JP2008288676A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Tatsuo Miyagawa
達雄 宮川
Minoru Noda
穣 野田
Junichi Matsunaga
絢一 松永
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Abstract

【課題】チャンネルの順選局時に、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えを迅速に行うことができるデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】起動時または定期的に、受信したデジタル放送信号のTS(Transport Stream)に含まれるEIT(Event Information Table)から各チャンネルの一定期間の番組情報を検出し、該番組情報から各チャンネルの一定期間の番組が放送されない時間帯を検出して、該時間帯情報をメモリに記憶する。デジタル放送のチャンネルの順選局時に、次に選局する予定にある選局予定チャンネルと現在日時とメモリに記憶している時間帯情報に基づいて、現在選局予定チャンネルで番組が放送されているか否かを判定し、番組が放送されていれば、選局予定チャンネルを選局し、番組が放送されていなければ、選局予定チャンネルの選局をスキップして、選局予定チャンネルを次のチャンネルに切り替える。
【選択図】図4

Description

本発明は、チャンネルを番号の順に選局するデジタル放送受信装置に関するものである。
一般にデジタル放送では、アナログ放送に比べて、チャンネル数が多くなっている。このため、デジタル放送受信装置において、デジタル放送の所望のチャンネルへの切り替え操作に、チャンネルを番号の昇順または降順に選局するチャンネルアップ/ダウンキー(チャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキー)を用いると、番組が放送されていないチャンネルまで選局してしまい、所望のチャンネルへの切り替えに時間がかかるという問題があった。
一方、所望のチャンネルへの切り替えを迅速にするため、下記の特許文献1に記載されているデジタル放送受信装置では、ある時間間隔で、デジタル放送の各チャンネルのTS(Transport Stream)から各チャンネルに関する情報を抽出して、該情報を所定のテーブルに書き込む。そして、チャンネルのアップまたはダウンの信号を受けると、上記テーブルを参照して、次に選局する予定のチャンネルがある条件に当てはまれば(放送中である等)、該チャンネルを選局し、該チャンネルがある条件に当てはまらなければ(放送休止中である等)、該チャンネルの選局を避ける。
また、下記の特許文献2に記載されているデジタル放送受信装置では、第1のタイミングで、選局中のチャンネルを特定するためのチャンネル情報を生成して、該チャンネル情報を特定した時刻が属する時間帯と対応付けて記憶部に記憶する。そして、第2のタイミングで、現在時刻が属する時間帯と対応付けて記憶されているチャンネル情報を記憶部から読み出して、該チャンネル情報により特定されるチャンネルを選局する。
さらに、下記の特許文献3に記載されているデジタル放送受信装置では、予めユーザが時間帯に対して割り当てたチャンネルを記憶部に記憶する。そして、チャンネル選択時に、現在時刻が属する時間帯に割り当てられたチャンネルを記憶部から読み出して、該チャンネルを選局する。
特開2001−177778号公報 特開2001−292069号公報 特開平10−313431号公報
上述した特許文献1では、各チャンネルの進行状態(放送の実行または休止)をTSから検出してテーブルに記憶するが、各チャンネルにおける時間帯別の番組の放送の有無までは考慮していない。このため、例えば深夜等にあるチャンネルで番組は放送されていないが試験データ等が放送されている場合には、チャンネルアップ/ダウンキーによるチャンネルの順選局時に、該チャンネルが番組を視聴できないにもかかわらず選局されてしまう。また、特許文献1では、ある時点での各チャンネルの進行状態をTSから検出してテーブルに記憶するので、あるチャンネルの進行状態が数秒以内等の短時間で変化する場合には、短い時間間隔でテーブルの情報を更新しなければ、放送休止中のチャンネルが選局されてしまい、短い時間間隔でテーブルの情報を更新しようとすると、チャンネル順選局の準備処理に時間と負担がかかってしまう。特許文献2、3では、ある時間帯に、ユーザが以前視聴していたチャンネルまたはユーザが予め割り当てたチャンネルを、所望のチャンネルとして選局するが、該チャンネルで該時間帯に番組が放送されなかった場合には、該チャンネルが番組を視聴できないにもかかわらず選局されてしまう。
本発明は、以上のような問題点を解決するものであって、その課題とするところは、チャンネルの順選局時に、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えを迅速に行うことができるデジタル放送受信装置を提供することにある。
本発明では、デジタル放送の各チャンネルを選局し、各チャンネルの放送信号を受信する選局手段と、チャンネルを番号の順に選局する指示を入力する順選局指示手段と、放送信号を処理して映像と音声と情報の各データを検出する検出手段と、映像データと音声データを処理して映像信号と音声信号を出力する出力手段とを備えたデジタル放送受信装置において、検出手段は、予め設定されたタイミングで、受信した放送信号から情報データを検出して、該情報データから各チャンネルの一定期間の番組情報を検出し、該番組情報から各チャンネルの一定期間の番組が放送されない時間帯を検出して、該時間帯情報をチャンネル毎に記憶手段に記憶する。選局手段は、順選局指示手段によるチャンネルの順選局指示の入力時に、次に選局する予定にある選局予定チャンネルと現在日時と前記時間帯情報とに基づいて、選局予定チャンネルで番組が放送されているか否かを判定し、番組が放送されていれば、選局予定チャンネルを選局し、番組が放送されていなければ、選局予定チャンネルを選局せずに、選局予定チャンネルを次のチャンネルに切り替える。
このようにすると、デジタル放送のチャンネルの順選局時に、番組が放送されているチャンネルのみが選局されるので、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えを迅速に行うことができる。また、放送信号から一定期間の各チャンネルの番組が放送されない時間帯を検出して記憶するので、一定期間内では該時間帯情報を更新する必要がなく、チャンネル順選局の準備処理(前記時間帯情報の作成や更新)にかかる時間と負担を軽減することができる。
また、本発明では、上記デジタル放送受信装置において、検出手段は、起動時にまたは定期的に、前記時間帯情報の検出と記憶を行う。
前記時間帯情報の作成や更新を、起動時に行って、以降の駆動中に行わないようにすることで、以降の駆動中にそのチャンネル順選局の準備処理にかかる時間と負担を軽減することができる。また、前記時間帯情報の作成や更新を、一定期間毎または一定期間より若干短い期間毎に定期的に行うことで、チャンネル順選局の準備処理の実行頻度を減少させて、該準備処理にかかる時間と負担を軽減することができる。さらに、上記のように前記時間帯情報の作成や更新を行うことで、前記時間帯情報の正確さを保持して、番組が確実に放送されている所望のチャンネルへの切り替えを常に迅速に行うことができる。
さらに、本発明の典型的な実施形態では、DVB SI(Digital Video Broadcast Service Information)規格に準拠したデジタル放送の各チャンネルを選局し、各チャンネルの放送信号を受信する選局手段と、チャンネルを番号の昇順に選局する指示を入力するチャンネルアップキーと、チャンネルを番号の降順に選局する指示を入力するチャンネルダウンキーと、放送信号を処理してTS(Transport Stream)を検出し、該TSから映像ストリームと音声ストリームとPSI(Program Specific Information)/SI(Service Information)を検出する検出手段と、映像ストリームと音声ストリームを処理して映像信号と音声信号を出力する出力手段と、映像信号に基づく映像を表示する映像表示手段と、音声信号に基づく音声を出力する音声出力手段とを備えたデジタル放送受信装置において、検出手段は、起動時にまたは定期的に、検出したTSのSIからEIT(Event Information Table)を検出し、該EITから前記各チャンネルの一定期間の番組情報を検出し、該番組情報から各チャンネルの一定期間の番組が放送されない時間帯を検出して、該時間帯情報をチャンネル毎に記憶手段に記憶する。選局手段は、チャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーによるチャンネルの順選局指示の入力時に、次に選局する予定にある選局予定チャンネルと現在日時と前記時間帯情報とに基づいて、選局予定チャンネルで番組が放送されているか否かを判定し、番組が放送されていれば、選局予定チャンネルを選局し、番組が放送されていなければ、選局予定チャンネルの選局をスキップして、選局予定チャンネルを次のチャンネルに切り替える。
このようにすると、デジタル放送のチャンネルの順選局時に、番組が放送されていないチャンネルの選局がスキップされて、番組が放送されているチャンネルのみが選局されるので、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えを迅速に行うことができる。また、番組が放送されていないチャンネルの不要な映像(砂あらし画像)が映像表示手段に表示されず、該チャンネルの不要な音声(ノイズ音)が音声出力手段から出力されないので、ユーザが該不要な映像と音声を視聴して不快になるのを防止することができる。また、TSから各チャンネルの一定期間の番組が放送されない時間帯を検出して記憶するので、一定期間内では該時間帯情報を更新する必要がなく、チャンネル順選局の準備処理にかかる時間と負担を軽減することができる。特に、前記時間帯情報の作成や更新を、起動時に行って、以降の駆動中に行わないようにすることで、以降の駆動中にそのチャンネル順選局の準備処理にかかる時間と負担を省略することができる。また、前記時間帯情報の作成や更新を、一定期間毎または一定期間より若干短い期間毎に定期的に行うことで、チャンネル順選局の準備処理の実行頻度を減少させて、該準備処理にかかる時間と負担を軽減することができる。さらに、上記のように前記時間帯情報の作成や更新を行うことで、前記時間帯情報の正確さを保持して、番組が確実に放送されている所望のチャンネルへの切り替えを常に迅速に行うことができる。
本発明によれば、デジタル放送のチャンネルの順選局時に、番組が放送されていないチャンネルの選局がスキップされて、番組が放送されているチャンネルのみが選局されるので、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えを迅速に行うことができる。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置100のブロック図である。デジタル放送受信装置100は、デジタル放送とアナログ放送の放送信号を受信して、各チャンネルで放送されている番組の映像を表示し音声を出力するテレビジョン受像機から成る。本実施形態におけるデジタル放送は、DVB SI(Digital Video Broadcast Service Information)規格に準拠している。デジタル放送受信装置100のサブ基板1には、チューナモジュールが構築されている。メイン基板2には、TV(テレビ)のメインシステムが構築されている。
ハイブリッドチューナ(以下、「チューナ」という。)3は、図示しないアンテナを介して取得したデジタル放送のRF(Radio Frequency)信号から、各チャンネルに対応するIF(Intermediate Frequency)信号を抽出して、デモジュレータ4へ出力する。また、チューナ3は、アンテナを介して受信したアナログ放送のRF信号から、各チャンネルに対応するIF信号を抽出し、該IF信号を復調して、アナログの映像信号と音声信号を生成し、該映像信号をAV SW(スイッチ)12へ出力し(Video(CVBS))、該音声信号をNICAM(Near Instantaneous Companded Audio Multiplex)/A2デコーダ14へ出力する(Audio(SIF))。チューナ3からNICAM/A2デコーダ14に入力される音声信号は、NICAM方式またはA2方式で多重化されている。NICAM/A2デコーダ14は、その多重化された音声信号をデコードして、AV SW12へ出力する(Audio(L、R))。
チューナ3とメイン基板2に設けられたマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」という。)16とは、IIC(Inter Integrated Circuit)バスを介してデータ通信を行う。マイコン16は、CPU、メモリ16a、およびタイマから成る。マイコン16は、デジタル放送受信装置100の各部を制御する。また、マイコン16は、タイマにより日付と時間を計測する。また、マイコン16は、チューナ3に対してアナログ放送の各チャンネルを選局するためのAGC(Auto Gain Control)信号を出力する。
デモジュレータ4は、各チャンネルのデジタルのIF信号を復調して、TS(Transport Stream)を検出し、該TSをCI(Common Interface)5を介してハイブリッドプロセッサ(以下、「プロセッサ」という。)6へ出力する。デモジュレータ4は、チューナ3に対してデジタル放送の各チャンネルを選局するためのAGC信号を出力する。チューナ3とデモジュレータ4とは、IICバスを介してデータ通信を行う。SW(スイッチ)8は、チューナ3とデモジュレータ4またはマイコン16とのデータ通信を切り替える。CI5には、デスクランブラを内蔵した図示しないICカードが接続される。有料デジタル放送等のスクランブルされたTSは、CI5を介してICカードのデスクランブラにより、そのスクランブルが解除される。マイコン16は、チューナ3とデモジュレータ4により、デジタル放送とアナログ放送の各チャンネルを選局し、該各チャンネルの放送信号(IF信号)を受信する。
プロセッサ6は、デマルチプレクサ(Demux)、MPEG(Moving Picture Experts Group)デコーダ、グラフィックコントローラ(Graphic)、およびCPUから成る。プロセッサ6は、デマルチプレクサによりTSからMPEG−2形式の映像ストリーム(Video Stream)、音声ストリーム(Audio Stream)、およびPSI(Program Specific Information)/SI(Service Information)等を検出する。PSI/SIは、デジタル放送の各チャンネルの放送信号に含まれる映像と音声以外の情報のデータである。プロセッサ6は、MPEGデコーダにより映像ストリームをデコードして、映像データを生成する。プロセッサ6は、グラフィックコントローラにより映像データに対して各種の画像処理を行って、映像信号をAV SW12へ出力する(Video(CVBS、Y/C))。プロセッサ6は、MPEGデコーダにより音声ストリームをデコードして、音声データを生成し、オーディオDAC(Digital Analog Converter)7へ出力する。オーディオDAC7は、音声データを音声信号に変換して、AV SW12へ出力する(Audio(L、R))。
プロセッサ6のCPUとマイコン16とは、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)インタフェイスによりデータ通信を行う。プロセッサ6のCPUは、PSI/SI等の情報をマイコン16へ送信する。マイコン16は、SIからEIT(Event Information Table)を検出し、該EITからデジタル放送の各チャンネルの番組情報を検出する。プロセッサ6は、グラフィックコントローラにより、マイコン16から送信された各種情報に基づく映像データを生成し、該映像データをMPEGデコーダにより生成した映像データに組み込むOSD(On Screen Display)処理を行う。このOSD処理により、EPG(Electronic Program Guide)画面、メニュー画面、および各種設定画面の表示が可能となる。
メモリを構成するEEPROM9、NOR FLASH10、およびSDRAM11には、プロセッサ6でTSを処理するためのデータや、プロセッサ6のCPUがチューナ3とデモジュレータ4とCI5に接続されたICカードをそれぞれ制御するためのデータ等が、予め記憶されていたり、随時記憶されたりする。プロセッサ6のCPUは、各メモリ9〜11に対してデータの読み書きを行う。また、プロセッサ6のCPUは、デモジュレータ4またはCI5に接続されたICカード対してIICバスを介してデータ通信を行う。
AV SW12には、チューナ3、NICAM/A2デコーダ14、プロセッサ6、およびオーディオDAC7からそれぞれ映像信号と音声信号が入力されるだけでなく、デジタル放送受信装置100にケーブル等により接続された図示しない外部映像機器から映像信号(CVBS)と音声信号(Audio)が入力される。また、デジタル放送受信装置100と外部映像機器との間で、映像信号と音声信号がAV SW12とSCART(Syndicat des Constructeurs d'Appareils Radiorecepteurs et Televiseurs)1、2インタフェイスを介して入出力される。AV SW12は、スピーカ17へ出力する音声信号と、スケーラ(Scaler)15へ出力する映像信号を切り替える。
HDMI(High-Definition Multimedia Interface)レシーバ13は、外部映像機器から入力されるコンポーネント(Component)信号またはHDMI信号を受信して、スケーラ15へ出力する。スケーラ15は、AV SW12またはHDMIレシーバ13から入力される映像信号に対して、画像サイズ変換や画質調整等の画像処理を行った後、該映像信号をLVDS(low voltage differential signaling)信号に変換して、LCD(Liquid Crystal Display)モジュール18へ出力する。
LCDモジュール18は、入力されるLVDS信号に基づいて映像を表示する。スピーカ17は、入力される音声信号に基づいて音声を出力する。操作キー19は、デジタル放送受信装置100の本体前面に設置された操作パネルとリモートコントローラにそれぞれ設けられている。操作キー19としては種々のものがあるが、その一例としてCH UP(チャンネルアップ)キー19aとCH DOWN(チャンネルダウン)キー19bがある。CH UPキー19aは、各チャンネルを番号の昇順に選局する指示を入力するために操作される。CH DOWNキー19bは、各チャンネルを番号の降順に選局する指示を入力するために操作される。
上記構成において、チューナ3とデモジュレータ4とマイコン16は、本発明における選局手段の一実施形態を構成する。デモジュレータ4とプロセッサ6とマイコン16は、本発明における検出手段の一実施形態を構成する。プロセッサ6とオーディオDAC7は、本発明における出力手段の一実施形態を構成する。スピーカ17は、本発明における音声出力手段の一実施形態を構成する。LCDモジュール18は、本発明における映像表示手段の一実施形態を構成する。CH UP/DOWNキー19a、19bは、本発明における順選局指示手段の一実施形態を構成する。
図2は、CH(チャンネル)順選局準備処理の手順を示すフローチャートである。本処理は、デジタル放送受信装置100でデジタル放送を受信する際に、マイコン16が各部を制御して実行する。マイコン16は、デジタル放送受信装置100が起動した時にまたは一定期間が経過する毎(定期的)に、後述するCH無番組時間帯情報20(図3)の作成/更新タイミングになったと判断する(ステップS1:YES)。デジタル放送受信装置100が起動した時とは、デジタル放送受信装置100の電源スイッチがONされて、各部が起動した時のことである。一定期間が経過する毎とは、前回の上記作成/更新タイミングから、例えば1週間(24時間×7日=168時間)等の一定期間が経過した時のことである。上記作成/更新タイミングは、デジタル放送受信装置100の製造段階で予め設定されているが(初期タイミング)、ユーザがLCDモジュール18に表示される各種設定画面に従って操作キー19を操作することで、自由に設定し変更することができる。
マイコン16は、上記作成/更新タイミングになると(ステップS1:YES)、このとき選局中のチャンネルの放送信号より検出したTSのSIから、EITを検出する(ステップS2)。上記作成/更新タイミングになったときに選局中のチャンネルとは、予め設定されたデジタル放送の初期チャンネル、前回電源を切断する直前まで選局していたデジタル放送のチャンネル、またはユーザが操作キー19を操作して選択したデジタル放送のチャンネル等のことである。EITには、デジタル放送の全チャンネルの約1週間分の番組情報が含まれている。そこで、マイコン16は、上記EITから各チャンネルの一定期間の番組情報を取得する(ステップS3)。具体的には、上記一定期間として、例えば各チャンネルの1週間分の番組情報を取得する。また、各チャンネルの番組情報として、例えば各チャンネルで放送される番組のID(event_id)と開始時間(start_time)と放送時間(duration)等を取得する。そして、マイコン16は、上記各チャンネルの番組情報から各チャンネルの一定期間の番組が放送されない時間帯を検出して、該情報をチャンネル毎にメモリ16aに記憶し(ステップS4)、処理を終了する。
上記のようにCH順選局準備処理を終了すると、メモリ16aには、例えば図3に示すようなCH無番組時間帯情報20が記憶された状態となる。CH無番組時間帯情報20は、例えばデジタル放送の全チャンネルの1週間分(4/1(Sun)〜4/7(Sat))の番組が放送されない時間帯を示している。例えば1チャンネルでは、4/1(Sun)〜4/7(Sat)の間番組が放送されない時間帯が無い、即ち常に番組が放送されることを示している。また、2チャンネルでは、4/1(Sun)はAM3:00〜AM6:00の間番組が放送されず、4/2(Mon)〜4/7(Sat)はAM4:00〜AM5:00の間番組が放送されないことを示している。
図4は、CH順選局処理の手順を示すフローチャートである。本処理は、デジタル放送受信装置100でデジタル放送を受信する際に、マイコン16が各部を制御して実行する。デジタル放送受信装置100の起動後に、ユーザ操作によりCH UPキー19aまたはCH
DOWN19bの入力が有ると(ステップS11:YES)、マイコン16は、デジタル放送のチャンネルを番号の昇順または降順に選局する指示の入力が有ったと判断する。そして、マイコン16は、次に選局する予定にある選局予定チャンネルを設定して(ステップS12)、現在日時を確認する(ステップS13)。このとき、マイコン16は、CH
UP/DOWNキー19a、19bによる順選局指示の入力時に選局中であったチャンネルの次に番号順で選局する予定にあるチャンネルを、選局予定チャンネルとして設定する。つまり、選局中にあるチャンネルの番号の次に大きなまたは小さな番号のチャンネルを、選局予定チャンネルとして設定する。
次に、マイコン16は、メモリ16aに記憶しているCH無番組時間帯情報20を参照し(ステップS14)、選局予定チャンネルと現在日時とCH無番組時間帯情報20とに基づいて、現在選局予定チャンネルで番組が放送されているか否かを判定する(ステップS15)。具体的には、マイコン16は、CH無番組時間帯情報20を参照して、現在日時が選局予定チャンネルの番組が放送されない無番組時間帯に含まれているかどうかを確認する。そして、マイコン16は、現在日時が選局予定チャンネルの無番組時間帯に含まれていなければ、現在選局予定チャンネルで番組が放送されていると判断して(ステップS15:YES)、選局予定チャンネルを選局し(ステップS16)、処理を終了する。
一方、マイコン16は、現在日時が選局予定チャンネルの無番組時間帯に含まれていれば、現在選局予定チャンネルで番組が放送されていないと判断して(ステップS15:NO)、選局予定チャンネルの選局をスキップし(飛ばし)(ステップS17)、選局予定チャンネルを次のチャンネルに切り替える(ステップS18)。つまり、ステップS12で設定した選局予定チャンネルを選局せずに、該チャンネルの次に番号順で選局する予定にあるチャンネル(選局をスキップしたチャンネルの番号の次に大きなまたは小さな番号のチャンネル)を、選局予定チャンネルとして新たに設定する。
次に、マイコン16は、現在日時を確認して(ステップS13)、CH無番組時間帯情報20を参照し(ステップS14)、ステップS18で切り替えた選局予定チャンネルと現在日時とCH無番組時間帯情報20とに基づいて、現在選局予定チャンネルで番組が放送されているか否かを判定する(ステップS15)。そして、マイコン16は、上述したようにステップS15の判定結果に応じて、ステップS16を実行して処理を終了し、または、ステップS17、S18とステップS13以降を繰り返し実行する。
上記のCH順選局処理によると、例えば現在日時が4/2(Mon)のAM3:30である場合には、図3のCH無番組時間帯情報20を参照すると、1チャンネルと2チャンネルと4チャンネルでは番組が放送されていて、3チャンネルと5チャンネルでは番組が放送されていないことがわかる。このため、CH UPキー19aによりチャンネルの昇順選局指示が入力されると、例えば図5に示すように、1チャンネルの次に2チャンネルが選局され、次に3チャンネルの選局がスキップされて4チャンネルが選局され、次に5チャンネルの選局がスキップされるようになる。また、CH DOWNキー19bによりチャンネルの降順選局指示が入力されると、例えば図5に示すように、5チャンネルの選局がスキップされて4チャンネルが選局され、次に3チャンネルの選局がスキップされて2チャンネルが選局され、次に1チャンネルが選局されるようになる。
以上によれば、デジタル放送のチャンネルの順選局時に、番組が放送されていないチャンネルの選局がスキップされて、番組が放送されているチャンネルのみが選局されるので、番組が放送されている所望のチャンネルへの切り替えを迅速に行うことができる。また、番組が放送されていないチャンネルの不要な映像(砂あらし画像)がLCDモジュール18に表示されず、該チャンネルの不要な音声(ノイズ音)がスピーカ17から出力されないので、ユーザが該不要な映像と音声を視聴して不快になるのを防止することができる。
また、放送信号より検出したTSから各チャンネルの一定期間の番組が放送されない時間帯を検出して記憶することにより、CH無番組時間帯情報20を作成または更新するので、一定期間内ではCH無番組時間帯情報20を更新する必要がなく、図2のCH順選局準備処理(CH無番組時間帯情報20の作成や更新)にかかる時間とマイコン16等の負担を軽減することができる。
また、CH無番組時間帯情報20の作成や更新を、デジタル放送受信装置100の起動時に行って、以降の駆動中に行わないようにすることで、以降の駆動中にCH順選局準備処理にかかる時間と負担を省略することができる。また、CH無番組時間帯情報20の作成や更新を、一定期間毎または一定期間より若干短い期間毎に定期的に行うことで、CH順選局準備処理の実行頻度を減少させて、該処理にかかる時間と負担を軽減することができる。さらに、上記のようにCH無番組時間帯情報20の作成や更新を行うことで、CH無番組時間帯情報20の正確さを保持して、番組が確実に放送されている所望のチャンネルへの切り替えを常に迅速に行うことができる。
本発明は、以上の実施形態以外にも種々の形態を採用することができる。例えば、以上の実施形態では、DVB SI規格に準拠したデジタル放送とアナログ放送を受信して、各チャンネルの放送番組の映像と音声を表示するテレビジョン受像機から成るデジタル放送受信装置100に、本発明を適用した例を挙げたが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、本発明は、例えば少なくともDVB SI規格またはその他の規格に準拠したデジタル放送を受信する、テレビジョン受像機、光ディスクレコーダ、ハードディスクレコーダ、セットトップボックス、またはこれらの少なくとも2つが一体になったAV複合装置等のような、デジタル放送受信装置に適用することができる。
デジタル放送受信装置のブロック図である。 CH順選局準備処理の手順を示すフローチャートである。 CH無番組時間帯情報を示す図である。 CH順選局処理の手順を示すフローチャートである。 チャンネルの順選局例を示す図である。
符号の説明
3 ハイブリッドチューナ
4 デモジュレータ
6 ハイブリッドプロセッサ
7 オーディオDAC
16 マイクロコンピュータ
16a メモリ
17 スピーカ
18 LCDモジュール
19a CH UPキー
19b CH DOWNキー
20 CH無番組時間帯情報
100 デジタル放送受信装置

Claims (3)

  1. デジタル放送の各チャンネルを選局し、前記各チャンネルの放送信号を受信する選局手段と、前記チャンネルを番号の順に選局する指示を入力する順選局指示手段と、前記放送信号を処理して映像と音声と情報の各データを検出する検出手段と、前記映像データと前記音声データを処理して映像信号と音声信号を出力する出力手段とを備えたデジタル放送受信装置において、
    前記検出手段は、予め設定されたタイミングで、受信した前記放送信号から前記情報データを検出して、該情報データから前記各チャンネルの一定期間の番組情報を検出し、該番組情報から各チャンネルの一定期間の番組が放送されない時間帯を検出して、該時間帯情報をチャンネル毎に記憶手段に記憶し、
    前記選局手段は、前記順選局指示手段による前記チャンネルの順選局指示の入力時に、次に選局する予定にある選局予定チャンネルと現在日時と前記時間帯情報とに基づいて、前記選局予定チャンネルで番組が放送されているか否かを判定し、番組が放送されていれば、前記選局予定チャンネルを選局し、番組が放送されていなければ、前記選局予定チャンネルを選局せずに、前記選局予定チャンネルを次のチャンネルに切り替えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記検出手段は、起動時にまたは定期的に、前記時間帯情報の検出と記憶を行うことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  3. DVB SI(Digital Video Broadcast Service Information)規格に準拠したデジタル放送の各チャンネルを選局し、前記各チャンネルの放送信号を受信する選局手段と、前記チャンネルを番号の昇順に選局する指示を入力するチャンネルアップキーと、前記チャンネルを番号の降順に選局する指示を入力するチャンネルダウンキーと、前記放送信号を処理してTS(Transport Stream)を検出し、該TSから映像ストリームと音声ストリームとPSI(Program Specific Information)/SI(Service Information)を検出する検出手段と、前記映像ストリームと前記音声ストリームを処理して映像信号と音声信号を出力する出力手段と、前記映像信号に基づく映像を表示する映像表示手段と、前記音声信号に基づく音声を出力する音声出力手段とを備えたデジタル放送受信装置において、
    前記検出手段は、起動時にまたは定期的に、検出した前記TSの前記SIからEIT(Event Information Table)を検出し、該EITから前記各チャンネルの一定期間の番組情報を検出し、該番組情報から各チャンネルの一定期間の番組が放送されない時間帯を検出して、該時間帯情報をチャンネル毎に記憶手段に記憶し、
    前記選局手段は、前記チャンネルアップキーまたは前記チャンネルダウンキーによる前記チャンネルの順選局指示の入力時に、次に選局する予定にある選局予定チャンネルと現在日時と前記時間帯情報とに基づいて、前記選局予定チャンネルで番組が放送されているか否かを判定し、番組が放送されていれば、前記選局予定チャンネルを選局し、番組が放送されていなければ、前記選局予定チャンネルの選局をスキップして、前記選局予定チャンネルを次のチャンネルに切り替えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
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