JP2010188790A - 車両の組立ライン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車体2を支持した状態でラインに沿って搬送するフロアフリクション台車10を複数備え、前記複数のフロアフリクション台車10・10・・・に支持される車体2・2・・・に対して足回り部品が組み付けられる車両の組立ライン1であって、前記複数のフロアフリクション台車10・10・・・は、車体2・2・・・を、車体2・2・・・の前後方向が車体2・2・・・の搬送方向に直交する姿勢に支持する。
【選択図】図3
Description
ここで、例えば、作業者が車体αに対して足回り部品A・B・Cを組み付け、足回り部品Aの組み付けには工具Xを使用し、足回り部品Bの組み付けには工具Yを使用し、足回り部品Cの組み付けには工具Zを使用することとする。
このような場合、作業者は、(1)足回り部品A及び工具Xを取りに行き、足回り部品Aを車体αに対して組み付ける。足回り部品Aの組み付けが終了すると、(2)足回り部品B及び工具Yを取りに行き、足回り部品Bを車体αに対して組み付ける。そして、足回り部品Bの組み付けが終了すると、(3)足回り部品C及び工具Zを取りに行き、足回り部品Cを車体αに対して組み付ける。このように(1)〜(3)の作業を順次行う。
このような組み付け作業に際して、作業者は上述のように、足回り部品A・B・Cを車体αの下方から組み付けるので、作業時に、工具X・Y・Z及び足回り部品A・B・Cが、車体αの下方に配置されていれば、作業者が工具X・Y・Z及び足回り部品A・B・Cを取りに行く際の歩行の増加を抑制でき、車体αに対する組み付け作業を効率的に行うことが可能になる。
つまり、各車体に対する足回り部品の組み付け作業時に、足回り部品の組み付けの際に使用する工具類(以下、単に「工具」と記す。)及び足回り部品が各車体の下方に配置されていれば、各車体に対する組み付け作業を効率的に行うことが可能になる。
また、工具について、作業者が同一のものを使用して、順次搬送されてくる各車体に対する組み付け作業を行う。
従って、各車体の下方の空間を連通するワゴン台車搬送用の通路(以下、単に「搬送通路」と記す。)を形成できれば、ワゴン台車が搬送通路を通じて移動し、これに伴いワゴン台車が各車体の下方を移動できる。これにより、各車体に対する組み付け作業時にワゴン台車を各車体の下方に配置しておくことができ、さらに同一の工具を使用して各車体に対する組み付け作業を行うことができる。
また、近年、車種の多様化により、足回り部品の種類が車種(車体の種類)によって異なる場面が多々発生する。そこで、足回り部品の組み付け時に足回り部品の選択ミスを抑制し、多車種対応を容易にするため、予め足回り部品を車体一台分毎に分けて用意しておき、各車体と各車体に対応する足回り部品とを一対一の関係を有する状態にしておいて車両の組立ラインに流す傾向にある。
従って、各車体の下方に、足回り部品配置用の空間(以下、単に「部品空間」と記す。)を形成できれば、予め各車体の下方に対応する足回り部品をそれぞれ配置しおき、各車体と各車体に対応する足回り部品とを一対一の関係を有する状態にしておいて車両の組立ラインに流すことができる。これにより、各車体に対する組み付け作業時に足回り部品を各車体の下方に配置しておくことができ、さらに近年の傾向にも合致する。
なお、ワゴン台車が移動する際に足回り部品と衝突しないようにするには、搬送通路と各部品空間とが重ならないようにし、搬送通路と各部品空間とを独立して形成する必要がある。
しかし、一般的に車体の幅方向の長さは車体の種類によって大きな違いはなく、通常1700mm〜1800mm程度に設定されており、車体の前後方向の長さに比べて明らかに短く設定されている。従って、搬送通路130を形成すると、各車体110の下方に各部品空間を形成することが困難になる。
このように特許文献1に記載の技術では、上述のような工具及び足回り部品に対する要請に十分に応えることが困難であり、ひいては組み付け作業に対する効率の向上に寄与できないという課題がある。
車両の組立ライン1は、フロアフリクション台車10・10・・・、及びレール20・20を備える。各フロアフリクション台車10は、各車体2を支持している状態で搬送方向(各車体2がラインを流れる方向)に沿って連続的に隙間無く並んでおり、この状態でレール20・20上を移動し、これに伴い各車体2を搬送する。このとき、作業者が各車体2の下方で立ち姿勢で、足回り部品の組み付け作業(組み付け作業)を車体2毎に順次行っていく。
フロアフリクション台車10は、基台11、車輪12・12・12・12、及び支持部13を有する。
支持部13は、鉄を主成分とし、十分な剛性を有する部材であり、上流側支持部14及び下流側支持部15を有する。上流側支持部14及び下流側支持部15は、同一形態に構成され、基台11上において、搬送方向に所定間隔を開けて配置されており、左右方向に延びる基台11の中心線を中心にして線対称に配置されている。車両の組立ライン1に対して、上流側支持部14が上流側に配置されており、下流側支持部15が下流側に配置されている。そして、支持部13は、上流側支持部14と下流側支持部15との間で車体2を横向きの姿勢(車体2の前後方向が搬送方向に沿う向き)に支持する。
支柱14aは、円柱形状を有し、一端が基台11の左右中央位置(車体2の搬送方向と直交する方向の中央位置)に固定され、他端が上方に突出し、車体2を支持可能な径(例えば、200πmm前後)を有する。
メインアーム14bは、棒形状を有し、中央部が支柱14aに固定され、両端が左右方向に突出し、基台11に対して所定の高さ位置(例えば、1600mm前後)に配置されている。メインアーム14bは、右端部を左右方向に伸縮でき、これにより左右方向の長さを変更できる。
アーム14c・14cは、棒形状を有し、一端がメインアーム14bの左下端部及び右下端部にそれぞれ固定され、他端が下流側(下流側支持部15)に向かって水平に突出している。右側のアーム14cの他端部には、上方に向かって突出する固定ピン14dが固定されている。
なお、ここでは支柱15a、メインアーム15b、及びアーム15c・15cについての詳細な説明は省略する。
本実施形態では、アーム14c・14c・15c・15c上に車体2の前後中央部を載置することとし、車体2の前部が左側を向き、後部が右側を向いていることとする。そして、上述のように基台11の左右方向の長さが車体2のホイールベースより短く設定されているので、基台11に比べて、車体2の前部の方が左側に突出しており、後部の方が右側に突出している。
レール20・20は、フロアフリクション台車10を案内するものである。レール20・20は、床面上に固定されており、互いに平行に対向した状態で搬送方向に沿って配置されている。レール20・20には各車輪12が係合しており、レール20・20上をフロアフリクション台車10が搬送方向に移動する。
第一搬送通路30は、各車体2の前部下方の空間を搬送方向に沿って連通する空間である。第二搬送通路40は、各車体2の後部下方の空間を搬送方向に沿って連通する空間である。各部品空間50は、各車体2の中央部下方の空間である。第一搬送通路30、第二搬送通路40、及び各部品空間50の位置関係について、搬送方向に沿って並べられた各フロアフリクション台車10を中心にして、左側に第一搬送通路30が、右側に第二搬送通路40が、所定間隔を開けて配置されている。そして、第一搬送通路30と第二搬送通路40との間に各部品空間50が、搬送方向に所定間隔を開けてそれぞれ配置されている。
図7、図8、及び図9に示すように、第一搬送通路30には、第一ワゴン台車31、第一レール32、及び第一組み板33が配置されている。第一組み板33上に第一レール32が配置されており、第一レール32上を第一ワゴン台車31が移動する。
第一組み板33は上面に水平形状を有しており、第一組み板33上で作業者が組み付け作業を行うことができる。また、第一組み板33と各基台11とは同程度の高さを有していて、両者の間には段差がなく、第一組み板33と各基台11との間を作業者が円滑に移動できる。
図7、図8、及び図9に示すように、第二搬送通路40には、第二ワゴン台車41、第二レール42、及び第二組み板43が配置されている。第二組み板43上において、第二レール42が各車体2の後部下方の空間を搬送方向に連通する位置に配置されている。そして、第二レール42上を第二ワゴン台車41が移動可能に構成されており、第二ワゴン台車41が、第二レール42上を移動するのに伴い、各車体2の後部下方を搬送方向に沿って移動する。
第二ワゴン台車41、第二レール42、及び第二組み板43は、第一搬送通路30の第一ワゴン台車31、第一レール32、及び第一組み板33と同様の形態に構成され、それぞれフロアフリクション台車10の搬送方向中心軸を中心として線対称に配置されている。
上述のように、第二ワゴン台車41にも第二同期部41aが取り付けられており、第二同期部41aによって、第二ワゴン台車41とフロアフリクション台車10とが共に移動し、第二同期部41aと基台11の突起部との係合状態に応じて移動又は停止可能に構成されている。
なお、ここでは第二ワゴン台車41、第二レール42、及び第二組み板43についての詳細な説明は省略する。
図7、図8、及び図9に示すように、各部品空間50は、各SPS台車51上に配置されている。
また、各SPS台車51は、下面の四隅に車輪が取り付けられており、当該車輪を介して各基台11上に載置されており、各基台11上(各部品空間50内)で移動できる。これにより、作業者が各SPS台車51の位置を組み付け作業のしやすい位置に移動でき、足回り部品の組み付けを効率的に行うことが可能になる。例えば、作業者が各車体2の前部や後部に足回り部品を組み付けるとき、つまり搬送通路30・40内(組み板33・43上)で組み付け作業をするときは各SPS台車51を左右方向に長くなる姿勢にして作業者と各SPS台車51とが離間しすぎないようにし、足回り部品の手元化を確保する(図11(a)参照)。また、作業者が各車体2の中央部に足回り部品を組み付けるとき、つまり各部品空間50内(各基台11上)で組み付け作業をするときは各SPS台車51を搬送方向に長くなる姿勢にして左右方向幅の長さ(作業スペース)を確保する(図11(b)参照)。
また、以下の説明において、図10及び図11に示すように、各車体2のうち上流側の一つである車体2A、同様に車体2Aの一つ下流側の車体2Bについて組み付け作業が行われるものとし、車体2A→車体2Bの順に組み付け作業が行われるものとする。また、車体2Aを各フロアフリクション台車10のうちの一つであるフロアフリクション台車10a(基台11a)が支持しているものとし、車体2Aの中央部下方には各SPS台車51のうちの一つであるSPS台車51aが配置されているものとする。同様に、車体2Bをフロアフリクション台車10b(基台11b)が支持しているものとし、車体2Bの中央部下方にはSPS台車51bが配置されているものとする。
図10(a)、及び図11(a)に示すように、第一作業者が第一組み板33上で車体2Aの前部に対する組み付け作業を、第二作業者が第二組み板43上で車体2Aの後部に対する組み付け作業を、それぞれ行っている。このときは、SPS台車51aを左右方向に長くなる姿勢にして、SPS台車51aと第一作業者及び第二作業者とが離間しすぎないようにして、足回り部品の手元化を確保している。
図10(b)、及び図11(b)に示すように、車体2Aの前部及び後部に対する組み付け作業終了後、第一作業者及び第二作業者が基台11a上に移動して車体2Aの中央部に対する組み付け作業を行っている。このときは、SPS台車51aを搬送方向に長くなる姿勢に回動して、左右方向幅の長さ(作業スペース)を確保している。
本実施形態では、各車体2の下方において、各部品空間50が、第一搬送通路30と第二搬送通路40との間、つまり第一搬送通路30に対しては各車体2の後方側、第二搬送通路40に対しては各車体2の前方側、に形成されている。
そして、第一搬送通路30を通じて第一ワゴン台車31が移動でき、これに伴い第一ワゴン台車31が各車体2の下方を移動できる。これにより、各車体2に対する組み付け作業時に第一ワゴン台車31を各車体2の下方に配置しておくことができる。また、第二搬送通路40を通じて第二ワゴン台車41が移動でき、これに伴い第二ワゴン台車41が各車体2の下方を移動できる。これにより、各車体2に対する組み付け作業時に第二ワゴン台車41を各車体2の下方に配置しておくことができる。
また、予め各車体2の下方の各部品空間50に各SPS台車51をそれぞれ配置しおき、各車体2と各SPS台車51とを一対一の関係を有する状態にしておいて車両の組立ライン1に流すことができる。これにより、各車体2に対する組み付け作業時に各SPS台車51を各車体2の下方に配置しておくことができる。
これにより、各車体2に対する組み付け作業時に、第一作業者及び第二作業者がワゴン台車31・41上の工具及び各SPS台車51上の足回り部品を取りに行く際の歩行の増加を抑制でき、各車体2に対する足回り部品の組み付け作業を効率的に行うことが可能になる。
本実施形態の車両の組立ライン1は各車体2を「横向きの姿勢」で搬送方向に沿って並べているので、隣り合う各車体2同士を近づけて配置できる。これにより、作業者が隣り合う各車体2間を短時間で移動して隣の各車体2に対する組み付け作業に取りかることができ、各車体2に対する組み付け作業を効率的に行うことが可能になる。
本実施形態の車両の組立ライン1は各車体2を「横向きの姿勢」で搬送方向に沿って並べているので、車両の組立ライン1の長さを短くできる。
また、車両の組立ライン1の長さを短くできると、照明等の付帯設備の量を減少できるのでコストメリットを享受でき、さらに車両の組立ライン1を設置する際の工期を短縮できる。
また、仮に一定時間内に一定台数の車体が車両の組立ラインを流れることとした場合、車両の組立ラインの長さが短いほど車体が車両の組立ラインを流れる速度を遅く設定できる。本実施形態の車両の組立ライン1は長さを短くできるので、各車体2が車両の組立ライン1を流れる速度を遅く設定できる。これにより、組み板33・43上での組み付け作業が円滑に行え、作業性を向上させることができる。
オーバーヘッドコンベア方式の車両の組立ラインは、ハンガー等の車体を搬送する設備を建屋梁から吊り下げる方式をとっている。これに対して、本実施形態の車両の組立ライン1は、フロアフリクション台車10等の車体2を搬送する設備を床面に載置する方式をとっている。これにより、本実施形態の車両の組立ライン1の方が、簡易な作業で設置でき、ワゴン台車31・41等の床面上の設備に対する位置決めを容易に行え、安価に設置でき、かつ、短期間に設置できる点で有利である。
なお、車両の組立ライン1と異なる部分について説明し、同様の部材に対しては同一符号を付し、詳細な説明およびそれに付随する効果等の記載は省略する。
一般的に、前記重量部品は、車体に対して組み付ける際に、作業者が自力で持ち上げることが困難な重量を有し、工具(リフター等の搭載装置)を使用して持ち上げる。また、車体は中央部に座席等が配置される室内空間を有し、前部及び後部に前記重量部品が組み付けられる空間を有しており、前記重量部品は車体の前部及び後部に対して組み付けられる。従って、車体に対して重量部品を組み付けるには車体の前部下方及び後部下方に前記搭載装置を配置できればよい。
台車44は、前記搭載装置を搬送するものである。台車44は、上面に水平形状を有しており、上面に前記搭載装置としてのリフター45が載置されており、台車44上で作業者がリフター45を使用して各車体2に対する組み付け作業を行うことができる。
台車44は、下面に車輪が左右に二個ずつ取り付けられており、当該各車輪のうちで左側に配置されているものが第二レール42に係合しており、第二レール42上を移動する。台車44はフロアフリクション台車10の右側に配置されており、台車44の左部には第二同期部41aが取り付けられている。台車44は高さを可及的に低く設定されており、台車44と各基台11との間を作業者が円滑に移動できる。台車44は、制御装置(不図示)に接続されており、当該制御装置から信号を受信することにより第二レール42上を移動する。
リフター45は、台車44の上面に載置されており、車体2に組み付けられるリアサスペンション3を台車44の上面から車体2側へ押し上げるものである。例えば、図13に示すように、リフター45は、上下方向に伸縮する伸縮部材を備え、その伸縮部材の作動によってリフター45上に載置される部材(リアサスペンション3)を押し上げるものである。作業者は、車体2の後部下方において、リフター45を使用してリアサスペンション3を押し上げ、車体2に対してリアサスペンション3を組み付ける。なお、リフター45の初期状態(停止状態)は、前記伸縮部材が縮んだ状態とする。
台車44(リフター45)は、基台11aとの同期状態を解除されると停止状態になる。そして停止状態のリフター45上に、リアサスペンション3Bが搬送されてきて載置される。停止状態のリフター45上にリアサスペンション3Bを載置されるので、確実にリフター45上にリアサスペンション3が載置されることが可能である。リフター45上にリアサスペンション3Bが載置されると、前記制御装置が第二搬送通路40を通じて台車44を上流側に移動する。そして、前記制御装置が台車44を車体2Bの後部下方まで移動すると、第二同期部41aが基台11bの突起部に係合し、台車44がフロアフリクション台車10bに対して同期状態になる。
また、各車体2の前部に対して組み付ける前記重量部品(例えばエンジン、フロントサスペンション等)を、車両の組立ライン1aを用いて各車体2に対して組み付けるには、第一搬送通路30に台車、リフター等を配置すればよい。詳細には、該台車を第一レール32上に配置して、該台車上に該リフターを載置する。これにより該リフターを各車体2の前部下方に第一搬送通路30を通じて移動して配置できるので、各車体2の前部に対して組み付ける前記重量部品を各車体2に対して組み付けることができる。
また、前記搭載装置(リフター45)及び前記重量部品(各リアサスペンション3)についても、各車体2に対する組み付け作業時に、各車体2の下方に配置しておくことができ、各車体2に対する前記重量部品の組み付け作業を効率的に行うことが可能になる。
2・2a・2c 車体
3・3a・3b リアサスペンション
10 フロアフリクション台車
30 第一搬送通路
40 第二搬送通路
45 リフター
50・50a・50b 部品空間
Claims (5)
- 車体を支持した状態でラインに沿って搬送する搬送装置を複数備え、
前記複数の搬送装置に支持される各車体に対して足回り部品が組み付けられる車両の組立ラインであって、
前記複数の搬送装置は、前記各車体を、前記各車体の前後方向が前記各車体の搬送方向に直交する姿勢に支持する車両の組立ライン。 - 前記搬送装置に支持された状態の前記各車体の下方の空間を連通し、前記各車体に対して足回り部品の組み付けの際に使用する工具の搬送用の搬送通路が形成され、
前記搬送装置に支持された状態の前記各車体の下方において、前記搬送通路に対する前記各車体の前後方向側に、前記搬送通路とは独立して、前記足回り部品の配置用の部品空間がそれぞれ形成される請求項1に記載の車両の組立ライン。 - 前記搬送通路は、前記各車体の前部下方の空間を連通する第一搬送通路、及び前記各車体の後部下方の空間を連通する第二搬送通路を有し、
前記それぞれの部品空間は、前記第一搬送通路と前記第二搬送通路との間に形成される請求項2に記載の車両の組立ライン。 - 前記部品空間は前記搬送装置上に配置され、前記搬送通路は前記搬送装置の側方に配置される請求項2又は請求項3に記載の車両の組立ライン。
- 前記複数の搬送装置は、床面上を移動する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両の組立ライン。
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