JP2006303785A - 画像処理装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 色再現を管理するための画像処理装置および方法に関し、振動の発生を抑えかつ色再現の精度を向上させる。
【解決手段】 RGB値をCMYK値に変換して、次元を1つ付加する。そして、このCMYK値に対して、非線型変換として行列を用いた2次変換を施し、CMYKの各成分に対して独立にγ変換を施し、その後、このCMYK値をRGB値に変換する。この際、RGB値の再現目標をL*a*bで与えて変換係数を算出する。RGB→L*a*bの再現目標からCMYKの再現目標を生成し、CMYK→L*a*bの再現目標に最も近づくように自動算出される。
【選択図】 図1
【解決手段】 RGB値をCMYK値に変換して、次元を1つ付加する。そして、このCMYK値に対して、非線型変換として行列を用いた2次変換を施し、CMYKの各成分に対して独立にγ変換を施し、その後、このCMYK値をRGB値に変換する。この際、RGB値の再現目標をL*a*bで与えて変換係数を算出する。RGB→L*a*bの再現目標からCMYKの再現目標を生成し、CMYK→L*a*bの再現目標に最も近づくように自動算出される。
【選択図】 図1
Description
本発明は画像処理装置および方法に関し、特に詳細には、色再現を管理するための画像処理装置および方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータ/ワークステーションの普及に伴い、これらを用いたDTP(デスクトップ・パブリッシング)やCAD(コンピュータ・エイディッド・デザイン)によるカラードキュメント作成が広く一般に用いられるようになってきた。このような中、種々のカラープリンタが混在する中でカラー印刷の色再現を常時一定に保つため、精度の高い色再現管理技術、すなわち印字デバイスの如何に依らない安定した一定の色再現、ならびに印字デバイスの経時変化あるいは環境変動に依らない安定した色再現を実現する色再現管理技術が求められている。
印字デバイスでは、印刷機器、色材、印刷する紙種等の特性が各々異なり、これに起因して色再現特性が変化する。例えば、色材や紙種に依って色再現特性が変化することは、それ自体が色再現に直接影響を与えるものであることから明らかである。また、印刷機器が同じ機種であっても、色材の紙への塗布量の相違、機械精度によるCMYK版の微妙なずれ等に起因し、色再現の相違が発生する。また、同一の機体を用いていても、印字デバイスの経時変化により色再現特性が変化していき、温度や湿度と言った環境に依っても色材の紙への塗布量が変動するため、やはり色再現特性が変化する。
このような変動を抑え色再現を一定に保つために、業務用カラープリンタでは、印字デバイス間での色再現管理として一般にCMS(カラーマネージメントシステム)を用いている。あるいは、経時変化や環境変動に対する色再現管理として、キャリブレーションを用い、少なくとも色材の塗布量が一定となるよう管理を行っている。しかしながら、キャリブレーション技術の多くはCMYK1次色を補償するものであり、2次色や3次色といった中間色の色再現の補償は対象外である。このため、経時変化や環境変動に対し、色再現を大まかには保つことが出来るものの、その効果は当然ながら限定的である。
そこで、従来の色再現管理方法であるICCプロファイルを用いたCMSに依れば、デスティネーションプロファイルを管理することで、印字デバイス間での色再現管理、あるいは経時変化や環境変動に対する色再現管理が可能となる(特許文献1)。
また、特許文献2は、別の色再現管理方法として、所望の色再現を実現する色変換を自動生成し、その色変換を通して画像出力を行うことで色再現管理を実現している。
これらの技術に依れば、いずれも色再現管理を色変換をもって実現しているが、その色変換は一般に高次関数を用いて実現している。このため、色再現の管理精度の向上あるいは拘束条件数の向上を図る際には、高次関数の次数を上げて対応せねばならず、これに起因する不必要な振動等が発生し、高次関数の次数向上により得られる効果よりも、発生する障害の方が問題となってしまう場合がある。
そこで、特許文献3は、さらに別の色再現管理方法により、この問題を解決している。この技術に依れば、3次元の色信号値を変換する際、1度、4次元信号に変換して4次元信号上で補正を行い、元の3次元の色信号に変換する。これにより、不必要な振動を発生させること無く色再現の管理精度を向上させることが出来る。また、様々な拘束条件を実現できる。さらにこの技術に依れば、色再現の目標を与えることで、補正変換の変換係数もしくはパラメータを生成することができる。
ところが、上述の特許文献3の技術に依れば、時としてcmyk空間を経由するRGBからRGBへの変換にて急峻に変化してしまう場合がある。このような急峻な変化は、階調飛びや擬似輪郭の発生といった画像障害を発生せしめる。そこで、このようなことが無い様に変換係数もしくはパラメータを定める必要がある。
このような問題の原因は、特許文献3の技術では、例えばcmyk色空間を経たRGBからRGBへの変換を生成する際、RGB空間上で与える標本が、図14(a)、図14(b)に示すようにcmyk色空間上では疎に分布すること起因する。そこで、このような疎な標本の分布を回避することが課題となる。なお、上記分布の問題点に関しては、実施形態中の説明にて明らかにする。
本発明の目的は、上記の課題を解決することのできる画像処理装置および方法を提供することである。
以上のような課題を解決するため、本発明装置は、デバイス依存の第1の表色系の第1の色信号値を、該信号値より高次数のデバイス依存の第2の表色系の第2の色信号値に、変換特性算出手段が算出した変換特性に従って変換する変換手段と、該変換された色信号値に色補正処理する色補正手段と、該色補正された色信号値を前記変換特性に従って第1の表色系の色信号値に変換する逆変換手段とを備えた画像処理装置であって、前記変換特性算出手段は、前記第1の色信号値の再現色をデバイスに依存しない第3の表色系で設定する目標設定手段と、設定された該色再現目標から、前記第2の色信号値の再現色を第3の表色系で生成する目標生成手段と、前記第2の色信号値の再現色を第3の表色系で推定する推定手段と、前記色補正処理の結果の再現色を第3の表色系で推定し、該推定値が目標値に近くなるよう前記変換特性を算出する算出手段とを有する。
以上のような課題を解決するため、本発明方法は、デバイス依存の第1の表色系の第1の色信号値を、該信号値より高次数のデバイス依存の第2の表色系の第2の色信号値に、変換特性算出ステップにおいて算出した変換特性に従って変換する変換ステップと、該変換された色信号値に色補正処理する色補正ステップと、該色補正された色信号値を前記変換特性に従って第1の表色系の色信号値に変換する逆変換ステップとを備えた画像処理方法であって、前記変換特性算出ステップは、前記第1の色信号値の再現色をデバイスに依存しない第3の表色系で設定する目標設定ステップと、設定された該色再現目標から、前記第2の色信号値の再現色を第3の表色系で生成する目標生成ステップと、前記第2の色信号値の再現色を第3の表色系で推定する推定ステップと、前記色補正処理の結果の再現色を第3の表色系で推定し、該推定値が目標値に近くなるよう前記変換特性を算出する算出ステップとを有する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態としての画像処理装置を示すブロック図である。上記構成において、101はCPU、102はメインメモリ、103はSCSIインタフェース、104はネットワークインタフェース、105はHDD、106はグラフィックアクセラレータ、107はカラーモニタ、108はUSBコントローラ、109はカラープリンタ、110はキーボード/マウスコントローラ、111はキーボード、112はマウス、113はローカルエリアネットワーク、114はPCIバスである。
図1は本発明の第1の実施形態としての画像処理装置を示すブロック図である。上記構成において、101はCPU、102はメインメモリ、103はSCSIインタフェース、104はネットワークインタフェース、105はHDD、106はグラフィックアクセラレータ、107はカラーモニタ、108はUSBコントローラ、109はカラープリンタ、110はキーボード/マウスコントローラ、111はキーボード、112はマウス、113はローカルエリアネットワーク、114はPCIバスである。
上記構成における、デジタル画像のプリンタ出力動作について述べる。まず、HDD105に格納されている画像アプリケーションが、ユーザの指示を受けたOSプログラムに基づき、CPU101にて起動される。続いてユーザの指示による画像アプリケーション内の処理にしたがって、HDD105に格納されているデジタル画像データが、CPU101からの指令に基づきSCSII/F103を介してPCIバス114経由によりメインメモリ102に転送される。あるいは、LANに接続されているサーバに格納されている画像データあるいはインターネット上のデジタル画像データが、CPU101からの指令によりネットワークI/F104を介してPCIバス114経由によりメインメモリ102に転送される。以下、メインメモリ102に保持されているデジタル画像データは、RGB各色信号が符号無し8bitで表現される画像データであるものとして実施形態を説明する。メインメモリ102に保持されているデジタル画像データは、CPU101からの指令によりPCIバス114経由によってグラフィックアクセラレータ106に転送され、グラフィックアクセラレータ106はデジタル画像データをD/A変換した後ディスプレイケーブルを通じてカラーモニタ107に送信する。これにより、カラーモニタ107上に画像が表示される。ここで、ユーザがメインメモリ102に保持されているデジタル画像をプリンタ109から出力するよう画像アプリケーションに指令すると、画像アプリケーションはデジタル画像データをプリンタドライバに転送する。CPU101は、プリンタドライバの後述の処理フローチャートに基づき、デジタル画像データをCMYKデジタル画像データに変換し、USBコントローラ108を介して上記CMYK画像データをプリンタ109へ送信する。以上一連の動作の結果として、プリンタ109よりCMYK画像が印字される。
以下では、上記構成におけるプリンタドライバ動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。本実施形態におけるプリンタドライバは、ユーザの好みに応じて色を変換するための色補正LUTを用いた色変換、所望の色再現を得るためにRGB値を修正するための色補正変換、RGB色信号をCMYK色信号に変換するための色変換LUTを用いた変換、以上の3つの色変換を用いてRGB24bit画像データをCMYK32bit画像データに変換する。
まず、ステップ201では、メインメモリ102に保持されているRGB24bit画像データ(各色信号が符号無し8bitの画像データ)へのポインタを取得すると共にCMYK変換後の画像データを保持するためのメモリ領域を確保し、同時に他の初期化動作を行う。
次にステップ202では、色補正で用いるパラメータを、HDD105より取得する。色補正パラメータと色補正変換の詳細に関しては、ステップ205の説明にて述べる。
ステップ203では、ラスタスキャンの順に従って、メインメモリ102内のRGB24bit画像データから画素値であるRGB値を1つ取得する。
ステップ204では、色補正LUTを用いての四面体補間演算により、RGB24bit→RGB24bit変換を施す。色補正LUTはRGB色空間での格子点の色座標データと、上記格子点が再現するRGB色空間の座標値との対応を記した、図4の様なデータ構造で構成される。データ構造の先頭には、R/G/B値のステップが記述され、この後に、各格子点に対応するRGB色座標が、R、G、Bの順でネストされて記述される。このデータ構造をRGB色空間で模式的に表すと、図3の様に表される。また四面体補間は、隣接する8つの格子点で囲まれる6面体領域を図5の模式図に示す様な6つに分割された四面体領域に分割し、各領域毎に補間演算を行う。
ステップ205では、ステップ205では、次元変換と非線形変換とγ変換とを組み合わせ、次の式(1)、(2)、(3)、及び(4)、すなわち、
に基き色補正変換を行う。すなわち、まず、100×ucr%のUCR量を用いて、RGB値をcmyk値に変換して次元を1つ付加する。続いて式(2)にて、cmyk値に対して非線型変換として行列を用いた2次変換を施し、その後、式(3)にてcmykの各成分に対して独立にγ変換を施した後、式(4)にて先と同一のUCR量を用いてcmyk値をRGB値に変換する。
ここで、式(1)の行列要素mij、式(2)のγ変換係数γiが色補正パラメータである。演算は浮動小数点演算で実施されるが、上式による変換が終わった後は、各色信号が符号無し8bitデータへと丸められる。また、この際255を超える値は255、0を下回る値は0へとクリップされる。また、ここで式(1)で用いたucrの値を、以下ではucr_orgとして扱う。
ステップ206では、色変換LUTに従った四面体補間により、RGB24bitデータをCMYK32bit画像データ(CMYKの各色信号が符号無し8bitの画像データ)に変換する。ここで、以下の説明ではこの変換前のRGB色空間を、特にPrivateRGBと呼ぶ。つまり、ステップ204でのRGB24bit→RGB24bit変換以降ステップ205での色補正演算は、PrivateRGB上の演算である。
ステップ207では、このCMYK32bit値を画素位置に従ったしかるべきメモリアドレスに書き込む。
ステップ208では、必要な画素全てに対し変換を施したかどうかを判断し、施していればステップ209へ、施していなければステップ203へジャンプする。
ステップ209では、メインメモリに格納されたCMYK32bit画像データを、USBコントローラ108を介してプリンタ109へ送信し、ステップ210で動作を終了する。
以下では図1の構成における、色補正パラメータ作成アプリケーションを用いたパラメータ作成動作について説明する。
最初、HDD105に格納されている色補正パラメータ作成アプリケーションが、ユーザの指示を受けたOSプログラムに基づき、CPU101にて起動される。色補正パラメータ作成アプリケーションが起動されると、図6に示すダイアログウィンドウが表示される。ダイアログ並びにアプリケーションの動作フローについては後で詳しく説明するが、ユーザは図6のウィンドウを用いて、PrivateRGB値(ステップ206の説明参照)と、そのRGB値が再現すべき色のL*a*b*値とについて確認ならびに指定する。ここで、PrivateRGB値と、このRGB値で画像出力した際の色再現目標たるL*a*b*値との対応セット(以下、目標色再現情報と呼ぶ)に問題ないとユーザが判断したユーザがパラメータ作成ボタン604を押下することで、色補正パラメータが生成され、HDD105に保存される。
以下では、図6のダイアログウィンドウについて説明する。601は目標色再現情報をリスト表示するウィンドウであり、ウィンドウ内の左側に対象となっている色のPrivateRGB値が、右側に画像出力した際の色再現目標たるL*a*b*値が表示される。また、選択されている目標色再現情報が反転表示される。602はスライダバーであり、このバーを制御することで表示されている目標色再現情報をスクロールならびに選択する。
再現色指定ボタン603を押下すると図7の設定ダイアログが表示され、この図7のダイアログから、ユーザは目標色再現情報を設定する。604はパラメータ作成ボタンであり、このボタンを押下すると、色補正パラメータ作成アプリケーションは色補正パラメータを作成し、HDD105に保存する。終了ボタン605を押下すると色補正パラメータ作成アプリケーションを終了する。
以下では、色補正パラメータ作成アプリケーション動作について、図8の状態図を用いて説明する。
ステート801では、目標色再現情報の初期設定値を読み込むといった初期化動作を行う。
次にステート802では、図6のウィンドウでのユーザ操作判断待ち状態となる。ここで、スライダバー602が操作されるとステート803へ移行し、再現色指定ボタン603が押下されるとステート804へ移行し、パラメータ作成ボタン604が押下されるとステート805へ移行し、終了ボタン605が押下されるとステート806へ移行する。
ステート803では、スライダバー602の制御量に応じて、目標色再現情報のウィンドウ601への表示をスクロールすると共に、選択されている目標色再現情報を変更する。
ステート804では、図7のダイアログを表示して、目標色再現情報の編集状態に入る。ここで、エディットボックス701で、編集対象となっている色のPrivateRGB値を変更し、エディットボックス702で色再現目標たるL*a*b*値を編集する。また、エディットボックス703では、編集対象となっている色の重要度を正数で設定する。この値は、後述の評価値算出処理のステップ1008にて、評価値算出の際の重みとして用いる。
修正ボタン704を押下すると現在選択されている目標色再現情報に上書きし、追加ボタン705を押下すると新たな目標色再現情報として追加する。削除ボタン706を押下すると現在選択されている目標色再現情報を削除する。また、これらのボタン704、705、706を押下すると、それぞれの動作を行った後に目標色再現情報に記憶し、図6のダイアログをクローズする。
ステート805では、次に説明する図9のフローチャートに従って色補正パラメータを作成し他の後にHDD105に保存する。
ステート805では、メモリ開放などの終了動作を行った後、色補正パラメータ作成アプリケーション動作を終了する。
以下では、ステート805における色補正パラメータ作成処理ついて、図9のフローチャートを用いて説明する。
ステップ901では、色補正パラメータ(上式の行列要素mij、γ変換係数γi)の初期設定やメモリ領域の確保といった初期化を行う。
ステップ902では、RGB上で与えられた目標色再現から、次の様にcmyk上における目標色再現を生成する。
RGB上で与えられた目標色再現における一対のPrivateRGB値とL*a*b*値との組み合わせに於いて、式(1)において、ucrを0.125から0.125きざみで(UCR量として12.5%から12.5%きざみで)8段階に1まで変化させると共にステップ205の色補正変換で用いたucr_orgを用いてPrivateRGB値よりCMYK値を発生させ、それぞれのcmyk値に対する目標色を先のL*a*b*値とする。これを全ての組に対して行うことで、cmyk上の目標色再現を生成する。例えば、PrivateRGB上でN標本の目標色再現が指定されていた場合には、9Nの標本が生成される。但し、ucr_orgが0.125×mで与えられるような場合には、標本数は8Nとなる。
ここで、特許文献3の技術による色補正パラメータの生成手段によれば、k=0の超平面上において図14(a)のようにcmy空間上にて目標色再現情報の標本が分布し、さらに例えばk=64の超平面上において図14(b)のようにcmy空間上にて目標色再現情報の標本が分布する。ここで図14(a),(b)の模式図に於いて、空間内に表された3つの平面が、標本が分布し得る範囲である。このように標本の分布がcmy空間上において疎となるため、標本から離れた点は評価されず、ほぼ自由に値を取り得る状況となる。このため、標本が存在する超平面上からcmyk値が離れると、超平面からの距離に鋭敏に反応するような変換となる変換係数が生成されてしまう場合が発生する。これが、発明が解決しようとする課題である、変換における急峻な変化となるのである。
しかしながら、以上ステップ902の操作により、従来は図14(b)の様に4次元空間上に疎に分布していた標本が、図15の様に4次元空間上で比較的密に分布する。ここで図15はk=64の超平面上に位置するcmy空間上にて目標色再現情報が分布する領域を表した模式図であり、各平面が標本が分布し得る領域を表す。より詳しくは、ucrを0.5、0.625、0.75と置いた場合の目標色再現情報が分布する領域を表した模式図であり、本実施形態における実際の目標色再現情報の分布に於いては、さらに多くの平面状に目標色再現情報が分布する。
ステップ903では、次に現在の色補正パラメータに対する評価値sumを算出する。評価値sumの算出に関しては、この後で図10のフローチャートを用いて説明する。
ステップ904では、算出した評価値sumが所定値以下かどうかを判断し、所定値以下であればステップ907へ、所定値より大きければステップ905へジャンプする。
ステップ905では、ステップ906からステップ906のループ演算を回った回数を取得し、この回数が所定回数よりも多ければステップ907へ、そうでなければステップ906へジャンプする。
ステップ906では、後述のアルゴリズムに基づいて、色補正パラメータを更新する。
ステップ907では、現在の色補正パラメータをメモリに記憶して、色補正パラメータ作成処理を終了する。
以下では、ステップ903で用いた評価値算出処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。このフローでは、cmyk上で定められるi番目の色再現目標色に対する評価値fiと、fiの総和による評価値sumと算出する。この処理は後述の色補正パラメータ更新でも用いる。
ステップ1001では、まず評価すべき色補正パラメータを取得し、設定する。
ステップ1002では、初期化動作としてループ回数を示す変数であるiを1に設定する。また、ステップ1006での色推定に必要な色推定用LUTを読み込む。この色推定用LUTは図12の様なデータ構造で構成され、このデータ構造をRGB色空間で模式的に表すと、図11の様に表される。この構成はステップ204の説明で述べた、図3aならびに図3bのデータ構造と全く同じ形式であるため、詳細に関しては割愛する。なお、このLUTは、PrivateRGB値の色を実際に画像出力したものをL*a*b*表色系で測定したものであり、予め準備してある。
ステップ1003では、cmyk値と、このcmyk値の色再現目標たるL*a*b*値との対応セットであるところのi番目の目標色再現情報を、メモリから読み込む。
ステップ1004では、メモリから読み込んだ目標色再現情報より、cmyk値CorgとL*a*b*値Drepとの対応関係を一対取得する。また、当該色に対する重みwも同時に取得する。
ステップ1005では、式(2),(3)を用い、次元の付加によるcmyk値への変換を通して、cmyk値Corgをcmyk値Ccmpへ変換する。
ステップ1006では、cmyk値Ccmpより、対応するucr値と式(4)を用いてPrivateRGB値を算出し、さらにステップ1002で読み込んだ色推定用LUTを用いてL*a*b*値Dcalを推定する。推定演算には四面体補間を用い、図4の模式図に示す様な6分割された四面体領域毎に補間演算を行う。
ステップ1008では、目標色再現値であるL*a*b*値Drepと、推定したL*a*b*値Dcalとの色差をCIEΔE94で算出し、重みwを乗算して評価値fiとする。
ステップ1009では、目標色再現情報内の全てのcmyk値CorgとL*a*b*値Drepとの対応関係についてステップ1004から1008までの演算を施したかどうかを判断し、施したのであればステップ1010へ、施したのでなければループ回数を示す変数iに1を加算した後、ステップ1004へジャンプする。
ステップ1010では、評価値算出処理の終了動作を行う。
以下では、ステップ905の色補正パラメータ更新処理について図13のフローチャートを用いて説明する。図13のフローチャートは、評価値sumを逐次に減少させるため、D.L.S.法(減衰最小自乗法)に基づく色補正パラメータ更新を行うものである。
ここで以下の説明では、行列要素mijとγ変換係数γiと一列に並べてベクトルxとして扱い、色補正パラメータの各要素をあらためてベクトル要素xk(l=0〜l)で表す。また、色補正パラメータkl番目のパラメータxkの更新すべき変化量をΔxkとする。
ステップ1201では、更新すべき色補正パラメータ、これに基づく目標色再現情報全ての評価値、評価値空間と列ベクトルxのgradientを計算する際に必要な微小変動幅、ダンピングファクタ(ρ)を取得し、設定する。ダンピングファクタは次に示す式(5)にて定義されるものとする。
また微小変動幅の詳細に関しては、ステップ1206の説明にて述べる。
ステップ1202では、更新すべき色補正パラメータの各要素を次に示す式(6)によってベクトル要素xiに変換する。
このときの列ベクトルxをベクトルの初期値とする。また初期化動作としてループ回数を示す変数であるsを1に設定する。
ステップ1203では、列ベクトルxの第l番目のパラメータxlをステップ1201にて設定した微小変動幅だけ加算し、変化させる。
ステップ1204では、ステップ1203にて変更した列ベクトルxに基づき、図10のフローチャートで説明した処理を用いて、評価値を算出する。
ステップ1205では、ステップ1203にて変更した列ベクトルxをベクトルの初期値へ復元する。
ステップ1206では、ステップ1202にて設定した目標色再現情報全ての初期評価値とステップ1204にて算出した変動後評価値、ステップ1201にて設定した変動幅を用い、次に示す式(7)から評価値空間と列ベクトルxのgradientを計算する。
gradientは目標色再現情報n(n=0〜p)に対して算出し、aknとしてメモリに格納する。ここで微小変動幅は偏微分における変数の差分に相当する。
ステップ1207では、ステップ1203からステップ1206までの操作を列ベクトルxの全てのパラメータに対して施したかを判断し、施したのであればステップ1208へ、施したのでなければ、ループ回数を示す変数iに1を加算した後、ステップ1203へジャンプする。
ステップ1208では、ステップ1201にて設定したダンピングファクタとステップおよび初期評価値、ステップ1206にて算出したgradientからD.L.S.法を適用し、次に示す式(8)から列ベクトルxのパラメータであるxiの変動量Δxiを算出する。
ステップ1209では、式(9)、(10)から色補正パラメータを更新する。
ステップ1210では、色処理パラメータ更新処理の終了動作を行う。
なお、本実施形態ではRGB色信号をCMYK色信号に変換して色補正を行ったが、RGBW信号に変換しても同様の効果を得ることができる。さらには、色補正すべき信号がCMY色信号であった場合にも、CMYK色信号もしくはRGBW信号に変換して同様の処理を行うことが可能である。
(他の実施形態)
<色補正変換の近似演算>
上記実施形態ではステップ205での色補正変換として2次非線形変換ならびにγ変換を用いた。しかしながら、演算時間の短縮のため、色補正変換にLUTを用いた近似演算を用いることも可能である。
<色補正変換の近似演算>
上記実施形態ではステップ205での色補正変換として2次非線形変換ならびにγ変換を用いた。しかしながら、演算時間の短縮のため、色補正変換にLUTを用いた近似演算を用いることも可能である。
<色補正変換の他の変換への重畳>
上記実施形態では図2のフローチャートにおける一連の色処理を多段に分割して実現したたが、特許文献3のように色補正変換を他の変換へ重畳することも可能である。
上記実施形態では図2のフローチャートにおける一連の色処理を多段に分割して実現したたが、特許文献3のように色補正変換を他の変換へ重畳することも可能である。
<色補正変換種類>
上記実施形態では色補正変換として2次非線形変換を用いたが,3次以上の高次非線形変換を用いることも可能である。また、線形変換を用いることも可能であるし、γ変換、対数変換を組み合わせて用いることも可能である。
上記実施形態では色補正変換として2次非線形変換を用いたが,3次以上の高次非線形変換を用いることも可能である。また、線形変換を用いることも可能であるし、γ変換、対数変換を組み合わせて用いることも可能である。
<色補正変換の次元>
上記実施形態では3次元信号を4次元信号に変換して色補正変換を行った。しかしながら、他の場合として、例えば色相毎に精度向上を図るためRGBCMY信号の様な6次元信号に変換して色補正変換を行うことも可能である。さらには、CMYK信号やRGBW信号の様な4次以上の色信号に対しても、次元を変換して色補正変換を行うことが可能である。
上記実施形態では3次元信号を4次元信号に変換して色補正変換を行った。しかしながら、他の場合として、例えば色相毎に精度向上を図るためRGBCMY信号の様な6次元信号に変換して色補正変換を行うことも可能である。さらには、CMYK信号やRGBW信号の様な4次以上の色信号に対しても、次元を変換して色補正変換を行うことが可能である。
<パラメータの更新>
色補正パラメータの更新はD.L.S.法を適用いているが、直交化法、準ニュートン法等のその他最適化手法を適用することが可能である。
色補正パラメータの更新はD.L.S.法を適用いているが、直交化法、準ニュートン法等のその他最適化手法を適用することが可能である。
(その他)
なお、本発明は、前述した各実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
なお、本発明は、前述した各実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体からそのプログラムをパソコン通信など通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
(効果)
以上、本実施形態の説明から明らかなように、3次元の色信号値を変換する際に1度4次元信号に変換して4次元信号上で補正を行った後に元の3次元の色信号に変換する一連の処理に於いて変換係数もしくはパラメータを生成する際、生成した変換係数もしくはパラメータによる一連の変換において急峻な変化が現れるのを防ぎ、ひいては階調飛びや擬似輪郭の発生といった画像障害を防ぐことができる。
以上、本実施形態の説明から明らかなように、3次元の色信号値を変換する際に1度4次元信号に変換して4次元信号上で補正を行った後に元の3次元の色信号に変換する一連の処理に於いて変換係数もしくはパラメータを生成する際、生成した変換係数もしくはパラメータによる一連の変換において急峻な変化が現れるのを防ぎ、ひいては階調飛びや擬似輪郭の発生といった画像障害を防ぐことができる。
101 CPU
102 メインメモリ
103 SCSI I/F
104 ネットワーク I/F
105 HDD
106 グラフィックアクセラレータ
107 カラーモニタ
108 USBコントローラ
109 カラープリンタ
110 キーボード/マウスコントローラ
111 キーボード
112 マウス
113 LAN
114 PCIバス
102 メインメモリ
103 SCSI I/F
104 ネットワーク I/F
105 HDD
106 グラフィックアクセラレータ
107 カラーモニタ
108 USBコントローラ
109 カラープリンタ
110 キーボード/マウスコントローラ
111 キーボード
112 マウス
113 LAN
114 PCIバス
Claims (14)
- デバイス依存の第1の表色系の第1の色信号値を、該信号値より高次数のデバイス依存の第2の表色系の第2の色信号値に、変換特性算出手段が算出した変換特性に従って変換する変換手段と、該変換された色信号値に色補正処理する色補正手段と、該色補正された色信号値を前記変換特性に従って第1の表色系の色信号値に変換する逆変換手段とを備えた画像処理装置であって、
前記変換特性算出手段は、
前記第1の色信号値の再現色をデバイスに依存しない第3の表色系で設定する目標設定手段と、
設定された該色再現目標から、前記第2の色信号値の再現色を第3の表色系で生成する目標生成手段と、
前記第2の色信号値の再現色を第3の表色系で推定する推定手段と、
前記色補正処理の結果の再現色を第3の表色系で推定し、該推定値が目標値に近くなるよう前記変換特性を算出する算出手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1の装置において、
前記算出手段が、前記目標生成手段により生成された再現色の複数色の夫々につき、第3の表色系での推定色と目標色との差分を評価値として算出し、該評価値の総和が減ずるよう前記変換特性を更新していくことで、前記変換特性を算出する画像処理装置。 - 請求項1または2の装置において、
前記逆変換手段が、前記色補正手段により色補正処理された色信号値を、補間近似演算により、第1の表色系で表現される色信号値に変換する画像処理装置。 - 請求項1〜3のいずれかの装置において、
前記色補正手段により色補正処理された色信号値を、別の色信号変換に重畳する画像処理装置。 - 請求項1〜4のいずれかの装置において、
前記色補正処理手段による処理は、2次以上の非線形変換、γ変換、対数変換、又は線形変換のうちの少なくとも1つであることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1〜5のいずれかの装置において、
第1の表色系はRGB表色系であり、第2の表色系はCMYK表色系であり、第3の表色系はL*a*b表色系である画像処理装置。 - デバイス依存の第1の表色系の第1の色信号値を、該信号値より高次数のデバイス依存の第2の表色系の第2の色信号値に、変換特性算出ステップにおいて算出した変換特性に従って変換する変換ステップと、該変換された色信号値に色補正処理する色補正ステップと、該色補正された色信号値を前記変換特性に従って第1の表色系の色信号値に変換する逆変換ステップとを備えた画像処理方法であって、
前記変換特性算出ステップは、
前記第1の色信号値の再現色をデバイスに依存しない第3の表色系で設定する目標設定ステップと、
設定された該色再現目標から、前記第2の色信号値の再現色を第3の表色系で生成する目標生成ステップと、
前記第2の色信号値の再現色を第3の表色系で推定する推定ステップと、
前記色補正処理の結果の再現色を第3の表色系で推定し、該推定値が目標値に近くなるよう前記変換特性を算出する算出ステップと
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 請求項7の方法において、
前記算出ステップにおいて、前記目標生成ステップで生成された再現色の複数色の夫々につき、第3の表色系での推定色と目標色との差分を評価値として算出し、該評価値の総和が減ずるよう前記変換特性を更新していくことで、前記変換特性を算出する画像処理方法。 - 請求項7または8の方法において、
前記逆変換ステップにおいて、前記色補正ステップで色補正処理された色信号値を、補間近似演算により、第1の表色系で表現される色信号値に変換する画像処理方法。 - 請求項7〜9のいずれかの方法において、
前記色補正ステップで色補正処理された色信号値を、別の色信号変換に重畳する画像処理方法。 - 請求項7〜10のいずれかの方法において、
前記色補正ステップにおける処理は、2次以上の非線形変換、γ変換、対数変換、又は線形変換のうちの少なくとも1つであることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項7〜11のいずれかの方法において、
第1の表色系はRGB表色系であり、第2の表色系はCMYK表色系であり、第3の表色系はL*a*b表色系である画像処理方法。 - コンピュータを、
デバイス依存の第1の表色系の第1の色信号値を、該信号値より高次数のデバイス依存の第2の表色系の第2の色信号値に、変換特性算出手段が算出した変換特性に従って変換する変換手段、
該変換された色信号値に色補正処理する色補正手段、および、
該色補正された色信号値を前記変換特性に従って第1の表色系の色信号値に変換する逆変換手段として機能させ、並びに、
前記変換特性算出手段を、
前記第1の色信号値の再現色をデバイスに依存しない第3の表色系で設定する目標設定手段、
設定された該色再現目標から、前記第2の色信号値の再現色を第3の表色系で生成する目標生成手段、
前記第2の色信号値の再現色を第3の表色系で推定する推定手段、および、
前記色補正処理の結果の再現色を第3の表色系で推定し、該推定値が目標値に近くなるよう前記変換特性を算出する算出手段
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 請求項13に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005121031A JP2006303785A (ja) | 2005-04-19 | 2005-04-19 | 画像処理装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005121031A JP2006303785A (ja) | 2005-04-19 | 2005-04-19 | 画像処理装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006303785A true JP2006303785A (ja) | 2006-11-02 |
Family
ID=37471565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005121031A Pending JP2006303785A (ja) | 2005-04-19 | 2005-04-19 | 画像処理装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006303785A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101309341B (zh) * | 2007-02-28 | 2011-03-30 | 三星电子株式会社 | 成像设备及其控制方法 |
US10152935B2 (en) | 2016-02-29 | 2018-12-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Color correction apparatus, display apparatus, and color correction method |
US11094289B2 (en) | 2019-07-22 | 2021-08-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Color correction apparatus, display apparatus, and color correction method |
-
2005
- 2005-04-19 JP JP2005121031A patent/JP2006303785A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101309341B (zh) * | 2007-02-28 | 2011-03-30 | 三星电子株式会社 | 成像设备及其控制方法 |
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