JP2010193385A - 色調整装置及び色調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示領域を節約できるようにするとともに、色の変化を容易に確認しながら色補正を行うことが可能な色調整装置を提供できるようにする。
【解決手段】ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整装置であって、前記調整色データから色テーブルを生成するとともに、前記色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出し、前記調整色データ、及び前記目標色データの3次元空間上の色域を1つの2次元平面に重ねて投影、表示することにより、編集前後の色域を別々に表示するために発生する不都合を防止できるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は色調整装置及び色調整方法に関し、特に、色調整の前後における色域の変化をユーザーインタフェース上に分かり易く表示するために用いて好適な技術に関する。
近年、入出力デバイスにおいては、それぞれの色再現範囲を明度、色相、及び彩度毎に記憶し、色再現性を良くするため、あるいはカラー画像に一定の特徴を出すために、ユーザーが任意の色テーブルを生成するようなことが容易にできるようになってきた。
特に、カラー画像に一定の特徴を出す装置については、3次元色空間(Color Space)上で行われる色補正の結果を2次元平面に投影・表示し、表示状態を確認しながら編集できるような画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載の画像処理装置では、3次元色空間における処理対象画像の画素をuv平面に投影した色分布画像を表示するようにしている。
従来技術の一例を、図7を参照しながら説明する。
図7(a)に示すように、従来は、デジタル画像の色調整をH,S,Lなどの色空間上で行ない、その結果をユーザーI/F上に表示するようにしていた。この場合、ユーザー操作をし易くするため、色相(H)、彩度(S)を2次元平面S701上で表現し、明度(L)を1次元の座標S702で表現するようにしていた。
特開平11−27688号公報
しかしながら、色の変化の軌跡を同平面上に表現する際、実際は3次元の空間内での色変化を2次元で表現するため、正確な色変化を表現することは難しかった。例えば、ある色の明度を調整した結果、彩度を色空間内に収めるため、彩度の値を下げるような動作をする場合がある。この動作をユーザーに認識してもらえるようなI/Fの実現ができていなかった。
すなわち、図7(b)に示すように、実際の3次元空間内の動きは、ある色の点S703の明度を上げると、点S704ではなく、点S705となる。これは、色の点の移動範囲を色空間内に収めるためにこのようにしている。
また、表示に係わる表示方法では、編集前後の色域について、例えば色相の変化はカラーサークル上の内側を編集前、外側を編集後としている。また、彩度の変化は1次元の彩度の変化の軸を2つ並べて表示するなどの表示方法を採用し、かつこれらの表示を常時行うようなものが多かった。
しかしながら、このような表示方法を採用した場合、編集前後の色域を同時に表示するための領域を表示装置側に設ける必要がある。また、別々の領域を使って色相、彩度、明度の変化を表示するようにしているために広い表示領域が必要である。さらに、色を構成する要素の変化を一度に確認することができないので、可視性が良くないという問題があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、表示領域を節約できるようにするとともに、色の変化を容易に確認しながら色補正を行うことが可能な色調整装置を提供できるようにすることを目的としている。
本発明の色調整装置は、ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整装置であって、前記調整色データから色テーブルを生成するとともに、前記色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出し、前記調整色データ、及び前記目標色データの3次元空間上の色域を1つの2次元平面に重ねて投影、表示することを特徴とする。
また、本発明の色調整装置の他の特徴とするところは、ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整装置であって、前記調整色データを指定するための調整色データ指定手段と、前記調整色データ指定手段により指定された調整色データから色テーブルを生成する色テーブル生成手段と、前記色テーブル生成手段により生成された色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出する目標色データ算出手段と、前記調整色データが前記調整色データ指定手段により編集されている最中かどうかを判定する調整状態判定手段と、前記調整色データの3次元空間上の色域と、前記目標色データの3次元空間上の色域とを1つの2次元平面に重ねて投影して表示装置に表示する色域表示手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の色調整装置のその他の特徴とするところは、ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整装置であって、前記調整色データを指定するための調整色データ指定手段と、前記調整色データ指定手段により指定された調整色データから色テーブルを生成する色テーブル生成手段と、前記色テーブル生成手段により生成された色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出する目標色データ算出手段と、前記調整色データが前記調整色データ指定手段により編集されている最中かどうかを判定する調整状態判定手段と、前記調整色データの3次元空間上の色域と、前記目標色データの3次元空間上の色域を3次元空間で表示する色域表示手段とを有することを特徴とする。
本発明の色調整方法は、ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整方法であって、前記調整色データから色テーブルを生成するとともに、前記色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出し、前記調整色データ、及び前記目標色データの3次元空間上の色域を1つの2次元平面に重ねて投影、表示することを特徴とする。
また、本発明の色調整方法の他の特徴とするところは、ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整方法であって、前記調整色データを指定するための調整色データ指定工程と、前記調整色データ指定工程において指定された調整色データから色テーブルを生成する色テーブル生成工程と、前記色テーブル生成工程において生成された色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出する目標色データ算出工程と、前記調整色データが前記調整色データ指定工程において編集されている最中かどうかを判定する調整状態判定工程と、前記調整色データの3次元空間上の色域と、前記目標色データの3次元空間上の色域とを1つの2次元平面に重ねて投影して表示装置に表示する色域表示工程とを有することを特徴とする。
また、本発明の色調整方法のその他の特徴とするところは、ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整方法であって、前記調整色データを指定するための調整色データ指定工程と、前記調整色データ指定工程において指定された調整色データから色テーブルを生成する色テーブル生成工程と、前記色テーブル生成工程において生成された色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出する目標色データ算出工程と、前記調整色データが前記調整色データ指定工程において編集されている最中かどうかを判定する調整状態判定工程と、前記調整色データの3次元空間上の色域と、前記目標色データの3次元空間上の色域を3次元空間で表示する色域表示工程とを有することを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整方法であって、前記調整色データから色テーブルを生成するとともに、前記色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出し、前記調整色データ、及び前記目標色データの3次元空間上の色域を1つの2次元平面に重ねて投影、表示することをコンピュータに実行させる特徴とする。
また、本発明のコンピュータプログラムの他の特徴とするところは、ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整方法であって、前記調整色データを指定するための調整色データ指定工程と、前記調整色データ指定工程において指定された調整色データから色テーブルを生成する色テーブル生成工程と、前記色テーブル生成工程において生成された色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出する目標色データ算出工程と、前記調整色データが前記調整色データ指定工程において編集されている最中かどうかを判定する調整状態判定工程と、前記調整色データの3次元空間上の色域と、前記目標色データの3次元空間上の色域とを1つの2次元平面に重ねて投影して表示装置に表示する色域表示工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明のコンピュータプログラムのその他の特徴とするところは、ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整方法であって、前記調整色データを指定するための調整色データ指定工程と、前記調整色データ指定工程において指定された調整色データから色テーブルを生成する色テーブル生成工程と、前記色テーブル生成工程において生成された色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出する目標色データ算出工程と、前記調整色データが前記調整色データ指定工程において編集されている最中かどうかを判定する調整状態判定工程と、前記調整色データの3次元空間上の色域と、前記目標色データの3次元空間上の色域を3次元空間で表示する色域表示工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、色空間に依存した色座標系上において、色補正をする前後の色域の変化を、色相、彩度、明度の色補正パラメーターを補正するための表示領域と同じ領域上に重ねて表示するようにした。これにより、表示領域を節約することができるとともに、色の変化を容易に確認しながら色補正を容易に行うことが可能な色調整装置を提供することができ、色域の変化を一目で分かるようにすることができる。
本発明の第1の実施形態を示し、色調整装置の主要な構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、本実施形態における調整色データを指定する手順を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、本実施形態における調整状態判定部における判定手順を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、調整色データのみを表示装置に表示した場合の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、本実施形態における色域表示部における調整色データと目標色データの色域を重ねて表示装置に表示した場合のユーザーI/Fの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、ユーザーI/Fの3次元表示の一例を示す図である。 従来技術を示し、3次元色空間における処理対象画像の画素を2次元平面に投影した色分布画像を表示する例を示す図である。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態における色調整装置100の主要な構成を示すブロック図である。
図1において、調整色データ指定部102は、ユーザーが調整色データを指定するためのI/Fである。このI/Fにより調整基準色、調整範囲、調整量から構成される調整色データをHSL値で複数指定することが可能である。
また、調整基準色は、調整量の効果がピークとなる色であり、前記調整範囲は前記調整基準色に対する調整が影響する範囲を示す。さらに、調整量は調整基準色をピークとして色の変化量を指定する値であり、調整基準色から離れた色ほど調整量の効果が少なくなる。
調整状態判定部107は、調整色データ指定部102における調整量のI/Fがユーザー操作により変更されている最中かどうかの判定を行い、その判定結果を色域表示部106に伝達する。
本実施形態においては、ユーザーが明示的に前記調整色データの調整量を指定している場合として、以下の例を示す。第1の場合として、調整色データの調整量を操作するインタフェースがスライダーコントロールにより構成されている場合はスライダードラッグ中とする。また、調整色データの調整量を操作するインタフェースがプッシュボタンコントロールにより構成されている場合はボタン押下中において、調整色データがユーザー操作により編集されている最中であると判定する。これ以外は、調整色データがユーザー操作により編集されていないと判定する。
指定された調整色データがシステム制御部101に伝わり、メモリ部103に保持される。その後、色テーブル生成部104に伝わり、色テーブル生成部104において色テーブルが形成される。目標色データ算出部105は、色テーブル生成部104で形成された色テーブルを用いて調整色データを変換し、目標色データを取得する。そして、色域表示部106において、調整状態判定部107からの伝達結果に応じ、調整色データ、目標色データの色域が表示装置120に表示される。
図2は、本実施形態の色調整装置100において行われる、調整色データを指定する手順を示したフローチャートである。
まず、ステップS200において、調整色データ指定部102が操作されて調整基準色がHSL値で指定され、調整したい色を決められると、ステップS201に進む。ステップS201においては、調整が影響される調整色範囲を色相Hの上下限、彩度Sの上下限、明度Lの上下限といった範囲で指定する処理が行われる。次に、ステップS202において、これらに対する調整量が色相H、彩度S、明度L毎に指定する。
次に、ステップS203に進み、ステップS201において指定された値を用いて色テーブル生成部104により色テーブルを生成する。次に、ステップS204に進み、色テーブル生成部104により生成された色テーブルを調整基準色に適用し、目標色データ算出部105が目標色データを算出する。その後、ステップS205において、色域表示部106は調整色データ及び目標色データの色域を表示装置120に表示する。
次に、ステップS206において、調整したい色のすべてについて以上の手順を実行したか否かを判定し、実行していない場合にはステップS200に戻る。またステップS206の判定の結果、実行した場合には調整を終了し、編集作業を終了する。
図3は、本実施形態の色調整装置100における、調整状態判定部107において行われる判定手順、及び色域表示部106における色域表示に関する手順を説明するフローチャートである。
まず、ステップS300において、調整色データについて、調整色データ指定部102の調整量に関するI/Fがユーザーにより操作されているかどうかを判定する。この判定の結果、調整量を操作されていない状態の場合は、ステップS301に進み、調整色データのみを色域表示部106は表示装置120に表示する。また、ステップS300の判定の結果、調整量を操作されている状態の場合は、ステップS302に進み、色域表示部106が調整色データ及び目標色データの両方の色域を表示装置120に同時に表示する。
図4は、本実施形態の色調整装置100において、調整色データのみを表示装置120に表示した場合の表示例を示す図である。
図4(a)においては、現在編集している色が分かるように、HS座標系(S400)及びL座標系(S401)を表示装置120に表示して、色の変化を表現している。
また、これら座標系毎に、調整基準色のHS値(S402)と調整基準色のL値(S403)を表示し、さらに調整範囲のHS値(S404)と調整範囲のL値(S405及びS406)を表示している。
さらに、図4(b)に示すように、調整基準色の色相H、彩度S、明度L毎に調整量を指定することができるように表示している(S407及びS408及びS409)。これらの指定は、図示しないマウス操作やキーボード操作を行って調整色データ指定部102により行うことができる。本実施形態においては、調整色データを構成する調整基準色、調整範囲、及び調整量を指定することが可能である。
図5は、本実施形態の色調整装置100に設けられている色域表示部106の処理により、調整色データと目標色データの色域とを表示装置120に重ねて表示した場合の表示例を示す図である。
まず、色調整の結果を示す3次元空間上の概念図(S500)、及びこれを2次元平面に投影したユーザーI/F(S505)を示す。
次に、3次元空間上の概念図において、調整色データの調整基準色(S503)は、HSの色域(S501)上にある。これに対し、目標色データ(S504)は、HSの色域(S502)上にある。つまり、このケースでは、調整基準色(S503)に対して明度L値を下げるような調整量を適用することで色域が狭くなるため、彩度S値も必然的に下がってしまっている。
この場合、2次元平面に投影したユーザーI/Fは、調整基準色のHS値(S508)は、HSの色域(S506)上に投影され、目標色データのHS値(S509)は、HSの色域(S507)上に投影される。調整基準色のL値(S510)は、目標色データのL値(S511)とともに1次元の座標514上に投影される。さらに、これらの投影における視点(投影方向)を示す表示もされる(S512)。
そして、本実施形態においては、目標色データのHS値、L値、色域の表示、及び視点(投影方向)を示す表示は、調整色データの調整量のスライダー(S513)をドラッグしている最中のみ行うようにしている。これにより、編集前の色域確認のみを行いたい場合には、これらの色域が同時に表示されることがない。したがって、編集前の色域確認のみを行う場合に、可視性が悪くなることを防止することができる。
前述したように、本実施形態においては、色空間に依存したHSL/RGBなどの色座標系上において、色補正する前の色域及び色補正した後の色域、すなわち、2つの色域を1つの2次元平面に重ねて投影、表示するようにした。また、重ねて投影する場合、色域の広い方を下側に、色域の狭い方を上側に重ねて表示することにより、色域の変化を一目で分かるようにすることができる。
(第2の実施形態)
本実施形態における、色域表示部106の処理の変形例について、3次元表示のユーザーI/Fの表示例を説明する。
図6は、色調整装置100上の表示装置120の表示例について、色調整の結果を示す3次元空間上のユーザーI/F(S600)を示している。調整色データの調整基準色(S603)は、HSの色域(S601)上にある。これに対し、目標色データ(S604)は、HSの色域(S602)上にある。なお、この3次元空間上のユーザーI/Fの表示は、調整色データの調整量のスライダーをドラッグしている最中のみ行うように構成されている。
したがって、本実施形態においても、色調整装置100は、HSL、RGBなどの3次元の色空間における色域を2次元平面に投影した表示領域上で、ユーザー操作により、調整対象となる任意の色を選択することができる。
また、ユーザー操作により、選択された色に対して、色相、彩度、明度などの色補正パラメーターを任意に編集することができる。さらに、選択された色に対して、色相、彩度、明度などの色補正パラメーターをユーザー操作により編集されている最中にのみ、編集された後の色の色域を前述の2次元平面に重ねて投影するようにした。これにより、色域の変化を一目で分かるようにすることができる。
(本発明に係る他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における色調整装置を構成する各手段は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した色調整方法における各工程を実行するソフトウェアのプログラム(実施形態では図2、図3に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては種々の記録媒体を使用することができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行うことによっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
100 色調整装置
101 システム制御部
102 調整色データ指定部
103 メモリ部
104 色テーブル生成部
105 目標色データ算出部
106 色域表示部
107 調整状態判定部
120 表示装置

Claims (19)

  1. ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整装置であって、
    前記調整色データから色テーブルを生成するとともに、前記色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出し、前記調整色データ、及び前記目標色データの3次元空間上の色域を1つの2次元平面に重ねて投影、表示することを特徴とする色調整装置。
  2. ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整装置であって、
    前記調整色データを指定するための調整色データ指定手段と、
    前記調整色データ指定手段により指定された調整色データから色テーブルを生成する色テーブル生成手段と、
    前記色テーブル生成手段により生成された色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出する目標色データ算出手段と、
    前記調整色データが前記調整色データ指定手段により編集されている最中かどうかを判定する調整状態判定手段と、
    前記調整色データの3次元空間上の色域と、前記目標色データの3次元空間上の色域とを1つの2次元平面に重ねて投影して表示装置に表示する色域表示手段とを有することを特徴とする色調整装置。
  3. 前記調整色データは、HSL、RGBを含む色空間に依存した色座標系で表現されることを特徴とする請求項1または2に記載の色調整装置。
  4. 前記調整色データは、調整基準色、調整範囲、調整量から構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の色調整装置。
  5. 前記調整基準色は調整量の効果がピークとなる色であり、前記調整範囲は前記調整基準色に対する調整が影響する範囲を示し、前記調整量は前記調整基準色をピークとして色の変化量を指定する値であり、前記調整基準色から離れた色ほど調整量の効果が少なくなることを特徴とする請求項4に記載の色調整装置。
  6. 前記調整状態判定手段は、ユーザーが明示的に前記調整色データの調整量を指定している場合として、前記調整色データの調整量を操作するインタフェースがスライダーコントロールにより構成されている場合はスライダードラッグ中、或いはプッシュボタンコントロールにより構成されている場合はボタン押下中において、調整色データがユーザー操作により編集されている最中であると判定し、これ以外は、調整色データがユーザー操作により編集されていないと判定することを特徴とする請求項2に記載の色調整装置。
  7. 前記色域表示手段は、前記調整色データ、及び前記目標色データの調整基準色の色相、彩度、明度を1つの2次元平面に投影して表示装置に表示することを特徴とする請求項2に記載の色調整装置。
  8. 前記色域表示手段は、前記調整状態判定手段により、前記調整色データの調整量がユーザー操作により変更されていると判定された場合には、前記調整色データ、及び前記目標色データの色域を重ねて1つの2次元平面に投影して表示し、
    前記調整状態判定手段により、前記調整色データの調整量がユーザー操作により変更されていないと判定された場合には、前記調整色データの色域のみを1つの2次元平面に投影して表示することを特徴とする請求項2に記載の色調整装置。
  9. 前記色域表示手段は、前記調整色データ、及び前記目標色データの色域を2次元平面に重ねて投影する場合、色域の広い方を下側に、色域の狭い方を上側に重ねて表示することを特徴とする請求項2に記載の色調整装置。
  10. 前記色域表示手段は、前記調整色データ、及び前記目標色データの色域が2次元平面に重ねて投影、表示されている場合には、視点を示す投影の方向も併せて表示することを特徴とする請求項2に記載の色調整装置。
  11. ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整装置であって、
    前記調整色データを指定するための調整色データ指定手段と、
    前記調整色データ指定手段により指定された調整色データから色テーブルを生成する色テーブル生成手段と、
    前記色テーブル生成手段により生成された色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出する目標色データ算出手段と、
    前記調整色データが前記調整色データ指定手段により編集されている最中かどうかを判定する調整状態判定手段と、
    前記調整色データの3次元空間上の色域と、前記目標色データの3次元空間上の色域を3次元空間で表示する色域表示手段とを有することを特徴とする色調整装置。
  12. 前記色域表示手段は、前記調整状態判定手段により、前記調整色データの調整量がユーザー操作により変更されていると判定された場合、前記調整色データ、及び前記目標色データの色域を前記3次元空間で表示し、
    前記調整状態判定手段により、前記調整色データの調整量がユーザー操作により変更されていないと判定された場合、前記調整色データの色域のみを1つの2次元平面に投影して表示をすることを特徴とする請求項11に記載の色調整装置。
  13. ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整方法であって、
    前記調整色データから色テーブルを生成するとともに、前記色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出し、前記調整色データ、及び前記目標色データの3次元空間上の色域を1つの2次元平面に重ねて投影、表示することを特徴とする色調整方法。
  14. ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整方法であって、
    前記調整色データを指定するための調整色データ指定工程と、
    前記調整色データ指定工程において指定された調整色データから色テーブルを生成する色テーブル生成工程と、
    前記色テーブル生成工程において生成された色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出する目標色データ算出工程と、
    前記調整色データが前記調整色データ指定工程において編集されている最中かどうかを判定する調整状態判定工程と、
    前記調整色データの3次元空間上の色域と、前記目標色データの3次元空間上の色域とを1つの2次元平面に重ねて投影して表示装置に表示する色域表示工程とを有することを特徴とする色調整方法。
  15. ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整方法であって、
    前記調整色データを指定するための調整色データ指定工程と、
    前記調整色データ指定工程において指定された調整色データから色テーブルを生成する色テーブル生成工程と、
    前記色テーブル生成工程において生成された色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出する目標色データ算出工程と、
    前記調整色データが前記調整色データ指定工程において編集されている最中かどうかを判定する調整状態判定工程と、
    前記調整色データの3次元空間上の色域と、前記目標色データの3次元空間上の色域を3次元空間で表示する色域表示工程とを有することを特徴とする色調整方法。
  16. ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記調整色データから色テーブルを生成するとともに、前記色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出し、前記調整色データ、及び前記目標色データの3次元空間上の色域を1つの2次元平面に重ねて投影、表示することをコンピュータに実行させる特徴とするコンピュータプログラム。
  17. ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記調整色データを指定するための調整色データ指定工程と、
    前記調整色データ指定工程において指定された調整色データから色テーブルを生成する色テーブル生成工程と、
    前記色テーブル生成工程において生成された色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出する目標色データ算出工程と、
    前記調整色データが前記調整色データ指定工程において編集されている最中かどうかを判定する調整状態判定工程と、
    前記調整色データの3次元空間上の色域と、前記目標色データの3次元空間上の色域とを1つの2次元平面に重ねて投影して表示装置に表示する色域表示工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  18. ユーザー操作により指定された調整色データから色テーブルを生成して色調整を行う色調整方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記調整色データを指定するための調整色データ指定工程と、
    前記調整色データ指定工程において指定された調整色データから色テーブルを生成する色テーブル生成工程と、
    前記色テーブル生成工程において生成された色テーブルを前記調整色データに適用して目標色データを算出する目標色データ算出工程と、
    前記調整色データが前記調整色データ指定工程において編集されている最中かどうかを判定する調整状態判定工程と、
    前記調整色データの3次元空間上の色域と、前記目標色データの3次元空間上の色域を3次元空間で表示する色域表示工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  19. 請求項16〜18の何れか1項に記載のコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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