JP2010191854A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱負荷に応じた運転が可能であって、圧縮機の効率や冷却能力を維持することができる自動販売機を提供する。
【解決手段】自動販売機は、ヒートポンプ運転が可能な右室および中室にそれぞれ配置された右室熱交換器4Lおよび中室熱交換器4Cと、冷却専用の右室に配置された右室熱交換器4Lとを有し、冷媒回路102は、第1圧縮機1aと第2圧縮機1bとが並列配置され、それぞれ上流側は分岐部8において分岐された分岐配管81aと分岐配管81bとに接続され、下流側は配管12aおよび分岐配管19bに接続され、これらは合流部9において合流する。第1圧縮機1aの出側の分岐部9cと第2圧縮機1bの入側の合流部8cとが、開閉弁98vが設置された直列配管98によって接続され、分岐部9cと合流部9との間に開閉弁99vが、分岐部8と合流部8cとの間に逆止弁981nがそれぞれ設置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は自動販売機、特に、缶、ビン、パック、ペットボトル等の容器に入れた飲料等の商品を冷却または加熱して販売に供する自動販売機に関する。
従来、自動販売機は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷媒(以下、「高圧高温冷媒」と称す)を凝縮させる庫外凝縮器(ガスクーラーに同じ)と、凝縮された冷媒(以下、「高圧中温冷媒」と称す)を膨張させる膨張手段と、膨張した冷媒(以下、「低圧低温冷媒」と称す)を蒸発させる庫内蒸発器と、これらを順次連結して蒸発した冷媒(以下、「低圧中温冷媒」と称す)を圧縮機に戻す冷媒循環回路と、からなる冷凍サイクルを有し、商品を収納する各商品収納庫内に庫内蒸発器を設置して、商品を冷却していた。そして、庫内蒸発器に高圧高温冷媒(ホットガスに同じ)を流して、庫内蒸発器において温熱を放出させて(凝縮器として機能させて)商品収納庫内を加熱する「ヒートポンプ運転」を実行する発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−226336号公報(第5−6頁、図1)
しかしながら、前記特許文献1に開示された発明は、二段式圧縮機に戻る直前の冷媒に、膨張手段に流入直前の冷媒が保有する温熱を受け渡す内部熱交換器を設け、内部熱交換器の途中からも冷媒を抜き出すことができるようにして、二段式圧縮機の吐出温度を制御することを可能にしたものであるものの、以下のような問題があった。
(あ)通常、自動販売機は複数の商品収納庫に仕切られ、それぞれに収納される商品の量は相違するため、熱負荷が相違している。例えば、3つの商品収納庫に収納された商品の量が「2:1:3」の割合である場合、全室運転時と1室運転時(最小商品収納庫)との最大熱負荷の割合は「6:1」となる。このため、最大負荷に合わせると、全室運転を行わない時には、能力が余剰となり、エネルギーロスが発生するという問題があった。
(い)ヒートポンプ運転では、商品温度を冷却では5℃に、加熱では55℃に保持するため、蒸発温度を−10℃程度、凝縮温度を65℃程度にする必要がある。このため、高低圧力差が大きくなることから、圧縮機の効率が低下し、消費電力が増加するという問題があった。
(う)加熱負荷が小さい場合(加熱する商品収納庫が1室で、しかも狭い場合)、温熱の放熱量が充分に確保できないため、膨張弁の出側温度(膨張温度)が高くなる。この結果、冷却側におけるエンタルピーの増加量が小さくなり、冷却能力が不足するという問題があった。
本発明はかかる問題を解決するものであって、熱負荷に応じた運転が可能であって、圧縮機の効率や冷却能力を維持することができる自動販売機を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る自動販売機(請求項1)は、断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体と、前記開口部を開閉する断熱扉と、前記筐体内に配置された仕切板によって仕切られた、左室、中室および右室と、該左室、中室および右室を選択的に加熱または冷却するための冷媒回路と、を有し、
前記冷媒回路が、
冷媒を圧縮する第1圧縮機および第2圧縮機と、
通過する冷媒が保有する温熱を放出するための第1凝縮器および第2凝縮器と、
通過する冷媒を膨張させる第1膨張機構および第2膨張機構と、
通過する冷媒と前記左室内の空気との間で熱交換をするための左室熱交換器と、
通過する冷媒と前記中室内の空気との間で熱交換をするための中室熱交換器と、
通過する冷媒と前記右室内の空気との間で熱交換をするための右室熱交換器と、
前記第1圧縮機および第2圧縮機と前記第1凝縮器とを接続する、開閉弁が設置された高圧高温配管と、
前記第1凝縮器と前記第1膨張機構とを接続する、逆止弁が設置された高圧中温配管と、
前記第1膨張機構と分岐部とを接続する低圧低温配管と、
前記分岐部において分岐され、前記分岐部と前記左室熱交換器、中室熱交換器および右室熱交換器とをそれぞれ連通する低圧低温分岐配管と、
前記左室熱交換器、中室熱交換器および右室熱交換器と前記第1圧縮機および第2圧縮機とを接続する低圧中温配管と、
前記高圧高温配管の前記開閉弁の上流において分岐され、第1圧縮機および第2圧縮機と前記左室熱交換器および左室熱交換器とをそれぞれ連通する、それぞれ開閉弁が設置されたヒートポンプ運転用高圧高温配管と、
前記左室熱交換器および左室熱交換器と前記第2凝縮器とを接続する、逆止弁が設置されたヒートポンプ運転用高圧中温配管と、
前記第2凝縮器と前記第2膨張機構とを接続するヒートポンプ運転用高圧低温配管と、
前記第2膨張機構と前記低圧低温配管とを接続するヒートポンプ運転用低圧低温配管と、
を有し、
前記第1圧縮機または第2圧縮機の一方の単独運転、または前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方の並列運転をすることができることを特徴とする。
(2)本発明に係る自動販売機(請求項2)は、前記(1)において、前記低圧中温配管が、前記第1圧縮機に連通する低圧中温第1分岐配管と、前記第2圧縮機に連通する低圧中温第2分岐配管とに分岐され、
前記高圧高温配管が、前記第1圧縮機に連通する高圧高温第1分岐配管と、前記第2圧縮機に連通する高圧高温第2分岐配管とに分岐され、
前記低圧中温第2分岐配管と前記高圧高温第1分岐配管とを接続する、開閉弁が設置された直列用配管と、
前記低圧中温第2分岐配管の前記直列用配管の接続部より上流に設置された逆止弁と、
前記高圧高温第1分岐配管の前記直列用配管の接続部より下流に設置された開閉弁と、
を有し、
前記第1圧縮機または第2圧縮機の一方の単独運転、または前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方の並列運転、あるいは前記第1圧縮機および第2圧縮機を直列につなぐ直列運転、をすることができることを特徴とする。
(3)本発明に係る自動販売機(請求項3)は、断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体と、前記開口部を開閉する断熱扉と、前記筐体内に配置された仕切板によって仕切られた、左室、中室および右室と、該左室、中室および右室を選択的に加熱または冷却するための冷媒回路と、を有し、
前記冷媒回路が、
冷媒を圧縮する第1圧縮機および第2圧縮機と、
通過する冷媒が保有する温熱を放出するための第1凝縮器および第2凝縮器と、
通過する冷媒を膨張させる第1膨張機構および第2膨張機構と、
通過する冷媒と前記左室内の空気との間で熱交換をするための左室熱交換器と、
通過する冷媒と前記中室内の空気との間で熱交換をするための中室熱交換器と、
通過する冷媒と前記右室内の空気との間で熱交換をするための右室熱交換器と、
前記第1圧縮機に連通する開閉弁が設置された高圧高温第1分岐配管と、
前記第2圧縮機に連通する高圧高温第2分岐配管と、
高圧高温第1分岐配管と高圧高温第2分岐配管とが合流して前記第1凝縮器に連通する、開閉弁が設置された高圧高温配管と、
前記第1凝縮器と前記第1膨張機構とを接続する、逆止弁が設置された高圧中温配管と、
前記第1膨張機構と分岐部とを接続する低圧低温配管と、
前記分岐部において分岐され、前記分岐部と前記左室熱交換器、中室熱交換器および右室熱交換器とをそれぞれ連通する、それぞれ開閉弁および逆止弁が設置された低圧低温分岐配管と、
前記左室熱交換器、中室熱交換器および右室熱交換器と分岐部とを接続する低圧中温配管と、
前記低圧中温配管の分岐部から分岐して、前記第1圧縮機に連通する低圧中温第1分岐配管と、
前記低圧中温配管の分岐部から分岐して、前記第2圧縮機に連通する低圧中温第2分岐配管と、
前記高圧高温第1分岐配管の前記開閉弁の上流において分岐され、前記左室熱交換器および左室熱交換器とをそれぞれ連通する、それぞれ開閉弁が設置されたヒートポンプ運転用高圧高温配管と、
前記左室熱交換器および左室熱交換器と前記第2凝縮器とをそれぞれ連通する、逆止弁が設置されたヒートポンプ運転用高圧中温配管と、
前記第2凝縮器と前記第2膨張機構とを接続するヒートポンプ運転用高圧低温配管と、
前記第2膨張機構と前記低圧低温配管とを接続するヒートポンプ運転用低圧低温配管と、を有し、
前記第1圧縮機または第2圧縮機の一方が単独運転された際、前記第1凝縮器に、または前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができ、
前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方が並列運転された際、該両方から前記第1凝縮器に、または該両方から前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができ、
さらに、前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方が並列運転された際、前記第1圧縮機から前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給すると共に、前記第2圧縮機から前記第1凝縮器に冷媒を供給することができることを特徴とする。
(4)本発明に係る自動販売機(請求項4)は、断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体と、前記開口部を開閉する断熱扉と、前記筐体内に配置された仕切板によって仕切られた、左室、中室および右室と、該左室、中室および右室を選択的に加熱または冷却するための冷媒回路と、を有し、
前記冷媒回路が、
冷媒を圧縮する第1圧縮機および第2圧縮機と、
通過する冷媒が保有する温熱を放出するための第1凝縮器および第2凝縮器と、
通過する冷媒を膨張させる第1膨張機構および第2膨張機構と、
通過する冷媒と前記左室内の空気との間で熱交換をするための左室熱交換器と、
通過する冷媒と前記中室内の空気との間で熱交換をするための中室熱交換器と、
通過する冷媒と前記右室内の空気との間で熱交換をするための右室熱交換器と、
前記第1圧縮機と前記第1凝縮器とを接続する、開閉弁が設置された高圧高温配管と、
前記第2圧縮機の出側と、前記高圧高温配管の前記開閉弁の上流と、前記高圧高温配管の前記開閉弁の下流と、に連通する三方弁と、
高圧高温第1分岐配管と高圧高温第2分岐配管とが合流して前記第1凝縮器に連通する、開閉弁が設置された高圧高温配管と、
前記第1凝縮器と前記第1膨張機構とを接続する、逆止弁が設置された高圧中温配管と、
前記第1膨張機構と分岐部とを接続する低圧低温配管と、
前記分岐部において分岐され、前記分岐部と前記左室熱交換器、中室熱交換器および右室熱交換器とをそれぞれ連通する低圧低温分岐配管と、
前記左室熱交換器、中室熱交換器および右室熱交換器と分岐部とを接続する低圧中温配管と、
前記低圧中温配管の分岐部から分岐して、前記第1圧縮機に連通する低圧中温第1分岐配管と、
前記低圧中温配管の分岐部から分岐して、前記第2圧縮機に連通する低圧中温第2分岐配管と、
前記高圧高温配管の前記開閉弁の上流において分岐され、前記左室熱交換器および左室熱交換器とにそれぞれ連通する、開閉弁が設置されたヒートポンプ運転用高圧高温配管と、
前記左室熱交換器および左室熱交換器と前記第2凝縮器とをそれぞれ接続する、逆止弁が設置されたヒートポンプ運転用高圧中温配管と、
前記第2凝縮器と前記第2膨張機構とを接続するヒートポンプ運転用高圧低温配管と、
前記第2膨張機構と前記低圧低温配管とを接続するヒートポンプ運転用低圧低温配管と、を有し、
前記第1圧縮機または第2圧縮機の一方が単独運転された際、前記第1凝縮器に、または前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができ、
前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方が並列運転された際、該両方から前記第1凝縮器に、または該両方から前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができ、
さらに、前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方が並列運転された際、前記第1圧縮機から前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給すると共に、前記第2圧縮機から前記第1凝縮器に冷媒を供給することができることを特徴とする。
(5)本発明に係る自動販売機(請求項5)は、前記高圧高温配管の前記三方弁に連通する分岐部よりも上流と、前記低圧中温第2分岐配管とを接続する、開閉弁が設置された直列用配管と、
前記高圧高温配管において、前記三方弁に連通する配管の分岐部と前記直列用配管の分岐部との間に設置された開閉弁と、
前記低圧中温第2分岐配管の前記開閉弁よりも上流に設置された逆止弁と、
を有し、
前記第1圧縮機または第2圧縮機の一方が単独運転された際、前記第1凝縮器に、または前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができ、
前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方が並列運転された際、該両方から前記第1凝縮器に、または該両方から前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができ、
前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方が並列運転された際、前記第1圧縮機から前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給すると共に、前記第2圧縮機から前記第1凝縮器に冷媒を供給することができ、あるいは、前記第1圧縮機および第2圧縮機を直列につなぐ直列運転がされた際、前記第1凝縮器に冷媒を供給、または前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができることを特徴とする。
(6)本発明に係る自動販売機(請求項6)は、前記(3)乃至(5)の何れかにおいて、前記ヒートポンプ運転用低圧低温配管が、前記第2膨張機構と前記低圧低温配管との接続に替えて、前記第2膨張機構と前記高圧中温配管とを接続することを特徴とする。
(i)本発明の請求項1に係る自動販売機は、加熱負荷あるいは冷却負荷が小さな場合、第1圧縮機または第2圧縮機の一方の単独運転をすることができ、一方、加熱負荷あるいは冷却負荷が大きな場合、第1圧縮機および第2圧縮機の両方の並列運転をすることができるから、エネルギーロスを低減し、省エネを図ることが可能になる。
(ii)本発明の請求項2に係る自動販売機は、直列用配管を有し、第1圧縮機および第2圧縮機を直列につなぐ直列運転と、並行して運転する並列運転とをすることができる。したがって、前記(i)の効果に加え、それぞれの圧縮機における圧縮比を小さくすることができるから、運転効率が向上する。また、全室冷却運転(CCC運転モード)の場合、高圧高温冷媒と低圧中温冷媒の圧力差(以下「高低圧力差」と称する場合がある)が小さいため、並列運転を実行し、冷却負荷の大小に応じて、運転台数を変更することができるから、エネルギーロスを低減し、省エネを図ることが可能になる。
(iii)本発明の請求項3に係る自動販売機は、第1圧縮機および第2圧縮機の両方が並行運転された際、第1圧縮機から左室熱交換器若しくは中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給すると共に、第2圧縮機から第1凝縮器に冷媒を供給することができる。
よって、前記(i)の効果に加え、第1圧縮機から吐出された冷媒のみが庫内加熱に供され、かかる加熱後の冷媒と第1圧縮機から吐出された冷媒とが庫内冷却に供するから、所定の加熱能力および冷却能力が発揮される。
すなわち、ヒートポンプ運転(例えば、CHC運転モード)で加熱負荷の小さい庫内を加熱し、当該庫内を加熱した冷媒を膨張させて、その他の庫内を冷却しようとすると、温熱の放出量が少ないことから、冷熱の放出量も少なくなり、結果として冷却能力の不足が生じることになる。そこで、本発明は、冷熱放出量の不足に相当する温熱を第1凝縮器(以下「ガスクーラー」と称す場合がある)において放出して、冷却能力の不足を解消している。
(iv)本発明の請求項4に係る自動販売機は、三方弁を有し、第1圧縮機または第2圧縮機の一方が単独運転された際、第1凝縮器に、または左室熱交換器若しくは中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができ、第1圧縮機または第2圧縮機の両方が並行運転された際、該両方から前記第1凝縮器に、または両方から左室熱交換器若しくは中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができ、さらに、第1圧縮機または第2圧縮機の双方が並行運転された際、第1圧縮機から左室熱交換器若しくは中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給すると共に、第2圧縮機から第1凝縮器に冷媒を供給することができる。よって、前記(i)および(iii)の効果が得られる。
(v)本発明の請求項5に係る自動販売機は、直列用配管および三方弁を有しているから、前記(i)〜(iv)の効果が得られる。
(vi)本発明の請求項6に係る自動販売機は、ヒートポンプ運転用低圧低温配管が、第2膨張機構と低圧低温配管との接続に替えて、第2膨張機構と高圧中温配管とを接続する。
すなわち、前記(3)から(5)においては、第1圧縮機から吐出され庫内加熱に供した冷媒は第2凝縮器および第2膨張機構を通過した後、第2圧縮機から吐出され第1凝縮器および第1膨張手段を通過した冷媒に合流する。つまり、両者は低圧側において圧力が等しくなるように調整される(方法1)。
例えば、第1凝縮器および第2凝縮器を通過する風量を変更(庫外ファンを制御)したり、さらに、第1膨張手段を電子膨張弁にして、第2膨張機構の出口温度が−10℃になるような形状のキャピラリーにする。あるいは、第1膨張手段および第2膨張手段の両方を電子膨張弁にして出口圧力が同一になるように開度を調整する(方法2)。
一方、前記(6)では、第1圧縮機から吐出され庫内加熱に供した冷媒は第2凝縮器および第2膨張機構を通過した後、第2圧縮機から吐出され第1凝縮器を通過した冷媒に合流し、合流してから第1膨張手段に流入する。つまり、第2膨張手段を電子膨張弁等の開度可変の膨張手段にして、これを通過した冷媒の圧力が、第1凝縮器から流出した冷媒の圧力と等しくする(方法3)。
よって、前記方法1および方法2は、大幅な圧力調整に好適であるのに対し、前記方法3(請求項6)は、小幅な圧力調整に好適である。
本発明の実施の形態1に係る自動販売機を説明する正面視の断面図。 本発明の実施の形態1に係る自動販売機を説明する側面視の断面図。 図1に示す自動販売機に設置された冷媒回路図(全室冷却時)。 図1に示す自動販売機に設置された冷媒回路図(二室冷却時)。 本発明の実施の形態2に係る自動販売機の冷媒回路図(全室冷却時)。 本発明の実施の形態2に係る自動販売機の冷媒回路図(二室冷却時)。 圧力比と運転効率との関係を示す特性相関図。 本発明の実施の形態3に係る自動販売機の冷媒回路図(全室加熱時)。 本発明の実施の形態3に係る自動販売機の冷媒回路図(一室加熱時)。 本発明の実施の形態4に係る自動販売機の冷媒回路図(一室加熱時)。 本発明の実施の形態5に係る自動販売機の冷媒回路図(一室加熱時)。 本発明の実施の形態6に係る自動販売機の冷媒回路図(一室加熱時)。
[実施の形態1]
図1〜図4は本発明の実施の形態1に係る自動販売機を説明するものであって、図1は正面視の断面図、図2は側面視の断面図、図3はこれに設置された冷媒回路であって、全室冷却時の冷媒流れを示す冷媒回路図、図4はこれに設置された冷媒回路であって、一室加熱時の冷媒流れを示す冷媒回路図である。なお、各図において同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図1および図2において、自動販売機1001は、本体のキャビネット200と、キャビネット200の内部で断熱材300に包囲された商品収納庫400と、商品Sを補充する時に商品収納庫400を開閉する商品補充用扉404と、商品収納庫400と外気を遮断するための内扉405と、自動販売機1001の前扉406と、を有している。
(商品収納庫)
商品収納庫400は仕切り板403LC、403CRによって商品室(以下、「左室」と称す)40L、商品室(以下、「中室」と称す)40C、商品室(以下、「右室」と称す)40Rに仕切られている。
なお、以下の説明において、左室40L、中室40Cおよび右室40Rのそれぞれに配置される部材において、共通する内容を説明する場合には、それぞれをまとめてまたはそれぞれを個別に、部材名称を形容する「左室、中室、右室」や、符号の添え字「L、C、R」を省略する場合がある。
各商品収納庫400には、商品Sを収納するための商品収納ラック407と、商品収納ラック407から自然落下した商品Sを取出すための商品取出し口409と、商品Sを商品取出し口409まで誘導する商品誘導板408とが設置され、商品誘導板408の下方が庫内部品収納室410となっている。また、庫内空気を商品収納ラック407を経由して庫内部品収納室410に循環させるための循環ダクト420が設置されている。
そして、庫内部品収納室410には、庫内空気を商品誘導板408(通気孔が設けられている)を通過して商品Sに衝突させる室内ファン430と、室内ファン430の下流(循環ダクト420から遠い側)に庫内熱交換器4(これについては別途詳細に説明する)と、室内ファン430および庫内熱交換器4を収納する送風ダクト450と、送風ダクト450に連通して空気を通す風胴460と、が設置されている。そして、風胴460の上面に庫内温度を測定する庫内温度センサー500が設置されている。
さらに、商品収納庫400の下方には、コンデンシングユニット470および庫外ファン481を収納するための機械室480と、電装品および制御手段を収納するための電装品収納室490とが配置されている。
(冷媒循環回路)
図3において、自動販売機1001が有する冷媒回路101は、冷媒を圧縮する第1圧縮機1aおよび第2圧縮機1bと、通過する冷媒が保有する温熱を放出するための第1凝縮器(以下「ガスクーラー」と称す)2aおよび第2凝縮器(以下「庫外熱交換器」と称す)2bと、通過する冷媒を膨張させる第1膨張機構3a(電子膨張弁またはキャピラリー等)および第2膨張機構3b(電子膨張弁またはキャピラリー等)と、を有している。
また、通過する冷媒と左室40L内の空気との間で熱交換をするための左室熱交換器4Lと、通過する冷媒と中室40C内の空気との間で熱交換をするための中室熱交換器4Cと、通過する冷媒と右室40R内の空気との間で熱交換をするための右室熱交換器4Rと、を有している。
(冷却用配管)
そして、第1圧縮機1aおよび第2圧縮機1bとガスクーラー2aとが、開閉弁12avが設置された高圧高温配管12aによって接続され、ガスクーラー2aと第1膨張機構2bとが逆止弁23anが設置された高圧中温配管23aによって接続され、第1膨張機構3aと分岐部7とが低圧低温配管37aによって接続されている。
さらに、分岐部7において低圧低温配管37aは、左室熱交換器4Lに連通する、開閉弁74Lvおよび逆止弁74Lnが設置された低圧低温分岐配管74Lと、中室熱交換器4Cに連通する、開閉弁74Cvおよび逆止弁74Cnが設置された低圧低温分岐配管74Cと、右室熱交換器4Rに連通する、開閉弁74Rvおよび逆止弁74Rnが設置された低圧低温分岐配管74Rと、に分岐されている。
なお、前記のように、開閉弁74Lv、開閉弁74Cvおよび開閉弁74Rvをまとめて、あるいはそれぞれを「開閉弁74v」と称する場合がある。
そして、左室熱交換器4Lの出側は、開閉弁48Lvが設置された低圧中温配管48Lによって分岐部8に接続され、中室熱交換器4Cの出側は、開閉弁48Cvが設置された低圧中温配管48Cによって分岐部8に接続され、右室熱交換器4Rの出側は低圧中温配管48Rによって分岐部8に接続されている。
さらに、分岐部8において、第1圧縮機1aの入側に連通する低圧中温第1分岐配管81aと第2圧縮機1bの入側に連通する低圧中温第2分岐配管81bとに分岐されている。
なお、第1圧縮機1aの出側には高圧高温第1分岐配管19aと第2圧縮機1bの出側に高圧高温第2分岐配管19bとがそれぞれ接続され、両者は、高圧高温配管12aに合流部9において合流している。したがって、正確には、高圧高温配管12aは合流部9とガスクーラー2aとの間(途中に分岐部5が設けられている)を指している。
(加熱用配管)
さらに、高圧高温配管12aの開閉弁12avと合流部9との間に位置する分岐部5において、高圧高温配管12aは、開閉弁54Lvが設置され左室熱交換器4Lに連通するヒートポンプ運転用高圧高温配管(以下「HP高圧高温配管」と称す)54Lと、開閉弁54Cvが設置され中室熱交換器4Cに連通するヒートポンプ運転用高圧高温配管(以下「HP高圧高温配管」と称す)54Cと、に分岐されている。
また、左室熱交換器4Lの出側は、逆止弁42Lnが設置されたヒートポンプ運転用高圧中温配管(以下「HP高圧中温配管」と称す)42Lによって庫外熱交換器2bに接続され、同様に、中室熱交換器4Cの出側は、逆止弁42Cnが設置されたヒートポンプ運転用高圧中温配管(以下「HP高圧中温配管」と称す)42Cによって庫外熱交換器2bに接続されている。
さらに、庫外熱交換器2bの出側は、ヒートポンプ運転用高圧低温配管(以下「HP高圧低温配管」と称す)23bによって第2膨張機構3bに接続され、第2膨張機構3bの出側は、ヒートポンプ運転用低圧低温配管(以下「HP低圧低温配管」と称す)37bによって、低圧低温配管37aに合流部6において合流している。
(全室冷房運転)
図3において、冷媒が流れている配管を実線で、冷媒が流れていない配管を破線で示している。すなわち、全室冷房運転(CCC運転モード)のとき、第1圧縮機1aおよび第2圧縮機1bの両方が運転される「並行運転」が実行され、両者から吐出された高圧高温冷媒は、合流部9において合流して高圧高温配管12aを経由してガスクーラー2aに流入する。ガスクーラー2aにおいて、庫外ファン2fの回転制御によって、所定の温熱が外気中に放出されて温度は降下した状態(説明の便宜上「高圧中温」と称している)となり、第1膨張手段に流入する。
第1膨張手段において膨張した冷媒は「低圧低温状態」になり、分岐部7において分岐され、それぞれ左室熱交換器4L、中室熱交換器4Cおよび右室熱交換器4Rに流入して、それぞれの庫内を冷却する。
さらに、それぞれの庫内を冷却して温度が上昇した状態(説明の便宜上「低圧中温」と称している)となり、第1圧縮機1aおよび第2圧縮機1bの両方に戻る。
そうすると、冷媒回路101は以上の構成であるから、第1圧縮機1aまたは第2圧縮機1bの一方のみ運転する「単独運転(片肺運転)」、または両方を並行して運転する「並行運転(両肺運転)」が可能になっている。したがって、それぞれの商品収納庫400の冷却状況に応じて、それぞれの開閉弁74vが開閉され、それによって、冷却負荷が変動した際、冷媒回路101では、冷却負荷が小さくなった場合には、単独運転を、冷却負荷が大きくなった場合には、並行運転をすることができるから、エネルギーロスを低減し、省エネを図ることが可能になる。
(ヒートポンプ運転)
図4において、冷媒が流れている配管を実線で、冷媒が流れていない配管を破線で示している。すなわち、ヒートポンプ運転によって1室加熱運転(CHC運転モード)のとき、第1圧縮機1aが運転される「単独運転」が実行され、吐出された高圧高温冷媒は、分岐部5においてHP高圧高温配管54Cに流入している。そして、中室熱交換器4Cに流入して、中室40Cを加熱した後、庫外熱交換器2bに流入し、温度が下がり「高圧中温」状態になって、第2膨張手段2bに流入する。
さらに、第2膨張手段2bにおいて膨張した冷媒は、低圧低温冷媒になって、分岐部7を経由して左室熱交換器4Lおよび右室熱交換器4Rに流入して左室40Lおよび右室40Rを冷却する。
また、加熱負荷が増した場合には、第1圧縮機1aおよび第2圧縮機1bの両方が運転される「並行運転」が実行され、両者から吐出された高圧高温冷媒は、分岐部5においてHP高圧高温配管54Cに流入する(図示しない)。
そうすると、冷媒回路101は単独運転または並行運転が可能になっているから、加熱負荷が小さくなった場合には、単独運転を、加熱負荷が大きくなった場合には、並行運転をすることができるから、エネルギーロスを低減し、省エネを図ることが可能になる。
なお、以上は、1室加熱運転(CHC運転モード)の場合を説明しているが、1室加熱運転(HCC運転モード)の場合あるいは2室加熱運転(HHC運転モード)の場合にも、同様に単独運転または並行運転ができるから、エネルギーロスを低減し、省エネを図ることが可能になる。
[実施の形態2]
図5〜図7は本発明の実施の形態2に係る自動販売機を説明するものであって、図5はこれに設置された冷媒回路であって、全室冷却時の冷媒流れを示す冷媒回路図、図6はこれに設置された冷媒回路であって、二室加熱時の冷媒流れを示す冷媒回路図、図7は圧力比と運転効率との関係を示す特性相関図である。
なお、実施の形態2に係る自動販売機(図示しない)は、実施の形態1に示す自動販売機1001に搭載された冷媒回路101を、冷媒回路102に変更したものであって、これを除く部位は実施の形態1と同じである。したがって、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
(全室冷房運転)
図5において、冷媒回路102では、第2圧縮機1bの入側に連通する低圧中温第2分岐配管81bに、逆止弁81nが設置され、逆止弁81nの下流側に合流部8cが設けられている。また、第1圧縮機1aの出側に連通する高圧高温第1分岐配管19aには開閉弁99vが設置され、開閉弁99vの上流側に分岐部9cが設けられている。そして、分岐部9cと合流部8cとが、開閉弁98vが設置された直列配管98によって接続されている。なお、前記を除く構成については冷媒回路101に同じである。
したがって、全室冷房運転(CCC運転モード)のとき、開閉弁98vを閉じておけば、実施の形態1に同じ作用効果が得られる。すなわち、ガスクーラー2aに流入する冷媒高圧高温冷媒)の圧力が比較的低い場合には、第1圧縮機1aおよび第2圧縮機1bを並行運転、または一方の単独運転をすることができる。
(ヒートポンプ運転)
図6において、冷媒回路102のヒートポンプ運転によって2室加熱運転(HHC運転モード)をするとき、開閉弁98vを開いて、開閉弁99vを閉じているから、第1圧縮機1aと第2圧縮機1bとは直列に接続されている。したがって、第1圧縮機1aの圧縮比および第2圧縮機1bの圧縮比をそれぞれ小さく抑えたまま、左室熱交換器4Lおよび中室熱交換器4Cに供給される冷媒(高圧高温冷媒)の圧力を高めることができる。
図7に示すように、圧縮比が小さいほど、運転効率(OCP)が高くなっているから、冷媒回路102の運転効率が高くなり、省エネに寄与する。
よって、第1圧縮機1aおよび第2圧縮機1bを安価にすることができると共に、運転効率が向上するから、自動販売機の製造コストおよび運転コストを低減することが可能になる。
[実施の形態3]
図8は本発明の実施の形態3に係る自動販売機を説明するものであって、これに設置された冷媒回路における一室加熱時の冷媒流れを示す冷媒回路図である。
なお、実施の形態3に係る自動販売機(図示しない)は、実施の形態1に示す自動販売機1001に搭載された冷媒回路101を、冷媒回路103に変更したものであって、これを除く部位は実施の形態1と同じである。したがって、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
(全室冷却運転)
図8において、冷媒回路103は、高圧高温配管12aの開閉弁12avの下流側に開閉弁92vが設置され、開閉弁12avと開閉弁92vとの間に合流部9eが設けられている。そして、第2圧縮機1bと合流部9eとが高圧高温分岐配管19eによって接続されている。
すなわち、実施の形態1では第2圧縮機1bの出側が高圧高温第2分岐配管19bによって高圧高温配管12aの開閉弁12avの上流側に接続されていたのに対し、実施の形態3では、第2圧縮機1bの出側が高圧高温分岐配管19eによって高圧高温配管12aの開閉弁12avの下流側に接続されている。なお、前記を除く構成については冷媒回路101に同じである。
したがって、全室冷却運転(CCC運転モード)のとき、実施の形態1と同様に、単独運転または並行運転をすることができる。
(一室加熱運転)
図9において、一室加熱運転(CHC運転モード)のとき、開閉弁12avを閉じて、並行運転をすると、第1圧縮機1aから吐出された高圧高温冷媒は、中室熱交換器4Cに流入して中室40Cを加熱した後、庫外熱交換器2bに流入して温度が低くなる(説明の便宜上、「高圧中温冷媒」と称している)。さらに、第2膨張機構3bに流入して膨張し、低圧低温の冷媒になって低圧低温配管37bを経由して合流部6から低圧低温配管37aに流入する。
一方、第2圧縮機1bから吐出された高圧高温冷媒は、ガスクーラー2aに流入して、温度が低くなり、第1膨張機構3aに流入して膨張し、低圧低温の冷媒になって低圧低温配管37aに流入する。
すなわち、合流部6において、第2膨張機構3bからの低圧低温冷媒と第1膨張機構3aからの低圧低温冷媒とが混合され、左室熱交換器4Lおよび右室熱交換器4Rに流入しに左室40Lおよび右室40Rをそれぞれを加熱する。
よって、中室熱交換器4Cにおける温熱の放出量が少ない場合であっても、ガスクーラー2aにおいて所定の量の温熱を放出することができるから、左室熱交換器4Lおよび右室熱交換器4Rにおける冷熱の放出量を確保することができる。すなわち、無駄なく所望の加熱能力および冷却能力を得ることができるから、省エネに寄与する。
なお、一室加熱運転(CHC運転モード)において、実施の形態1と同様に、単独運転または並行運転をしてもよく、また、二室加熱運転(HHC運転モード)においても同様である。よって、実施の形態1と同じ作用効果が得られる。
[実施の形態4]
図10は本発明の実施の形態4に係る自動販売機を説明するものであって、これに設置された冷媒回路における一室加熱時の冷媒流れを示す冷媒回路図である。
なお、実施の形態4に係る自動販売機(図示しない)は、実施の形態1に示す自動販売機1001に搭載された冷媒回路101を、冷媒回路104に変更したものであって、これを除く部位は実施の形態1と同じである。したがって、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図10において、冷媒回路104は、高圧高温配管12aの開閉弁12avの下流側に合流部9eが設けられると共に、高圧高温分岐配管12bの途中に三方弁10が設置され、三方弁10の3番目の流通口と合流部9eとが接続されている。なお、前記を除く構成については冷媒回路101に同じである。すなわち、冷媒回路104は、実施の形態3に示す冷媒回路103における合流部9eの下流側に設置された開閉弁92vを撤去して、三方弁10を設置したものに相当している。
したがって、開閉弁12avを閉じて、第1圧縮機1aおよび第2圧縮機1bの並行運転をすると、第1圧縮機1aから吐出された高圧高温冷媒を中室熱交換器4Cに流入させ、第2圧縮機1bから吐出された高圧高温冷媒をガスクーラー2aに流入させることができる(図10参照)。
また、開閉弁12avを閉じて、並行運転をすると、高圧高温冷媒の全てを、左室熱交換器4Lまたは中室熱交換器4Cの両方または一方に流入させることができる。
また、開閉弁12avを開いて、並行運転をすると、高圧高温冷媒の全てをガスクーラー2aに流入させたりすることができる。
さらに、開閉弁12avを閉じて、単独運転をすると、高圧高温冷媒を左室熱交換器4L、中室熱交換器4C、あるいはガスクーラー2aに供給することができる。よって、実施の形態3と同じ作用効果が得られる。
[実施の形態5]
図11は本発明の実施の形態5に係る自動販売機を説明するものであって、これに設置された冷媒回路における一室加熱時の冷媒流れを示す冷媒回路図である。
なお、実施の形態5に係る自動販売機(図示しない)は、実施の形態1に示す自動販売機1001に搭載された冷媒回路101を、冷媒回路105に変更したものである。
図10において、冷媒回路105は、実施の形態2に示す冷媒回路102と実施の形態4に示す冷媒回路104とを組み合わせたものであって、直列配管98と三方弁10とを有している。したがって、冷媒回路105においては実施の形態1〜4と同じ作用効果が得られる。
[実施の形態6]
図12は本発明の実施の形態6に係る自動販売機を説明するものであって、これに設置された冷媒回路における一室加熱時の冷媒流れを示す冷媒回路図である。
なお、実施の形態6に係る自動販売機(図示しない)は、実施の形態1に示す自動販売機1001に搭載された冷媒回路101を、冷媒回路106に変更したものである。
図12において、冷媒回路106は、第2膨張機構3bに接続されたHP低圧低温配管37bが、高圧中温配管23aに設けられた合流部6において合流している。
したがって、並行運転をして、第1圧縮機1aから吐出された高圧高温冷媒は、中室熱交換器4C、庫外熱交換器2b、および第2膨張機構3bを経由して低圧低温の冷媒になった状態で、第2圧縮機1bから吐出され、ガスクーラー2aを経由した高圧中温の冷媒と混合され、かかる混合状態で第2膨張機構3bにおいて再度膨張される。
なお、実施の形態5に示す冷媒回路105では、第1圧縮機から吐出された冷媒と第2圧縮機から吐出された冷媒とは、低圧側において圧力が等しくなるように調整される(方法1)。例えば、ガスクーラー2aおよび庫外熱交換器2bを通過する風量を変更(庫外ファン2fを制御)したり、さらに、第1膨張手段を電子膨張弁にして、第2膨張機構の出口温度が−10℃になるような形状のキャピラリーにしたりする。あるいは、第1膨張手段および第2膨張手段の両方を電子膨張弁にして出口圧力が同一になるように開度を調整する(方法2)。
一方、実施の形態6に示す冷媒回路106では、第2膨張機構を通過した後の第1圧縮機1aから吐出され冷媒は、ガスクーラー2aを通過した後の第2圧縮機から吐出され冷媒に合流し、さらに、第1膨張手段に流入する。つまり、第2膨張手段を電子膨張弁等の開度可変の膨張手段にして、これを通過した冷媒の圧力が、ガスクーラー2aから流出した冷媒の圧力と等しくする(方法3)。
よって、冷媒回路105(方法1および方法2)は、大幅な圧力調整に好適であるのに対し、冷媒回路106(方法3)は、小幅な圧力調整に好適である。
なお、第2膨張機構3bに接続されたHP低圧低温配管37bを高圧中温配管23aに設けられた合流部6(第1膨張機構3aの上流)において合流する構成は、冷媒回路105(実施の形態5)に限定して適用されるものではなく、冷媒回路3、4(実施の形態3、4)に適用することができる。
以上、実施の形態1〜6において、左室、中室および右室を有し、左室および中室についてヒートポンプ運転が可能な自動販売機について説明しているが、本発明はこれに限定するものではない。たとえば、商品収納庫を2室しか有しない場合には、左室と中室とが合体したとみなし、4室以上を有する場合には、左室、中室または右室の何れかを複数有するとみなす。
本発明によれば、熱負荷に応じた運転が可能であって、圧縮機の効率や冷却能力を維持することができるから、各種自動販売機として広く利用することができる。
1a 第1圧縮機
1b 第2圧縮機
2a ガスクーラー(第1凝縮器)
2b 庫外熱交換器(第2凝縮器)
2f 庫外ファン
3a 第1膨張機構
3b 第2膨張機構
4C 中室熱交換器
4L 左室熱交換器
4R 右室熱交換器
5 分岐部
6 合流部
7 分岐部
8 分岐部
8c 合流部
9 合流部
9c 分岐部
9e 合流部
10 三方弁
12a 高圧高温配管
12av 開閉弁
12b 高圧高温分岐配管
19a 高圧高温第1分岐配管
19b 高圧高温第2分岐配管
19e 高圧高温分岐配管
23a 高圧中温配管
23b HP高圧中温配管
23an 逆止弁
37a 低圧低温配管
37b HP低圧低温配管
40C 中室
40L 左室
40R 右室
42Cn 逆止弁
42Ln 逆止弁
48C 低圧中温配管
48Cv 開閉弁
48L 低圧中温配管
48Lv 開閉弁
48R 低圧中温配管
54C HP高圧高温配管
54Cv 開閉弁
54L HP高圧高温配管
54Lv 開閉弁
74C 低圧低温分岐配管
74Cn 逆止弁
74Cv 開閉弁
74L 低圧低温分岐配管
74Ln 逆止弁
74Lv 開閉弁
74R 低圧低温分岐配管
74Rn 逆止弁
74Rv 開閉弁
81a 低圧中温第1分岐配管
81b 低圧中温第2分岐配管
81n 逆止弁
92v 開閉弁
98 直列配管
98v 開閉弁
99v 開閉弁
101 冷媒回路(実施の形態1)
102 冷媒回路(実施の形態2)
103 冷媒回路(実施の形態3)
104 冷媒回路(実施の形態4)
105 冷媒回路(実施の形態5)
106 冷媒回路(実施の形態6)
200 キャビネット
300 断熱材
400 商品収納庫
403LC 仕切り板
403CR 仕切り板
404 商品補充用扉
405 内扉
406 前扉
407 商品収納ラック
408 商品誘導板
409 商品取出し口
410 庫内部品収納室
420 循環ダクト
430 室内ファン
450 送風ダクト
460 風胴
480 機械室
490 電装品収納室
500 庫内温度センサー
1001 自動販売機
S 商品

Claims (6)

  1. 断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体と、前記開口部を開閉する断熱扉と、前記筐体内に配置された仕切板によって仕切られた、左室、中室および右室と、該左室、中室および右室を選択的に加熱または冷却するための冷媒回路と、を有し、
    前記冷媒回路が、
    冷媒を圧縮する第1圧縮機および第2圧縮機と、
    通過する冷媒が保有する温熱を放出するための第1凝縮器および第2凝縮器と、
    通過する冷媒を膨張させる第1膨張機構および第2膨張機構と、
    通過する冷媒と前記左室内の空気との間で熱交換をするための左室熱交換器と、
    通過する冷媒と前記中室内の空気との間で熱交換をするための中室熱交換器と、
    通過する冷媒と前記右室内の空気との間で熱交換をするための右室熱交換器と、
    前記第1圧縮機および第2圧縮機と前記第1凝縮器とを接続する、開閉弁が設置された高圧高温配管と、
    前記第1凝縮器と前記第1膨張機構とを接続する、逆止弁が設置された高圧中温配管と、
    前記第1膨張機構と分岐部とを接続する低圧低温配管と、
    前記分岐部において分岐され、前記分岐部と前記左室熱交換器、中室熱交換器および右室熱交換器とをそれぞれ連通する低圧低温分岐配管と、
    前記左室熱交換器、中室熱交換器および右室熱交換器と前記第1圧縮機および第2圧縮機とを接続する低圧中温配管と、
    前記高圧高温配管の前記開閉弁の上流において分岐され、第1圧縮機および第2圧縮機と前記左室熱交換器および左室熱交換器とをそれぞれ連通する、それぞれ開閉弁が設置されたヒートポンプ運転用高圧高温配管と、
    前記左室熱交換器および左室熱交換器と前記第2凝縮器とを接続する、逆止弁が設置されたヒートポンプ運転用高圧中温配管と、
    前記第2凝縮器と前記第2膨張機構とを接続するヒートポンプ運転用高圧低温配管と、
    前記第2膨張機構と前記低圧低温配管とを接続するヒートポンプ運転用低圧低温配管と、
    を有し、
    前記第1圧縮機または第2圧縮機の一方の単独運転、または前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方の並列運転をすることができることを特徴とする自動販売機。
  2. 前記低圧中温配管が、前記第1圧縮機に連通する低圧中温第1分岐配管と、前記第2圧縮機に連通する低圧中温第2分岐配管とに分岐され、
    前記高圧高温配管が、前記第1圧縮機に連通する高圧高温第1分岐配管と、前記第2圧縮機に連通する高圧高温第2分岐配管とに分岐され、
    前記低圧中温第2分岐配管と前記高圧高温第1分岐配管とを接続する、開閉弁が設置された直列用配管と、
    前記低圧中温第2分岐配管の前記直列用配管の接続部より上流に設置された逆止弁と、
    前記高圧高温第1分岐配管の前記直列用配管の接続部より下流に設置された開閉弁と、
    を有し、
    前記第1圧縮機または第2圧縮機の一方の単独運転、または前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方の並列運転、あるいは前記第1圧縮機および第2圧縮機を直列につなぐ直列運転、をすることができることを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体と、前記開口部を開閉する断熱扉と、前記筐体内に配置された仕切板によって仕切られた、左室、中室および右室と、該左室、中室および右室を選択的に加熱または冷却するための冷媒回路と、を有し、
    前記冷媒回路が、
    冷媒を圧縮する第1圧縮機および第2圧縮機と、
    通過する冷媒が保有する温熱を放出するための第1凝縮器および第2凝縮器と、
    通過する冷媒を膨張させる第1膨張機構および第2膨張機構と、
    通過する冷媒と前記左室内の空気との間で熱交換をするための左室熱交換器と、
    通過する冷媒と前記中室内の空気との間で熱交換をするための中室熱交換器と、
    通過する冷媒と前記右室内の空気との間で熱交換をするための右室熱交換器と、
    前記第1圧縮機に連通する開閉弁が設置された高圧高温第1分岐配管と、
    前記第2圧縮機に連通する高圧高温第2分岐配管と、
    高圧高温第1分岐配管と高圧高温第2分岐配管とが合流して前記第1凝縮器に連通する、開閉弁が設置された高圧高温配管と、
    前記第1凝縮器と前記第1膨張機構とを接続する、逆止弁が設置された高圧中温配管と、
    前記第1膨張機構と分岐部とを接続する低圧低温配管と、
    前記分岐部において分岐され、前記分岐部と前記左室熱交換器、中室熱交換器および右室熱交換器とをそれぞれ連通する低圧低温分岐配管と、
    前記左室熱交換器、中室熱交換器および右室熱交換器と分岐部とを接続する低圧中温配管と、
    前記低圧中温配管の分岐部から分岐して、前記第1圧縮機に連通する低圧中温第1分岐配管と、
    前記低圧中温配管の分岐部から分岐して、前記第2圧縮機に連通する低圧中温第2分岐配管と、
    前記高圧高温第1分岐配管の前記開閉弁の上流において分岐され、前記左室熱交換器および左室熱交換器とをそれぞれ連通する、それぞれ開閉弁が設置されたヒートポンプ運転用高圧高温配管と、
    前記左室熱交換器および左室熱交換器と前記第2凝縮器とをそれぞれ連通する、逆止弁が設置されたヒートポンプ運転用高圧中温配管と、
    前記第2凝縮器と前記第2膨張機構とを接続するヒートポンプ運転用高圧低温配管と、
    前記第2膨張機構と前記低圧低温配管とを接続するヒートポンプ運転用低圧低温配管と、を有し、
    前記第1圧縮機または第2圧縮機の一方が単独運転された際、前記第1凝縮器に、または前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができ、
    前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方が並列運転された際、該両方から前記第1凝縮器に、または該両方から前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができ、
    さらに、前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方が並列運転された際、前記第1圧縮機から前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給すると共に、前記第2圧縮機から前記第1凝縮器に冷媒を供給することができることを特徴とする自動販売機。
  4. 断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体と、前記開口部を開閉する断熱扉と、前記筐体内に配置された仕切板によって仕切られた、左室、中室および右室と、該左室、中室および右室を選択的に加熱または冷却するための冷媒回路と、を有し、
    前記冷媒回路が、
    冷媒を圧縮する第1圧縮機および第2圧縮機と、
    通過する冷媒が保有する温熱を放出するための第1凝縮器および第2凝縮器と、
    通過する冷媒を膨張させる第1膨張機構および第2膨張機構と、
    通過する冷媒と前記左室内の空気との間で熱交換をするための左室熱交換器と、
    通過する冷媒と前記中室内の空気との間で熱交換をするための中室熱交換器と、
    通過する冷媒と前記右室内の空気との間で熱交換をするための右室熱交換器と、
    前記第1圧縮機と前記第1凝縮器とを接続する、開閉弁が設置された高圧高温配管と、
    前記第2圧縮機の出側と、前記高圧高温配管の前記開閉弁の上流と、前記高圧高温配管の前記開閉弁の下流と、に連通する三方弁と、
    高圧高温第1分岐配管と高圧高温第2分岐配管とが合流して前記第1凝縮器に連通する、開閉弁が設置された高圧高温配管と、
    前記第1凝縮器と前記第1膨張機構とを接続する、逆止弁が設置された高圧中温配管と、
    前記第1膨張機構と分岐部とを接続する低圧低温配管と、
    前記分岐部において分岐され、前記分岐部と前記左室熱交換器、中室熱交換器および右室熱交換器とをそれぞれ連通する低圧低温分岐配管と、
    前記左室熱交換器、中室熱交換器および右室熱交換器と分岐部とを接続する低圧中温配管と、
    前記低圧中温配管の分岐部から分岐して、前記第1圧縮機に連通する低圧中温第1分岐配管と、
    前記低圧中温配管の分岐部から分岐して、前記第2圧縮機に連通する低圧中温第2分岐配管と、
    前記高圧高温配管の前記開閉弁の上流において分岐され、前記左室熱交換器および左室熱交換器とにそれぞれ連通する、開閉弁が設置されたヒートポンプ運転用高圧高温配管と、
    前記左室熱交換器および左室熱交換器と前記第2凝縮器とをそれぞれ接続する、逆止弁が設置されたヒートポンプ運転用高圧中温配管と、
    前記第2凝縮器と前記第2膨張機構とを接続するヒートポンプ運転用高圧低温配管と、
    前記第2膨張機構と前記低圧低温配管とを接続するヒートポンプ運転用低圧低温配管と、を有し、
    前記第1圧縮機または第2圧縮機の一方が単独運転された際、前記第1凝縮器に、または前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができ、
    前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方が並列運転された際、該両方から前記第1凝縮器に、または該両方から前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができ、
    さらに、前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方が並列運転された際、前記第1圧縮機から前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給すると共に、前記第2圧縮機から前記第1凝縮器に冷媒を供給することができることを特徴とする自動販売機。
  5. 前記高圧高温配管の前記三方弁に連通する分岐部よりも上流と、前記低圧中温第2分岐配管とを接続する、開閉弁が設置された直列用配管と、
    前記高圧高温配管において、前記三方弁に連通する配管の分岐部と前記直列用配管の分岐部との間に設置された開閉弁と、
    前記低圧中温第2分岐配管の前記開閉弁よりも上流に設置された逆止弁と、
    を有し、
    前記第1圧縮機または第2圧縮機の一方が単独運転された際、前記第1凝縮器に、または前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができ、
    前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方が並列運転された際、該両方から前記第1凝縮器に、または該両方から前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができ、
    前記第1圧縮機および第2圧縮機の両方が並列運転された際、前記第1圧縮機から前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給すると共に、前記第2圧縮機から前記第1凝縮器に冷媒を供給することができ、
    あるいは、前記第1圧縮機および第2圧縮機を直列につなぐ直列運転がされた際、前記第1凝縮器に冷媒を供給、または前記左室熱交換器若しくは前記中室熱交換器の一方または両方に冷媒を供給することができることを特徴とする請求項4記載の自動販売機。
  6. 前記ヒートポンプ運転用低圧低温配管が、前記第2膨張機構と前記低圧低温配管との接続に替えて、前記第2膨張機構と前記高圧中温配管とを接続することを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の自動販売機。
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