JP5177021B2 - 放送受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放送受信装置に関する。
デジタルテレビジョン放送の放送信号には、映像データや音声データとともに、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses: 社団法人電波産業会)の規格に規定されたSI(Service Information: 番組配列情報)と呼ばれる番組情報が多重されている。番組情報には、番組名や放送日時、番組概要等の様々な情報が含まれており、放送受信装置においてEPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)としてユーザに提供される。ユーザは、EPGを利用して、多チャンネルの中から視聴番組の選択や番組検索、視聴予約、録画予約等を効率良く行うことができる。
こうした番組情報は、各放送局が送出する放送信号に周期的に付帯されて送信されているが、番組情報の送出周期や番組情報取得のタイミングによっては、番組情報の取得に時間がかかり、ユーザがEPGの表示要求を行ったときに直ちにEPGを提示することができない可能性がある。
とくに、地上デジタルテレビジョン放送では、各放送局が自局の番組情報(SI)のみを放送信号に多重する各局SI方式が採用されているため、放送受信装置が番組情報を取得する場合には、チューナにより各放送チャンネルを順に選局して、各局の番組情報(SI)を放送チャンネル毎に個別に取得しなければならず、EPGの表示要求を受けてからEPGを表示するまでに更に時間を要することとなる。
そこで、予め番組情報を取得して記憶手段に記憶しておく放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような放送受信装置では、ユーザがEPGの表示要求を行ったときに、予め記憶手段に記憶されている番組情報に基づいて、すみやかにEPGを提示することができる。
ところが、番組情報はチューナにより選局された放送チャンネルの放送信号の中から抽出されるため、装置の主電源がオフされている間は、チューナが稼動せず、番組情報の取得は不可能である。
また、上述したように、地上デジタルテレビジョン放送では各放送局が自局の番組情報(SI)だけを放送信号に多重する各局SI方式が採られているため、番組情報の取得時には、チューナが全放送チャンネルを選局して、各局の番組情報(SI)を個別に取得しなければならない。そのため、視聴者が番組を視聴している間は、チューナにより他局の放送チャンネルを選局することができず、全ての番組情報を取得することができない。
さらに、昨今では、放送局側が省エネの目的で、番組休止中に、放送波の完全停波を行う場合がある。放送波自体が完全に停波されている間は、番組情報の取得も不可能であるため、完全停波が行われる時間帯を避けて番組情報を取得する必要がある。
上述した番組情報の取得が不可能なタイミングに番組情報の自動取得が実施されると、電力が無駄に消費されてしまうこととなる。
そのため、電力の無駄な消費を防止して、番組情報の取得を確実且つ効率良く行うためには、放送受信装置の仕様として、視聴者が番組を視聴していないスタンバイ待機中であり、且つ、放送波の完全停波が行われていないタイミングで、番組情報の取得処理が実施されることが好ましい。
しかしながら、視聴者の視聴時間は視聴者によって様々であり、また、放送波の完全停波の時間帯も放送局や日によって異なる。そのため、現状では、放送受信装置の仕様として、視聴者が番組を視聴しておらず、且つ、放送波の完全停波が行われていないタイミングを想定して、番組情報の自動取得を確実に且つ効率良く実施することは困難であるという問題があった。
そこで、ユーザが視聴予約又は録画予約している時間帯、放送信号の完全停波期間、過去にユーザが番組を視聴していた視聴時間帯を避けて、番組情報取得のタイミングとしていくつかの候補の時刻を決定し、これらの候補の中からユーザに番組情報の自動取得を行うサーチ時刻を選択させ、選択されたサーチ時刻に番組情報の自動取得を行う放送受信装置が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2002−142163号公報 特開2004−112632号公報
ところが、引用文献2の放送受信装置において、ユーザが視聴予約又は録画予約している時間帯、放送信号の完全停波期間、過去にユーザが番組を視聴していた視聴時間帯を避けて、番組情報の取得処理を実施したとしても、ユーザがその時間帯に番組視聴中でないとは限らない。しかしながら、特許文献2の放送受信装置では、実際に番組情報の取得が可能であるか否かを考慮して番組情報の取得処理を実施するものではないため、全チャンネル分の番組情報を全て取得できるとは限らず、番組情報取得の効率性が低下する恐れがあった。
本発明の課題は、番組情報をより効率良く取得することができる放送受信装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
番組情報を含むデジタル放送信号を受信する受信手段を備える放送受信装置において、
予め定められた番組情報取得時刻に、番組情報を取得する取得手段と、
放送チャンネル毎の番組休止期間に関する情報を記憶する記憶手段とを備え、
前記取得手段は、前記番組情報を取得できなかった場合に、前記記憶手段に記憶されている番組休止期間に重ならない時間帯に番組情報を取得することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の放送受信装置において、
前記記憶手段は、
取得された前記番組情報を記憶する第1記憶手段と、
前記第1記憶手段により記憶された前記番組情報に基づいて、前記番組休止期間に関する情報を記憶する第2記憶手段とを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の放送受信装置において、
予め定められた番組情報取得時刻に、番組視聴中であるか否かを判断する第1判断手段をさらに備え、
前記取得手段は、前記第1判断手段により番組視聴中でないと判断された場合に、番組情報取得処理を実施する第1取得手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の放送受信装置において、
前記第1判断手段により番組視聴中であると判断された場合に、視聴中の番組の視聴終了後に、前記第2記憶手段に基づいて、番組休止中のチャンネルが有るか否かを判断する第2判断手段をさらに備え、
前記取得手段は、前記第2判断手段により番組休止中のチャンネルが無いと判断された場合に、番組情報取得処理を実施する第2取得手段を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の放送受信装置において、
前記取得手段は、前記第2判断手段により番組休止中のチャンネルが有ると判断された場合に、前記第2記憶手段に基づいて、番組休止中のチャンネルの中で最も遅い番組休止終了時刻を特定し、特定した当該番組休止終了時刻の直後に、番組情報取得処理を実施する第3取得手段を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の放送受信装置において、
前記取得手段は、前記第2記憶手段に基づいて、現時点の曜日且つ/又は番組情報が取得できない未取得チャンネルの番組休止終了時刻の中で、最も遅い番組休止終了時刻を特定し、特定した当該番組休止終了時刻の直後に、少なくとも前記未取得チャンネルの番組情報取得処理を実施する第4取得手段と、
前記第2記憶手段に基づいて、番組休止終了時刻の中で最も遅い番組休止終了時刻を特定し、特定した当該番組休止終了時刻の直後に、少なくとも前記未取得チャンネルの番組情報取得処理を実施する第5取得手段と、
を備え、
前記第3取得手段による前記番組情報取得処理において前記未取得チャンネルがある場合に、前記第4取得手段による前記番組情報取得処理又は前記第5取得手段による前記番組情報取得処理を実施することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の放送受信装置において、
前記第4取得手段による前記番組情報取得処理において前記未取得チャンネルがある場合に、前記第5取得手段による前記番組情報取得処理を実施することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の放送受信装置において、
前記第4取得手段及び前記第5取得手段は、
前記未取得チャンネルの番組情報取得処理とともに、番組情報取得処理において番組情報が取得可能であった取得済みチャンネルの番組情報更新処理を実施することを特徴とする。
本発明によれば、第1記憶手段により、取得された番組情報が記憶され、第2記憶手段により、第1記憶手段により記憶された番組情報に基づいて、所定日数前までの番組休止期間に関する情報が記憶される。また、第1判断手段により、予め定められた番組情報取得時刻に、番組視聴中であるか否かが判断され、第1取得手段により、第1判断手段により番組視聴中でないと判断された場合に、番組情報取得処理が実施され、第2判断手段により、第1判断手段により番組視聴中であると判断された場合に、視聴中の番組の視聴終了後に、第2記憶手段に基づいて、番組休止中のチャンネルが有るか否かが判断され、第2取得手段により、第2判断手段により番組休止中のチャンネルが無いと判断された場合に、番組情報取得処理が実施され、第3取得手段により、第2判断手段により番組休止中のチャンネルが有ると判断された場合に、第2記憶手段に基づいて、番組休止中のチャンネルの中で最も遅い番組休止終了時刻が特定され、特定された番組休止終了時刻の直後に、番組情報取得処理が実施される。
すなわち、予め定められた番組情報取得時刻に実際にユーザが番組を視聴中である場合には、番組視聴終了後まで番組情報取得処理が実施されず、さらに、番組視聴終了後に番組休止中のチャンネルが存在する場合には、番組休止期間の終了後に番組情報取得処理が実施される。したがって、ユーザの番組視聴状況や各チャンネルの番組休止期間に応じて、全てのチャンネルの番組情報を取得可能な可能性の高い適切なタイミングで、番組情報取得処理が実施されることとなって、番組情報をより効率良く取得することができる。
本実施形態の放送受信装置の要部構成を示すブロック図である。 第1テーブルを例示する図である。 第2テーブルを例示する図である。 本実施形態における番組情報取得処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態における番組情報取得処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
本実施形態の放送受信装置100は、例えば、地上デジタルテレビジョン放送信号の受信を行うテレビジョン受像機であり、図1に示すように、ユーザが各種指示を入力するリモートコントローラ(以下、「リモコン」と称する)1と、リモコン1により遠隔操作される装置本体2と、を備えて構成される。
各放送局から送出され、放送受信装置100において受信されるデジタル放送信号には、映像データ及び音声データから成る番組コンテンツの他に、PSI(Program Specific Information:番組特定情報)や、SI(Service Information:番組配列情報)と呼ばれる番組情報等が多重化されている。また、地上デジタル放送では、自局の番組情報のみを多重化する各局SI方式が採用されている。
本実施形態の放送受信装置100は、受信可能な全放送局から送出されるデジタル放送信号から全放送チャンネル分の番組情報(SI)を取得し、取得した番組情報に基づいてEPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)を作成して、ユーザに提供する機能を備えている。
リモコン1は、ユーザが装置本体2に対して各種指示を入力するための複数の釦を備える。例えば、リモコン1には、電源釦、番組表表示釦、ワンタッチ釦として機能する数字釦、入力切換釦、音声切換釦、戻る釦、上下左右の釦から成るカーソル釦、決定釦、チャンネルアップ/ダウン釦、ボリュームアップ/ダウン釦(何れも図示せず)等が備わる。
これらの釦の各々には予め識別情報が割り当てられ、所定の記憶領域に記憶されている。そして、ユーザにより釦の操作が行われると、操作された釦の識別情報が読み出されて、読み出された識別情報に対応するリモコン信号が生成され、生成されたリモコン信号が図示しない送信部から送信されるようになっている。
装置本体2は、リモコン信号受光部3、アンテナ4、チューナ5、復調部6、デコーダ部7、映像処理部8、音声処理部9、OSD回路10、表示部11、音声出力部12、制御部13等を備えている。
リモコン信号受光部3は、フォトダイオード、SUBCPU、増幅部、復調部、デコーダ(いずれも図示せず)等を備えて構成されている。SUBCPUは、リモコン1から送信されたリモコン信号を、装置本体2の前面パネルに設けられたフォトダイオードにおいて受信すると、受信したリモコン信号を増幅部により増幅させ、復調部において復調させ、デコーダにより波形整形、誤り訂正等の各種処理を行わせた後に、制御部13に出力する。制御部13では、入力されたリモコン信号から識別情報を取得し、取得した識別情報に基づいて操作された釦の判別を行う。
アンテナ4は、屋外において所定の方角に向けて配置され、放送局側から発信される高周波のデジタル放送信号を受信する。
チューナ5は、制御部13からの選局指示にしたがって、受信手段として、アンテナ4等により入力された高周波信号のデジタル放送信号の中から特定周波数帯の信号を抽出し、低周波の信号に変換した後、AD変換等を行い、復調部6に出力する。
また、チューナ5は、後述する番組情報取得処理において、第1取得手段、第2取得手段、第3取得手段、第4取得手段、第5取得手段として、制御部13からの指示に従って、チャンネルメモリ134に受信可能なチャンネルとして記憶された全チャンネルを選局し、全チャンネルのデジタル放送信号を受信する。
復調部6は、例えば、制御部13からの制御に基づいて、チューナ5において選局されたチャンネルの信号に対してデジタル復調や誤り訂正等の処理を実行し、トランスポートストリーム(TS:Transport Stream)を生成して、デコーダ部7に出力する。
デコーダ部7は、分離部(Demultiplexer)71、ビデオデコーダ72、オーディオデコーダ73、データデコーダ74等を備えて構成されている。
分離部71は、復調部6から入力されるTSを、ビデオストリーム、オーディオストリーム、PSI/SI等の複数のストリームに分離する。そして、PSIに基づいて必要なTSパケットを取得し、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)規格下のビデオストリームをビデオデコーダ72に、オーディオストリームをオーディオデコーダ73に出力する。さらに、分離部71は、番組情報(SI)等のデータをデータデコーダ74に出力する。
ビデオデコーダ72は、分離部71から入力されるビデオストリームに可変長復号化、逆量子化、逆DCT(Discrete Cosine Transform)、動き補正等の各種処理を行うことで、ビデオストリームをDTS(Decoding Time Stamp)に応じたタイミングで復号し、映像データを生成して映像処理部8に出力する。
オーディオデコーダ73は、分離部71から入力されるオーディオストリームを復号し、音声データを生成して音声処理部9に出力する。
データデコーダ74は、分離部71から入力されるデータを復号し、必要な情報を取得して制御部13に供給する。
具体的には、データデコーダ74は、後述する番組情報取得処理において、第1取得手段、第2取得手段、第3取得手段、第4取得手段、第5取得手段として、制御部13からの指示に従って、チューナ5により受信されたデジタル放送信号から抽出された番組情報を復号して必要な情報を取得し、制御部13に供給する。チューナ5及びデータデコーダ74により取得された番組情報は、後述する番組情報記憶部135に格納される。
映像処理部8は、ビデオデコーダ72から入力された映像データに対して各種映像処理を施し、映像信号を生成する。生成された映像信号は、フレームメモリ(図示略)に一旦格納された後、PTS(Presentation Time Stamp)に応じた再生タイミングで、表示部11に出力される。
音声処理部9は、オーディオデコーダ73から入力された音声データに対して各種音声処理を施して音声信号を生成し、PTSに応じた再生タイミングで、音声出力部12に出力する。
OSD回路10は、制御部13からの制御にしたがって、OSD表示用データを生成し、生成したOSD表示用データを、映像処理部8から出力される映像信号に重畳して、表示部11にOSD表示させる。
表示部11は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等のディスプレイ(図示省略)を備えて構成され、映像処理部8から入力された映像信号に基づく映像をディスプレイに表示させる。
音声出力部12は、スピーカ(図示省略)等を備えて構成され、音声処理部9から入力された音声信号に基づく音声を増幅して、スピーカから出力する。
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)131、RAM(Random Access Memory)132、計時部133、チャンネルメモリ134、番組情報記憶部135、第1テーブル136、第2テーブル137、ROM(Read Only Memory)138等を備えて構成され、放送受信装置100の各部を制御する。
CPU131は、各部から入力された入力信号に応じて、ROM138に格納された処理プログラム等を読み出してRAM132に展開して実行し、装置本体2の各部に出力信号を出力することにより、放送受信装置100全体の制御を行う。
RAM132は、CPU131により実行される各種プログラムを展開するプログラム格納領域や、入力データやこれらの処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を格納するデータ格納領域を備え、CPU131のワークエリアとして用いられる。
計時部133は、計時処理を行って放送受信装置100全体の基準時刻を発生する。
チャンネルメモリ134は、不揮発性メモリにより構成され、チューナ5におけるチャンネルスキャンにより検出された本放送受信装置100において受信可能な放送チャンネルに関する情報を記憶する。
番組情報記憶部135は、不揮発性メモリにより構成され、第1記憶手段として、データデコーダ74において取得された番組情報を記憶し、新たな番組情報が取得される度に更新される。
第1テーブル136は、不揮発性メモリにより構成され、第2記憶手段として、番組情報記憶部135に記憶された番組情報に基づいて、所定日数前(例えば、30日前)までの各チャンネルの番組休止期間に関する情報を記憶する。
図2に、第1テーブル136の一例を示す。
図2に示すように、第1テーブル136は、番組情報取得処理により取得された番組情報に基づいて、チャンネル(物理チャンネル)毎に、30日前までの番組休止開始時刻及び番組休止終了時刻を、FIFO(First In, First Out)形式で記憶している。本実施形態では、例えば、取得した番組情報に基づいて、放送番組の無い時間帯を番組休止期間とし、放送番組が無い時間帯の開始時刻を番組休止開始時刻、放送番組が無い時間帯の終了時刻を番組休止終了時刻と判別している。
例えば、23日目の「UHF28」において「AM0:50〜AM3:50」に番組の配信が行われない予定である場合、第1テーブル136では、「AM0:50〜AM3:50」を番組休止期間として、図2に示すように、番組休止開始時刻「AM0:50」、番組休止終了時刻「AM3:50」と記憶される。
ここで、番組情報のScheduled EITには、現在を含む以降8日分の番組に関する情報が含まれており、第1テーブル136は、過去に実施した番組情報取得処理において取得した最新の番組情報に基づいて更新されるようになっている。そのため、当日実施した番組情報取得処理で番組情報を取得していないチャンネルについても、過去の情報に基づいて、番組休止の有無や、番組休止期間が特定できるようになっている。
また、図2の第1テーブル136では、取得した番組情報の中で最も日付が後の番組情報が30日目の番組情報とされ、その日の各チャンネルの番組情報の取得の可否が30日目の情報として格納されるようになっている。
すなわち、本実施形態において、「所定日数前」とは、当日から所定日数遡った日では無く、取得された少なくとも1チャンネル分の番組情報の中で最も日付が後の日を基準として、その日から所定日数遡った日を示している。
例えば、以下の説明において、「30日前」とは、取得済みの番組情報の中で最も日付が後の日から30日遡った日のことである。
第2テーブル137は、不揮発性メモリにより構成され、第2記憶手段として、番組情報記憶部135に記憶された番組情報に基づいて、所定日数前(例えば、30日前)までの番組休止期間において、最も遅い番組休止終了時刻と、曜日且つチャンネル単位での最も遅い番組休止終了時刻と、曜日単位での最も遅い番組休止終了時刻と、チャンネル単位での最も遅い番組休止終了時刻と、を記憶している。
図3に、第2テーブル137の一例を示す。
図3の第2テーブル137は、第1テーブル136に記憶された30日分の番組休止期間に関する情報のうち、各日の番組休止終了時刻を、曜日/チャンネル毎に集計したものである。
図3において、例えば、30日前までの月曜日、且つ、「UHF28」の中で、最も遅い番組休止終了時刻は「AM3:50」である。
また、図3において、30日前までの月曜日の中で、最も遅い番組休止終了時刻は「AM5:50」である。
また、図3において、30日前までの「UHF28」の中で、最も遅い番組休止終了時刻は「AM4:30」である。
さらに、図3において、30日前までの全チャンネル且つ全ての曜日の中で、最も遅い番組休止終了時刻は「AM5:55」である。
ROM138は、処理プログラムやデータ等を予め記憶しており、例えば、第1判断プログラム138a、第1取得プログラム138b、第2判断プログラム138c、第2取得プログラム138d、第3取得プログラム138e、第4取得プログラム138f、第5取得プログラム138g等を格納している。
第1判断プログラム138aは、CPU131に、予め定められた番組情報取得時刻に、番組視聴中であるか否かを判断する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる第1判断プログラム138a、CPU131により、第1判断手段が構成される。
第1取得プログラム138bは、CPU131に、第1判断プログラム138aの実行により番組視聴中でないと判断された場合に、番組情報取得処理を実施する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる第1取得プログラム138b、CPU131、チューナ5、データデコーダ74により、第1取得手段が構成される。
第2判断プログラム138cは、CPU131に、第1判断プログラム138aの実行により番組視聴中であると判断された場合に、視聴中の番組の視聴終了後に、第1テーブル136に基づいて、番組休止中のチャンネルが有るか否かを判断する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる第2判断プログラム138c、CPU131により、第2判断手段が構成される。
第2取得プログラム138dは、CPU131に、第2判断プログラム138cの実行により番組休止中のチャンネルが無いと判断された場合に、番組情報取得処理を実施する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる第2取得プログラム138d、CPU131、チューナ5、データデコーダ74により、第2取得手段が構成される。
第3取得プログラム138eは、CPU131に、第2判断プログラム138cの実行により番組休止中のチャンネルが有ると判断された場合に、番組休止中のチャンネルの中で最も遅い番組休止終了時刻を特定し、特定した番組休止終了時刻の直後に番組情報取得処理を実施する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる第3取得プログラム138e、CPU131、チューナ5、データデコーダ74により、第3取得手段が構成される。
第4取得プログラム138fは、CPU131に、第3取得プログラム138eの実行による番組情報取得処理において番組情報が取得できない未取得チャンネルがある場合に、現時点の曜日且つ/又は未取得チャンネルの所定日数前までの番組休止終了時刻の中で、最も遅い番組休止終了時刻を特定し、特定した当該番組休止終了時刻の直後に、未取得チャンネルの番組情報取得処理を実施する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる第4取得プログラム138f、CPU131、チューナ5、データデコーダ74により、第4取得手段が構成される。
第5取得プログラム138gは、CPU131に、第4取得プログラム138fの実行による番組情報取得処理において番組情報が取得できない未取得チャンネルがある場合に、所定日数前までの番組休止終了時刻の中で最も遅い番組休止終了時刻を特定し、特定した番組休止終了時刻の直後に、未取得チャンネルの番組情報取得処理を実施する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態では、かかる第5取得プログラム138g、CPU131、チューナ5、データデコーダ74により、第5取得手段が構成される。
ここで、図4及び図5のフローチャートを参照しながら、上述の第1判断プログラム138a、第1取得プログラム138b、第2判断プログラム138c、第2取得プログラム138d、第3取得プログラム138e、第4取得プログラム138f、第5取得プログラム138gの実行により、本実施形態の放送受信装置100において行われる番組情報取得処理の流れについて説明する。
まず初めに、CPU131は、図4のステップS1において、予め定められた番組情報取得時刻であるデフォルト時刻の到来を監視する。そして、CPU131は、ステップS1において、所定の記憶領域に記憶されたデフォルト時刻と計時部133により計時される現在時刻とに基づいて、デフォルト時刻が到来したと判断すると(ステップS1;Yes)、ステップS2に進む。
ここで、本実施形態において、デフォルト時刻(予め定められた番組情報取得時刻)は、例えば「AM0:00」である。予め定められた番組情報取得時刻としては、番組休止が実施される可能性が低い時刻が設定されることが好ましく、加えて、一般的なユーザが視聴を行う可能性が相対的に低い時刻であればより好ましい。
続くステップS2において、CPU131は、チューナ5等における選局状況(特定のチャンネルの受信処理を行っているか)等に基づいて、放送受信装置100において番組視聴中であるか否かを判断する。そして、CPU131は、ステップS2において、番組視聴中でないと判断すると(ステップS2;No)、ステップS3に進み、一方、番組視聴中であると判断すると(ステップS2;Yes)、ステップS4に進む。
ステップS3において、CPU131は、チャンネルメモリ134に受信可能なチャンネルとして記憶された全チャンネルをチューナ5により順次選局して、各チャンネルのデジタル放送信号を受信し、受信した各チャンネルのデジタル放送信号から番組情報を取得する番組情報取得処理を実行する。
その後、CPU131は、番組情報取得処理により取得した番組情報に基づいて、番組情報記憶部135を更新するとともに、第1テーブル136及び第2テーブル137を更新し、本処理を終了する。
なお、図示は省略するが、ステップS3の番組情報取得処理において番組情報が取得できないチャンネルがある場合には、その後の所定のタイミング(例えば、番組休止期間の後等)に、そのチャンネルについて番組情報の再取得を実施するように構成しても良い。
一方、ステップS4において、CPU131は、番組の視聴が終了したか否かを判断する。そして、CPU131は、ステップS4において、番組の視聴が終了していないと判断する間は(ステップS4;No)、ステップS4の処理を繰り返し、一方、番組の視聴が終了したと判断すると(ステップS4;Yes)、ステップS5に進む。
ステップS5において、CPU131は、各日の各チャンネルにおける番組休止期間に関する情報を記憶している第1テーブル136に基づいて、番組休止中のチャンネルが存在するか否かを判断する。そして、CPU131は、ステップS5において、番組休止中のチャンネルが存在しないと判断すると(ステップS5:No)、ステップS6に進み、一方、番組休止中のチャンネルが存在すると判断すると(ステップS5;Yes)、ステップS7に進む。
ステップS6において、CPU131は、チャンネルメモリ134に受信可能なチャンネルとして記憶された全チャンネルをチューナ5により順次選局して、各チャンネルのデジタル放送信号を受信し、受信した各チャンネルのデジタル放送信号から番組情報を取得する番組情報取得処理を実行する。
その後、CPU131は、番組情報取得処理により取得した番組情報に基づいて、番組情報記憶部135を更新するとともに、第1テーブル136及び第2テーブル137を更新し、本処理を終了する。
ここで、過去7日間以上に亘って番組情報を取得できず、番組休止期間に関する情報を保持していないチャンネルについては、番組休止中であるか否かを判断することができないため、CPU131は、ステップS5の処理において、番組休止期間に関する情報を保持していないチャンネルについては「番組休止中でない」と推定する。そして、「番組休止中でない」と推定したチャンネルについて、ステップS6の番組情報取得処理において実際に番組情報を取得できなかった場合には、CPU131は、このチャンネルが「番組休止中である」とし、本処理を終了せずにステップS10の処理に移行し、ステップS10以降の処理において、このチャンネルを後述の未取得チャンネルとして、過去の番組休止期間に関する情報を利用して、番組情報の再取得を実施する。
なお、図示は省略するが、ステップS5の処理において「番組休止中でない」と推定したチャンネル以外に、ステップS6の番組情報取得処理において番組情報が取得できないチャンネルがある場合には、その後の所定のタイミング(例えば、視聴終了後の電源オフ操作により、放送受信装置100がスタンバイモードに移行したタイミング)に、そのチャンネルについて番組情報の再取得を実施するように構成しても良い。
次に、ステップS7において、CPU131は、第1テーブル136に基づいて、番組休止中のチャンネルにおける最も遅い番組休止終了時刻を特定する。具体的には、CPU131は、番組休止中のチャンネルが1つだけ存在する場合には、そのチャンネルの番組休止終了時刻を、番組休止中のチャンネルにおける最も遅い番組休止終了時刻として特定する。また、番組休止中のチャンネルが複数存在する場合には、それら複数のチャンネルの番組休止終了時刻のうちの最も遅い番組休止終了時刻を、番組休止中のチャンネルにおける最も遅い番組休止終了時刻として特定する。
続くステップS8において、CPU131は、特定した番組休止中のチャンネルにおける最も遅い番組休止終了時刻の到来を待ち、特定した番組休止中のチャンネルにおける最も遅い番組休止終了時刻が到来すると、その直後に、チューナ5により受信した各チャンネルのデジタル放送信号から番組情報を取得する番組情報取得処理を実施する。
その後、CPU131は、番組情報取得処理により取得した番組情報に基づいて、番組情報記憶部135を更新するとともに、第1テーブル136及び第2テーブル137を更新する。
なお、本発明において、「番組休止終了時刻の直後」とは、番組休止終了時刻から予め定められた一定時間内の時刻であれば良い。例えば、特定した番組休止終了時刻から1秒後/3秒後/10秒後/30秒後/1分後/5分後/10分後/30分後/60分後等を番組休止終了時刻の直後とすることができる。
また、実際には、番組休止終了時刻よりも前であっても番組情報の取得が可能な場合があるため、番組休止期間の終了時刻として予定されている番組休止終了時刻とほぼ同時刻に、番組情報取得処理を実施することとしても良い。
次に、ステップS9において、CPU131は、ステップS8において実施した番組情報取得処理において、番組情報が取得できなかった未取得チャンネルが有るか否かを判断する。そして、CPU131は、ステップS9において、未取得チャンネルが無いと判断すると(ステップS9;No)、本処理を終了する。一方、ステップS9において、CPU131は、番組情報が取得できなかった未取得チャンネルが有ると判断すると(ステップS9;Yes)、ステップS10に進む。
ここで、本実施形態において、「未取得チャンネル」とは、当日の番組情報取得処理において一度も番組情報を取得していないチャンネルである。また、「取得済みチャンネル」とは、当日の番組情報取得処理において一度でも番組情報が取得可能であったチャンネルである。
すなわち、前日までの番組情報取得処理において、既に当日分の番組情報が取得できていたとしても、当日実行した番組情報取得処理で最新の番組情報を取得できない場合には「未取得チャンネル」とされる。
次に、ステップS10において、CPU131は、第2テーブル137に基づいて、現時点の曜日(すなわち、当日の曜日)且つ未取得チャンネルの、所定日数前(例えば、30日前)までの番組休止終了時刻の中で、最も遅い番組休止終了時刻を特定する。
続くステップS11において、CPU131は、ステップS10において特定した番組休止終了時刻の到来を待ち、特定した番組休止終了時刻が到来すると、その直後に、未取得チャンネルの番組情報取得処理と、取得済みチャンネルの番組情報更新処理とを実施する。
取得済みチャンネルの番組情報更新処理において、CPU131は、番組情報に含まれるバージョン情報に基づいて、前回までの番組情報取得処理により取得した番組情報からの更新の有無を確認する。そして、更新が無い場合には番組情報の再取得は行わず、更新が有る場合には最新の番組情報を取得する。
なお、取得済みチャンネル(すなわち、当日の番組情報取得処理において少なくとも1回は番組情報が取得可能であったチャンネル)について番組情報更新処理を行った場合に、何らかの理由で番組情報が取得できなかったとしても、そのチャンネルは「未取得チャンネル」としては扱わず「取得済みチャンネル」のままとされる。
その後、CPU131は、番組情報取得処理により取得した番組情報に基づいて、番組情報記憶部135を更新するとともに、第1テーブル136及び第2テーブル137を更新する。
次に、図5のステップS12において、CPU131は、ステップS11において実施した番組情報取得処理において、番組情報が取得できなかった未取得チャンネルが有るか否かを判断する。そして、CPU131は、ステップS12において、未取得チャンネルが無いと判断すると(ステップS12;No)、本処理を終了する。一方、CPU131は、ステップS12において、番組情報が取得できなかった未取得チャンネルが有ると判断すると(ステップS12;Yes)、ステップS13に進む。
ステップS13において、CPU131は、第2テーブル137に基づいて、所定日数前(例えば、30日前)までの番組休止終了時刻の中で、最も遅い番組休止終了時刻を特定する。
続くステップS14において、CPU131は、ステップS13において特定した番組休止終了時刻の到来を待ち、特定した番組休止終了時刻が到来すると、その直後に、未取得チャンネルの番組情報取得処理と、取得済みチャンネルの番組情報更新処理とを実施する。
その後、CPU131は、番組情報取得処理により取得した番組情報に基づいて、番組情報記憶部135を更新するとともに、第1テーブル136及び第2テーブル137を更新し、本処理を終了する。
なお、図示は省略するが、ステップS14の番組情報取得処理において、未だ番組情報が取得できない未取得チャンネルがある場合には、その後の所定のタイミング(例えば、視聴終了後の電源オフ操作により、放送受信装置100がスタンバイモードに移行したタイミング)に、そのチャンネルについて番組情報の再取得を実施するように構成しても良い。
次に、本実施形態の放送受信装置100において実行される番組情報取得処理について、具体例を挙げて説明する。
まず、CPU131は、デフォルト時刻(例えば、AM0:00)の到来を待ち、デフォルト時刻が到来すると、番組視聴中であるか否かを判断する。
そして、例えば、デフォルト時刻「AM0:00」にユーザが番組を視聴しておらず、放送受信装置100がスタンバイ状態にある場合、CPU131は、番組情報取得処理を実施する。デフォルト時刻としては、前述のように、番組休止期間と重なる可能性が低い時刻が設定されるため、全チャンネル分の番組情報が取得可能となる。
一方、例えば、デフォルト時刻「AM0:00」にユーザが番組を視聴中である場合、CPU131は、そのタイミングでは番組情報取得処理を実施しない。
デフォルト時刻「AM0:00」に番組情報取得処理を実施しない場合、CPU131は、次に、ユーザが番組の視聴を終了して、電源オフ操作により放送受信装置100がスタンバイ状態に移行するまで待機する。
そして、例えば、「AM0:15」にユーザが番組視聴を終了し、放送受信装置100がスタンバイモードに移行した場合、CPU131は、現時点「AM0:15」において番組休止中のチャンネルが存在するか否かを、第1テーブル136に基づいて判断し、現時点「AM0:15」において番組休止中のチャンネルが存在しないと判断すると、番組情報取得処理を実施して全チャンネル分の番組情報を取得する。
一方、例えば、「AM1:00」にユーザが番組視聴を終了し、放送受信装置100がスタンバイモードに移行した場合、CPU131は、現時点「AM1:00」において番組休止中のチャンネルが存在するか否かを、第1テーブル136に基づいて判断する。そして、例えば、図2に示すように、「UHF23」において当日(例えば、23日目)の「AM0:30〜AM5:00」までが番組情報休止期間とされ、「UHF28」において当日(例えば、23日目)の「AM0:50〜AM3:50」が番組休止期間とされている場合、CPU131は、現時点「AM1:00」において番組休止中のチャンネルが存在すると判断し、そのタイミングでは番組情報取得処理を実施しない。
番組視聴が終了した時刻「AM1:00」に番組情報取得処理を実施しない場合、CPU131は、番組休止中のチャンネル「UHF23」「UHF28」における最も遅い番組休止終了時刻「AM5:00」を特定する。そして、CPU131は、特定した番組休止終了時刻「AM5:00」が到来するまで待機し、番組休止終了時刻「AM5:00」が到来すると、その直後に番組情報取得処理を実施する。
そして、例えば、番組休止時刻「AM5:00」の直後にユーザが番組を視聴中でなく、放送受信装置100がスタンバイモードである場合、全チャンネル分の番組情報が取得可能となる。
一方、例えば、「AM5:00」の直後にユーザがあるチャンネル(例えば、UHF21)の番組を視聴中である場合、UHF21以外のチャンネル(例えば、UHF22、UHF23、UHF28)の番組情報は取得できないこととなる。
すると、CPU131は、番組情報を取得できなかったチャンネル「UHF22」「UHF23」「UHF28」を未取得チャンネルとして、現時点の曜日(例えば、火曜日)、且つ、未取得チャンネル(すなわち、UHF22、UHF23、UHF28)の30日前までの番組休止終了時刻の中で、最も遅い番組休止終了時刻を、第2テーブル137に基づいて特定する。
例えば、図3に示すように、火曜日、且つ、未取得チャンネル「UHF22」「UHF23」「UHF28」の番組休止終了時刻において、最も遅い番組休止終了時刻は「5:50」である。すると、CPU131は、「5:50」を、火曜日且つ未取得チャンネル「UHF22」「UHF23」「UHF28」の30日前までの番組休止終了時刻における最も遅い番組休止終了時刻として特定する。
その後、CPU131は、特定した番組休止終了時刻「AM5:50」の到来を待ち、「AM5:50」が到来すると、その直後に、未取得チャンネルである「UHF22」「UHF23」「UHF28」についての番組情報取得処理と、取得済みチャンネルである「UHF21」の番組情報更新処理を実施する。
そして、例えば、「AM5:50」の直後にユーザが番組を視聴中でなく、放送受信装置100がスタンバイモードである場合、全ての未取得チャンネルの番組情報が取得可能となる。
一方、例えば、「AM5:50」の直後にユーザが未取得チャンネルのうちのあるチャンネル(例えば、UHF22)の番組を視聴中である場合、UHF22以外の未取得チャンネル(例えば、UHF23、UHF28)の番組情報は取得できないこととなる。
すると、CPU131は、番組情報を取得できなかったチャンネル「UHF23」「UHF28」を未取得チャンネルとして、30日前までの番組休止終了時刻の中で最も遅い番組休止終了時刻を、第2テーブル137に基づいて特定する。
例えば、図3に示すように、曜日やチャンネルに関係なく、30日前までの番組休止終了時刻の中で最も遅い番組休止終了時刻は「5:55」である。すると、CPU131は、「AM5:55」を、30日前までの番組休止終了時刻における最も遅い番組休止終了時刻として特定する。
その後、CPU131は、特定した番組休止終了時刻「AM5:55」の到来を待ち、「AM5:55」が到来すると、その直後に、未取得チャンネルである「UHF23」「UHF28」についての番組情報取得処理と、取得済みチャンネルである「UHF21」「UHF22」の番組情報更新処理を実施する。
そして、例えば、「AM5:55」の直後にユーザが番組を視聴しておらず、放送受信装置100がスタンバイ状態である場合、未取得チャンネル「UHF23」「UHF28」の番組情報が取得可能となる。これにより、放送受信装置100において、当日分の番組情報が、全チャンネル分取得されたこととなる。
以上説明した本実施形態の放送受信装置100によれば、番組情報記憶部135(第1記憶手段)により、取得された番組情報が記憶され、第1テーブル136(第2記憶手段)及び第2テーブル137(第2記憶手段)により、番組情報記憶部135により記憶された番組情報に基づいて、所定日数前までの番組休止期間に関する情報が記憶される。また、CPU131による第1判断プログラム138a(第1判断手段)の実行により、デフォルト時刻(予め定められた番組情報取得時刻)に番組視聴中であるか否かが判断され、第1判断プログラム138aの実行により番組視聴中でないと判断された場合に、第1取得プログラム138b(第1取得手段)の実行により、番組情報取得処理が実施される。また、第1判断プログラム138aの実行により番組視聴中であると判断された場合に、第2判断プログラム138cの実行により、視聴中の番組の視聴終了後に、第1テーブル136に基づいて、番組休止中のチャンネルが有るか否かが判断され、第2判断プログラム138cの実行により番組休止中のチャンネルが無いと判断された場合に、第2取得プログラム138d(第2取得手段)の実行により、番組情報取得処理が実施される。さらに、第2判断プログラム138cの実行により番組休止中のチャンネルが有ると判断された場合に、第3取得プログラム138e(第3取得手段)の実行により、第1テーブル136に基づいて、番組休止中のチャンネルの中で最も遅い番組休止終了時刻が特定され、特定された番組休止終了時刻の直後に、番組情報取得処理が実施される。
すなわち、番組情報取得処理のデフォルト時刻にユーザが番組を視聴中である場合には、番組視聴終了後まで番組情報取得処理が実施されず、さらに、番組視聴終了後に番組休止中のチャンネルが存在する場合には、番組休止期間の終了後に番組情報取得処理が実施される。したがって、ユーザの番組視聴状況や各チャンネルの番組休止期間に応じて、全てのチャンネルの番組情報を取得可能な可能性の高い適切なタイミングで、番組情報取得処理が実施されることとなって、番組情報をより効率良く取得することができる。
また、第3取得プログラム138e(第3取得手段)の実行による番組情報取得処理において番組情報を取得できない未取得チャンネルがある場合に、第4取得プログラム138f(第4取得手段)の実行により、第2テーブル137に基づいて、現時点の曜日且つ未取得チャンネルの所定日数前までの番組休止終了時刻の中で、最も遅い番組休止終了時刻が特定され、特定された当該番組休止終了時刻の直後に、未取得チャンネルの番組情報取得処理が実施される。
さらに、第4取得プログラム138fの実行による番組情報取得処理において未取得チャンネルがある場合に、第5取得プログラム138g(第5取得手段)の実行により、第2テーブル137に基づいて、所定日数前までの番組休止終了時刻の中で最も遅い番組休止終了時刻が特定され、特定された番組休止終了時刻の直後に、未取得チャンネルの番組情報取得処理が実施される。
すなわち、番組休止期間の終了後に実施した番組情報取得処理において、番組情報が取得できない未取得チャンネルがある場合には、現時点の曜日且つ未取得チャンネルの所定日数前までの番組休止終了時刻の中で、最も遅い番組休止終了時刻の直後に番組情報取得処理が実施される。さらに、現時点の曜日且つ未取得チャンネルの所定日数前までの番組休止終了時刻の中で最も遅い番組休止終了時刻の直後に実施した番組情報取得処理においても、番組情報が取得できない未取得チャンネルがある場合には、所定日数前までの番組休止終了時刻の中で最も遅い番組休止終了時刻が特定され、特定された番組休止終了時刻の直後に番組情報取得処理が実施される。
したがって、各タイミングで実施した番組情報取得処理において番組情報を取得できない未取得チャンネルがある場合であっても、過去の番組休止期間に関する情報に基づく適切なタイミングで、未取得チャンネルの番組情報の再取得が行われることとなり、放送受信装置100において、番組情報をより確実に取得できることとなる。
さらに、第4取得プログラム138f及び第5取得手段の実行において、番組情報が取得できない未取得チャンネルの番組情報取得処理とともに、番組情報取得処理において番組情報が取得可能であった取得済みチャンネルの番組情報更新処理が実施されるため、放送受信装置100において、より最新の番組情報を保持することができる。
なお、本発明の範囲は上記実施形態に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態では、「所定日数前」とは、取得済みの番組情報の中で最も日付が後の日を基準として、その日から所定日数遡った日を示すこととして説明したが、他の実施形態において、当日から所定日数遡った日を「所定日数前」としても良い。
また、デフォルト時刻に1回目の番組情報取得処理を実施する他、全てのタイミングで番組情報取得処理を取得したにもかかわらず未取得チャンネルが有る場合には、第2のデフォルト時刻(例えば、AM6:00)に番組情報取得処理を実施することとしても良い。
また、番組情報取得処理を実施するタイミングは、上記実施形態の中で例示したタイミングに限られない。
例えば、現時点の曜日の所定日数前までの番組休止終了時刻の中で、最も遅い番組休止終了時刻を特定し、特定した番組休止終了時刻の直後に番組情報取得処理を実施することとしても良い。
また、例えば、未取得チャンネルの所定日数前までの番組休止終了時刻の中で、最も遅い番組休止終了時刻を特定し、特定した番組休止終了時刻の直後に番組情報取得処理を実施することとしても良い。
また、例えば、現時点の曜日、且つ、未取得チャンネルの所定日数前までの番組休止開始時刻の中で、最も早い番組休止開始時刻を特定し、特定した番組休止開始時刻の前に番組情報取得処理を実施することとしても良い。
また、現時点の曜日の所定日数前までの番組休止開始時刻の中で、最も早い番組休止開始時刻を特定し、特定した番組休止開始時刻の前に番組情報取得処理を実施することとしても良い。
また、例えば、未取得チャンネルの所定日数前までの番組休止開始時刻の中で、最も早い番組休止開始時刻を特定し、特定した番組休止開始時刻の前に番組情報取得処理を実施することとしても良い。
さらに、例えば、曜日やチャンネルにかかわらず、所定日数前までの番組休止開始時刻の中で、最も早い番組休止開始時刻を特定し、特定した番組休止開始時刻の前に番組情報取得処理を実施することとしても良い。
また、第1判断手段は、デフォルト時刻に番組視聴中であるか否かだけでなく、番組休止中のチャンネルが有るか否かを判断し、番組視聴中でなく、且つ、番組休止中のチャンネルが存在しない場合に、第1取得手段による番組情報取得処理を実施するように構成しても良い。
また、チャンネルスキャンではチャンネル有りと判定されるものの、受信レベルが低いために、番組情報の取得は不可能である可能性が高いチャンネルが存在する。そのため、チャンネル初期スキャンにおいて受信可能であるとされたチャンネルのうち、信号の受信レベルが所定の閾値を下回るチャンネルをNGチャンネルに指定し、番組情報取得処理において、NGチャンネルの番組情報が取得できない場合であっても、未取得チャンネルから除外するように構成しても良い。
さらに、本発明における番組情報の取得対象は、地上デジタル放送に限られることなく、放送信号に番組情報が含まれている限り、その他の任意の放送サービスを番組情報の取得対象とすることができる。すなわち、放送事情や放送規格の改定、放送受信装置の機能等に合わせて、例えば、BSデジタル放送や広帯域CS(110°CS)デジタル放送、ラジオ放送等を本発明における番組情報の取得対象としても良い。
100 放送受信装置
5 チューナ(受信手段、第1取得手段、第2取得手段、第3取得手段、第4取得手段、第5取得手段)
74 データデコーダ(第1取得手段、第2取得手段、第3取得手段、第4取得手段、第5取得手段)
131 CPU(第1判断手段、第1取得手段、第2判断手段、第2取得手段、第3取得手段、第4取得手段、第5取得手段)
135 番組情報記憶部(第1記憶手段)
136 第1テーブル(第2記憶手段)
137 第2テーブル(第2記憶手段)
138a 第1判断プログラム(第1判断手段)
138b 第1取得プログラム(第1取得手段)
138c 第2判断プログラム(第2判断手段)
138d 第2取得プログラム(第2取得手段)
138e 第3取得プログラム(第3取得手段)
138f 第4取得プログラム(第4取得手段)
138g 第5取得プログラム(第5取得手段)

Claims (8)

  1. 番組情報を含むデジタル放送信号を受信する受信手段を備える放送受信装置において、
    予め定められた番組情報取得時刻に、番組情報を取得する取得手段と、
    放送チャンネル毎の番組休止期間に関する情報を記憶する記憶手段とを備え、
    前記取得手段は、前記番組情報を取得できなかった場合に、前記記憶手段に記憶されている番組休止期間に重ならない時間帯に番組情報を取得する、放送受信装置。
  2. 前記記憶手段は、
    取得された前記番組情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段により記憶された前記番組情報に基づいて、前記番組休止期間に関する情報を記憶する第2記憶手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 予め定められた番組情報取得時刻に、番組視聴中であるか否かを判断する第1判断手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記第1判断手段により番組視聴中でないと判断された場合に、番組情報取得処理を実施する第1取得手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
  4. 前記第1判断手段により番組視聴中であると判断された場合に、視聴中の番組の視聴終了後に、前記第2記憶手段に基づいて、番組休止中のチャンネルが有るか否かを判断する第2判断手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記第2判断手段により番組休止中のチャンネルが無いと判断された場合に、番組情報取得処理を実施する第2取得手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の放送受信装置。
  5. 前記取得手段は、前記第2判断手段により番組休止中のチャンネルが有ると判断された場合に、前記第2記憶手段に基づいて、番組休止中のチャンネルの中で最も遅い番組休止終了時刻を特定し、特定した当該番組休止終了時刻の直後に、番組情報取得処理を実施する第3取得手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の放送受信装置。
  6. 前記取得手段は、前記第2記憶手段に基づいて、現時点の曜日且つ/又は番組情報が取得できない未取得チャンネルの番組休止終了時刻の中で、最も遅い番組休止終了時刻を特定し、特定した当該番組休止終了時刻の直後に、少なくとも前記未取得チャンネルの番組情報取得処理を実施する第4取得手段と、
    前記第2記憶手段に基づいて、番組休止終了時刻の中で最も遅い番組休止終了時刻を特定し、特定した当該番組休止終了時刻の直後に、少なくとも前記未取得チャンネルの番組情報取得処理を実施する第5取得手段と、
    を備え、
    前記第3取得手段による前記番組情報取得処理において前記未取得チャンネルがある場合に、前記第4取得手段による前記番組情報取得処理又は前記第5取得手段による前記番組情報取得処理を実施することを特徴とする請求項5に記載の放送受信装置。
  7. 前記第4取得手段による前記番組情報取得処理において前記未取得チャンネルがある場合に、前記第5取得手段による前記番組情報取得処理を実施することを特徴とする請求項6に記載の放送受信装置。
  8. 前記第4取得手段及び前記第5取得手段は、
    前記未取得チャンネルの番組情報取得処理とともに、番組情報取得処理において番組情報が取得可能であった取得済みチャンネルの番組情報更新処理を実施することを特徴とする請求項6又は7に記載の放送受信装置。
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