40 ジョイント用レセプタクルコンタクト
41 嵌合端子部
42 中央張り出し部
43 連結部
47 ラッチ
50、150 基板側コネクタ
60、160 基板側ハウジング
61、161 支持壁
62、162 受容側壁
63、163 前方側壁
64、164 インシュレータ
68、168 後方側壁
70 プラグコンタクト
71 嵌合端子部
72 基板接続部
74 後端露出部
75 固定突起
76 固定突起導入テーパ
80 ケーブル側コネクタ
81 ケーブル側ハウジング
82 嵌合側壁
84 嵌合突起
85 ずれ防止壁
90 ケーブル側コンタクト
91 嵌合端子部
92 張り出し部
93 連結部
95 かしめ部
96 固定部
97 ラッチ
98 引き出し電線ケーブル
140 レセプタクルコンタクト
141 嵌合端子部
170 ジョイント用プラグコンタクト
171 嵌合端子部

Claims (5)

  1. ジョイント用ハウジングと、
    前記ジョイント用ハウジングに固定されたジョイント用コンタクトを有するジョイント用コネクタであって、
    第1の端子構造を有する2つのジョイント端子部を前記ジョイント用コンタクトの両端部近傍に備え、
    前記2つのジョイント端子部は、それぞれ、第1の回路基板上に実装された第1の基板側コネクタの第1の端子構造に嵌合する第2の端子構造を有する第1の端子部、および第2の回路基板上に実装された第2の基板側コネクタの第1の端子構造に嵌合する第2の端子構造を有する第2の端子部と嵌合するものであって、
    前記それぞれの第2の端子構造を有する第1、第2の端子部と前記2つのジョイント端子部との挿抜方向は、前記第1の回路基板および前記第2の回路基板の回路基板面方向に対してほぼ垂直な方向であることを特徴とするジョイント用コネクタ。
  2. 前記第1の基板側コネクタは、前記第1の回路基板の回路基板面に対して垂直な方向と、水平な方向であって前記第1の端子部の延びる方向のうちの一方向との2方向に開口しており、
    前記第2の基板側コネクタは、前記第1の回路基板の回路基板面に対して垂直な方向と、水平な方向であって前記第2の端子部の延びる方向のうちの一方向との2方向に開口しており、
    前記それぞれの回路基板面に対して水平な方向における、前記第1の基板側コネクタの開口方向と前記第2の基板側コネクタの開口方向とは対向しており、
    前記ジョイント用コネクタは、少なくとも前記第1及び前記第2の基板側コネクタの前記それぞれの回路基板面に対する垂直な方向における開口部を塞ぐようにして接続されるものであることを特徴とする請求項1記載のジョイント用コネクタ。
  3. ジョイント用ハウジングと、
    第1の端子構造を有する2つのジョイント端子部をジョイント用コンタクトの両端部近傍に備えるジョイント用コンタクトと、を有して構成されるジョイント用コネクタと、
    前記ジョイント用コネクタと嵌合し、第1の基板上に実装して用いられる第1の基板側コネクタと、
    前記ジョイント用コネクタと嵌合し、第2の基板上に実装して用いられる第2の基板側コネクタと、から構成される電気コネクタであって、
    前記2つのジョイント端子部は、それぞれ、第1の回路基板上に実装された第1の基板側コネクタの前記第1の端子構造に嵌合する第2の端子構造を有する第1の端子部、および第2の回路基板上に実装された第2の基板側コネクタの前記第1の端子構造に嵌合する第2の端子構造を有する第2の端子部と嵌合するものであって、
    前記それぞれの第2の端子構造を有する第1、第2の端子部と前記2つのジョイント端子部との挿抜方向は、前記第1の回路基板および前記第2の回路基板の回路基板面方向に対してほぼ垂直な方向であることを特徴とする電気コネクタ。
  4. 前記第1の基板側コネクタは、前記第1の回路基板の回路基板面に対して垂直な方向と、水平な方向であって前記第1の端子部の延びる方向のうちの一方向との2方向に開口しており、
    前記第2の基板側コネクタは、前記第1の回路基板の回路基板面に対して垂直な方向と、水平な方向であって前記第2の端子部の延びる方向のうちの一方向との2方向に開口しており、
    前記それぞれの回路基板面に対して水平な方向における前記第1の基板側コネクタの開口方向と前記第2の基板側コネクタの開口方向とは対向しており、
    前記ジョイント用コネクタは、少なくとも前記第1及び前記第2の基板側コネクタの前記それぞれの回路基板面に対する垂直な方向における開口部を塞ぐようにして接続されるものであることを特徴とする請求項3記載の電気コネクタ。
  5. 請求項4に記載の第1の基板側コネクタを一方に有し、他方にケーブル接続用コネクタを有する電気コネクタであって、
    前記ケーブル接続用コネクタは、前記第1の基板側コネクタの有する第2の端子構造と嵌合する第1の端子構造を有する端子部を有し、
    前記第1の基板側コネクタは、第1の回路基板上に配置されるものであって、前記第1の回路基板の回路基板面に対して垂直な方向と、水平な方向であって前記第1の端子部の延びる方向のうちの一方向との2方向に開口しており、
    前記ケーブル接続用コネクタの前記端子部と、前記第1の基板側コネクタの第2の端子構造を有する端子部との挿抜方向は、前記第1の回路基板の基板面方向に対してほぼ垂直な方向であり、
    前記ケーブル接続用コネクタの有するケーブルの延びる方向は、前記第一の基板側コネクタの前記第1の回路基板の回路基板面に対して水平な方向であって前記第1の端子部の延びる方向のうちの一方向に開口した方向と同一方向であり、
    前記ケーブル接続用コネクタは、前記第1の基板側コネクタの前記開口部を塞ぐようにして接続されることを特徴とする電気コネクタ。
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