JP2008294871A - デジタル放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】チャンネルの順選局時に、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えを迅速に行うことができるデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】デジタル放送のチャンネルの順選局指示時に、次の選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送でない場合、または選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送であり、かつ選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別として映像ストリームと音声ストリームの少なくとも一方が検出された場合に、選局予定チャンネルを選局する。また、選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送であり、かつ選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別が検出されなかった場合、または該ストリーム種別としてデータストリームだけが検出された場合に、選局予定チャンネルの選局をスキップして、選局予定チャンネルを次のチャンネルに切り替える。
【選択図】図4
【解決手段】デジタル放送のチャンネルの順選局指示時に、次の選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送でない場合、または選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送であり、かつ選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別として映像ストリームと音声ストリームの少なくとも一方が検出された場合に、選局予定チャンネルを選局する。また、選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送であり、かつ選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別が検出されなかった場合、または該ストリーム種別としてデータストリームだけが検出された場合に、選局予定チャンネルの選局をスキップして、選局予定チャンネルを次のチャンネルに切り替える。
【選択図】図4
Description
本発明は、チャンネルを番号の順に選局するデジタル放送受信装置に関するものである。
デジタル放送受信装置において、チャンネルを切り替える際には、選局するチャンネルを1つだけ指定するチャンネルキーか、チャンネルを番号の昇順または降順に選局することを指示するチャンネルアップ/ダウンキー(チャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキー)を操作する。以下において、チャンネルの切り替えとは、ディスプレイやスピーカ等に出力する映像信号や音声信号を、あるチャンネルのものから別のチャンネルのものに切り替えることである。チャンネルの選局とは、あるチャンネルの放送信号を受信して、該放送信号からあるチャンネルで放送されている映像や音声やデータを検出し、これらを表示するための映像信号や音声信号をディスプレイやスピーカ等に出力することである。
一般にデジタル放送では、アナログ放送に比べて、チャンネル数が多くなっている。このため、デジタル放送受信装置において、デジタル放送の所望のチャンネルへの切り替え操作にチャンネルアップ/ダウンキーを用いると、番組が放送されていないチャンネルまで選局してしまい、所望のチャンネルへの切り替えに時間がかかるという問題があった。
一方、所望のチャンネルへの切り替えを迅速にするため、下記の特許文献1に記載されているデジタル放送受信装置では、ある時間間隔で、デジタル放送の各チャンネルのTS(Transport Stream)から各チャンネルに関する情報(放送の実行または休止等)を抽出して、該情報を所定のテーブルに書き込む。そして、チャンネルのアップまたはダウンの信号を受けると、上記テーブルを参照して、次に選局する予定のチャンネルがある条件に当てはまれば(放送中である等)、該チャンネルを選局し、該チャンネルがある条件に当てはまらなければ(放送休止中である等)、該チャンネルの選局を避ける。
また、下記の特許文献2に記載されているデジタル放送受信装置では、デジタル放送の各チャンネルの放送信号を受信して、該放送信号からタグ情報を検出し、放送休止情報が含まれていないタグ情報に対応するチャンネルを放送中と判断して、該チャンネルを視聴可能チャンネルリストに格納する。そして、ユーザの要求に応じたチャンネルの選局時に、視聴可能チャンネルリストに格納されたチャンネルのみを選局し、放送休止中であるにもかかわらず、試験放送等を行っている視聴不可能なチャンネルの選局を避ける。
さらに、下記の特許文献3に記載されているデジタル放送受信装置では、あるチャンネルの番組配列情報(PAT(Program Association Table)およびPMT(Program Map Table))を所定期間受信して、番組配列情報の欠損発生状況を解析し、該解析結果に基づいて番組配列情報の受信可否を判断して、該判断結果に基づいてあるチャンネルの放送番組の有無をユーザに通知する。
上述した特許文献1、2では、放送信号から各チャンネルの放送休止情報を検出するが、各チャンネルの番組放送の有無までは考慮していない。また、上述した特許文献3では、放送信号から各チャンネルの番組配列情報を検出するが、各チャンネルで通常行われる番組放送の有無までは考慮していない。一方、例えばイギリスのデジタルテレビ放送等では、1日中(24時間)テレビ番組を放送していないテレビ放送用のチャンネルにおいて、テレビ番組の放送休止時に、番組を放送していない旨を知らせるMHEG(Multimedia and Hypermedia information coding Experts Group)データ放送が行われ、該チャンネルの番組配列情報(PATとPMT)の送信が行われる。この場合、チャンネルの順選局時に、上記チャンネルで通常放送されるテレビ番組を視聴できないにもかかわらず、特許文献1、2では上記チャンネルが放送中であると判断され、特許文献3では上記チャンネルが番組放送中であると判断されて、上記チャンネルが選局されてしまう。このため、例えばテレビ番組を放送中のチャンネルを選局して、該テレビ番組の映像が図7(a)に示すようにディスプレイに表示されている場合において、チャンネルアップキーを操作したときに、次に選局する予定のチャンネルが現在番組を放送していない旨を知らせるMHEGデータを放送中であるテレビ放送用のチャンネルであれば、該チャンネルが選局されて、該MHEGデータ映像が図7(b)に示すようにディスプレイに表示され、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えに時間がかかる。
本発明は、以上の問題点を解決するものであって、その課題とするところは、チャンネルの順選局時に、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えを迅速に行うことができるデジタル放送受信装置を提供することにある。
本発明では、デジタル放送の各チャンネルを選局し、各チャンネルの放送信号を受信する選局手段と、チャンネルを番号の順に選局する指示を入力する順選局指示手段と、放送信号を処理して映像ストリーム、音声ストリーム、データストリーム、および付帯情報を検出する検出手段と、映像ストリーム、音声ストリーム、およびデータストリームを処理して映像信号と音声信号を出力する出力手段とを備えたデジタル放送受信装置において、以下のような動作を行う。検出手段は、付帯情報から各チャンネルの放送形態と、各チャンネルの現在の番組のストリーム種別とを検出する。そして、順選局指示手段によるチャンネルの順選局指示の入力時に、次に選局する予定にある選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送でない場合、または選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送であり、かつ選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別として映像ストリームと音声ストリームの少なくとも一方が検出された場合に、選局手段は選局予定チャンネルを選局する。また、選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送であり、かつ選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別が検出されなかった場合、または該ストリーム種別としてデータストリームだけが検出された場合に、選局手段は選局予定チャンネルを選局せずに、選局予定チャンネルを次のチャンネルに切り替える。
このようにすると、デジタル放送のチャンネルの順選局時に、放送形態がデータ放送であるチャンネルと、放送形態がテレビ放送またはラジオ放送であって、テレビ番組またはラジオ番組が放送されているチャンネルとが選局されて、放送形態がテレビ放送またはラジオ放送であって、テレビ番組もラジオ番組も放送されていないチャンネルの選局がスキップされる(飛ばされる)ので、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えを迅速に行うことができる。
また、本発明では、上記デジタル放送受信装置において、検出手段は、予め付帯情報から各チャンネルの放送形態を検出して、チャンネル毎に記憶手段に記憶する。
このようにすると、デジタル放送のチャンネルの順選局前に、各チャンネルの放送形態を示す情報を正確に検出して、記憶手段に記憶することができる。また、チャンネルの順選局時に、記憶手段に記憶している上記放送形態情報に基づいて、選局予定チャンネルの放送形態を正確に判断することができる。さらに、チャンネルの順選局時に、受信した放送信号の付帯情報から選局予定チャンネルの放送形態を検出する手間が省けるので、チャンネルの順選局処理にかかる時間を短縮して、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えをより迅速に行うことができる。
また、本発明では、上記デジタル放送受信装置において、検出手段は、チャンネルの順選局指示の入力時に、選局予定チャンネルに対応する付帯情報から選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別を検出する。
このようにすると、デジタル放送のチャンネルの順選局時に、選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別を正確に検出して、選局予定チャンネルのテレビ番組またはラジオ番組の放送の有無を正確に判断することができる。
さらに、本発明の典型的な実施形態では、DVB SI(Digital Video Broadcast Service Information)規格に準拠したデジタル放送の各チャンネルを選局し、各チャンネルの放送信号を受信する選局手段と、チャンネルを番号の昇順に選局する指示を入力するチャンネルアップキーと、チャンネルを番号の降順に選局する指示を入力するチャンネルダウンキーと、放送信号を処理してTS(Transport Stream)を検出し、該TSから映像ストリーム、音声ストリーム、MHEG(Multimedia and Hypermedia information coding Experts Group)データストリーム、およびPSI(Program Specific Information)/SI(Service Information)を検出する検出手段と、映像ストリーム、音声ストリーム、およびMHEGデータストリームを処理して映像信号と音声信号を出力する出力手段と、映像信号に基づく映像を表示する映像表示手段と、音声信号に基づく音声を出力する音声出力手段とを備えたデジタル放送受信装置において、以下のような動作を行う。検出手段は、起動時または定期的に、検出したTSのSIからNIT(Network Information Table)を検出し、該NITから各チャンネルの放送形態を検出して、該情報をチャンネル毎に記憶手段に記憶する。また、検出手段は、チャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーによるチャンネルの順選局指示の入力時に、検出したTSのPSIから次に選局する予定にある選局予定チャンネルのPMT(Program Map Table)を検出し、該PMTから選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別を検出する。選局手段は、チャンネルの順選局指示の入力時に、選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送でない場合、または選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送であり、かつ選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別として映像ストリームと音声ストリームの少なくとも一方が検出された場合に、選局予定チャンネルを選局する。また、選局手段は、チャンネルの順選局指示の入力時に、選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送であり、かつ選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別が検出されなかった場合、または該ストリーム種別としてデータストリームだけが検出された場合に、選局予定チャンネルの選局をスキップして、選局予定チャンネルを次のチャンネルに切り替える。
このようにすると、デジタル放送のチャンネルの順選局時に、放送形態がデータ放送であるチャンネルと、放送形態がテレビ放送またはラジオ放送であって、テレビ番組またはラジオ番組が放送されているチャンネルとが選局されて、放送形態がテレビ放送またはラジオ放送であって、テレビ番組もラジオ番組も放送されていないチャンネルの選局がスキップされるので、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えを迅速に行うことができる。また、番組が放送されていないチャンネルの不要な映像(砂あらし画像や番組を放送していない旨を知らせるMHEGデータ画像等)が映像表示手段に表示されず、該チャンネルの不要な音声(ノイズ音等)が音声出力手段から出力されないので、ユーザが該不要な映像や音声を視聴して、不快になったり煩わしくなったりするのを防止することができる。また、チャンネルの順選局前に、TSのSIのNITから各チャンネルの放送形態を示す情報を正確に検出して、記憶手段に記憶することができる。特に、起動時または定期的に上記放送形態情報の検出記憶処理を行うことで、各チャンネルの放送形態が変更されても、上記放送形態情報を正確に更新して保持することができる。また、チャンネルの順選局時に、上記放送形態情報に基づいて選局予定チャンネルの放送形態を正確に判断することができる。また、チャンネルの順選局時に、TSのSIのNITから選局予定チャンネルの放送形態を検出する手間が省けるので、該順選局処理にかかる時間を短縮して、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えをより迅速に行うことができる。また、上記放送形態情報の検出記憶処理を、起動時に行って、以降の駆動中に行わないようにすることで、以降の駆動中に上記放送形態情報の検出と記憶にかかる手間を省くことができる。また、上記放送形態情報の検出記憶処理を定期的に行う期間を長くすることで、該処理にかかる時間と負担を軽減することができる。さらに、チャンネルの順選局時に、TSのPSIのPMTから選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別を正確に検出して、選局予定チャンネルのテレビ番組またはラジオ番組の放送の有無を正確に判断することができる。
本発明によれば、デジタル放送のチャンネルの順選局時に、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えを迅速に行うことができる。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置100のブロック図である。デジタル放送受信装置100は、DVB SI(Digital Video Broadcast Service Information)規格に準拠したデジタル放送の各チャンネルの放送信号を受信して、各チャンネルで放送されている番組の映像を表示し音声を出力するテレビジョン受像機から成る。デジタル放送受信装置100のサブ基板1には、チューナモジュールが構築されている。メイン基板2には、TV(テレビ)のメインシステムが構築されている。
チューナ3は、図示しないアンテナを介して取得したデジタル放送のRF(Radio Frequency)信号から、各チャンネルに対応するIF(Intermediate Frequency)信号を抽出して、デモジュレータ(Demod)4へ出力する。デモジュレータ4は、各チャンネルのデジタルのIF信号を復調して、TS(Transport Stream)を検出し、該TSをCI(Common Interface)5を介してハイブリッドプロセッサ(以下、「プロセッサ」という。)6へ出力する。デモジュレータ4は、チューナ3に対して各チャンネルを選局するためのAGC信号を出力する。チューナ3とデモジュレータ4とは、IIC(Inter Integrated Circuit)バスを介してデータ通信を行う。CI5には、デスクランブラを内蔵した図示しないICカードが接続される。有料デジタル放送等のスクランブルされたTSは、CI5を介してICカードのデスクランブラにより、そのスクランブルが解除される。
プロセッサ6は、デマルチプレクサ(Demux)、MPEG(Moving Picture Experts Group)デコーダ、MHEG(Multimedia and Hypermedia information coding Experts Group)デコーダ、グラフィックコントローラ(Graphic)、およびCPUから成る。プロセッサ6は、デマルチプレクサによりTSからMPEG−2形式の映像ストリーム、音声ストリーム、MHEGデータストリーム、およびPSI(Program Specific Information)/SI(Service Information)を検出する。PSI/SIは、デジタル放送の各チャンネルの放送信号に含まれるプログラムの付帯情報である。プロセッサ6は、MPEGデコーダまたはMHEGデコーダにより映像ストリームまたはMHEGデータストリームをデコードして、映像データを生成する。また、プロセッサ6は、グラフィックコントローラにより映像データに対して各種の画像処理を行って、映像信号をAV SW(スイッチ)10へ出力する(Video(CVBS、Y/C))。さらに、プロセッサ6は、MPEGデコーダにより音声ストリームをデコードして、音声データを生成し、オーディオDAC(Digital Analog Converter)7へ出力する。オーディオDAC7は、音声データを音声信号に変換して、AV SW10へ出力する(Audio(L、R))。
メモリ9は、EEPROM、NOR FLASH、およびSDRAM等から成る。メモリ9には、プロセッサ6でTSを処理するためのデータや、プロセッサ6のCPUがチューナ3とデモジュレータ4とCI5に接続されたICカードをそれぞれ制御するためのデータ等が、予め記憶されていたり、随時記憶されたりする。プロセッサ6のCPUは、メモリ9に対してデータの読み書きを行う。また、プロセッサ6のCPUは、デモジュレータ4またはCI5に接続されたICカード対してIICバスを介してデータ通信を行う。
メイン基板2に設けられたマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」という。)11は、CPU、メモリ11a、およびタイマから成る。マイコン11は、デジタル放送受信装置100の各部を制御する。また、マイコン11は、タイマにより日付と時間を計測する。また、マイコン11は、チューナ3とデモジュレータ4により、デジタル放送の各チャンネルを選局し、該各チャンネルの放送信号(IF信号)を受信する。
プロセッサ6とマイコン11とは、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)インタフェイスによりデータ通信を行う。プロセッサ6のCPUは、PSI/SI等の情報をマイコン11へ送信する。マイコン11は、SIからNIT(Network Information Table)を検出し、PSIから各チャンネルに対応するPMT(Program Map Table)を検出する。NITは、ネットワーク全体のサービス構成を示していて、デジタル放送の各チャンネルの放送形態(テレビ放送、ラジオ放送、データ放送)を示す情報(Service List Descriptorの中のservice type)を含んでいる。PMTは、番組を構成する各符号化信号を伝送するTSパケットのPID(Packet ID)等を示していて、各チャンネル毎に設けられ、各チャンネルの現在の番組のストリーム種別(映像ストリーム、音声ストリーム、データストリーム)を示す情報(stream type)を含んでいる。マイコン11は、NITから各チャンネルの放送形態を検出し、PMTから各チャンネルの現在の番組のストリーム種別を検出する。
マイコン11は、各種情報をプロセッサ6へ送信する。プロセッサ6は、グラフィックコントローラにより、マイコン11から送信された各種情報に基づく映像データを生成し、該映像データをMPEGデコーダ等で生成した映像データに組み込むOSD(On Screen Display)処理を行う。このOSD処理により、EPG(Electronic Program Guide)画面、メニュー画面、および各種設定画面の表示が可能となる。
AV SW10には、チューナ3、プロセッサ6、およびオーディオDAC7からそれぞれ映像信号と音声信号が入力されるだけでなく、デジタル放送受信装置100にケーブル等により接続された図示しない外部映像機器から映像信号(CVBS)と音声信号(Audio)が入力される。また、デジタル放送受信装置100と外部映像機器との間で、映像信号と音声信号がAV SW10とSCART(Syndicat des Constructeurs d'Appareils Radiorecepteurs et Televiseurs)1、2インタフェイスを介して入出力される。AV SW10は、スピーカ15へ出力する音声信号と、スケーラ(Scaler)13へ出力する映像信号を切り替える。
HDMI(High-Definition Multimedia Interface)レシーバ12は、外部映像機器から入力されるコンポーネント(Component)信号またはHDMI信号を受信して、スケーラ13へ出力する。スケーラ13は、AV SW10またはHDMIレシーバ12から入力される映像信号に対して、画像サイズ変換や画質調整等の画像処理を行った後、該映像信号をLVDS(Low Voltage Differential Signaling)信号に変換して、LCD(Liquid Crystal Display)モジュール14へ出力する。
LCDモジュール14は、入力されるLVDS信号に基づいて映像を表示する。スピーカ15は、入力される音声信号に基づいて音声を出力する。操作キー16は、デジタル放送受信装置100の本体前面に設置された操作パネルとリモートコントローラにそれぞれ設けられている。操作キー16としては種々のものがあるが、その一例としてCH UP(チャンネルアップ)キー16aとCH DOWN(チャンネルダウン)キー16bがある。CH UPキー16aは、各チャンネルを番号の昇順に選局する指示を入力するために操作される。CH DOWNキー16bは、各チャンネルを番号の降順に選局する指示を入力するために操作される。
上記構成において、チューナ3とデモジュレータ4とマイコン11は、本発明における選局手段の一実施形態を構成する。デモジュレータ4とプロセッサ6とマイコン11は、本発明における検出手段の一実施形態を構成する。プロセッサ6とオーディオDAC7は、本発明における出力手段の一実施形態を構成する。LCDモジュール14は、本発明における映像表示手段の一実施形態を構成する。スピーカ15は、本発明における音声出力手段の一実施形態を構成する。CH UP/DOWNキー16a、16bは、本発明における順選局指示手段の一実施形態を構成する。
図2は、CH(チャンネル)放送形態検出記憶処理の手順を示すフローチャートである。本処理は、マイコン11がデジタル放送受信装置100の各部を制御して実行する。マイコン11は、デジタル放送受信装置100の起動時にまたは定期的に、選局中のチャンネルの放送信号より検出したTSのSIから、NITを検出する(ステップS1)。デジタル放送受信装置100の起動時とは、電源スイッチがONされて、各部が起動した時のことである。定期的とは、予め設定された一定期間が経過する毎にということである。ステップS1の開始タイミングは、デジタル放送受信装置100の製造段階で予め設定されているが(初期タイミング)、ユーザがLCDモジュール14に表示される各種設定画面に従って操作キー16を操作することで、自由に設定し変更することができる。選局中のチャンネルとは、予め設定されたデジタル放送の初期チャンネル、前回電源を切断する直前まで選局していたデジタル放送のチャンネル、またはユーザが操作キー16を操作して選択したデジタル放送のチャンネル等のことである。NITを検出すると、マイコン11は、該NITから各チャンネルの放送形態を検出して、該情報をチャンネル毎にメモリ16aに記憶し(ステップS2)、処理を終了する。
上記のようにCH放送形態検出記憶処理を終了すると、メモリ11aには、例えば図3に示すようなCH放送形態情報20が記憶された状態となる。CH放送形態情報20は、例えばデジタル放送の全チャンネルの放送形態が、テレビ放送、ラジオ放送、またはデータ放送のいずれであるかを示している。例えば7チャンネルと8チャンネルはテレビ放送チャンネルであり、6チャンネルと10チャンネルはラジオ放送チャンネルであり、9チャンネルはデータ放送チャンネルであることを示している。CH放送形態検出記憶処理を繰り返し実行することで、CH放送形態情報20が最新の情報に更新される。また、各チャンネルの放送形態は、一度定められると殆ど変わることがないので、CH放送形態検出記憶処理を定期的に実行する場合には、その一定期間を例えば半年や1年等の長い期間に設定しても、CH放送形態情報20の正確さを保持することができる。
図4は、CH順選局処理の手順を示すフローチャートである。本処理は、マイコン11がデジタル放送受信装置100の各部を制御して実行する。デジタル放送受信装置100の起動後に、ユーザ操作によりCH UPキー16aまたはCH DOWN16bの入力が有ると(ステップS11:YES)、マイコン11は、デジタル放送のチャンネルを番号の昇順または降順に選局する指示の入力が有ったと判断する。そして、マイコン11は、次に選局する予定にある選局予定チャンネルを設定する(ステップS12)。このとき、マイコン11は、CH UP/DOWNキー16a、16bによる順選局指示の入力時に選局中であったチャンネルの次に番号順で選局する予定にあるチャンネルを、選局予定チャンネルとして設定する。つまり、選局中にあるチャンネルの番号の次に大きなまたは小さな番号のチャンネルを、選局予定チャンネルとして設定する。
次に、マイコン11は、メモリ11aに記憶しているCH放送形態情報20を参照し(ステップS13)、選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送またはラジオ放送であるか否かを判定する(ステップS14)。マイコン11は、選局予定チャンネルの放送形態がデータ放送であれば(ステップS14:NO)、選局予定チャンネルを選局して(ステップS20)、処理を終了する。これにより、チューナ3で選局予定チャンネルの放送信号が受信され、デモジュレータ4で該放送信号からTSが検出され、プロセッサ6で該TSからMHEGデータストリームが検出されて、該MHEGデータストリームに基づく映像信号が出力され、該映像信号がAV SW10とスケーラ13を介してLCDモジュール14へ入力され、選局予定チャンネルのデータ放送の映像がLCDモジュール14に表示される。
一方、マイコン11は、選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送またはラジオ放送であれば(ステップS14:YES)、選局予定チャンネルの放送信号からTSを検出し(ステップS15)、該TSのPSIから選局予定チャンネルのPMTを検出し(ステップS16)、さらに該PMTから選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別を検出する(ステップS17)。
そして、マイコン11は、上記選局予定チャンネルのPMTに現在の番組のストリーム種別の情報が存在していないため、該ストリーム種別が検出できない(ステップS18:NO)場合に、または、上記選局予定チャンネルのPMTから現在の番組のストリーム種別を検出して(ステップS18:YES)、該ストリーム種別がデータストリームだけである(ステップS19:YES)場合に、選局予定チャンネルで現在テレビ番組またはラジオ番組が放送されていないと判断する。そして、マイコン11は、選局予定チャンネルの選局をスキップし(飛ばし)(ステップS21)、選局予定チャンネルを次のチャンネルに切り替える(ステップS22)。つまり、ステップS12で設定した選局予定チャンネルを選局せずに、該チャンネルの次に番号順で選局する予定にあるチャンネル(選局をスキップしたチャンネルの番号の次に大きなまたは小さな番号のチャンネル)を、選局予定チャンネルとして新たに設定する。この後、マイコン11は、CH放送形態情報20を参照して(ステップS13)、ステップS22で切り替えた選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送またはラジオ放送であるか否かを判定し(ステップS14)、該判定結果に応じてステップS15以降を繰り返し実行する。これにより、プロセッサ6での選局予定チャンネルのTSからの映像ストリームや音声ストリームの検出、プロセッサ6やオーディオDAC7での映像信号や音声信号の出力、LCDモジュール14での選局予定チャンネルの不要な映像の表示、およびスピーカ15からの選局予定チャンネルの不要な音声の出力がそれぞれ行われなくなる。選局予定チャンネルのPMTから現在の番組のストリーム種別が検出できなかった(ステップS18:NO)場合は、上記選局予定チャンネルの不要な映像は砂あらし画像等であり、不要な音声はノイズ音等である。また、選局予定チャンネルのPMTから検出した現在の番組のストリーム種別がデータストリームだけであった(ステップS19:YES)場合は、上記選局予定チャンネルの不要な映像は、番組を放送していない旨を知らせるMHEGデータ画像である。
一方、マイコン11は、選局予定チャンネルのPMTから検出した現在の番組のストリーム種別に、映像ストリームと音声ストリームの少なくとも一方が含まれている(ステップS19:NO)場合には、選局予定チャンネルで現在テレビ番組またはラジオ番組が放送されていると判断する。そして、マイコン11は、選局予定チャンネルを選局して(ステップS20)、処理を終了する。これにより、プロセッサ6での選局予定チャンネルのTSからの映像ストリームや音声ストリームの検出、プロセッサ6やオーディオDAC7での映像信号や音声信号の出力、LCDモジュール14での選局予定チャンネルのテレビ番組の映像の表示、およびスピーカ15からの選局予定チャンネルのテレビ番組やラジオ番組の音声の出力が適宜行われる。
上記のCH順選局処理によると、例えば図5に矢印で示すようにデジタル放送の6〜10チャンネルの順選局が行われる。即ち、図5では、放送形態がラジオ放送である6チャンネルで、ストリーム種別として音声ストリームがあり、放送形態がテレビ放送である7チャンネルで、ストリーム種別として映像ストリームと音声ストリームがあり、放送形態がテレビ放送である8チャンネルで、ストリーム種別としてデータストリームだけがあり、放送形態がデータ放送である9チャンネルで、ストリーム種別としてデータストリームがあり、放送形態がラジオ放送である10チャンネルで、ストリーム種別としてデータストリームだけがある時を例示している。この時、CH UPキー16aによりチャンネルの昇順選局指示が入力されると、6チャンネルの次に7チャンネルが選局され、次に8チャンネルの選局がスキップされて9チャンネルが選局され、次に10チャンネルの選局がスキップされるようになる。また、CH DOWNキー16bによりチャンネルの降順選局指示が入力されると、10チャンネルの選局がスキップされて9チャンネルが選局され、次に8チャンネルの選局がスキップされて7チャンネルが選局され、次に6チャンネルが選局されるようになる。
以上によれば、デジタル放送のチャンネルの順選局時に、放送形態がデータ放送であるチャンネルと、放送形態がテレビ放送またはラジオ放送であって、テレビ番組またはラジオ番組が放送されているチャンネルとが選局されて、放送形態がテレビ放送またはラジオ放送であって、テレビ番組もラジオ番組も放送されていないチャンネルの選局がスキップされるので、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えを迅速に行うことができる。
また、番組が放送されているチャンネルの映像(図7(a)に示したようなテレビ番組の映像等)がLCDモジュール14に表示され、番組が放送されていないチャンネルの不要な映像(砂あらし画像や、図7(b)に示したような番組を放送していない旨を知らせるMHEGデータ画像等)がLCDモジュール14に表示されず、該チャンネルの不要な音声(ノイズ音等)がスピーカ15から出力されないので、ユーザが該不要な映像や音声を視聴して、不快になったり煩わしくなったりするのを防止することができる。
また、デジタル放送のチャンネルの順選局前に、検出したTSのSIのNITから各チャンネルの放送形態を示すCH放送形態情報20を正確に検出して、メモリ11aに記憶することができる。特に、起動時または定期的に図2のCH放送形態検出記憶処理を行うことで、各チャンネルの放送形態が変更されても、CH放送形態情報20を正確に更新して保持することができる。また、デジタル放送のチャンネルの順選局時に、CH放送形態情報20に基づいて選局予定チャンネルの放送形態を正確に判断することができる。また、CH放送形態検出記憶処理を、起動時に行って、以降の駆動中に行わないようにすることで、以降の駆動中にCH放送形態情報20の検出と記憶にかかる手間を省くことができる。また、CH放送形態検出記憶処理を定期的に行う期間を長くすることで、該処理にかかる時間と負担を軽減することができる。
さらに、デジタル放送のチャンネルの順選局時に、検出したTSのPSIのPMTから選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別を正確に検出して、選局予定チャンネルのテレビ番組またはラジオ番組の放送の有無を正確に判断することができる。
本発明は、以上の実施形態以外にも種々の形態を採用することができる。例えば、以上の実施形態では、図2のCH放送形態検出記憶処理を起動時または定期的に実行して、各チャンネルの放送形態を予め作成し更新する例を挙げているが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、例えば図2のCH放送形態検出記憶処理を省略して、図6に示すようにCH順選局処理の中で選局予定チャンネルの放送形態を検出するようにしてもよい。図6中、図4と同一ステップには同一符号を付している。図6において、マイコン11は、CH UP/DOWNキー16a、16bの入力が有って(ステップS11:YES)、選局予定チャンネルを設定すると(ステップS12)、このとき選局中のチャンネルの放送信号より検出したTSのSIからNITを検出し(ステップS23)、該NITから選局予定チャンネルの放送形態を検出する(ステップS24)。そして、マイコン11は前述したようにステップS14以降を実行する。このようにすると、マイコン11のメモリ11aに各チャンネルの放送形態を示す情報を予め記憶しておく必要がないので、メモリ11aの記憶容量を少なくして、マイコン11のコストを低く抑えたり、メモリ11aの記憶領域を他の処理のために有効活用したりすることができる。一方、図2のCH放送形態検出記憶処理と図4のCH順選局処理を実行した場合には、デジタル放送のチャンネルの順選局時に、TSのSIのNITから選局予定チャンネルの放送形態を検出する手間が省けるので、CH順選局処理にかかる時間を短縮して、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えをより迅速に行うことができる点で有利である。
また、以上の実施形態では、DVB SI規格に準拠したデジタル放送を受信して、各チャンネルの放送番組の映像と音声を表示するテレビジョン受像機から成るデジタル放送受信装置100に、本発明を適用した例を挙げたが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、本発明は、例えば少なくともDVB SI規格またはその他の規格に準拠したデジタル放送を受信する、テレビジョン受像機、光ディスクレコーダ、ハードディスクレコーダ、セットトップボックス、またはこれらの少なくとも2つが一体になったAV複合装置等のような、デジタル放送受信装置に適用することができる。
3 チューナ
4 デモジュレータ
6 ハイブリッドプロセッサ
7 オーディオDAC
11 マイクロコンピュータ
11a メモリ
14 LCDモジュール
15 スピーカ
16a CH UPキー
16b CH DOWNキー
20 CH放送形態情報
100 デジタル放送受信装置
4 デモジュレータ
6 ハイブリッドプロセッサ
7 オーディオDAC
11 マイクロコンピュータ
11a メモリ
14 LCDモジュール
15 スピーカ
16a CH UPキー
16b CH DOWNキー
20 CH放送形態情報
100 デジタル放送受信装置
Claims (4)
- デジタル放送の各チャンネルを選局し、前記各チャンネルの放送信号を受信する選局手段と、前記チャンネルを番号の順に選局する指示を入力する順選局指示手段と、前記放送信号を処理して映像ストリーム、音声ストリーム、データストリーム、および付帯情報を検出する検出手段と、前記映像ストリーム、前記音声ストリーム、および前記データストリームを処理して映像信号と音声信号を出力する出力手段とを備えたデジタル放送受信装置において、
前記検出手段は、前記付帯情報から前記各チャンネルの放送形態と、前記各チャンネルの現在の番組のストリーム種別とを検出し、
前記順選局指示手段による前記チャンネルの順選局指示の入力時に、
次に選局する予定にある選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送でない場合、または前記選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送であり、かつ前記選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別として前記映像ストリームと前記音声ストリームの少なくとも一方が検出された場合に、前記選局手段は前記選局予定チャンネルを選局し、
前記選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送であり、かつ前記選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別が検出されなかった場合、または該ストリーム種別として前記データストリームだけが検出された場合に、前記選局手段は前記選局予定チャンネルを選局せずに、前記選局予定チャンネルを次のチャンネルに切り替えることを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、
前記検出手段は、予め前記付帯情報から前記各チャンネルの放送形態を検出して、前記チャンネル毎に記憶手段に記憶することを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 請求項1または請求項2に記載のデジタル放送受信装置において、
前記検出手段は、前記チャンネルの順選局指示の入力時に、前記選局予定チャンネルに対応する前記付帯情報から前記選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別を検出することを特徴とするデジタル放送受信装置。 - DVB SI(Digital Video Broadcast Service Information)規格に準拠したデジタル放送の各チャンネルを選局し、前記各チャンネルの放送信号を受信する選局手段と、前記チャンネルを番号の昇順に選局する指示を入力するチャンネルアップキーと、前記チャンネルを番号の降順に選局する指示を入力するチャンネルダウンキーと、前記放送信号を処理してTS(Transport Stream)を検出し、該TSから映像ストリーム、音声ストリーム、MHEG(Multimedia and Hypermedia information coding Experts Group)データストリーム、およびPSI(Program Specific Information)/SI(Service Information)を検出する検出手段と、前記映像ストリーム、前記音声ストリーム、および前記MHEGデータストリームを処理して映像信号と音声信号を出力する出力手段と、前記映像信号に基づく映像を表示する映像表示手段と、前記音声信号に基づく音声を出力する音声出力手段とを備えたデジタル放送受信装置において、
前記検出手段は、
起動時または定期的に、検出した前記TSの前記SIからNIT(Network Information Table)を検出し、該NITから前記各チャンネルの放送形態を検出して、該情報を前記チャンネル毎に記憶手段に記憶し、
前記チャンネルアップキーまたは前記チャンネルダウンキーによる前記チャンネルの順選局指示の入力時に、検出した前記TSの前記PSIから次に選局する予定にある選局予定チャンネルのPMT(Program Map Table)を検出し、該PMTから前記選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別を検出し、
前記選局手段は、前記チャンネルの順選局指示の入力時に、
前記選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送でない場合、または前記選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送であり、かつ前記選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別として映像ストリームと音声ストリームの少なくとも一方が検出された場合に、前記選局予定チャンネルを選局し、
前記選局予定チャンネルの放送形態がテレビ放送若しくはラジオ放送であり、かつ前記選局予定チャンネルの現在の番組のストリーム種別が検出されなかった場合、または該ストリーム種別としてデータストリームだけが検出された場合に、前記選局予定チャンネルの選局をスキップして、前記選局予定チャンネルを次のチャンネルに切り替えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
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Family
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Family Applications (1)
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JP2007139766A Pending JP2008294871A (ja) | 2007-05-25 | 2007-05-25 | デジタル放送受信装置 |
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