JP2010187768A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板ケースが開放されると隠蔽不可能な痕跡が遊技盤に残り、この痕跡により基板ケースが不正に開放されたことを確実に発見可能なパチンコ遊技機の提供。
【解決手段】パチンコ遊技機1は、基板7が、少なくとも当該基板を収納する部位を透明部材により形成されるケース部14に収納されて、遊技盤2の裏面2aに配設される。ケース部は、開閉可能な複数の分割体18により構成されるとともに、複数の分割体を開き不能な状態として、当該ケース部を遊技盤の裏面側に取り付ける取付脚部33を備える。遊技盤における取付脚部の取付部位38には、ケース部が遊技盤から取り外されるとき復元不能に変化する痕跡表示部40が設けられる。これにより、ケース部が遊技盤から取り外されたことの痕跡を、遊技盤に確実に残すことができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、パチンコ遊技機、特に、基板ケースが不正に開放されたことの痕跡が残るパチンコ遊技機に関する。
基板ケースが不正に開放されたことの痕跡が残るパチンコ遊技機としては、例えば、下記特許文献1に示すように、基板ケースの天板部(上ケース部)と底板部(下ケース部)とに跨るように封印シールが貼付され、基板ケースが開放されると封印シールが破断されて痕跡が残り、この痕跡により、基板ケースが不正に開放されたことを検出可能にするものが知られている。
特開2006−326281号公報
しかしながら、上記パチンコ遊技機では、基板ケース自体に不正開放の痕跡が残るものであるため、パチンコ遊技機に取り付けられている基板ケースと同じ基板ケースが別途用意され、開放されて痕跡の残った基板ケースを、痕跡のない基板ケースに取り替えられると、不正開放の痕跡が隠蔽されて、基板ケースが不正に開放されたことを発見できない場合があった。
本発明は、上記事情に鑑み、基板ケースが開放されると隠蔽不可能な痕跡が遊技盤に残り、この痕跡により基板ケースが不正に開放されたことを確実に発見可能とするパチンコ遊技機の提供を目的とする。
本発明のパチンコ遊技機は、基板が、少なくとも当該基板を収納する部位を透明部材により形成されるケース部に収納されて、遊技盤の裏面に配設されるパチンコ遊技機において、ケース部が、開閉可能な複数の分割体により構成されるとともに、複数の分割体を開き不能な状態として、当該ケース部を遊技盤の裏面側に取付可能な取付脚部を備え、遊技盤における取付脚部の取付部位に、ケース部が遊技盤から取り外されるとき復元不能に変化する痕跡表示部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、ケース部が、このケース部を構成する複数の分割体を開き不能な状態として、取付脚部により遊技盤に取り付けられているため、ケース部を遊技盤から取り外さない限り、ケース部を開放することができない。そして、ケース部を開放するためにケース部が遊技盤から取り外された場合には、遊技盤に設けられた痕跡表示部が復元不能に変化するため、ケース部が遊技盤から取り外されたことの痕跡が残る。この痕跡は、従来のような比較的同じものを別途用意し易い基板ケースに残る痕跡とは異なり、別途同じものを用意することが難しく取り替え困難な遊技盤自体に残るものであるため、遊技盤が痕跡のないものと取り替えられて、痕跡を隠蔽されてしまうことがない。
よって、本発明によれば、不正に、基板が収納されたケース部を開放するために、ケース部を遊技盤から取り外した場合、遊技盤自体に隠蔽不能な痕跡が残るため、遊技盤に残った痕跡を確認することにより、不正行為を確実に発見することができる。また、このように不正行為を確実に発見可能とすることで、不正行為の実行を困難にし、これにより、不正行為の発生を抑止することができる。
また、本発明では、痕跡表示部が、取付脚部に連結される痕跡表示部材と、遊技盤の裏面側から前面側へ開口されて前記痕跡表示部材を挿通させ、遊技盤の前面側から痕跡表示部材を視認可能にする視認部と、を備え、ケース部の遊技盤からの取り外し時に、視認部から視認される痕跡表示部材の状態を変化させるよう構成することができる。
このような構成とすれば、ケース部を遊技盤から取り外すとき、ケース部の取付脚部に連結される痕跡表示部材が、遊技盤の視認部内を移動し、視認部から視認される痕跡表示部材の状態が変化するため、これをもって、ケース部が遊技盤から取り外されたことの痕跡となる。そして、この痕跡は、視認部により遊技盤の前面側から視認することができるため、不正行為がなされた否かを遊技盤の前面側から極めて容易に確認することができる。
また、本発明では、痕跡表示部材が、取付脚部に固着されるピン本体部と、ピン本体部に外れ可能に結合されかつ遊技盤に固定されるピン先端部と、を有し、ケース部の前記遊技盤からの取り外し時に、ピン先端部が、ピン本体部に牽引されて塑性変形するとともに、ピン本体部から外れて遊技盤に残留する構成とすることができる。
このような構成によれば、ケース部が遊技盤から取り外されるとき、ピン先端部が、ピン本体部に引っ張られて塑性変形した後、ピン本体部から外れて遊技盤に残留するため、塑性変形したピン先端部が、ケース部が遊技盤から取り外されたことの痕跡として遊技盤に残る。そして、このピン先端部の塑性変形による痕跡は、ピン先端部が塑性変形に伴って形状や色彩などを変化させ塑性変形前の状態に完全に復元され得ないことから、隠蔽不可能である。よって、ケース部が遊技盤から取り外されたことの痕跡を確実に残すことができる。
また、本発明では、痕跡表示部が、遊技盤における視認部の周縁部に、痕跡表示部材の視認部からの抜け時、視認部を塞いで、痕跡表示部材の視認部への復帰を規制する復元規制部を、備えている構成とすることができる。
このような構成によれば、ケース部が遊技盤から取り外され、痕跡表示部材が視認部から抜けると、痕跡表示部材が視認部から抜けている状態が遊技盤の前面側から確認されることとなり、これが、ケース部が遊技盤から取り外されたことの痕跡となる。そして、一度、痕跡表示部材が視認部から抜けると、視認部は復元規制部により塞がれるため、再度、痕跡表示部材を視認部に挿通して、痕跡表示部を変形前の状態に復元することは不可能となる。よって、ケース部が遊技盤から取り外されたことの痕跡を隠蔽することはできないため、ケース部が取り外されたことの痕跡を確実に残すことができる。
また、本発明では、痕跡表示部材が、少なくとも、取付脚部との連結部位をせん断抵抗の高い金属製とされている構成とすることができる。ここで、せん断抵抗とは、せん断荷重に対する抵抗力をいう。
このような構成とすれば、痕跡表示部材における取付脚部との連結部位は、せん断抵抗の高い金属製とされているため、カッター等で切断することが不可能となる。よって、遊技盤に痕跡が残らないように、痕跡表示部材における取付脚部との連結部位をカッター等により切断して痕跡表示部材を取付脚部から切り離した後で、ケース部を遊技盤から取り外す不正行為を防止することができる。
また、本発明では、分割体が、遊技盤を裏面側から見たとき正面に現れる外側部材と、外側部材の遊技盤側に係合して取り付けられる内側部材と、を備えて構成され、取付脚部が、外側部材と内側部材との係合部位を覆うように、外側部材から連なって延びている構成とすることができる。
このような構成によれば、外側部材と内側部材との係合部位が外側部材から伸びる取付脚部により覆われているため、取付脚部を遊技盤から取り外さない限り、外側部材と内側部材との係合を解除することができず、ケース部を開放することができない。そのため、ケース部が遊技盤から取り外されず、遊技盤に何らの痕跡も残らないまま、ケース部が開放されてしまうことを確実に防止することができる。
また、本発明では、ケース部が、当該パチンコ遊技機の裏面側の構成部品を覆う盤裏カバー部を備え、取付脚部が、盤裏カバー部に形成され、盤裏カバー部が、外側部材と内側部材との係合部位を覆うように、外側部材に結合されている構成とすることができる。
このような構成によれば、盤裏カバー部を、基板を収納するケース部の一部として形成できるため、パチンコ遊技機の裏面側の構造を簡便に構成することができる。また、取付脚部を盤裏カバー部に形成するため、盤裏カバー部の大きさの分だけ取付脚部を大きく形成でき、取付脚部と遊技盤との連結面積を大きくすることができる。したがって、遊技盤と取付脚部との取付部位に多数の痕跡表示部を設けることが可能となり、また、痕跡表示部の配設位置の自由度を増大させることができる。
また、本発明では、ケース部の分割体が、アウターケース部と、アウターケース部に取り外し可能に取り付けられるインナーケース部と、を備えて構成され、インナーケース部が、天板部と、天板部に取り付けられる底板部とを備えて、天板部と底板部により形成されるインナーケース部内部に基板を収納する構成とされ、取付脚部が、アウターケース部に形成されて、アウターケース部が、前記インナーケース部を覆うように、遊技盤に取り付けられている構成とすることができる。
このような構成によれば、基板を収納するインナーケース部をアウターケース部が覆うようにして遊技盤に取り付けられているため、ケース部を遊技盤から取り外さない限り、インナーケース部をアウターケース部から取り外して天板部と底板部とに分離させて開放することができない。そのため、ケース部が遊技盤から取り外されず、遊技盤に何らの痕跡も残らないまま、ケース部が開放されてしまうことを確実に防止することができる。
また、本発明では、アウターケース部が、当該パチンコ遊技機の裏面側の構成部品を覆う盤裏カバー部として構成され、取付脚部が、盤裏カバー部に形成されている構成とすることができる。
このような構成によれば、盤裏カバー部を、基板を収納するケース部の一部として形成できるため、パチンコ遊技機の裏面側の構造を簡便に構成することができる。また、取付脚部を盤裏カバー部に形成するため、盤裏カバー部の大きさの分だけ取付脚部を大きく形成でき、取付脚部と遊技盤との連結面積を大きくすることができる。したがって、遊技盤と取付脚部との取付部位に多数の痕跡表示部を設けることが可能となり、また、痕跡表示部の配設位置の自由度を増大させることができる。
また、本発明では、基板が、実装面を遊技盤に対して略直交させてケース部に収納され、ケース部の少なくとも一部が、当該パチンコ遊技機の裏面側から後方へ突出する後方突出部を備えるとともに、後方突出部内に基板における少なくとも遊技盤から離れる後端側を収納させて、基板の実装面と裏面との両面を視認可能としている構成とすることができる。
このような構成によれば、基板が、実装面を遊技盤に対して略直交させる向きで、後端側をパチンコ遊技機の後方へ突出させて、ケース部に収納されているため、何らケース部を動かすことなく、パチンコ遊技機の裏面側から、基板の実装面と裏面との両面を視認することができる。そのため、ケース部が遊技盤に取り付けられたそのままの状態で、基板に不正な改造がなされていないかどうかを容易に確認することができる。
本発明の第1実施形態のパチンコ遊技機を示す図であって、遊技盤の裏面側を示す斜視図である。 図1のII−II部位の概略断面図であり、遊技盤とケース部を示す図である。 本発明の第1実施形態のパチンコ遊技機における遊技盤の前面側を示す正面図である。 本発明の第1実施形態のパチンコ遊技機を示す分解斜視図である。 図3のV−V部位の概略断面図であり、ケース部を遊技盤から取り外したときの、痕跡表示部の変化を示す図である。 図4のVI−VI部位に対応する概略横断面図であり、ケース部を遊技盤から取り外したときの、痕跡表示部の変化を示す図である。 本発明の第1実施形態のパチンコ遊技機における遊技盤の要部拡大図であり、ケース部を遊技盤から取り外したときの、痕跡表示部の変化を示す正面図である。 本発明の第2実施形態のパチンコ遊技機における遊技盤の前面側を示す正面図である。 本発明の第2実施形態のパチンコ遊技機を示す分解斜視図である。 図8のX−X部位の概略断面図であり、ケース部を遊技盤から取り外したときの、痕跡表示部の変化を示す図である。 図9のXI−XI部位に対応する概略横断面図であり、ケース部を遊技盤から取り外したときの、痕跡表示部の変化を示す図である。 本発明の第2実施形態のパチンコ遊技機における遊技盤の要部拡大図であり、ケース部を遊技盤から取り外したときの、痕跡表示部の変化を示す正面図である。 本発明の第3実施形態のパチンコ遊技機を示す図であって、遊技盤の裏面側を示す斜視図である。 図13のXIV−XIV部位の概略断面図であり、遊技盤とケース部を示す図である。 本発明の第4実施形態のパチンコ遊技機を示す図であって、(A)は概略縦断面図であり、(B)は概略横断面図である。 本発明に係るパチンコ遊技機の変更例を示す縦断面図である。 本発明に係るパチンコ遊技機の他の変更例を示す図で、(A)は概略縦断面図であり、(B)は概略横断面図である。
1.第1実施形態
図1は、第1実施形態のパチンコ遊技機1における遊技盤2の裏面2a側を示している。図1に示すように、実施形態のパチンコ遊技機1は遊技盤2を備え、遊技盤2の裏面2aには、内部に主基板(遊技制御基板)7を収納したケース部14が遊技盤2の裏面2aを大きく覆って取り付けられている。なお、主基板7は、大当たり判定を行う判定手段を有して、利益に関わる制御を行うもので、主基板7には、図3図示の始動口9に入賞した遊技球を検知する始動口スイッチ、大入賞口10に入賞した遊技球を検知する大入賞口スイッチ、大入賞口10を開口させる大入賞口ソレノイドなどが接続される。
ケース部14は、透明の合成樹脂材からなる透明部材15により形成されており、主基板7を収納する基板収納部16と、基板収納部16から遊技盤2の裏面2aを覆うように延びる盤裏カバー部30とを備えて構成されている。盤裏カバー部30の周縁部30aには、取付脚部33が形成され、この取付脚部33を利用して、ケース部14は、遊技盤2の裏面2aに取り付けられている。
基板収納部16は、ケース部14の中央下部に設けられ、図2に示すように、複数の分割体18、すなわち、盤裏カバー部30と一体で形成される外蓋部(外側部材に相当)19と、外蓋部19の遊技盤2側に取り付けられる内蓋部(内側部材に相当)21とを備えて構成されている。内蓋部21と外蓋部19との取り付けは、外蓋部19の被係合部20に内蓋部21の係合部22を係合させることにより行う。
基板収納部16は、図2に示すように、内蓋部21を外蓋部19に取り付けて内部に主基板7(図2において図示を省略する)を収納した状態で、基板収納部16の右側部に設けられた封印部24を利用して、開放不能に封印される。封印部24は、外蓋部19の右側部に配置されるカシメピン25と、内蓋部21の右側部に配設される受け孔26とから構成され、カシメピン25を受け孔26に外れ不能に圧入することにより、基板収納部16を開放不能に封印する。
なお、本明細書において、特に指定のない限り、図1に示すように、遊技盤2を裏面2a側から見た場合の上下左右を上下左右とし、遊技盤2の裏面2a側を後方、遊技盤2の遊技領域11(図3参照)側を前方とする。
盤裏カバー部30は、図1に示すように、略箱形状とされ、基板収納部16の外蓋部19の周縁19aから、遊技盤2の裏面2aを略覆うように延設されて、パチンコ遊技機1の裏面2a側に配置される構成部品を覆っている。
パチンコ遊技機1の裏面2a側に配置される構成部品としては、例えば、画像表示装置12(図3参照)や副基板(図示せず)などがあり、これらは、基板収納部16の上方位置に配置されて、盤裏カバー部30に設けられた盤裏カバー蓋39に覆われている。なお、副基板は、演出制御基板に、画像制御基板及びランプ制御基板が接続されて構成されるもので、主に演出に関わる制御を行う。
盤裏カバー部30の周縁部30aには、図1に示すように、ケース部14を遊技盤2の裏面2aに取り付ける取付脚部33が形成される。取付脚部33は、パチンコ遊技機1の構成部品を覆っている盤裏カバー部30のカバー部本体31から、左右両側へ平板状に延びて形成されており、カバー部本体31の右端31a側から延設される右側取付脚部34と、カバー部本体31の左端31b側から延設される左側取付脚部35とから構成されている。そして、取付脚部33は、右側取付脚部34および左側取付脚部35の上部に設けられた係止孔36,36を、遊技盤2裏面2aの右上部および左上部に配設された係止突起3,3に嵌めるとともに、右側取付脚部34および左側取付脚部35の下方部を遊技盤2に対してねじ37固定することにより、遊技盤2裏面2aに取り付けられる。なお、ケース部14が遊技盤2裏面2aに取り付けられた状態では、外蓋部19と内蓋部21との係合部位23は、図2に示すように、盤裏カバー部30に覆われてパチンコ遊技機1の外側に露出しない。
図1,図3に示すように、遊技盤2の右下部(図3に示すように遊技盤2を前面2b側から見た場合には左下部)には、ケース部14が遊技盤2から取り外された場合に痕跡を表示する痕跡表示部40が設けられている。
痕跡表示部40は、図3,図4に示すように、遊技盤2の裏面2a側から前面2b側にかけて開口された視認部41と、この視認部41に挿通される痕跡表示部材45とを備えて構成されている。
視認部41は、図3に示すように、遊技盤2に穿設された円形の挿通孔42とされ、痕跡表示部材45を挿通させて、遊技盤2の前面2b側から痕跡表示部材45の状態を視認可能としている。なお、視認部41の遊技盤2前面2b側には、図5のAに示すように、透明の合成樹脂材により形成された透明板43が配設されており、遊技盤2の前面2b側から視認部41内に粉塵等が侵入するのを防止している。
痕跡表示部材45は、図4に示すように、視認部41としての挿通孔42に挿通されるピン部材46と、ピン部材46を右側取付脚部34に連結させる連結用突起48と、から構成されている。連結用突起48は、せん断抵抗の高い鉄製とされて、ケース部14の成形時、右側取付脚部34の下部にインサートされて設けられている。ピン部材46は、ピン部材46のケース部14側に設けられた連結用孔部47に、連結用突起48を外れ不能に圧入させることにより、ケース部14の右側取付脚部34に固着される。また、ピン部材46は、例えば赤色などの目立つ色彩に着色されており、遊技盤2の前面2b側から視認される場合に注意を引くよう構成されている。
さらに、痕跡表示部40は、図4,図6に示すように、遊技盤2における視認部41の周縁部41aに、痕跡表示部材45が視認部41から抜けると作動する復元規制部49を備えている。復元規制部49は、図6のAに示すように、遊技盤2において、視認部41としての挿通孔42の軸方向に直交して穿設された収納孔部50に、ストッパー部材51を配置して構成されている。このストッパー部材51の基端部51bには、スプリング材52の一端52a側が固着され、スプリング材52の他端52b側は、収納孔部50のばね座50aに固定されている。ストッパー部材51は、痕跡表示部材45が視認部41に挿通されている状態では、図6のAに示すように、先端部51aを痕跡表示部材45の左側の側面45aに当接させて、スプリング材52を圧縮して収納孔部50に収納されている。収納孔部50から視認部41を挟んで反対側には、ストッパー部材51の先端部51aの形状に対応した形状の係合孔部53が設けられている。この係合孔部53には、図6のBに示すように、痕跡表示部材45が視認部41から抜けたとき、スプリング材52の復元力で突出したストッパー部材51の先端部51aが抜け不能に係合する。
なお、本実施形態では、遊技盤2において痕跡表示部40が形成される部位およびその周辺部位は、遊技盤本体部4とは別部材(以下「遊技盤痕跡部5」という)で構成され、遊技盤本体部4に接着されている。
次に、図5〜図7に基づいて、上述したパチンコ遊技機1において、ケース部14が遊技盤2から取り外されたときの痕跡表示部40の変化について説明する。まず、ケース部14が遊技盤2に取り付けられているときには、パチンコ遊技機1は、図5のA、図6のA、図7のAに示す状態にある。すなわち、図5のAに示すように、ケース部14の取付脚部33に取り付けられた痕跡表示部材45が、遊技盤2の視認部41に挿通されており、図6のAに示すように、ストッパー部材51が、痕跡表示部材45の側面45aに先端部51aを当接させてスプリング材52を圧縮して収納孔部50内に収納され、右方向への突出を規制されている。このとき、図7のAに示すように、遊技盤2の前面2b側からは、赤色に着色されたピン部材46が、視認部41によって視認される。
ケース部14を遊技盤2から取り外すと、パチンコ遊技機1は、図5のB,図6のB,図7のBに示す状態に変化する。すなわち、図5のBに示すように、痕跡表示部材45が視認部41から抜けるため、ストッパー部材51の突出規制が解除され、図6のBに示すように、ストッパー部材51が、スプリング材52の復元力により突出して、先端部51aを係合孔部53に係合させる。この係合状態では、先端部51aの係止鉤部51aaが、係合孔部53の係止面53aに係止されるため、先端部51aは、係合孔部53に対して抜け不能に保持される。このとき、遊技盤2の前面2b側から視認される痕跡表示部40の状態は、視認部41から赤色のピン部材46が視認されていた状態から、図7のBに示すように、ピン部材46が視認されず、係合孔部53に係合しているストッパー部材51が視認される状態に変化する。
この痕跡表示部40の変化は、ケース部14が遊技盤2から取り外されたことの痕跡となる。また、突出したストッパー部材51により視認部41が塞がれ、再度の痕跡表示部材45の挿通が規制される。すなわち、痕跡表示部40は、元の状態に復元され得ない。
以上説明したように、第1実施形態のパチンコ遊技機1は、遊技盤2における取付脚部33の取付部位38(図4,図5のA参照)に、ケース部14を遊技盤2から取り外すときに復元不能に変化する痕跡表示部40を設けているため、ケース部14を遊技盤2から取り外し、基板収納部16から主基板7を取り出して基板を不正に改造するなどの不正行為が行われた場合には、痕跡表示部40が、ケース部14を取り外す前の状態から変化する。この痕跡表示部40の変化は、ケース部14が取り外されたことの痕跡となるため、第1実施形態のパチンコ遊技機1では、痕跡表示部40を確認することにより、不正が行われたか否かを確認することができる。
そして、この痕跡は、従来のような比較的同じものを別途用意し易い基板ケースに残る痕跡とは異なり、別途同じものを用意することが難しく取り替え困難な遊技盤2自体に残るものであるため、痕跡のないものと取り替えられて痕跡を隠蔽されてしまうことがない。よって、第1実施形態のパチンコ遊技機1では、痕跡表示部40を確認することにより、不正行為を確実に発見することができる。
また、痕跡表示部40は、視認部41を有し、視認部41に挿通される痕跡表示部材45の状態を遊技盤2の前面2b側から視認可能としているため、遊技盤2の前面2b側から痕跡表示部材45の状態を確認することにより、不正が行われたか否かを容易に確認することができる。
また、痕跡表示部40が、視認部41を塞ぐ復元規制部49を備えているため、一度、ケース部14が遊技盤2から取り外されると、再び、痕跡表示部材45を視認部41に挿通することができない。よって、第1実施形態のパチンコ遊技機1では、遊技盤2に残る痕跡を隠蔽することができないため、ケース部14が遊技盤2から取り外された場合には、確実に痕跡を残すことができる。
また、痕跡表示部材45は、取付脚部33との連結部位54(図4,図5のA参照)が、せん断抵抗の高い鉄製の連結用突起48で構成されている。そのため、痕跡表示部材45を取付脚部33からカッターなどを用いて切断することはできない。よって、ケース部14を遊技盤2から取り外しても遊技盤2に痕跡が残らないように、痕跡表示部材45を取付脚部33から切断してしまう行為を不可能にすることができる。
また、ケース部14は、外蓋部19と内蓋部21とから形成される基盤収納部16に主基板7を収納させて、外蓋部19と内蓋部21との係合部位23を、外蓋部19から延設されている盤裏カバー部30が覆って、遊技盤2に取り付けられている。そのため、ケース部14を遊技盤2に取り付けたままの状態では、基板収納部16を開放することができないため、ケース部14を遊技盤2に取り付けたまま基板収納部16を開放して何らの痕跡も残さずに主基板7を不正に改造する行為を防止することができる。
また、第1実施形態のパチンコ遊技機1では、盤裏カバー部30を、主基板7を収納しているケース部14の一部として、外蓋部19と一体で形成しているため、パチンコ遊技機1の裏面2a側の構成を簡便にすることができる。
また、第1実施形態のパチンコ遊技機1では、盤裏カバー部30に取付脚部33を形成しているため、取付脚部33を大きく形成でき、遊技盤2における取付脚部33の取付部位38を大きくすることができる。そのため、遊技盤2と取付脚部33との取付部位38に多数の痕跡表示部40を設けることが可能となり、また、痕跡表示部40の配設位置の自由度を増大させることができる。これにより、遊技盤2に痕跡をわかりやすく表示することが可能となる。
また、第1実施形態のパチンコ遊技機1では、痕跡表示部40が形成される遊技盤痕跡部5を、遊技盤本体部4と別体で形成しているため、遊技盤痕跡部5だけをコンパクトに製造でき、本パチンコ遊技機1の製造に際して、痕跡表示部40の形成が容易になる。
また、第1実施形態のパチンコ遊技機1では、主基板7は、ケース部14の基板収納部16に収納されて封印部24により封印されているうえで、さらに、ケース部14と遊技盤2との取付部位38に痕跡表示部40を形成して痕跡を残す構成とされている。そのため、ケース部14を遊技盤2から取り外すときに遊技盤2に痕跡が残るうえ、さらに、ケース部14の基板収納部16を開放する際にも、封印部24に痕跡が残る。よって、本パチンコ遊技機1では、主基板7を改造しようとする不正行為に対して、2段階の痕跡表示手段を備えているため、不正行為を一層困難なものにするとともに、不正行為の意欲を低下させ、不正行為の発生自体を抑制できる。
2.第2実施形態
次に、図8から図12に基づいて、第2実施形態のパチンコ遊技機1Aについて説明する。上述した第1実施形態のパチンコ遊技機1では、痕跡表示部材45が、赤色に着色されたピン部材46を有し、ケース部14が遊技盤2から取り外されると、遊技盤2の前面2b側から視認されていた赤色のピン部材46が視認されなくなることにより、ケース部14が取り外されたことの痕跡とする構成としたが、第2実施形態のパチンコ遊技機1Aでは、図10に示すように、痕跡表示部材55が、取付脚部33に固着されるピン本体部57と、ピン本体部57に外れ可能に結合されかつ遊技盤2に固定されるピン先端部61とを有し、ケース部14が遊技盤2から取り外されると、ピン先端部61が、ピン本体部57に牽引されて塑性変形するとともに、遊技盤2に残留するよう構成されている。なお、第2実施形態のパチンコ遊技機1Aにおいて、第1実施形態のパチンコ遊技機1と同様の構成については、第1実施形態のパチンコ遊技機1と同様の符号を付して説明を省略する。
図8,図9に示すように、第2実施形態のパチンコ遊技機1Aは、第1実施形態のパチンコ遊技機1と同様、遊技盤2の右下部(図8に示すように遊技盤2を前面から見た場合には左下部)に、ケース部14が遊技盤2から取り外された場合に痕跡を表示する痕跡表示部40Aが設けられている。なお、第2実施形態では、痕跡表示部40A以外は第1実施形態と同様に構成されている。
痕跡表示部40Aは、図8,図9に示すように、遊技盤2の裏面2a側から前面2b側にかけて開口された視認部41Aと、この視認部41Aに挿通される痕跡表示部材55とを備えて構成されている。
視認部41Aは、図8,図9に示すように、遊技盤2に穿設された長方形状の挿通孔42Aとして構成され、痕跡表示部材55を挿通させて、遊技盤2の前面2b側から痕跡表示部材55の状態を視認可能としている。
痕跡表示部材55は、図9に示すように、遊技盤2の前面2b側から視認部41Aに挿通されるピン先端部61と、遊技盤2の裏面2a側から視認部41Aに挿通されてピン先端部61に外れ可能に結合されるピン本体部57と、ピン本体部57を右下取付脚部34に連結させる2つの連結用突起56,56と、から構成されている。
2つの連結用突起56,56は、せん断抵抗の高い鉄製とされて、ケース部14の成形時、右側取付脚部33の下部にインサートされて設けられている。
ピン本体部57は、略直方体形状の部材から形成され、取付脚部33側に2つの連結用孔部58を有し、この連結用孔部58に連結用突起56を圧入させて、右側取付脚部33の下部に外れ不能に固着される。また、ピン本体部57は、前方側に後述するピン先端部61の結合凸部63と結合する結合凹部59を有している。
ピン先端部61は、塑性変形時に白色に変色可能なポリアセタール等の硬質の合成樹脂材により形成されており、実施形態では、黒色の合成樹脂材製とされている。また、ピン先端部61は、遊技盤2の前面2b側に現れる板状部62と、この板状部62の略中央部62aから後方側へ突出してピン本体部57の結合凹部59と結合する結合凸部63とを有している。
板状部62は、図9,図10のAに示すように、遊技盤2の右下部の前面2b側に配置され、遊技盤2の前面2bと、透明の合成樹脂材により形成された透明板65に挟まれている。これにより、ピン先端部61は、遊技盤2の右下部に固定される。
結合凸部63は、板状部62の略中央部62aから後方へ延設され、遊技盤2の前面2b側から視認部41A内に挿通されている。結合凸部63の形状は、結合凹部59の形状に対応して形成されており、結合凹部59に外れ可能に結合される。具体的には、結合凸部63は、係止鉤部63aを有した後方を指す矢印のような形状とされ、結合凹部59との結合時、結合凹部59の係止面59aが係止鉤部63aに係止される。なお、ピン本体部を強く引っ張れば、結合凸部と結合凹部の係止は解除される。また、後述するように、結合凸部63が延設される板状部62の中央部62aは、ケース部14を遊技盤2から取り外す際に変化する変化部とされている。
なお、第2実施形態のパチンコ遊技機1Aについても、第1実施形態のパチンコ遊技機1と同様、遊技盤2において痕跡表示部40Aが形成される部位およびその周辺部位は、遊技盤本体部4とは別部材の遊技盤痕跡部5Aとされ、遊技盤本体部4に接着されている。
次に、図10〜図12に基づいて、第2実施形態のパチンコ遊技機1Aにおいて、ケース部14が遊技盤2から取り外されたときの痕跡表示部40Aの変形について説明する。まず、ケース部14が遊技盤2に取り付けられているときには、パチンコ遊技機1Aは、図10のA、図11のA、図12のAに示す状態にある。すなわち、図10のAおよび図11のAに示すように、ケース部14の取付脚部33に取り付けられた痕跡表示部材55が、遊技盤2の視認部41Aに挿通されている状態、つまり、ピン本体部57が遊技盤2裏面2a側から視認部41Aに挿通され、ピン本体部57の結合凹部59に、遊技盤2に固定されたピン先端部61の結合凸部63が結合している状態にある。このとき、図12のAに示すように、遊技盤2の前面2b側からは、透明板65を介して、黒色の合成樹脂で形成されたピン先端部61の板状部62が視認される。
ケース部14を遊技盤2から取り外すと、パチンコ遊技機1Aは、図10のB,図11のBに示す状態を経て、図10のC,図11のC,図12のBに示す状態に変化する。すなわち、ケース部14を遊技盤2から取り外すためにケース部14を後方へ移動させると、図10のB,図11のBに示すように、痕跡表示部材55のピン本体部57は、ケース部14側に固着されているため、視認部41Aから抜けるように後方へ移動し、痕跡表示部材55のピン先端部61は、ピン本体部57と結合しているため、ピン本体部57により後方へ牽引される。このとき、ピン本体部57と結合している板状部62の中央部62aは、ピン本体部57により後方へ牽引されることにより、遊技盤2前面2b側から視認部41A内に向かって後方へ湾曲するよう形状を塑性変形させる。さらに、ピン先端部61は、黒色の合成樹脂で形成されているため、板状部62の中央部62aは、ピン本体部57に牽引されて形状を塑性変形させる際に、白色に変色する。
さらに、ケース部14を後方へ移動させていけば、図10のC,図11のCに示すように、ピン先端部61は、遊技盤2側に固定されているため、結合凸部63の係止鉤部63aがピン本体部57における結合凹部59の係止面59aから外れて、ピン本体部57と分離して、遊技盤2に残留する。
このように、ケース部14を遊技盤2から取り外すと、遊技盤2の前面2b側から視認される痕跡表示部40Aの状態は、視認部41Aから黒色の板状部62が視認されていた状態から、図12のBに示すように、後方へ湾曲するよう塑性変形して白色に変色した板状部62が視認される状態に変化する。
この痕跡表示部40Aの変化は、ケース部14が遊技盤2から取り外されたことの痕跡となる。また、一度塑性変形したピン先端部61が、元の状態に復元することはないため、変化した痕跡表示部40Aが、元の状態に復元することない。
以上説明したように、第2実施形態のパチンコ遊技機1Aは、取付脚部33に固着されるピン本体部57と、ピン本体部57に外れ可能に結合されかつ遊技盤2に固定されるピン先端部61とを有しているため、ケース部14を遊技盤2から取り外すとき、ピン先端部61が、ピン本体部57に牽引されて後方へ湾曲するとともに、白色に変色して、遊技盤2に残留する。そのため、遊技盤2の前面2b側から視認されるピン先端部61の状態が、ケース部14を取り外す前の黒色平板状から、湾曲して白化した状態に変化するため、変化したピン先端部61を確認することにより、不正が行われたか否かを容易に判断することができる。
また、この痕跡は、ピン先端部61の塑性変形による痕跡であるため、一度痕跡が残ってしまうと隠蔽することができない。そのため、第2実施形態のパチンコ遊技機1Aでは、ケース部14が遊技盤2から取り外された場合には、確実に痕跡を残すことができる。
3.第3実施形態
次に、図13,図14に基づいて、第3実施形態のパチンコ遊技機1Bについて説明する。上述した第1実施形態のパチンコ遊技機1では、基板収納部16の外蓋部19が盤裏カバー部30と一体で形成される構成としたが、第3実施形態のパチンコ遊技機1Bでは、図13に示すように、ケース部70が、内部に主基板7を収納するインナーケース部71と、盤裏カバー部81としてのアウターケース部80とを備え、アウターケース部80がインナーケース部71を覆って遊技盤2に取り付けられる構成とされている。なお、第3実施形態のパチンコ遊技機1Bにおいて、第1実施形態のパチンコ遊技機1と同様の構成については、第1実施形態のパチンコ遊技機1と同様の符号を付して説明を省略する。
図13,図14に示すように、第3実施形態のパチンコ遊技機1Bは、第1実施形態のパチンコ遊技機1と同様、遊技盤2を備え、遊技盤2の裏面2aには、内部に主基板7を収納したケース部70が取り付けられている。
ケース部70は、透明の合成樹脂材により形成されており、主基板7を収納するインナーケース部71と、遊技盤2側にインナーケース部71が取り付けられるアウターケース部80とを備える。
インナーケース部71は、図14に示すように、天板部72に底板部74を係合させて、インナーケース部71内部に主基板7(図14において図示を省略する)を収納している。天板部72と底板部74との取り付けは、天板部72の被係合部73に底板部74の係合部75を係合させることにより行う。天板部72と底板部74は、第1実施形態同様、封印部76においてカシメピン77を受け孔78に圧入させることにより、封印される。
アウターケース部80は、パチンコ遊技機1Bの裏面側の構成部品を覆う盤裏カバー部81として構成されており、この盤裏カバー部81の周縁部81aには、第1実施形態同様、取付脚部82が形成されている。この取付脚部82を利用して、ケース部70は遊技盤2の裏面2aに取り付けられる。ケース部70が遊技盤2裏面2aに取り付けられた状態では、図14に示すように、インナーケース部71は、盤裏カバー部81に覆われてパチンコ遊技機1Bの外側に露出しない。
また、盤裏カバー部81の遊技盤2側の下部には、図13に示すように、インナーケース部71を取り付けるための取付片83が、インナーケース部71の形状に合わせて設けられている。インナーケース部71は、この取付片83,83,83,83に角部79,79,79,79を嵌合させて、盤裏カバー部81に固定されている。
なお、第3実施形態のパチンコ遊技機1Bにおいても、遊技盤2の右下部には、第1実施形態同様に構成された痕跡表示部40が設けられており、ケース部70が遊技盤2から取り外されると、遊技盤2に痕跡が残るよう構成されている。
以上説明したように、第3実施形態のパチンコ遊技機1Bでは、主基板7が収納されているインナーケース部71が、盤裏カバー部81(アウターケース部80)に覆われて遊技盤2に取り付けられているため、遊技盤2から盤裏カバー部81を取り外さない限り、インナーケース部71を開いて、主基板7を改造することはできない。そのため、盤裏カバー部81を遊技盤2に取り付けたままインナーケース部71を開放して何らの痕跡も残さずに主基板7を不正に改造する行為を防止することができる。
また、インナーケース部71を覆うアウターケース部80を盤裏カバー部81としているため、アウターケース部80とは別に、盤裏カバー部81を設ける必要がないため、パチンコ遊技機1Bの裏面側の構成を簡便にすることができる。
また、盤裏カバー部81に取付脚部82を形成しているため、取付脚部82を大きく形成でき、遊技盤2における取付脚部82の取付部位84(図13参照)を大きくすることができる。そのため、遊技盤2における取付脚部82の取付部位84に多数の痕跡表示部40を設けることが可能となり、また、痕跡表示部40の配設位置の自由度を増大させることができる。これにより、遊技盤2に痕跡をわかりやすく表示することが可能となる。
また、盤裏カバー部81の遊技盤2側にインナーケース部71を取り付ける構成としているため、インナーケース部71として既存の基板ケースを使用して、本発明に係る遊技盤に痕跡を残すパチンコ遊技機を製造することができる。
4.第4実施形態
次に、図15に基づいて、第4実施形態のパチンコ遊技機1Cについて説明する。上述した第3実施形態のパチンコ遊技機1Bでは、図13に示すように、主基板7が、実装面7aを遊技盤2に対して平行にしてインナーケース部71に収納される構成としたが、第4実施形態のパチンコ遊技機1Cでは、図15のAに示すように、主基板7が、実装面7aを遊技盤2に対して略直交させてインナーケース部86に収納される構成としている。なお、第4実施形態のパチンコ遊技機1Cにおいて、第3実施形態のパチンコ遊技機1Bと同様の構成については、第3実施形態のパチンコ遊技機1Bと同様の符号を付して説明を省略する。
図15のAに示すように、第4実施形態のパチンコ遊技機1Cは、第3実施形態のパチンコ遊技機1Bと同様、遊技盤2を備え、遊技盤2の裏面2aには、内部に主基板7を収納したケース部85が取り付けられている。ケース部85は、透明の合成樹脂材により形成されており、主基板7を収納するインナーケース部86と、遊技盤2側にインナーケース部86が取り付けられるアウターケース部90とを備える。
インナーケース部86は、第3実施形態のインナーケース部71と同様に構成され、主基板7の実装面7a側を覆う天板部87に、主基盤7の裏面7b側を覆う底板部88を係合させて、インナーケース部86内部に主基板7を収納している。
アウターケース部90は、パチンコ遊技機1Cの裏面側の構成部品を覆う盤裏カバー部91として構成されており、盤裏カバー部91の周縁部91aには、図15のBに示すように、取付脚部92が形成されている。この取付脚部92を利用して、ケース部85は遊技盤2の裏面2aに取り付けられる。なお、ケース部85が遊技盤2裏面2aに取り付けられた状態では、インナーケース部86は、盤裏カバー部91に覆われてパチンコ遊技機1Cの外側に露出しない。
また、盤裏カバー部91は、図15のAに示すように、中央下部に、他の一般部95よりも後方側へ突出した後方突出部94を備えている。後方突出部94は、インナーケース部86を取り付ける部位となるもので、インナーケース部86は、内部に収納された主基板7の実装面7aを遊技盤2に対して略直交させる向きで、後方突出部94の上壁部94aと下壁部94bとに挟まれて、盤裏カバー部91の遊技盤2側に固定される。これにより、インナーケース部86に収納された主基板7の遊技盤2から離れる後端7c側は、盤裏カバー部91の一般部95よりも後方へ突出する。なお、実施形態では、後方突出部94は、前後方向の長さ寸法L1を、インナーケース部86の短手方向の長さ寸法L2の略1/2程度とし、上下方向の高さ寸法H1を、インナーケース部86の上下方向の高さ寸法H2と略同一として、インナーケース部86の後方側を略1/2程度収納している。
なお、第4実施形態のパチンコ遊技機1Cにおいても、遊技盤2の右下部には、第3実施形態のパチンコ遊技機1B同様に構成された痕跡表示部40が設けられており、ケース部85が遊技盤2から取り外されると、遊技盤2に痕跡が残るよう構成されている。
以上説明したように、第4実施形態のパチンコ遊技機1Cでは、インナーケース部86が、内部に収納された主基板7の実装面7aを遊技盤2に対して略直交させる向きで、後方側の略1/2程度を、盤裏カバー部91の後方突出部94に収納させて、盤裏カバー部91の遊技盤2側に取り付けられているため、パチンコ遊技機1Cの裏面側を、図15のAに示す矢印aのような角度で視認すれば、何らケース部85を動かすことなく、主基板7の実装面7a全体を視認でき、図15のAに示す矢印bのような角度で視認すれば、何らケース部85を動かすことなく、主基板7の裏面7b全体を視認することができる。そのため、ケース部85が遊技盤2に取り付けられたままの状態で、主基板7に不正な改造がなされていないかどうかを容易に確認することができる。
5.変更例
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない限りにおいて種々の構成を採り得る。
例えば、第4実施形態のパチンコ遊技機1Cでは、ケース部85は、インナーケース部86が、盤裏カバー部91(アウターケース部90)の遊技盤2側に取り付けられて、盤裏カバー部91に覆われて遊技盤2に取り付けられる構成としたが、図16に示すように、ケース部96が、外蓋部97と内蓋部98とからなる基板収納部99と、外蓋部97から延設される盤裏カバー部100とを備えて、基板収納部99に、主基板7が実装面7aを遊技盤2に対して略直交させて収納される構成としてもよい。この場合、図16に示すように、基板収納部99の後方側を後方突出部101として構成し、前方側を開口させる断面コ字状の外蓋部97の内部空間Sに、実装面7aを遊技盤2に対して略直交させる向きで主基板7を収納した後、外蓋部97の開口を覆うように内蓋部98を外蓋部97に係合させて、基板収納部99を閉塞させる。このような構成とすれば、基盤収納部99の外蓋部97と、盤裏カバー部100を一体で形成できるため、パチンコ遊技機の構成部品点数を減少させることができ、パチンコ遊技機の裏面側を簡便な構成にすることができる。
また、第4実施形態のパチンコ遊技機1Cでは、主基板7が、長手方向を遊技盤の左右方向に対して平行になるように、実装面7aを遊技盤2に対して略直交させてケース部70に収納される構成とした(図15のB参照)が、図17のAに示すように、主基板7が、長手方向を遊技盤2の上下方向に対して平行になるように、実装面7aを遊技盤2に対して略直交させてケース部103に収納される構成としてもよい。すなわち、ケース部103において、基盤収納部104を上下方向に長い長方形状に形成して、内部に主基板7を収納する。このような構成とすれば、パチンコ遊技機の裏面側を、図17のBに示す矢印aのような角度で視認すれば、何らケース部103を動かすことなく、主基板7の実装面7a全体を視認でき、図17のBに示す矢印bのような角度で視認すれば、何らケース部103を動かすことなく、主基板7の裏面7b全体を視認することができる。そのため、ケース部103が遊技盤2に取り付けられたままの状態で、主基板7に不正な改造がなされていないかどうかを容易に確認することができる。
また、第1実施形態のパチンコ遊技機1では、基盤収納部18における外蓋部19と内蓋部21との係合部位23を、盤裏カバー部30が覆って、ケース部14が遊技盤2に取り付けられる構成としたが、ケース部が、盤裏カバー部を備えない構成として、基板収納部の外蓋部の周縁から、外蓋部と内蓋部との係合部位を覆うように、取付脚部を延設させて、遊技盤の裏面側に取り付けられる構成としてもよい。
また、痕跡表示部40は、第1実施形態のパチンコ遊技機1では、視認部41からピン部材46が抜けて変化する構成とし(図7参照)、第2実施形態のパチンコ遊技機1Aでは、黒色のピン先端部61が牽引されて塑性変形するとともに白色に変色する構成(図12参照)としたが、その他の痕跡表示部として、文字や模様が描かれたピン先端部に、ピン本体部を外れ可能に結合させ、ケース部を遊技盤から取り外すとき、ピン本体部が、ピン先端部を牽引して、ピン先端部に描かれた文字や模様がしわになるよう構成することができる。この場合、しわになった文字や模様が、ケース部が遊技盤から取り外されたことの痕跡となる。
また、第1実施形態のパチンコ遊技機1では、復元規制部49は、ストッパー部材51の先端部51aに係止鉤部51aaを設け、係合孔部53との係合時、係止鉤部51aaが係合孔部53の係止面53aに係止されて、ストッパー部材51を係合孔部53から抜け不能とする構成としたが、ストッパー部材の先端部に係止鉤部を設けなくとも、単に直方体のストッパー部材をスプリング材により突出させて視認部41を塞ぐ構成としてもよい。
また、第2実施形態のパチンコ遊技機1Aでは、ピン先端部61が、後方を指す矢印形状の結合凸部63を有し、結合凸部63をピン本体部57の結合凹部59に結合させて、ケース部14を遊技盤2から取り外すときに結合凸部63が結合凹部57から外れる構成としたが、ピン先端部の結合凸部の形状は、後方を指す矢印形状に構成せず、左右両側に係止部を突出させるT字形状に構成してもよい。この場合、ピン先端部のT字形状の結合凸部を、対応するピン本体部の結合凹部と結合させておき、ケース部を遊技盤から取り外すときに、ピン本体部に強く引っ張られることにより結合凸部の係止部が破壊されて、ピン先端部とピン本体部との結合が解除されるよう構成する。
また、第1実施形態のパチンコ遊技機1では、前面2b側から見て遊技盤2における遊技領域11の外側に、痕跡表示部40を設ける構成とした(図3参照)が、痕跡表示部は、遊技盤2における取付脚部33の取付部位38であれば、前面2b側から見て痕跡が目立つように、遊技領域11内に配設してもよい。
また、実施形態では、視認部41の遊技盤2前面2b側には、透明板43を配設したが、視認部41の遊技盤2前面2b側は、透明板43を設けず単なる窓部として構成してもよい。
また、実施形態では、遊技盤2において痕跡表示部40を形成する部位を、遊技盤痕跡部5として遊技盤本体部4とは別体で構成したが、遊技盤痕跡部5を遊技盤本体部4と別体とせず、1つの部材からなる遊技盤に痕跡表示部を形成してもよい。
1,1A,1B,1C パチンコ遊技機
2 遊技盤
2a 裏面
7 主基板(基板)
7a 実装面
7c 後端
14,70,85 ケース部
18 分割体
19 外蓋部(外側部材)
21 内蓋部(内側部材)
23 係合部位
30,81,91 盤裏カバー部
33,82,92 取付脚部
38,84 取付部位
40,40A 痕跡表示部
41,41A 視認部
41a 周縁部
45 痕跡表示部材
49 復元規制部
54 連結部位
57 ピン本体部
61 ピン先端部
71,86 インナーケース部
72,87 天板部
74,88 底板部
80,90 アウターケース部
94 後方突出部

Claims (10)

  1. 基板が、少なくとも当該基板を収納する部位を透明部材により形成されるケース部に収納されて、遊技盤の裏面に配設されるパチンコ遊技機において、
    前記ケース部が、
    開閉可能な複数の分割体により構成されるとともに、
    前記複数の分割体を開き不能な状態として、当該ケース部を前記遊技盤の裏面側に取付可能な取付脚部を備え、
    前記遊技盤における前記取付脚部の取付部位に、前記ケース部が前記遊技盤から取り外されるとき復元不能に変化する痕跡表示部が設けられていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記痕跡表示部が、
    前記取付脚部に連結される痕跡表示部材と、前記遊技盤の裏面側から前面側へ開口されて前記痕跡表示部材を挿通させ、前記遊技盤の前面側から前記痕跡表示部材を視認可能にする視認部と、を備え、
    前記ケース部の前記遊技盤からの取り外し時に、前記視認部から視認される前記痕跡表示部材の状態を変化させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記痕跡表示部材が、前記取付脚部に固着されるピン本体部と、前記ピン本体部に外れ可能に結合されかつ前記遊技盤に固定されるピン先端部と、を有し、
    前記ケース部の前記遊技盤からの取り外し時に、前記ピン先端部が、前記ピン本体部に牽引されて塑性変形するとともに、前記ピン本体部から外れて前記遊技盤に残留することを特徴とする請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記痕跡表示部が、前記遊技盤における前記視認部の周縁部に、前記痕跡表示部材の前記視認部からの抜け時、前記視認部を塞いで、前記痕跡表示部材の前記視認部への復帰を規制する復元規制部を、備えていることを特徴とする請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記痕跡表示部材が、少なくとも、前記取付脚部との連結部位をせん断抵抗の高い金属製とされていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載のパチンコ遊技機。
  6. 前記分割体が、前記遊技盤を裏面側から見たとき正面に現れる外側部材と、前記外側部材の遊技盤側に係合して取り付けられる内側部材と、を備えて構成され、
    前記取付脚部が、前記外側部材と前記内側部材との係合部位を覆うように、前記外側部材から連なって延びていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のパチンコ遊技機。
  7. 前記ケース部が、当該パチンコ遊技機の裏面側の構成部品を覆う盤裏カバー部を備え、
    前記取付脚部が、前記盤裏カバー部に形成され、
    前記盤裏カバー部が、前記外側部材と前記内側部材との係合部位を覆うように、
    前記外側部材に結合されていることを特徴とする請求項6に記載のパチンコ遊技機。
  8. 前記ケース部の分割体が、アウターケース部と、前記アウターケース部に取り外し可能に取り付けられるインナーケース部と、を備えて構成され、
    前記インナーケース部が、天板部と、前記天板部に取り付けられる底板部とを備えて、前記天板部と前記底板部により形成されるインナーケース部内部に基板を収納する構成とされ、
    前記取付脚部が、前記アウターケース部に形成されて、
    前記アウターケース部が、前記インナーケース部を覆うように、前記遊技盤に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のパチンコ遊技機。
  9. 前記アウターケース部が、当該パチンコ遊技機の裏面側の構成部品を覆う盤裏カバー部として構成され、前記取付脚部が、前記盤裏カバー部に形成されていることを特徴とする請求項8に記載のパチンコ遊技機。
  10. 前記基板が、実装面を前記遊技盤に対して略直交させて前記ケース部に収納され、
    前記ケース部の少なくとも一部が、当該パチンコ遊技機の裏面側から後方へ突出する後方突出部を備えるとともに、前記後方突出部内に前記基板における少なくとも遊技盤から離れる後端側を収納させて、前記基板の実装面と裏面との両面を視認可能としていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載のパチンコ遊技機。
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