JP2006273353A - パウチ容器用スパウト及びパウチ容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 開封性やハンドリング性に優れ、その流通時における衛生性や安全性、パウチ箱詰めの効率性、作業性に優れたパウチ容器を提供する。
【解決手段】 液状物を収納するパウチ容器から液状物を注出する液状物注出筒11と、液状物注出筒11の下端から下方に広がり形成され液状物注出筒11を上方から押さえることで変形されて収納状態となる可撓性支持部12と、可撓性支持部12の下端に接続され可撓性支持部12を収納する中央孔13aを備えたパウチ溶着部13と、液状物注出筒11の先端に易切断部14aを介して一体に設けられた注出口封止部14と、出口封止部14の周縁部に設けられ中央孔13aに収納された液状物注出筒11を引き上げて突出状態とする指掛部15と、を有するようにパウチ容器用スパウト10を構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ジュースやスープ、調味料、洗剤等の液状物が充填される袋状に形成された合成樹脂製などのパウチ容器の開口部に取り付けられるパウチ容器用スパウト及びこれを備えたパウチ容器に関する。
従来、柔軟な合成樹脂シートなどで袋状に形成されたパウチ容器に液状物を充填して、このパウチ容器の開口部に注出口となるパウチ容器用スパウトを取り付けた合成樹脂製容器が知られている。このようなパウチ容器用スパウトは一般に合成樹脂等で一体成形されており、開口した合成樹脂シート間に配置されてこれを加熱溶着して固定される。
このようなパウチ容器用スパウトの開栓時における利便性を改良したものに関連して、例えば特許文献1には、合成樹脂製袋体の内側に柔軟性の合成樹脂製外筒と内筒とを設け、該両筒の下端部を一体に連結させ、前記内筒の先端部に蓋を設けて前記両筒を前記袋体の外側に出没自在に形成した袋体の注出口が記載されている。
また、特許文献2には、注出筒の軸方向と直交する方向に延出する溶着固定部と、該溶着固定部の長手方向に伸び、該溶着固定部の側端に連続している溶着薄肉部とを備え、前記溶着薄肉部の上端部が前記溶着固定部の袋体上端固定位置より樹脂だまり間隔だけ下方に離れるようにしたスパウトが記載されている。
特許文献3には、スパウトの円筒形注ぎ口の基部両外側に直径方向及び中心線方向の長方形縦芯を左右対称に設け、左右の長方形縦芯の上下端とその中間に相互間隔を介して複数の横襞を前後左右対称に設け、かつ該横襞を円筒形注ぎ口の前後外周部から上記左右の縦襞の基端部に向って外縁ほぼ菱形に傾斜させて、横襞の相互間隔によって縦芯及び円筒形注ぎ口外周を底面とする空気溜空間を設けるようにした合成樹脂スパウト袋が記載されている。
実開昭63−23249号公報 特開2004−210321号公報 特開平10−129689号公報
しかしながら前記従来のスパウトでは、スパウトの注出口を覆ったキャップを開栓する際のキャップ把持性が悪く、一旦開口するとその再封止における蓋部分の取り扱い性やこの開口周囲の衛生性の確保が困難であるという問題があった。特に、特許文献1の袋体に対して出没自在に設けた注出口では、袋体内に没入された蓋の引き出しが容易ではなく、強引に引き出すとその際に蓋部分が外れて内部の液状物が飛散してしまうなどの欠点があり、さらに、このスパウト容器を店頭などに陳列する際にこの蓋回りの部分に埃などが付着して不衛生になり易いといった問題もあった。
また、特許文献2や3に記載のスパウトでは、その注出部が溶着部から突出して形成されるので、パウチの流通時にスパウトが邪魔になるだけでなく、蓋部と注出部とが一体に形成されたワンピースタイプの場合、折り曲げ部分が飛び出しているため流通時に折れてしまう事故が発生する恐れもある。
また、注出部を衛生的に維持するためにカバーなどを別に設ける必要があった。この場合、スパウトをパウチ自身で覆うことで、スパウトの汚れ防止や密封時の酸素量をコントロールすることでバリアーパウチができるが、スパウト部分が外部に飛び出しているのでカバーの取り除き時に問題があった。
本発明は前記従来の課題を解決するためになされたもので、開栓する際の開封性やハンドリング性に優れたパウチ容器用スパウトを提供すると共に、その流通時における衛生性や安全性、パウチ箱詰めの効率性に優れたパウチ容器を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のパウチ容器用スパウトは、液状物を収納するパウチ容器の開口部から液状物を注出する液状物注出筒と、該液状物注出筒の下端から下方に広がり形成された可撓性支持部と、該可撓性支持部の下端と接続する中央孔を備えたパウチ溶着部とを有するパウチ容器用スパウトであって、前記可撓性支持部は、前記液状物注出筒を上方から押さえることで、前記中央孔内に変形して収納された収納状態となり、前記液状物注出筒の先端には、易切断部を介して一体に接続されるとともに前記液状物注出筒を封止する注出口封止部が設けられ、該注出口封止部には、周縁部に引き上げ用の指掛部を設けてなり、前記液状物注出筒は指掛部を引き上げることでパウチ溶着部より上方に突出した突出状態となるように構成されることを特徴とする。
すなわち、本発明のパウチ容器用スパウトは、(a)液状物を収納するパウチ容器から液状物を注出するための液状物注出筒と、(b)液状物注出筒の下端から下方に広がり形成され前記液状物注出筒を上方から押さえることで変形されて中央孔内に収納された収納状態となる可撓性支持部と、(c)前記可撓性支持部の下端に接続され前記可撓性支持部を収納する中央孔を備えたパウチ溶着部と、(d)前記液状物注出筒の先端に易切断部を介して一体に設けられた注出口封止部と、(e)前記注出口封止部の周縁部に設けられ前記中央孔に収納された液状物注出筒を引き上げて突出状態とするための指掛部と、を有することを特徴としている。
請求項2に記載のパウチ容器は、請求項1に記載のパウチ容器用スパウトを有するパウチ容器であって、前記中央孔内に収納状態となったスパウトの前記パウチ溶着部にパウチ容器の溶着部が溶着され、該容器溶着部の上部或いは前記注出口封止部を覆うカバー部を有することを特徴とする。
請求項3に記載のパウチ容器は、請求項1において、前記カバー部には、スパウトの近傍に破断用切り欠きが形成されていることを特徴とする。
本発明のパウチ容器用スパウトによれば、液状物注出筒を上方から押さえることで収納状態となる可撓性支持部と、収納された液状物注出筒を引き上げて突出状態とする指掛部とを有するので、パウチ容器用スパウトを開栓する際の開封性と取り扱い性に優れたパウチ容器用スパウトを提供することができる。また、このようなパウチ容器用スパウトを備えたパウチ容器の箱詰めの効率性を高めるとともに、パウチ容器流通時における安全性やパウチ容器を扱う場合の作業性にも優れている。
また、本発明のパウチ容器によれば、パウチ容器用スパウトの中央孔内に液状物注出筒を収納した状態でパウチ溶着部の上部或いは前記注出口封止部を覆うためのカバー部を設けることもできるので、埃などが液状物注出筒の周囲に付着するのを防止してパウチ容器の搬送中や店頭での陳列中における衛生状態を良好に維持することができると共に、内容液の確実な密封性を維持することができる。
さらに、本発明のパウチ容器によれば、カバー部にはそのスパウトの近傍となる部分に破断用切り欠きを形成することもできるので、液状物注出筒を保護するカバー部の開封を容易に行うことができ、その取り扱い性に優れている。
(実施の形態1)
図1(a)は、本発明の実施の形態1に係るパウチ容器用スパウトの平面図、図1(b)はその正面図、図1(c)はその側面図、図1(d)は底面側からみた平面図である。
また、図2(a)は、実施の形態1のパウチ容器用スパウトの突出状態を示す断面図、図2(b)はその収納状態を示す断面図である。
図1において、10は実施の形態1に係るパウチ容器用スパウトであり、液状物を収納するパウチ容器から液状物を注出するための液状物注出筒11と、液状物注出筒11の下端から下方に広がり形成され前記液状物注出筒11を上方から押さえることで変形されて収納状態となる可撓性支持部12と、可撓性支持部12の下端に接続され前記可撓性支持部を収納する中央孔13aを備えたパウチ溶着部13と、液状物注出筒11の先端に易切断部14aを介して一体に設けられた注出口封止部14と、注出口封止部14の周縁部に設けられ中央孔13aに収納された液状物注出筒11を引き上げて突出状態とするための指掛部15とを備える。
パウチ容器用スパウト10は、パウチ溶着部13がパウチ容器の開口部に熱圧着又は接着剤を用いて接着されて取り付けられる。パウチ容器用スパウト10が取り付けられるパウチ容器は、袋状に形成された合成樹脂製のものが好ましく適用され、清涼飲料水や醤油、サラダ油、液状洗剤などの液状物が保持される。
パウチ容器用スパウト10は、その全体が例えば、ポリエチレン系やポリプロピレン系合成樹脂などを素材として射出成形法などにより一体に形成される。なお、パウチ容器用スパウト10の可撓性支持部12は、注出口封止部14やパウチ溶着部13などの部材とは異なる素材の別体で構成することもできる。
液状物注出筒11はパウチ容器内に保持された液状の飲料などを注出するための筒状部材であり、液状物注出筒11の開口端には、円形板状や楕円形板状など周囲に突出して形成された注出口封止部14が、スコアなどを有した易切断部14aを介して一体に接続されるとともに、その基端側が可撓性支持部12に延設されている。
可撓性支持部12は、所定の柔軟性を有する軟質合成樹脂によりドーム状や蛇腹状などに形成され、ドーム状の頂部が液状物注出筒11に延設されるとともに、その下端がパウチ溶着部13に一体的に固定支持される。このドーム状の部分を上下に押圧することによって、図2(a)、図2(b)に示すように可撓性支持部12が凹凸状に反転して収納状態となり、この可撓性支持部12の凹状態(図2(b))においてパウチ溶着部13の中央孔13aに液状物注出筒11が収納され、その凸状態(図2(a))では液状物注出筒11が外部に突出して注出口封止部14の開封が容易になるようにしている。
指掛部15は、楕円形状などに形成された注出口封止部14の周縁部に、摩擦力を高めるような、例えば凹凸などを表面に有した突出部である。中央孔13aに収納された液状物注出筒11を引き上げる際に、注出口封止部14の指掛部15を把持して液状物注出筒11を引き上げるとともに、易切断部14aを破断して注出口封止部14の開封を容易に行うことができる。
パウチ溶着部13は、比較的硬質の合成樹脂で形成されパウチ容器の開口部にその溶着面が固定される部分である。パウチ溶着部13には融着される表裏のシート間に所定の間隔を有して配置されたリブ13bを設けて、溶着部分のシール性を高めるようにすることができる。さらにハニカム状などの所定形状のリブ構造とすることによって、パウチ溶着部13を圧着ジグで厚み方向に押圧したときに変形しにくい構造体とすることもできる。また、パウチ溶着部13の上方中央に液状物注出筒11が可撓性支持部12を介して配置されている。
パウチ容器用スパウト10は、パウチ溶着部13の上端から延出して可撓性支持部12をドーム状に一体的に形成し、注出部分をパウチ溶着部13の中央孔13aに収納可能とした構造としている。
なお、図1のパウチ容器用スパウトは、その全体が一体に形成されたワンピースタイプの例を示す。こうして使用時には液状物注出筒11上部の注出口封止部14の指掛部15の下部に指を入れて引き上げ、スコア部分となる易切断部14aを引き裂いて開封することができる。
図3(a)はパウチ容器用スパウト10の開封状態を示す断面図であり、図3(b)は開封された注出口封止部のリシール状態を示す断面図である。図示するように、引き裂いたスコア部分を開口部として、この液状物注出筒11に注出口封止部14を再度差し込むことによって、パウチ容器用スパウト10にリシール性を持たせることもできる。
なお、液状物注出筒11をパウチ溶着部13に収納させた状態で、パウチ容器用スパウト10をパウチ容器の開口部に溶着させることもできる。この場合は、液状物注出筒11が突出して干渉することがないので、溶着等の作業性も向上させることができる。
実施の形態1のパウチ容器用スパウト10は以上のように構成され、パウチ溶着部13の中央孔13aに収納された液状物注出筒11を引き上げて突出状態とする指掛部15を有するので、パウチ容器用スパウト10を開栓する際の開封性と取り扱い性に優れている。また、可撓性支持部12を介して液状物注出筒11を中央孔13aに収納することができるので、パウチ容器用スパウト10を備えたパウチ容器の箱詰めの効率性を高めるとともに、パウチ容器流通時における安全性にも優れている。
(実施の形態2)
図4(a)は本発明の実施の形態2に係るパウチ容器の正面断面図であり、図4(b)はその平面図である。図4において、20はパウチ容器用スパウト10が容器本体20aの開口部に装着固定される実施の形態2のパウチ容器であり、パウチ溶着部13の中央孔13aに収納された注出口封止部14を覆うためのカバー部21を備える。
なお、以下の説明において、前記実施の形態1のパウチ容器用スパウトと同様の機能を有するものについては同一の符号を付してその説明を省略するものとする。
パウチ容器20は、ポリエチレン系などの合成樹脂を素材として袋状に形成された容器本体20aを備え、その二枚の合成樹脂シートの開口部にパウチ容器用スパウト10のパウチ溶着部13が熱圧着されて固定されるようになっている。
カバー部21は、合成樹脂製や金属箔製などからなる薄肉の板状体やシート状フィルムが適用され、収納状態となる注出口封止部14及び液状物注出筒11の上部に覆設されて、注出口封止部14が露出しないように覆うとともに、所定のタンパーエビデント性、密封性を付与できるようにしている。なお、このカバー部21の端部には必要に応じてタグ部を設けて、このカバー部21の引き剥がしが容易に行えるようにすることもできる。
実施の形態2のパウチ容器20は、パウチ容器用スパウト10に液状物注出筒11が収納されたパウチ溶着部13の上部を覆うカバー部21が設けられるので、その流通時などに埃や汚れが液状物注出筒11の周囲に付着するのを確実に防止することができ、その衛生状態を良好に維持できると共に密封性をより確実にすることができる。
(実施の形態3)
図5(a)は本発明の実施の形態3に係るパウチ容器の正面断面図であり、図5(b)はパウチ容器上部の開封方法の説明図であり、図5(c)はその開封後の説明図である。
図5において、30はパウチ容器用スパウト10が装着された実施の形態3のパウチ容器であり、パウチ溶着部13の中央孔13aに収納された注出口封止部14を覆うための容器本体30aに延設され袋状に形成されたカバー部31と、カバー部31と容器本体30aとの接続部に設けられた破断用切り欠き32を備える。
破断用切り欠き32はカバー部31の端部に設けた略V字状の切り欠きとなった部分であり、この破断用切り欠き32の周囲を把持してこれを引き裂くように力を加えることで、カバー部31を容器本体30aから容易に分離させることができるようになっている。
なお、破断用切り欠き32の形状は破断のきっかけとなる形状のものであればよく、前記V字状の他、U字状や単に線状のスリットでもよい。
カバー部31は、収納状態の注出口封止部14の上部に破断用切り欠き32を介して覆設される。なお、このような注出口封止部14及びカバー部31間の袋状となった部分に、パウチ容器30の本体内に保持された液状物に添加するための調味料成分などを小袋などに入れて配置しておき、必要に応じてこれらの調味料成分を食材に振りかけて用いるようにすることもできる。
実施の形態3のパウチ容器30は、パウチ容器用スパウト10に液状物注出筒11が収納されたパウチ溶着部13の上部に破断用切り欠き32を有するカバー部31が設けられているので、前記実施の形態2の効果に加えて、パウチ容器30の上部を把持して破断用切り欠き32を起点として引き裂くことによって、液状物注出筒11を保護するカバー部31の開封を容易に行うことができる。
(実施の形態4)
図6(a)は本発明の実施の形態4に係るパウチ容器用スパウトの液状物注出筒が上方に突出した状態の平面図、図6(b)はその正面図、図6(c)はその側面図、図6(d)は底面側からみた平面図である。
図6において、40は実施の形態4に係るパウチ容器用スパウトであり、液状物注出筒11が立設されるパウチ溶着部13の上部の液状物注出筒周囲に設けられた溝41を備える。
実施の形態4のパウチ容器用スパウト40は、パウチ溶着部13上部に溝41が設けられているので、前述した実施の形態1の作用に加えて、パウチ溶着部13の中央孔13aに液状物注出筒11が収納された状態において溝41から指を挿入して注出口封止部14を容易に把持することができ、その開封性をさらに向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態1〜4について説明したが、本発明はこれら実施の形態のものに限定されるものではない。すなわち、本発明はパウチ溶着部に可撓性支持部を介して収納された液状物注出筒を引き上げて突出状態とする指掛部を設けることによって、流通時における利便性と、パウチ容器用スパウトを開栓する際の開封性と取り扱い性を向上させることを要旨としたものである。これに該当するものは本発明に属する。例えば、本実施の形態では、素材としてポリエチレン系など合成樹脂のものを適用したが、生分解性プラスチックやアルミ合金などの金属材をその一部又は全部に用いることも可能である。さらに、指掛部や注出口封止部、可撓性支持部などの形態もこの要旨を逸脱するものでない限りは実施の形態のものに限定されることなく適用できる。
(a)本発明の実施の形態1に係るパウチ容器用スパウトの平面図である。(b)その正面図である。(c)その側面図である。(d)底面側からみた平面図である。 (a)同パウチ容器用スパウトの使用時の状態を示す断面図である。(b)その収納状態を示す断面図である。 (a)同パウチ容器用スパウトの開封状態を示す断面図である。(b)開封された注出口封止部のリシール状態を示す断面図である。 (a)本発明の実施の形態2に係るパウチ容器の正面断面図である。(b)その平面図である。 (a)本発明の実施の形態3に係るパウチ容器の正面断面図である。(b)パウチ容器上部の開封方法の説明図である。(c)その開封後の説明図である。 (a)本発明の実施の形態4に係るパウチ容器用スパウトの液状物注出筒が上方に突出した状態の平面図である。(b)その正面図である。(c)その側面図である。(d)底面側からみた平面図である。
符号の説明
10 パウチ容器用スパウト
11 液状物注出筒
12 可撓性支持部
13 パウチ溶着部
13a 中央孔
13b リブ
14 注出口封止部
14a 易切断部
15 指掛部
20 パウチ容器
20a 容器本体
21 カバー部
30 パウチ容器
30a 容器本体
31 カバー部
32 破断用切り欠き
40 パウチ容器用スパウト
41 溝

Claims (3)

  1. 液状物を収納するパウチ容器の開口部から液状物を注出する液状物注出筒と、該液状物注出筒の下端から下方に広がり形成された可撓性支持部と、該可撓性支持部の下端と接続する中央孔を備えたパウチ溶着部とを有するパウチ容器用スパウトであって、
    前記可撓性支持部は、前記液状物注出筒を上方から押さえることで、前記中央孔内に変形して収納された収納状態となり、
    前記液状物注出筒の先端には、易切断部を介して一体に接続されるとともに前記液状物注出筒を封止する注出口封止部が設けられ、該注出口封止部には、周縁部に引き上げ用の指掛部を設けてなり、前記液状物注出筒は指掛部を引き上げることでパウチ溶着部より上方に突出した突出状態となる、ことを特徴とするパウチ容器用スパウト。
  2. 請求項1に記載のパウチ容器用スパウトを有するパウチ容器であって、前記中央孔内に収納状態となったスパウトの前記パウチ溶着部にパウチ容器の溶着部が溶着され、該容器溶着部の上部或いは前記注出口封止部を覆うカバー部を有することを特徴とするパウチ容器。
  3. 前記カバー部には、スパウトの近傍に破断用切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項2記載のパウチ容器。
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