JP2011212702A - スライディングノズル装置 - Google Patents

スライディングノズル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011212702A
JP2011212702A JP2010081946A JP2010081946A JP2011212702A JP 2011212702 A JP2011212702 A JP 2011212702A JP 2010081946 A JP2010081946 A JP 2010081946A JP 2010081946 A JP2010081946 A JP 2010081946A JP 2011212702 A JP2011212702 A JP 2011212702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface pressure
cylinder
pressure bar
bar
sliding nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010081946A
Other languages
English (en)
Inventor
Toji Nishiyama
冬二 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Krosaki Harima Corp
Original Assignee
Krosaki Harima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Krosaki Harima Corp filed Critical Krosaki Harima Corp
Priority to JP2010081946A priority Critical patent/JP2011212702A/ja
Publication of JP2011212702A publication Critical patent/JP2011212702A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

【課題】プレートれんがの交換のために面圧を解除した後に、余分の治具及び作業を必要とすることなく、意図しない面圧の負荷が生じることを防止できるSN装置を提供すること。
【解決手段】シリンダー7で面圧バー5を進退させることによってプレートれんが間に面圧を負荷及び解除する面圧負荷機構を備え、プレートれんがが垂直に立つ姿勢としたとき、シリンダー7がプレートれんがの上方に位置するスライディングノズル装置において、面圧負荷機構が、シリンダー7で面圧バー5を前進させることによって面圧を解除し、シリンダー7で面圧バー5を後退させることによって面圧を負荷するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明はスライディングノズル装置(以下「SN装置」という。)に関し、とくにシリンダーで面圧バーを進退させることによってプレートれんが間に面圧を負荷及び解除する面圧負荷機構を備え、プレートれんがの交換時に、プレートれんがが垂直に立つ姿勢にすると共に、シリンダーがプレートれんがの上方に位置するスライディングノズル装置に関する。
取鍋やタンディッシュにおいて、溶鋼の流量を制御するため、SN装置が一般的に使用されている。このSN装置は、2枚又は3枚のプレートれんがを相対的にスライドさせ、ノズル孔を開閉することにより溶鋼の流量を制御するものである。また、SN装置では、使用中におけるプレートれんが間からの溶鋼の漏れを防止するため、プレートれんが間に面圧を負荷し、プレートれんがの交換時には、その面圧を解除するようにしている。
このような面圧の負荷及び解除をする面圧負荷解除機構として、面圧バーを利用したものがある(例えば特許文献1)。この面圧負荷解除機構では、面圧バーとシリンダーを連結させ、シリンダーで面圧バーを前進させることによって面圧を負荷し、シリンダーで面圧バーを後退させることによって面圧を解除するようにしている。
ところで、プレートれんがの交換作業は、取鍋等を傾転させて行う。SN装置は、取鍋等の底面に取り付けられているため、傾転に伴って使用時の姿勢から90°転回し、プレートれんがが垂直に立つ姿勢とされる。また、上述のとおりシリンダーで面圧バーを進退させることによって面圧の負荷及び解除をするSN装置においては、プレートれんがの交換時には、SN装置の開閉金枠を開けるために、シリンダーと面圧バーとの連結を解除する必要がある。
このようなSN装置において、プレートれんがの交換時にシリンダーがプレートれんがの上方に位置する場合、シリンダーで面圧バーを後退、すなわち上昇させることによって面圧を解除し、その後シリンダーと面圧バーとの連結を解除することになる。しかし、この場合、面圧解除のために上昇させた面圧バーが、シリンダーとの連結を解除した後に自重によって下降し、再び面圧が負荷されるおそれがある。そのため従来は、面圧解除のために面圧バーを上昇させた後、面圧バーの下降を防止する治具を装着するようにしており、余分の治具及び作業が必要であった。
特開平8−117985号公報
本発明が解決しようとする課題は、プレートれんがの交換のために面圧を解除した後に、余分の治具及び作業を必要とすることなく、意図しない面圧の負荷が生じることを防止できるSN装置を提供することにある。
本発明に係るSN装置は、シリンダーで面圧バーを進退させることによってプレートれんが間に面圧を負荷及び解除する機構を備え、プレートれんがが垂直に立つ姿勢としたとき、シリンダーがプレートれんがの上方に位置するスライディングノズル装置であって、シリンダーで面圧バーを前進させることによって面圧を解除し、シリンダーで面圧バーを後退させることによって面圧を負荷するものである。
本発明に係るSN装置は、プレートれんがの交換時に、シリンダーがプレートれんがの上方に位置するが、シリンダーで面圧バーを前進、すなわち下降させることによって面圧を解除するので、面圧を解除した後にシリンダーと面圧バーとの連結を解除しても、面圧が負荷されることはない。したがって、余分の治具及び作業を必要とすることなく、意図しない面圧の負荷が生じることを防止でき、作業性及び安全性が向上する。
本発明に係るSN装置の実施例においてプレートれんが間に面圧を負荷した状態を示し、(a)は側面図、(b)は底面図である。 本発明に係るSN装置の実施例においてプレートれんが間の面圧を解除した状態を示し、(a)は側面図、(b)は底面図である。
以下、図面に示す実施例に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1及び図2は、本発明に係るSN装置に実施例を示す。図1はプレートれんが間に面圧を負荷した状態、図2は面圧を解除した状態を示し、各図の(a)は側面図、(b)は底面図である。なお、上述のとおり、プレートれんがの交換時、SN装置は、使用時の姿勢から90°転回されてプレートれんがが垂直に立つ姿勢とされるが、図1及び図2は、そのプレートれんが交換時の姿勢で示している。このとき、後述するシリンダー7はプレートれんがの上方に位置する。
図1及び図2のSN装置においてその面圧負荷機構は、SN装置の両側部に配置されたスプリングケース1を備える。このスプリングケース1には、スプリング受け2によって一端を支持されたコイルスプリング3が内蔵されている。スプリング受け2はSN装置の金枠に固定されているが、スプリングケース1はコイルスプリング3の伸縮方向に移動可能に設けられている。また、スプリングケース1の両端にはローラ4が設けられている。
スプリングケース1と対向する位置に、面圧バー5が配置されている。両側の面圧バー5は連結具6によって連結され、連結具6に接続されるシリンダー7を伸縮させることにより、ガイドローラ8にガイドされながら進退する。
面圧バー5の両端にはそれぞれ、ローラ4と係合する傾斜面5bを有する係合部5aが設けられている。この係合部5aは、シリンダー7で面圧バー5を後退させたときにローラ4と係合し(図1の状態)、シリンダー7で面圧バー5を前進させると前記係合が解除される(図2の状態)ように設けられている。
そして、この係合部5aの傾斜面5bの向きは、面圧バー5の係合部5aがローラ4と係合したときに、スプリングケース1がコイルスプリング3を圧縮する方向に移動して面圧が負荷されるような向きとしている。図1及び図2の例では、スプリングケース1が図中で右方向に移動するとコイルスプリング3が圧縮されるので、係合部5aの傾斜面5bの向きは右斜め下方向としている。
このような構成とすることで、シリンダー7で面圧バー5を後退させたときに係合部5aがローラ4と係合して面圧が負荷され(図1の状態)、シリンダー7で面圧バー5を前進させると前記係合が解除され、面圧も解除される(図2の状態)。
すなわち、プレートれんがの交換時、面圧が負荷された図1の状態から、面圧が解除された図2の状態にするには、シリンダー7で面圧バー5を前進、すなわち下降させるので、面圧を解除した後にシリンダー7と面圧バー5との連結を解除しても、面圧が負荷されることはない。
1 スプリングケース
2 スプリング受け
3 コイルスプリング
4 ローラ
5 面圧バー
5a 係合部
5b 傾斜面
6 連結具
7 シリンダー
8 ガイドローラ

Claims (2)

  1. シリンダーで面圧バーを進退させることによってプレートれんが間に面圧を負荷及び解除する面圧負荷機構を備え、プレートれんがが垂直に立つ姿勢としたとき、シリンダーがプレートれんがの上方に位置するスライディングノズル装置であって、面圧負荷機構が、シリンダーで面圧バーを前進させることによって面圧を解除し、シリンダーで面圧バーを後退させることによって面圧を負荷するスライディングノズル装置。
  2. 面圧負荷機構がコイルスプリングを内蔵したスプリングケースを備え、このスプリングケースにローラを設けると共に、面圧バーに前記ローラと係合する傾斜面を有する係合部を設け、
    シリンダーで面圧バーを後退させたときに面圧バーの係合部がローラと係合し、シリンダーで面圧バーを前進させると前記係合が解除されるようにし、
    前記係合部の傾斜面の向きを、面圧バーの係合部がローラと係合したときに、スプリングケースがコイルスプリングを圧縮する方向に移動して面圧が負荷されるような向きとした請求項1に記載のスライディングノズル装置。
JP2010081946A 2010-03-31 2010-03-31 スライディングノズル装置 Withdrawn JP2011212702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010081946A JP2011212702A (ja) 2010-03-31 2010-03-31 スライディングノズル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010081946A JP2011212702A (ja) 2010-03-31 2010-03-31 スライディングノズル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011212702A true JP2011212702A (ja) 2011-10-27

Family

ID=44943003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010081946A Withdrawn JP2011212702A (ja) 2010-03-31 2010-03-31 スライディングノズル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011212702A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020095384A1 (ja) 2018-11-07 2020-05-14 東京窯業株式会社 スライディングゲート装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020095384A1 (ja) 2018-11-07 2020-05-14 東京窯業株式会社 スライディングゲート装置
US11766717B2 (en) 2018-11-07 2023-09-26 Tyk Corporation Sliding gate device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5808669B2 (ja) 電極をロックする点を調整するデバイス
JP6088668B2 (ja) 金型位置決め装置
JP2014213409A (ja) 組付用台車
JP4216244B2 (ja) 鋳造設備におけるスライドバルブ装置
KR20110125673A (ko) 연속 주조용 노즐의 지지 장치 및 지지 방법과 슬라이딩 노즐 설비 및 연속 주조용 노즐
JP6711521B2 (ja) スライディングゲート装置
KR20100109211A (ko) 기계식 프레스의 슬라이드 록킹장치
JP2011212702A (ja) スライディングノズル装置
JP2018528080A5 (ja)
JP6900260B2 (ja) 羽口取替装置
JP2017030036A (ja) 竪型鋳造装置及び竪型鋳造装置の保持炉移動方法
JP4960114B2 (ja) カバー開閉装置
KR101812202B1 (ko) 수직이동 용접장치
JP2003200256A (ja) スライドバルブの面圧負荷装置
JP4344217B2 (ja) スライドバルブの面圧負荷装置
CN213864367U (zh) 一种工业机械手
WO2010095638A1 (ja) スライディングノズル装置
JP5159446B2 (ja) 杭打機及びリーダの組立方法
KR20140003551U (ko) 프레임 운반용 권양장치
US11766717B2 (en) Sliding gate device
JP2017088402A (ja) 鋼板運搬装置
JP2012166257A (ja) スライディングノズル装置
CN208527764U (zh) 一种具有自动固定结构的钣金件折弯机
JP2016153135A (ja) 浸漬ノズル保持装置
JP2013144611A (ja) C形フックのコイル落下防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120919

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20130624