JP2010187040A - 放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】番組情報の取得を効率良く実施することができる放送受信装置を提供する。
【解決手段】放送受信装置100において、取得手段は、予め定められた番組情報取得時刻に番組情報の取得処理を実施し、記憶手段は取得手段による番組情報の取得の可否を番組情報取得時刻と対応づけて記憶し、算出手段は、所定の条件を満たした場合に、記憶手段に基づいて、番組情報の取得が可能であった取得成功率を算出し、判定手段は算出された取得成功率が所定の閾値未満であるか否かを判定し、変更手段は、取得成功率が所定の閾値未満であると判定された場合に、番組情報取得時刻を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送受信装置に関する。
デジタルテレビジョン放送の放送信号には、映像データや音声データとともに、ARIB(Association of Radio Industries and Business: 社団法人電波産業会)の規格に規定されたSI(Service Information: 番組配列情報)と呼ばれる番組情報が多重されている。番組情報には、番組名や放送日時、番組概要等の様々な情報が含まれており、放送受信装置においてEPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)としてユーザに提供される。ユーザは、EPGを利用して、多チャンネルの中から視聴番組の選択や番組検索、視聴予約、録画予約等を効率良く行うことができる。
こうした番組情報は、各放送局が送出する放送信号に周期的に付帯されて送信されているが、番組情報の送出周期や番組情報取得のタイミングによっては、番組情報の取得に時間がかかり、ユーザがEPGの表示要求を行ったときに直ちにEPGを提示することができない可能性がある。
とくに、地上デジタルテレビジョン放送では、各放送局が自局の番組情報(SI)のみを放送信号に多重する各局SI方式が採用されているため、放送受信装置が番組情報を取得する場合には、チューナにより各放送チャンネルを順に選局して、各局の番組情報(SI)を放送チャンネル毎に個別に取得しなければならず、EPGの表示要求を受けてからEPGを表示するまでに更に時間を要することとなる。
そこで、予め番組情報を取得して記憶手段に記憶しておく放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような放送受信装置では、ユーザがEPGの表示要求を行ったときに、予め記憶手段に記憶されている番組情報に基づいて、すみやかにEPGを提示することができる。
ところが、番組情報はチューナにより選局された放送チャンネルの放送信号の中から抽出されるため、装置の主電源がオフされている間は、チューナが稼動せず、番組情報の取得は不可能である。
また、上述したように、地上デジタルテレビジョン放送では各放送局が自局の番組情報(SI)だけを放送信号に多重する各局SI方式が採られているため、番組情報の取得時には、チューナが全放送チャンネルを選局して、各局の番組情報(SI)を個別に取得しなければならない。そのため、視聴者が番組を視聴している間は、チューナにより他局の放送チャンネルを選局することができず、全ての番組情報を取得することができない。
さらに、昨今では、放送局側が省エネの目的で、番組休止中に、放送波の完全停波を行う場合がある。放送波自体が完全に停波されている間は、番組情報の取得も不可能であるため、完全停波が行われる時間帯を避けて番組情報を取得する必要がある。
上述した番組情報の取得が不可能なタイミングに番組情報の自動取得が実施されると、電力が無駄に消費されてしまうこととなる。
そのため、電力の無駄な消費を防止して、番組情報の取得を確実且つ効率良く行うためには、放送受信装置の仕様として、視聴者が番組を視聴していないスタンバイ待機中であり、且つ、放送波の完全停波が行われていないタイミングで、番組情報の取得処理が実施されることが好ましい。
しかしながら、視聴者の視聴時間は視聴者によって様々であり、また、放送波の完全停波の時間帯も放送局や日によって異なる。そのため、現状では、放送受信装置の仕様として、視聴者が番組を視聴しておらず、且つ、放送波の完全停波が行われていないタイミングを想定して、番組情報の自動取得を確実に且つ効率良く実施することは困難であるという問題があった。
そこで、番組情報の取得が可能であった時刻を履歴に記憶し、取得した番組情報のなかの最も後に放送される番組の終了時刻から所定時間前の範囲内で、履歴において最もよく番組情報を取得できた時刻を番組情報の自動取得の開始タイミングと決定する放送受信装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−142163号公報 特開2006−165675号公報
ところが、特許文献2の放送受信装置では、番組情報の取得が可能であった時刻に関する履歴をとらなければ、適切なタイミングを番組情報の自動取得のタイミングとして決定できないため、履歴を蓄積して自動取得のタイミングを決定するまでに時間がかかり、番組情報の自動取得のタイミングを決定する方法として効率的ではないという問題があった。
本発明の課題は、番組情報の取得を、より確実に効率良く実施することができる放送受信装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、番組データと番組情報とが多重化されたデジタル放送信号を受信する受信手段を備える放送受信装置において、
予め定められた番組情報取得時刻に、前記番組情報の取得処理を実施する取得手段と、
前記取得手段による番組情報の取得の可否を、前記番組情報取得時刻と対応づけて記憶する記憶手段と、
所定の条件を満たした場合に、前記記憶手段に基づいて、番組情報の取得が可能であった確率を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された前記確率が所定の閾値未満であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記確率が所定の閾値未満であると判定された場合に、前記番組情報取得時刻を変更する変更手段と、
を備えることを特徴とする放送受信装置。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の放送受信装置において、前記算出手段により算出された前記確率と、当該確率に対応する番組情報取得時刻と、を対応付けて記憶する確率記憶手段を備え、
前記変更手段は、前記判定手段により前記確率が所定の閾値未満であると判定される度に、前記番組情報取得時刻を所定時間ずらすとともに、前記判定手段により前記確率が所定の閾値未満であると判定された回数が連続して24/所定時間(回)に達した場合に、前記確率記憶手段により記憶された24/所定時間(回)の前記確率の中で、最も前記確率が高い前記番組情報取得時刻に変更することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の放送受信装置において、前記算出手段は、前記番組情報取得時刻が所定回数経過する度に、所定回数の前記番組情報取得時刻において番組情報の取得が可能であった前記確率を算出することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の放送受信装置において、前記算出手段は、デジタル放送信号の受信レベルが所定のレベル未満のチャンネルの番組情報の取得の可否は、前記確率の算出に際して除外することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の放送受信装置において、前記取得手段は、前記番組情報の取得処理を一日に一回実施し、
前記所定回数は、7×N(Nは自然数)回であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、番組データと番組情報とが多重化されたデジタル放送信号を受信する受信手段を備える放送受信装置において、
一日に一回の予め定められた番組情報取得時刻に、前記番組情報の取得処理を実施する取得手段と、
前記取得手段による番組情報の取得の可否を、前記番組情報取得時刻と対応づけて記憶する記憶手段と、
前記番組情報取得時刻が所定回数経過する度に、前記記憶手段に基づいて、所定回数の前記番組情報取得時刻において番組情報の取得が可能であった確率を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された前記確率が所定の閾値未満であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記確率が所定の閾値未満であると判定された場合に、前記番組情報取得時刻を変更する変更手段と、
前記算出手段により算出された前記確率と、当該確率に対応する番組情報取得時刻と、を対応付けて記憶する確率記憶手段と、
を備え、
前記算出手段は、デジタル放送信号の受信レベルが所定のレベル未満のチャンネルの番組情報の取得の可否は、前記確率の算出に際して除外し、
前記変更手段は、前記判定手段により前記確率が所定の閾値未満であると判定される度に、前記番組情報取得時刻を所定時間ずらすとともに、前記判定手段により前記確率が所定の閾値未満であると判定された回数が連続して24/所定時間(回)に達した場合に、前記確率記憶手段により記憶された24/所定時間(回)の前記確率の中で、最も前記確率が高い前記番組情報取得時刻に変更し、
前記所定回数は、7×N(Nは自然数)回であることを特徴とする。
本発明によれば、取得手段により、予め定められた番組情報取得時刻に、番組情報の取得処理が実施され、記憶手段により、取得手段による番組情報の取得の可否が、番組情報取得時刻と対応づけて記憶され、算出手段により、所定の条件を満たした場合に、記憶手段に基づいて、番組情報の取得が可能であった確率が算出され、判定手段により、算出手段により算出された確率が所定の閾値未満であるか否かが判定され、変更手段により、判定手段により確率が所定の閾値未満であると判定された場合に、番組情報取得時刻が変更される。
すなわち、所定の条件を満たした場合に、番組情報の取得の可否を番組情報取得時刻と対応づけて記憶する記憶手段に基づいて、番組情報の取得が可能であった確率が算出され、算出された確率が所定の閾値未満である場合にのみ、番組情報取得時刻が変更される。これにより、番組情報の取得が可能である確率が所定の閾値以上となるまで、番組情報取得時刻が変更されていくこととなるため、番組情報の取得が可能な確率がより高いタイミングを自動的に探し出して番組情報取得時刻として設定することが可能となる。また、ユーザの視聴習慣や放送信号の完全停波期間が変化して、番組情報の取得が可能である確率が所定の閾値を下回ることとなった場合であっても、新たな視聴習慣や完全停波期間における番組情報の取得が可能な確率がより高いタイミングが自動的に探し出されて番組情報取得時刻として設定されることとなる。すなわち、番組情報の取得が可能な確率が所定の閾値以上となる番組情報取得時刻を番組情報取得のタイミングとして設定することで、放送受信装置において、番組情報の取得を、より確実に効率良く実施することができる。
本実施形態の放送受信装置の要部構成を示すブロック図である。 チャンネル初期スキャン処理の流れを示すフローチャートである。 番組情報取得処理の流れを示すフローチャートの第1図である。 番組情報取得処理の流れを示すフローチャートの第2図である。 番組情報取得時刻「AM0:00」に実施された、各チャンネルにおける番組情報の取得処理の結果を記憶する取得結果記憶部のテーブルの一例である。 番組情報取得時刻「AM1:00」に実施された、各チャンネルにおける番組情報の取得処理の結果を記憶する取得結果記憶部のテーブルの一例である。 番組情報取得時刻「AM2:00」に実施された、各チャンネルにおける番組情報の取得処理の結果を記憶する取得結果記憶部のテーブルの一例である。 番組情報取得時刻「AM3:00」に実施された、各チャンネルにおける番組情報の取得処理の結果を記憶する取得結果記憶部のテーブルの一例である。 番組情報取得処理の結果を番組情報取得時刻別に記憶する取得結果記憶部の一例である。 番組情報の取得成功率を記憶する取得成功率記憶部の第1例である。 番組情報の取得成功率を記憶する取得成功率記憶部の第2例である。
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
本実施形態の放送受信装置100は、例えば、地上デジタルテレビジョン放送信号の受信を行うテレビジョン受像機であり、図1に示すように、ユーザが各種指示を入力するリモートコントローラ(以下、「リモコン」と称する)1と、リモコン1により遠隔操作される装置本体2と、を備えて構成される。
各放送局から送出され、放送受信装置100において受信されるデジタル放送信号には、映像データ及び音声データから成る番組コンテンツの他に、PSI(Program Specific Information:番組特定情報)や、SI(Service Information:番組配列情報)と呼ばれる番組情報等が多重化されている。また、地上デジタル放送では、自局の番組情報のみを多重化する各局SI方式が採用されている。
本実施形態の放送受信装置100は、1日1回の番組情報取得時刻に、受信可能な全放送局から送出されるデジタル放送信号から全放送チャンネル分の番組情報(SI)を取得し、取得した全放送チャンネル分の番組情報に基づいてEPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)を作成して、ユーザに提供する機能を備えている。
リモコン1は、ユーザが装置本体2に対して各種指示を入力するための複数の釦を備える。例えば、リモコン1には、電源釦、番組表表示釦、ワンタッチ釦として機能する数字釦、入力切換釦、音声切換釦、戻る釦、上下左右の釦から成るカーソル釦、決定釦、チャンネルアップ/ダウン釦、ボリュームアップ/ダウン釦(何れも図示せず)等が備わる。
これらの釦の各々には予め識別情報が割り当てられ、所定の記憶領域に記憶されている。そして、ユーザにより釦の操作が行われると、操作された釦の識別情報が読み出されて、読み出された識別情報に対応するリモコン信号が生成され、生成されたリモコン信号が図示しない送信部から送信されるようになっている。
装置本体2は、リモコン信号受光部3、アンテナ4、チューナ5、復調部6、デコーダ部7、映像処理部8、音声処理部9、OSD回路10、表示部11、音声出力部12、制御部13等を備えている。
リモコン信号受光部3は、フォトダイオード、SUBCPU、増幅部、復調部、デコーダ(いずれも図示せず)等を備えて構成されている。SUBCPUは、リモコン1から送信されたリモコン信号を、前面パネルに設けられたフォトダイオードにおいて受信すると、受信したリモコン信号を増幅部により増幅させ、復調部において復調させ、デコーダにより波形整形、誤り訂正等の各種処理を行わせた後に、制御部13に出力する。制御部13では、入力されたリモコン信号から識別情報を取得し、取得した識別情報に基づいて操作された釦の判別を行う。
アンテナ4は、屋外において所定の方角に向けて配置され、放送送信装置から発信される高周波のデジタル放送信号を受信する。
チューナ5は、制御部13からの選局指示にしたがって、アンテナ4等により入力された高周波信号のデジタル放送信号の中から特定周波数帯の信号を抽出し、低周波の信号に変換した後、AD変換等を行い、復調部6に出力する。
また、チューナ5は、制御部13からの制御に基づいて、所定のタイミングで、チャンネル初期スキャンを実行する。チャンネル初期スキャンでは、UHF(Ultra High Frequency)帯域、VHF(Very High Frequency)帯域、ケーブルテレビ帯域(ミッドバンドチャンネル(C13〜C22)、スーパーハイバンドチャンネル(C23〜C63))等、チャンネルスキャンの対象となる全周波数帯域の物理チャンネルを走査して、受信可能なチャンネルを検出する。チューナ5におけるチャンネルスキャンの結果は、制御部13に出力され、後述のチャンネルメモリ134に記憶されることとなる。
また、チューナ5は、受信手段及び取得手段として、後述する番組情報取得時刻記憶部136に記憶された1日1回の番組情報取得時刻に、チャンネルメモリ134に受信可能なチャンネルとして記憶された全チャンネルを走査し、全チャンネルのデジタル放送信号を受信する。
復調部6は、例えば、制御部13からの制御に基づいて、チューナ5において選局されたチャンネルの信号に対してデジタル復調や誤り訂正等の処理を実行し、トランスポートストリーム(TS:Transport Stream)を生成して、デコーダ部7に出力する。
デコーダ部7は、分離部(Demultiplexer)71、ビデオデコーダ72、オーディオデコーダ73、データデコーダ74等を備えて構成されている。
分離部71は、復調部6から入力されるTSを、ビデオストリーム、オーディオストリーム、PSI(Program Specific Information:番組特定情報)/SI(Service Information: 番組配列情報)等の複数のストリームに分離する。そして、PSIに基づいて必要なTSパケットを取得し、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)規格下のビデオストリームをビデオデコーダ72に、オーディオストリームをオーディオデコーダ73に出力する。さらに、分離部71は、番組情報(SI)等のデータをデータデコーダ74に出力する。
ビデオデコーダ72は、分離部71から入力されるビデオストリームに可変長復号化、逆量子化、逆DCT(Discrete Cosine Transform)、動き補正等の各種処理を行うことで、ビデオストリームをDTS(Decoding Time Stamp)に応じたタイミングで復号し、映像データを生成して映像処理部8に出力する。
オーディオデコーダ73は、分離部71から入力されるオーディオストリームを復号し、音声データを生成して音声処理部9に出力する。
データデコーダ74は、分離部71から入力されるデータを復号し、必要な情報を取得して制御部13に供給する。
具体的には、データデコーダ74は、取得手段として、取得時刻記憶部136に記憶された1日1回の番組情報取得時刻に、チューナ5により受信されたデジタル放送信号から抽出された番組情報(SI)を復号して必要な情報を取得し、制御部13に供給する。チューナ5及びデータデコーダ74により取得された番組情報(SI)は、後述する番組情報記憶部135に格納される。また、番組情報の取得の可否は、番組情報の取得を実施した番組情報取得時刻と対応づけて後述する取得結果記憶部137に記憶される。
映像処理部8は、ビデオデコーダ72から入力された映像データに対して各種映像処理を施し、映像信号を生成する。生成された映像信号は、フレームメモリ(図示略)に一旦格納された後、PTS(Presentation Time Stamp)に応じた再生タイミングで、表示部11に出力される。
音声処理部9は、オーディオデコーダ73から入力された音声データに対して各種音声処理を施して音声信号を生成し、PTSに応じた再生タイミングで、音声出力部12に出力する。
OSD回路10は、制御部13からの制御にしたがって、OSD表示用データを生成し、生成したOSD表示用データを、映像処理部8から出力される映像信号に重畳して、表示部11にOSD表示させる。
表示部11は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等のディスプレイ(図示省略)を備えて構成され、映像処理部8から入力された映像信号に基づく映像をディスプレイに表示させる。
音声出力部12は、スピーカ(図示省略)等を備えて構成され、音声処理部9から入力された音声信号に基づく音声を増幅して、スピーカにより出力させる。
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)131、RAM(Random Access Memory)132、計時部133、チャンネルメモリ134、番組情報記憶部135、取得時刻記憶部136、取得結果記憶部137(137a〜137e)、取得成功率記憶部138、ROM(Read Only Memory)139等を備えて構成され、放送受信装置100の各部を制御する。
CPU131は、各部から入力された入力信号に応じて、ROM139に格納された処理プログラム等を読み出してRAM132に展開して実行し、装置本体2の各部に出力信号を出力することにより、放送受信装置100全体の制御を行う。
RAM132は、CPU131により実行される各種プログラムを展開するプログラム格納領域や、入力データやこれらの処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を格納するデータ格納領域を備え、CPU131のワークエリアとして用いられる。
計時部133は、計時処理を行って放送受信装置100全体の基準時刻を発生する。
チャンネルメモリ134は、不揮発性メモリにより構成され、チューナ5におけるチャンネルスキャンにより検出された本放送受信装置100において受信可能な放送チャンネルに関する情報を記憶する。
番組情報記憶部135は、不揮発性メモリにより構成され、データデコーダ74において取得された番組情報(SI)を記憶し、新たな番組情報が取得される度に更新される。
取得時刻記憶部136は、不揮発性メモリにより構成され、予め定められた番組情報(SI)の番組情報取得時刻を記憶するとともに、変更後の番組情報取得時刻を記憶する。
番組情報取得時刻の変更は、後述するように、所定回数Cの番組情報取得時刻において、番組情報の取得が可能であった確率P(以下、所定回数Cの番組情報取得時刻において番組情報の取得が可能であった確率Pを「(番組情報の)取得成功率P」という)が、所定の閾値Tを下回った場合に行われる。このとき、本実施形態の放送受信装置100では、取得時刻記憶部136に記憶された番組情報取得時刻を所定時間ずらした時刻が、新たな番組情報取得時刻とされるようになっている。
さらに、番組情報取得時刻の変更は、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値Tを下回った回数が連続して24/所定時間(回)に達した場合に行われる。このとき、24/所定時間(回)分の取得成功率Pの中で取得成功率Pが最も高い番組情報取得時刻が、新たな番組情報取得時刻とされるようになっている。
ここで、所定回数Cは、7×N(Nは自然数)回である。
本実施形態では、例えば、N=3とし、所定回数Cが「7×3=21回」である場合について説明する。すなわち、本実施形態では、ある番組情報取得時刻が21回到来した時点で、直近の21回の番組情報取得時刻において番組情報の取得が可能であった取得成功率Pを算出する。すなわち、ある番組情報取得時刻に関する21回分のデータが集まる度に、番組情報の取得成功率Pが算出されるようになっている。
また、本実施形態では、例えば、所定の閾値Tを「90%」とする。すなわち、本実施形態では、21回(所定回数)の番組情報取得時刻における番組情報の取得成功率Pを算出し、算出した取得成功率Pが90%を下回った場合に、番組情報取得時刻を変更する。つまり、21回の番組情報取得時刻において、番組情報の取得が不可能であった回数が2回以下である限りは番組情報取得時刻は変更されず、21回の番組情報取得時刻において、番組情報の取得が不可能であった回数が3回以上となった場合に、番組情報取得時刻が変更されるようになっている。
また、本実施形態では、例えば、所定時間を「1時間」とし、「ずらす」を「遅らせる」とする。すなわち、本実施形態では、番組情報の取得成功率Pが90%(所定の閾値T)未満となると、番組情報取得時刻を1時間ずつ遅らせるようになっている。さらに、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値Tを下回った回数が連続して24回に達し、24回の中の何れの番組情報取得時刻でも取得成功率Pが所定の閾値Tに到らなかった場合に、24回分の取得成功率Pの中で取得成功率Pが最も高い番組情報取得時刻が、新たな番組情報取得時刻とされるようになっている。
なお、例えば、所定時間を「30分」に設定した場合には、番組情報の取得成功率Pが90%(所定の閾値T)未満となると、番組情報取得時刻を30分ずつずらしていくこととなる。その場合、番組情報取得時刻の変更は、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値Tを下回った回数が連続して48回に達した場合に行われ、48回分の取得成功率Pの中で取得成功率Pが最も高い番組情報取得時刻が新たな番組情報取得時刻とされる。
また、本実施形態では、番組情報取得時刻記憶部136に記憶された予め定められた番組情報取得時刻が「AM0:00」であることとして説明する。予め定められた番組情報取得時刻としては、放送信号の完全停波が実施される可能性が低く、且つ、一般的なユーザが視聴を行う可能性が相対的に低い時刻がデフォルト値として設定されることが好ましく、例えば、「AM6:00」を予め定められた番組情報取得時刻としても良い。
なお、所定回数、所定の閾値T、所定時間、予め定められた番組情報取得時刻は、上記の例に限られることなく、適宜設定することができる。
取得結果記憶部137(137a〜137e)は、不揮発性メモリにより構成され、記憶手段として、取得プログラム139aによる番組情報(SI)の取得の可否を、番組情報の取得処理を実施した番組情報取得時刻と対応づけて記憶する。取得結果記憶部137a〜137eは、後述するように、番組情報取得時刻毎に、所定回数分の番組情報の取得結果を記憶するようになっており、取得結果記憶部137に記憶された所定回数分の番組情報の取得結果に基づいて、取得成功率Pが算出される。
また、取得結果記憶部137(137a〜137e)は、番組情報(SI)の取得の可否を、FIFO(First In, First Out)形式で記憶する。このように、番組情報の取得結果をFIFO形式で格納することにより、例えば、番組情報の取得処理が実施される度に、最後に到来した番組情報取得時刻を含む所定回数前までの番組情報取得時刻における確率を算出するように構成することも可能である。
取得成功率記憶部138は、不揮発性メモリにより構成され、確率記憶手段として、所定回数の番組情報の取得処理における取得の可否に基づいて算出された取得成功率Pの履歴を、番組情報取得時刻と対応づけて記憶する。
なお、取得結果記憶部137a〜137e及び取得成功率記憶部138については、後に詳述する。
ROM139は、処理プログラムやデータ等を予め記憶しており、例えば、取得プログラム139a、記憶プログラム139b、算出プログラム139c、判定プログラム139d、変更プログラム139e等が格納されている。
取得プログラム139aは、CPU131に、一日一回の予め定められた番組情報取得時刻に、番組情報の取得処理を実施する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる取得プログラム139a、CPU131、チューナ4、データデコーダ74により、取得手段が構成される。
記憶プログラム139bは、CPU131に、取得プログラム139aの実行による番組情報の取得の可否を、番組情報の取得処理を実施した番組情報取得時刻と対応づけて記憶する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる記憶プログラム139b、CPU131、取得結果記憶部137により、記憶手段が構成される。
算出プログラム139cは、CPU131に、番組情報取得時刻が所定回数経過する度に、取得結果記憶部137に基づいて、当該所定回数の番組情報の取得処理において番組情報の取得が可能であった取得成功率Pを算出する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる算出プログラム139c、CPU131により、算出手段が構成される。
判定プログラム139dは、CPU131に、算出プログラム139cの実行により算出された取得成功率Pが所定の閾値T未満であるか否かを判定する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる判定プログラム139d、CPU131により、判定手段が構成される。
変更プログラム139eは、CPU131に、判定プログラム139dの実行により、番組情報の取得が可能であった取得成功率Pが所定の閾値T未満であると判定された場合に、番組情報取得時刻を変更する機能を実現させるとともに、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値T未満であると判定された回数が連続して24/所定時間(回)に達した場合に、取得成功率記憶部138に記憶された24/所定時間(回)の取得成功率Pの中で、最も確率が高い番組情報取得時刻に変更する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる変更プログラム139e、CPU131により、変更手段が構成される。
確率記憶プログラム139fは、CPU131に、算出プログラム139cの実行により算出された番組情報の取得成功率Pと、当該取得成功率Pに対応する番組情報取得時刻と、を対応づけて、取得成功率記憶部138に記憶する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる確率記憶プログラム139f、CPU131、取得成功率記憶部138により、確率記憶手段が構成される。
ここで、図2のフローチャートを参照しながら、本実施形態の放送受信装置100において実行されるチャンネル初期スキャン処理の流れについて説明する。
まず、ステップS1において、CPU131は、チャンネル初期スキャンのタイミングであるか否かを判断し、チャンネル初期スキャンのタイミングであると判断すると(ステップS1;Yes)、ステップS2に進む。CPU131は、例えば、放送受信装置100の購入後に初めて電源が投入された時等に、チャンネル初期スキャンのタイミングであると判断する。また、その他、主電源のオフから電源オン復帰まで一定時間以上経過していた場合にも、チャンネル初期スキャンのタイミングであると判断しても良い。
次に、ステップS2において、CPU131は、受信可能なチャンネルを全周波数帯域から検索するチャンネル初期スキャンを実行するとともに、受信可能であったチャンネルのデジタル放送信号の中から番組情報(SI)を取得する。チャンネル初期スキャンの実行において、CPU131は、チューナ5を各チャンネルの周波数に同調させ、フロントエンドのロックの有無や受信C/Nに基づいて、各チャンネルが受信可能であるか否かの判定を行う。このとき、CPU131は、各チャンネルの放送信号の受信レベルを記憶する。また、CPU131は、受信可能なチャンネルの中から取得した番組情報を番組情報記憶部135に格納する。
続くステップS3において、CPU131は、チャンネル初期スキャンにより受信可能であるとされたチャンネルをチャンネルメモリ134に記憶する。
続くステップS4において、CPU131は、チャンネル初期スキャンにおいて受信可能であるとされたチャンネルのうち、信号の受信レベルが所定の閾値を下回るチャンネルをNG−CHに指定し、指定したNG−CHをチャンネルメモリ134等の所定の記憶領域に記憶する。NG−CHに指定されるチャンネルは、チャンネルスキャンではチャンネル有りと判定されるものの、受信レベルが低いために、番組情報の取得は不可能である可能性が高いチャンネルである。そして、後述するように、番組情報の取得成功率Pの算出に際して、NG−CHに指定されたチャンネルにおける番組情報の取得の可否が除外されるようになっている。
続くステップS5において、CPU131は、取得回数チェックカウンタに所定回数C(C=7×N)として「21(N=3の場合)」をセットし、本処理を終了する。
次に、図3及び図4のフローチャートを参照しながら、CPU131が上述の取得プログラム139a、記憶プログラム139b、算出プログラム139c、判定プログラム139d、変更プログラム139e、確率記憶プログラム139fを実行することにより、本実施形態の放送受信装置100において行われる番組情報取得処理の流れについて説明する。
まず、CPU131は、番組視聴後の電源オフ操作によりスタンバイモードに移行した場合や、ACアダプタの挿入によってスタンバイモードに移行した場合等において、図3のステップS11の処理を実行し、取得時刻記憶部136に記憶された番組情報取得時刻を参照して、番組情報取得時刻が過ぎているか否かを判断する。番組情報取得時刻が過ぎてしまうケースとしては、例えば、ユーザが番組を視聴中である場合(電源オン状態である場合)や、ユーザによりACアダプタが抜かれて、放送受信装置100の主電源がオフとなった場合が考えられる。その他、停電が発生して主電源がオフとなったケースでも、番組情報取得時刻が過ぎてしまうことがある。
ステップS11において、CPU131は、番組情報取得時刻が過ぎていると判断すると(ステップS11;Yes)、ステップS13に進み、一方、番組情報取得時刻が過ぎていないと判断すると(ステップS11;No)、ステップS12に進む。
次に、ステップS12において、CPU131は、取得時刻記憶部136に記憶された番組情報取得時刻と計時部133により計時される現在時刻とに基づいて、番組情報取得時刻(例えば、「AM0:00」)が到来したか否かを判断する。CPU131は、ステップS12において、番組情報取得時刻が未だ到来していないと判断すると(ステップS12;No)、ステップS12の処理を繰り返し実行し、番組情報取得時刻が到来したと判断すると(ステップS12;Yes)、ステップS13に進む。
次に、ステップS13において、CPU131は、チャンネルメモリ134に受信可能なチャンネルとして記憶された全チャンネルをチューナ5により選局して、各チャンネルのデジタル放送信号を受信し、受信した各チャンネルのデジタル放送信号から番組情報を取得する。
続くステップS14において、CPU131は、取得した番組情報に基づいて、番組情報記憶部135を更新する。
続くステップS15において、CPU131は、取得時刻記憶部136に記憶された番組情報取得時刻において番組情報の取得が可能であったか否か、すなわち、NG−CHに指定されたチャンネル以外の全チャンネル分の番組情報取得が可能であったか否かを判断する。このとき、CPU131は、例えば、少なくとも8日分のテレビサービスの番組情報を全チャンネル分取得した場合に「番組情報の取得が可能」であると判断する。また、テレビサービスの番組情報に加えて、2日分のデータ放送の番組情報の取得が可能であった場合に、番組情報の取得が可能であると判断しても良い。
ここで、番組情報取得処理の実施時に、何れのチャンネルでも放送信号の完全停波が行われておらず、且つ、放送受信装置100の電源状態がスタンバイ状態であった場合には、全チャンネルを選局して全チャンネル分の番組情報を取得することができ、番組情報の取得は可能であると判断されることとなる。
一方、番組情報取得処理の実施時に、1つ以上のチャンネルで放送信号の完全停波が行われている場合には、そのチャンネルの放送信号自体を受信することができないため、全チャンネル分の番組情報を取得することができず、番組情報の取得は不可能であると判断される。
なお、本発明における番組情報の取得対象は、地上デジタル放送に限られることなく、放送信号に番組情報が含まれている限り、その他の任意の放送サービスを番組情報の取得対象とすることができる。すなわち、放送事情や放送規格の改定、放送受信装置の機能等に合わせて、例えば、BSデジタル放送や広帯域CS(110°CS)デジタル放送、ラジオ放送等を本発明における番組情報の取得対象としても良い。
そして、CPU131は、ステップS15において、番組情報の取得が可能であったと判断すると(ステップS15;Yes)、更に、前述のステップS11の判断を考慮し、ステップS11の処理実行時に番組情報取得時刻が過ぎていない(ステップS11;No)と判断していた場合(すなわち、番組視聴後の電源オフ操作やACアダプタの挿入等によってスタンバイモードに移行するまでの間に、番組情報取得時刻が過ぎていなかった場合)には、ステップS15からステップS16に進む。一方、CPU131は、前述のステップS11の処理実行時に番組情報取得時刻が過ぎている(ステップS11;Yes)と判断していた場合(すなわち、番組視聴後の電源オフ操作やACアダプタの挿入等によってスタンバイモードに移行するまでの間に、番組情報取得時刻が過ぎていた場合)には、ステップS15からステップS17に進む。
また、CPU131は、ステップS15において、番組情報の取得が不可能であったと判断すると(ステップS15;No)、ステップS17に進む。
ステップS16において、CPU131は、取得結果記憶部137に、番組情報の取得が可能である旨(例えば、「取得可」であることを示す「○」)を取得時刻と対応づけて記憶する。
ステップS17において、CPU131は、取得結果記憶部137に、番組情報の取得が不可能である旨(例えば、「取得不可」であることを示す「×」)を取得時刻と対応づけて記憶する。
すなわち、前述したように、1つ以上のチャンネルで放送信号の完全停波が行われている場合には、番組情報の取得は不可能であるとされる。また、ユーザが番組を視聴中であるために番組情報取得時刻が過ぎてしまった場合や、ACアダプタが抜かれて放送受信装置100の主電源がオフとされている間に番組情報取得時刻が過ぎてしまった場合にも、番組情報の取得は不可能であるとされる。
さらに、録画予約の実行中や録画予約の実行直前、天候等により受信状況が悪化した場合、受信周波数の変更(リパック)に追従できなかった場合、放送設備のトラブルが発生した場合、アンテナの接続に問題があった場合等にも、番組情報の取得が不可能とされる場合がある。
このとき、CPU131は、番組視聴後の電源オフ操作やACアダプタの挿入等によってスタンバイモードに移行するまでの間に、たとえ番組情報取得時刻が複数回経過(すなわち、複数日が経過)していたとしても、複数回の番組情報取得時刻を1回分の番組情報取得時刻として、それら複数回の番組情報取得時刻の経過を、1回分の番組情報取得処理の失敗(「取得不可」)としてカウントする。以下、このような複数回の番組情報取得時刻を1回分の番組情報取得時刻として説明する。
なお、前述したように、取得結果記憶部137において、番組情報の取得の可否はFIFO形式で格納され、最後に到来した番組情報取得時刻を含む所定回数前までの番組情報取得時刻における番組情報の取得の可否が記憶されるようになっている。
続くステップS18において、CPU131は、取得回数チェックカウンタCが「0」となったか否かを判断する。CPU131は、ステップS18において、取得回数チェックカウンタが「0」でないと判断すると(ステップS18;No)、ステップS19に進み、取得回数チェックカウンタCをデクリメントするとともに、ステップS12に戻って以上の処理を繰り返す。すなわち、番組情報取得時刻に番組情報の取得時刻を実施する度に、取得回数チェックカウンタCに設定された値が1ずつ引かれていくこととなる。
一方、CPU131は、ステップS18において、取得回数チェックカウンタが「0」であると判断すると(ステップS18;Yes)、ステップS20に進む。ここで、取得回数チェックカウンタに所定回数C(例えば、「21」)をセットした日から少なくとも21日間経過して、番組情報取得時刻が21回到来した場合に、取得回数チェックカウンタが「0」となる。
図4のステップS20において、CPU131は、所定回数分の番組情報取得時刻において、番組情報の取得が可能であった番組情報の取得成功率Pを算出する。なお、前述したように、番組情報取得の可否の結果に基づく番組情報の取得成功率Pの算出において、NG―CHに指定されたチャンネルの番組情報の取得の可否は除外されるようになっている。
次いで、ステップS21において、CPU131は、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値T「90%」以上であるか否かを判断する。そして、CPU131は、ステップS21において、所定回数分の番組情報取得時刻における番組情報の取得成功率Pが所定の閾値T「90%」以上であると判断すると(ステップS21;Yes)、ステップS12に戻って以上の処理を繰り返し、一方、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値T「90%」を下回ったと判断すると(ステップS21;No)、ステップS22に進む。
ステップS22において、CPU131は、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値T「90%」を下回った回数が連続して24/所定時間(回)に達したか否かを判断する。ここで、本実施形態では、所定時間が「1時間」であるため、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値Tを下回った回数が連続して24回に達したか否かを判定する。なお、例えば、所定時間が「30分」である場合には、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値Tを下回った回数が連続して48回に達したか否かの判定を行い、所定時間が「2時間」である場合には、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値Tを下回った回数が連続して12回に達したか否かの判定を行う。
そして、CPU131は、ステップS22において、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値T「90%」を下回った回数が連続して24/所定時間(回)に達していないと判定すると(ステップS22;No)、ステップS23に進み、取得時刻記憶部136に記憶された番組情報取得時刻を所定時間ずらし(本実施形態では、1時間遅らせ)、ステップS24に進む。
一方、CPU131は、ステップS22において、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値T「90%」を下回った回数が連続して24/所定時間(回)に達したと判定すると(ステップS22;Yes)、ステップS24に進み、取得成功率記憶部138に基づいて、24/所定時間(回)の番組情報の取得成功率Pのうちで、最も取得成功率Pが高かった時刻を特定し、取得時刻記憶部136に記憶された番組情報取得時刻を、24/所定時間(回)分の取得成功率Pのうちで最も取得成功率Pが高かった時刻に変更し、ステップS25に進む。
ステップS25において、CPU131は、取得回数チェックカウンタをクリアするとともに、所定回数C(C=7×N)として「21(N=3の場合)」を取得回数チェックカウンタにセットし、ステップS12に戻って以上の処理を繰り返す。
ここで、本実施形態の放送受信装置100において実行される番組情報取得処理について、具体例を挙げて説明する。
前述したように、取得時刻記憶部136には、予めデフォルトの番組情報取得時刻として「AM0:00」がセットされている。CPU131は、1日1回の番組情報取得時刻「AM0:00」に番組情報取得処理を実施し、番組情報取得時刻が21回経過する度に、21回分の番組情報取得時刻における番組情報の取得成功率Pを算出するとともに、番組情報の取得成功率Pが90%以上に到達しない場合には番組情報取得時刻を1時間ずつ遅らせていくことで、放送信号の完全停波期間やユーザの番組視聴時間と当たる可能性が低く、取得成功率Pが90%以上となる番組情報取得時刻を探し出す。
CPU131は、まず初めに、取得回数チェックカウンタCに「21」をセットする。そして、取得回数チェックカウンタCが「0」になるまでの間、取得時刻記憶部136に記憶された番組情報取得時刻「AM0:00」が到来する度に、チューナ5による各チャンネルのデジタル放送信号の受信を試みて、データデコーダ74において番組情報の取得処理を実施するとともに、取得回数チェックカウンタCをデクリメントする処理を行う。さらに、番組情報の取得の可否を、番組情報取得処理を実施した番組情報取得時刻「AM0:00」と対応づけて、図5に示す取得結果記憶部137a及び図9に示す取得結果記憶部137eに記憶する。
図5は、番組情報取得時刻「AM0:00」に実施された各チャンネルにおける番組情報の取得処理の結果を記憶する取得結果記憶部137aの一例である。
図5の取得結果記憶部137aでは、21回の番組情報取得時刻「AM0:00」の各々に実行された番組情報取得処理おいて、番組情報の取得が可能であったチャンネルについて「取得可」であることを示す「○」が記憶され、番組情報の取得が不可能であったチャンネルについて「取得不可」であることを示す「×」が記憶されている。
また、図9は、番組情報取得処理の結果を番組情報取得時刻別に記憶する取得結果記憶部137eの一例であり、図5の取得結果記憶部137aに基づいて、21回分の各番組情報取得時刻において、番組情報の取得が可能であった回数(すなわち、NG−CHを除く全チャンネル分の番組情報取得が可能であった回数)を、番組情報取得時刻別に集計したものである。
図9の取得結果記憶部137eでは、図5の取得結果記憶部137aに基づいて、NG−CHを除く全チャンネルの番組情報の取得が可能とされている場合に、その回の番組情報の取得は可能であるとして「取得可」であることを示す「○」が記憶され、一方、放送信号の完全停波やユーザの番組視聴等によって、番組情報の取得が不可能なチャンネルが1つでも存在する場合には、その回の番組情報の取得は不可能であるとして「取得不可」であることを示す「×」が記憶されている。
図5及び図9に示すように、21回分の番組情報取得時刻「AM0:00」において、放送波の完全停波やユーザの番組視聴が行われておらず、番組情報の取得が可能(すなわち、全チャンネル分の番組情報を取得可能)であったのは、1・5・7・9・11・12・13・17・21回目の計9回である。
CPU131は、番組情報取得時刻「AM0:00」が21回到来して、取得回数チェックカウンタCの値が「0」になったと判断すると、図5の取得結果記憶部137aに基づいて、21回の番組情報取得時刻「AM0:00」において、番組情報の取得が可能であった取得成功率Pを算出する。すなわち、全21回の番組情報取得時刻「AM0:00」において、番組情報の取得が可能であった回数は「9回」であるため、番組情報取得時刻「AM0:00」における番組情報の取得成功率は「42.9%」と算出される。算出された番組情報の取得成功率P「42.9%」は、番組情報取得時刻「AM0:00」と対応づけられて、図10に示す取得成功率記憶部138に記憶される。
さらに、CPU131は、算出した番組情報の取得成功率Pが所定の閾値T「90%」以上であるか否かを判定し、取得成功率P「42.9%」が所定の閾値T「90%」を下回っていると判定すると、取得時刻記憶部136に記憶された番組情報取得時刻「AM0:00」を1時間遅らせ、「AM1:00」を新たな番組情報取得時刻とする。さらに、取得回数チェックカウンタCに再び「21」をセットする。
次に、CPU131は、取得回数チェックカウンタCが再び「0」になるまでの間、取得時刻記憶部136に記憶された番組情報取得時刻「AM1:00」が到来する度に、番組情報の取得処理を実施する。そして、番組情報の取得の可否を、番組情報取得処理を実施した番組情報取得時刻「AM1:00」と対応づけて、図6に示す取得結果記憶部137b及び図9に示す取得結果記憶部137eに記憶するとともに、21回の番組情報取得時刻「AM1:00」において、番組情報の取得が可能であった取得成功率Pを算出して、算出した番組情報の取得成功率Pを図10に示す取得成功率記憶部138に記憶する。
図6及び図9に示すように、全21回の番組情報取得時刻「AM1:00」において、番組情報の取得が可能であった回数は「13回」であるため、番組情報取得時刻「AM1:00」における番組情報の取得成功率は「61.9%」と算出される。
CPU131は、算出した番組情報の取得成功率P「61.9%」が所定の閾値T「90%」を下回っていると判定すると、取得時刻記憶部136に記憶された番組情報取得時刻「AM1:00」を更に1時間遅らせ、「AM2:00」を新たな番組情報取得時刻とする。さらに、取得回数チェックカウンタCに再び「21」をセットする。
次に、CPU131は、取得回数チェックカウンタCが再び「0」になるまでの間、取得時刻記憶部136に記憶された番組情報取得時刻「AM2:00」が到来する度に、番組情報の取得処理を実施する。そして、番組情報の取得の可否を、番組情報取得処理を実施した番組情報取得時刻「AM2:00」と対応づけて、図7に示す取得結果記憶部137c及び図9に示す取得結果記憶部137eに記憶するとともに、21回の番組情報取得時刻「AM2:00」において、番組情報の取得が可能であった取得成功率Pを算出して、算出した番組情報の取得成功率Pを図10に示す取得成功率記憶部138に記憶する。
図7及び図9に示すように、全21回の番組情報取得時刻「AM2:00」において、番組情報の取得が可能であった回数は「18回」であるため、番組情報取得時刻「AM2:00」における番組情報の取得成功率は「85.7%」と算出される。
CPU131は、算出した番組情報の取得成功率P「85.7%」が所定の閾値T「90%」を下回っていると判定すると、取得時刻記憶部136に記憶された番組情報取得時刻「AM2:00」を更に1時間遅らせ、「AM3:00」を新たな番組情報取得時刻とする。さらに、取得回数チェックカウンタCに再び「21」をセットする。
次に、CPU131は、取得回数チェックカウンタCが再び「0」になるまでの間、取得時刻記憶部136に記憶された番組情報取得時刻「AM3:00」が到来する度に、番組情報の取得処理を実施する。そして、番組情報の取得の可否を、番組情報取得処理を実施した番組情報取得時刻「AM3:00」と対応づけて、図8に示す取得結果記憶部137d及び図9に示す取得結果記憶部137eに記憶するとともに、21回の番組情報取得時刻「AM3:00」において、番組情報の取得が可能であった取得成功率Pを算出して、算出した番組情報の取得成功率Pを図10に示す取得成功率記憶部138に記憶する。
図8及び図9に示すように、全21回の番組情報取得時刻「AM3:00」において、番組情報の取得が可能であった回数は「21回」であるため、番組情報取得時刻「AM3:00」における番組情報の取得成功率は「100.0%」と算出される。算出された番組情報の取得成功率P「100.0%」は、番組情報取得時刻「AM3:00」と対応づけられて、図10に示す取得成功率記憶部138に記憶される。
CPU131は、算出した番組情報の取得成功率Pが所定の閾値T「90%」以上であるか否かを判定し、取得成功率P「100.0%」が所定の閾値T「90%」以上であると判定すると、取得時刻記憶部136に記憶された「AM3:00」を変更する必要は無いと判断する。
さらに、CPU131は、取得回数チェックカウンタCに再び「21」をセットし、「AM3:00」を番組情報取得時刻として番組情報取得処理を実施する。
このように、上記の例では、取得成功率Pが90%以上となる番組情報取得時刻に達するまで、最初の21日間は「AM0:00」に番組情報取得処理が実行され、次の21日間は「AM1:00」に番組情報取得処理が実行され、次の21日間は「AM2:00」に番組情報取得処理が実行され、次の21日間は「AM3:00」に番組情報取得処理が実行されることとなる。
そして、番組情報取得時刻が「AM3;00」となって取得成功率Pが90%以上となると、以降の21日間は、「AM3:00」を番組情報取得時刻として番組情報の取得処理が実施されることとなる。
さらに、その後、取得時刻記憶部136に記憶された番組情報取得時刻「AM3:00」において、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値T「90%」を下回ったとする。すると、CPU131は、再び、番組情報取得時刻を1時間ずつ遅らせていき、取得成功率Pが90%以上となる番組情報取得時刻を探し出す。
そして、例えば、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値T「90%」を下回った回数が連続して24回に達した場合、すなわち、番組情報取得時刻が21回到来する度に番組情報取得時刻を1時間ずらしていき、図11に示すように、24時間内の何れの時刻(すなわち、「AM5:00」、「AM6:00」、・・・、「AM3:00」、「AM4:00」)でも、番組情報の取得成功率Pが90%を超えなかった場合、CPU131は、取得成功率記憶部138に基づいて、24回算出した番組情報の取得成功率Pの中で最も高い取得成功率P(図11では「85.7%」)を特定し、その取得成功率Pの番組情報取得時刻(図11では「AM3:00」)を取得時刻記憶部136に記憶させ、以後21日間は、その時刻に番組情報の取得を実施する。
なお、CPU131は、取得成功率Pが90%に達しない限り、番組情報の取得成功率Pを算出する処理を連続して24回ずつ繰り返し、24回毎に、24回算出した取得成功率Pの中で最も取得成功率Pが高い番組情報取得時刻を取得時刻記憶部136にセットする。連続して90%を下回った24回分の取得成功率Pのデータは、最も取得成功率Pが高い番組情報取得時刻が取得時刻記憶部136にセットされる度にクリアされるとともに、一度でも取得成功率Pが90%を超えた場合にクリアされる。すなわち、取得成功率Pが一旦90%を越え、その後、90%を下回ると、CPU131は、前述したように、再び番組情報取得時刻を1時間ずつ遅らせて、取得成功率Pが90%以上となる時刻を探していくこととなる。
以上説明した本実施形態の放送受信装置100によれば、CPU131による取得プログラム139aの実行により、一日に一回の予め定められた番組情報取得時刻に、番組情報の取得処理が実施され、記憶プログラム139bの実行により、取得結果記憶部137に、取得プログラム139aの実行による番組情報の取得の可否が、番組情報取得時刻と対応づけられて記憶され、算出プログラム139cの実行により、番組情報取得時刻が所定回数経過する度に、取得結果記憶部137に基づいて、当該所定回数の前記番組情報取得時刻において番組情報の取得が可能であった取得成功率Pが算出され、判定プログラム139dの実行により、算出プログラム139cの実行により算出された取得成功率Pが所定の閾値T未満であるか否かが判定され、変更プログラム139eの実行により、判定手段により取得成功率Pが所定の閾値T未満であると判定された場合に、番組情報取得時刻が変更される。
すなわち、番組情報取得時刻が所定回数経過する度に、所定回数の番組情報取得時刻において番組情報の取得が可能であった取得成功率Pが算出され、算出された取得成功率Pが所定の閾値T未満である場合にのみ、番組情報取得時刻が変更される。これにより、番組情報の取得が可能である取得成功率Pが所定の閾値T以上となるまで、番組情報取得時刻が所定回数経過する度に番組情報取得時刻が変更されていくこととなるため、ユーザによる番組の視聴や放送信号の完全停波が行われる可能性が低く、番組情報の取得成功率Pがより高いタイミングを自動的に探し出して番組情報取得時刻として設定することが可能となる。また、ユーザの視聴習慣や放送信号の完全停波期間が変化して、一旦所定の閾値T以上となった取得成功率Pが所定の閾値Tを下回ることとなった場合であっても、新たな視聴習慣や完全停波期間における番組情報の取得が可能な確率がより高いタイミングが自動的に探し出されて番組情報取得時刻として設定されることとなる。すなわち、番組情報の取得が可能な取得成功率Pが所定の閾値T以上となる番組情報取得時刻を番組情報取得のタイミングとして設定することで、放送受信装置100において、番組情報の取得を、より確実に効率良く実施することができる。
また、変更プログラム139eの実行により、判定プログラム139dの実行により確率が所定の閾値未満であると判定される度に、番組情報取得時刻が所定時間ずらされるとともに、判定プログラム139dの実行により取得成功率Pが所定の閾値T未満であると判定された回数が連続して24/所定時間(回)に達した場合に、確率記憶プログラム139の実行により取得成功率記憶部138に記憶された24/所定時間(回)の取得成功率Pの中で、最も確率が高い番組情報取得時刻に変更される。
すなわち、番組情報取得時刻として設定可能な全ての番組情報取得時刻に番組情報の取得処理を実施したにも関らず、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値Tを越えない場合には、全ての番組情報取得時刻の中で最も取得成功率Pの高い番組情報取得時刻に変更されることとなる。したがって、番組情報の取得成功率Pが所定の閾値T以上である時刻が存在しない、或いは、探し出せなかった場合であっても、番組情報の取得が可能な可能性が相対的に高い適切なタイミングに、番組情報の取得を実施することができる。
また、算出プログラム139cの実行により、番組情報取得時刻が所定回数経過する度に、確率が算出されるため、ユーザの視聴習慣や放送信号の完全停波のタイミングを十分に且つ正確に反映して、番組情報の取得が可能な可能性がより高い適切なタイミングを探し出すことができる。
また、算出プログラム139cの実行において、デジタル放送信号の受信レベルが所定のレベル未満のチャンネルの番組情報の取得の可否は、取得成功率Pの算出に際して除外される。そのため、番組情報の取得の可能性が元から低いチャンネルを、その他の理由で(例えば、ユーザが番組視聴中であった、ユーザによりACアダプタが抜かれていた、放送波の完全停波中であった等の理由で)番組情報の取得が不可能であったチャンネルと区別することができ、ユーザの視聴習慣や完全停波期間上、番組情報の取得が可能な可能性が高いタイミングを、より正確に探し出すことができる。
また、取得プログラム139aの実行により、番組情報の取得処理が一日に一回実施され、所定回数は7×N(Nは自然数)回である。したがって、曜日による取得結果の偏りが無くなり、番組情報の取得が可能な可能性の高いタイミングを、更に正確に探し出すことができる。
なお、本発明の範囲は上記実施形態に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、ユーザがメニュー画面上で、所定の閾値Tを自在に設定できるように構成されていても良い。これにより、ユーザ自身が、番組情報取得時刻変更の条件を、より厳しく設定したり、より緩く設定することができる。例えば、所定の閾値Tを「100%」に設定した場合には、1回でも番組情報の取得が不可能であると、番組情報取得時刻が変更されることとなる。
また、例えば、上記実施形態では、番組情報取得時刻が所定回数経過する度に、所定回数分の番組情報取得の可否に基づいて、受信可能であった確率を算出する場合について説明したが、例えば、所定回数の番組情報取得時刻における番組情報取得の可否をFIFO(First In, First Out)形式で記憶することとし、番組情報の取得処理が実施される度に、最後に到来した番組情報取得時刻を含む所定回数前までの番組情報取得時刻における確率を算出することとしても良い。
また、例えば、上記実施形態では、所定回数の番組情報取得時刻における番組情報の取得成功率Pが所定の閾値Tを下回った場合に、番組情報取得時刻を1時間遅らせることとして説明したが、取得成功率Pが所定の閾値Tを下回った場合にずらす時間は1時間に限られず、より長い時間(例えば、2時間)又はより短い時間(例えば、30分)単位で、番組情報取得時刻をずらすこととしても良い。また、番組情報取得時刻を遅らせる代わりに、早めることとしても良い。
また、例えば、上記実施形態では、番組情報の取得処理を1日1回実施することとして説明したが、番組情報の取得は、必ずしも1日1回実施しなくとも良く、より短い周期又はより長い周期で番組情報の取得を実施することとしても良い。なお、取得時刻記憶部に、時刻情報のみならず日付情報を含む番組情報取得時刻を記憶するように構成しても良い。
また、例えば、取得結果記憶部に、各チャンネルの番組情報の取得の可否とともに、各チャンネルの放送信号の受信レベルを記憶するように構成されていても良い。そして、NG−CHに指定されたチャンネルの放送信号の受信レベルが所定の閾値以上となった場合に、NG−CHの指定を解除するようにしても良い。また、例えば、NGチャンネルの放送信号の受信レベルが所定の閾値以上である場合のみ、番組情報の取得が可能であるか否かの判断に際して、当該NG−CHの受信の可否を考慮するように構成しても良い。
また、例えば、上記実施形態では、番組情報取得時刻が所定回数経過する度に、所定回数の番組情報取得時刻における番組情報の取得成功率Pを算出する場合について説明したが、番組情報の取得処理を所定回数実行する度に、所定回数の番組情報取得処理における番組情報の取得が可能であった確率を算出するように構成しても良い。このように構成した場合には、放送受信装置の主電源がオフとされている期間における番組情報取得の結果を、番組情報の取得成功率Pの算出に際して除外することができる。
100 放送受信装置
5 チューナ(受信手段、取得手段)
71 データデコーダ(取得手段)
131 CPU(取得手段、記憶手段、算出手段、判定手段、変更手段、確率記憶手段)
137(137a〜137e) 取得結果記憶部(記憶手段)
138 取得成功率記憶部(確率記憶手段)
139a 取得プログラム(取得手段)
139b 記憶プログラム(記憶手段)
139c 算出プログラム(算出手段)
139d 判定プログラム(判定手段)
139e 変更プログラム(変更手段)
139f 確率記憶プログラム(確率記憶手段)

Claims (6)

  1. 番組データと番組情報とが多重化されたデジタル放送信号を受信する受信手段を備える放送受信装置において、
    予め定められた番組情報取得時刻に、前記番組情報の取得処理を実施する取得手段と、
    前記取得手段による番組情報の取得の可否を、前記番組情報取得時刻と対応づけて記憶する記憶手段と、
    所定の条件を満たした場合に、前記記憶手段に基づいて、番組情報の取得が可能であった確率を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記確率が所定の閾値未満であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記確率が所定の閾値未満であると判定された場合に、前記番組情報取得時刻を変更する変更手段と、
    を備えることを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記算出手段により算出された前記確率と、当該確率に対応する番組情報取得時刻と、を対応付けて記憶する確率記憶手段を備え、
    前記変更手段は、前記判定手段により前記確率が所定の閾値未満であると判定される度に、前記番組情報取得時刻を所定時間ずらすとともに、前記判定手段により前記確率が所定の閾値未満であると判定された回数が連続して24/所定時間(回)に達した場合に、前記確率記憶手段により記憶された24/所定時間(回)の前記確率の中で、最も前記確率が高い前記番組情報取得時刻に変更することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記算出手段は、前記番組情報取得時刻が所定回数経過する度に、所定回数の前記番組情報取得時刻において番組情報の取得が可能であった前記確率を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の放送受信装置。
  4. 前記算出手段は、デジタル放送信号の受信レベルが所定のレベル未満のチャンネルの番組情報の取得の可否は、前記確率の算出に際して除外することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の放送受信装置。
  5. 前記取得手段は、前記番組情報の取得処理を一日に一回実施し、
    前記所定回数は、7×N(Nは自然数)回であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の放送受信装置。
  6. 番組データと番組情報とが多重化されたデジタル放送信号を受信する受信手段を備える放送受信装置において、
    一日に一回の予め定められた番組情報取得時刻に、前記番組情報の取得処理を実施する取得手段と、
    前記取得手段による番組情報の取得の可否を、前記番組情報取得時刻と対応づけて記憶する記憶手段と、
    前記番組情報取得時刻が所定回数経過する度に、前記記憶手段に基づいて、所定回数の前記番組情報取得時刻において番組情報の取得が可能であった確率を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記確率が所定の閾値未満であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記確率が所定の閾値未満であると判定された場合に、前記番組情報取得時刻を変更する変更手段と、
    前記算出手段により算出された前記確率と、当該確率に対応する番組情報取得時刻と、を対応付けて記憶する確率記憶手段と、
    を備え、
    前記算出手段は、デジタル放送信号の受信レベルが所定のレベル未満のチャンネルの番組情報の取得の可否は、前記確率の算出に際して除外し、
    前記変更手段は、前記判定手段により前記確率が所定の閾値未満であると判定される度に、前記番組情報取得時刻を所定時間ずらすとともに、前記判定手段により前記確率が所定の閾値未満であると判定された回数が連続して24/所定時間(回)に達した場合に、前記確率記憶手段により記憶された24/所定時間(回)の前記確率の中で、最も前記確率が高い前記番組情報取得時刻に変更し、
    前記所定回数は、7×N(Nは自然数)回であることを特徴とする放送受信装置。
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