JP2010188398A - スライディングノズル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】面圧解除を防止するストッパの掛け忘れや外し忘れが起きないスライディングノズル装置を提供する。
【解決手段】面圧負荷手段は、固定金枠18の両側部に装着された一対のバネケース30と、開閉金枠16の両側部に形成され、各バネケース30の下方に位置する一対のガイドケース22と、バネケース30に収納された圧縮バネ31の弾発力をスライド金枠17に伝達する伝達部材13とを備えている。伝達部材13は、バネケース30とガイドケース22とを挟み込む一対のローディングバー12と、ローディングバー12の後端部12c間に架設される横架材11とから構成されている。防熱カバー14は、伝達部材13の移動方向を含む鉛直面内で回動し、防熱カバー14の回動先端部には、ブロック状の係止部15が設けられている。この係止部15は、防熱カバー14を閉じた状態で、伝達部材13が後方へ移動し、面圧が解除されるのを防止する。
【選択図】図8

Description

本発明は、溶融金属容器内の溶融金属の流出量を制御するスライディングノズル装置に関し、特に、固定プレートと摺動プレートとの間に面圧を負荷する面圧負荷手段を備えたスライディングノズル装置に関する。
スライディングノズル装置は、固定プレート及び摺動プレートと、各プレートを保持する保持手段と、摺動プレートを摺動させる摺動手段と、固定プレートと摺動プレートとの間に面圧を負荷する面圧負荷手段とを備えている。
上記面圧負荷手段としては、圧縮バネの弾発力を利用して摺動プレートを固定プレートに押し付ける方法が一般的である。例えば、図9に示す従来のスライディングノズル装置の場合、圧縮バネ51が収納されたバネケース52と、開閉金枠(図示省略)と連結されたガイドケース53とを、ローディングバー50を用いて挟み込むことで面圧が負荷される。ローディングバー50は、側面視してJ字状とされ、棒状部50a、50bの先端部下辺には傾斜部を有する切欠部が形成されている。ローディングバー50をローラ54を利用して押し込むと、バネケース52が下方に押し下げられ、バネケース52内の圧縮バネ51の弾発力によって開閉金枠が上方に押し上げられ、固定プレート(図示省略)と摺動プレート(図示省略)との間に面圧が負荷される機構になっている。
上記面圧負荷手段では、操業中に誤って面圧が解除されないように、ストッパ55が設けられている。ストッパ55は、ローディングバー50の進退方向を軸として回動可能とされている。ローディングバー50を押し込んだ後、ストッパ55を回動させて、ローディングバー50の後端部50cの直後にストッパ55を配置し、ローディングバー50の抜け出しを防止する。
また、特許文献1には、面圧の負荷及び解除をスライド金枠と連動させた機構が開示されている。特許文献1では、溶融金属容器の底部に固定される基枠(固定金枠)の側部に突設された突縁及びスライドケース(スライド金枠)の側部下面を包含する断面略コ字状の面圧負荷部材を設け、面圧負荷部材の上辺と基枠の突縁上面との間に圧縮バネを介装すると共に、面圧負荷部材の下辺の上面に敷設したレールで、スライドケースの両側部に軸着されたローラを支持する構成としている。レールの末端は傾斜部とされ、傾斜部にローラを移動させることで面圧が解除される。なお、操業時に誤ってスライドケースが傾斜部へ移動することがないよう、基枠とスライドケースのロッド連結部との間には、ストッパが設けられている。
特開2006−136912号公報
しかしながら、従来のスライディングノズル装置では、ストッパの掛け忘れにより、誤って面圧が解除されたり、逆にストッパを外し忘れたため、ストッパがセットされた状態でローディングバーを引いてストッパが破損したりするトラブルが散発している。
一方、特許文献1に記載されたスライディングノズル装置の場合、面圧が負荷されているときはレールの傾斜部が使用できないため、溶鋼流量の制御時にフルストローク使用できないという難点があるうえ、4個のローラが面圧を受けた状態で回転することでプレートが摺動するので、ローラに掛かる負荷が大きいという問題がある。加えて、このスライディングノズル装置においても、従来のスライディングノズル装置と同様、ストッパの掛け忘れや外し忘れが起きる可能性は排除できない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、面圧解除を防止するストッパの掛け忘れや外し忘れが起きないスライディングノズル装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、溶融金属容器の底部に設置され、固定プレートを保持する固定金枠と、摺動プレートを保持して摺動するスライド金枠と、圧縮バネが収納され、前記固定金枠に連結されたバネケースと、前記圧縮バネの弾発力を前記スライド金枠に伝達する伝達部材とを備え、前記固定プレートと前記摺動プレートとの間の面圧の負荷及び解除が前記伝達部材の移動によって行われるスライディングノズル装置において、前記固定金枠に回動自在に設置された防熱カバーに、該防熱カバーを閉じた状態で前記伝達部材と係合し、前記面圧が解除される向きへの前記伝達部材の移動を拘束する係止部が設けられていることを特徴としている。
ここで、「面圧が解除される向き」とは、面圧を解除するために伝達部材が移動する方向のことである。また、下記の「面圧が負荷される向き」とは、面圧を負荷するために伝達部材が移動する方向のことである。
固定金枠に回動自在に設けられた防熱カバーは、スライディングノズル装置において占める面積が大きいので閉じ忘れることがない。そこで、本発明では、防熱カバーを閉じた状態で伝達部材と係合し、面圧が解除される向きへの伝達部材の移動を拘束する係止部(ストッパ)を防熱カバーに設けた。これにより、面圧が負荷される向きに伝達部材を移動させた後、防熱カバーを閉じることで、ストッパの掛け忘れが防止される一方、防熱カバーを開放しないと、面圧が解除される向きへ伝達部材を移動できないので、ストッパの外し忘れによるストッパの破損が生じることもない。
また、本発明に係るスライディングノズル装置では、前記面圧が負荷される向きへ前記伝達部材を移動させた状態でのみ、前記防熱カバーを閉じることができるようにすることが好ましく、これにより、面圧の負荷作業をし忘れることがなくなる。
また、本発明に係るスライディングノズル装置では、前記防熱カバーの回動軸は、前記伝達部材の移動方向と直交する方向に配置されていることが好ましい。
防熱カバーの回動軸が伝達部材の移動方向と直交する方向に配置されている場合、防熱カバーを閉じた状態において、防熱カバーに作用する伝達部材による力は面内圧縮力として作用する。従って、防熱カバーには捩れモーメントが作用せず、回動軸に大きな負荷が掛かることがない。
本発明に係るスライディングノズル装置では、防熱カバーを閉じた状態で伝達部材と係合し、面圧が解除される向きへの伝達部材の移動を拘束する係止部を防熱カバーに設けているので、ストッパの掛け忘れが発生することがないだけでなく、防熱カバーを開放しないと、面圧が解除される向きへ伝達部材を移動できないので、ストッパの外し忘れが発生することもない。
本発明の一実施の形態に係るスライディングノズル装置において、面圧が解除されている状態を示す底面図である。 同スライディングノズル装置において、面圧が解除されている状態を示す側面図である。 同スライディングノズル装置において、伝達部材を押し込んだ状態を示す底面図である。 同スライディングノズル装置において、伝達部材を押し込んだ状態を示す側面図である。 図3のA−A矢視断面図である。 同スライディングノズル装置において、防熱カバーを閉じた状態を示す底面図である。 図6のB−B矢視断面図である。 同スライディングノズル装置において、防熱カバーを閉じた状態を示す側面図である。 従来のスライディングノズル装置の面圧負荷機構を説明するための模式図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の説明では、便宜上、ノズル孔が設けられている側をスライディングノズル装置の「前」側、防熱カバーが設置されている側をスライディングノズル装置の「後」側とする。
図1及び図2は、摺動プレート24と固定プレート25間(図7参照)の面圧が解除された状態のスライディングノズル装置10を示す図であり、伝達部材13が最も後側に位置している。一方、図3〜図8は、伝達部材13を前側に押し込み、摺動プレート24と固定プレート25間に面圧を負荷した状態を示す図である。また、図7は、ノズル孔24a、25aの中心に沿って、摺動方向に対して垂直に切断した図6のB−B矢視断面図である。同図に示すように、本発明の一実施の形態に係るスライディングノズル装置10は、固定プレート25及び摺動プレート24と、各プレート24、25を保持する保持手段と、摺動プレート24を摺動させる摺動手段と、固定プレート25と摺動プレート24との間に面圧を負荷する面圧負荷手段に加えて、防熱カバー14を備えている。
固定プレート25及び摺動プレート24には、それぞれノズル孔25a、24aが形成されている。固定プレート25は、固定金枠18(保持手段)を介して溶融金属容器27の底面に固定され、ノズル孔25aには上ノズル26が接続されている。一方、摺動プレート24は、固定金枠18に対して開閉可能に設けられた開閉金枠16の内側に配置されたスライド金枠17(保持手段)上に固定され、固定プレート25の下面に沿って摺動する。また、摺動プレート24のノズル孔24aには下ノズル23が接続されている。
固定金枠18は、スライド金枠17の摺動方向に延在し、延在方向の後端には油圧シリンダ28(摺動手段)が設置されている(図2参照)。そして、スライド金枠17の後端部に、油圧シリンダ28のロッド29の先端部が摺動ブロック43を介して接続されている(図3参照)。
開閉金枠16の側面には、後述するガイドケース22が形成されている。また、後端部には、後方に向けて延出する一対のアーム21が形成されており、各アーム21の先端部は、固定金枠18の両側部にそれぞれ回動軸20を介して連結されている。これにより、開閉金枠16は、スライド金枠17の摺動方向と直交する方向に配置された回動軸20を支点として開閉することができる。
面圧負荷手段は、固定金枠18の両側部に装着された一対のバネケース30と、開閉金枠16の両側部に形成され、各バネケース30の下方に位置する一対のガイドケース22と、バネケース30に収納された圧縮バネ31の弾発力をスライド金枠17に伝達する伝達部材13とを備えている(図2及び図7参照)。
伝達部材13は、図1及び図2に示すように、スライド金枠17の摺動方向に延在する一対のローディングバー12と、ローディングバー12の後端部12c間に架設される横架材11とから構成されている。ローディングバー12は、側面視してJ字状とされ、下側に位置し、ガイドケース22に挿入されると共に、当該ガイドケース22より長い第一棒状部12aと、上側に位置し、第一棒状部12aより短い第二棒状部12bとを有している。また、ローディングバー12の第一棒状部12a及び第二棒状部12bの先端部下辺には、それぞれ先端に向けて上り傾斜となった傾斜部が形成されている。
横架材11の中間部には、油圧シリンダ28のロッド29と伝達部材13とを連結するための連結治具40が設けられている。具体的には、横架材11の後退時にロッド29の先端部に設けられた凸型金具41と連結治具40とが、着脱自在の面圧解放治具42によって連結される(図1参照)。面圧解放治具42は、対向する一対の爪部42aが一方の端部に設けられると共に、凸型金具41が嵌入する孔部42bが他方の端部に設けられている。一方、連結治具40の両側面部には、面圧解放治具42の爪部42aが嵌入する凹陥部40aがそれぞれ形成されている(図3参照)。
なお、図5に示すように、スライド金枠17の後端部と油圧シリンダ28のロッド29の先端部とを連結している摺動ブロック43の下面43aは、連結治具40よりも固定金枠18がわに位置している。このため、スライド金枠17をスライドさせた際に、摺動ブロック43が連結治具40に接触することはなく、凸型金具41が連結治具40に当接して横架材11を前方に押し込み、面圧が負荷されるようになっている。
バネケース30は、固定金枠18から側方に張出した張出部18a上に配置され、連結ピン32を介して張出部18aに連結されている。バネケース30内には、張出部18aに対してバネケース30を上方へ押圧する複数の圧縮バネ31が、スライド金枠17の摺動方向に沿って配置されている。
また、バネケース30の前端部及び後端部には、下方に向けて延出する長係合部30aと短係合部30bが設けられている。長係合部30a及び短係合部30bは矩形フレームからなり、下端部にはローラ34が装着されている。そして、バネケース30の前端に設けられた長係合部30aには第一棒状部12aの先端部が、バネケース30の後端に設けられた短係合部30bには第二棒状部12bの先端部がそれぞれ後方から挿入される。
ガイドケース22には、スライド金枠17の摺動方向に延在する中空部22aが形成されており、ローディングバー12の第一棒状部12aが後方から中空部22aに挿入されている。また、中空部22aの両端部には、ローラ33が装着されており、ローディングバー12が前方向に摺動した際、ローラ33は張出部18aに当接する。
上記構成を有するスライディングノズル装置10は、図1及び図2に示すように、伝達部材13が後方に引き出され、面圧が解除されている状態では、ローディングバー12の第一棒状部12a及び第二棒状部12bの各先端部と、バネケース30の長係合部30a及び短係合部30bとは接しておらず、バネケース30とガイドケース22とは、非連結の状態にある。
そして、ローディングバー12が前方向に摺動すると、固定金枠18に設置されたバネケース30から延びる長係合部30aに設置されたローラ34の上方を第一棒状部12aが通過すると共に、短係合部30bに設置されたローラ34の上方を第二棒状部12bが通過する。この時、ローラ33が張出部18aと接触し、ガイドケース22の位置、ひいては開閉金枠16の位置が決まる。
ローディングバー12の傾斜部に従ってローラ34が下方に移動することに伴い、バネケース30も下方に移動し、圧縮バネ31が圧縮される(図3及び図4参照)。これにより、バネケース30は下方に移動し、バネケース30内の圧縮バネ31に発生した弾発力によって開閉金枠16が上方に押し上げられる。その結果、固定プレート25と摺動プレート24との間に面圧が負荷される。
なお、本実施の形態では、伝達部材13の移動方向とスライド金枠17の摺動方向は同じである。
スライディングノズル装置10では、飛散する溶融金属から油圧シリンダ28のロッド29を保護するため、ロッド29の直下に防熱カバー14が設置される。
本実施の形態では、矩形板状の防熱カバー14の一辺側が、伝達部材13の移動方向(スライド金枠17の摺動方向)と直交する方向に配置された回動軸19を介して固定金枠18に連結されている(図1参照)。これにより、防熱カバー14は、伝達部材13の移動方向を含む鉛直面内で回動することができる。
また、防熱カバー14の回動先端部には、ブロック状の係止部15が設けられている。この係止部15は、防熱カバー14を閉じた状態で、伝達部材13が後方へ移動する、即ち面圧が解除される向きに伝達部材13が移動するのを防止する。図8に示すように、伝達部材13を前方に押し込んだ状態、即ち面圧を負荷した状態で防熱カバー14を閉じると、横架材11の直後に防熱カバー14の係止部15がセットされる。
なお、閉じた防熱カバー14が自重で開放しないように防熱カバー14をロックするロックピン36を保持するピン保持部35が、防熱カバー14を挟んで固定金枠18の両側に設けられている(図6参照)。
次に、上記構成を有するスライディングノズル装置10における面圧の負荷及び解除手順について説明する。
先ず、面圧を負荷する場合について説明する。
(1)面圧が解除されている図1及び図2に示す状態を初期状態とする。但し、面圧解放治具42は装着されていないものとする。
(2)油圧シリンダ28のロッド29を伸張(前進)させ、凸型金具41を連結治具40の後面に当接する。さらに、ロッド29を伸張させることにより、連結治具40を介して伝達部材13を前方に押し込み、面圧を負荷する(図3〜図5参照)。
(3)防熱カバー14を閉じ、ピン保持部35にロックピン36を挿入する(図6〜図8参照)。
(4)スライド金枠17に下ノズル23を装着する(図6〜図8参照)。
次に、面圧を解除する場合について説明する。
(1)スライド金枠17から下ノズル23を取り外す。
(2)ピン保持部35からロックピン36を引き抜いて、防熱カバー14を開放する。
(3)面圧解放治具42を装着して連結治具40と凸型金具41とを連結する(図1参照)。そして、油圧シリンダ28のロッド29を収縮(後退)させることによって、伝達部材13を後方へ引いて面圧を解除する。
以上、本発明の一実施の形態について説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、上記実施の形態では、スライド金枠が開閉金枠に保持され、ガイドケースが設けられた開閉金枠を介してスライド金枠を押圧する構成としたが、開閉金枠が無い構成とし、スライド金枠にガイドケースを設けてもよい。
10:スライディングノズル装置、11:横架材、12:ローディングバー、12a:第一棒状部、12b:第二棒状部、12c:後端部、13:伝達部材、14:防熱カバー、15:係止部、16:開閉金枠、17:スライド金枠、18:固定金枠、18a:張出部、19、20:回動軸、21:アーム、22:ガイドケース、22a:中空部、23:下ノズル、24:摺動プレート、24a:ノズル孔、25:固定プレート、25a:ノズル孔、26:上ノズル、27:溶融金属容器、28:油圧シリンダ、29:ロッド、30:バネケース、30a:長係合部、30b:短係合部、31:圧縮バネ、32:連結ピン、33、34:ローラ、35:ピン保持部、36:ロックピン、40:連結治具、40a:凹陥部、41:凸型金具、42:面圧解放治具、42a:爪部、42b:孔部、43:摺動ブロック、43a:下面、50:ローディングバー、50a、50b:棒状部、50c:後端部、51:圧縮バネ、52:バネケース、53:ガイドケース、54:ローラ、55:ストッパ

Claims (3)

  1. 溶融金属容器の底部に設置され、固定プレートを保持する固定金枠と、摺動プレートを保持して摺動するスライド金枠と、圧縮バネが収納され、前記固定金枠に連結されたバネケースと、前記圧縮バネの弾発力を前記スライド金枠に伝達する伝達部材とを備え、前記固定プレートと前記摺動プレートとの間の面圧の負荷及び解除が前記伝達部材の移動によって行われるスライディングノズル装置において、
    前記固定金枠に回動自在に設置された防熱カバーに、該防熱カバーを閉じた状態で前記伝達部材と係合し、前記面圧が解除される向きへの前記伝達部材の移動を拘束する係止部が設けられていることを特徴とするスライディングノズル装置。
  2. 請求項1記載のスライディングノズル装置において、前記面圧が負荷される向きへ前記伝達部材を移動させた状態でのみ、前記防熱カバーを閉じることができるスライディングノズル装置。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載のスライディングノズル装置において、前記防熱カバーの回動軸は、前記伝達部材の移動方向と直交する方向に配置されているスライディングノズル装置。
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