JP2010189896A - コンクリートの打設方法、及び打設装置 - Google Patents

コンクリートの打設方法、及び打設装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010189896A
JP2010189896A JP2009034053A JP2009034053A JP2010189896A JP 2010189896 A JP2010189896 A JP 2010189896A JP 2009034053 A JP2009034053 A JP 2009034053A JP 2009034053 A JP2009034053 A JP 2009034053A JP 2010189896 A JP2010189896 A JP 2010189896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
closed space
hole
transport pipe
discharged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009034053A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyasu Shirako
史康 白子
Takashi Inoue
崇 井上
Susumu Futamura
進 二村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd, Hitachi GE Nuclear Energy Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP2009034053A priority Critical patent/JP2010189896A/ja
Publication of JP2010189896A publication Critical patent/JP2010189896A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

【課題】空気溜りや気泡といった欠陥を発生させずに閉空間に対してコンクリートを充填させる打設技術を提供する。
【解決手段】閉空間VにコンクリートCを充填させるコンクリートの打設装置10であって、閉空間Vにつながる第1孔部21に接続する第1接続端14を有しコンクリートCをこの閉空間Vに圧入する第1輸送管11と、閉空間Vにつながる第2孔部22に接続する第2接続端15を有し閉空間Vを流動してこの第2孔部22から吐出するコンクリートCを回収する第2輸送管12と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、閉空間にコンクリートを打設する技術に関する。
近年、原子力プラント等の大型プラントの建設においては、モジュール工法が広く採用されている。このモジュール工法とは、あらかじめ重量鉄骨の躯体に、内外装・各種設備・配管類を遠隔地の工場で一体的に製造し、このように製造された重量構造物を、プラントの建設現場まで船輸送してから敷地に据え付ける工法である。
このモジュール工法に基づく重量構造物は、輸送時の負担を軽減するために、ルームモジュールの外側を形成するコンクリート製の壁体及び床体は、ルームモジュールが敷地に据え付けられた後にコンクリート打設されることになる。
このようなルームモジュールの壁体及び床体のコンクリート打設は、複数本が並べられた鉄骨を鋼板が挟むように対向配置して区画した閉空間に、コンクリートを注入することにより行われる。そして、コンクリートの充填を確実にするために、この閉空間に、空気抜き穴を設けたり、振動を付与するバイブレータを挿入するための大きな穴を設けたりして、固化後のコンクリートに空気溜りや気泡等の欠陥が生じないようにしていた(例えば、特許文献1)。
さらに、このような空気溜りや気泡等の欠陥の発生を防止するために、骨材の粒子を小さくして流動性を向上させたコンクリート(グラウト材)を用いたり、閉空間への充填に圧入を用いたりすることが行われてきた。
特開平10−306584号公報
しかし、そのようなグラウト材(コンクリート)を閉空間に圧入すると、その低流動性により、前記した空気抜き穴からグラウト材が噴出してしまう。そうすると、ルームモジュールの床面がコンクリートで埋没したり、設置されている機器にコンクリートが付着して汚染されたりする問題がある。
特に、原子力発電所に施工される水圧制御ユニット(HCU:Hydraulic Control Unit)が格納されているルームモジュールのように、多数の機器が複雑に入り組んで取り付けられている場合、充填を確実にするコンクリート打設が困難である問題があった。
本発明は、係る問題を解決することを課題とし、空気溜りや気泡といった欠陥を発生させずに閉空間に対してコンクリートを確実に充填させる打設技術を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するために本発明は、閉空間にコンクリートを充填させるコンクリートの打設方法であって、前記閉空間につながる第1孔部に前記コンクリートを圧入する段階と、圧入された前記コンクリートが前記閉空間を流動し第2孔部から吐出する段階と、吐出した前記コンクリートを回収し再び前記第1孔部に圧入する段階と、を含むことを特徴とする。
このように発明が構成されることにより、第1孔部から圧入されたコンクリートは、閉空間を充填させた後に、第2孔部から回収されるために、コンクリートが閉空間の外側(意図しない場所)に溢れ出すことがない。
一方、圧入の初期は、空気の巻き込みが多いために、充填されたコンクリートに気泡が多く含まれる場合がある。しかし、一旦、閉空間の外に吐出したコンクリートは、巻き込んだ空気を分離して再び閉空間に戻ることになる。そして、この循環を繰り返すことにより、無駄にコンクリートの使用量を増加させることなく、閉空間に充填されるコンクリートの気泡混入を低減することができる。
本発明によれば、空気溜りや気泡といった欠陥を発生させずに閉空間に対してコンクリートを確実に充填させる打設技術が提供される。
本発明を適用して施工させるルームモジュールの一例を示す斜視図である。 図1に示すルームモジュールのA−A断面を示す断面図である。 本発明に係るコンクリートの打設装置の実施形態を示す縦断面図であり、(a)〜(c)は、この打設装置を用いて閉空間にコンクリートを打設する手順が示される。 (a)は第2輸送管を通過するコンクリートの経路を示す模式図であり、(b)は実施形態に係る打設装置のコンクリートの輸送管の接続部分の拡大図である。 本発明に係るコンクリートの打設方法の実施形態を示すフローチャートである。
本発明に係るコンクリートの打設方法、及び打設装置の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1の斜視図は、本発明を適用して施工させるルームモジュール20の一例を示している。ルームモジュール20は、その内部空間を形成する複数の鋼板26と、その全体の機械的強度を支持するために水平方向・垂直方向にのびる支持鉄骨28a,28bとから構成されている。
そして、ルームモジュール20は、図1のA−A断面である図2に示されるように、側面を形成する壁体24と底面を形成する床体25とから構成されている。
床体25は、縦又は横方向に複数本が並べられた鉄骨28cを一対の鋼板26a,26bが挟むように対向配置して区画された閉空間V1に、コンクリートが注入されることにより形成される。同様に壁体24も、そのように区画された閉空間V2に、コンクリートが注入されることにより形成される。
そして、これら壁体24や床体25の内側には、符号が省略されて記載されているプラント重要機器や、配管、ダクト等が、基礎ボルトにより固定されている。
ルームモジュール20は、工場内において、これら鉄骨28a,28b,28c、鋼板26a,26b及び機器・配管等が組み立てられる。このように組み立てられたルームモジュール20は、コンクリートを打設する前は、大型クレーン等で吊り上げて船等の移送手段に積載させることができる程度に軽量に構成されている。
そして、施工現場に移送されたルームモジュール20は、敷地に据え付けられてから閉空間V1,V2にコンクリート打設され、壁体24及び床体25が形成されることになる。
本発明の適用は、コンクリート打設によりルームモジュール20の壁体24及び床体25を形成する場合に限定されるわけではないが、以下において、その床体25の形成に適用した場合を例にとり説明を続ける。
図3(a)の縦断面図は、床体25(図2参照)の打設を行うために設置されたコンクリートの打設装置10の実施形態を示している。
コンクリートの打設装置10(以下、単に「打設装置10」と記載する)は、第1輸送管11と、第2輸送管12と、回収部13と、供給部17と、ポンプ18とから構成されている。このように構成される打設装置10は、一方の鋼板26に設けられた第1孔部21及び第2孔部22を通して閉空間VにコンクリートCを充填させるものである。
供給部17は、図示しないコンクリートミキサー車から(もしくは公知の手段により)、流動状態のコンクリートCの供給を受けて収容するものである。そして、この供給部17に収容されているコンクリートCは、接続されるポンプ18により第1輸送管11に圧送されることになる。
第1輸送管11は、閉空間Vにつながる第1孔部21に接続する第1接続端14を先端に有している。そして第1輸送管11は、その基端がポンプ18に接続され、供給部17に収容されているコンクリートCをこの閉空間Vに圧入するものである。
さらに、第1輸送管11は、ポンプ18の切り替えによって回収部13に収容されているコンクリートCを閉空間Vに圧入することもできる。
第2輸送管12(12a,12b,12c)は、閉空間Vにつながる第2孔部22に接続する第2接続端15を先端に有し、その基端側は回収部13に連通している。そして、第2輸送管12は、第1孔部21から注入され閉空間Vを流動し第2孔部22から吐出するコンクリートCを、回収部13に回収するものである。
このように、第2孔部22から吐出して回収されたコンクリートは、再び第1輸送管11により第1孔部21に圧入され再利用されることになる。
また、第2輸送管12は、閉空間Vにおけるコンクリートの流動解析の結果、設けられた第2孔部22(22a,22b,22c)の全てに設けられることになる。つまり、第2輸送管12及び第2孔部22の設けられる数及び位置は、空気溜りのできやすそうな場所に関連付けられ、コンクリートの充填が空気溜りや気泡の混入のない確実なものになるよう最適に設定される。
回収部13は、第2輸送管12を通過する経路により、第2孔部22から吐出したコンクリートCを回収し収容するものである。このように、回収された直後のコンクリートCは、空気が巻き込まれているが、重力の作用により分離される。
また、回収部13は、図3(b)に示されるように内部を大気開放して、ポンプ18の送圧のみによりコンクリートCを回収するように構成してもよいが、回収部13から出る空気を供給部17に送り、コンクリートCを押し出すことにより、コンクリート充填を迅速化させてもよい。更に、第2輸送管12に負圧を付与する吸引機(図示せず)を回収部13に設けてもよい。このような吸引機が回収部13に設けられることにより、閉空間Vのコンクリート充填が迅速化されるとともに、混入した気泡の除去も促進される。
そして、回収部13に回収されたコンクリートCは、ポンプ18の動作により、適宜、第1輸送管11に送られることになる。
なお、このポンプ18の動作は、回収部13及び供給部17に収容されているコンクリートCを、任意の割合で混合して第1輸送管11に送ることができることが望ましい。これにより、閉空間VにおけるコンクリートCの充填の進行状況に応じて、混合割合を変化させることにより、効率よく打設することができる。特に、コンクリートCの充填がほぼ完了した図3(c)に示される状態においては、供給部17からの供給を停止して、回収部13を経由してコンクリートCを、閉空間Vに循環させることにより、残存する気泡を減少させることができる。
図4(a)の模式図は第2輸送管12を通過するコンクリートの経路の全体を示したものであり、図4(b)の拡大図は、第2輸送管12の先端部分を拡大したものである。
閉空間Vの外殻を形成する鋼板26には、この閉空間Vと外界とを貫通させる第2孔部22(22a,22b,22c)と、第1孔部21(図示略)とが設けられている。これら第2孔部22及び第1孔部21には、ホースニップルのような継手部材23を螺入させるためのねじ山が切られている。そして、第2孔部22と回収部13とを結ぶ第2輸送管12が通過する経路上には、検知手段31と、絞り弁32とが設けられている。
継手部材23は、図4(b)に示されるように、基端が第2孔部22に螺合するとともに、先端が第2輸送管12の第2接続端15の中空部分に着脱自在に挿入されるように構成されている。
同様に、継手部材23は、基端が第1孔部21(図3参照)に螺合するとともに、先端が第1輸送管11の第1接続端14の中空部分に着脱自在に挿入されるようにも構成されている。
そして、継手部材23には、周面から延出するフランジ部23aが設けられている。このフランジ部23aは、継手部材23を第2孔部22(又は第1孔部21)に螺入する際に、鋼板26との間でシール部材27を挟持して、密閉性を確保するように作用する。つまり、シール部材27は、第2孔部22(又は第1孔部21)と継手部材23との隙間から毛細管現象によりコンクリートが漏れ出さないように機能する。
なお、第2孔部22(22a,22b,22c)及び第1孔部21のそれぞれに配置される継手部材23の口径は、閉空間Vを充填するコンクリートCの流動が最適化するように適宜設定される。
このように継手部材23が構成されることにより、コンクリートの打設作業時のみ、必要最低限の数の継手部材23を設け、打設装置10の装着を容易にすることができる。そして、打設作業の終了後は、この継手部材23を簡単に取り外し、閉空間Vに充填したコンクリートが凝固したのち、第1孔部21及び第2孔部22をパテで埋め、表面を平面にする。
検知手段31は、第2輸送管12を通過するコンクリートCの経路に設けられ、コンクリートCが第2孔部22から吐出したことを検知するものである。つまりコンクリートCが第2輸送管12を通過したり、回収部13に到達したりすると、検知手段31はそのことを検知するわけである。
この検知手段31は、全ての第2輸送管12(12a,12b,12c)に設けられている。そして、図3(a),図3(b),図3(c)の順番で、閉空間VのコンクリートCの充填が進行するにつれて、検知手段31も、符号31a,符号31b,符号31cの順番で検知反応することになる。
これにより、複数設置される検知手段31の検知反応を追っていくことにより、コンクリートCの充填の進行状況を把握でき、全てが検知反応を示したところで充填が完了したとみなしてコンクリートの圧入を停止させる。
さらに、検知手段31が、閉空間Vから排出されて検知手段31を通過する内部気体の体積を算出する機能を積算流量計を備えて実現すれば、この閉空間Vの体積が既知であることを前提に、コンクリートCの充填度を認識することができる。
絞り弁32は、第2輸送管12の経路を絞ってコンクリートCの流動抵抗を調整により可変するものである。当然に、この流動抵抗を無限大に調整して、コンクリートCの通過を停止させることもできる。
つまり、複数設けられている第2孔部22(22a)のうちコンクリートCの吐出が検知されたものについては、その経路を絞って流動抵抗を上げて、他の未検知の第2孔部22(22b,22c)の方向にコンクリートCの流れを誘導する。これにより、閉空間Vにおいて、空気溜りのないコンクリートCの充填を短時間で達成させることができる。
図5のフローチャートは、コンクリートの打設方法の実施形態を示している。このフローチャートと他の図面を適宜参照して閉空間にコンクリートを充填させる手順の説明を行う。
ルームモジュール20(図2)を所定の位置に据え付けた後、継手部材23(図4(b))を第1孔部21及び第2孔部22に取り付ける(S11)。そして、打設装置10(図3)を床面に設置したのち、第1輸送管11及び第2輸送管12の先端の接続端14,15をこの継手部材23に接続する(S12)。
そして、外部からコンクリートCを打設装置10の供給部17に供給するとともに、ポンプ18を動作させて、閉空間Vにつながる第1孔部21にコンクリートCを圧入する(S13)。
このように圧入されたコンクリートCは、図3(a)に示されるように閉空間Vを流動し、図3(b)に示されるように第1接続端14に直近の第2孔部22aから吐出する(S14)。そのことを検知手段31a(図4(a))が検知すると、絞り弁32aが動作して第2輸送管12aの経路を絞って流動抵抗を増加させる(S15)。すると、コンクリートCは、閉空間Vの空気溜りを充填する方向に流動し、引き続いて図3(c)に示されるように第2孔部22b,22cから吐出し、対応する検知手段31b,31cが反応し、絞り弁32b,32cが動作する(S14,S15)。
一方において、吐出して回収部13に回収されているコンクリートCは、ポンプ18の動作により、第1輸送管11に送られて再び第1孔部21に圧入され、再利用されることになる(S16)。
そして、複数設けられている第2孔部22(22a,22b,22c)の全てからコンクリートCが吐出していることを確認したところで、充填が完了したとみなし、ポンプ18を停止して第1孔部21へのコンクリートCの圧入を停止する(S17)。なお、しばらくの間、コンクリートCを回収部13と閉空間Vとの間で循環させて含まれる気泡を取り除いてもよい。
そして、打設装置10及び継手部材23を取り除き(S18)、コンクリートCが凝固した後に、第1孔部21及び第2孔部22をパテ埋めして、一連のコンクリートの打設作業が終了する。
以上説明したように、本発明によれば、閉空間Vに圧入したコンクリートCが、外部に噴出することがないので、その外部周辺をコンクリートCにより汚染することがない。さらに、閉空間Vを充填するのに余分なコンクリートCを消費しないので、経済的で環境にもやさしい。また、閉空間Vに充填されたコンクリートCに、空気溜りや気泡が生じにくいので、高品質のコンクリート打設が可能になる。
また、充填を確実にするために閉空間Vに空気穴を多数設けたり、バイブレータを使用したりする必要がないので、施工期間の短縮にもつながる。
以上の説明において、ルームモジュール20の床体25を施工する場合についての発明の実施形態について記載したが、本発明の適用は、この記載された実施形態に限定されることはく、ルームモジュール20の壁体24にも適用することができる。
また、このようなルームモジュール20以外の閉空間のコンクリート打設にも適用することができ、例えばペデスタル(原子炉圧力容器の台座)等に適用することができる。
10 打設装置
11 第1輸送管
12,12a,12b,12c 第2輸送管
13 回収部
14 第1接続端
15 第2接続端
17 供給部
18 ポンプ
20 ルームモジュール
21 第1孔部
22,22a,22b,22c 第2孔部
23 継手部材
23a フランジ部
24 壁体
25 床体
26,26a,26b 鋼板
27 シール部材
28a,28b,28c 鉄骨
31,31a,31b,31c 検知手段
32,32a,32b,32c 絞り弁
C コンクリート
V,V1,V2 閉空間

Claims (6)

  1. 閉空間にコンクリートを充填させるコンクリートの打設方法であって、
    前記閉空間につながる第1孔部に前記コンクリートを圧入する段階と、
    圧入された前記コンクリートが前記閉空間を流動し第2孔部から吐出する段階と、
    吐出した前記コンクリートを回収し再び前記第1孔部に圧入する段階と、を含むことを特徴とするコンクリートの打設方法。
  2. 複数設けられている前記第2孔部の全てから前記コンクリートが吐出していることを確認したところで前記第1孔部への前記コンクリートの圧入を停止する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの打設方法。
  3. 前記閉空間が対向する鋼板で区画され、充填された前記コンクリートがモジュールルームの床体又は壁体を形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンクリートの打設方法。
  4. 閉空間にコンクリートを充填させるコンクリートの打設装置であって、
    前記閉空間につながる第1孔部に接続する第1接続端を有し前記コンクリートをこの閉空間に圧入する第1輸送管と、
    前記閉空間につながる第2孔部に接続する第2接続端を有し前記閉空間を流動してこの第2孔部から吐出する前記コンクリートを回収して再利用に供する第2輸送管と、を備えることを特徴とするコンクリートの打設装置。
  5. 前記第2輸送管を通過する前記コンクリートの経路に設けられ前記コンクリートが前記第2孔部から吐出したことを検知する検知手段が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のコンクリートの打設装置。
  6. 複数設けられている前記第2孔部のうち前記コンクリートの吐出が検知されたものに接続する前記第2輸送管の経路を絞る絞り弁が設けられていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のコンクリートの打設装置。
JP2009034053A 2009-02-17 2009-02-17 コンクリートの打設方法、及び打設装置 Pending JP2010189896A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009034053A JP2010189896A (ja) 2009-02-17 2009-02-17 コンクリートの打設方法、及び打設装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009034053A JP2010189896A (ja) 2009-02-17 2009-02-17 コンクリートの打設方法、及び打設装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010189896A true JP2010189896A (ja) 2010-09-02

Family

ID=42816218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009034053A Pending JP2010189896A (ja) 2009-02-17 2009-02-17 コンクリートの打設方法、及び打設装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010189896A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101487661B1 (ko) * 2013-05-03 2015-01-29 삼성중공업 주식회사 충전재 시공장치 및 이를 이용한 충전재 시공방법

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59154266A (ja) * 1983-02-23 1984-09-03 三菱重工業株式会社 プラント建屋の建設工法
JPH07259340A (ja) * 1994-03-18 1995-10-09 Nippon Steel Corp 鋼殻内への高流動性コンクリートの充填方法
JPH09170331A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Penta Ocean Constr Co Ltd コンクリート充填方法
JPH11247442A (ja) * 1998-02-26 1999-09-14 Sumitomo Metal Ind Ltd 複合床版のコンクリート充填方法
JP2003043180A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Tokyo Electric Power Co Inc:The 機器モジュールおよびその設置構造
JP2004124374A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Sumitomo Metal Ind Ltd 複合床版のコンクリート充填方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59154266A (ja) * 1983-02-23 1984-09-03 三菱重工業株式会社 プラント建屋の建設工法
JPH07259340A (ja) * 1994-03-18 1995-10-09 Nippon Steel Corp 鋼殻内への高流動性コンクリートの充填方法
JPH09170331A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Penta Ocean Constr Co Ltd コンクリート充填方法
JPH11247442A (ja) * 1998-02-26 1999-09-14 Sumitomo Metal Ind Ltd 複合床版のコンクリート充填方法
JP2003043180A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Tokyo Electric Power Co Inc:The 機器モジュールおよびその設置構造
JP2004124374A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Sumitomo Metal Ind Ltd 複合床版のコンクリート充填方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101487661B1 (ko) * 2013-05-03 2015-01-29 삼성중공업 주식회사 충전재 시공장치 및 이를 이용한 충전재 시공방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5339498B2 (ja) せん断補強材の定着方法
KR101522900B1 (ko) 압력식 그라우팅 마이크로 파일과 그의 시공방법
CN108221688A (zh) 超深水主墩承台围堰施工方法
JP2014012980A (ja) 液状化防止方法及びシステム
JP2010189896A (ja) コンクリートの打設方法、及び打設装置
CN102660946B (zh) 一种管桩注浆桩头及其使用方法
CN204266957U (zh) 一种滤网式泥浆循环装置
KR100668130B1 (ko) 지반강화제 주입 장치
JP3688546B2 (ja) 場所打ちコンクリート杭の施工方法、及び場所打ちコンクリート杭底地盤プレロード装置
CN203603145U (zh) 长螺旋钻机注浆护壁成孔系统
CN204002651U (zh) 一种锚杆钻机
KR101341187B1 (ko) 집수용 구조체
JP4311676B2 (ja) ケーシングを用いた施工方法
JP5512422B2 (ja) 減圧ユニット及び真空圧密地盤改良方法
CN207331435U (zh) 一种改良式桥墩
JP2010209547A (ja) 壁杭及び壁杭の造成工法
JP6301769B2 (ja) 深礎工法
JPH1121926A (ja) 高圧流体貯蔵用構造物及び高圧流体貯蔵用構造物の築造方法
JP2001073369A (ja) 杭類の圧入施工方法
JP2010203115A (ja) 開削による地下構造物構築時の地下水集水工法
CN207017248U (zh) 一种基底埋藏式大型充填溶洞加固结构
JP2015132110A (ja) 鋼管構造物の腐食進行防止方法
CN104196471A (zh) 一种锚杆钻机
JP2006144491A (ja) Pc構造物におけるケーブルシース内へのグラウト注入工法
JP7277157B2 (ja) 土留部材の撤去方法および汚染土壌の封じ込め方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120918

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130129