JP2010195446A - カップ型容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】開封口の確認が不要であり、かつ、比較的小さな力で開封できるカップ型容器を提案する。
【解決手段】カップ型容器を、上方に向けて開放された口部を有するカップ型断面形状をなす容器本体1と、この容器本体1の口部の外周縁に一体連結するフランジ部1cとを備えたもので構成する。そして、フランジ部1cに少なくともフィルム2を溶着して容器本体1の口部を密閉するとともに、フランジ部1cに、フィルム2の一部分が溶着され、該フランジ部1cからの切り離しを可能に連結する切り離し舌片3を設ける。切り離し舌片3には、フランジ部1cの全域を外縁端において取り囲み、もぎりリブ6を介して切り離し可能に固定保持されるリング5を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、カップ型容器に関するものであり、該容器の容易な開封を実現しようとするものである。
プリンやゼリー、アイスクリーム等の水菓子類やコーヒーや牛乳等の乳飲料を入れるのに用いられるカップ型の容器は、口部にアルミ製あるいは樹脂製のシートを貼り付けることによって密封するようになっている。
ところで、かかるシートには、容器の開封を容易ならしめるために、摘み片が設けられているものの、そのサイズが小さいために力を入れにくく、容器の開封がしにくいという不具合があった。
上記のような不具合の解消を図った先行技術としては、容器の口部を取り囲むリングを配置し、シートの一部分を該リングに溶着一体化し、その部位の反対側からリングを切断、それを把手として機能させることでシートを引き剥がすようにしたリング付きの容器が知られている(特許文献1参照)。しかしながら、従来のリング付き容器は、該リングと密封用のシートがどの部位で一体化しているか目視でもって判別しにくく(どの部位を把持して開封してよいかわかり難い)、その改善が求められていた。
実公平3−3503号公報
本発明の課題は、従来のカップ型容器において生じていた不具合を解消するとともに、比較的小さな力を付与するのみで簡単に開封ができるカップ型容器を提案するところにある。
本発明は、上方に向けて開放された口部を有するカップ型断面形状をなす容器本体と、この容器本体の口部の外周縁に一体連結するフランジ部とを備え、該フランジ部にフィルムを溶着して容器本体の口部を密閉するカップ型容器であって、
前記フランジ部に、少なくともフィルムの一部分が溶着され、該フランジ部からの切り離しを可能に連結する切り離し舌片を設け、
該切り離し舌片に、フランジ部の全域を外縁端において取り囲み、もぎりリブを介して該外縁端に切り離し可能に固定保持される把手形成用のリングを配設したことを特徴とするカップ型容器である。
上記の構成になるカップ型容器においては、フランジ部と把手形成用のリングとの間には、該リングの上端面がフランジ部の上端面よりも低くなり離反部位を形成する段差を設けておくことができる。
フィルムの一部分を接着した切り離し舌片は、目視によって容易に把握することができるものであり、この切り離し舌片が存在する対向位置でリングを引き上げてそれ自身を把手として利用することによりフィルムの容易な引き剥がしが可能となる。
また、フィルムをフランジ部とリングとの全域を覆った場合には、フィルムの熱融着あるいは貼着に際して位置合わせが容易となる。
さらに、リングの上端面がフランジ部の上端面よりも低くなる段差を設けると、リングとフィルムが熱融着あるいは貼着されないので、容器の開封に際してリングの引き上げが容易となる。
本発明にしたがうカップ型容器の実施の形態を側面ついて模式的に示した図である。 図1の平面を示した図である。 (a)は図2のA−A断面を示した図であり、(b)は図2のB−B断面を示した図である。 リングを引き起こした状態を示した図である。 本発明にしたがうカップ型容器の他の実施の形態を示した図である。 (a)(b)は図5のA−A断面、B−B断面を示した図である。 本発明にしたがうカップ型容器のさらに他の実施の形態を示した図である。 (a)(b)は図7のA−A断面、B−B断面を示した図である。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明にしたがうカップ型容器の実施の形態を側面について模式的に示した図であり、図2は図1の平面を示した図であり、さらに、図3(a)(b)は図1のA−A断面、B−B断面を示した図である。
図における1は容器本体である。この容器本体1は、底部を形成する壁部1aと、この壁部1aの縁部に一体連結してその内側に内容物の収納空間Mを形成する周壁1bと、この周壁1bの上端部に一体連結するフランジ部1cから構成されており、該フランジ部1cの内側において容器の口部を形成している。ここに、容器本体1は、円形状や角形状等のカップ型が好ましく、とくに容器形体については限定されない。
2は、容器本体1のフランジ部1cに熱溶着あるいは接着剤で貼着されて容器の口部を密閉するフィルム、3はフランジ部1cの切欠凹部1cに設けられた切り離し舌片である。この切り離し舌片3は複数箇所のもぎりリブ4によって切欠凹部1cに破断可能に一体連結しており、フィルム2の一部分2a(凸状部)は、その上面部に張り付いた状態(融着や接着剤による貼着等)になっている。
5はフランジ部1cの全域を外縁端において取り囲むように配置されたリングである。このリング5はもぎりリブ6を介して切り離し可能に固定保持されており、容器を開封する際に把手として機能する。
上記の構成になる容器においては、切り離し舌片3が存在する反対側のリングの部位T部に手指を掛けて、図4に示すように、切り離し舌片3を起点に引き起こす(手前側に折り曲げる)ことで該リング5を把手として利用できるものであり、該リング5をそのまま引き上げることにより切り離し舌片3が破断され、フランジ部1cからフィルム2が引き剥がされることになる。
本発明にしたがうカップ型容器は、基本的には合成樹脂によって成形(射出成形等)されるものであり、容器本体1と切り離し舌片3及びリング5は一体物であって、容器の効率的な製造が可能となる。
切り離し舌片3をフランジ部1cの切欠凹部1cにつなぎ止めておくもぎりリブ4は、該切り離し舌片3の幅方向端部の両側に設けておくのが最もよい(もぎりリブ4を起点に切り離し舌片3を回動させやすくなる)が、切欠凹部1cの切り込み端に設けることも可能であり、この点については限定されない。
図5、6(a)(b)は本発明にしたがうカップ型容器の他の実施の形態を示した図である。この例は、フィルム2をフランジ部1cの全域を覆う円形状とし、切り離し舌片3と重ね合わさった部位を熱融着、あるいは貼着したものである。このような構造のものにおいてはフィルム2の熱融着、貼着に際して位置合わせが簡単になる利点がある。
さらに、図7、図8(a)(b)は、本発明にしたがうカップ型容器のさらに他の実施の形態を示した図である。この例は、リング5の上端面がフランジ部1cの上端面よりも低くなるような段差tを形成(図8(b)参照)し、リング5の縁部に至るまでの径を有するフィルム2を配置した構造(熱融着部位あるいは貼着部位はフランジ部1cと、該フランジ部1cと同一レベルになる切り離し舌片3の上端面となる。)のものである。この構造のものにおいては、リング5とフランジ部1cとの間に形成される隙間にゴミなどが付着するのを回避できる。また、リング5を引き上げる際、該リング5とフィルム2が熱融着あるいは貼着されていないので、邪魔になることがない。
どこの部位を把持して開封すればよいか一目でわかる易開封性のカップ型容器が提供できる。
1 容器本体
1a 壁部
1b 周壁
1c フランジ部
2 フィルム
3 切り離し舌片
4 もぎりリブ
5 リング
6 もぎりリブ
M 収納空間
t 段差

Claims (2)

  1. 上方に向けて開放された口部を有するカップ型断面形状をなす容器本体と、この容器本体の口部の外周縁に一体連結するフランジ部とを備え、該フランジ部にフィルムを溶着して容器本体の口部を密閉するカップ型容器であって、
    前記フランジ部に、少なくともフィルムの一部分が溶着され、該フランジ部からの切り離しを可能に連結する切り離し舌片を設け、
    該切り離し舌片に、フランジ部の全域を外縁端において取り囲み、もぎりリブを介して該外縁端に切り離し可能に固定保持される把手形成用のリングを設けたことを特徴とするカップ型容器。
  2. 前記フランジ部と把手形成用のリングとの相互間に、該リングの上端面がフランジ部の上端面よりも低くなる段差を設けた、請求項1記載のカップ型容器。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59112767U (ja) * 1983-01-19 1984-07-30 株式会社吉野工業所 バ−ジンシ−ル付き容器
JPS6177368U (ja) * 1984-10-27 1986-05-24
JP2005047599A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Kitano Seisaku Kk プルタブ付き成形容器
JP2010083579A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Yuitto:Kk プルリング付き容器およびその製造方法

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