JP2011223128A - 放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが、所望の解像度により視聴したいチャンネルを即座に選局することが可能な放送受信装置を提供する。
【解決手段】このデジタルテレビジョン100(放送受信装置)は、解像度に関する情報を含むデジタルテレビジョン放送波を受信するチューナ11と、解像度に関する情報に基づいて受信周波数を切り換える制御を行う制御部18とを備える。制御部18は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、所定のコンテンツ(番組内容)からなりSD方式で放送されるテレビ番組と、上記と同一のコンテンツからなりHD方式で放送されるテレビ番組とが含まれる場合に、解像度に関する情報に基づいて、HD方式で放送されるテレビ番組を優先的に受信するようにチューナ11の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている。
【選択図】図6

Description

この発明は、放送受信装置に関し、特に、デジタルテレビジョン放送波を受信する受信部を備えた放送受信装置に関する。
従来、デジタルテレビジョン放送波を受信する受信部を備えた放送受信装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、デジタルテレビジョン放送波を受信するチューナと、受信されたテレビジョン放送波に基づいてチャンネル番号リストを内部的に作成可能な制御部とを備えた放送受信装置が開示されている。この特許文献1に記載の放送受信装置では、チャンネル番号リストが作成される際、制御部により、チャンネル毎のテレビジョン放送波の符号化方式(HDTV(高精細度テレビジョン放送方式)およびSDTV(標準テレビジョン放送方式))がリスト内に付記されるように構成されている。また、チャンネル番号リストは、符号化方式(HD方式およびSD方式)毎に分けられて別々に作成されるように構成されている。したがって、ユーザは、チャンネルを選局する前に、リモコン操作などによりテレビ画面に放送形式毎のチャンネル番号リストを個別に表示させてテレビ番組の放送形式(HD方式またはSD方式)を確認することが可能に構成されている。ここで、符号化方式におけるHD方式は、SD方式よりも高い解像度を有して視聴することが可能な放送形式のことを示す。
特開2009−177706号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の放送受信装置では、ユーザは、チャンネルを選局する前に、リモコン操作などによりテレビ画面に放送形式毎のチャンネル番号リストを個別に表示させてテレビ番組の放送形式(HD方式(高解像度)またはSD方式(標準解像度))を逐一確認する必要がある。すなわち、送出元が同じ放送局のチャンネルが複数存在する場合には、各々のチャンネルに対応するテレビ番組がSD方式の放送またはHD方式の放送のいずれであるかを事前に調べておく必要がある。このため、ユーザが、所望の解像度により視聴したいチャンネルを即座に選局することができないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ユーザが、所望の解像度により視聴したいチャンネルを即座に選局することが可能な放送受信装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の一の局面による放送受信装置は、解像度に関する情報を含むデジタルテレビジョン放送波を受信する受信部と、受信部を介して取得された解像度に関する情報に基づいて受信周波数を切り換える制御を行う制御部とを備え、制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、デジタルテレビジョン放送波に所定のコンテンツからなり第1解像度を有して放送されるテレビ番組と、所定のコンテンツと同一のコンテンツからなり第1解像度と異なる第2解像度を有して放送されるテレビ番組とが含まれる場合に、解像度に関する情報に基づいて、第1解像度または第2解像度のいずれか一方を有して放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている。
この発明の一の局面による放送受信装置では、上記のように、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、デジタルテレビジョン放送波に所定のコンテンツからなり第1解像度を有して放送されるテレビ番組と、このコンテンツと同一のコンテンツからなり第1解像度と異なる第2解像度を有して放送されるテレビ番組とが含まれる場合に、解像度に関する情報に基づいて、第1解像度または第2解像度のいずれか一方を有して放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように制御部が構成されている。すなわち、視聴中のチャンネルから他のチャンネルへ移動する際に、移動先のチャンネルにおいて異なる解像度(第1解像度または第2解像度)であるにも拘わらず同じコンテンツ(番組内容)からなるテレビ番組が重複して放送されている場合に、制御部によって一方の解像度を有して放送されているテレビ番組を優先的に受信するようなチャンネルの選局動作が行われる。これにより、移動先のチャンネルに同一コンテンツからなる複数のテレビ番組が存在している場合であっても、ユーザ自身が解像度に関する情報に注目していずれのチャンネルを選ぶかの判断を行わずとも一のチャンネルが自動的に選局されるので、その分、ユーザが所望する解像度により視聴したいチャンネルを即座に選局することができる。
上記一の局面による放送受信装置において、好ましくは、第2解像度は、第1解像度よりも高い解像度を有しており、制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、解像度に関する情報に基づいて、第2解像度を有して放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている。このように構成すれば、同一コンテンツからなる複数のテレビ番組のうちの第1解像度よりも高い第2解像度を有して放送されるテレビ番組に対応するチャンネルが優先的に選局されるので、ユーザは、より質の高い映像および音声を通してテレビ番組を即座に選局して視聴することができる。
上記第2解像度が第1解像度よりも高い解像度を有する構成において、好ましくは、放送事業者毎に割り当てられたチャンネルは、1つの物理チャンネル番号と、物理チャンネル番号に対して少なくとも1つ割り当てられた理論チャンネル番号とから構成されており、制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、物理チャンネル番号内に第1解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号と、第2解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号とが存在すると判断した場合、解像度に関する情報に基づいて、第2解像度を有して放送される理論チャンネル番号に対応したテレビ番組を優先的に受信するように、受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている。このように構成すれば、同じ物理チャンネル内に存在する複数の理論チャンネルのうちのより高解像度のテレビ番組に対応する理論チャンネルが優先的に選局されるので、ユーザは、より質の高い映像および音声を通してテレビ番組を即座に選局して視聴することができる。
上記チャンネルが1つの物理チャンネル番号と理論チャンネル番号とからなる構成において、好ましくは、制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、ユーザにより第1解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号が指定された場合に、物理チャンネル番号内に第2解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号が存在する場合は、第1解像度を有して放送されるテレビ番組を受信せずに第2解像度を有して放送されるテレビ番組を受信するように、受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている。このように構成すれば、同じ物理チャンネル内に存在する複数の理論チャンネルのうちのより高解像度のテレビ番組に対応する理論チャンネルが優先的に選局されるので、ユーザは、より高解像度のテレビ番組が存在するか否かを意識することなく、より質の高い映像および音声を通してテレビ番組を視聴することができる。
この場合、好ましくは、制御部は、ユーザがチャンネル番号を1つだけ増加させる操作またはチャンネル番号を1つだけ減少させる操作によってテレビ番組のチャンネルを選局する際に、操作により指定された理論チャンネル番号が第1解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号である場合に、物理チャンネル番号内に第2解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号が存在する場合は、ユーザによる操作により指定された理論チャンネル番号を飛び越して第2解像度を有して放送されるテレビ番組を受信するように、受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている。このように構成すれば、ユーザがチャンネル番号を1つだけ増加させる操作またはチャンネル番号を1つだけ減少させる操作によってテレビ番組のチャンネルを選局する場合においても、同じ物理チャンネル内に存在する複数の理論チャンネルのうちのより高解像度のテレビ番組に対応する理論チャンネルが優先的に選局されるので、ユーザは、より高解像度のテレビ番組が存在するか否かを意識することなく、より質の高い映像および音声を通してテレビ番組を視聴することができる。
上記チャンネルが1つの物理チャンネル番号と理論チャンネル番号とからなる構成において、好ましくは、制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、物理チャンネル番号内に第1解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号が存在しないと判断した場合、受信部をユーザにより指定された理論チャンネル番号に対応したテレビ番組を受信するように、受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている。このように構成すれば、ユーザにより指定された理論チャンネル番号が、第1解像度よりも高い解像度を有する第2解像度を有して放送されるテレビ番組である可能性が高いので、ユーザにより指定された理論チャンネル番号を選局することにより、ユーザに、質の高い映像および音声を通してテレビ番組を視聴させやすくすることができる。
上記チャンネルが1つの物理チャンネル番号と理論チャンネル番号とからなる構成において、好ましくは、制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、物理チャンネル番号内に第2解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号が存在しないと判断した場合、受信部をユーザにより指定された理論チャンネル番号のうちの選局前のチャンネル番号に隣接する理論チャンネル番号に対応したテレビ番組を受信するように、受信部の受信周波数に切り換える制御を行うように構成されている。このように構成すれば、ユーザにより指定された理論チャンネル番号に対応するテレビ番組が確実に受信されるので、ユーザが視聴可能なテレビ番組を見逃すのを確実に抑制することができるとともに、従来どおりの選局動作を確実に反映させることができる。
上記一の局面による放送受信装置において、好ましくは、デジタルテレビジョン放送波によるテレビ番組を表示可能な表示装置に接続されるように構成されており、第2解像度は、第1解像度よりも高い解像度を有しており、制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、表示装置が第2解像度の状態で表示することができずに第1解像度の状態で表示可能であると判断した場合、第1解像度を有して放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されており、制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、表示装置が第2解像度の状態で表示可能であると判断した場合、第2解像度を有して放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている。このように構成すれば、表示装置の仕様(第1解像度のみが表示可能であるか、または、第2解像度でも表示可能であるかを示す表示装置の性能)に応じて、視聴中のチャンネルから他のチャンネルへ移動することができるので、ユーザが視聴したいチャンネルを確実に選局することができる。
上記一の局面による放送受信装置において、好ましくは、デジタルテレビジョン放送波は、デジタルテレビジョン放送波を構成するトランスポートストリームが有する番組情報を含み、番組情報には、放送事業者を特定する情報が規定されており、制御部は、受信部を介して取得された番組情報に含まれる放送事業者を特定する情報に基づいて、解像度に関する情報を取得する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、番組情報に含まれる放送事業者を特定する情報に基づいて、解像度に関する情報を容易に取得することができる。
この場合、好ましくは、制御部は、放送事業者を特定する情報に付加された解像度に関する所定の文字を特定することにより、解像度に関する情報を取得する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、放送事業者を特定する情報に含まれる解像度に関する情報を確実に取得することができる。
本発明の第1実施形態によるデジタルテレビジョンの構成を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態によるデジタルテレビジョンを操作するリモコンを示した平面図である。 本発明の第1実施形態によるデジタルテレビジョンが内部的に作成して保有するチャンネル番号リストを示した概略図である。 本発明の第1実施形態によるデジタルテレビジョンが受信するTSに含まれるTVCTデータの概略を示した図である。 図5に示したTVCTデータに基づいて取得されるサブチャンネル番号ごとのショートネーム情報を示した図である。 本発明の第1実施形態によるデジタルテレビジョンの制御動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるHDDレコーダにテレビジョン装置が接続された状態を示したブロック図である。
(第1実施形態)
まず、図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態によるデジタルテレビジョン100の構成について説明する。なお、第1実施形態では、放送受信装置の一例であるデジタルテレビジョン100に本発明を適用した場合について説明する。
本発明の第1実施形態によるデジタルテレビジョン100は、図1に示すように、装置本体に内蔵された制御回路部10と、映像を表示する表示画面部30と、音声を出力するスピーカ31と、ユーザが離れた位置からデジタルテレビジョン100を操作するために設けられたリモコン50とを備えている。なお、表示画面部30は、本発明の「表示装置」の一例である。
また、デジタルテレビジョン100は、アンテナケーブル41を介して家屋などに設置されたアンテナ40に接続されることにより、ATSC(Advanced Television Systems Committee)によるATSC A/65C規格(PSIP規格:Program and System Information Protocol規格)に基づいて各放送事業者から送出(配信)されるテレビジョン放送波を受信することが可能に構成されている。
また、制御回路部10には、所定の伝送チャンネルを選局して放送事業者毎のデジタルテレビジョン放送波を受信するチューナ11と、受信されたテレビジョン放送波(アナログ電波)をデジタル信号に復調する復調部12と、復調後の符号化されたデジタル信号(トランスポートストリーム:TS)をデコード(復号化)することにより、TSを、映像データ、音声データおよびその他の番組情報などに分解するTSデコーダ13と、TSデコーダ13により復号された映像信号に対して各種処理を行う映像処理部14と、TSデコーダ13により復号された音声信号に対して処理を行う音声処理部15と、後述する制御部18から出力指示された文字情報や色情報に基づく映像データを表示画面部30から出力される映像データに組み込む処理を行うOSD(オンスクリーンディスプレイ)部16とが設けられている。また、映像データは、映像処理部14においてD/A変換処理(デジタル/アナログ変換処理)がなされた後に表示画面部30から出力される一方、音声データは、音声処理部15においてD/A変換処理がなされた後にスピーカ31から出力されるように構成されている。なお、チューナ11は、本発明の「受信部」の一例である。
また、チューナ11により受信されて復調部12により復調されたトランスポートストリーム(MPEG−TS)は、各放送事業者から送出されるデジタル信号化された映像データ、音声データおよびその他の番組情報などによって構成されている。また、放送事業者毎の番組情報には、PSIP(番組プログラムおよびシステム情報プロトコル)が含まれている。また、PSIPには、放送番組の名称、コンテンツ(番組の内容)や放送日時などの番組配列情報が記録されたEIT(Event Information Table)や、サブチャンネル番号(仮想チャンネル番号)リストが記録されたVCT(Virtual Channel Table)などが含まれている。また、PSIPには、EITやVCT以外の複数の番組配列情報が個別に規定されている。ここで、デジタルテレビジョン放送の番組には、1つの物理チャンネル番号に対して、複数のサブチャンネル番号が存在する場合がある。物理チャンネルとは、デジタルテレビジョン放送において、その放送が使用している周波数帯域に対応して割り振られた番号である。また、サブチャンネルとは、デジタルテレビジョン放送において、ある物理チャンネル内にさらに複数の番組を個々に選局できるように割り振られている番号である。なお、PSIPおよびVCTは、本発明の「番組情報」の一例である。また、サブチャンネル番号は、本発明の「理論チャンネル番号」の一例である。
また、VCTは、図4に示すように、各放送事業者から送出されたTS内含まれるTVCT(Terrestrial Virtual Channel Table)データに基づいて把握されるように構成されている。また、TVCTデータ内の「short_name」(図中に記載された箇所を矢印Pを用いて示す)には、放送事業者の名称およびテレビ番組の放送形式の情報が規定されている。すなわち、図5に示すように、後述する制御部18によりTVCTを解析することにより、サブチャンネル番号ごとの「short_name」情報(ショートネーム情報)が取得可能であるように構成されている。図5では、サブチャンネル番号「3−2」のショートネーム情報が「DTV_SD」であり、サブチャンネル番号「3−3」のショートネーム情報が「DTV_HD」である場合を示している。ここで、「DTV_SD」とは、放送事業者名:DTVからのテレビ番組が標準的な解像度で視聴可能なSDTV(標準テレビジョン放送)方式で放送されることを示している。また、「DTV_HD」とは、放送事業者名:DTVからのテレビ番組が高解像度状態で視聴可能なHDTV(高精細度テレビジョン放送)方式で放送されることを示している。なお、上記したTVCTデータ内のショートネーム情報は、本発明の「放送事業者を特定する情報」の一例である。また、ショートネーム情報内の「SD」や「HD」は、本発明の「解像度に関する情報」および「解像度に関する所定の文字」の一例である。
したがって、デジタルテレビジョン100では、テレビジョン放送波を受信した際に各放送事業者から送出されたTSに含まれるPSIPに基づいて、ユーザが選局可能なチャンネル番号リスト60(図3参照)が機器内部で作成されるように構成されている。すなわち、ユーザが装置本体をアンテナ40に接続して最初に使用する際に、後述する制御部18の指令によりチューナ11の受信周波数を順次変更させながら各放送事業者から送出されたTSを順次スキャニングすることにより、各々のTSに含まれるPSIPに基づいて、装置本体内にチャンネル番号リスト60が予め構築されるように構成されている。これにより、ユーザがリモコン50などを介してチャンネルの選局を行った際、チャンネル番号リスト60に基づいてチューナ11の受信周波数を切り換えることにより、選択されたチャンネル番号に対応するデジタルテレビジョン放送波を受信することが可能に構成されている。
また、図1に示すように、制御回路部10は、上述の構成に加えて、外部機器をデジタルテレビジョン100と接続するための外部機器接続端子17と、CPUからなりデジタルテレビジョン100の全体の制御を司る制御部18と、制御プログラムや機器内部に作成されたチャンネル番号リスト60などを格納(記録)するメモリ部19と、リモコン50からのリモコン信号を受光した後に電気信号に変換して制御部18に指令を与える受光部20とが設けられている。また、制御回路部10の各構成要素は、バス(伝送路)21を介して互いに接続されることにより、制御部18による指令信号やTSに含まれる各種データを互いにやり取りすることが可能に構成されている。
また、図2に示すように、リモコン50は、デジタルテレビジョン100の主電源をオン/オフさせる電源ボタン51と、音声切換および入力切換などのモード切換ボタン52と、テレビ番組のチャンネル番号(物理チャンネル番号およびサブチャンネル番号)を直接入力して番組を選局することが可能な複数のダイレクト選局ボタン53(破線で囲まれた領域のボタン)と、現在選局されているチャンネル番号を基準にしてチャンネル番号をアップ/ダウンさせて選局するチャンネルアップボタン54aおよびチャンネルダウンボタン54bと、音量調節ボタン55と、表示画面部30を介してデジタルテレビジョン100の諸設定を行わせるための操作ボタン群56とから構成されている。
ここで、第1実施形態では、デジタルテレビジョン100によるテレビ番組の視聴がなされている状態で、ユーザがリモコン50を使用して現在選局中のチャンネルから別なチャンネルへ移動するための操作(チャンネル選局操作)がなされた際、制御部18は次の処理動作を行うことが可能に構成されている。
すなわち、制御部18の指令に基づいて、移動先(ユーザが指定するチャンネル番号)の物理チャンネルに標準解像度のテレビ番組が放送されるサブチャンネル番号と標準解像度よりも高い解像度(高解像度)のテレビ番組が放送されるサブチャンネル番号とが含まれる場合に、該当する物理チャンネルが有するVCT内のショートネーム情報に基づいて、標準解像度または高解像度のいずれか一方を有して放送されるテレビ番組(サブチャンネル)を優先的に受信するように、チューナ11の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている。
この際、制御部18は、PSIPのうちのたとえばEITを参照することにより、各々のサブチャンネルにおいて放送されるテレビ番組が互いに同じコンテンツ(番組内容)である場合に、標準解像度(SD方式)または高解像度(HD方式)のいずれか一方の放送形式によるテレビ番組(サブチャンネル)を優先的に受信する制御を行うように構成されている。これにより、視聴中のチャンネルから他のチャンネルへ移動する際に、移動先のチャンネルにおいて異なる解像度(SD方式またはHD方式)であるにも拘わらず同じコンテンツ(番組内容)からなるテレビ番組が同じ時間に重複して放送されている場合に、制御部18によって一方の解像度(たとえばHD方式)を有して放送されているテレビ番組を優先的に受信するようなチャンネルの選局動作が行われるように構成されている。
なお、第1実施形態におけるデジタルテレビジョン100では、サブチャンネル間で放送される複数のテレビ番組が互いに同じコンテンツ(番組内容)である場合に、高解像度(HD方式)のテレビ番組(サブチャンネル)を受信する制御を行うように構成されている。すなわち、ユーザが事前にリモコン操作などを通してチャンネル番号リスト60を表示画面部30に表示させて、移動したいサブチャンネルがSD方式によるテレビ番組であるのかHD方式によるテレビ番組であるのかを調べることによりユーザ自身が解像度に関する情報に注目してどのサブチャンネルを選ぶかの判断を行わずとも、HD方式によるテレビ番組のサブチャンネルが自動的に選局されるように構成されている。
次に、図1〜図6を参照して、第1実施形態によるデジタルテレビジョン100の制御部18による制御動作について説明する。なお、以下に示す制御動作は、装置本体の主電源がオン状態であり、かつ、ユーザが所定のチャンネル番号を有するテレビ番組を視聴している際に、制御部18によって実行される処理フローである。
図6に示すように、まず、ステップS1において、ユーザによってチャンネルの選局に関する操作が入力されたか否かが制御部18(図1参照)により判断される。ここで、ユーザによるチャンネルの選局に関する操作とは、たとえば、リモコン50(図2参照)のダイレクト選局ボタン53(図2参照)を押圧して現在選局中のチャンネル番号から別なチャンネル番号へ直接的に移動させる操作や、チャンネルアップボタン54a(図2参照)またはチャンネルダウンボタン54b(図2参照)を押圧して現在選局中のチャンネル番号に隣接するチャンネル番号へ1つだけチャンネルを移動(アップ/ダウン)させる操作のことである。以下に説明するフローでは、図3に示したチャンネル番号リスト60に基づいて、ユーザによりチャンネルアップボタン54aが1回だけ押圧されることにより、現在のチャンネル番号「2」から物理チャンネル番号「3」へ移動する場合について説明する。なお、ステップS1の判断は、上記した操作が行われるまで繰り返される。
ステップS1において、チャンネルアップボタン54aが押圧されたと判断された場合、ステップS2では、移動先の物理チャンネル番号「3」に対応するテレビジョン放送波に含まれる番組情報(PSIP)を取得する。これにより、物理チャンネル番号「3」内の全てのサブチャンネルが個々に有するテレビ番組の内容が把握される。
ここで、第1実施形態では、ステップS3において、物理チャンネル番号「3」のサブチャンネル(この例ではチャンネル番号「3−2」および「3−3」)において放送されるテレビ番組が互いに同じコンテンツ(番組内容)であるか否かが判断される。すなわち、制御部18により、PSIPのうちのたとえばEITが参照されることにより、サブチャンネル番号「3−2」および「3−3」の各々のテレビ番組が互いに同じコンテンツ(番組内容)であるか否かが判断される。
ステップS3の判断において、サブチャンネル番号「3−2」と「3−3」とのコンテンツが同じであると判断された場合、ステップS4において、制御部18の指令に基づいて物理チャンネル番号「3」が有するTSのスキャニングが行われる。これにより、物理チャンネル番号「3」に関しての、図4に示されるようなTVCTが取得される。
この際、第1実施形態では、物理チャンネル番号「3」に関するTVCTの中から、2つのサブチャンネル番号「3−2」および「3−3」のうちの現在のチャンネル番号「2」に対してチャンネルアップの方向に隣接するチャンネル番号「3−2」のショートネーム情報(図5参照)が、第1番目として先に取得される。これにより、サブチャンネル番号「3−2」のショートネーム情報として「DTV_SD」が取得されてメモリ部19(図1参照)に一時的に記憶される。
そして、ステップS5では、取得されたショートネーム情報に「SD」という文字が含まれているか否かが制御部18により判断される。ステップS5の判断において、「SD」が含まれていると判断された場合、ステップS6では、制御部18の指令に基づき、次の処理が行われる。
すなわち、第1実施形態では、サブチャンネル番号「3−2」以外のサブチャンネルであるチャンネル番号「3−3」のショートネーム情報が第2番目として取得される。この場合、サブチャンネル番号「3−3」のショートネーム情報として「DTV_HD」が取得されてメモリ部19に一時的に記憶される。
そして、ステップS7では、サブチャンネル番号「3−3」のショートネーム情報に「HD」という文字が含まれているか否かが制御部18により判断される。ステップS7の判断において、「HD」が含まれていると判断された場合、ステップS8では、制御部18の指令に基づき、次の処理が行われる。
すなわち、第1実施形態では、制御部18により「HD」が含まれているサブチャンネル番号「3−3」が、チャンネルアップボタン54aの1回押しに対応する移動先のチャンネル番号として決定される。これにより、ステップS8では、制御部18の指令に基づき、現在のチャンネル番号「2」に設定されているチューナ11の受信周波数が、チャンネルアップの方向に隣接するサブチャンネル番号「3−2」を飛び越えて、サブチャンネル番号「3−3」に対応するテレビジョン放送波を受信するための受信周波数に切り換えられる。この結果、同一コンテンツの場合に「HD方式」で放送されているサブチャンネル番号「3−3」が選局されて本制御が終了される。
また、ステップS7の判断において、サブチャンネル番号「3−3」のショートネーム情報「HD」が含まれていないと判断された場合、処理はステップS9に移行する。ステップS9では、制御部18の指令に基づき、現在のチャンネル番号「2」に設定されているチューナ11の受信周波数が、チャンネルアップの方向に隣接するサブチャンネル番号「3−2」に対応するテレビジョン放送波を受信するための受信周波数に切り換えられる。この結果、「SD方式」で放送されているサブチャンネル番号「3−2」が選局されて本制御が終了される。
なお、上記では、ステップS5の判断において「SD」が含まれている場合の処理フローを説明しているが、これ以外の場合の処理フローについても説明する。たとえば、図3のチャンネル番号リスト60を参照して、チャンネルアップボタン54aが1回だけ押圧されることにより、現在のチャンネル番号「3−3」から物理チャンネル番号「5」へ移動する場合の処理フローについて説明する。
すなわち、上記したステップS5の判断において、移動先の第1候補となるサブチャンネル番号「5−1」のショートネーム情報に「SD」が含まれていないと判断された場合、処理はステップS9に移行する。ステップS9では、制御部18の指令に基づき、現在のチャンネル番号「3−3」に設定されているチューナ11の受信周波数が、チャンネルアップの方向に隣接するサブチャンネル番号「5−1」に対応するテレビジョン放送波を受信するための受信周波数に切り換えられる。この結果、同一コンテンツの場合に「HD方式」で放送されているサブチャンネル番号「5−1」が選局されて本制御が終了される。
また、上記したステップS3の判断において、EITを参照した結果、サブチャンネル番号「3−2」と「3−3」とのコンテンツが異なる内容であると判断された場合、処理はステップS9に移行する。ステップS9では、制御部18の指令に基づき、現在のチャンネル番号「2」に設定されているチューナ11の受信周波数が、チャンネルアップの方向に隣接するサブチャンネル番号「3−2」に切り換えられて本制御が終了される。すなわち、見かけ上は、従来どおりのチャンネルアップボタン54aの1回押しに対応したチャンネル選局動作が実行される。
なお、上記の説明では、チャンネルアップボタン54aの1回押しの際の処理フローについて説明したが、反対に、チャンネルダウンボタン54b(図2参照)の1回押しの際の処理フローについても上記と同様の処理が行われる。ただし、この場合における「隣接するチャンネル番号」とは、現在選局中のチャンネル番号から見てチャンネルダウンの方向に隣接するチャンネル番号のことを意味しており、制御部18は、現在選局中のチャンネル番号に対してチャンネルダウンの方向に隣接するチャンネル番号が含まれる物理チャンネルを処理動作の対象としている。
また、上記の説明では、チャンネルアップボタン54aが使用される際の処理フローについて説明したが、ダイレクト選局ボタン53(図2参照)が使用される場合の処理フローについても上記と同様である。ただし、この場合における「隣接するチャンネル番号」とは、ダイレクト選局先の物理チャンネルに含まれる複数のサブチャンネルのうちの、現在選局中のチャンネル番号から見て近い側の位置(チャンネル番号リスト60における配列が現在のチャンネル番号により近い位置)に存在するサブチャンネル番号のことを示している。
第1実施形態では、上記のように、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、所定のコンテンツからなりSD方式により放送されるテレビ番組と、このコンテンツと同一のコンテンツからなりHD方式により放送されるテレビ番組とが含まれる場合に、TVCTの中のショートネーム情報に基づいて、SD方式またはHD方式のいずれか一方を有して放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、チューナ11の受信周波数を切り換える制御を行うように制御部18が構成されている。すなわち、視聴中のチャンネルから他のチャンネルへ移動する際に、移動先のチャンネルにおいて異なる解像度(SD方式またはHD方式)であるにも拘わらず同じコンテンツからなるテレビ番組が重複して放送されている場合に、制御部18によって一方の解像度(HD方式)を有して放送されているテレビ番組を優先的に受信するようなチャンネルの選局動作が行われる。これにより、移動先のチャンネルに同一コンテンツからなる複数のテレビ番組が存在している場合であっても、ユーザ自身が解像度に関する情報に注目していずれのチャンネルを選ぶかの判断を行わずとも一のチャンネルが自動的に選局されるので、その分、ユーザが所望する解像度(HD方式)により視聴したいチャンネルを即座に選局することができる。この際、同一コンテンツからなる複数のテレビ番組のうちの一のテレビ番組に対応するチャンネルが必ず選局されるので、ユーザが視聴可能なテレビ番組を見逃すのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、制御部18を、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、TVCTの中のショートネーム情報に基づいて、HD方式により放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、チューナ11の受信周波数を切り換える制御を行うように構成することによって、同一コンテンツからなる複数のテレビ番組のうちのSD方式よりも解像度が高いHD方式により放送されるテレビ番組に対応するチャンネルが優先的に選局されるので、ユーザは、より質の高い映像および音声を通してテレビ番組を即座に選局して視聴することができる。
また、第1実施形態では、制御部18を、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、物理チャンネル番号内にSD方式により放送されるテレビ番組に対応するサブチャンネル番号と、HD方式により放送されるテレビ番組に対応するサブチャンネル番号とが存在すると判断した場合、TVCTの中のショートネーム情報に基づいて、HD方式により放送されるサブチャンネル番号に対応したテレビ番組を優先的に受信するように、チューナ11の受信周波数を切り換える制御を行うように構成することによって、同じ物理チャンネル内に存在する複数のサブチャンネルのうちのより高解像度のテレビ番組に対応するサブチャンネルが優先的に選局されるので、ユーザは、より質の高い映像および音声を通してテレビ番組を即座に選局して視聴することができる。
また、第1実施形態では、制御部18を、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、ユーザによりSD方式により放送されるテレビ番組に対応するサブチャンネル番号が指定された場合に、物理チャンネル番号内にHD方式により放送されるテレビ番組に対応するサブチャンネル番号が存在する場合は、SD方式により放送されるテレビ番組を受信せずにHD方式により放送されるテレビ番組を受信するように、チューナ11の受信周波数を切り換える制御を行うように構成することによって、同じ物理チャンネル内に存在する複数のサブチャンネルのうちのより高解像度のテレビ番組に対応する理論チャンネルが優先的に選局されるので、ユーザは、より高解像度のテレビ番組が存在するか否かを意識することなく、より質の高い映像および音声を通してテレビ番組を視聴することができる。
また、第1実施形態では、制御部18を、ユーザがチャンネル番号を1つだけ増加させるチャンネルアップ操作またはチャンネル番号を1つだけ減少させるチャンネルダウン操作によってテレビ番組のチャンネルを選局する際に、この操作により指定されたサブチャンネル番号がSD方式により放送されるテレビ番組に対応するサブチャンネル番号である場合に、物理チャンネル番号内にHD方式により放送されるテレビ番組に対応するサブチャンネル番号が存在する場合は、ユーザによる操作(チャンネルアップ操作またはチャンネルダウン操作)により指定されたサブチャンネル番号を飛び越してHD方式により放送されるテレビ番組を受信するように、チューナ11の受信周波数を切り換える制御を行うように構成することによって、ユーザがチャンネルアップ操作またはチャンネルダウン操作によってテレビ番組のチャンネルを選局する場合においても、同じ物理チャンネル内に存在する複数のサブチャンネルのうちのより高解像度のテレビ番組に対応する理論チャンネルが優先的に選局されるので、ユーザは、より高解像度のテレビ番組が存在するか否かを意識することなく、より質の高い映像および音声を通してテレビ番組を視聴することができる。
また、第1実施形態では、制御部18を、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、物理チャンネル番号内にSD方式により放送されるテレビ番組に対応するサブチャンネル番号が存在しないと判断した場合、チューナ11をユーザにより指定されたサブチャンネル番号に対応したテレビ番組を受信するように、チューナ11の受信周波数を切り換える制御を行うように構成することによって、ユーザにより指定されたサブチャンネル番号が、SD方式と異なるHD方式により放送されるテレビ番組である可能性が高いので、ユーザにより指定されたサブチャンネル番号を選局することにより、ユーザに、質の高い映像および音声を通してテレビ番組を視聴させやすくすることができる。
また、第1実施形態では、制御部18を、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、物理チャンネル番号内にHD方式により放送されるテレビ番組に対応するサブチャンネル番号が存在しないと判断した場合、チューナ11をユーザにより指定されたサブチャンネル番号のうちの選局前のチャンネル番号に隣接するサブチャンネル番号に対応したテレビ番組を受信するように、チューナ11の受信周波数に切り換える制御を行うように構成することによって、ユーザにより指定されたサブチャンネル番号に対応するテレビ番組が確実に受信されるので、ユーザが視聴可能なテレビ番組を見逃すのを確実に抑制することができるとともに、従来どおりの選局動作を確実に反映させることができる。
また、第1実施形態では、チューナ11を介して取得されたPSIPに含まれるTVCTに基づいてショートネーム情報を取得することによって、PSIPに含まれるショートネーム情報に基づいて、SD方式の放送であるかHD方式の放送であるかに関する情報を容易に取得することができる。また、この際、ショートネーム情報の中の「SD」または「HD」という解像度に関する文字を特定することにより、SD方式であるかHD方式であるかに関する情報を確実に取得することができる。
(第2実施形態)
図3〜図7を参照して、本発明の第2実施形態によるHDDレコーダ200の構成について説明する。なお、第2実施形態では、放送受信装置の一例であるHDDレコーダ200に本発明を適用した場合について説明する。
本発明の第2実施形態によるHDDレコーダ200は、図7に示すように、装置本体に内蔵された制御回路部210を備えている。また、HDDレコーダ200は、外部接続されるテレビジョン装置270を操作するリモコン50と同一のリモコンよって操作されるように構成されている。なお、テレビジョン装置270は、本発明の「表示装置」の一例である。
また、HDDレコーダ200は、アンテナケーブル41を介してアンテナ40に接続されることにより、各放送事業者から送出されるテレビジョン放送波を受信することが可能に構成されている。また、HDDレコーダ200は、制御回路部210に設けられた外部機器接続端子217を介してテレビジョン装置270が接続されるように構成されている。
また、制御回路部210には、所定の伝送チャンネルを選局して放送事業者毎のテレビジョン放送波を受信するチューナ211と、受信されたテレビジョン放送波をデジタル信号に復調する復調部212と、復調後の符号化されたデジタル信号(TS)をデコードするTSデコーダ213と、TSデコーダ213により復号された映像信号および音声信号の各々に関する各種処理を行う映像処理部214および音声処理部215と、OSD部216とが設けられている。
また、制御回路部210は、上述した構成に加えて、外部機器としてのテレビジョン装置270をHDDレコーダ200と接続するための外部機器接続端子217と、CPUからなりHDDレコーダ200の全体の制御を司る制御部218と、メモリ部219と、受光部220と、チューナ211によって受信されたテレビ番組を記録可能なデータ形式に変換した状態で記録するHDD部(ハードディスクドライブ部)221とが設けられている。また、制御回路部210の各構成要素は、バス222を介して互いに接続されることにより、制御部218による指令信号やTSに含まれる各種データを互いにやり取りすることが可能に構成されている。
したがって、HDDレコーダ200は、チューナ211によって受信されたテレビ番組をHDD部221に記録する機能を有する一方、チューナ211が受信したテレビジョン放送波をバス222および外部機器接続端子217を経由させてテレビジョン装置270の表示画面部271およびスピーカ272から出力させることが可能に構成されている。
すなわち、HDDレコーダ200では、上記第1実施形態によるデジタルテレビジョン100が有する機能と同様に、テレビジョン放送波を受信した際に各放送事業者から送出されたTSに含まれるPSIPに基づいて、ユーザが選局可能なチャンネル番号リスト60(図3参照)が作成されるように構成されている。すなわち、ユーザが装置本体をアンテナ40に接続して最初に使用する際に、制御部218の指令によりチューナ211の受信周波数を順次変更させながら各放送事業者から送出されたTSを順次スキャニングすることにより、各々のTSに含まれるPSIPに基づいて、装置本体内にチャンネル番号リスト60が予め構築されるように構成されている。これにより、ユーザがリモコン50などを介してチャンネル選局を行った際、チャンネル番号リスト60に基づいてチューナ211の受信周波数を切り換えることにより、選択されたチャンネル番号に対応するテレビジョン放送波を受信することが可能とされている。
ここで、第2実施形態では、HDDレコーダ200に接続されたテレビジョン装置270を介してテレビ番組の視聴がなされている状態で、ユーザがリモコン50を使用して現在選局中のチャンネルから別なチャンネルへ移動するためのチャンネル選局操作がなされた際、制御部218は次の処理動作を行うことが可能に構成されている。
すなわち、制御部218の指令に基づいて、移動先(ユーザが指定するチャンネル番号)の物理チャンネルに標準解像度のテレビ番組が放送されるサブチャンネル番号と標準解像度よりも高い解像度(高解像度)のテレビ番組が放送されるサブチャンネル番号とが含まれる場合に、該当する物理チャンネルが有するVCT(図4参照)内のショートネーム情報(図5参照)に基づいて、標準解像度または高解像度のいずれか一方を有して放送されるテレビ番組(サブチャンネル)を優先的に受信するように、チューナ211の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている。
この際、制御部218は、PSIPのうちのたとえばEITを参照することにより、各々のサブチャンネルにおいて放送されるテレビ番組が互いに同じコンテンツ(番組内容)である場合に、標準解像度(SD放送)または高解像度(HD放送)のいずれか一方のテレビ番組(サブチャンネル)を優先的に受信する制御を行うように構成されている。これにより、視聴中のチャンネルから他のチャンネルへ移動する際に、移動先のチャンネルにおいて異なる解像度(SD放送またはHD放送)であるにも拘わらず同じコンテンツ(番組内容)からなるテレビ番組が重複して放送されている場合に、制御部218によって一方の解像度(たとえばHD放送)を有して放送されているテレビ番組を優先的に受信するようなチャンネルの選局動作が行われるように構成されている。
なお、第2実施形態におけるHDDレコーダ200では、接続されるテレビジョン装置270の仕様(映像の表示性能(解像度))についても制御部218が把握することにより、移動先のチャンネル番号を適宜決定することが可能に構成されている。すなわち、表示画面部271がHD方式に対応できずにSD方式で表示可能である場合、SD方式により放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、チューナ211の受信周波数を切り換える制御が行われるように構成されている。また、表示画面部271がHD方式で表示可能である場合には、HD方式により放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、チューナ211の受信周波数を切り換える制御が行われるように構成されている。
また、第2実施形態におけるHDDレコーダ200においても、サブチャンネル間で放送されるテレビ番組が互いに同じコンテンツ(番組内容)である場合に、高解像度(HD放送)のテレビ番組(サブチャンネル)を優先的に受信する制御を行うように構成されている。これにより、テレビジョン装置270の表示性能を考慮した上で、HD放送のサブチャンネルが優先的かつ自動的に選局されるように構成されている。
なお、第2実施形態によるHDDレコーダ200が有するその他の構成および機能については、上記第1実施形態で示したデジタルテレビジョン100が有するその他の構成および機能と略同様である。
また、第2実施形態によるHDDレコーダ200にテレビジョン装置270を外部接続した際に制御部218により実行される制御動作については、図6に示した処理フローがステップS1から実行される前に、接続されているテレビジョン装置270の仕様(映像の表示性能)が把握される処理が制御部218の指令に基づいて実行される。このテレビジョン装置270の仕様を事前に把握する処理は、制御部218が外部機器接続端子217を介してテレビジョン装置270の制御部(図示せず)と通信を行うことにより容易に達成される。
したがって、たとえば、テレビジョン装置270(表示画面部271)がHD方式に対応できずにSD方式でしか映像を表示できない性能であると判断された場合、図6に示した処理フローにおいて、たとえショートネーム情報に基づいて移動先のチャンネルに「HD方式」で放送されているサブチャンネル番号が存在することが判明している場合であっても、SD方式により放送されるサブチャンネル番号のテレビ番組が受信される処理が実行される。一方、テレビジョン装置270(表示画面部271)がHD方式に対応可能な表示装置であると判断された場合には、図6に示した処理フローが実行されるように構成されている。
第2実施形態では、上記のように、ユーザがHDDレコーダ200を介してテレビ番組のチャンネルを選局する際に、所定のコンテンツからなりSD方式により放送されるテレビ番組と、このコンテンツと同一のコンテンツからなりHD方式により放送されるテレビ番組とが含まれる場合に、TVCTの中のショートネーム情報に基づいて、SD方式またはHD方式のいずれか一方を有して放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、チューナ11の受信周波数を切り換える制御を行うように制御部218が構成されている。すなわち、視聴中のチャンネルから他のチャンネルへ移動する際に、移動先のチャンネルにおいて異なる解像度(SD方式またはHD方式)であるにも拘わらず同じコンテンツからなるテレビ番組が重複して放送されている場合に、制御部218によって一方の解像度(HD方式)を有して放送されているテレビ番組を優先的に受信するようなチャンネルの選局動作が行われる。これにより、移動先のチャンネルに同一コンテンツからなる複数のテレビ番組が存在している場合であっても、ユーザ自身が解像度に関する情報に注目していずれのチャンネルを選ぶかの判断を行わずとも一のチャンネルが自動的に選局されるので、その分、ユーザが所望する解像度(HD方式)により視聴したいチャンネルを即座に選局することができる。この際、同一コンテンツからなる複数のテレビ番組のうちの一のテレビ番組に対応するチャンネルが必ず選局されるので、ユーザが視聴可能なテレビ番組を見逃すのを抑制することができる。
また、第2実施形態では、制御部218を、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、表示画面部271がHD方式に対応できずにSD方式で表示可能であると判断した場合、SD方式により放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、チューナ211の受信周波数を切り換える制御を行うように構成している。また、制御部218を、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、表示画面部271がHD方式で表示可能であると判断した場合、HD方式により放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、チューナ211の受信周波数を切り換える制御を行うように構成している。これにより、テレビジョン装置270(表示画面部271)の仕様(SD方式のみが表示可能であるか、または、HD方式でも表示可能であるかを示す表示画面部271の性能)に応じて、視聴中のチャンネルから他のチャンネルへ移動することができるので、ユーザが視聴したいチャンネルを確実に選局することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果については、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、制御部が、アメリカ地域でのデジタル放送方式におけるATSC規格に規定されたPSIP(VCT)に基づいてサブチャンネル毎の放送形式(SD方式またはHD方式)を特定する例について示したが、本発明はこれに限られない。すなわち、日本でのデジタル放送方式におけるEPG符号化の規格であるARIB STD−B10に規定されたPSI/SI(番組配列情報)に基づいて同一コンテンツ(番組内容)が放送されている際のサブチャンネル毎の放送形式(SD方式またはHD方式)を特定するように構成してもよい。あるいは、ヨーロッパ地域でのデジタル放送方式におけるEPG符号化の規格であるDVB−SIに規定された番組配列情報に基づいてサブチャンネル毎の放送形式(SD方式またはHD方式)を特定するように構成してもよい。さらには、上記した地域(国)以外の地域で運用されているデジタル放送方式の規格に則って、同一コンテンツが放送されている際のサブチャンネル毎の放送形式(SD方式またはHD方式)を特定することも可能である。
また、上記第1および第2実施形態では、本発明の「放送受信装置」が、家屋などに設置されたアンテナを介して、本発明の「受信部」が地上波デジタル放送によるテレビジョン放送波を受信するように構成された例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、放送受信装置が、衛星デジタル放送によるテレビジョン放送波を受信するように構成されていてもよいし、ケーブル回線(光ケーブル回線(インターネット回線)を含む)に接続された状態で受信部を介してデジタルテレビジョン放送波を受信するように構成されていてもよい。また、アンテナおよびケーブル回線の少なくともいずれか一方を使用して、地上波デジタル放送および衛星デジタル放送の両方の放送形式を含むテレビジョン放送波を受信するように構成されていてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、制御部18がPSIPのうちのEITに規定された情報を参照することにより、1つの物理チャンネル内における複数のサブチャンネル間でのテレビ番組のコンテンツ(番組内容)を比較してコンテンツが同一か否かの判断を行うように構成した例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、EIT以外の他の番組配列情報(PSIPに規定されているEIT以外の情報テーブル)を参照して、サブチャンネル間でのテレビ番組のコンテンツの同一性の可否を特定するように構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、TVCTデータ中のショートネーム情報に基づいて、サブチャンネル毎の放送方式(SD方式またはHD方式)を特定するように構成した例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、TVCTデータ中のショートネーム情報以外の情報に基づいて、同一コンテンツが放送されている際のサブチャンネル毎の放送方式(SD方式またはHD方式)を特定するように構成してもよいし、TVCTデータ以外の他の番組配列情報(PSIPに規定されているTVCTデータ以外のデータ)を参照して、同一コンテンツが放送されている際のサブチャンネル毎の放送方式を特定するように構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、ショートネーム情報(放送事業者名)に付加された「SD」または「HD」という文字を認識することにより、サブチャンネル毎の放送方式(SD方式またはHD方式)を特定するように構成した例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ショートネーム情報に「SD」または「HD」以外の文字で放送方式が規定されている場合には、「SD」または「HD」以外のたとえば、「_S」または「_H」などの文字(記号)を認識することにより、サブチャンネル毎の放送方式を特定するように構成してもよいし、他の記号や文字で放送方式を特定するように構成してもよい。
また、上記第2実施形態では、HDDレコーダ200にテレビジョン装置270を接続してテレビ番組の視聴を行うように構成した例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、デジタルテレビジョン放送波が受信可能な受信部を備えていれば、HDDレコーダ以外のDVDレコーダ、BDレコーダまたはセットトップボックス(信号変換装置)などの放送受信装置にテレビジョン装置270を接続してもよい。
また、上記第2実施形態では、HDDレコーダ200にテレビジョン装置270を接続してテレビ番組の視聴を行うように構成した例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、テレビジョン装置以外のPCなどに接続されるモニタ装置などを接続してテレビ番組の視聴を行うように構成してもよいし、スクリーンに表示可能なプロジェクタ装置を「表示装置」としてHDDレコーダ200に接続してテレビ番組の視聴を行うように構成してもよい。
11、211 チューナ(受信部)
18、218 制御部
30 表示画面部(表示装置)
100 デジタルテレビジョン(放送受信装置)
200 HDDレコーダ(放送受信装置)
270 テレビジョン装置(表示装置)

Claims (10)

  1. 解像度に関する情報を含むデジタルテレビジョン放送波を受信する受信部と、
    前記受信部を介して取得された前記解像度に関する情報に基づいて受信周波数を切り換える制御を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、前記デジタルテレビジョン放送波に所定のコンテンツからなり第1解像度を有して放送されるテレビ番組と、前記所定のコンテンツと同一のコンテンツからなり前記第1解像度と異なる第2解像度を有して放送されるテレビ番組とが含まれる場合に、前記解像度に関する情報に基づいて、前記第1解像度または前記第2解像度のいずれか一方を有して放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、前記受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている、放送受信装置。
  2. 前記第2解像度は、前記第1解像度よりも高い解像度を有しており、
    前記制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、前記解像度に関する情報に基づいて、前記第2解像度を有して放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、前記受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている、請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記放送事業者毎に割り当てられたチャンネルは、1つの物理チャンネル番号と、前記物理チャンネル番号に対して少なくとも1つ割り当てられた理論チャンネル番号とから構成されており、
    前記制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、前記物理チャンネル番号内に前記第1解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号と、前記第2解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号とが存在すると判断した場合、前記解像度に関する情報に基づいて、前記第2解像度を有して放送される理論チャンネル番号に対応したテレビ番組を優先的に受信するように、前記受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている、請求項2に記載の放送受信装置。
  4. 前記制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、ユーザにより前記第1解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号が指定された場合に、前記物理チャンネル番号内に前記第2解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号が存在する場合は、前記第1解像度を有して放送されるテレビ番組を受信せずに前記第2解像度を有して放送されるテレビ番組を受信するように、前記受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている、請求項3に記載の放送受信装置。
  5. 前記制御部は、ユーザがチャンネル番号を1つだけ増加させる操作または前記チャンネル番号を1つだけ減少させる操作によってテレビ番組のチャンネルを選局する際に、前記操作により指定された理論チャンネル番号が前記第1解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号である場合に、前記物理チャンネル番号内に前記第2解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号が存在する場合は、ユーザによる前記操作により指定された理論チャンネル番号を飛び越して前記第2解像度を有して放送されるテレビ番組を受信するように、前記受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている、請求項4に記載の放送受信装置。
  6. 前記制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、前記物理チャンネル番号内に前記第1解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号が存在しないと判断した場合、前記受信部を前記ユーザにより指定された理論チャンネル番号に対応したテレビ番組を受信するように、前記受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている、請求項3または4に記載の放送受信装置。
  7. 前記制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、前記物理チャンネル番号内に前記第2解像度を有して放送されるテレビ番組に対応する理論チャンネル番号が存在しないと判断した場合、前記受信部を前記ユーザにより指定された理論チャンネル番号のうちの選局前のチャンネル番号に隣接する理論チャンネル番号に対応したテレビ番組を受信するように、前記受信部の受信周波数に切り換える制御を行うように構成されている、請求項3〜6のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  8. 前記デジタルテレビジョン放送波によるテレビ番組を表示可能な表示装置に接続されるように構成されており、
    前記第2解像度は、前記第1解像度よりも高い解像度を有しており、
    前記制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、前記表示装置が前記第2解像度の状態で表示することができずに前記第1解像度の状態で表示可能であると判断した場合、前記第1解像度を有して放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、前記受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されており、
    前記制御部は、ユーザがテレビ番組のチャンネルを選局する際に、前記表示装置が前記第2解像度の状態で表示可能であると判断した場合、前記第2解像度を有して放送されるテレビ番組を優先的に受信するように、前記受信部の受信周波数を切り換える制御を行うように構成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  9. 前記デジタルテレビジョン放送波は、前記デジタルテレビジョン放送波を構成するトランスポートストリームが有する番組情報を含み、
    前記番組情報には、前記放送事業者を特定する情報が規定されており、
    前記制御部は、前記受信部を介して取得された前記番組情報に含まれる前記放送事業者を特定する情報に基づいて、前記解像度に関する情報を取得する制御を行うように構成されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  10. 前記制御部は、前記放送事業者を特定する情報に付加された解像度に関する所定の文字を特定することにより、前記解像度に関する情報を認識する制御を行うように構成されている、請求項9に記載の放送受信装置。
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