JP5177000B2 - 放送システム及び放送受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放送システム及び放送受信装置に関する。
デジタルテレビジョン放送の放送信号には、映像データや音声データとともに、ARIB(Association of Radio Industries and Business: 社団法人電波産業会)の規格に規定されたSI(Service Information: 番組配列情報)と呼ばれる番組情報が多重されている。番組情報には、番組名や放送日時、番組概要等の様々な情報が含まれており、放送受信装置においてEPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)としてユーザに提供される。ユーザは、EPGを利用して、多チャンネルの中から視聴番組の選択や番組検索、視聴予約、録画予約等を効率良く行うことができる。
こうした番組情報は、各放送局が送出する放送信号に周期的に付帯されて送信されているが、番組情報の送出周期や番組情報取得のタイミングによっては、番組情報の取得に時間がかかり、ユーザがEPGの表示要求を行ったときに直ちにEPGを提示することができない可能性がある。
とくに、地上デジタルテレビジョン放送では、各放送局が自局の番組情報(SI)のみを放送信号に多重する各局SI方式が採用されているため、放送受信装置が番組情報を取得する場合には、チューナ23により各放送チャンネルを順に選局して、各局の番組情報(SI)を放送チャンネル毎に個別に取得しなければならず、EPGの表示要求を受けてからEPGを表示するまでに更に時間を要することとなる。
そこで、予め番組情報を取得して記憶手段に記憶しておく放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような放送受信装置では、ユーザがEPGの表示要求を行ったときに、予め記憶手段に記憶されている番組情報に基づいて、すみやかにEPGを提示することができる。
ところが、番組情報はチューナにより選局された放送チャンネルの放送信号の中から抽出されるため、装置の主電源がオフされている間は、チューナが稼動せず、番組情報の取得は不可能である。
また、上述したように、地上デジタルテレビジョン放送では各放送局が自局の番組情報(SI)だけを放送信号に多重する各局SI方式が採られており、地上デジタルテレビジョン放送における番組情報の取得時には、チューナが全放送チャンネルを選局して、各局の番組情報(SI)を個別に取得しなければならない。そのため、視聴者が番組を視聴している間は、チューナにより他局の放送チャンネルを選局することができず、全ての番組情報を取得することができない。
さらに、昨今では、放送局側が省エネの目的で、番組休止中に、放送波の完全停波を行う場合がある。放送波自体が完全に停波されている間は、番組情報の取得も不可能であるため、完全停波が行われる時間帯を避けて番組情報を取得する必要がある。
上述した番組情報の取得が不可能なタイミングに番組情報の自動取得が実施されると、電力が無駄に消費されてしまうこととなる。
そのため、電力の無駄な消費を防止して、番組情報の取得を確実且つ効率良く行うためには、放送受信装置の仕様として、視聴者が番組を視聴していないスタンバイ待機中であり、且つ、放送波の完全停波が行われていないタイミングで、番組情報の取得処理が実施されることが好ましい。
しかしながら、視聴者の視聴時間は視聴者によって様々であり、また、放送波の完全停波の時間帯も放送局や日によって異なる。そのため、現状では、放送受信装置の仕様として、視聴者が番組を視聴しておらず、且つ、放送波の完全停波が行われていないタイミングを想定して、番組情報の自動取得を確実に且つ効率良く実施することは困難であるという問題があった。
そこで、例えば、ユーザが視聴・録画予約を設定していない時間帯、放送電波の送信が停止している放送停止期間以外の時間帯、過去の視聴履歴に基づいて算出されたユーザが番組を視聴していないと想定される時間帯、ユーザが番組の視聴を開始すると想定される直前の時間帯のうちから、ユーザが選択又は自動的に選択された時刻をチャンネルサーチの起動時刻として番組情報を取得する放送受信装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−245227号公報 特開2004−112632号公報
ところが、特許文献2の放送受信装置では、取得した番組情報に基づいて、放送が停止する時点から放送が再開する時点までを放送停止期間として算出するため、仮に、取得し損ねた番組情報があった場合には、正確な放送停止期間を把握できないという問題があった。
また、放送番組が休止中であるものの、放送信号は停波しておらず番組情報の取得は可能であるチャンネルが存在する場合、放送受信装置側では、番組情報の取得が可能な放送番組の停止期間を、放送信号の完全停波によって番組情報の取得が不可能な期間と区別することができず、番組情報の取得が可能な時間帯を正確に把握できない恐れもある。
その結果、放送受信装置では、番組情報の取得が不可能な完全停波期間内に番組情報の取得を実施してしまったり、実際には番組情報の取得が可能な期間を番組情報取得のタイミングの候補から除外してしまう等、番組情報の取得を効率良く実施できない可能性がある。
本発明の課題は、放送受信装置において、より確実に、効率の良い番組情報の取得を実施することができる放送システムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、放送送信装置と、当該放送送信装置により送信される放送データを受信する放送受信装置と、を備える放送システムにおいて、
前記放送送信装置は、
番組情報の送信を停止する送信停止期間を示す送信停止情報を含む番組情報を生成する第1生成手段と、
記第1生成手段により生成された前記番組情報を含む放送データを生成する第2生成手段と、
前記第2生成手段により生成された前記放送データを送信する送信手段と、
を備え、
前記放送受信装置は、
前記放送送信装置から送信される前記放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記放送データから、前記送信停止情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段により複数の放送チャンネルにおける送信停止情報から取得された前記送信停止期間と重ならない時間帯に、前記番組情報の取得タイミングを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記取得タイミングで、前記受信手段により前記放送データを受信して、受信した当該放送データから前記番組情報を取得する第2取得手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の放送システムにおいて、前記送信停止情報には、番組情報の送信停止を開始する開始日時と、番組情報の送信停止の継続期間又は番組情報の送信停止を終了する終了日時と、が含まれることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の放送システムにおいて、前記決定手段は、少なくとも一の放送チャンネルにおいて前記番組情報の送信停止が予定されている場合に、当該放送チャンネルにおける前記番組情報の送信停止が終了する最も遅い時刻の直後を、前記番組情報の取得日時として決定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の放送システムにおいて、前記決定手段は、前記番組情報の送信停止を予定している放送チャンネルが無い場合に、予め定められた時刻を前記番組情報の取得日時として決定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の放送システムにおいて、前記決定手段は、前記番組情報の取得日時の日の前日に、翌日分の前記番組情報の取得日時を決定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の放送システムにおいて、前記第2取得手段により取得された前記番組情報を記憶する記憶手段を備え、
前記記憶手段は、前記第2取得手段により新たな前記番組情報が取得される度に更新されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、放送送信装置と、当該放送送信装置により送信される放送データを受信する放送受信装置と、を備える放送システムにおいて、
前記放送送信装置は、
番組情報の送信を停止する送信停止期間を示す送信停止情報を含む番組情報を生成する第1生成手段と、
記第1生成手段により生成された前記番組情報を含む放送データを生成する第2生成手段と、
前記第2生成手段により生成された前記放送データを送信する送信手段と、
を備え、
前記送信停止情報には、番組情報の送信停止を開始する開始日時と、番組情報の送信停止の継続期間又は番組情報の送信停止を終了する終了日時と、が含まれ、
前記放送受信装置は、
前記放送送信装置から送信される前記放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記放送データから、前記送信停止情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段により複数の放送チャンネルにおける送信停止情報から取得された前記送信停止期間と重ならない時間帯に、前記番組情報の取得タイミングを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記取得タイミングで、前記受信手段により前記放送データを受信して、受信した当該放送データから前記番組情報を取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段により取得された前記番組情報を記憶する記憶手段と、
を備え、
前記決定手段は、
なくとも一の放送チャンネルにおいて前記番組情報の送信停止が予定されている場合に、当該放送チャンネルにおける前記番組情報の送信停止が終了する最も遅い時刻の直後を、前記番組情報の取得日時として決定
前記番組情報の送信停止を予定している放送チャンネルが無い場合に、予め定められた時刻を前記番組情報の取得日時として決定
記番組情報の取得日時の日の前日に、翌日分の前記番組情報の取得日時を決定し、
前記記憶手段は、前記第2取得手段により新たな前記番組情報が取得される度に更新されることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、放送送信装置により送信される放送データを受信する放送受信装置において、
前記放送送信装置から送信される前記放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記放送データの番組情報から、番組情報の送信を停止する送信停止期間を示す送信停止情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段により複数の放送チャンネルにおける送信停止情報から取得された前記送信停止期間と重ならない時間帯に、前記番組情報の取得タイミングを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記取得タイミングで、前記受信手段により前記放送データを受信して、受信した当該放送データから前記番組情報を取得する第2取得手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、放送送信装置において、第1生成手段により、番組情報の送信を停止する送信停止期間を示す送信停止情報を含む番組情報が生成され、第2生成手段により、第1生成手段により生成された番組情報を含む放送データが生成され、送信手段により、第2生成手段により生成された放送データが送信される。また、放送受信装置において、受信手段により、放送送信装置から送信される放送データが受信され、第1取得手段により、受信手段により受信された放送データから送信停止情報が取得され、決定手段により、第1取得手段により複数の放送チャンネルにおける送信停止情報から取得された送信停止期間と重ならない時間帯に、番組情報の取得タイミングが決定され、第2取得手段により、決定手段により決定された取得タイミングで受信手段により放送データが受信され、受信された放送データから番組情報が取得される
すなわち、放送受信装置において、放送データから送信停止情報を取得することで、番組情報の送信停止が行われる送信停止期間を正確に把握することが可能となり、複数の放送チャンネルの送信停止期間と重ならない時間帯に番組情報の取得タイミングが設定されて番組情報の取得処理が実施されることとなる。したがって、放送受信装置において、番組情報の取得が不可能な放送信号の送信停止期間内に番組情報の取得を実施してしまうことを防止することができるとともに、確実に番組情報の取得が不可能な時間帯だけを、番組情報を取得するタイミングの候補から除外することができることとなって、放送受信装置において、より確実に効率の良い番組情報の取得を実施することが可能な放送システムを提供することができる。
本実施形態のデジタル放送システムの全体構成を示す図である。 本実施形態のデジタル放送システムに備わる放送送信装置の要部構成を示すブロック図である。 送信停止情報のデータ構造を模式的に示す図である。 本実施形態のデジタル放送システムに備わる放送受信装置の要部構成を示すブロック図である。 放送受信装置において行われる番組情報取得処理の流れを示すフローチャートである。 各放送チャンネルの番組情報に基づいて作成された電子番組表の一例である。
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
(デジタル放送システム)
本実施形態のデジタル放送システム100は、例えば、図1に示すように、地上デジタル放送のデジタル放送データを送信する放送事業者側の放送送信装置10と、放送送信装置10から送信されるデジタル放送データを受信する放送受信装置20とを備えて構成される。なお、本発明のデジタル放送システムは、地上デジタル放送のみならず、衛星デジタル放送等にも適用可能である。
本実施形態の放送送信装置10から送信されるデジタル放送データには、映像データ及び音声データから成る番組コンテンツ、PSI(Program Specific Information:番組特定情報)、SI(Service Information:番組配列情報)と呼ばれる番組情報等が多重化されている。地上デジタル放送では、自局の番組情報のみを多重化する各局SI方式が採用されている。
一方、本実施形態の放送受信装置20は、各放送局から送信されるデジタル放送データに多重化された番組情報(SI)を、全放送チャンネルのデジタル放送データから取得し、取得した全放送チャンネル分の番組情報に基づいてEPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)を作成して、ユーザに提供する機能を備えている。
(放送送信装置の構成)
まず、放送送信装置10について説明する。図2は、本実施形態に係る放送送信装置10の概略構成を示すブロック図である。
放送送信装置10は、例えば、図2に示すように、ビデオエンコーダ11、オーディオエンコーダ12、番組情報生成部13、多重化部14、伝送路符号化部15、送信手段としての送信部16、制御部17等を備えて構成される。
ビデオエンコーダ11は、MPEG2 Video方式に従い、番組コンテンツとしての映像信号を符号化する。また、オーディオエンコーダ12は、MPEG2 Audio AAC(Advanced Audio Coding)方式に従い、番組コンテンツとしての音声信号を符号化する。
これにより、番組コンテンツとしての映像・音声信号は、ES(Elementary Stream)と呼ばれる符号化データ列に変換される。
番組情報生成部13は、第1生成手段として、入力された情報に基づいて、SDT(Service Description Table)、EIT(Event Information Table)、BIT(Broadcaster Information Table)、TOT(Time Offset Table)等のARIB規格下の各種テーブルを作成し、番組情報(SI)を編集(生成)する。
このとき、番組情報生成部13は、デジタル放送データの送信停止を予定している場合、放送信号の送信停止(完全停波)を行う送信停止期間を示す送信停止情報を生成して、番組情報内に挿入する。かかる送信停止情報については、後に詳述する。
多重化部14は、第2生成手段として、ESを、PES(Packetized Elementary Stream)パケットと呼ばれる可変長のパケットに変換する。また、受信側でパケットを選択する際に参照されるPSIやEPGの元となる番組情報(SI)を、セクション(Section)形式に変換する。
さらに、多重化部14は、PESパケットに変換された番組コンテンツやセクション形式に変換されたPSI・SI等を、TS(Transport Stream)ヘッダを付したTSパケットと呼ばれる固定長(188byte)のパケットに分割するとともに、デジタル放送データとして、一まとまりのTSに多重化する。
伝送路符号化部15は、第2生成手段として、多重化部14において生成されたデジタル放送データとしてのTSに対して、TS再多重、誤り訂正符号付加、インタリーブ、エネルギー拡散等を行い、IFET(Inverse Fast Fourier Transform)を行って、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式によりデジタル変調を行う。
送信部16は、送信手段として、伝送路符号化部15において変調されたデジタル放送データをD/A変換した後に、UHF帯の周波数に変換して増幅し、送信アンテナから送信する。
制御部17は、例えば、CPU(Central Processing Unit)171、RAM(Random Access Memory)172、ROM(Read Only Memory)173等を備えて構成され、放送受信装置20の各部を制御する。
CPU171は、各部から入力された入力信号に応じて、ROM173に格納された処理プログラム等を読み出してRAM172に展開して実行し、各部に出力信号を出力することにより、放送送信装置10全体の制御を行う。
RAM172は、CPU171により実行される各種プログラムを展開するプログラム格納領域や、入力データやこれらの処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を格納するデータ格納領域を備え、CPU171のワークエリアとして用いられる。
ROM173は、処理プログラムやデータ等を予め記憶しており、例えば、第1生成手段としての第1生成プログラム173a、第2生成手段としての第2生成プログラム173b、送信手段としての送信プログラム173c等が格納されている。
第1生成プログラム173aは、CPU171に、番組情報の送信を停止する送信停止期間を示す送信停止情報を含む番組情報を生成する機能を実現させるためのプログラムである。
第1生成プログラム173aの実行において、CPU171は、番組情報生成部13により、SDT、EIT、BIT、TOT等の各種のテーブルを作成して番組情報を生成する。EITには、その放送局の放送チャンネルにおいて現在放送中の番組と次に放送される番組の情報を記述するEIT present/followingと、現在放送中の番組を含む8日分の番組の情報を記述するEIT scheduled等がある。
また、デジタル放送データの送信停止が予定されている場合、CPU171は、この番組情報に、以下に説明する送信停止情報を挿入する。
本実施形態では、かかる第1生成プログラム173a、CPU171、番組情報生成部13により、第1生成手段が構成される。
図3は、送信停止情報のデータ構造を模式的に示す図である。
図3に示すように、送信停止情報は、16ビットの送信停止識別コードと、40ビットの送信停止開始日時(開始日時)と、24ビットの継続時間と、8ビットの送信停止補足情報長と、8×Nビットの番組休止補足情報と、から構成され、番組情報(SI)内に記述される。
送信停止情報の先頭に配置される送信停止識別コードには、送信停止情報の始まりを示す所定の値が配置される。
また、送信停止開始日時には、放送信号の送信停止(すなわち、番組情報の送信停止)を開始する開始日時が、MJD(修正ユリウス日)による日付及びBCD(2進化10進数)表記の時分秒単位で記述される。
また、継続時間には、放送信号の送信停止を行う継続時間が、BCD(2進化10進数)表記で記述される。
また、送信停止補足情報長には、後続の番組休止補足情報の長さ(バイト単位)を示す値が挿入される。
また、送信停止補足情報には、放送信号の送信停止に関する補足情報が挿入される。放送受信装置20側では、送信停止補足情報に挿入されたデータをユーザに提供するように構成されており、例えば、送信停止補足情報として“完全停波中”と記述されている場合には、EPG画面上に“完全停波中”と文字表示されることとなる。
なお、送信停止情報のデータ構造や形式は特に限定されず、番組情報(SI)内に何らかの形で含まれていれば良い。例えば、上述したデータ構造とは異なる構造を有していても良い。また、送信停止情報は、送信停止情報に関する新たなテーブルや、記述子(ディスクリプタ:Descriptor)の形式で記述されていても良い。
上述の送信停止情報を、既存でない新たなテーブルや記述子の形式で番組情報(SI)に組み込む場合、その内容(例えば、PID、テーブルID、タグ値、データ構造等)は、ARIBの規格に登録されて公開される。
第2生成プログラム173bは、CPU171に、番組コンテンツと、第1生成プログラム173aの実行により生成された番組情報と、が多重化されたデジタル放送データを生成する機能を実現させるためのプログラムである。
第2生成プログラム173bの実行において、CPU171は、前述したように、ビデオエンコーダ11及びオーディオエンコーダ12において番組コンテンツとしての映像データと音声データとを符号化し、PESパケット化する。また、PSIや番組情報(SI)を符号化してセクション化する。そして、生成したPESパケットとセクションとを多重化して、デジタル放送データとしてのTS(Transport Steam)を生成する。
本実施形態では、かかる第2生成プログラム173b、CPU171、多重化部14、伝送路符号化部15により、第2生成手段が構成される。
送信プログラム173cは、CPU171に、第2生成プログラム173bの実行により生成されたデジタル放送データを送信する機能を実現させるためのプログラムである。
送信プログラム173cの実行において、CPU171は、前述したように、番組コンテンツと番組情報とが多重化されたデジタル放送データとしてのTSを、送信部16から送信アンテナにより送出する。番組情報は、デジタル放送データに付帯されて周期的に繰り返し送出される。
本実施形態では、かかる送信プログラム173c、CPU171、送信部16により、送信手段が構成される。
(放送受信装置)
次に、放送受信装置20について説明する。図4は、本実施形態に係る放送受信装置20の概略構成を示すブロック図である。
図4に示すように、放送受信装置20は、ユーザが各種指示を入力するリモートコントローラ(以下、「リモコン」と称する)20aと、リモコン20aにより遠隔操作される装置本体20bと、を備えて構成され、地上デジタルテレビジョン放送信号の受信を行う。
リモコン20aは、ユーザが装置本体20bに対して各種指示を入力するための複数の釦を備える。例えば、リモコン20aには、電源釦、番組表表示釦、ワンタッチ釦として機能する数字釦、入力切換釦、音声切換釦、戻る釦、上下左右の釦から成るカーソル釦、決定釦、チャンネルアップ/ダウン釦、ボリュームアップ/ダウン釦(何れも図示せず)等が備わる。
これらの釦の各々には予め識別情報が割り当てられ、所定の記憶領域に記憶されている。そして、ユーザにより釦の操作が行われると、操作された釦の識別情報が読み出されて、読み出された識別情報に対応するリモコン信号が生成され、生成されたリモコン信号が図示しない送信部16から送信されるようになっている。
装置本体20bは、リモコン信号受光部21、アンテナ22、チューナ23、復調部24、デコーダ部25、映像処理部30、音声処理部31、OSD回路32、表示部33、音声出力部34、制御部35等を備えている。
リモコン信号受光部21は、フォトダイオード、SUBCPU、増幅部、復調部、デコーダ(いずれも図示せず)等を備えて構成されている。SUBCPUは、リモコン20aから送信されたリモコン信号を、前面パネルに設けられたフォトダイオードにおいて受信すると、受信したリモコン信号を増幅部により増幅させ、復調部において復調させ、デコーダにより波形整形、誤り訂正等の各種処理を行わせた後に、制御部35に出力する。制御部35では、入力されたリモコン信号から識別情報を取得し、取得した識別情報に基づいて操作された釦の判別を行う。
アンテナ22は、屋外において所定の方角に向けて配置され、放送送信装置10から発信される高周波のデジタル放送信号を受信する。
チューナ23は、受信手段として、制御部35からの選局指示にしたがって、アンテナ22等により入力された高周波信号のデジタル放送信号の中から特定周波数帯の信号を抽出し、低周波の信号に変換した後、AD変換等を行い、復調部24に出力する。
復調部24は、例えば、制御部35からの制御に基づいて、チューナ23において選局されたチャンネルの信号に対してデジタル復調や誤り訂正等の処理を実行し、トランスポートストリーム(TS:Transport Stream)を生成して、デコーダ部25に出力する。
デコーダ部25は、分離部(Demultiplexer)26、ビデオデコーダ27、オーディオデコーダ28、データデコーダ29等を備えて構成されている。
分離部26は、復調部24から入力されるTSを、ビデオストリーム、オーディオストリーム、PSI(Program Specific Information:番組特定情報)/SI(Service Information: 番組配列情報)等の複数のストリームに分離する。そして、PSIに基づいて必要なTSパケットを取得し、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)規格下のビデオストリームをビデオデコーダ27に、オーディオストリームをオーディオデコーダ28に出力する。さらに、分離部26は、番組情報(SI)等のデータをデータデコーダ29に出力する。
ビデオデコーダ27は、分離部26から入力されるビデオストリームに可変長復号化、逆量子化、逆DCT(Discrete Cosine Transform)、動き補正等の各種処理を行うことで、ビデオストリームをDTS(Decoding Time Stamp)に応じたタイミングで復号し、映像データを生成して映像処理部30に出力する。
オーディオデコーダ28は、分離部26から入力されるオーディオストリームを復号し、音声データを生成して音声処理部31に出力する。
データデコーダ29は、分離部26から入力される番組情報(SI)を復号し、必要な情報を取得して制御部35に供給する。
具体的には、データデコーダ29は、第1取得手段として、入力される番組情報(SI)に放送信号の送信停止に関する送信停止情報が含まれている場合に、翌日分の送信停止情報を抽出して、制御部35に供給する。データデコーダ29により取得された送信停止情報は、後述するように、制御部35において、翌日分の番組情報(SI)の取得日時を決定する際に参照される情報である。
また、データデコーダ29は、第2取得手段として、入力される番組情報(SI)から必要な情報を取得して、制御部35に供給する。データデコーダ29により取得された番組情報(SI)は、後述する番組情報記憶部356に格納されることとなる。
なお、送信停止情報を、データデコーダ29において取得するのではなく、番組情報記憶部356に格納された番組情報(SI)の中から取得する構成としても良い。
映像処理部30は、ビデオデコーダ27から入力された映像データに対して各種映像処理を施し、映像信号を生成する。生成された映像信号は、フレームメモリ(図示略)に一旦格納された後、PTS(Presentation Time Stamp)に応じた再生タイミングで、表示部33に出力される。
音声処理部31は、オーディオデコーダ28から入力された音声データに対して各種音声処理を施して音声信号を生成し、PTSに応じた再生タイミングで、音声出力部34に出力する。
OSD回路32は、制御部35からの制御にしたがって、OSD表示用データを生成し、生成したOSD表示用データを、映像処理部30から出力される映像信号に重畳して、表示部33にOSD表示させる。
表示部33は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等のディスプレイ(図示省略)を備えて構成され、映像処理部30から入力された映像信号に基づく映像をディスプレイに表示させる。
音声出力部34は、例えば、スピーカ(図示省略)等を備えて構成され、音声処理部31から入力された音声信号に基づく音声を増幅して、スピーカにより出力させる。
制御部35は、例えば、CPU(Central Processing Unit)351、RAM(Random Access Memory)352、チャンネルメモリ353、計時部354、取得日時記憶部355、番組情報記憶部356、ROM(Read Only Memory)357等を備えて構成され、放送受信装置20の各部を制御する。
CPU351は、装置本体20bの各部から入力された入力信号に応じて、ROM357に格納された処理プログラム等を読み出してRAM352に展開して実行し、装置本体20bの各部に出力信号を出力することにより、放送受信装置20全体の制御を行う。
RAM352は、CPU351により実行される各種プログラムを展開するプログラム格納領域や、入力データやこれらの処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を格納するデータ格納領域を備え、CPU351のワークエリアとして用いられる。
チャンネルメモリ353は、不揮発性メモリにより構成され、チューナ23におけるチャンネルスキャンにより検出された本放送受信装置20において受信可能な放送チャンネルに関する情報を記憶する。
計時部354は、計時処理を行って放送受信装置20全体の基準時刻を発生する。
取得日時記憶部355は、不揮発性メモリにより構成され、一日に一度の頻度で決定される翌日分の番組情報(SI)の取得日時を記憶する。
番組情報記憶部356は、不揮発性メモリにより構成され、記憶手段として、データデコーダ29において取得された番組情報(SI)を記憶する。
ROM357は、処理プログラムやデータ等を予め記憶しており、例えば、受信手段としての受信プログラム357a、第1取得手段としての第1取得プログラム357b、決定手段としての決定プログラム357c、第2取得手段としての第2取得プログラム357d、記憶手段としての記憶プログラム357e等が格納されている。
受信プログラム357aは、CPU351に、放送送信装置10から送信されるデジタル放送データを受信する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる受信プログラム357a、CPU351、チューナ27により、受信手段が構成される。
第1取得プログラム357bは、CPU351に、受信プログラム357aの実行により受信されたデジタル放送データから、送信停止情報を取得する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる第1取得プログラム357b、CPU351、データデコーダ29により、第1取得手段が構成される。
決定プログラム357cは、CPU351に、第1取得プログラム357bの実行により取得された送信停止情報と、予め定められた決定条件とに基づいて、番組情報の取得日時を決定する機能を実現させるためのプログラムである。
決定条件は、何れの放送チャンネルにおける番組情報の送信停止期間とも重ならない時間帯を番組情報の取得日時として決定する条件であるとともに、少なくとも一の放送チャンネルにおいて番組情報の送信停止が予定されている場合に、当該放送チャンネルにおける前記番組情報の送信停止が終了する最も遅い時刻の直後を、番組情報の取得日時として決定し、一方、番組情報の送信停止を予定している放送チャンネルが無い場合に、予め定められた時刻を前記番組情報の取得日時として決定する条件である。
また、番組情報の取得日時は、取得日時の日の前日に取得した番組情報に含まれる放送停止情報に基づいて、翌日分の取得日時を対象として決定される。すなわち、一日に一回、その日に取得した番組情報に基づいて、翌日分の取得日時が決定される。
本実施形態では、かかる決定プログラム357c、CPU351により、決定手段が構成される。
第2取得プログラム357dは、CPU351に、決定プログラム357cの実行により決定された取得日時に、チューナ23によりデジタル放送データを受信して、受信した当該デジタル放送データから番組情報を取得する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる第2取得プログラム357d、CPU351、データデコーダ29により、第2取得手段が構成される。
記憶プログラム357eは、CPU351に、第2取得プログラム357dの実行により取得された番組情報を番組情報記憶部356に記憶するとともに、新たな番組情報が取得される度に番組情報記憶部356を更新する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる記憶プログラム357e、CPU351、番組情報記憶部356により、記憶手段が構成される。
ここで、CPU351が上述の第1取得プログラム357b、決定プログラム357c、第2取得プログラム357d、記憶プログラム357eを実行することにより、本放送受信装置20において行われる番組情報取得処理について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、CPU351は、後述するステップS8の処理において取得された各放送チャンネルの番組情報において、放送信号の送信を停止する送信停止期間を示す翌日分の送信停止情報が含まれているか否かを判断する(ステップS1)。CPU351は、少なくとも1つの放送チャンネルの番組情報に翌日分の送信停止情報が含まれていると判断すると(ステップS1;Yes)、ステップS2に進み、一方、何れの放送チャンネルの番組情報にも翌日分の送信停止情報が含まれていないと判断すると(ステップS1;No)、翌日は何れの放送チャンネルでも放送信号の送信停止(完全停波)が行われないとして、ステップS4に進む。
ステップS2において、CPU351は、取得した番組情報に含まれている翌日分の送信停止情報を取得する。送信停止情報は、前述したように、データデコーダ29において取得される番組情報の中から抽出しても良く、また、データデコーダ29において取得された番組情報が一旦番組情報記憶部356に記憶された後に、番組情報記憶部356に記憶された番組情報の中から取得しても良い。
次に、ステップS3において、CPU351は、取得した送信停止情報と、予め定められた決定条件と、に基づいて、翌日分の番組情報の取得日時を決定する。このとき、CPU351は、翌日に放送信号の送信停止を予定している放送チャンネルにおいて、放送信号の送信停止が終了する最も遅い時刻を特定する。そして、特定した時刻の直後の日時を、翌日分の番組情報の取得日時とする。
例えば、放送局「KHN2」の放送チャンネルの番組情報から「AM0:40〜AM4:30」を送信停止期間とする送信停止情報を取得し、放送局「C2放送局」の放送チャンネルの番組情報から「AM1:00〜AM3:00」を送信停止期間とする送信停止情報を取得し、放送局「x2放送局」の放送チャンネルの番組情報から「AM1:00〜AM5:00」を送信停止期間とする送信停止情報を取得したこととする。
すると、CPU351は、3つの放送チャンネルにおける放送信号の送信停止期間のうち、これらの送信停止期間内で最も遅い時刻(すなわち、x2放送局の「AM5:00」)を特定する。そして、特定した送信停止期間内で最も遅い時刻「AM5:00」の直後の時刻(例えば、「AM5:01」)を、翌日分の番組情報の取得日時として決定する。
なお、本発明において、「放送信号の送信停止が終了する最も遅い時刻の直後」は、送信停止が終了する最も遅い時刻から1分後の時刻に限られず、放送信号の送信停止が終了する最も遅い時刻から予め定められた一定時間内の時刻であれば良い。例えば、放送信号の送信停止が終了する最も遅い時刻から10秒後/30秒後/5分後/10分後/30分後/60分後を番組情報の取得日時として決定するように構成しても良い。
また、実際には、放送信号の送信停止を終了する予定時刻よりも前に、放送信号の送信が再開されるケースも考えられるため、放送信号の送信停止が終了する予定時刻とほぼ同時刻に、番組情報の取得日時を設定することとしても良い。
一方、ステップS4において、CPU351は、翌日において何れの放送チャンネルでも放送信号の送信停止が行われないとして、予め定められた時刻として、例えば、「AM1:00」を、翌日分の番組情報の取得日時として決定する。
また、後述するステップS7における番組情報の取得処理の実行において、放送受信装置20の主電源がオフされている、ユーザが番組を視聴中である等の何らかの理由で、全放送チャンネルの番組情報を完全に取得できなかった場合にも、予め定められた時刻が翌日分の番組情報の取得日時として決定されるように構成されている。
ステップS5において、CPU351は、ステップS3又はステップS4において決定した翌日分の番組情報の取得日時を取得日時記憶部355に記憶させる。
次に、ステップS6において、CPU351は、計時部354が発生する基準時刻に基づいて、取得日時記憶部355に記憶された番組情報の取得日時(例えば、「AM5:01」)が到来したか否かを判断する。CPU351は、ステップS6において、番組情報の取得日時が未だ到来していないと判断すると(ステップS6;No)、ステップS6の処理を繰り返し実行し、一方、番組情報の取得日時が到来したと判断すると(ステップS6;Yes)、ステップS7に進む。
次に、ステップS7において、CPU351は、チャンネルメモリ353から受信可能な放送チャンネルとして記憶された各放送チャンネルの情報を読み出し、チューナ23により全ての放送チャンネルを順に選局して、各放送チャンネルのデジタル放送データを受信する。そして、データデコーダ29において、受信した各放送チャンネルのデジタル放送データから番組情報を取得する。
続くステップS8において、CPU351は、ステップS7の番組情報取得処理により取得した番組情報に基づいて番組情報記憶部356を更新し、その後、ステップS1に戻って以上の処理を繰り返す。
図6に、各放送チャンネルの番組情報に基づいて作成された電子番組表の一例を示す。
図6に示すように、番組情報に基づいて作成される電子番組表では、放送番組を選択するためのカーソルCが表示されており、カーソルCによって選択された番組の番組名、出演者、番組内容等の情報が画面下部に表示されるようになっている。
さらに、図6に示すように、カーソルCによって送信停止期間が選択されている場合には、画面下部に、送信停止情報に送信停止補足情報として挿入されたデータ(“完全停波中”)に基づいて「完全停波中」と表示され、選択された期間が放送信号の送信停止期間であることが明確に認識できるようになっている。
これにより、ユーザは、「KHN2」の放送チャンネルでは「AM0:40〜AM4:30」の間、「C2放送局」の放送チャンネルでは「AM1:00〜AM3:00」の間、「x2放送局」の放送チャンネルでは、「AM1:00〜AM5:00」の間、放送信号の完全停波が行われることを容易に把握できる。
以上に説明した本実施形態のデジタル放送システム100によれば、放送送信装置10と、当該放送送信装置10により送信されるデジタル放送データを受信する放送受信装置20と、が備わり、放送送信装置10において、第1生成プログラム173aの実行により、放送信号の送信を停止する送信停止期間を示す送信停止情報を含む番組情報が生成され、第2生成プログラム173bの実行により、番組コンテンツと、第1生成手段により生成された番組情報と、が多重化されたデジタル放送データが生成され、送信手段により、送信プログラム173cの実行により、第2生成プログラム173bの実行により生成されたデジタル放送データが送信され、送信停止情報には、放送信号の送信停止を開始する開始日時と、放送信号の送信停止の継続期間又は放送信号の送信停止を終了する終了日時と、が含まれる。また、放送受信装置20において、受信プログラム357aの実行により、放送送信装置10から送信されるデジタル放送データがチューナ23により受信され、第1取得プログラム357bの実行により、チューナ23により受信されたデジタル放送データから、送信停止情報が取得され、決定プログラム357cの実行により、第1取得プログラム357bの実行により取得された送信停止情報と、予め定められた決定条件とに基づいて、番組情報の取得日時が決定され、第2取得プログラム357dの実行により、決定プログラム357cの実行により決定された取得日時に、チューナ23によりデジタル放送データが受信されて、受信された当該デジタル放送データから番組情報が取得され、記憶プログラム357eの実行により、第2取得プログラム357dの実行により取得された番組情報が番組情報記憶部356により記憶される。また、決定条件には、何れの放送チャンネルにおける番組情報の送信停止期間とも重ならない時間帯を番組情報の取得日時として決定するとともに、少なくとも一の放送チャンネルにおいて放送信号の送信停止が予定されている場合に、当該放送チャンネルにおける番組情報の送信停止が終了する最も遅い時刻の直後を、番組情報の取得日時として決定する条件と、番組情報の送信停止を予定している放送チャンネルが無い場合に、予め定められた時刻を前記番組情報の取得日時として決定する条件と、が含まれる。さらに、決定プログラム357cの実行により、番組情報の取得日時の日の前日に、翌日分の前記番組情報の取得日時が決定され、番組情報記憶部356は、第2取得プログラム357dの実行により新たな前記番組情報が取得される度に更新される。
すなわち、放送受信装置20において、デジタル放送データから送信停止情報を取得することで、放送信号の送信停止(すなわち、番組情報の送信停止)が行われる送信停止期間を正確に把握することが可能となり、何れの放送チャンネルの送信停止期間とも重ならない時間帯に番組情報の取得日時が設定されて番組情報の取得処理が実施されることとなる。したがって、放送受信装置20において、番組情報の取得が不可能な放送信号の送信停止期間(完全停波期間)内に番組情報の取得を実施してしまうことを防止することができるとともに、確実に番組情報の取得が不可能な時間帯だけを、番組情報を取得するタイミングの候補から除外することができることとなって、放送受信装置20において、より確実に効率の良い番組情報の取得を実施することが可能なデジタル放送システム100を提供することができる。
また、送信停止情報には、放送信号の送信停止(すなわち、番組情報の送信停止)を開始する開始日時と、放送信号の送信停止の継続期間又は番組情報の送信停止を終了する終了日時と、が含まれるため、放送受信装置20において、より容易且つより正確に、番組情報の送信停止期間を把握することができる。
また、決定条件には、少なくとも一の放送チャンネルにおいて放送信号の送信停止(すなわち、番組情報の送信停止)が予定されている場合に、当該放送チャンネルにおける放送信号の送信停止が終了する最も遅い時刻の直後を、番組情報の取得日時として決定する条件が含まれるため、ユーザが番組を視聴する可能性が比較的低く、且つ、放送信号の送信停止が行われることが多い深夜から明け方の時間帯の中で、何れの放送チャンネルの送信停止期間とも重ならないタイミングで番組情報の取得が実施される。したがって、番組情報の取得が可能な可能性がより高い時間帯に番組情報の取得を実施することができ、番組情報取得の効率性がより高まることとなる。
また、決定条件には、放送信号の送信停止(すなわち、番組情報の送信停止)を予定している放送チャンネルが無い場合に、予め定められた時刻を番組情報の取得日時として決定する条件が含まれるため、ユーザが番組を視聴している可能性が低い時刻を、予め定められた番組情報取得時刻として設定することで、番組情報の取得を効率良く行うことができる。
また、決定条件は、番組情報の取得日時の日の前日に、翌日分の番組情報の取得日時を決定するため、放送受信装置20では、より新しい送信停止情報に基づいて、より正確な送信停止期間を把握することができ、更に効率の良い番組情報の取得処理を実施することができる。
さらに、第2取得プログラム357dの実行により取得された番組情報を記憶する番組情報記憶部356が備わり、番組情報記憶部356は、新たな番組情報が取得される度に更新される。そのため、放送受信装置20では、番組情報記憶部356に記憶された番組情報に基づいて、常に、より新しい電子番組表をユーザに提示することができる。
なお、本発明の範囲は上記実施形態に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態では、一例として、デジタル放送データをUHF帯域で伝送する場合について説明したが、デジタル放送データの周波数帯域はこれに限られず、例えば、VHF(Very High Frequency)帯域、ケーブルテレビ帯域等の他の周波数帯域で伝送されるデジタル放送データに本発明を適用することとしても良い。
また、例えば、上記実施形態では、番組情報の取得日時を決定するための決定条件が複数ある場合について説明したが、決定条件の数は上記実施形態より多くても少なくても良い。また、決定条件の内容も上記実施形態の決定条件に限られることなく、少なくとも放送信号(番組情報)の送信停止期間に重ならない時間帯を番組情報の取得日時として決定する条件である限り、如何なる条件を決定条件としても良い。
また、上記実施形態では、番組情報の取得を一日一回実施することとし、取得した番組情報から翌日分の送信停止情報を取得し、取得した送信停止情報と決定条件とに基づいて、翌日分の番組情報の取得日時を決定する場合について説明した。しかしながら、例えば、番組情報の取得を一日一回実施する場合であっても、番組情報から複数日分の送信停止情報を取得し、複数日分の取得日時を一度に決定することとしても良い。また、番組情報の取得を複数日に一回実施するように構成し、取得した番組情報内の送信停止情報に基づいて、翌日以降に実施する次回の番組情報の取得日時を決定することとしても良い。
また、上記実施形態において、送信停止情報を、放送信号の送信停止を継続する継続期間を含む情報としたが、送信停止情報に、放送信号(番組情報)の送信停止を終了する終了日時を含めることとしても良い。
また、上記実施形態では、放送信号の送信停止を予定している場合にのみ、番組情報に送信停止情報を挿入し、番組情報に送信停止情報が含まれていない場合には放送信号の送信停止が予定されていないと判断することとして説明したが、放送信号の送信停止を予定していない場合に、放送信号の送信停止を行わない旨を示す情報を番組情報内に挿入することとしても良い。
また、番組情報に基づいて作成されて提示される電子番組表上に、決定された番組情報の取得日時(例えば、「AM5:01」)を表示させる表示手段を設け、その時刻に番組情報の自動取得を実行する予定であることを予めユーザに報知するように構成しても良い。また、決定した番組情報の取得日時の実行中又は取得日時の所定時間前に、番組情報の取得日時の実行中又は取得日時の所定時間前であることをユーザに報知するように構成しても良い。これにより、ユーザが番組を視聴中であるために番組情報の取得が不可能となる可能性を低減させることができる。
また、上記実施形態では、各局SI方式を採用している地上デジタル放送を対象として、番組情報を全ての放送チャンネルのデジタル放送データから取得する場合について説明したが、全局SI方式を採用する衛星放送等の他のサービスに本発明を適用して、何れか一の放送チャンネルのデジタル放送データから番組情報を取得する構成としても良い。
また、何れの放送チャンネルでも番組情報の送信停止が行われない場合に番組情報の取得日時として決定されるタイミングをユーザが手動で設定する設定手段が設けられていても良い。さらに、番組情報の送信停止が行われない場合に番組情報の取得日時として決定されるタイミングとして、ユーザの視聴履歴に基づいてユーザが視聴しない可能性が高い時間帯を自動的に設定する設定手段が設けられていても良い。
また、上記実施形態では、放送送信装置において、放送信号の送信を停止する送信停止期間を示す送信停止情報を送信することとしたが、必ずしも放送信号の送信停止に関する送信停止情報を用いる必要はなく、少なくとも番組情報の送信停止期間を示す情報であればよい。
100 デジタル放送システム
10 放送送信装置
13 番組情報生成部(第1生成手段)
14 多重化部(第2生成手段)
15 伝送路符号化部(第2生成手段)
16 送信部(送信手段)
171 CPU(第1生成手段、第2生成手段、送信手段)
173a 第1生成プログラム(第1生成手段)
173b 第2生成プログラム(第2生成手段)
173c 送信プログラム(送信手段)
20 放送受信装置
23 チューナ(受信手段)
29 データデコーダ(第1取得手段、第2取得手段)
351 CPU(受信手段、第1取得手段、決定手段、第2取得手段、記憶手段)
356 番組情報記憶部(記憶手段)
357a 受信プログラム(受信手段)
357b 第1取得プログラム(第1取得手段)
357c 決定プログラム(決定手段)
357d 第2取得プログラム(第2取得手段)
357e 記憶プログラム(記憶手段)

Claims (8)

  1. 放送送信装置と、当該放送送信装置により送信される放送データを受信する放送受信装置と、を備える放送システムにおいて、
    前記放送送信装置は、
    番組情報の送信を停止する送信停止期間を示す送信停止情報を含む番組情報を生成する第1生成手段と、
    記第1生成手段により生成された前記番組情報を含む放送データを生成する第2生成手段と、
    前記第2生成手段により生成された前記放送データを送信する送信手段と、
    を備え、
    前記放送受信装置は、
    前記放送送信装置から送信される前記放送データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記放送データから、前記送信停止情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段により複数の放送チャンネルにおける送信停止情報から取得された前記送信停止期間と重ならない時間帯に、前記番組情報の取得タイミングを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記取得タイミングで、前記受信手段により前記放送データを受信して、受信した当該放送データから前記番組情報を取得する第2取得手段と、
    を備えることを特徴とする放送システム。
  2. 前記送信停止情報には、番組情報の送信停止を開始する開始日時と、番組情報の送信停止の継続期間又は番組情報の送信停止を終了する終了日時と、が含まれることを特徴とする請求項1に記載の放送システム。
  3. 前記決定手段は、少なくとも一の放送チャンネルにおいて前記番組情報の送信停止が予定されている場合に、当該放送チャンネルにおける前記番組情報の送信停止が終了する最も遅い時刻の直後を、前記番組情報の取得日時として決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の放送システム。
  4. 前記決定手段は、前記番組情報の送信停止を予定している放送チャンネルが無い場合に、予め定められた時刻を前記番組情報の取得日時として決定することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の放送システム。
  5. 前記決定手段は、前記番組情報の取得日時の日の前日に、翌日分の前記番組情報の取得日時を決定することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の放送システム。
  6. 前記第2取得手段により取得された前記番組情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記記憶手段は、前記第2取得手段により新たな前記番組情報が取得される度に更新されることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の放送システム。
  7. 放送送信装置と、当該放送送信装置により送信される放送データを受信する放送受信装置と、を備える放送システムにおいて、
    前記放送送信装置は、
    番組情報の送信を停止する送信停止期間を示す送信停止情報を含む番組情報を生成する第1生成手段と、
    記第1生成手段により生成された前記番組情報を含む放送データを生成する第2生成手段と、
    前記第2生成手段により生成された前記放送データを送信する送信手段と、
    を備え、
    前記送信停止情報には、番組情報の送信停止を開始する開始日時と、番組情報の送信停止の継続期間又は番組情報の送信停止を終了する終了日時と、が含まれ、
    前記放送受信装置は、
    前記放送送信装置から送信される前記放送データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記放送データから、前記送信停止情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段により複数の放送チャンネルにおける送信停止情報から取得された前記送信停止期間と重ならない時間帯に、前記番組情報の取得タイミングを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記取得タイミングで、前記受信手段により前記放送データを受信して、受信した当該放送データから前記番組情報を取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段により取得された前記番組情報を記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記決定手段は、
    なくとも一の放送チャンネルにおいて前記番組情報の送信停止が予定されている場合に、当該放送チャンネルにおける前記番組情報の送信停止が終了する最も遅い時刻の直後を、前記番組情報の取得日時として決定
    前記番組情報の送信停止を予定している放送チャンネルが無い場合に、予め定められた時刻を前記番組情報の取得日時として決定
    記番組情報の取得日時の日の前日に、翌日分の前記番組情報の取得日時を決定し、
    前記記憶手段は、前記第2取得手段により新たな前記番組情報が取得される度に更新されることを特徴とする放送システム。
  8. 放送送信装置により送信される放送データを受信する放送受信装置において、
    前記放送送信装置から送信される前記放送データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記放送データの番組情報から、番組情報の送信を停止する送信停止期間を示す送信停止情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段により複数の放送チャンネルにおける送信停止情報から取得された前記送信停止期間と重ならない時間帯に、前記番組情報の取得タイミングを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記取得タイミングで、前記受信手段により前記放送データを受信して、受信した当該放送データから前記番組情報を取得する第2取得手段と、
    を備えることを特徴とする放送受信装置。
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