JP2010196532A - 車両用内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気バルブのバルブタイミングの制御によって、適切なエンジンブレーキ力を得ることができる車両用内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】走行中にアクセルを放した車両の減速要求状態において、吸気バルブの閉時期IVCを下死点BDCに固定する一方、車速VSPの変化量ΔVSPが目標に近づくように、前記吸気バルブの開時期IVOを上死点TDC後に遅角補正する。前記開時期IVOの遅角補正においては、排気バルブの閉時期EVCに応じて遅角限界値を設定し、該遅角限界値を超える遅角補正を禁止する。
【選択図】図6

Description

本発明は、吸気バルブのバルブタイミングを可変とする可変動弁機構を備えた車両用内燃機関の制御装置に関する。
特許文献1には、機関減速時に燃料カットを実施すると共に、吸気バルブの閉弁時期を略下死点に制御することが記載されている。
特開2002−089302号公報
しかし、上記特許文献1のものでは、減速時に吸気バルブの閉弁時期を略下死点とするだけであるため、エンジンブレーキ力は確保できるものの、エンジンブレーキ力を制御することが困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、吸気バルブのバルブタイミングの制御によって、適切なエンジンブレーキ力を得ることができる車両用内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
そのため、本願発明では、車両の減速要求状態において、吸気バルブのバルブタイミングを可変とする可変動弁機構を制御して、車両の加速度に応じて吸気バルブの開時期を変化させるようにした。
上記発明によると、吸気バルブの開時期を変化させることで、内燃機関のポンピングロスが変化し、ポンピングロスの変化に応じてエンジンブレーキ力が変化するので、車両の減速要求状態において、車両の加速度に応じて吸気バルブの開時期を変化させることで、運転状態に適したエンジンブレーキ力を得ることができる。
実施形態における車両用内燃機関のシステム図である。 実施形態における吸気バルブの可変リフト機構を示す斜視図である。 前記可変リフト機構の要部を示す断面図である。 実施形態における可変バルブタイミング機構を示す図である。 実施形態における吸気バルブのバルブリフト量・バルブ作動角・バルブ作動角の中心位相の変化特性を示す線図である。 実施形態における減速時の吸気バルブのバルブタイミング制御を示すフローチャートである。 実施形態における平坦路走行時及び降坂時でのアクセルオフに伴う車速の減少変化を示すタイムチャートである。 実施形態における吸気バルブの開時期IVOの遅角変化と、車速変化量ΔVSPとの相関を示すタイムチャートである。 実施形態における排気バルブの閉時期EVCと、吸気バルブの開時期IVOの遅角限界値との相関を示す線図である。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施形態における車両用の内燃機関を示す。
図1に示す内燃機関101は、2つのバンク101a,101bからなるV型6気筒機関であり、その出力軸が図外の変速機を介して車両の駆動輪に連結されている。
内燃機関101の各気筒の燃焼室102内は、吸気ダクト103、吸気マニホールド104a,104b、吸気ポート105を介して大気側と連通している。
前記燃焼室102(シリンダ)の吸気口102aは、吸気バルブ106で開閉され、ピストン107が降下するときに前記吸気バルブ106が開くと、燃焼室102内に空気が吸引される。
一方、前記吸気バルブ106の上流側の吸気通路である、前記吸気マニホールド104a,104bのブランチ部140a,140bには、各気筒それぞれに燃料噴射弁108が配設されており、この燃料噴射弁108から噴射された燃料が空気と共に燃焼室102内に吸引される。
前記燃料噴射弁108は、その噴霧の中心軸が略吸気バルブ106の傘部(吸気口102a)を指向するように配置されている。
尚、燃料噴射弁108が燃焼室102内に燃料を直接噴射する筒内直接噴射式内燃機関であってもよい。
前記シリンダ102内の燃料は、点火プラグ109による火花点火によって着火燃焼し、これによって発生する爆発力がピストン107を押し下げ、該押し下げ力によってクランクシャフト110が回転駆動される。
また、前記燃焼室102(シリンダ)の排気口102bは、排気バルブ111で開閉され、ピストン107が上昇するときに前記排気バルブ111が開くと、燃焼室102内の排気ガスが排気ポート112に排出される。
前記クランクシャフト110の回転駆動力が伝達される吸気カムシャフト131及び排気カムシャフト132が各バンク101a,101bそれぞれに備えられ、前記吸気バルブ106及び排気バルブ111は、前記吸気カムシャフト131及び排気カムシャフト132が回転することで開駆動される。
ここで、前記排気バルブ111は、前記排気カムシャフト132に一体的に設けられたカム132aによって、一定のバルブリフト量・バルブ作動角・バルブタイミングで周期的に開駆動される。
一方、前記クランクシャフト110に対する吸気カムシャフト131の回転位相を連続的に可変とする可変バルブタイミング機構133a,133bが各バンク101a,101bの吸気カムシャフト131それぞれに設けられており、この可変バルブタイミング機構133a,133bによって吸気カムシャフト131の回転位相を可変とすることで、吸気バルブ106のバルブ作動角の中心位相が連続的に変化するようになっている。
また、吸気カムシャフト131と、吸気バルブ106のバルブリフタ106aに当接して吸気バルブ106を開駆動する後述の揺動カム4との間には、吸気バルブ106のバルブ作動角及びバルブリフト量(最大バルブリフト量)を連続的に変更するための可変リフト機構134a,134bが各バンク101a,101b毎に設けられている。
上記のように、本実施形態では、吸気バルブ106のバルブタイミングを可変とする可変動弁機構として、上記の可変バルブタイミング機構133a,133b及び可変リフト機構134a,134bを備えており、例えば、吸気バルブ106の閉時期IVCを下死点BDCに固定したまま、吸気バルブ106の開時期IVOを遅角変化させることが、バルブ作動角の減少制御と中心位相の遅角制御とを並行して行わせることで可能である。
但し、可変動弁機構は、吸気バルブ106のバルブ作動角を変化させつつ、吸気バルブ106の開時期IVOと閉時期IVCとを個別に変化させることができる機構であれば良く、例えば、電磁力で吸気バルブ106を開駆動する電磁駆動バルブを採用することができる。
前記排気ポート112には、排気マニホールド113a,113bの各ブランチ部が接続され、更に、排気マニホールド113a,113bの各集合部は合流して、排気ダクト114に接続されている。
前記排気ダクト114には、排気を浄化するための触媒コンバータ115が介装されている。
また、前記吸気ダクト103には、電子制御スロットル116(吸気絞り弁)が介装されている。
前記燃料噴射弁108による燃料噴射、点火プラグ109による点火、可変バルブタイミング機構133a,133b及び可変リフト機構134a,134bによる吸気バルブ106の開特性の変更、更に、電子制御スロットル116におけるスロットル開度などは、ECM(エンジン・コントロール・モジュール)121によって制御される。
前記ECM121は、マイクロコンピュータを含んで構成され、各種センサからの信号を入力し、該入力信号を予め記憶されているプログラムに従って演算処理して、各種の操作量(制御信号)を演算し、該操作量(制御信号)を出力する。
前記各種センサとしては、車両の運転者が操作するアクセルペダルの踏み込み量(ストローク量)に相当するアクセル開度ACCを検出するアクセル開度センサ122、内燃機関101の冷却水温度TW(機関温度)を検出する水温センサ123、内燃機関101が搭載される車両の走行速度(車速)VSPを検出する車速センサ124、クランクシャフト110が単位角度だけ回転する毎の単位クランク角信号POSと基準クランク角位置毎の基準クランク角信号REFとをそれぞれに出力するクランク角センサ125、各バンクの排気マニホールド113a,113bの集合部にそれぞれ配置され、排気中の酸素濃度に基づいて各バンクの空燃比AFをそれぞれに検出する空燃比センサ126a,126b、内燃機関101の吸入空気流量QAを検出するエアフローセンサ127、前記電子制御スロットル116の開度TVOを検出するスロットル開度センサ128、電子制御スロットル116下流側の吸気通路内の圧力(吸気管圧)PBを検出する圧力センサ129などが設けられている。
そして、前記ECM121は、燃料噴射弁108による燃料噴射量を以下のようにして制御する。
まず、前記エアフローセンサ127で検出される吸入空気流量QAと、クランク角センサ125からの出力信号に基づいて算出される機関回転速度NEとから基本燃料噴射パルス幅TPを演算する。
更に、前記基本燃料噴射パルス幅TPを、冷却水温度TWに応じた補正係数や、空燃比センサ126a,126bの出力から検出される実際の空燃比を目標空燃比に近づけるように設定される空燃比フィードバック補正係数などによって補正することで、最終的な燃料噴射パルス幅TIを演算する。
そして、各気筒の吸気行程にタイミングを合わせ、各気筒の燃料噴射弁108に対して個別に前記燃料噴射パルス幅TIの噴射パルス信号を出力する。
前記燃料噴射弁108は、前記燃料噴射パルス幅TIに相当する時間だけ開弁し、開弁時間に比例する量の燃料を噴射する。
また、内燃機関101の減速運転時には、前記燃料噴射弁108による燃料噴射を中止する、所謂減速燃料カットが行われるようになっている。
具体的には、アクセル開度が全閉でかつ機関回転速度NEがカット開始回転速度よりも高い場合に、燃料噴射の中止を開始させ、アクセルが開かれるか(アクセルペダルが踏み込まれるか)、及び/又は、機関回転速度NEがリカバー回転速度(0<リカバー回転速度<カット開始回転速度)を下回るようになると、燃料噴射弁108による燃料噴射を再開させる。
更に、前記点火プラグ109には、それぞれに点火コイル及び該点火コイルへの通電を制御するパワートランジスタを内蔵した点火モジュール138が直付けされている。
前記ECM121は、例えば、機関負荷(基本燃料噴射パルス幅TP)と機関回転速度NEとに基づいて点火時期を算出し、該点火時期及び点火エネルギを得るための通電時間とから、前記点火コイルへの通電開始時期及び通電遮断時期を決定し、該通電開始時期及び通電遮断時期に対応する点火制御信号で前記パワートランジスタのオン・オフを制御し、前記点火時期での火花点火を気筒毎に実行させる。
また、前記可変バルブタイミング機構133a,133b及び可変リフト機構134a,134bの制御においては、例えば目標トルクと機関回転速度NEとから目標中心位相及び目標バルブリフト量・バルブ作動角を演算し、実際の中心位相・実際のバルブリフト量・バルブ作動角が前記目標に近づくように操作量を算出して出力する。
前記可変バルブタイミング機構133a,133bの制御においては、例えば、低負荷・低回転時に、吸気バルブ106のバルブ作動角の中心位相を進角させ、吸気バルブ106の開期間と排気バルブ111の開期間とをオーバーラップさせることで、筒内の残留ガス量を増大させ、燃料消費量を低減させる。
また、高負荷・高回転時など、機関出力を必要とする機関運転状態では、吸気バルブ106のバルブ作動角の中心位相を遅角させ、前記オーバーラップを小さくすることで、筒内の残留ガスが減少させて相対的に新気の導入量が増大させ、また、吸気バルブ106の閉時期IVCを下死点BDCよりも遅角側(下死点後)とすることで、有効圧縮比が増大させ、また、慣性過給効果によって充填効率を向上させ、出力を向上させる。
一方、可変リフト機構134a,134bの制御においては、内燃機関101の要求空気量に応じた目標値が設定され、要求される吸入空気量が大きいほど、吸気バルブ106のバルブリフト量とバルブ作動角とが増大するように制御される。
従って、可変バルブタイミング機構133a,133bと、可変リフト機構134a,134bとを制御することで、筒内への導入吸気量を制御するようになっており、機関運転状態に適した機関出力性能を得ることができる。
また、前記電子制御スロットル116におけるスロットル開度TVOの制御においては、目標負圧を算出し、圧力センサ129で検出される実際の吸気管圧PBが、前記目標負圧に近づくように操作量を算出して出力する。
前記目標負圧は、内燃機関101の吸気負圧を用いるデバイスの要求から設定されるものであり、前記吸気負圧を用いるデバイスとして、本実施形態では、油圧ブレーキ装置200、及び、排気還流装置250が、内燃機関101に備えられている。
前記油圧ブレーキ装置200は、内燃機関101の吸気負圧(吸気管負圧)を利用してブレーキペダル201の操作力を倍力する負圧倍力手段としてのマスタバック202(ブレーキブースタ)と、該マスタバック202で倍力された操作力に応じてマスタシリンダ圧を発生するタンデム型のマスタシリンダ203と、前記マスタシリンダ圧を各ホイールシリンダ204〜207に供給する油圧ユニット208とから構成される。
前記マスタバック202には、前記電子制御スロットル116下流の吸気負圧が、負圧導入管209を介して導入されるようになっており、前記負圧導入管209の途中には、負圧の漏れ出しを防止しつつ吸気負圧を導入するためのチェックバルブ(一方向弁)210が介装されている。
前記マスタバック202には、負圧室の負圧(ブースタ負圧)BNPを検出するブースタ負圧センサ211が設けられ、該ブースタ負圧センサ211の出力は、前記ECM121に出力される。
一方、前記排気還流装置250は、排気マニホールド113bと前記電子制御スロットル116下流の吸気ダクト103(吸気管負圧発生領域)とを連通させる排気還流通路251と、該排気還流通路251に介装され、前記ECM121からの制御信号によって開動作する排気還流制御弁252(電磁弁)とから構成される。
そして、吸気負圧の発生状態で前記排気還流制御弁252を開制御すると、排気マニホールド113b内の圧力と前記電子制御スロットル116下流の吸気ダクト103内の圧力との差圧によって、排気の一部が吸気ダクト103内に還流するようになっている。
前記排気還流装置250によって排気を吸気系に還流させることで、排気は不活性ガスであるため最高燃焼温度が低下し、NOxの発生量を少なくすることができる。
このように、前記油圧ブレーキ装置200では、マスタバック202で倍力作用を行わせるために吸気負圧が必要であり、また、排気還流装置250では、排気を吸気系に還流させるために吸気負圧が必要となる。
そこで、前記ECM121は、目標トルク(機関負荷)や機関回転速度NEなどから吸気負圧が要求される運転状態(減速運転状態や排気還流が要求される運転状態)を判断して目標負圧を設定し、該目標負圧に圧力センサ129で検出される実際の吸気負圧が近づくように、電子制御スロットル116の開度をフィードバック制御する。
また、前記ブースタ負圧センサ211の出力から、マスタバック202の負圧室の負圧が不足していると判断した場合に、前記負圧を回復させるべく目標負圧を設定させることができる。
尚、内燃機関101の吸気負圧を用いるデバイスとしては、この他、燃料タンクにて発生した燃料蒸気をキャニスタに一旦吸着させ、該キャニスタに吸着させた燃料蒸気を、内燃機関101の吸気負圧によって脱離させて電子制御スロットル116下流の吸気ダクト103内に吸引させる、燃料蒸気処理装置などがある。
図2は、吸気バルブ106のバルブリフト量及びバルブ作動角を連続的に可変とする可変リフト機構134a,134bの構造を示す斜視図である。
前記吸気バルブ106の上方に、前記クランクシャフト110によって回転駆動される吸気カムシャフト131が、気筒列方向に沿って回転可能に図外のシリンダヘッドに支持されている。
前記吸気カムシャフト131には、吸気バルブ106のバルブリフタ106aに当接して吸気バルブ106を開駆動する揺動カム4が相対回転可能に外嵌されている。
前記吸気カムシャフト131と揺動カム4との間には、吸気バルブ106のバルブ作動角及びバルブリフト量を連続的に変更するための可変リフト機構134a,134bが設けられている。
また、前記吸気カムシャフト131の一端部には、クランクシャフト110に対する前記吸気カムシャフト131の回転位相を変化させることにより、吸気バルブ106のバルブ作動角の中心位相を連続的に変更する可変バルブタイミング機構133a,133bが配設されている。
可変リフト機構134a,134bは、図2及び図3に示すように、吸気カムシャフト131に偏心して固定的に設けられる円形の駆動カム11と、この駆動カム11に相対回転可能に外嵌するリング状リンク12と、吸気カムシャフト131と略平行に気筒列方向へ延びる制御軸13と、この制御軸13に偏心して固定的に設けられた円形の制御カム14と、この制御カム14に相対回転可能に外嵌すると共に、一端がリング状リンク12の先端に連結されたロッカアーム15と、このロッカアーム15の他端と揺動カム4とに連結されたロッド状リンク16と、を有している。
前記制御軸13は、モータ17等のアクチュエータによりギア列18を介して所定の制御範囲内で回転駆動される。
上記の構成により、クランクシャフト110に連動して吸気カムシャフト131が回転すると、駆動カム11を介してリング状リンク12がほぼ並進移動すると共に、ロッカアーム15が制御カム14の軸心周りに揺動し、ロッド状リンク16を介して揺動カム4が揺動して吸気バルブ106が開駆動される。
また、前記モータ17を駆動制御して制御軸13の角度を変化させることにより、ロッカアーム15の揺動中心となる制御カム14の軸心位置が変化して揺動カム4の姿勢が変化する。
これにより、吸気バルブ106のバルブ作動角の中心位相が略一定のままで、吸気バルブ106のバルブ作動角及びバルブリフト量が連続的に変化する。
尚、バルブ作動角及びバルブリフト量が連続的に変化すると同時、バルブ作動角の中心位相が変化するように構成した可変リフト機構134a,134bであってもよい。
また、前記制御軸13を回転駆動するアクチュエータとしては、ブラシレスモータ,直流モータなどの電動アクチュエータ、電磁力を用いる電磁アクチュエータ、油圧式アクチュエータなどを用いることができる。
図4は、前記クランクシャフト110に対する吸気カムシャフト131の回転位相を連続的に可変とすることで、吸気バルブ106のバルブ作動角の中心位相を可変とする前記可変バルブタイミング機構133a,133bの構造を示す。
前記可変バルブタイミング機構133a,133bは、クランクシャフト110によりタイミングチェーンを介して回転駆動されるカムスプロケット51(タイミングスプロケット)と、前記吸気カムシャフト131の端部に固定されてカムスプロケット51内に回転自在に収容された回転部材53と、該回転部材53をカムスプロケット51に対して相対的に回転させる油圧回路54と、カムスプロケット51と回転部材53との相対回転位置を所定位置で選択的にロックするロック機構60とを備えている。
前記カムスプロケット51は、外周にタイミングチェーン(又はタイミングベルト)が噛合する歯部を有する回転部(図示省略)と、該回転部の前方に配置されて前記回転部材53を回転自在に収容するハウジング56と、該ハウジング56の前後開口を閉塞するフロントカバー,リアカバー(図示省略)とから構成される。
前記ハウジング56は、前後両端が開口形成された円筒状を呈し、内周面には、横断面台形状を呈し、それぞれハウジング56の軸方向に沿って設けられる4つの隔壁部63が90°間隔で突設されている。
前記回転部材53は、吸気カムシャフト131の前端部に固定されており、円環状の基部77の外周面に90°間隔で4つのベーン78a,78b,78c,78dが設けられている。
前記第1〜第4ベーン78a〜78dは、それぞれ断面が略逆台形状を呈し、各隔壁部63間の凹部に配置され、前記凹部を回転方向の前後に隔成し、ベーン78a〜78dの両側と各隔壁部63の両側面との間に、進角側油圧室82と遅角側油圧室83を構成する。
前記ロック機構60は、ロックピン84が、回転部材53の初期位置において係合孔(図示省略)に係入するようになっている。
前記油圧回路54は、進角側油圧室82に対して油圧を給排する第1油圧通路91と、遅角側油圧室83に対して油圧を給排する第2油圧通路92との2系統の油圧通路を有し、この両油圧通路91,92には、供給通路93とドレン通路94a,94bとがそれぞれ通路切り換え用の電磁切換弁95を介して接続されている。
前記供給通路93には、オイルパン96内の油を圧送する機関駆動のオイルポンプ97が設けられている一方、ドレン通路94a,94bの下流端がオイルパン96に連通している。
前記第1油圧通路91は、回転部材53の基部77内に略放射状に形成されて各進角側油圧室82に連通する4本の分岐路91dに接続され、第2油圧通路92は、各遅角側油圧室83に開口する4つの油孔92dに接続される。
前記電磁切換弁95は、内部のスプール弁体が各油圧通路91,92と供給通路93及びドレン通路94a,94bとを相対的に切り換え制御するようになっている。
前記ECM121は、前記電磁切換弁95を駆動する電磁アクチュエータ99に対する通電量を、ディザ信号が重畳されたデューティ制御信号(操作量)に基づいて制御する。
可変バルブタイミング機構133a,133bにおいては、電磁アクチュエータ99にデューティ比(オン時間割合)0%の制御信号(OFF信号)を出力すると、オイルポンプ47から圧送された作動油は、第2油圧通路92を通って遅角側油圧室83に供給されると共に、進角側油圧室82内の作動油が、第1油圧通路91を通って第1ドレン通路94aからオイルパン96内に排出されるようにしてある。
従って、可変バルブタイミング機構133a,133bにおいては、電磁アクチュエータ99にデューティ比0%の制御信号(OFF信号)を出力すると、遅角側油圧室83の内圧が高くなる一方で、進角側油圧室82の内圧が低くなり、回転部材53は、ベーン78a〜78bを介して最大遅角側に回転し、この結果、吸気バルブ106の開期間(バルブ作動角の中心位相)がピストン位置に対して相対的に遅角変化する。
即ち、可変バルブタイミング機構133a,133bの電磁アクチュエータ99への通電を遮断すると、吸気バルブ106のバルブ作動角の中心位相は遅角変化し、最終的には、最遅角位置で停止する。
また、可変バルブタイミング機構133a,133bにおいて、電磁アクチュエータ99にデューティ比100%の制御信号(ON信号)を出力すると、作動油は、第1油圧通路91を通って進角側油圧室82内に供給されると共に、遅角側油圧室83内の作動油が第2油圧通路92及び第2ドレン通路94bを通ってオイルパン96に排出され、遅角側油圧室83が低圧になる。
このため、可変バルブタイミング機構133a,133bにおいて、デューティ比100%の制御信号(ON信号)を出力すると、回転部材53は、ベーン78a〜78dを介して進角側へ最大に回転し、これによって、吸気バルブ106の開期間(バルブ作動角の中心位相)がピストン位置に対して相対的に進角変化する。
尚、吸気バルブ106の作動角・リフト量を連続的に可変とする可変リフト機構134a,134b、及び、吸気バルブ106のバルブ作動角の中心位相を連続的に可変とする可変バルブタイミング機構133a,133bを、上記の図2〜図4に示した構造のものに限定されない。
例えば、バルブ作動角の中心位相を連続的に可変とする可変バルブタイミング機構133a,133bとしては、上記のベーン式の他、歯車を用いてクランクシャフト110に対し前記吸気カムシャフト131を相対回転させる機構などを用いることができ、更に、油圧アクチュエータの他、モータや電磁ブレーキをアクチュエータとして用いる機構を採用できる。
前記ECM121には、前記制御軸13の角度を検出する角度センサ135の信号が入力され、角度センサ135で検出される前記制御軸13の実際の角度が、前記吸気バルブ106のバルブ作動角・バルブリフト量の目標値に相当する制御軸13の目標角度に近づくように、可変リフト機構134a,134bのモータ17の操作量をフィードバック制御する。
また、前記ECM121は、クランク角センサ125で検出されるクランクシャフト110の基準角度位置から、吸気カムセンサ136で検出される吸気カムシャフト131の基準角度位置までの角度を計測することで、バルブ作動角の中心位相を検出し、該中心位相が目標値に近づくように、可変バルブタイミング機構133a,133bの電磁アクチュエータ99に出力する制御信号(操作量)をフィードバック制御する。
尚、前述のように、可変バルブタイミング機構133a,133bにおいては、電磁アクチュエータ99をオフすることで、初期位置(デフォルト位置)である最遅角位置に戻るようになっているため、中心位相の目標が、最遅角位置からの進角量(進角角度)として設定されるようになっている。
図5は、可変バルブタイミング機構133a,133b及び可変リフト機構134a,134bによる吸気バルブ106の開特性の変化を示す。
図5に示すように、可変リフト機構134a,134bを動作させると、矢印(イ)に示すように、吸気バルブ106のバルブ作動角の中心位相が略一定のままで、吸気バルブ106のバルブ作動角及びバルブリフト量の双方が連続的に増減変化する。
一方、可変バルブタイミング機構133a,133bを動作させると、矢印(ロ)に示すように、吸気バルブ106のバルブ作動角及びバルブリフト量が一定のままで、吸気バルブ106のバルブ作動角の中心位相(開時期IVO及び閉時期IVC)が変化する。
ところで、前記ECM121は、前述のように、可変バルブタイミング機構133a,133b及び可変リフト機構134a,134bを制御することによって、内燃機関101における残留ガス量,シリンダ吸入空気量を制御するが、車両の減速運転時には、前記残留ガス量,シリンダ吸入空気量の制御に代えて、可変バルブタイミング機構133a,133b及び可変リフト機構134a,134bによってエンジンブレーキ力(ポンピングロス)を調整し、車両の加速度を制御する機能を有しており、以下では、前記減速時の制御を詳細に説明する。
図6のフローチャートに示すルーチンは、前記ECM121で実行される、減速時のエンジンブレーキ力制御を示し、このルーチンは、一定の微小時間毎に割り込み実行されるようになっている。
まず、ステップS601では、アクセル開度センサ122で検出されるアクセル開度ACCが全閉であるか否かを判断する。
そして、アクセル開度ACCが全閉でなく、車両の運転者がアクセルペダルを踏んでいる場合には、ステップS602へ進み、前記可変バルブタイミング機構133a,133b及び可変リフト機構134a,134bを、残留ガス量,シリンダ吸入空気量の要求(運転条件に対応してマップに記憶されている目標値)に基づいて制御する通常制御を実施する。
一方、運転者がアクセルを放した状態、より詳細には、車速VSPが零でなく走行中であって、かつ、アクセルを放した状態であれば、車両の減速要求状態であると判断し、ステップS603へ進む。
尚、アクセルの踏み込み状態に基づき車両の減速要求状態を判断する構成に限定されず、例えば、ブレーキスイッチのオン・オフ、車速の変化速度、車両の加速度など、更に、これらのパラメータを適宜組み合わせて車両の減速要求状態を判断させることができる。
ステップS603では、運転者によるブレーキ操作(ブレーキペダルの踏み込み)に備え、前記マスタバック202(ブレーキブースタ)に対して、倍力に必要な負圧が蓄えられるように、圧力センサ129で検出される実際の吸気負圧に基づいて、電子制御スロットル116の開度をフィードバック制御する。
次のステップS604では、車速VSPの単位時間当たりの変化量ΔVSP(車両の加速度)を算出する。
ステップS605では、前記変化量ΔVSP(車両の加速度)と予め記憶された閾値VSPSLとを比較し、変化量ΔVSPが閾値VSPSLを超えているか否かを判断する。
ここで、前記変化量ΔVSPは、最新に検出された車速VSPから単位時間前に検出された車速VSPを減算した値であって、車速VSPの上昇変化時にはプラスの値に、車速VSPの減少変化時にはマイナスの値に算出され、車速VSPの減少変化が速いほど絶対値の大きな値に算出される。
そして、平坦路を走行している状態でアクセルペダルから足を離した場合の車速VSPの落ち込み速度ΔVSPを基準とすると、図7に示すように、降坂時における車速の落ち込みは緩やかになるので、平坦路を走行している状態であるか、降坂状態であるかを、アクセルのオフに伴う前記車速VSPの落ち込み速度に基づいて判断することができる。
そこで、前記閾値VSPSLは、アクセルのオフに伴う車速VSPの落ち込み速度ΔVSPから、平坦路を走行している状態であるか、降坂状態であるかを判別できるように、予め設定されており、変化量ΔVSPが閾値VSPSL以下であって、平坦路と略同等に車速が低下する場合には平坦路と判断し、逆に、ΔVSPが閾値VSPSLを超えていて、平坦路に比べて車速VSPの落ち込みが緩やかであれば、降坂状態であると判断できるようになっている。
ステップS605で変化量ΔVSPが閾値VSPSLを超えていると判断された場合、即ち、車速VSPの落ち込みが閾値VSPSLよりも緩やかである場合には、ステップS608へ進んで、車両が下り坂を走行している(降坂状態である)と判定する。
一方、ステップS605で変化量ΔVSPが閾値VSPSL以下であると判断された場合、即ち、車速VSPの落ち込みが閾値VSPSLよりも急である場合には、ステップS606へ進んで、車両が平地を走行していると判定する。
ステップS606に進んだ場合、次のステップS607では、ステップS602と同様に、前記可変バルブタイミング機構133a,133b及び可変リフト機構134a,134bを、残留ガス量,シリンダ吸入空気量の要求(運転条件に対応してマップに記憶されている目標値)に基づいて制御する通常制御を実施する。
尚、本実施形態では、平地走行状態か降坂状態かを判別するための値として、前記閾値VSPSLを適合させるようにしたが、減速要求時にエンジンブレーキが必要とされる状態かどうかを判定するための値として前記閾値VSPSLを適合させることができる。
例えば平地路又は緩やかな降坂路を走行している状態で減速要求が発生した場合など、エンジンブレーキを殆ど必要としない走行状態では、エンジンブレーキ力の増大制御は無用であり、逆に、エンジンブレーキ力を増大させると減速感が強まり、運転者に違和感を与える。
特に、平坦路での渋滞などで、アクセルのオン・オフを繰り返すような運転状態では、エンジンブレーキ力が過剰でアクセルのオフに伴って急減速すると、運転性が大きく損なわれることになってしまう。
そこで、前記変化量ΔVSPと閾値VSPSLとの比較によって、エンジンブレーキ(エンジンブレーキ力の増大)が必要とされる状態であるか否かが判断されるように、前記閾値VSPSLを適合し、平地路又は緩やかな降坂路を走行している状態では、ステップS606に進むようにすれば、過剰なエンジンブレーキ力の発生によって、運転者に違和感を与えたり、運転性が大きく損なわれることを抑制できる。
一方、比較的急勾配の降坂路を走行している場合や、運転者がブレーキ操作を行った場合など、エンジンブレーキを必要とする走行状態で、後述の如く、エンジンブレーキが発生するように(エンジンブレーキ力を増大させるように)可変動弁機構を制御することで、制動性能を向上させることができる。
従って、例えば車両の駆動力と加速度との相関から、降坂走行であるか否かを判断し、降坂走行時であってアクセルを放したときを、車両の減速要求状態として判定させることができる。
ステップS608で、降坂判定を行った後は、ステップS609へ進み、吸気バルブ106の閉時期IVCを下死点BDCに固定する設定を行う。
上記閉時期IVCを下死点BDCに固定する設定は、ポンピングロスを大きくし、より強いエンジンブレーキを発生させるために行われる。
ステップS609で、閉時期IVCを下死点BDCに固定する設定を行うと、閉時期IVCを下死点BDCに固定するために、残留ガス量,シリンダ吸入空気量の要求に基づく通常制御におけるバルブ作動角・中心位相の目標をそれぞれ減少補正し、通常制御時よりも小さいバルブ作動角・バルブリフト量で閉時期IVCが下死点BDCになるように制御する。
前記閉時期IVCが下死点BDCになるように制御する場合、開時期IVOを、排気バルブ111の閉時期EVCとオーバーラップしない範囲まで、例えば、オーバーラップしない範囲の最大進角位置まで制御することが好ましい。
上記のように、開時期IVOを制御すれば、オーバーラップによって吸気が排気側に吹き抜けてしまうことにより、閉時期IVC制御によるエンジンブレーキ力が弱められるのを抑制することができる。
また、減速時に燃焼が行われている状態では、バルブ作動角・バルブリフト量の減少などによって筒内の充填効率が低下するため、燃焼が比較的不安定となる傾向となり、更に、オーバーラップが発生していると、内部EGR分が増大して燃焼性が悪化するため、オーバーラップしない範囲に開時期IVOを制御することで、オーバーラップによる燃焼性の悪化を抑制することができる。
また、開時期IVOを、オーバーラップしない範囲の最大進角位置とすることで減速のしすぎを抑制することができる。
尚、車両の減速要求状態での閉時期IVCの目標は、下死点BDCに限定するものではなく、閉時期IVCを下死点BDCよりも僅かに進角又は遅角した位置としても、充分なエンジンブレーキ力が得られるのであれば、下死点BDCから僅かにずれた位置を閉時期IVCとすべく、可変動弁機構(可変バルブタイミング機構133a,133b及び可変リフト機構134a,134b)の目標値を設定させることができる。
また、減速要求時の加速度が小さいほど、即ち、ΔVSPが小さいほど、閉時期IVCを下死点BDCから進角又は遅角させることで、エンジンブレーキ力を弱め、走行状態に適したエンジンブレーキ力を得るようにすることができる。
閉時期IVCを下死点BDCから進角又は遅角させ、その進角量又は遅角量でエンジンブレーキ力を調整する場合には、減速要求時の機関運転状態に応じて、遅角側と進角側とを使い分けることができ、また、常に遅角側と進角側とのいずれか一方側にのみ制御することができる。
次のステップS610では、前記ステップS604で演算した実際の変化量ΔVSP(実際の加速度)と、前記変化量ΔVSPの目標値とを比較し、実際の変化量ΔVSPが目標値以上であるか否かを判断する。
前記変化量ΔVSPの目標値はマイナスの値であって、平地でアクセルペダルを放したときに発生するマイナスの加速度を基準に設定されるものであり、平地で得られる減速度が実現できているか否かを判断させるようにしてある。
前記ステップS609では、吸気バルブ106の閉時期IVCを下死点BDCとして、実圧縮比を十分に大きく確保することで、大きなポンピングロスを発生させ、大きなエンジンブレーキ力が得られるようにするが、これによって平地で得られる減速度が実現できない場合には、ステップS610で、実際の変化量ΔVSPが目標値以上であると判断されることになる。
そして、ステップS610で、実際の変化量ΔVSPが目標値以上であると判断された場合には、ステップS611へ進んで、吸気バルブ106の開時期IVOを上死点TDC以降に遅角する。
吸気バルブ106の開時期IVOを上死点TDC以降に遅角させると、ピストンが下降する吸気行程の初期に吸気バルブ106が閉じていることで、吸気管負圧が発達してポンピングロスが増大し、エンジンブレーキ力が増大することになる。
図8に示すように、車速VSPの落ち込み速度が緩く、目標値よりも実際の変化量ΔVSPが大きい状態で、吸気バルブ106の開時期IVOを上死点TDC以降に遅角させると、吸気管負圧が発達してポンピングロスが増大し、エンジンブレーキ力が増大することで、車速VSPの落ち込み速度がより速くなり、実際の変化量ΔVSPが目標値に近づくことになる。
そして、実際の変化量ΔVSPが目標値に十分に近づいた状態で、換言すれば、平坦路でアクセルオフとした場合に近似する車速VSPの落ち込みを示す状態で、開時期IVOの遅角補正を停止して、目標値付近の速度で車速VSPが落ち込む状態を維持させる。
前記開時期IVOの遅角補正においては、予め定めた一定角度ずつ開時期IVOを遅角補正させることができる。
即ち、ステップS611では、前回までの開時期IVOを一定角度だけ遅角補正して、今回の目標開時期IVOとし、次回も実際の変化量ΔVSPが目標値以上であると判断された場合には、更に、一定角度だけ開時期IVOを遅角変化させる。
また、開時期IVOの遅角変化は、吸気バルブ106の閉時期IVCが下死点に制御された時に遅角制御された位置、例えばオーバーラップしない範囲の最大進角位置から、遅角変化させることができる。
また、前記実際の変化量ΔVSPと目標値との偏差に応じて、上死点TDCからの開時期IVOまでの遅角量を決定し、該遅角量に従って開時期IVOを遅角させることができ、この場合、前記実際の変化量ΔVSPと目標値との偏差が大きいほど、換言すれば、目標値よりも実際の変化量ΔVSPが大きいほど、より大きな遅角補正量を設定させるようにする。
このように、前記実際の変化量ΔVSPと目標値との偏差に応じて遅角量を決定する構成であれば、実際の変化量ΔVSPを目標値に速やかに近づけることができる。
一方、ステップS610で、実際の変化量ΔVSPが目標値未満であると判断された場合、換言すれば、降坂中であるものの、平地での減速よりも急に車速が減少変化している場合には、ステップS612へ進む。
そして、ステップS612では、吸気バルブ106の開時期IVOを進角補正して上死点TDCに近づけ、吸気管負圧の発達を抑制することでポンピングロスを減少させ、エンジンブレーキ力を弱めるようにする。
前記開時期IVOの進角補正においても、予め定めた一定角度ずつ開時期IVOを進角補正させることができ、また、前記実際の変化量ΔVSPと目標値との偏差に応じて、上死点TDCに向けての進角量を決定し、該進角量に従って開時期IVOを進角させることができる。
また、ブレーキスイッチのオン・オフから、ブレーキ操作中であるか否かを判断し、ブレーキ操作中である場合には、前記進角補正をキャンセルさせたり、前記進角補正量を非操作中に比べて小さく設定したりすることができる。
更に、前記変化量ΔVSPの目標値を、ブレーキペダルのストローク量(踏み込み量・踏み込み圧)に応じて可変に設定させることができ、例えば、ブレーキペダルの非踏込時には、平地でアクセルペダルを開放したときに発生するマイナスの加速度に相当する値とし、ブレーキペダルの踏込時には、ブレーキペダルのストローク量(踏み込み量・踏み込み圧)が大きくなるほど、より小さい値(マイナスの値であってその絶対値がより大きな値)に設定させることができる。
上述のように、吸気バルブ106の閉時期IVCの設定と、開時期IVOの設定との組み合わせによって、エンジンブレーキ力を調整することで、きめ細かいエンジンブレーキ力の制御が可能であり、運転状態に適したエンジンブレーキ力を得て、エンジンブレーキ力が過大になることを抑制しつつ、運転者のブレーキ操作負担を軽減させることが可能になる。
尚、吸気バルブ106の閉時期IVCを下死点BDCに固定することなく、吸気バルブ106の開時期IVOの補正のみによってエンジンブレーキ力を調整させることができるが、閉時期IVCを下死点BDCに制御することでより大きなエンジンブレーキ力を得ることができる。
従って、車速が高い場合や車速の減少速度が遅い場合などの大きいエンジンブレーキ力を必要とする場合には、閉時期IVCを下死点BDC付近に固定した上で、開時期IVOを変化させてエンジンブレーキ力を調整することが好ましい。
ステップS613では、排気バルブ111の閉時期EVCに応じて、筒内負圧の増大によるオイル上がりが発生しない開時期IVOの遅角限界値を算出する。
前記遅角限界値とは、許容される最も遅い開時期IVOであって、例えば上死点TDC後のクランク角度として設定される。
ここで、排気バルブ111の閉時期EVCを可変とする可変動弁機構を備えない場合には、前記遅角限界値を一定値として予め記憶させておくことができ、また、排気バルブ111の閉時期EVCを可変とする可変動弁機構を備える場合には、排気バルブ111の閉時期EVCの変化に応じて前記遅角限界値を変更すればよい。
排気バルブ111の閉時期EVCが変化する場合、閉時期EVCが上死点TDCに近づくほど、筒内負圧が大きくなるため、遅角限界値はより進角側(上死点TDCに近い側)に設定する必要があり、また、バルブオーバーラップが生じている場合には、その分だけ筒内負圧は減少するため、バルブオーバーラップがない状態に比較して遅角限界値をより遅角側(上死点TDCからより遅れる側)に設定することができる。
図9は、排気バルブ111の閉時期EVCと、前記遅角限界値との相関を示す線図であり、排気バルブ111の閉時期EVCが上死点TDC前から上死点TDCに近づくほど、筒内負圧が大きくなってオイル上がりが発生し易くなるため、遅角限界値は、より進角側に設定され、遅角補正量がより小さく制限されることになる。
ステップS614では、そのときの開時期IVOの設定が、前記遅角限界値よりも遅角側に設定されているか否かを判断する。
そして、開時期IVOが遅角限界値よりも遅角側に設定されている場合は、ステップS615へ進み、開時期IVOを遅角限界値に設定し(開時期IVOを遅角限界値まで進角し)、遅角限界値よりも遅角側に開時期IVOが設定されることを回避する。
これにより、開時期IVOが遅角限界値よりも遅角側に設定されることで、オイル上がりが発生することを抑制することができる。
一方、開時期IVOが遅角限界値に一致するか、遅角限界値よりも進角側に設定されている場合には、ステップS615を迂回することで、遅角限界値に基づき修正することなくそのときの開時期IVOの設定を保持させる。
以下では、上記実施形態の効果について記載する。
吸気バルブ106及び排気バルブ111のバルブタイミングが、減速時において固定である場合には、運転状態に対してエンジンブレーキが利きすぎたり、減速度合いの調整がブレーキ装置200に依存されることになり、ブレーキ操作が煩雑に行われることになったりして、運転性が悪い。
これに対し、上記実施形態では、減速運転時において、吸気バルブ106の開時期IVOを実際の減速度(加速度)と目標値との比較に応じて変更することで、筒内の負圧を制御してポンピングロスの大きさ(エンジンブレーキ力)を制御することができるので、運転状態に適したエンジンブレーキ力を得ることが可能となる。
また、減速に必要とするブレーキ力の内、ブレーキ装置200によるブレーキ力に比較してエンジンブレーキの割合をより増大させることが可能となるので、運転者のブレーキペダルの踏み込み量を少なくすることができ、また、ブレーキ操作の煩わしさを低減し運転性を向上させることができる。
また、ブレーキ装置200の作動負担を軽減することで、ブレーキパッド等の劣化・磨耗を抑制することが可能となる。
また、本実施形態では、電子制御スロットル116を負圧制御弁として用い、減速時に負圧を確保するようにスロットル開度を制御することができるので、ブレーキ装置200(負圧倍力手段としてのマスタバック202)が必要とする負圧を確保することができ、エンジンブレーキを使用しつつ、ブレーキ装置200により十分なブレーキ力を得ることが可能となり、運転性が向上する。
ところで、吸気バルブ106の開時期IVOを遅角し過ぎると、筒内負圧が過大となり、筒内負圧によってピストンリングの間からエンジンオイルが筒内に入り込む、所謂オイル上がりと呼ばれる現象が生じる。
前記オイル上がりが発生すると、エンジンオイルの消費量が増大したり、排気通路を介してエンジンオイルが排出されることで、排気性能が悪化し、また、エンジンオイルが白煙となって排出されることで、車両の商品性を低下させる可能性がある。
そこで、上記実施形態では、減速要求時の吸気バルブ106の開時期IVOの遅角補正を、遅角限界値によって制限することで、オイル上がりが生じない範囲で開時期IVOを遅角させており、オイル上がりの発生を抑制して、排気性能の低下や車両の商品性の低下を未然に防止するようにしてある。
尚、吸気バルブ106の開時期IVOの進角側制御として、オーバーラップ量が生じる範囲まで変更範囲が大きいと、オーバーラップによってポンピングロスが低下してエンジンブレーキ力が低下する惧れがある。
このため、吸気バルブ106の開時期IVOの変更範囲の進角側は、オーバーラップ量が略零の状態に制限することが好ましいが、オーバーラップによるポンピングロスの低下が許容できる範囲であれば、オーバーラップ領域まで開時期IVOの進角変化を許容してもよい。
また、本実施形態では、内燃機関101をV型6気筒機関としたが、気筒数を限定するものではなく、また、直列機関や、水平対向機関や、3つ以上のバンクを1つのクランクシャフト周りに配した機関であって良い。
ここで、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術的思想について、以下に効果と共に記載する。
(イ)請求項3記載の車両用内燃機関の制御装置において、
前記遅角限界値が、前記内燃機関の排気バルブの閉時期に応じて設定されることを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。
係る構成によると、筒内負圧の増大によるオイル上がりが発生しない吸気バルブの開時期の遅角限界値を、排気バルブの閉時期に応じて算出することができる。
(ロ)請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両用内燃機関の制御装置において、
アクセルの全閉状態であって、かつ、車両の加速度が閾値を越える場合に、前記車両の減速要求状態を判定することを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。
係る構成によると、車両の減速要求状態を、アクセル開度・車両の加速度に基づいて適切に判定させることができる。
(ハ)請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両用内燃機関の制御装置において、
前記内燃機関の前記吸気バルブの上流側に吸気絞り弁が備えられると共に、前記吸気絞り弁と前記吸気バルブとの間の吸気負圧を利用してブレーキ操作力を倍力する負圧倍力手段が車両に備えられ、
前記車両の減速要求状態が判定されたとき、前記負圧倍力手段が要求する吸気負圧に近づくように、前記吸気絞り弁の開度を制御することを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。
係る構成によると、負圧倍力手段が要求する吸気負圧が得られることで、ブレーキ操作力を倍力して、所期の制動性能を得ることができる。
101…内燃機関、102…燃焼室、103…吸気ダクト、104a,104b…吸気マニホールド、105…吸気ポート、106…吸気バルブ、107…ピストン、108…燃料噴射弁、109…点火プラグ、110…クランク軸、111…排気バルブ、116…電子制御スロットル、121…ECM(エンジン・コントロール・モジュール)、122…アクセル開度センサ、123…水温センサ、124…車速センサ、125…クランク角センサ、126a,126b…空燃比センサ、127…エアフローセンサ、128…スロットル開度センサ、129…圧力センサ、133a,133b…可変バルブタイミング機構、134a,134b…可変リフト機構、200…油圧ブレーキ装置、202…マスタバック(負圧倍力手段)、250…排気還流装置

Claims (3)

  1. 吸気バルブのバルブタイミングを可変とする可変動弁機構を備えた車両用内燃機関に適用される制御装置であって、
    車両の減速要求状態において、実際の加速度が目標加速度よりも高い場合に、前記可変動弁機構を制御して前記吸気バルブの開時期を遅角変化させることを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。
  2. 吸気バルブのバルブタイミングを可変とする可変動弁機構を備えた車両用内燃機関に適用される制御装置であって、
    車両の減速要求状態において、前記可変動弁機構を制御して、前記吸気バルブの閉時期を下死点に固定し、かつ、前記吸気バルブの開時期を前記車両の加速度に応じて変化させることを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。
  3. 吸気バルブのバルブタイミングを可変とする可変動弁機構を備えた車両用内燃機関に適用される制御装置であって、
    車両の減速要求状態において、前記可変動弁機構を制御して、前記吸気バルブの閉時期を下死点に固定し、かつ、前記吸気バルブの開時期を前記車両の加速度に応じて変化させると共に、前記吸気バルブの開時期の遅角限界値を設定し、前記加速度に応じた前記開時期の変化を、前記遅角限界値に基づいて制限することを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。
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