JP2010197772A - 圧力調整弁および液滴吐出装置 - Google Patents

圧力調整弁および液滴吐出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010197772A
JP2010197772A JP2009043479A JP2009043479A JP2010197772A JP 2010197772 A JP2010197772 A JP 2010197772A JP 2009043479 A JP2009043479 A JP 2009043479A JP 2009043479 A JP2009043479 A JP 2009043479A JP 2010197772 A JP2010197772 A JP 2010197772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
functional liquid
film body
valve
receiving film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009043479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5239940B2 (ja
Inventor
Toshihiro Yokozawa
敏浩 横澤
Takahiro Yamashita
貴洋 山下
Seiji Kinoshita
成二 木之下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2009043479A priority Critical patent/JP5239940B2/ja
Priority to US12/709,002 priority patent/US8641176B2/en
Publication of JP2010197772A publication Critical patent/JP2010197772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5239940B2 publication Critical patent/JP5239940B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K17/00Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
    • F16K17/02Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side
    • F16K17/04Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded
    • F16K17/08Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded with special arrangements for providing a large discharge passage
    • F16K17/085Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded with special arrangements for providing a large discharge passage with diaphragm
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K17/00Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
    • F16K17/02Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side
    • F16K17/04Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded
    • F16K17/044Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded with more than one spring
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D16/00Control of fluid pressure
    • G05D16/04Control of fluid pressure without auxiliary power
    • G05D16/06Control of fluid pressure without auxiliary power the sensing element being a flexible membrane, yielding to pressure, e.g. diaphragm, bellows, capsule
    • G05D16/063Control of fluid pressure without auxiliary power the sensing element being a flexible membrane, yielding to pressure, e.g. diaphragm, bellows, capsule the sensing element being a membrane
    • G05D16/0644Control of fluid pressure without auxiliary power the sensing element being a flexible membrane, yielding to pressure, e.g. diaphragm, bellows, capsule the sensing element being a membrane the membrane acting directly on the obturator
    • G05D16/0647Control of fluid pressure without auxiliary power the sensing element being a flexible membrane, yielding to pressure, e.g. diaphragm, bellows, capsule the sensing element being a membrane the membrane acting directly on the obturator using one membrane without spring
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/20Filters
    • G02B5/201Filters in the form of arrays
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/1842Ambient condition change responsive
    • Y10T137/1939Atmospheric
    • Y10T137/2012Pressure

Abstract

【課題】受圧膜体への気流の影響を排除することができる圧力調整弁および液滴吐出装置を提供する。
【解決手段】バルブハウジング71の1次室75と2次室76とを連通する連通流路78に設けた弁体84を、2次室76の1の面を構成する受圧膜体73により大気圧基準で開閉し、流入ポート81を介して1次室75に供給した液体を、圧力調整して2次室76から流出ポート86を介して供給する圧力調整弁27であって、受圧膜体73の挙動を許容すると共に大気に連通する空間を存して、受圧膜体73を覆う風防カバー51を備えた。
【選択図】図7

Description

本発明は、例えば、機能液滴吐出ヘッドに機能液を減圧供給する圧力調整弁および液滴吐出装置に関する。
従来、この種の圧力調整弁として、インクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドに機能液を減圧供給するものが知られている(特許文献1参照)。この圧力調整弁は、機能液タンクに連通する1次室と、1の壁面が受圧板を有するフィルム状のダイヤフラムで構成され、機能液滴吐出ヘッドに連通する2次室と、1次室および2次室を連通する連通流路と、連通流路を開閉する弁体と、を有している。弁体には、連通流路を挿通してダイヤフラムに当接する軸部が突設されており、ダイヤフラムの挙動を受けて、弁体が開閉動作するようになっている。
例えば、機能液滴吐出ヘッドの吐出駆動に伴って2次室が減圧すると、ダイヤフラム(受圧膜体)が凹型に変形し、軸部を介して弁体が開弁する。弁体が開弁すると、2次室に機能液が1次室側から流入し2次室が加圧され、ダイヤフラムが元の形状に戻り弁体が閉弁する。
特開2006−82538号公報
しかしながら、上述した従来の圧力調整弁では、大気圧で挙動するダイヤフラム(受圧膜体)がフィルムで構成されているため、周囲の気流の影響を受けるおそれがあった。ダイヤフラムが気流の影響、すなわち大気圧以外の外力の影響を受けると、ダイヤフラムの変形形態や挙動が乱れ、弁体の開閉動作が不安定になる。
本発明は、受圧膜体への気流の影響を排除することができる圧力調整弁および液滴吐出装置を提供することを目的としている。
本発明の圧力調整弁は、バルブハウジング内の1次室と2次室とを連通する連通流路に設けた弁体を、2次室の1の面を構成する受圧膜体により大気圧基準で開閉し、流入ポートを介して1次室に供給した液体を、圧力調整して2次室から流出ポートを介して供給する圧力調整弁であって、受圧膜体の挙動を許容すると共に大気に連通する空間を存して、受圧膜体を覆う風防カバーを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、周囲に気流が生じていても、風防カバーが気流を遮蔽するため、受圧膜体が周囲の気流の影響を受けることがない。このため、気流による受圧膜体の変形形態や挙動の乱れを防止することができ、弁体の開閉動作を安定的に行うことができる。また、受圧膜体に対し、大気に連通する空間を存して風防カバーが設けられているため、風防カバー内が密閉されることなく大気圧を維持することができ、2次室内の圧力変動による受圧膜体の挙動が安定して行われる。これによって、受圧膜体が大気圧以外の外的条件の影響を受けることなく、2次室内の圧力変動による受圧膜体の変形形態や挙動を正常に維持し、機能液滴吐出ヘッドへの機能液供給を適切に行うことができる。
この場合、風防カバーは、受圧膜体に対面する覆装壁部と、覆装壁部に連なる周壁部とでキャップ状に形成され、バルブハウジングに対し着脱自在に装着されていることが好ましい。
この構成によれば、周囲の気流の影響を考慮した上で、必要に応じて風防カバーを装着することができる。また、風防カバーがキャップ状であるため、取外しが容易である。なお、受圧膜体越しに、2次室内のエアーの有無等を観察する必要がある場合には、少なくとも覆装壁部を透光性材料で構成することが好ましい。一方、紫外線等により変質する機能液を使用する場合には、風防カバーを遮光性材料で構成することが好ましい。
この場合、周壁部には、大気に連通する連通孔が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、気流を遮蔽しつつ、風防カバー内を大気圧下に維持することができる。これにより、受圧膜体の変形形態や挙動を正常に維持することができる。なお、連通孔は、受圧膜体の挙動に影響を与えない程度に圧力損失を小さくできれば、その大きさや個数は任意である。
この場合、流入ポートを介して機能液供給手段から供給された機能液を、圧力調整し、流出ポートを介してインクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドに供給することが好ましい。
この構成によれば、機能液供給手段と機能液滴吐出ヘッドとの間の水頭差に関係なく、機能液供給手段の機能液を適正圧力に減圧して機能液滴吐出ヘッドに供給することができる。
また、本発明の液滴吐出装置は、上記の圧力調整弁と、機能液供給手段と、機能液滴吐出ヘッドと、を備え、ワークに対し機能液滴吐出ヘッドを相対的に移動させながら、ワーク上に機能液を吐出して描画を行うことを特徴とする。
この構成によれば、大気圧以外の外的条件による影響を受けることなく、精度良く安定的に圧力調整弁を機能させ得るため、機能液滴吐出ヘッドを適切に駆動させることができ、ワークへの描画品質を向上させることができる。
液滴吐出装置の斜視図である。 (a)液滴吐出装置に搭載されたキャリッジユニット(ヘッドユニット)の斜視図、および(b)機能液滴吐出ヘッドを搭載したヘッドユニットを模式的に表した平面図である。 機能液滴吐出ヘッドの表裏外観斜視図である。 機能液供給ユニットを模式的に示した系統図である。 圧力調整弁における2次室側の平面図である。 圧力調整弁を流入ポートの軸線方向に切断した縦断面図である。 (a)風防カバーの外観斜視図、(b)風防カバーを装着した圧力調整弁の2次室側の外観斜視図、である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の圧力調整弁を適用した液滴吐出装置について説明する。この液滴吐出装置は、フラットパネルディスプレイの製造ラインに組み込まれており、例えば、特殊なインクや発光性の樹脂液である機能液を導入した機能液滴吐出ヘッドを用い、液晶表示装置のカラーフィルタや有機EL装置の各画素となる発光素子等を形成するものである。また、圧力調整弁は、機能液滴吐出ヘッドに対し機能液を一定圧力で減圧供給するものである。
図1に示すように、液滴吐出装置1は、石定盤に支持されたX軸支持ベース12a上に配設され、主走査方向となるX軸方向に延在してワークをX軸方向に移動させるX軸テーブル12と、複数本の支柱11を介してX軸テーブル12を跨ぐように架け渡された1対のY軸支持ベース13a上に配設され、副走査方向となるY軸方向に延在するY軸テーブル13と、Y軸テーブル13に移動自在に吊設され、複数(12個)の機能液滴吐出ヘッド25が搭載された13個のキャリッジユニット14と、から構成されている。さらに、液滴吐出装置1は、これらの装置を、温度および湿度が管理された雰囲気内に収容するチャンバー15と、チャンバー15を貫通して機能液滴吐出ヘッド25に機能液を供給する機能液供給ユニット16(機能液供給手段)と、を備えている。この液滴吐出装置1は、制御装置(図示省略)により装置全体が統括制御され、X軸テーブル12およびY軸テーブル13の駆動と同期して機能液滴吐出ヘッド25を吐出駆動させることにより、機能液供給ユニット16から供給された6色の機能液滴を吐出させ、ワークに所定の描画パターンが描画される。
また、液滴吐出装置1は、フラッシングユニット21、吸引ユニット22、ワイピングユニット23、吐出性能検査ユニット24から成るメンテナンス装置18を備えており、これらユニットを機能液滴吐出ヘッド25の保守に供して、機能液滴吐出ヘッド25の機能維持・機能回復を図るようになっている。
図2に示すように、各キャリッジユニット14は、R・G・B・C・M・Yの6色、各2個(計12個)の機能液滴吐出ヘッド25と、12個の機能液滴吐出ヘッド25を6個ずつ2群に分けて支持するヘッドプレート26と、機能液滴吐出ヘッド25に機能液を大気圧基準で供給する圧力調整弁27と、を有するヘッドユニット19を備えている。各キャリッジユニット14は、一対のY軸支持ベース13aに掛け渡されたブリッジプレート13bに吊設されている(図1参照)。各キャリッジユニット14は、ブリッジプレート13b上に配設されたサブタンク41から自然水頭を利用し、かつ圧力調整弁27を介して各機能液滴吐出ヘッド25に機能液が供給されるようになっている。なお、キャリッジユニット14の個数および各キャリッジユニット14に搭載される機能液滴吐出ヘッド25の個数は任意である。
図3に示すように、機能液滴吐出ヘッド25は、いわゆる2連のインクジェットヘッドであり、2連の接続針34を有する機能液導入部31と、機能液導入部31の側方に連なる2連のヘッド基板32と、ヘッド基板32の下方に連なる2連のポンプ部33と、ポンプ部33に連なるノズルプレート35と、を備えている。機能液導入部31には、後述するヘッド側チューブ43の一部が接続され、ノズルプレート35のノズル面NFには、2列のノズル列NLが相互に平行に列設されており、各ノズル列NLは、等ピッチで並べた180個の吐出ノズル36で構成されている。ヘッド基板32は、フレキシブルフラットケーブル(図示省略)を介して上記の制御装置が接続されており、制御装置から出力された駆動波形が各ポンプ部33に印加されることで、各吐出ノズル36から機能液が吐出される。
図1および図4に示すように、機能液供給ユニット16は、チャンバー15に併設のタンクキャビネット50に収容された6個(6色)のメインタンク40と、各ブリッジプレート13b上に配設された複数(13個)のサブタンク41と、メインタンク40と複数のサブタンク41とを接続するタンク側チューブ42と、各サブタンク41と各機能液滴吐出ヘッド25を接続する複数のヘッド側チューブ43と、を備えている。各ヘッド側チューブ43には、機能液滴吐出ヘッド25と共にキャリッジユニット14に搭載された圧力調整弁27が介設されている。
メインタンク40から送液された機能液は、タンク側チューブ42を通って各サブタンク41に貯留される。各サブタンク41の機能液は、各機能液滴吐出ヘッド25の駆動に応じ、ヘッド側チューブ43および圧力調整弁27を介して、機能液滴吐出ヘッド25に自然水頭で供給される。
次に、図5および図6を参照して、本実施形態に係る圧力調整弁27について説明する。
圧力調整弁27は、主要部を成す調整弁本体61と、調整弁本体61の流入側に差込み接合した流入コネクター62と、調整弁本体61の流出側に差込み接合した流出コネクター63と、を備えている。そして、流入コネクター62には、押えナット64を介して、図外のサブタンク41に連なるチューブ29が接続され、同様に流出コネクター63には、押えナット64を介して、図外の機能液滴吐出ヘッド25に連なるチューブ29が接続される。
調整弁本体61は、略円板状で、かつ前面および後面の中央部が凹型形成されたバルブハウジング71と、バルブハウジング71と共に1次室75を画成する蓋体72と、バルブハウジング71に受圧膜体73を固定することでバルブハウジング71と共に2次室76を画成する膜体押え部材74と、で構成されている。また、1次室75および2次室76は、バルブハウジング71の一部を構成する隔壁77を隔てて同軸上に配設されており、隔壁77の中心部(軸心)には、1次室75および2次室76を連通する連通流路78が貫通形成されている。
膜体押え部材74および蓋体72は、バルブハウジング71に対し、前後方向から挟み込むようにねじ止めして組み込まれており(図示省略)、いずれも円形の受圧膜体73の中心を通る軸線と同心円となる円形の外形を有している。バルブハウジング71および膜体押え部材74は、受圧膜体73の周縁部およびシールリング111を挟み込んで相互に液密に突合せ接合されている。
1次室75は、隔壁77を主体とするバルブハウジング71の後面と、バルブハウジング71の開放端を閉蓋する蓋体72とにより、受圧膜体73と同心となる略円柱形状に形成されている。また、1次室75の上部には、1次室75から径方向斜めに延びる流入ポート81が形成され、中心部には、連通流路78に連なる1次室側開口縁部82が開口している。そして、この1次室側開口縁部82には、1次室75側から連通流路78を開閉する弁体84が臨む一方、これに対応して、1次室側開口縁部82により、弁体84が離接する弁座が構成されている。また、弁体84は、これと蓋体72との間に介設した弁体付勢ばね85によって、閉弁方向(2次室76側)に弱い力で付勢されている。
流入ポート81は、流入コネクター62が差込み接合される接合受け部112と、接合受け部112に連なり、フィルタ113を収容するフィルタ収容部114と、フィルタ収容部114と1次室75とを連通する流入流路部115と、から構成されている。接合受け部112には、流入コネクター62の接続口部128が差し込み接合される。フィルタ収容部114には、フィルタ113が、流入コネクター62との間に介設した押えばね116に付勢された状態で収容されている。また、流入流路部115は、流入ポート81に対し1次室75側に偏って形成されている。
2次室76は、バルブハウジング71の前面と、バルブハウジング71の開放端を閉蓋する受圧膜体73と、で形成されており、受圧膜体73は、シールリング111を介在した状態で、膜体押え部材74によりバルブハウジング71に取り付けられている。また、2次室76の下部には、2次室76から真下に延びる流出ポート86が形成され、中心部には、連通流路78に連なる2次室側開口部87が開口している。そして、この2次室側開口部87の周縁部と後述する受圧膜体73との間には、受圧膜体73を前方向に向かって付勢する膜体付勢ばね88が介設されている。
受圧膜体73は、樹脂フィルムで構成した膜体本体91と、膜体本体91の中央部に接着した樹脂製の受圧板92とで構成されている。受圧板92は、膜体本体91と同心上に、且つ膜体本体91に対し十分に小さい径に形成されており、その中央に上記の弁体84が離接するようになっている。
弁体84は、弾性材で構成され、弁の機能を奏するリング状の弁体本体84aと、弁体本体84a保持する弁ホルダ93と、を備えている。弁体本体84aは、弁座となる1次室側開口縁部82に離接することで連通流路78を開閉する。また、弁ホルダ93の先端部は、連通流路78を挿通して延在しており、この先端部が上記の受圧板92に当接し開閉動作するようになっている。
流出ポート86は、流入ポート81と同様の形態を有しており、流出コネクター63が差込み接合される接合受け部112と、接合受け部112と2次室76とを連通する流出流路部(図示省略)と、から構成されている。接合受け部112には、流出コネクター63の接続口部128が差し込み接合される。なお、流入ポート81および流出ポート86は、機能液の流れ方向とフィルタ113の有無とにおいて異なるが、接合部分の基本形態は同一である。
ところで、実施形態の液滴吐出装置1では、圧力調整弁27を介して機能液滴吐出ヘッド25に機能液を供給する機能液供給ユニット16が、雰囲気が管理されたチャンバー15に収容されている。一方、チャンバー15内には、機能液供給ユニット16の他に、X軸テーブル12やY軸テーブル13等の発熱を生ずる駆動装置も収容されている。このため、チャンバー15内において、部分的に気流が発生し、圧力調整弁27の受圧膜体73の挙動に影響を及ぼすおそれがある。そこで、本実施形態では、圧力調整弁27に以下のような対策を施している。
図7を参照して、圧力調整弁27の2次室76側に装着した風防カバー51について説明する。図7(a)に示すように、風防カバー51は、受圧膜体73に対面する円形の覆装壁部52と、覆装壁部52の外周に連なる周壁部53とでキャップ形状を為して一体に形成され、例えば耐溶剤性のある透明な素材(例えば、ポリエチレンテレフタラート、ガラス、ポリプロピレン等)で構成されている。風防カバー51の周壁部53は、上記の膜体押え部材74と略同径の開口径を有しており、この部分において風防カバー51は、バルブハウジング71の前面(2次室76側)に着脱自在に装着されている。なお、図示では省略されているが、風防カバー51の内面には、装着のための複数の小突起が設けられている。また、周壁部53には、大気に連通する連通孔54が少なくとも1つ設けられている。この場合の、連通孔54は、周壁部53に開口側から切り込んだ切欠き部で構成されている。なお、連通孔54を、周壁部53に穿孔した1以上の小穴で構成してもよい。
図7(b)に示すように、風防カバー51は、2次室76側を覆うようにバルブハウジング71に対して着脱自在に装着され、この状態で切欠き部の半部がバルブハウジング71に覆われ、切欠き部が連通孔54として機能する。この場合、風防カバー51は、2次室76側からバルブハウジング71全体にキャップを被せるように、膜体押え部材74の外周縁部を風防カバー51の周壁部53内部に入れ込むようにして装着される。装着の際に、連通孔54を形成する切欠き部が僅かに開くため、風防カバー51を差し込むようにして円滑に装着することができる。一方、取外す場合には、周壁部53に設けられた連通孔54を摘み部として使用し、風防カバー51を引張ることによって容易に取外すことができる。
なお、本実施形態における風防カバー51は、透明な素材で構成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、耐光性の低い機能液を用いる場合には、ステンレス等の金属製の風防カバー51を用いることによって機能液の劣化を防ぐことができる。
また、風防カバー51の形状は、円筒形に限定されるものではなく、円錐台形状などであってもよい。風防カバー51は、バルブハウジング71に確実に装着されるものであれば、その装着構造は、本実施形態におけるスナップイン式の他、ネジ式であってもよい。
以上の構成によれば、圧力調整弁27の2次室76側に必要に応じて風防カバー51を装着することによって、受圧膜体73が周囲の気流による影響を受けることなく2次室76内の圧力変動により挙動し、機能液滴吐出ヘッド25への機能液供給を安定して行うことができる。
16…機能液供給ユニット 25…機能液滴吐出ヘッド 27…圧力調整弁 51…風防カバー 52…覆装壁部 53…周壁部 54…連通孔 71…バルブハウジング 73…受圧膜体 75…1次室 76…2次室 78…連通流路 81…流入ポート 84…弁体 86…流出ポート

Claims (5)

  1. バルブハウジング内の1次室と2次室とを連通する連通流路に設けた弁体を、前記2次室の1の面を構成する受圧膜体により大気圧基準で開閉し、流入ポートを介して前記1次室に供給した液体を、圧力調整して前記2次室から流出ポートを介して供給する圧力調整弁であって、
    前記受圧膜体の挙動を許容すると共に大気に連通する空間を存して、前記受圧膜体を覆う風防カバーを備えたことを特徴とする圧力調整弁。
  2. 前記風防カバーは、前記受圧膜体に対面する覆装壁部と、前記覆装壁部に連なる周壁部とでキャップ状に形成され、前記バルブハウジングに対し着脱自在に装着されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力調整弁。
  3. 前記周壁部には、大気に連通する連通孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の圧力調整弁。
  4. 前記流入ポートを介して機能液供給手段から供給された機能液を、圧力調整し、前記流出ポートを介してインクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドに供給することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の圧力調整弁。
  5. 請求項4に記載の圧力調整弁と、
    前記機能液供給手段と、
    前記機能液滴吐出ヘッドと、を備え、
    ワークに対し前記機能液滴吐出ヘッドを相対的に移動させながら、前記ワーク上に機能液を吐出して描画を行うことを特徴とする液滴吐出装置。
JP2009043479A 2009-02-26 2009-02-26 圧力調整弁および液滴吐出装置 Active JP5239940B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009043479A JP5239940B2 (ja) 2009-02-26 2009-02-26 圧力調整弁および液滴吐出装置
US12/709,002 US8641176B2 (en) 2009-02-26 2010-02-19 Pressure-regulating valve and liquid droplet ejection apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009043479A JP5239940B2 (ja) 2009-02-26 2009-02-26 圧力調整弁および液滴吐出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010197772A true JP2010197772A (ja) 2010-09-09
JP5239940B2 JP5239940B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=42730340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009043479A Active JP5239940B2 (ja) 2009-02-26 2009-02-26 圧力調整弁および液滴吐出装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8641176B2 (ja)
JP (1) JP5239940B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012029245A1 (ja) 2010-09-03 2012-03-08 パナソニック株式会社 基地局及び制御情報送信方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015174077A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 セイコーエプソン株式会社 インクジェットシステム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0911488A (ja) * 1995-03-23 1997-01-14 Hewlett Packard Co <Hp> プリントヘッドに対するインク供給装置
JP2003131742A (ja) * 2001-10-29 2003-05-09 Yoshitake Inc 減圧弁
WO2003041964A1 (en) * 2001-11-12 2003-05-22 Seiko Epson Corporation Liquid injector
JP2006082538A (ja) * 2004-01-08 2006-03-30 Seiko Epson Corp 機能液供給装置、描画装置、電気光学装置の製造方法、電気光学装置、および電子機器
JP2006116437A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Seiko Epson Corp 機能液供給装置、これに用いられる機能液タンクおよび機能液補充ユニット、液滴吐出装置、並びに電気光学装置の製造方法、電気光学装置、電子機器
JP2006142215A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Seiko Epson Corp 圧力調整弁、機能液供給装置、描画装置、電気光学装置の製造方法、電気光学装置、および電子機器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3365961B2 (ja) 1998-07-24 2003-01-14 矢崎総業株式会社 熱ヒューズ付き圧力調整器
JP2002215242A (ja) 2001-01-17 2002-07-31 Koito Ind Ltd 圧力調整弁およびそれを用いた衛生洗浄装置
TWI250090B (en) 2004-01-08 2006-03-01 Seiko Epson Corp Function liquid supply apparatus, imaging apparatus, method of manufacturing electro-optical device, electro-optical device, and electronic device
US8091993B2 (en) * 2008-05-22 2012-01-10 Videojet Technologies Inc. Ink containment system and ink level sensing system for an inkjet cartridge

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0911488A (ja) * 1995-03-23 1997-01-14 Hewlett Packard Co <Hp> プリントヘッドに対するインク供給装置
JP2003131742A (ja) * 2001-10-29 2003-05-09 Yoshitake Inc 減圧弁
WO2003041964A1 (en) * 2001-11-12 2003-05-22 Seiko Epson Corporation Liquid injector
JP2006082538A (ja) * 2004-01-08 2006-03-30 Seiko Epson Corp 機能液供給装置、描画装置、電気光学装置の製造方法、電気光学装置、および電子機器
JP2006116437A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Seiko Epson Corp 機能液供給装置、これに用いられる機能液タンクおよび機能液補充ユニット、液滴吐出装置、並びに電気光学装置の製造方法、電気光学装置、電子機器
JP2006142215A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Seiko Epson Corp 圧力調整弁、機能液供給装置、描画装置、電気光学装置の製造方法、電気光学装置、および電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012029245A1 (ja) 2010-09-03 2012-03-08 パナソニック株式会社 基地局及び制御情報送信方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8641176B2 (en) 2014-02-04
JP5239940B2 (ja) 2013-07-17
US20100231661A1 (en) 2010-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100747914B1 (ko) 압력 조정 밸브, 기능액 공급 장치, 묘화 장치, 전기 광학장치 및 그의 제조 방법, 및 전자 기기
JP5343611B2 (ja) 圧力調整弁およびこれを備えた液滴吐出装置
US20090153630A1 (en) Liquid supply device and liquid ejecting apparatus
JP5239940B2 (ja) 圧力調整弁および液滴吐出装置
JP5239930B2 (ja) 圧力調整弁およびこれを備えた液滴吐出装置
JP2010191228A (ja) 圧力調整弁および液滴吐出装置
JP2010188291A (ja) 圧力調整弁および液滴吐出装置
JP5151961B2 (ja) 調整弁
JP2010228148A (ja) 液体供給装置及び液体噴射装置
JP2010198527A (ja) 圧力調整弁およびこれを備えた液滴吐出装置
JP2010210661A (ja) 機能液供給装置およびこれを備えた液滴吐出装置
JP5527452B2 (ja) 圧力調整弁およびこれを備えた液滴吐出装置
JP2010194476A (ja) 圧力調整弁およびこれを備えた液滴吐出装置
JP2010194480A (ja) 圧力調整弁およびこれを備えた液滴吐出装置
JP2010194387A (ja) 圧力調整弁およびこれを備えた液滴吐出装置
JP2010198435A (ja) 圧力調整弁およびこれを備えた液滴吐出装置
JP2010205022A (ja) 圧力調整弁およびこれを備えた液滴吐出装置
JP2010211045A (ja) 圧力調整弁およびこれを備えた液滴吐出装置
JP2010198297A (ja) 圧力調整弁およびこれを備えた液滴吐出装置
JP2010201382A (ja) 圧力調整弁および液滴吐出装置
JP2010144890A (ja) フィルターエレメントの設置構造
JP4457756B2 (ja) 機能液供給装置およびこれを備えたキャリッジ装置、並びに液滴吐出装置
JP2010191651A (ja) 圧力調整弁およびこれを備えた液滴吐出装置
JP2010191652A (ja) 圧力調整弁およびこれを備えた液滴吐出装置
JP2010188298A (ja) 圧力調整弁およびこれを備えた液滴吐出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130318

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5239940

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350