JP6098590B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP6098590B2
JP6098590B2 JP2014167199A JP2014167199A JP6098590B2 JP 6098590 B2 JP6098590 B2 JP 6098590B2 JP 2014167199 A JP2014167199 A JP 2014167199A JP 2014167199 A JP2014167199 A JP 2014167199A JP 6098590 B2 JP6098590 B2 JP 6098590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
claw
main body
outer frame
front side
locking mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014167199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015013174A (ja
Inventor
中村 誠
誠 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Bussan Co Ltd filed Critical Sanyo Bussan Co Ltd
Priority to JP2014167199A priority Critical patent/JP6098590B2/ja
Publication of JP2015013174A publication Critical patent/JP2015013174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6098590B2 publication Critical patent/JP6098590B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、パチンコ遊技機の施錠装置に関し、特に、開閉軸を有する外枠部材に対して、本体部材及び前面側部材が開閉軸によって開閉可能とされているパチンコ遊技機のための施錠装置に関するものである。
一般に、パチンコ遊技機は、これを遊技場(所謂ホール)において多数設置されるものであり、その設置を行うにあたっては、外枠部材を使用して行われる。図19にも示すように、外枠部材には開閉軸が設けられていて、この開閉軸を利用して、所謂遊技盤が取り付けられる本体部材を、外枠部材に開閉可能に支持するようにしてある。また、本体部材の前面側には、上記開閉軸を利用して前面側部材も開閉自在に取り付けられるものであり、これらの外枠部材と本体部材、この本体部材と前面側部材とは、施錠装置によってその閉じ状態が維持されるようになっている。
特開2008−125777号公報、要約
しかしながら、この特許文献1のパチンコ遊技機では、図20に示すように、係止フック36bが一体化されているステー36に、側方に向けて開口している「開口36a」が形成され、この「開口36a」からの針金が挿入されると、十分な不正行為の防止が果たせない可能性がある。
本発明の目的とするところは、針金等を挿入する余地を少なくして、不正行為を行いにくくしたパチンコ遊技機を提供することにある。
請求項1に係る発明は、
遊技盤が取り付けられる本体部材と、この本体部材の前面側に配置される前面側部材と、これらの前面側部材及び前記本体部材の施錠を行う施錠装置とを備えたパチンコ遊技機において、
前記施錠装置が、前記本体部材の前面側に形成されて前記前面側部材によって覆われる収納空間内に収納される施錠機構と、
この施錠機構に前記本体部材に形成した開口部から進入して係合することにより施錠状態を形成し、解錠するためには前記施錠機構に対する解錠操作を必要とする爪部材と、
この爪部材が前記施錠状態になったとき、前記本体部材の開口部を閉塞する閉塞部材と、
前記施錠機構を構成し、前記爪部材が係合する可動部材と、
前記施錠機構を構成し、前後方向に厚みを有する板状に形成されると共に、前記爪部材と他の爪部材とが進入可能な挿入口が上下方向に離間して形成された面を有するベース部材とを少なくとも備え、
前記ベース部材の各挿入口内に前記爪部材と前記他の爪部材とが進入可能であって、前記爪部材と前記他の爪部材とが各挿入口内に進入した場合には各挿入口によって前記爪部材と前記他の爪部材とのいずれも全周が囲われた状態となるように構成され
前記ベース部材は、前記爪部材及び前記他の爪部材が後方側から進入可能な挿入口が上下方向に離間して形成された後面側面と、前記爪部材及び前記他の爪部材とは高さ方向において異なる位置に設けられた別の爪部材が前方側から進入可能な挿入口が形成された前面側面とを有していることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、針金等を挿入する余地を少なくして、不正行為を行いにくくしたパチンコ遊技機を提供することができる。
本発明に係る施錠装置を採用したパチンコ遊技機の正面図である。 同パチンコ遊技機の外枠部材の前面側に本体部材を閉じて、この本体部材の前面側に前面側部材を閉じた状態の斜視図である。 同パチンコ遊技機の本体部材から前面側部材を開いたときの斜視図である。 同パチンコ遊技機の外枠部材から本体部材を、またこの本体部材から前面側部材を開いたときの斜視図である。 同パチンコ遊技機を構成している外枠部材、本体部材、前面側部材、及び施錠機構を分解して示した斜視図である。 本発明に係る施錠装置の分解斜視図である。 同施錠装置を構成している爪部材の二種類を、(a)と(b)とで示した拡大斜視図である。 同施錠装置を分解して示した拡大側面図である。 同施錠装置を構成している施錠機構を分解して示した拡大側面図である。 同施錠装置が施錠状態にあるときを示すもので、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は背面図である。 同施錠装置が施錠状態にあるときを(a)〜(d)の4方向からみた斜視図である。 同施錠装置が施錠状態にあるときを拡大して示すもので、(a)は平面図、(b)は底面図である。 同施錠装置における施錠機構を示すもので、(1)は外枠部材側及び前面側部材側の両爪部材を施錠している状態を示す右側面図、(2)は前面側部材側の爪部材のみを施錠している状態を示す右側面図、(3)は外枠部材側の爪部材のみを施錠している状態を示す右側面図である。 同施錠装置における施錠機構の下部を拡大して示すもので、(1)は外枠部材側及び前面側部材側の両爪部材を施錠している状態を示す右側面図、(2)は前面側部材側の爪部材のみを施錠している状態を示す右側面図、(3)は外枠部材側の爪部材のみを施錠している状態を示す右側面図である。 同施錠装置における施錠機構の下部を前方から見た状態を拡大して斜視的に示すもので、(1)は外枠部材側及び前面側部材側の両爪部材を施錠している状態を示す斜視図、(2)は前面側部材側の爪部材のみを施錠している状態を示す斜視図、(3)は外枠部材側の爪部材のみを施錠している状態を示す斜視図である。 同施錠装置における施錠機構の下部を後方から見た状態を拡大して示すもので、(1)は外枠部材側及び前面側部材側の両爪部材を施錠している状態を示す斜視図、(2)は前面側部材側の爪部材のみを施錠している状態を示す斜視図、(3)は外枠部材側の爪部材のみを施錠している状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施例に係る施錠装置の分解斜視図である。 同施錠装置を分解して示した拡大側面図である。 従来のパチンコ遊技機の、外枠部材から本体部材を、またこの本体部材から前面側部材を開いたときの斜視図である。 特許文献1に示された施錠機構を示す部分拡大斜視図である。
以下に、上記発明とは別の手段に係る発明について説明をした後に、実施例の説明をする。
パチンコ遊技機において、外枠部材に対して本体部材が開くようにしなければならないのは、例えば、パチンコ球の供給トラブルが発生した場合に、当該パチンコ遊技機の前面側、つまり遊技者側からホールの店員等が本体部材を開いて、外枠部材の裏側の状態をチェックしたいからである。また、外枠部材に対して閉じられている本体部材に対して前面側部材が開くようにしなければならないのは、例えば、当該パチンコ遊技機の前面側から前面側部材を開いて、本体部材に取り付けた遊技盤上での釘や入賞口でのパチンコ球の引っ掛かりトラブルを解消したいからである。
これに対して、パチンコ遊技機の前面側から店員以外の者が前面側部材や本体部材を開くことができないようにしているのが「施錠装置」であり、この施錠装置は、店員が持っている鍵によってしか開錠できないものである。つまり、この施錠装置は、当該パチンコ遊技機に対する不正が行えないようにするものであり、種々な改良が施されてきているが、この施錠装置をターゲットにした不正行為を働こうとする者が未だに存在している。
特に、近年のホールでは、この種のパチンコ遊技機の間に「球貸し機」をサンドイッチ状に挟み込んで、パチンコ球の貸し出しが各パチンコ遊技機毎に行えるようにしてあり、これらの球貸し機とパチンコ遊技機との間には僅かな隙間が発生し易い。そして、各パチンコ遊技機の側面では、図2に示すように、閉じられた外枠部材、本体部材、及び前面側部材の境界部分が存在しているから、ここから上記の球貸し機とパチンコ遊技機との間の僅かな隙間から通した針金等を挿入して施錠装置に不正を働くという行為がなされる余地を残している。
このような施錠装置に対する不正行為を防止するためのパチンコ遊技機が、例えば特許文献1にて提案されている。
特許文献1には、「鍵による押込み動作と回転動作とを組み合わせることによってキーシリンダの回転による不正解錠を困難とし、また、リンク部材を直接的に動作させる不正解錠も困難とする、効果的に不正解錠を防止することができて安全性の高い枠体の施錠装置及びその施錠装置を有する遊技機を提供すること」を目的とした「パチンコ遊技機」が提案されているが、このパチンコ遊技機は、図20にも示すように、「キーシリンダ34の所定角度の回転を条件にキーシリンダ34の少なくとも一部が鍵37の鍵穴34aへの挿入方向に押込み可能とされるとともに、押込み状態でのみキーシリンダ34の回転によってステー36が往復動可能とされている」もので、その目的が達成できるものと思われる。
しかしながら、この特許文献1のパチンコ遊技機では、図20に示すように、係止フック36bが一体化されているステー36に、側方に向けて大きく開口している「開口36a」が形成されているため、この「開口36a」からの針金の挿入が行い易くなっていて、十分な不正行為の防止が果たせないのではないかと考えられる。
勿論、この図20に示したような「開口36a」を無くすようにするために、特別な「カバー」によってこの「開口36a」を覆うことも考えられるが、このようなカバーを用意することはコスト高を招くだけでなく、このカバーの存在によって本体部材の遊技盤の遊技領域が縮小されてしまうことが考えられる。
勿論、各部材の施錠状態を構成するために、多数の部品を使用したり、複数の爪部材を別々に解除するようにすることも、不正防止の上で考えられないことはないが、そのような複雑な構造にしてしまうと、当然のことながら、パチンコ遊技機のコスト高を招くだけでなく、設計の自由度を低下させて、遊技盤の遊技領域を縮小してしまうことになる。
そこで、本発明者等は、この種のパチンコ遊技機における施錠装置への不正行為がなしにくいようにするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本手段を完成したのである。
すなわち、本手段の目的とするところは、針金等を挿入する余地がなくて、不正行為が行いにくいだけでなく、コスト高や遊技領域の縮小を招くことのない施錠装置を有するパチンコ遊技機を提供することにある。
以上の課題を解決するために、まず、手段1に係る発明の採った手段は、
「遊技盤が取り付けられる本体部材と、この本体部材の前面側に配置される前面側部材と、これらの前面側部材及び前記本体部材の施錠を行う施錠装置とを備えたパチンコ遊技機において、
前記施錠装置が、前記本体部材に形成されて前記前面側部材によって覆われる収納空間内に収納される施錠機構と、
この施錠機構に前記本体部材の裏面側に形成した開口部から進入して係合することにより施錠状態を形成し、解錠するためには前記施錠機構に対する解錠操作を必要とする爪部材と、
この爪部材が前記施錠状態になったとき、前記本体部材の開口部を閉塞する閉塞部材と、を少なくとも備えたことを特徴とするパチンコ遊技機の施錠装置」
である。
この手段1の発明に係る施錠装置によれば、これを構成している施錠機構が、前記本体部材に形成されて前記前面側部材によって覆われる収納空間内に収納され、施錠状態において、前記爪部材が、前記本体部材に形成した開口部から前記施錠機構に進入して係合するのであるから、この施錠装置は、前記本体部材及び前面側部材の前後方向の厚さ範囲内に収まるものとなっている。そして、前記前面側部材によって覆われる収納空間は、後述する実施例におけるように、前記本体部材の前後方向の幅内に収まるものであってもよく、逆に、前記本体部材の前面側をほぼ平らなものとしておいて、この前面が平らな本体部材と、後面に突出部を形成した前記前面側部材とによって、前記前面側部材によって覆われる前記収納空間を形成することもできる。
また、この施錠装置では、前面側部材について、前記本体部材の収納空間を前方から覆う役割を果たさせるようにすればよいから、上述したように、前記施錠機構の形状が前記本体部材の前後方向の厚さ範囲内に収まるものとなっていることとも併せて、部品点数の増加を招くことがなくて、コストダウンを図ることができるものとなっているのである。
さらに、この施錠装置は、その施錠機構を、前記本体部材の前面側に形成した収納空間内に収納すればよいから、当該本体部材に取り付けられる前記遊技盤の遊技領域内に突出することはない。逆に言えば、本手段に係る施錠装置は、前記遊技盤の遊技領域を拡大することをも可能にするものである。
そして、この施錠装置は、前記爪部材が前記施錠状態になったとき、前記本体部材の開口部を閉塞する閉塞部材を有しているし、当該施錠装置を構成している前記施錠機構が、前記本体部材の前面側に形成された収納空間内に収納されるのであり、さらには前記収納空間の前面側は前記前面側部材によって覆われるのであるから、前記収納空間の周囲には、不正を行うための器具や道具を差し込めるような隙間は殆ど無い状態となる。つまり、当該施錠装置は、その主要部分を構成している前記施錠機構に対して不正を行うのを困難にし得るのである。
従って、この手段1に係る施錠装置は、針金等を挿入する余地がなくて、不正行為が行いにくいだけでなく、コスト高や遊技領域の縮小を招くことのないものとなっているのである。
また、上記課題を解決するために、手段2に係る発明の採った手段は、上記手段1に記載のパチンコ遊技機の施錠装置について、
「前記爪部材の爪ベースに、前記本体部材の開閉方向に向く面を形成したこと」
である。
この手段2の施錠装置によれば、前記爪部材の爪ベースに、前記本体部材の開閉方向に向く面が形成してあるから、この面によって、施錠された前記爪部材と本体部材との間の、前記本体部材の開閉方向に向かう隙間を覆うことになる。これにより、前記本体部材の後面側の、当該本体部材の開閉方向に向く隙間形成を少なくすることができて、前記本体部材の不正開放をより行いにくくするのである。
従って、この手段2に係る施錠装置は、上記手段1のそれと同様な機能を発揮する他、前記本体部材の不正開放をより一層防止し得るものとなっている。
以上、説明した通り、手段1に係る発明においては、
「遊技盤が取り付けられる本体部材と、この本体部材の前面側に配置される前面側部材と、これらの前面側部材及び前記本体部材の施錠を行う施錠装置とを備えたパチンコ遊技機において、
前記施錠装置が、前記本体部材に形成されて前記前面側部材によって覆われる収納空間内に収納される施錠機構と、
この施錠機構に前記本体部材の裏面側に形成した開口部から進入して係合することにより施錠状態を形成し、解錠するためには前記施錠機構に対する解錠操作を必要とする爪部材と、
この爪部材が前記施錠状態になったとき、前記本体部材の開口部を閉塞する閉塞部材と、を少なくとも備えたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、針金等を挿入する余地がなくて、不正行為が行いにくいだけでなく、コスト高や遊技領域の縮小を招くことのないパチンコ遊技機のための施錠装置を提供することができるのである。
また、手段2に係る発明においては、上記手段1に記載のパチンコ遊技機の施錠装置について、
「前記爪部材の爪ベースに、前記本体部材の開閉方向に向く面を形成したこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、上記手段1のそれと同様な効果を有する他、前記本体部材の不正開放を困難にすることのできる施錠装置を提供することができるのである。
(実施例1)
次に、上記のように構成した各発明の実施形態を、添付の図面に示したパチンコ遊技機200で採用している施錠装置100について説明すると、まず、図1には、本発明の第1実施例に係る施錠装置100を採用したパチンコ遊技機200の正面図が示してある。図1に示したパチンコ遊技機200では、後述する前面枠220の前面に取り付けた飾り枠221が大きく現れていて、この飾り枠221の図示右側中央下部に、本発明に係る施錠装置100のキーシリンンダ30のための鍵穴31が露出させてあり、この鍵穴31に店員が鍵を差し込んで所定の操作を行うことにより、当該パチンコ遊技機200の前面側(遊技者側)からの、後述する前面枠220及び本体枠10の開放が行えるようにしてある。前面枠220は、これと、その前面に取り付けた上記飾り枠221とによって、特許請求の範囲で述べている「前面側部材」を構成するものであり、図2〜図5においては、飾り枠221の図示を省略している。
また、本実施形態のパチンコ遊技機200は、図2〜図4に示したように、ホール(パチンコ遊技場)の「島」に設置固定される外枠210と、この外枠210の前面側(遊技者側)に配置されて、図示しない遊技盤やその制御基板等が支持されることになる本体枠10(本体部材)と、この本体枠10のさらに前面側に配置される前面枠220(前面側部材)とを備えている。これらの本体枠10及び前面枠220は、図1〜図4に示したように、外枠210の図示左側上下に設けた開閉軸211によって、外枠210及び本体枠10に対して開閉可能に支持してある。
本体枠10は、例えば図4に示したように、開口10aを有しているものであり、この開口10a内にて遊技領域を形成することになる遊技盤が当該本体枠10の裏面側に取り付けられるものである。また、この本体枠10の後面側には、例えば図19に示したように、当該パチンコ遊技機200の遊技内容を決定したり各部分の制御を行う種々な制御基板や機構が組み付けられるものである。そして、この本体枠10の前面側には、図3〜図6に示したように、当該本体枠10を上記外枠210に対して枢着している開閉軸211から最も遠い部分、つまり図示右側に収納部11が形成してある。
収納部11は、本体枠10を合成樹脂等によって成形する際に同時成形されるものであり、図3及び図4に示したように、本体枠10の高さと同程度の長さで上下方向に位置するものである。また、この収納部11の図示右側は、本体枠10の右側壁によって規定されていて、図示左側は、本体枠10と同時成形した壁部11aによって規定されている。この収納部11の幅を規定している壁部11aは、遊技盤が臨んで遊技領域を規定する本体枠10の開口10aの右端縁より僅かの寸法だけ右側に位置していて、この寸法分の拡大可能性を遊技領域に与えている。
そして、この収納部11内には、後述する施錠機構40が収納されることになるものであるが、この収納部11に対しては、図8にも示したように、本体枠10の後面側に開口させた開口部12が連通するようになっている。換言すれば、この収納部11内には、後述する外枠側爪20(爪部材)が本体枠10の後面側から開口部12を通して進入し得るようになっているのであり、本体枠10を外枠210に対して閉じたときには、外枠側爪20は収納部11内の施錠機構40に係合するのである。
この本体枠10の後面側に形成した開口部12は、後述する外枠側爪20の進入及び抜き出しは可能であるが、針金等の不正を行うものの進入を困難にする閉塞部材によって閉塞してある。この閉塞部材としては、外枠側爪20の後述する爪ベース21をそのまま利用するのがもっとも簡単で好ましいが、外枠側爪20の進入を可能にするスリットを形成した合成樹脂板等を使用しても構わない。
一方、当該本体枠10の前面側には前面枠220が配置されるのであり、施錠装置100による施錠がなされたときに、この前面枠220によって本体枠10及びこれに形成した上記収納部11の前面側が覆われる。つまり、この収納部11は、図2に示したような、本体枠10や前面枠220が外枠210に対して施錠された状態になったときには、本体枠10の上下側面及び右側面によってその側面を、前面枠220の後面によってその前面を、そしてその後面の開口部12以外の面を本体枠10の後面によって覆われることになるものである。なお、後面の開口部12については、その中に外枠側爪20が進入しており、かつこの外枠側爪20を構成している後述する爪ベース21(閉塞部材)によって覆われるから、施錠装置100による施錠がなされたときには、この開口部12は開口しない状態となる。
なお、本体枠10の後部は、図5にも示したように、本体枠10の外形を形成する側壁よりも窄まった状態になっていて、この窄まった部分は、図1及び図5の比較から解るように、当該本体枠10が外枠210に対して閉じられたときに、外枠210の前面側内に嵌り込むようになっている。
収納部11内の施錠機構40に係合する外枠側爪20は、図7に拡大して示したように、例えば一枚の金属板をプレス加工することによって、爪ベース21と一体的なものとして形成されるもので、この爪ベース21を利用することにより、図4、図5、及び図8に示したように、外枠210の取付部212に取り付けられるものである。なお、この取付部212は、図4及び図5に示したように、外枠210の開閉軸211から遠い位置、つまり外枠210の右側壁の内側部分に設けたものであって、その上面を右側壁の前面側端面より後退させてある。
この外枠側爪20は、例えば金属板からなる爪ベース21の一部を打ち抜いて、本体枠10の開閉方向に折曲して形成したものであるが、その折曲形成の仕方は、図7の(a)と(b)の二種類がある。
図7の(a)では、まず、爪ベース21を外枠210側の取付部212を取り囲むような略箱状に折曲するに際して、この爪ベース21内で開口する切欠部21cを形成しながら外枠側爪20を切り出し、この外枠側爪20を取付部212とは反対側、つまり本体枠10の開閉方向に折曲するようにしている。
この図7の(a)に示した外枠側爪20の場合、切欠部21c以外の爪ベース21は取付部212に対しての固定面21aとなるものであり、特に図示右側に見える固定面21aには取付穴21bが形成される。この取付穴21bが形成された固定面21aと、これと当接面21dを挟んで反対側で平行になっている固定面21aとは、仮想線で示した外枠210側の取付部212を挟み込む挟持部となっていて、当該外枠側爪20の外枠210側に対する固定をより強固に行えるようにしている。
そして、外枠側爪20が突出している爪ベース21の一部である面は当接面21dとなっているのであり、この当接面21dは前面側に向く、つまり本体枠10の開閉方向に向く「面」を形成するものになっているとともに、当該外枠側爪20及び切欠部21dの周囲を囲んでいる。さらに、この当接面21dは、本発明に係る施錠装置100によって本体枠10を外枠210に対して閉じたときには、本体枠10の後面側に開口させてある前述した開口部12を覆うから、開口部12を閉塞する閉塞部材ともなっているのである。
これに対して、図7の(b)に示した外枠側爪20は、取付穴21bが形成されたとは反対側で平行になっている固定面21aの一部を切り欠いて形成したもので、本体枠10の開閉方向に向くように折曲したものである。この場合、取付穴21bを形成した固定面21aや、本体枠10の開口部12を覆うことになる当接面21d(閉塞部材)の面積を大きくすることができるから、当該爪ベース21を介しての外枠210側の取付部212に対する固定をより強固に行え、開口部12の閉塞も広い面積で行える。
勿論、上記の爪ベース21の前面側に向かう面、つまり当接面21dに、本体枠10の後面にて開口している開口部12を閉塞する閉塞部材を取り付けるようにして実施してもよい。このような閉塞部材としては、開口部12から針金等の不正を行う道具の差し込みが行えなくなるような材質のものがよく、さらには、本体枠10を外枠210に対して閉じたときに異音が発生しないようにもできる材質のものがよい。その意味では、この爪ベース21の当接面21dに取り付けられる閉塞部材としては、合成樹脂板とするのが最も良い。
図7の(a)あるいは(b)のいずれにしても、これらのように形成した外枠側爪20は、一枚の金属板をプレス加工によって簡単に製造することができるのであり、結果として、本発明に係る施錠装置100、最終的にはこの施錠装置100を採用したパチンコ遊技機200の製造コスト低減を図ることができる。
以上のように構成した外枠側爪20は、本体枠10を外枠210に対して閉じたとき、本体枠10の収納部11に収納した施錠機構40に係合して、施錠状態を形成する。この施錠機構40には、図8にも示したように、キーシリンンダ30が組み付けられるものであり、前面枠220の後面に取り付けた前面枠側爪50も進入してくることになるものである。前面枠220側の前面枠側爪50は、図3〜図6に示したように、前面枠220の、外枠210側の開閉軸211から遠い部分の後面側にて後方に向けて突出するもので、図8にも示したように、ベース部材51の後面に一体化したものである。
この前面枠側爪50が、前面枠220の後面側にて、外枠210側の開閉軸211から最も遠い部分にて後方に向けて突出するものであるから、前述した外枠側爪20の場合と同様に、不正が働きにくくなっている。何故なら、上記状態であれば、この前面枠側爪50と開閉軸211との距離が最大限になるから、この前面枠側爪50あるいはその近傍で不正行為を働いて隙間を形成しようとしても、本体枠10とこれに閉じられている前面枠220との間のどこを採っても、不正を働くための針金等の工具が差し込める程の大きな隙間を殆ど形成することができないからである。
キーシリンンダ30は、図4、図5及び図10に示したように、施錠機構40から前面側に向けて突出するものであり、その鍵穴31は、図3に示した前面枠220側に形成してある開口32から当該パチンコ遊技機200の前面側に、図1に示したように露出するものである。本実施形態のキーシリンンダ30は、鍵穴31に差し込んだ鍵を左または右に回転させることにより、前面枠220のみの、または前面枠220が閉じられたままの本体枠10の解錠を行うものである。
上述した施錠機構40は、図9にも示したように、第1可動部材41及び第2可動部材42を備えたもので、これらの第1可動部材41及び第2可動部材42は、図10〜図16に示したように、スプリング44によって互いに連結された状態で当該施錠機構40を構成しているベース部材43内に組み込まれるものである。このベース部材43は、特に図9の左側部分にて示したように、その前面側面(図9で手前に現れている面)に、上述した各前面枠側爪50が当該ベース部材43内に進入し得るようにする第2挿入口43bが形成してあり、その後面側面には、各外枠側爪20が当該ベース部材43内に進入し得るようにする第1挿入口43aが形成してある。
施錠機構40を構成している第1可動部材41及び第2可動部材42は、図8及び図9に示したように、薄くて細長い板状物として形成すればよいものとなっているから、これらの第1可動部材41及び第2可動部材42を収納するベース部材43も、薄くて細長いものとすることができる。以上の結果、これらの第1可動部材41及び第2可動部材42、及びこれらを収納するベース部材43を備えた当該施錠機構40は、図10〜図13に示したように、全体形状が薄くて細長いものとなるのであり、本発明に係る施錠装置100の全体構成を薄く小さくでき、ひいては、部品組み込みスペースが限られているパチンコ遊技機200の部品組み込みスペースを有効活用すること、例えば遊技領域の拡大化をも図ることができるのである。
さて、上記ベース部材43内には、図12にも示したように、第2可動部材42が奥に収納され、この第2可動部材42の外側に第1可動部材41が収納される。この場合、第1可動部材41及び第2可動部材42は、連携ピン45によって互いに相対移動可能にしてあり、スプリング44によって元の位置に復帰し得るように繋がれる。各連携ピン45は、図9に示したように、第1可動部材41に形成した連携穴41bと第2可動部材42に形成した連携穴42bを貫通した状態で、かつ相対的に移動可能となるように第1可動部材41と第2可動部材42とを連結するものである。一方、スプリング44は、図9の図示上端を第2可動部材42側に係止しておき、その全体を第1可動部材41側の覗穴41dに通すようにして第2可動部材42上に第1可動部材41を重ね、その後に図9の図示下端を第1可動部材41側に係止することによって、両第1可動部材41及び第2可動部材42の元位置への復帰を可能にするものである。
また、第1可動部材41の、図9に示した左側端面には、前面枠220の後面側に取り付けてある各前面枠側爪50が係止される係止部41aが複数形成してあり、一方、第2可動部材42の右側端面には、外枠210から前面側に突出している外枠側爪20が係止される係止部42aが形成してある。また、これらの第1可動部材41及び第2可動部材42の下部には、キーシリンンダ30側の操作部が係合する操作穴41c・42cがそれぞれ形成してある。
以上の施錠機構40による外枠側爪20及び前面枠側爪50の施錠状態が、図10〜図13に示してあるが、これらの図10〜図13では、外枠210、本体枠10、及び前面枠220は省略してある。特に、図12の(a)及び(b)では、施錠機構40による外枠側爪20及び前面枠側爪50の施錠状態の平面及び底面が拡大して示してあるが、この図12の(a)及び(b)から分かるように、外枠側爪20及び前面枠側爪50が施錠機構40を構成しているベース部材43内に進入しているし、その一部が後述するように、係止部41a・42aに係止しているのである。この施錠機構40による外枠側爪20及び前面枠側爪50の施錠状態は、図14〜図16の各(1)に部分的に拡大して示してある。
図14は、上記の施錠機構40による施錠状態と、この施錠状態にある施錠機構40のキーシリンンダ30による解錠状態とを、一個の外枠側爪20及び前面枠側爪50について説明するものであり、この図14の(1)は、外枠側爪20及び前面枠側爪50が共に施錠状態にある場合を、図14の(2)は、外枠側爪20が解錠状態で前面枠側爪50が施錠状態にある場合を、そして図14の(3)は、外枠側爪20が施錠状態で前面枠側爪50が解錠状態にある場合を、それぞれ示している。この図14中に付してある矢印と×印は、これを付した部材が矢印方向には抜けない、つまり施錠状態にあることを示し、矢印と○印は、これを付した部材が矢印方向に抜ける、つまり解錠状態にあることを示している。
図14の(1)では、外枠側爪20及び前面枠側爪50が共に施錠状態にある場合が示してあるが、外枠側爪20及び前面枠側爪50の先端部が共に施錠機構40を構成しているベース部材43内に進入しているとともに、連携穴42bの操作がなされていないことによって、第1可動部材41及び第2可動部材42がスプリング44の復帰力により互いに重なり合うように引き合わされている。
以上の結果、図14〜図16の各(1)に示したように、外枠側爪20の係止部に第2可動部材42側の係止部42aが係合するとともに、前面枠側爪50の係止部に第1可動部材41側の係止部41aが係合して、これらの外枠側爪20及び前面枠側爪50は当該施錠機構40によって施錠状態が形成されているのである。
図14の(2)では、外枠側爪20が解錠状態で前面枠側爪50が施錠状態にある場合が示してあるが、外枠側爪20及び前面枠側爪50の先端部が共に施錠機構40を構成しているベース部材43内に進入しているとともに、キーシリンンダ30による外枠側爪20の解錠操作がなされていること(図16の(2)参照)によって、スプリング44の復帰力に抗して第1可動部材41が引き上げられる。なお、第2可動部材42は引き上げられていない。
以上の結果、図14〜図16の各(2)に示したように、外枠側爪20の係止部から第2可動部材42側の係止部42aが離れて係合状態が解除されて、外枠側爪20の解錠状態が形成される。勿論、前面枠側爪50の係止部への第1可動部材41側の係止部41aの係合は維持されたままであるから、前面枠側爪50の施錠状態は当該施錠機構40によって維持されたままとなるのである。
図14の(3)では、外枠側爪20が施錠状態で前面枠側爪50が解錠状態にある場合が示してあるが、外枠側爪20及び前面枠側爪50の先端部が共に施錠機構40を構成しているベース部材43内に進入しているとともに、キーシリンンダ30による前面枠側爪50の解錠操作がなされていること(図16の(3)参照)によって、スプリング44の復帰力に抗して第2可動部材42が引き下げられる。なお、第1可動部材41は引き下げられていない。
以上の結果、図14〜図16の各(3)に示したように、前面枠側爪50の係止部から第1可動部材41側の係止部41aが離れて係合状態が解除されて、前面枠側爪50の解錠状態が形成される。勿論、外枠側爪20の係止部への第2可動部材42側の係止部42aの係合は維持されたままであるから、外枠側爪20の施錠状態は当該施錠機構40によって維持されたままとなるのである。
以上のキーシリンンダ30での解錠操作時において、当該キーシリンンダ30が有している爪部は、当該キーシリンンダ30を中心にして回動するし、この爪部は、図16の(1)〜(3)に示したように、各第1可動部材41及び第2可動部材42の操作穴41c・42cに選択的に係合するため、各第1可動部材41または第2可動部材42の引き上げや引き下げが選択的に行われるのである。当該キーシリンンダ30が有している爪部の、当該キーシリンンダ30を中心にした回動方向の選択は、キーシリンンダ30の鍵穴31に差し込んだ鍵を左に回すか、右に回すかによって決められる。
(実施例2)
図17及び図18には、本発明の第2実施例に係る施錠装置100の要部が示してある。この第2実施例では、次に詳述する部分以外は、上記第1実施例で説明した遊技機200及び施錠装置100と同様な構成部材を有しているものである。
この第2実施例の、上記第1実施例と異なる点は、「特許請求の範囲」で述べている「本体部材に形成した開口部」である開口部12が、図17に示したように、本体枠10(本体部材)の前面側に形成されており、この開口部12から施錠機構40に向けて進入して係合する前面枠側爪50(第1実施例では開口部12から施錠機構40に向けて進入して係合するのは外枠側爪20であった)を、図18に示したように、前面枠220側の取付部222に取り付けたことである。
この第2実施例では、施錠機構40が収納されて前面枠220(前面枠部材)によって覆われる収納部11(収納空間)は、図6と図17の比較から分かるように、実施例1で採用したのと同様であるが、この収納部11の前面側に開口している部分が開口部12となっているのである。また、この第2実施例で採用されている前面枠側爪50は、上記第1実施例で採用した外枠側爪20と同様な構成を有しているものである。
この前面枠側爪50は、図7の(a)に示した外枠側爪20と同様に、まず、爪ベースを前面枠220側の取付部222を取り囲むような略箱状に折曲するに際して、この爪ベース内で開口する切欠部を形成しながら前面枠側爪50を切り出し、この前面枠側爪50を取付部222とは反対側、つまり本体枠10の開閉方向に折曲するようにしている。
この前面枠側爪50の場合、切欠部以外の爪ベースは取付部222に対しての固定面となるものであり、この固定面には取付穴が形成される。この取付穴が形成された固定面と、これと当接面を挟んで反対側で平行になっている固定面とは、図18中の仮想線で示した前面枠220側の取付部222を挟み込む挟持部となっていて、当該前面枠側爪50の前面枠220側に対する固定をより強固に行えるようにしている。
そして、前面枠側爪50が突出している爪ベースの一部である面は当接面となっているのであり、この当接面は前面側に向く、つまり本体枠10の開閉方向に向く「面」を形成するものになっているとともに、当該前面枠側爪50及び切欠部の周囲を囲んでいる。
さらに、この前面枠側爪50の当接面は、本発明に係る施錠装置100によって前面枠220を本体枠10に対して閉じたときには、本体枠10の前面側に開口させてある前述した開口部12を覆うから、開口部12を閉塞する閉塞部材ともなっているのである。
(その他の実施例)
勿論、本発明は、上記の各実施例に限定されるものではなく、その目的、及び特許請求の範囲に記載された発明特定事項の範囲を逸脱しない限りにおいて、種々変更することが可能である。例えば、前述したように、開口部12を閉塞する閉塞部材を、外枠側爪20または前面枠側爪50に一体的に設ける場合の他、これらの外枠側爪20または前面枠側爪50とは別体的に設けたり、これらの外枠側爪20または前面枠側爪50が取り付けられる取付部212または222側に、一体的または脱着自在に設けるように実施してもよい。
また、上述した施錠機構40では、第1可動部材41及び第2可動部材42を備えたもので、これらの第1可動部材41及び第2可動部材42を、一本のスプリング44によって互いに連結された状態で当該施錠機構40を構成しているベース部材43内に組み込まれるものとしたものであるが、スプリング44は二本採用して実施してもよい。この場合、各スプリング44は、上記第1可動部材41及び第2可動部材42と、ベース部材43の二カ所にそれぞれ連結して、各第1可動部材41及び第2可動部材42のベース部材43に対する原位置への復帰を可能にするようにして実施してもよい。
100 施錠装置
10 本体枠(本体部材)
10a 開口
11 収納部(収納空間)
11a 壁部
12 開口部
20 外枠側爪(爪部材)
21 爪ベース
22 固定面
22a 取付穴
23 挟持部
24 切欠部
30 キーシリンンダ
31 鍵穴
32 開口
40 施錠機構
41 第1可動部材
41a 係止部
41b 連携穴
41c 操作穴
41d 覗穴
42 第2可動部材
42a 係止部
42b 連携穴
42c 操作穴
43 ベース部材
43a 第1挿入口
43b 第2挿入口
44 スプリング
45 連携ピン
50 前面枠側爪(爪部材)
51 ベース部材
200 パチンコ遊技機
210 外枠(外枠部材)
211 開閉軸
212 取付部
220 前面枠(前面側部材)
221 飾り枠(前面側部材)

Claims (2)

  1. 遊技盤が取り付けられる本体部材と、この本体部材の前面側に配置される前面側部材と、これらの前面側部材及び前記本体部材の施錠を行う施錠装置とを備えたパチンコ遊技機において、
    前記施錠装置が、前記本体部材の前面側に形成されて前記前面側部材によって覆われる収納空間内に収納される施錠機構と、
    この施錠機構に前記本体部材に形成した開口部から進入して係合することにより施錠状態を形成し、解錠するためには前記施錠機構に対する解錠操作を必要とする爪部材と、
    この爪部材が前記施錠状態になったとき、前記本体部材の開口部を閉塞する閉塞部材と、
    前記施錠機構を構成し、前記爪部材が係合する可動部材と、
    前記施錠機構を構成し、前後方向に厚みを有する板状に形成されると共に、前記爪部材と他の爪部材とが進入可能な挿入口が上下方向に離間して形成された面を有するベース部材とを少なくとも備え、
    前記ベース部材の各挿入口内に前記爪部材と前記他の爪部材とが進入可能であって、前記爪部材と前記他の爪部材とが各挿入口内に進入した場合には各挿入口によって前記爪部材と前記他の爪部材とのいずれも全周が囲われた状態となるように構成され
    前記ベース部材は、前記爪部材及び前記他の爪部材が後方側から進入可能な挿入口が上下方向に離間して形成された後面側面と、前記爪部材及び前記他の爪部材とは高さ方向において異なる位置に設けられた別の爪部材が前方側から進入可能な挿入口が形成された前面側面とを有していることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記本体部材は、外枠に対して開閉可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
JP2014167199A 2014-08-20 2014-08-20 パチンコ遊技機 Active JP6098590B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014167199A JP6098590B2 (ja) 2014-08-20 2014-08-20 パチンコ遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014167199A JP6098590B2 (ja) 2014-08-20 2014-08-20 パチンコ遊技機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012117039A Division JP5601351B2 (ja) 2012-05-22 2012-05-22 パチンコ遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015013174A JP2015013174A (ja) 2015-01-22
JP6098590B2 true JP6098590B2 (ja) 2017-03-22

Family

ID=52435423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014167199A Active JP6098590B2 (ja) 2014-08-20 2014-08-20 パチンコ遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6098590B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53317Y2 (ja) * 1973-08-31 1978-01-07
JPS61185484U (ja) * 1985-05-11 1986-11-19
JP3071779B1 (ja) * 1999-04-02 2000-07-31 次夫 近藤 パチンコ機の扉の鍵構造
JP5262007B2 (ja) * 2007-07-20 2013-08-14 株式会社三洋物産 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015013174A (ja) 2015-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4098216B2 (ja) 遊技機
JP2004065684A (ja) 遊技機
JP6098590B2 (ja) パチンコ遊技機
JP5601351B2 (ja) パチンコ遊技機
JP5472375B2 (ja) パチンコ遊技機の施錠装置
JP2010273771A (ja) パチンコ遊技機の施錠装置
JP2016209715A (ja) パチンコ遊技機
JP2014155728A (ja) パチンコ遊技機
JP2010273772A (ja) パチンコ遊技機の施錠装置
JP4707532B2 (ja) 遊技機
JP5024596B2 (ja) 遊技機用施錠装置
JP2009131514A (ja) 遊技機用施錠装置及びそれを備えた遊技機
JP6154775B2 (ja) 遊技機
JP4836831B2 (ja) 遊技機
JP4477969B2 (ja) 扉開閉装置
JP6415639B2 (ja) 遊技機
JP4238748B2 (ja) 自動販売機
JP6913337B2 (ja) 遊技機の施錠装置
JP5938265B2 (ja) パチンコ機
JP4473882B2 (ja) 遊技機
JP4707535B2 (ja) 遊技機
JP4925715B2 (ja) シリンダーキーを用いた開閉扉の施錠機構
JP4817943B2 (ja) 遊技機における施錠装置の不正リセット防止構造
JP2007105347A (ja) 遊技機
JP2004187853A (ja) 遊技機枠

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160813

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6098590

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250