JPH11168679A - デジタル放送受信機 - Google Patents

デジタル放送受信機

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JPH11168679A
JPH11168679A JP33339497A JP33339497A JPH11168679A JP H11168679 A JPH11168679 A JP H11168679A JP 33339497 A JP33339497 A JP 33339497A JP 33339497 A JP33339497 A JP 33339497A JP H11168679 A JPH11168679 A JP H11168679A
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JP
Japan
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video
signal
monitor
ntsc
osd
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Application number
JP33339497A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Omura
嘉紀 大村
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のデジタル放送受信機にはNTSC信号
の出力端子しかなかったために、受信機上に表示するO
SD画面もNTSCモニタで視聴することを前提に作成
したものとなっており、たとえハイビジョンモニタをデ
ジタル放送受信機に接続していてもNTSC信号と同等
なOSD画面出力しか表示できなかった。 【解決手段】 デジタル放送受信機に、NTSC信号出
力端子37とハイビジョン信号出力端子36を設け、ま
たNTSC映像をハイビジョン映像信号に変換する映像
フォーマット変換回路25を付加し、受信機にNTSC
モニタが接続されている場合にはNTSC解像度のOS
D画面を映像に重畳し、ハイビジョンモニタが接続され
ている場合は、ハイビジョン解像度のOSD画面を重畳
して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信機に接続され
たテレビジョンモニタの種類に応じて、映像に重畳する
On Screen Display(以下、OSDと称す)画面のイメ
ージを変更するデジタル放送受信機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、世界各国でデジタル放送システム
が開発され、放送が開始されてきている。これらの、デ
ジタル放送システムを既存アナログ放送システムと比べ
た利点として、信号の圧縮符号化、多重化による電波の
有効利用やゴーストなどの妨害のない美しい映像などの
他に、放送波中に現在および将来に放送される番組の情
報を送信し、受信機では、該情報を基にOSD画面上に
番組表を作成、表示し、そこで番組の選択や予約などを
実行することができる電子番組表(以下、EPGと称
す)機能を持つことや、放送局からユーザへ送られた電
子メールを画面上で表示できることなど、受信機上での
OSD表示による多様な機能がある。
【0003】以上のような現在のデジタル放送では、N
TSCやPALなど現在のテレビジョン放送の映像信号
をデジタル化して放送しており、デジタル放送受信機か
らの映像出力も既存のアナログ放送の映像出力のフォー
マットで出力している。
【0004】以下、従来のデジタル放送受信機の構成を
図3に示す。図3において、1はアンテナ、2は前記ア
ンテナ1で受信された電波からユーザの希望する電波を
選局するチューナ、3は前記チューナ2で選局された信
号を復調するデジタル復調機であり、また、4は前記デ
ジタル復調機3で復調された信号からユーザが希望する
信号を選択するトランスポートデコーダ、5は前記トラ
ンスポートデコーダ4で選択された信号の内、映像信号
を復号するMPEGビデオデコーダ、6は前記トランス
ポートデコーダ4で選択された信号の内、音声信号を復
号するMPEG音声デコーダであり、また、10はOS
Dイメージを記憶しておくOSDバッファ用DRAM、
7はOSDイメージと映像信号とを合成するOSD合成
回路、8は映像信号をNTSC信号にエンコードするN
TSCエンコーダ、9は受信機全体の各種動作を制御す
る制御マイコンであり、また、11は映像信号を出力す
るNTSC映像出力端子、13は出力された映像信号で
あるNTSC映像出力、12は音声信号を出力する音声
出力端子、14は出力された音声信号である音声出力、
15は外部からのリモコン信号を受信するリモコン受光
部、16はリモコン信号である。
【0005】上記構成の従来のデジタル放送受信機にお
いて、アンテナ1で受信された電波は、チューナ2に入
力され、前記チューナ2は、制御マイコン9からの指示
に従って送信された多くの周波数の信号から特定の周波
数の信号を選局する。前記チューナ2で選局された信号
は、デジタル復調機3によりデジタル復調されてトラン
スポートデコーダ4に送られる。
【0006】前記トランスポートデコーダ4は、前記制
御マイコン9からの指示に従って多重されたさまざまな
信号の内から、音声信号を含んだ圧縮デジタルデータは
MPEG音声デコーダ6に送り、また、映像信号を含ん
だ圧縮デジタルデータはMPEGビデオデコーダ5に送
る。
【0007】前記MPEG音声デコーダ6は、送られた
圧縮音声信号をデコードし、これを音声出力端子12よ
り音声出力信号14として出力し、また、前記MPEG
ビデオデコーダ5は、送られた圧縮映像信号をデコード
して、OSD合成回路7に送る。
【0008】前記OSD合成回路7は、OSDバッファ
用DRAM10に記憶されているOSDイメージを映像
信号に重畳する。OSDイメージを重畳した映像データ
はNTSCエンコーダー8に送られ、NTSC方式のテ
レビジョン信号に変換され、NTSC映像出力端子11
よりNTSC映像出力信号13として出力される。
【0009】ここで、OSDイメージは、リモコン受光
部15で受信したリモコン信号16のリモコンコードで
ユーザーが要求したOSD画面イメージを前記制御マイ
コン9が作成し、前記OSDバッファ用DRAM10に
記憶する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】現在、国内ではテレビ
ジョンモニタとしてはNTSC方式のテレビジョンモニ
タ以外にハイビジョン放送に対応したモニタも市場に多
く出回っている。このハイビジョン用のモニタでは走査
線の数がNTSC方式の525本に対して1125本あ
り、表示できる情報量もNTSC方式の約5倍となって
おり、NTSC方式のテレビジョンモニタと比べて高画
質、高精細な映像を表現できるものとなっている。
【0011】ところが、ユーザーが現在のデジタル放送
受信機で出力した映像をハイビジョンモニタで視聴しよ
うとした場合、ハイビジョンモニタは、現行のNTSC
用モニタに比べ高画質、高精細の映像を表現できるのに
対して、現在のデジタル放送方式の受信機では一般のN
TSC信号出力しか備えておらず、受信機上で作成する
EPGなどのOSD画面もNTSC用のモニタで視聴さ
れることを前提として作成されたものであった。
【0012】そのため、OSD画面構成もNTSC用モ
ニタで視聴した場合に文字などの情報が容易に判別でき
るような画面構成となっており、1画面内に同時に表示
される情報量が少なく、ハイビジョンモニタの高画質、
高精細な表示性能を生かしきれていないという問題があ
った。
【0013】本発明は、上記従来のデジタル放送受信機
が有していた問題点を解決することを目的とし、これを
解決したデジタル放送受信機を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、NTSC映像信号出力端子と、
ハイビジョン映像信号出力端子と、これらのどちらの端
子にテレビジョンモニタが接続されているかを判別する
回路と、映像信号のフォーマットを変換する回路とを具
備し、映像出力端子に接続されたテレビジョンモニタの
種類に応じて、入力された映像信号のフォーマットを変
換し、その映像上にその解像度に応じて異なったOSD
画面を重畳して出力することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のデジタル放送受信機は、
NTSC方式の映像の圧縮信号を受信し、ハイビジョン
映像出力端子にハイビジョンモニタが接続されている場
合には、ハイビジョン用モニタにハイビジョンの解像度
のOSD画面を重畳したハイビジョン映像信号を出力
し、また、NTSC映像出力端子にNTSC用モニタが
接続されている場合には、NTSC解像度のOSD画面
を重畳したNTSC映像信号を出力する。
【0016】以下、本発明の一実施の形態を図面を参照
して詳細に説明する。図1は、本発明を実施するための
デジタル放送受信機の構成を示すブロック図である。
【0017】図1において、20はアンテナ、21は前
記アンテナ20で受信された電波からユーザの希望する
電波を選局するチューナ、22は前記チューナ21で選
局された信号を復調するデジタル復調機であり、また、
23は前記デジタル復調機22で復調された信号からユ
ーザが希望する信号を選択するトランスポートデコー
ダ、24は前記トランスポートデコーダ23で選択され
た信号の内、映像信号を復号するMPEGビデオデコー
ダ、30は前記トランスポートデコーダ23で選択され
た信号の内、音声信号を復号するMPEG音声デコーダ
であり、また、29はOSDイメージを記憶しておくO
SDバッファ用DRAM、25は前記MPEGビデオデ
コーダ24でデコードされた映像信号のフォーマットを
変換する映像フォーマット変換回路、26はOSDイメ
ージと映像信号とを合成するOSD合成回路、27は映
像信号を切り換える出力制御回路、31は映像信号をハ
イビジョン信号にエンコードするハイビジョン信号エン
コーダ、32は映像信号をNTSC信号にエンコードす
るNTSCエンコーダ、33は当該デジタル放送受信機
に接続されているモニタを検出するモニタ接続判定回
路、28は受信機全体の各種動作を制御する制御マイコ
ンであり、また、36はハイビジョン映像信号を出力す
るハイビジョン映像出力端子、37はNTSC映像信号
を出力するNTSC映像出力端子、39は出力されたハ
イビジョン映像信号であるハイビジョン映像出力、40
は出力されたNTSC映像信号であるNTSC映像出
力、38は音声信号を出力する音声出力端子、41は出
力された音声信号である音声出力、34は外部からのリ
モコン信号を受信するリモコン受光部、35はリモコン
信号である。
【0018】上記デジタル放送受信機において、アンテ
ナ20にて受信された電波は、チューナ21に入力さ
れ、前記チューナ21は、制御マイコン28からの指示
に従って、送信された多くの周波数の信号から特定の周
波数の信号を選局する。前記チューナ21で選局された
信号は、デジタル復調機22によりデジタル復調されて
トランスポートデコーダ23に送られる。
【0019】前記トランスポートデコーダ23は、前記
制御マイコン28からの指示に従って多重されたさまざ
まな信号の内から、音声信号を含んだ圧縮デジタルデー
タはMPEG音声デコーダ30に送り、また、圧縮映像
信号を含んだデジタルデータはMPEGビデオデコーダ
24に送る。
【0020】前記MPEG音声デコーダ30は音声信号
をデコードし、これを音声出力端子38に出力する。ま
た、前記MPEGビデオデコーダ24は、送られた圧縮
映像信号をデコードして、映像フォーマット変換回路2
5に送る。
【0021】ここで、前記制御マイコン28は、NTS
C信号出力端子37、ハイビジョン信号出力端子36の
どちらにテレビジョンモニタが接続されているかの判別
信号をテレビジョンモニタ接続判定回路33より得、前
記映像フォーマット変換回路25およびOSD合成回路
26および出力制御回路27を制御する。
【0022】前記映像フォーマット変換回路25は、前
記NTSC映像出力端子37にNTSC用モニタが接続
された場合は、映像データに何ら加工せず前記OSD合
成回路26に出力し、一方、前記ハイビジョン映像出力
端子36にハイビジョン用モニタが接続された場合は、
映像信号の画素数、走査線数等をハイビジョン映像信号
と等価になるように変換し、前記OSD合成回路26に
出力する。
【0023】前記OSD合成回路26は、OSDバッフ
ァ用DRAM29にあるOSDイメージを前記映像フォ
ーマット変換回路25から送られた映像信号に重畳し
て、OSDイメージを重畳した映像データを前記出力制
御回路27に送る。ここで、前記OSDバッファ用DR
AM29上のOSDイメージは、デジタル放送受信機に
接続されたテレビジョンモニタの種類に応じて、異なっ
たOSDイメージが前記制御マイコン28によって作成
される。
【0024】前記出力制御回路27は、前記制御マイコ
ン28を経由して送られてきた前記モニタ判別回路33
からの判別信号により映像信号をハイビジョン信号エン
コーダー31またはNTSCエンコーダー32のいずれ
かに切り替えて送るよう制御する。
【0025】この場合、ハイビジョン映像出力端子36
にハイビジョンモニタが接続されていれば、前記出力制
御回路27は、前記ハイビジョン信号エンコーダ31に
映像信号を送り、前記ハイビジョン映像出力端子36か
らハイビジョン映像出力信号39が出力される。一方、
NTSC映像出力端子37にNTSCモニタが接続され
ていれば、前記出力制御回路27は、前記NTSCエン
コーダ32に映像信号を送り、NTSC映像出力端子3
7からNTSC映像出力信号40が出力される。
【0026】ここで、図2は、本発明におけるデジタル
放送受信機がハイビジョンモニタへの映像出力、あるい
はNTSCモニタへの映像出力において、それぞれの画
面上のOSD表示を変えた一例として、番組を視聴しな
がら他のチャンネルでどのような放送が行われているか
を調べるOSDを示したものである。
【0027】図2(1)は、ハイビジョンモニタ上での
OSD画面例であり、横方向に1チャンネル分のチャン
ネル番号、番組タイトル、番組開始および終了時間、番
組ジャンルを表示させている。一方、図2(2)は、N
TSCモニタ上でのOSD画面表示例であり、1チャン
ネル分の情報の表示を、チャンネル番号、番組タイトル
で1行使用し、番組開始および終了時間、番組ジャンル
で、さらにもう1行使用することでモニタに表示する文
字を大きくしている。これは、ハイビジョン用モニタ
は、解像度が高いため小さな文字を表示しても視聴者に
対して充分な視認性を確保できるが、NTSC用モニタ
はハイビジョン用モニタ程の解像度が無いため、小さな
文字を表示すると視聴者に対して充分な視認性を確保で
きなくなるためである。
【0028】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
接続されたテレビジョンモニタの種類に応じて出力する
映像信号のフォーマットを変換するために、接続された
テレビジョンモニタの種類に最も適したフォーマットの
映像信号を出力することができ、接続されたテレビジョ
ンモニタの性能を充分生かすことができる。
【0029】また、請求項2の発明によれば、接続され
たテレビジョンモニタの種類に応じてOSDイメージの
解像度を変えるために、接続されたテレビジョンモニタ
の種類に最も適した解像度のOSDイメージを表示する
ことができ、使用者の利便性が向上する。
【0030】また、請求項3の発明によれば、接続され
たテレビジョンモニタの種類に応じてOSDイメージの
サイズを変えるために、接続されたテレビジョンモニタ
の種類に最も適したサイズのOSDイメージを表示する
ことができ、使用者の利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるデジタル放送受信
機の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のデジタル放送受信機でのOSD画面の
出力例である。
【図3】従来例のデジタル放送受信機の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 チューナ 3 デジタル復調機 4 トランスポートデコーダー 5 MPEGビデオデコーダー 6 MPEG音声デコーダー 7 OSD合成回路 8 NTSCエンコーダー 9 制御マイコン 10 OSDバッファ用DRAM 11 NTSC映像出力端子 12 音声出力端子 13 NTSC映像出力端子 14 音声出力 15 リモコン受光部 16 リモコン信号 20 アンテナ 21 チューナ 22 デジタル復調機 23 トランスポートデコーダー 24 MPEGビデオデコーダー 25 映像フォーマット変換回路 26 OSD合成回路 27 出力制御回路 28 制御マイコン 29 OSDバッファ用DRAM 30 MPEG音声デコーダー 31 ハイビジョン信号エンコーダー 32 NTSCエンコーダー 33 モニタ接続判定回路 34 リモコン受光部 35 リモコン信号 36 ハイビジョン映像出力端子 37 NTSC映像出力端子 38 音声出力端子 39 ハイビジョン映像出力 40 NTSC映像出力 41 音声出力

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン方式を変換する複数のテレ
    ビジョン方式変換回路と、前記テレビジョン方式変換回
    路からの信号を出力する複数の出力端子と、前記複数の
    出力端子の内、テレビジョンモニターが接続されている
    端子を検出する検出回路とを具備し、前記複数の出力端
    子と複数のテレビジョン方式とを一意に対応付け、前記
    検出回路からの信号により、テレビジョンモニターが接
    続されている端子に対応したテレビジョン方式の信号を
    出力することを特徴とするデジタル放送受信機。
  2. 【請求項2】 接続されたテレビジョンモニタの種類に
    応じて異なった解像度のOSDイメージを作成し、該O
    SDイメージ単独で、または、該OSDイメージと映像
    信号とを共に、または、該OSDイメージを映像信号に
    重畳して出力することを特徴とする請求項1記載のデジ
    タル放送受信機。
  3. 【請求項3】 接続されたテレビジョンモニタの種類に
    応じて異なったサイズのOSDイメージを作成し、該O
    SDイメージ単独で、または、該OSDイメージと映像
    信号とを共に、または、該OSDイメージを映像信号に
    重畳して出力することを特徴とする請求項1記載のデジ
    タル放送受信機。
JP33339497A 1997-12-04 1997-12-04 デジタル放送受信機 Pending JPH11168679A (ja)

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