JP2006311027A - デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法 - Google Patents

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Mitsugi Nishimoto
貢 西本
Kiyoshi Fujiwara
清 藤原
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Abstract

【課題】 BS、CS、地上デジタル放送のネットワーク選択、ワンタッチ選局、3桁番号のチャンネル選択を誰にでも容易な操作で行えるデジタル放送受信装置を実現する。
【解決手段】 ワンタッチ選局を行うためのリモコン1の第1の選択ボタン操作で選択された放送を受信する第1受信部21(23)と、第1の選択ボタンの操作後、受信した番組の復調及び復号化を行う所定時間内に第2の選択ボタンが選択されたことを2桁目キー押下検出部291bで検出し、第1受信部で受信された番組を表示部に表示させることを待機させる待機部293と、第2の選択ボタンが選択された後、第3の選択ボタンが選択されたことにより、表示を待機させた状態を解除して、第1〜第3の選択ボタンにより選択される番組を受信する第2受信部23(21)とで構成して実現した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地上デジタル放送、BSデジタル放送、及びCSデジタル放送を受信するデジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法に関する。
最近になり、BSデジタル放送やCSデジタル放送の受信者数も増加し、デジタル符号化処理のなされたゴーストのない精細度の高い映像が家庭で受信される様になってきた。そして、地上デジタル放送の出力電力も年々増加されるなど、サービスエリアも広がりつつある。
一方、従来のVHF帯が用いられて送信される地上アナログ放送は、チャンネル番号を選択することにより所望の受信が行えるなど、使用者はチャンネル番号と放送者とを直感的に結びつけてリモコンキーなどを操作し、ワンタッチ選局することにより目的の番組を受信している。
BSデジタル放送の場合では、ワンタッチにより放送を受信する場合と、割り付け可能な3桁の数字を用いて同一放送周波数帯域内で受信される別番組を受信したり、3桁の数字を指定してデジタル音声放送やデータ放送を受信したりできる。その場合の3桁のチャンネル番号を入力するダイレクト選局により行うか、又はワンタッチ選局するかの操作は、予めチャンネル選択モードに用いる入力桁数を1又は3に設定しておくか、ないしは3桁入力設定用ボタンを操作した後にチャンネル選択用ボタン操作をするようにして所定の桁数のチャンネル番号入力するようにしている。
図6にデジタル放送受信装置を遠隔操作するリモコン1aの外観を示す。そのリモコン1aは、数字入力を行うための数字入力操作部(1〜12のワンタッチボタン)11と、アナログ地上放送、デジタル地上放送、BS放送、CS1放送、及びCS2放送などの放送ネットワークを切り替えるためのネットワーク切り替え操作部12と、受信チャンネルの3桁入力(ダイレクト選局)とワンタッチ選局を切り替えるための桁入力操作部13とを有している。
図7に、リモコン1aを用いて行うチャンネル選択の動作をフローチャートで示す。S(ステップ)91で、ネットワーク切り替え操作部12の操作などによる放送ネットワークの切り替え操作が検出される。検出された場合はS92で受信ネットワークの切り替えを行う。次に、桁入力操作部13の操作が検出される。操作が検出された場合は、受信チャンネルの入力桁数の3桁又は1桁(ワンタッチ選局)の変更が行われる。次に、数字入力操作部11が操作されてチャンネル番号が入力される。S96で、S94により設定された桁数の全てが入力されたかを検出する。所定の桁数のチャンネル番号が入力された後に受信チューナの受信周波数などが所定の周波数に設定され、選局された番組の受信が開始される。
上記のように、従来のデジタル放送受信装置におけるチャンネル設定は、ネットワーク切り替え操作部12、桁入力操作部13、及び数字入力操作部11の1〜3回、合計3〜5回のボタン操作により目的とする放送の受信チャンネルが設定される。
そのような煩雑なチャンネル選択操作を簡易に行わせるため、ダイレクト選局でBS、CS、地上デジタル放送を受信するための統一したリモコン番号を推奨する活動もARIB(Association of Radio Industries and Businesses)などの標準化団体でなされている。放送者を特定するためのリモコン番号の対応付けは、使用者側での選局操作を容易にするため好ましい。
特許文献1には、デジタルBS放送のチャンネル選局で見たいチャンネルに辿り着くまでの煩雑な操作を簡易にして行うチャンネル選択を、選局信号受信手段が受信したポジション選局信号に対応するチャンネルのチャンネルデータが現チャンネルのチャンネルデータと同一ストリーム内に存在するか否かをチェックし、チャンネルチェックの結果ポジション選局信号に対応するチャンネルデータが現チャンネルのチャンネルデータと同一ストリームデータ内に存在するとして検出された場合には現チャンネルをポジション選局信号に対応するチャンネルとし、存在しない場合には現チャンネルを所定量増加または減少させたチャンネルに変更するようにして、ワンタッチ選局用ボタンにアップ/ダウン選局機能も持たせることによりチャンネル変更を容易にしたデジタル放送受信機が開示されている。
特開2003−348465号公報
ところで、2011年にはNTSCによるアナログ放送は停波される。それ以降は地上デジタル放送又はBSデジタル放送が中心的な放送ネットワーク(放送メディア)になると考えられる。CSデジタル放送のチャンネル選択は3桁の数字により行われている。今後とも、若年層、あるいはCSデジタル放送の視聴希望者は従来CSなどで行われていたと同様のチャンネル選択操作をして、所望の放送を受信するものと思われる。しかし、高齢者を含む一般大衆に対しては、従来のVHF帯の放送受信でなされていたような、リモコンキーのワンタッチによるワンタッチ選局がなされること、及びデジタル放送がなされる伝送媒体がCS、BS、及び地上のいずれの放送ネットワークであるかを意識することなく放送ネットワークフリーの考えによるチャンネル選択が出来るようにした、操作の簡易化されたデジタル放送受信装置を実現する必要がある。
しかしながら、特許文献1に開示される技術を用いる場合であっても、予め受信する放送ネットワークがBSか、CS1か、CS2か、地上放送であるかをネットワーク選択キーにより選択した後に、チャンネル入力操作をワンタッチキー操作で行うか又は3桁の番号入力で行うかを桁番号キー操作により選択して後に、1桁又は3桁のチャンネル番号を入力することが出来るものの、BS、CS、地上デジタル放送のチャンネル選択を従来のアナログテレビでなされていたように、放送ネットワークを意識することなく且つ放送チャンネルの桁数を指定することなく、所望の受信チャンネルの選択を簡易なキー操作により行うことはできなかった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、BS、CS、地上デジタル放送のチャンネル選択を従来のアナログテレビでなされていたように、放送ネットワークを意識することなく且つチャンネルの桁数を指定することなく所望の受信チャンネルの選択を簡易なキー操作により行うことのできるデジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
本願発明における第1の発明は、放送局から符号化及びデジタル変調されて送信される複数の番組を受信すると共に、複数の選択ボタンを有する携帯操作部から送信される信号を受信する受信部及び前記受信部で受信した番組を表示させる表示部と、を有するデジタル放送受信装置において、前記受信部は、前記携帯操作部の第1の選択ボタンを選択することによって送信された信号を受信して1桁で表示される番組のチャンネルを選択する第1受信部と、前記携帯操作部の第1の選択ボタンが選択された後、前記受信した番組の復調及び復号化を行うための所定時間内に第2の選択ボタンが選択されたことを検出し、前記第1受信部で受信された前記番組を前記表示部に表示させることを待機させる待機部と、前記第2の選択ボタンが選択された後、第3の選択ボタンが選択されたことにより、前記第1受信部で受信された前記番組を前記表示部に表示させることを待機させた状態を解除して、前記第1〜第3の選択ボタンにより選択される番組を受信する第2受信部と、を有することを特徴とするデジタル放送受信装置を提供する。
第2の発明は、前記第1受信部と前記第2受信部とを共通化した構成にしたことを特徴とする上記第1の発明に記載のデジタル放送受信装置を提供する。
本願発明における第3の発明は、放送局から符号化及びデジタル変調されて送信される複数の番組を受信すると共に、複数の選択ボタンを有する携帯操作部から送信される信号を受信部で受信して、表示部に表示させるデジタル放送受信方法において、前記携帯操作部の第1の選択ボタンを選択することによって送信された信号を受信して1桁で表示される番組のチャンネルを選択し、前記携帯操作部の第1の選択ボタンが選択された後、前記受信した番組の復調及び復号化を行うための所定時間内に第2の選択ボタンが選択されたことを検出し、前記第1受信部で受信された前記番組を前記表示部に表示させることを待機させ、前記第2の選択ボタンが選択された後、第3の選択ボタンが選択されたことにより、前記第1受信部で受信された前記番組を前記表示部に表示させることを待機させた状態を解除して、前記第1〜第3の選択ボタンにより選択される番組を受信することを特徴とするデジタル放送受信方法を提供する。
本発明によれば、携帯操作部の第1の選択ボタンを選択することによって送信された信号を受信して1桁で表示される番組のチャンネルを選択する第1受信部と、前記携帯操作部の第1の選択ボタンが選択された後、前記受信した番組の復調及び復号化を行うための所定時間内に第2の選択ボタンが選択されたことを検出し、前記第1受信部で受信された前記番組を表示部に表示させることを待機させる待機部と、前記第2の選択ボタンが選択された後、第3の選択ボタンが選択されたことにより、前記第1受信部で受信された前記番組を前記表示部に表示させることを待機させた状態を解除して、前記第1〜第3の選択ボタンにより選択される番組を受信する第2受信部との格別な構成があるので、BS、CS、地上デジタル放送のチャンネル選択を従来のアナログテレビでなされていたように、放送ネットワークを意識することなく且つチャンネルの桁数を指定することなく所望の受信チャンネルの選択を簡易なキー操作により行うことのできるデジタル放送受信装置を実現できる。
以下に本発明の各実施例に係るデジタル放送受信装置について図1〜図5を用いて説明する。
図1は、本発明の実施に係るデジタル放送受信装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施に係るデジタル放送受信装置の要部の構成例を示す図である。
図3は、本発明の実施に係るデジタル放送受信装置の動作をフローチャートで例示した図である。
図4は、本発明の実施に係るリモコンの外観図を例示する図である。
図5は、本発明の実施に係るデジタル放送受信装置の応用例の動作をフローチャートで示した図である。
そのデジタル放送受信装置はBS、CS、地上デジタル放送のチャンネル選択を従来のアナログテレビでなされていたように、放送ネットワークを意識することなく且つチャンネルの桁数を指定することなく所望の受信チャンネルの選択を簡易なキー操作により行うという目的を、携帯操作部の第1の選択ボタンを選択することによって送信された信号を受信して1桁で表示される番組のチャンネルを選択する第1受信部と、前記携帯操作部の第1の選択ボタンが選択された後、前記受信した番組の復調及び復号化を行うための所定時間内に第2の選択ボタンが選択されたことを検出し、前記第1受信部で受信された前記番組を表示部に表示させることを待機させる待機部と、前記第2の選択ボタンが選択された後、第3の選択ボタンが選択されたことにより、前記第1受信部で受信された前記番組を前記表示部に表示させることを待機させた状態を解除して、前記第1〜第3の選択ボタンにより選択される番組を受信する第2受信部とで構成するようにして実現した。
デジタル放送受信装置の構成について述べる。
図1に示すデジタル放送受信装置2は、地上デジタルチューナ21、DEMUX(demultiplexing)22、BS/CSデジタルチューナ23、DEMUX24、音声デコーダ25、映像デコーダ26、表示処理27、リモコンインタフェース28、及びシステムコントローラ29より構成される。リモコンインタフェース28にはリモコン(携帯操作部)1が赤外線で結合される。音声デコーダ25にはスピーカ4が接続される。映像デコーダ26にはモニタ5が接続される。
図2に示すシステムコントローラ29は、1桁目キー押下検出部291a、2桁目キー押下検出部291b、3桁目キー押下検出部291c、ワンタッチ受信指示部292、受信待機指示部293、映像信号検出部294、チャンネル選択中断指示部295、3桁チャンネル受信指示部296、およびチャンネル変換テーブル297より構成される。
図4に示すリモコン1には1〜12の数の付される数字入力操作部11がある。
デジタル放送受信装置の動作について述べる。
まず、リモコン1の数字入力操作部11のキー例えば「1」がワンタッチ受信チャンネル(ワンタッチボタン)として操作されると、その操作情報は変調された赤外光によりリモコンインタフェース28を介して受信され、システムコントローラ29に供給される。システムコントローラ29からは数字入力操作部11のキー「1」に関連付けられる例えば地上デジタル放送の放送者Aの放送波の受信指示が地上デジタルチューナ21に出される。地上デジタルチューナ21はUHFアンテナを介して得られる信号から放送者Aに係る周波数の信号を取得する。次にOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調される信号をFFT(Fast Fourier Transform)変換して復調するためのFFT駆動用クロック信号及びシンボル同期信号を生成する。受信された信号をFFT変換した後にデインタリーブ、誤り訂正などを行って復調信号が得られる。地上デジタルチューナ21から出力される。
地上デジタルチューナ21から得られた復調信号であるTS(Transport Stream)信号はDEMUX22により音声信号、映像信号及び補助信号にそれぞれ分離される。圧縮符号化された音声信号はスイッチSW1を介して音声デコーダ25に入力され、そこで復号化されて受信番組の音声信号が得られる。スピーカ4に供給されて発音される。
MPEG(moving picture experts group)方式により圧縮符号化された映像信号はスイッチSW2を介して映像デコーダ26に入力され、そこで復号化される。復号化して得られた映像信号は表示処理27により現在受信中のチャンネルに係る「1」がオンスクリーン表示された信号として生成され、モニタ5に入力されて表示される。
次に、リモコン1の数字入力操作部11が操作されて3桁で指定されるチャンネル番号が選定されて受信する場合、例えばチャンネル「123」を指定して受信する場合について述べる。
まず、最初に数字入力操作部11のキー「1」が操作される。システムコントローラ29はワンタッチ受信チャンネル「1」を受信するための操作であると想定し、上記のワンタッチチャンネル1を受信するための指示を行う。使用者はワンタッチチャンネル1の受信開始に係り行われる動作に関係なく2桁目の「2」の入力操作を行う。2桁目のチャンネル番号が操作されたことを検出したシステムコントローラ29はワンタッチ受信チャンネルの受信準備を待機(中断)させる。やがて3桁目の「3」の入力操作が行われると3桁の受信チャンネル「123」が特定される。したシステムコントローラ29は地上デジタルチューナ21及びBS/CSデジタルチューナ23に対してチャンネル番号「123」のダイレクト選局受信を指示する。
システムコントローラ29は、ワンタッチ受信チャンネルと放送ネットワーク及び受信チャンネルの関係を記述したテーブルを所有しており、さらに3桁の番号で指定される受信チャンネルはどのネットワークで受信されるかをテーブルにより保持しておくものとする。また、異なるネットワークで共通のチャンネル番号の信号が受信される場合には後述の方法により放送ネットワークの選択を行う。
次に、ワンタッチ受信チャンネルの選択と3桁の数字入力によるダイレクト選局の時間関係について述べる。
ワンタッチ受信チャンネル選択時に、チャンネル選択操作がなされてからそのチャンネルの映像信号が出力されるまでは、ほぼ2秒を要する。3桁数字入力時の2桁目の数字はその2秒未満に操作する。2桁目の数字を入力することにより3桁の数字入力がなされると認識されるため、3桁目の入力は2秒以上経過した場合でも有効とされる。即ち、ワンタッチ受信チャンネルの選択と3桁の数字入力によるダイレクト選局との識別は、1桁目の数字が入力された後、映像が出力される略2秒未満の間に2桁目のチャンネル選択ボタンが操作されたか否かにより行われる。
2秒未満の操作時間間隔について更に述べる。
地上デジタルチューナ21はワンタッチ受信チャンネルを想定したチャンネル選択操作を検出して後にそのチャンネルの受信信号の復調を開始する。そして、OFDM変調信号を復調するためのクロック信号及びシンボル同期信号を生成し、FFT変換し、デインタリーブ及び誤り訂正などの処理を行ってほぼ1秒後に復調信号が得られる。次に、映像デコーダ26はMPEGにより圧縮符号化された復調信号の、0.5秒間隔で挿入されるフレーム内符号化された画像(Iピクチャ)を取得し、復号化し、復号化して得られたIピクチャを用いてPピクチャ及びBピクチャの復号化を行う。復号化された動画像が得られる。復調信号が入力されてほぼ1秒後に復号映像が得られる。即ち、チャンネル選択の操作がなされてから約2秒後にワンタッチ受信チャンネル「1」の映像が出力可能とされる。
その復号化された映像信号が得られるまでの略2秒間の間に2桁目の入力操作がなされたか否かにより、ワンタッチ受信チャンネルによる受信であるか、又は3桁の数字で指定されるチャンネルによる受信であるかを識別して受信する。使用者は映像が受信された状態でワンタッチ受信チャンネル受信がなされたか、又は3桁入力によるダイレクト選局が可能であるかを容易に認識できる。特に、ゆっくりした動作でチャンネル選択操作を行う場合であっても、2桁目の入力は1秒程度で行えるため、ワンタッチ受信チャンネルの操作をしたり、又は3桁によるダイレクト選局の入力操作が可能である。高齢者にとっても優しいチャンネル選択操作が実現できる。
図2を参照してシステムコントローラについて詳細に述べる。
リモコン1の数字入力操作部11の1桁目の操作情報は、1桁目キー押下検出部291aにより検出される。ワンタッチ受信指示部292は1桁目キー押下検出部291aでの検出結果を基に、チャンネル変換テーブル297に記述される受信チャネルを参照して地上デジタルチューナ21ないしはBS/CSデジタルチューナ23に対してワンタッチ受信の開始を指示する。ここで映像信号検出部294により映像デコーダ26からの映像信号が検出された場合にはチャンネル選択中断指示部295によりチャンネル選択操作の中断が指示され、受信される番組を継続して表示する。
2桁目キー押下検出部291bにより、チャンネル選択操作の中断が指示される前に2桁目の入力操作が検出された場合には、受信待機指示部293より音声デコーダ25及び映像デコーダ26に対して復号動作の中断指示がなされる。また、ワンタッチ受信指示部292から地上デジタルチューナ21、BS/CSデジタルチューナ23に対してワンタッチ受信の中断指示が出される。その後、例えば5秒程度のタイムアウト時間を設け、その間に3桁目の入力操作を行う。3桁目のチャンネル番号が入力され、受信チャンネルが確定した後に、3桁チャンネル受信指示部296から地上デジタルチューナ21、BS/CSデジタルチューナ23に対してダイレクト選局による受信の指示が出される。
図3を参照してデジタル放送受信装置2のチャンネル選択の流れを説明する。
S(ステップ)61においてリモコン1の数字入力操作部11が操作されたかを検出する。検出されたときにはS62でワンタッチ受信チャンネルによる受信動作の開始を指示する。S63で映像デコーダ26から映像信号が出力されているかを検出する。映像信号出力が検出された場合には選局動作を中断し、出力される番組の受信を継続する。映像信号の出力が検出されない場合にはS64で2桁目のキー操作がなされたかを検出する。S64の動作は復号化された映像が出力されるまで、又は2桁目のキー操作がなされるまで継続される。2桁目のキー操作が検出された場合はS65でワンタッチ選局指示が停止(待機)される。S66で3桁目の入力が検出され、S69でチャンネル選択がなされ、S71で復号映像が検出されたらチャンネル選択操作を終了する。
図4を参照して本実施例のデジタル放送受信装置2と共に用いられるリモコン1について述べる。
リモコン1は、従来から用いられている図6に示したリモコン1aに比し、ネットワーク切り替え操作部12及び桁入力操作部13の操作ボタンを削除してある。ボタンの数を少なくし操作を簡易にしたものである。上述の様に、ワンタッチ選局とダイレクト選局とを操作時間により切り替えるようにしているため、煩雑な操作が必要なく高齢者にも好適なボタン配置になっている。
現在、地上デジタル、BSデジタル、CSデジタルなど放送ネットワーク内では3桁のチャンネル番号により放送番組を特定するようなチャンネル番号の設定が進められている。そして、それらの放送ネットワークの間では共通の3桁の番号も使用されることがあるため受信チャンネルの設定は3桁の番号の他に放送ネットワークを指定する選択を共に行う必要がある。
そこで、3桁の数字の手前、又は3桁の数字の後に1桁の数字を付し、その付された数字により放送ネットワークの指定を行う。
上述のように、ワンタッチ選局と3桁の番号によるダイレクト選局とを自動的に識別して行うチャンネル選択の場合では、放送ネットワークを第4桁目で指定する方が後述の理由により好ましい。
図5を参照してデジタル放送受信装置の応用例としての放送ネットワークの切り替えについて述べる。図3に示したフローチャートと同じ動作には同じ番号を付し説明を省く。
S66において3桁目のキー操作終了後、S67において4桁目のキー操作を検出する。キー操作の検出後S68で指定されたネットワークを選択する。システムコントローラ29は地上デジタルチューナ21、及びBS/CSデジタルチューナ23の選択された方のチューナにより受信を行う。S69で、一つの伝送チャンネルで伝送されている複数の番組をNIT(Network Information Table)により識別し、その中から選択されたチャンネルのストリームをDEMUX22により分離する。所望の受信チャンネルのストリームを得る。得られたストリームはシステムコントローラ29により制御されるスイッチSW1及びSW2がa側又はb側に切り替えられて、ストリームは音声デコーダ25及び映像デコーダ26に供給される。S71で、映像デコーダ26からの映像出力が検出された場合にチャンネル選択動作を終了する。
ここで、S66により3桁目のチャンネルキーが押され、ダイレクト選局されたチャンネルの信号が受信される場合は映像信号が復号される。それは、異なるネットワークでありながらお互いに同一のチャンネル番号による放送がなされ、受信される場合である。同一の番組が異なるネットワークで同時に放送されている場合はS67でネットワークを選択し、S68でネットワークを切り替えても受像される番組は同一内容であるため、視聴上の違和感は少ない。
図5に示した応用例では、ネットワーク選択を含めた4桁の数字によりチャンネル選択を行うため、使用者はネットワークを選択した後にチャンネル選択をしなければならないとされる煩雑さがない。地上波、BS、CS1、及びCS2など複数のネットワークで放送される信号を簡易に受信するリモコンキーの操作が行える。
この操作方法では、4桁のチャンネル選択用番号を2桁づつ連続して操作することにより、スムーズなチャンネル選択が可能である。4桁の番号を短い時間間隔で入力するのは使用者により煩わしい場合もあるが、2桁づつを連続的に入力する操作は高齢者にとっても容易な操作方法である。
なお、ワンタッチ選局により行う受信は、放送ネットワークが地上デジタル放送であることを想定して述べた。ワンタッチ選局で扱う放送が、例えばBSデジタル放送である場合は1桁目のボタン操作後約1秒で受信映像が得られる。その場合は、得られた受信映像をそのまま表示せずに、表示処理27でミューティング処理を行い、2秒後に映像を表示するようにしても良い。さらに、上記1秒間のミューティング処理は、使用者の操作により中止しても良い。若年者はミューティング処理を行うことなく1秒未満で2桁目のチャンネル番号入力を行い、高齢者は2秒未満での2桁目のチャンネル番号を入力するようにしてワンタッチ選局とダイレクト選局との自動切替を行うことができる。
以上のように、本実施例で示したデジタル放送受信装置2によれば、携帯操作部(リモコン)1の第1の選択ボタンを選択することによって送信された信号を受信して1桁で表示されるワンタッチ受信チャンネルを選択する第1受信部21(23)と、前記携帯操作部1の第1の選択ボタンが選択された後、前記受信した番組の復調及び復号化を行うための所定時間内に第2の選択ボタンが選択されたことを2桁目キー押下検出部291bで検出し、前記第1受信部で受信された前記番組を表示部に表示させることを待機させる待機部293と、前記第2の選択ボタンが選択された後、第3の選択ボタンが選択されたことにより、前記第1受信部で受信された前記番組を前記表示部5に表示させることを待機させた状態を解除して、前記第1〜第3の選択ボタンにより選択される3桁で指定される番組を受信する第2受信部23(21)、とで構成するようにしているため、BS、CS、地上デジタル放送のチャンネル選択を従来のアナログテレビでなされていたように、放送ネットワーク(ネットワーク)を意識することなく且つチャンネルの桁数を指定することなく所望の受信チャンネルの選択を簡易に行うことができる。
キーのワンタッチ操作により、又は3桁以上の数字を操作して所望の受信チャンネルを選択する地上、BS、CSデジタル放送受信用デジタル放送受信装置に適用できる。
本発明の実施に係るデジタル放送受信装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施に係るデジタル放送受信装置の要部の構成例を示す図である。 本発明の実施に係るデジタル放送受信装置の動作例をフローチャートで示した図である。 本発明の実施に係るリモコンの外観図を例示する図である。 本発明の実施に係るデジタル放送受信装置の応用例の動作をフローチャートで示した図である。 従来のデジタル放送受信装置に係るリモコンの外観を示す図である。 従来のチャンネル選択動作をフローチャートで示した図である。
符号の説明
1、1a リモコン
2 デジタル放送受信装置
4 スピーカ
5 モニタ
11 数字入力操作部
12 ネットワーク切り替え操作部
13 桁入力操作部
21 地上デジタルチューナ
22 DEMUX
23 BS/CSデジタルチューナ
24 DEMUX
25 音声デコーダ
26 映像デコーダ
27 表示処理
28 リモコンインタフェース
29 システムコントローラ
291a 1桁目キー押下検出部
291b 2桁目キー押下検出部
291c 3桁目キー押下検出部
292 ワンタッチ受信指示部
293 受信待機指示部
294 映像信号検出部
295 チャンネル選択中断指示部
296 3桁チャンネル受信指示部
297 チャンネル変換テーブル

Claims (3)

  1. 放送局から符号化及びデジタル変調されて送信される複数の番組を受信すると共に、複数の選択ボタンを有する携帯操作部から送信される信号を受信する受信部及び前記受信部で受信した番組を表示させる表示部と、を有するデジタル放送受信装置において、
    前記受信部は、
    前記携帯操作部の第1の選択ボタンを選択することによって送信された信号を受信して1桁で表示される番組のチャンネルを選択する第1受信部と、
    前記携帯操作部の第1の選択ボタンが選択された後、前記受信した番組の復調及び復号化を行うための所定時間内に第2の選択ボタンが選択されたことを検出し、前記第1受信部で受信された前記番組を前記表示部に表示させることを待機させる待機部と、
    前記第2の選択ボタンが選択された後、第3の選択ボタンが選択されたことにより、前記第1受信部で受信された前記番組を前記表示部に表示させることを待機させた状態を解除して、前記第1〜第3の選択ボタンにより選択される番組を受信する第2受信部と、
    を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 前記第1受信部と前記第2受信部とを共通化した構成にしたことを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  3. 放送局から符号化及びデジタル変調されて送信される複数の番組を受信すると共に、複数の選択ボタンを有する携帯操作部から送信される信号を受信部で受信して、表示部に表示させるデジタル放送受信方法において、
    前記携帯操作部の第1の選択ボタンを選択することによって送信された信号を受信して1桁で表示される番組のチャンネルを選択し、
    前記携帯操作部の第1の選択ボタンが選択された後、前記受信した番組の復調及び復号化を行うための所定時間内に第2の選択ボタンが選択されたことを検出し、前記第1受信部で受信された前記番組を前記表示部に表示させることを待機させ、
    前記第2の選択ボタンが選択された後、第3の選択ボタンが選択されたことにより、前記第1受信部で受信された前記番組を前記表示部に表示させることを待機させた状態を解除して、前記第1〜第3の選択ボタンにより選択される番組を受信することを特徴とするデジタル放送受信方法。

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010239269A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Fujitsu Ltd 放送受信装置、放送受信方法、放送受信プログラム及び携帯端末装置
JP2012213120A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Toshiba Corp チャンネル制御方法及び制御装置
JP2020102862A (ja) * 2014-06-24 2020-07-02 株式会社ソシオネクスト インタフェース方法
JP2021158665A (ja) * 2020-03-27 2021-10-07 Kddi株式会社 信号受信装置、信号受信システム及びプログラム

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