JPS6056682A - 自動車組立て用搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車組立て用搬送装置、！昌に自動車のボ
ディへのエンジンマウント工程で用いラレる搬送装置に
関する。

従来、かかる搬送装置では、第１図に／ｊ”＜　−Ｊ−
，１、うに、組立完了したエンジンＥは、ハンガ１　”
−Ｑ　ｉｉｌ　下げられてオーバヘッド搬送コンベア２
ニ３１、リスジットコンベア３上まで搬送され、スラッ
トコンベア３に設けられた移載治具４上に移載され、こ
のスラットコンベア３で搬送されている間にエンジンＥ
まわりの部品の取付が行なわれる。−ツバ賎装の終了し
たボディＢは、オーバヘット搬送コンベア５で搬送され
て来ており、スシットコンヘ゛ア３上をオーバヘット搬
送コンベア５が同ｊυ１しＣ移動する間に、移載治具４
によってエンジンＥが易も上げられ、エンジンＥのボデ
ィＢへの装着が行なわれる。次いで、オーバヘッド搬送
コンベア５で搬送されているボディＢの足まわりの組付
が、オーバヘッド搬送コンベア５の移動とともに行すわ
れた後、粗細の完了した自動車がオーバヘッド搬送コン
ベア５と同期したスラットコンベア６上に移載される。

このスラットコンベア６で搬送すれろ自動車は、その内
装の粗細けが行なわれるとともにガソリン等の油類が充
填され、最終的に自動車の組立てが完了する。

ところがこのような従来装置によれば、次のような欠点
がある。すなわち、（ａ）各コンベア２，３゜５．６を
全て同期して駆動する必要があり、その同期調整が煩雑
である。（１））ボディにエンジンを取付ける作業時間
によりラインスピードが決められるので、増産に対処す
ることができない。（ｃ）エンジン移載用スラットコン
ベア３がボディ搬送用オーバヘッドコンベア５に並行し
て走行する間にエンジンＥをボディＢに取付けるので、
前記スラットコンベア３を長（設置する必要があり、し
かもスラットコンベア３は無端状であるので移載治具４
を多数設ける必要があり、したがって設置スペースが大
ぎくなる。（ｄ）動力源供給のために、各移載治具４毎
に動力源との接続作業を行なわなければならず、煩雑で
ある。（ｅ）エンジンＥをボディｌＪに取付ける作業は
、作業員がオーバヘットコンベア５およびスラットコン
ベア３０走行に応じて歩行しなげればならないので、作
業ロスか大きい。

本発明は、このような従来の欠点なＷｌ′梢すべ（なさ
れたものであり、同期調整を必要とする個所を１個所の
みとし、一部のコンベアの走行速度な早（して増産に対
処し得るようにし、設置スペースを小さくすることがで
きるようにし、移載治具との動力源接続作業を不要とし
、し、かもエンジンのボディへの取付作業を静止状態で
行ないイ１）る」、うにした自動車組立て用搬送装置を
提供することを目的とする。

以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第２図において、この自動車組立て用搬送装置は
、犠装の完了した自動車ボディＢにエンジンＥを取付け
る、エンジンマウント工程に用いられるものであり、ボ
ディ搬送用タクト搬送コンベア１０と、ボディ搬送用連
続搬送コンベア１１と、両コンベア１０．１１間でボデ
ィＢの受渡しを行なうための一対のフィーダ１２．１３
と、エンジン取付完了後のボディＢを搬出するための搬
出コンベア１４と、ボディＢに取付けるためのエンジン
Ｅを搬送するエンジン搬送コンベア１５と、単一のエン
ジン移載治具１６を備えエンジン搬送コンヘア１５で搬
送されて来たエンジンＥを前記タクト搬送コンベア１０
で搬送されて来たボディＢの位置まで搬送するためのエ
ンジン移載コンベア１７とを含む。

ボディ搬送用タクト搬送コンベア１０を１、オーバヘッ
ドコンベアであり、エンジン取イー・Ｊ位１ｉｆｆ、　
１８を通って無端状に配置され、しかもエンジン数個位
置１８への入側１ｏａｉ、エンジン数句位動１８からの
出側１０ｂとが相互に平行に配置さＪｔろ。

このタクト搬送コンベア１０は、ボテイｌノの搬送状態
と停止状態とを自在に切換え可能であり、前記エンジン
取付位置１８にボディＢを搬送して来たときに、その移
動が一旦停止され、エンシン取付完了後に移動が再開さ
れる。

ホテイ搬送用連続搬送コンベア１１（土、オーバヘッド
コンベアであり、前記クンｌ−搬送コンベア１０におけ
る入側１０αの延長線上に位置する搬入部１１ａど、前
記タクト搬送コンベア１０における出側１［１の延長線
上に位置ずろ搬出部１ｉ　／Ｊとを有して、無端状に配
置される。

一方のフィーダ１２は前記連続搬送コンベア１１の搬入
部１１ａと前記タクト搬送コンベア１００人側１Ｑ　ａ
との間にわたって配置され、他方のフィーダ１３は前記
タクト搬送コンベア１０の出側１０Ａと前記連続搬送コ
ンベア１１の搬出部１１ｂとの間にわたって配置される
。

搬出コンベア１４は、スラットコンベアであり、前記連
続搬送コンベア１１の搬出部１１ｈに部分的に重なって
配置され、しかも連続搬送コンベア１１と同期して駆動
される。

エンジン取付位置１８に近接した位置には移載位置１９
が設定されており、エンジン搬送コンベア１５は該移載
位置１９を通って無端状に配置される。しかも、このエ
ンジン搬送コンベア１５は、オーバヘッド噛パワーー７
ンド蟻フリー譬コンベアであり、エンジンＥを吊下げる
ための７・ンガ２０は移載位置１９に達したときに一旦
停止される。

したがって、その間に）・ンガ２０からエンジンＥを移
載することができる。

第３図を併せて参照して、エンジン移載コンベア１７は
、移載位置１９とエンジン数個位置１８との間にわたっ
て配置される無端状の蛇腹コンベアであり、このエンジ
ン移載コンベア１７は駆動手段２１によって往復駆動さ
れる。しかもエンジン移載コンベア１７の途中には、エ
ンジン搬送コンベア１５かもエンジンＥを移載しエンジ
ン増刊位置１８にあるボディＢにエンジンＥを取（＝ｊ
けろべ（ボディＢの所定の位置まで持上げるた、Ｖ）の
エンジン移載治具１６が備えられる。

エンジン移載治具１６は、たとえば十Ｆに延びる空気圧
シリンダ２２のピストンτコツト２３の上端に載置台２
４を設けて成り、空気圧シリンダ２２はエンジン移載コ
ンベア１７を貫通してその途中を該コンベア１７に固着
される。

駆動手段２１は、上下に延びる駆動１１ｉ１１１２５を
有するモータおよび減速機などの駆動部２６と、前記駆
動軸２５に一端が固着され水平に延びる回動アーム２γ
と、一端が前記駆動軸２５と平行なピン２８を介して前
記回動アーム２７の他端に連結され水平に延びる連結棒
２９と、該連結棒２９の下方で移載位置１９とエンジン
数個位置１８とを結ぶ水平方向に沿って延設される下支
持台３０に固定される下ラック３１と、前記連結棒２９
の他端に軸支され前記下ラック３１に噛合するギヤ３２
と、前記下ラック３１と平行に固定される上支持台３３
にその長手方向移動自在に支持され前記ギヤ３２にその
上方から噛合する上ラック３４とから成り、上ラック３
４はエンジン移載治具１６における空気圧シリンダ２２
の下端に連結される。

この駆動手段２１においては、駆動部２６の駆動軸２５
は１８０度の範囲にわたって往復回動する。これにより
、回動アーム２７および連結棒２９を介してギヤ３２が
下ラック３１　を二を往復転動し、このギヤ３２の運動
に応じて上ラック３４はギヤ３２の移動量よりも犬なる
速度で往復移動する。

この上ラック３４の往復運動に応じてエンジン移載コン
ベア１７およびエンジン移載冶具１６が往復運動する。

コノようなエンジン移載コンベア１７およヒエンジン移
載治具１６の移動速度は、第４図でン」りずように、そ
の移動開始時と停止時を比較的遅（腰その途中で比較的
速（なるように設定される。こうすることにより、エン
ジン移載治具１Ｇ−１−に載置したエンジンＥの落下防
止が図れるとともに、エンジン移載コンベア１７上に作
業員が乗ったどきなどに急激な移動開始および急激な停
止による転倒事故などを防止することができる。しかも
エンジン移載コンベア１７の平均的な速度は、ボディ搬
送用連続搬送コンベア１１および搬出コンベア１４の搬
送速度よりも速く設定されており、各コンベア１０，１
１．１４，１５．１７の移動速度の比率は一定に保たれ
る。

次にこの実施例の作用について説明すると、犠装の完了
したボディＢは連続搬送コンベア１１の搬入部１１ａか
らフィーダ１２を介してタクト搬送コンベア１００入側
１０ａに渡される。このタクト搬送コンベア１０でボデ
ィＢがエンジン取付位置１８に達すると、タクト搬送コ
ンベア１ｏは自動的に搬送を停止する。

一方、エンジンＥは、ハンガ２ｏに／ｉｌ下げられてエ
ンジン搬送コンベア１５で移載位置１９まで搬送されて
来て、移載位置１９で停止する。そこで、エンジン移載
コンベア１γを駆動してエンジン移載治具１６を移載位
置１９のエンジンＥの直下にもたらし、載置台２４を上
昇せしめて、ハンガ２０からエンジンＥを載置台２Ａ上
に移載する。

次いで、載置台２４を下降せしめた後、エンジン移載コ
ンベア１７を駆動してエンジン移載治具１６をエンジン
取付位置１８に移動する。

エンジン取付位置１８において、載置台２４に１、再び
上昇駆動され、載置台２４上のエンジン／ｊ′がボディ
Ｂの所定の位置に組付けられ、載置台２４は降下させら
れる。このようにエンジンだが数句けられると、タクト
搬送コンベア１０の移動が開始され、ボディＢはタクト
搬送コンベア１００出側１０ｂからフィーダ１３を介し
て連続搬送コンベア１１の搬送部１１ｈに移される。こ
の連続搬送コンベア１１によって搬送されている間に、
ボディＢの足廻りの組立て作業が行なわれる。次いで、
ボディＢは、連続搬送コンベア１１と同ｊυ］シ２て走
行駆動されている搬出コンベア１４にｌｉ　サｔｔで搬
出される。

このようなボディマウント工程におし・ての作業時間を
、本発明のものと従来のものとを比較して示すと第１表
のようになる。

第１表から明らかなように本発明装置の方が作業時間が
短縮されるが、第１表において「実作業ロス時間」が従
来は５秒であるのに対して本発明のものが０秒であるの
は、従来は歩きながらエンジンをボディに取付けていた
のに対し、本発明では静止した状態で取付けを行なうこ
とができるからである。また「段取作業時間」が短縮さ
れるのは、従来複数の移載治具に動力源を接続する作業
が必要であったのに対し、本発明ではその上５１’、ｘ
作業が不要であるからである。さらに、］エンジン降し
時間」が短縮されるのは、従来同期した一対のコンベア
間でエンジンを降す必要があったのに対し、本発明では
静止した状態でエンシンを降すことができるからである
。

以上のように、本発明装置は、エンジン取イ；］位置を
通って無端状に配置され、走行、停止の切換自在なボデ
ィ搬送用タクト搬送コンベアと；該コンベアの前記エン
ジン取付位置への入側：ｔ、；　、１：び出側の延長線
上に搬入部および搬出部をそれぞれ有し無端状に配置さ
れるボディ搬送用連続搬送コンベアと；前記両コンベア
の搬入部および入側間、ならびに出側および搬出部間の
ボディ受渡しのための一対のフィーダと；前記連続搬送
コンベアの搬出部に少な（とも部分的に重なって配置さ
れ該連続搬送コンベアに同期して駆動される搬出コンベ
アと；前記エンジン取付位置に近接した移載位置を通っ
て無端状に配置され、前記移載位置で停止可能なエンジ
ン搬送コンベアと；単一のエンジン移載治具を備え前記
移載位置およびエンジン取付位置間にわたって配置され
比較的高速の両方向移動が可能なエンジン移載コンベア
と；を含むので、次のような効果を奏することかできる
。（ａ）同期調整がボディ搬送用連続搬送コンベアと搬
出コンベアとの間の１個所だけですみ、同期調整が容易
となる。（Ａ）エンジン移載コンベアの走行速度を速（
することが可能であり、それによりエンジン取付時間は
従来と変らないにも拘らず、生産増に対処することがで
きる。（ｃ）エンジン移載コンベアはエンジン取付位置
および移載位置間の比較的短距離にわたって配置すれば
よ（、またエンジン移載治具も１台だけであるので、設
置スペースが少なくてすむ。（ｄ）エンジン移載治具へ
の動力源供給作業が不要となる。（ｃ）エンジンのボデ
ィへの取イτ］作業は静止状態で行なわれるので、作業
ロスが低減される。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来装置の配置を示す図、第２〜第・１図は本
発明の一実施例を示すもので、第２図Ｉｔ；ｌ、本発明
装置の全体配置を示す図、第３Ｎｄ、第２図示のエンジ
ン移載コンベアの縦断面図、第４図Ｑ、し１−ンジン移
載コンベアの走行特性を示すグラフである。 １０・・・ボディ搬送用タクト搬送コンベア、１１ボデ
イ搬送用連続搬送コンベア、１２．１３・・フィーｆ、
１４・・・搬出コンベア、１５・・・エンジン搬送コン
ベア、１６・・・エンジン８載治ＪＡ、１７・・・エン
ジン移載コンベア、１８・・・エンジン取付位置、１９
・・・移載位置、Ｂ・・・ボディ、Ｅ・・・エンジン特
許出願人　本田技研工業株式会社 手続補正書（的） 昭和　５９１１６　＋＋−１＋、＋ １、事件の表示 昭和５８年　特　願第１０！’ｉ　８０６号２、発明の
名称 自動車組立て用搬送装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 名　称　（５３２）本田技研工業株式会ネ」４、代　理
　人　〒ｉｏｓ 電話東京４３４−４１５１ ５、補正の対象 明細書の１特許請求の範囲」、１発明の詳細な説明」お
よび図面の第４図 補正の内容 １　「特許請求の範囲」の欄の記載を別紙の通り訂正す
る。 ２　明細書記１５頁末行〜第１６頁第３行、・・　「前
記連続・・搬出コンベアと；」・・・・・とあるを削除
する。 ３　明細書第１６頁第５行、 ・　「単一の」・・・・・とあるを削除ずろ。 ４　明細書記】６頁第９行〜第１２行、・　［（ａ）同
期調整・・・・・・容易となる。」・・・・・とあるな
、下記のように訂正する。 記 「（α）ボディ搬送用コンベアに連続してボディを搬出
するための搬送コンベアとの間だけで同期調整を行なえ
ばよく、同期調整が容易どなる。」５　第４図を別紙の
通り訂正する。 以上 （別　紙） 特許請求の範囲 エンジン増刊位置を通って無”１ｌｉｉ状に配（、／ｊ
さＪし、走行、停止の切換自在なボディ搬送用タクト搬
送コンベアと；該コンベアの前記エンノ数句伺位１１°
〆１゛への入側および出側の延長線」二Ｉ／′Ｃ脹人ｊ
”；１！　：Ｉｕ’　、１．　ｒヂｌ）１’；山部をそ
れぞれ有し無端状に配置さＪ１イ）ボディ１ｌｌｖ送用
連続搬送コンベアと；前記両コンベアの搬入部および入
側間、ならびに出側おＪｕｌ・ＩＩＩＱｌｌ冒；ｌ（間
のボディ受渡しのための一対のフィーダど；前記エンジ
ン取付位置に近接した移載位１８　ｋ荊って無り１１１
状に配置され前記移載位置で停止可能ｈ′エンジン搬送
コンベアど；エンジン移載冶具を備え））１■記移載位
置およびエンジン数句位置間にわたって配置され比較的
高速の両方向移動が可能なエンジン移載コンベアと；を
含むことを特徴とする自動車組立て用搬送装置。 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エンジン取付位置を通って無端状に配置され、走行、停
   止の切換自在なボディ搬送用タクト搬送コンベアト；該
   コンベアの前記エンジン取Ｎ’　（’０１　置への入側
   および出側の延長線上に搬入部オｄＪ、ひｌｌ１ｉ’２
   出部をそれぞれ有し無端状に配置されるボディ脹送用連
   続搬送コンベアと；前記両コンベアの搬入部および入側
   間、ならびに出側お」；び搬出部間のボディ受渡しのた
   めの一対のフィーダと；前記連続搬送コンベアの搬出部
   に少な（とも部分的に重なって配置され該連続搬送コン
   ベアに同期して駆動される搬出コンベアと；前記エンジ
   ン取（＝Ｊ位ｉ７’ｃに近接した移載位置を通って無端
   状に配置され前記移載位置で停止可能なエンジン搬送コ
   ンベアと；単一のエンジン移載治具を備え前記積載位置
   およびエンジン取付位置間にわたって配置され比較的高
   速の両方向移動が可能なエンジン移載コンベアと；を含
   むことを特徴とする自動車組立て用搬送装置。