JP2010185417A - 廃熱回収装置搭載車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンによる発電と廃熱回収装置による発電とを単一の発電機で行う。
【解決手段】本発明の廃熱回収装置搭載車両は、エンジン10と、エンジン10の廃熱を回収する廃熱回収手段50と、第1の回転子21と、第1の回転子21に対して同心に配置される第2の回転子22とを有し、第1の回転子21と第2の回転子21との相対回転によって発電するモータジェネレータ20とを備え、第1の回転子21はエンジン10の駆動力によって駆動され、第2の回転子22は廃熱回収手段50によって回収された熱エネルギーによって駆動される。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの廃熱を回収する廃熱回収装置を搭載した車両に関する。
エンジンの冷却水から廃熱を回収する廃熱回収装置を備える車両が知られている。廃熱回収装置では、エンジンの冷却水と熱交換して高温となった冷媒の膨張力によって膨張機を回転させ、膨張機の回転によって発電機を回転駆動することで、熱エネルギーを機械エネルギーに変換し、さらに電気エネルギーに変換している。特許文献1には、このような廃熱回収装置を備える車両において、廃熱回収装置の膨張機によって駆動される発電機と、エンジンによって駆動される発電機とをそれぞれ設けることが記載されている。
特開2007−309312公報
しかし、上記従来の技術では発電機がエンジン側と廃熱回収装置側との2つ必要となるので車両の重量が増加し、空間効率が悪化し、部品点数が増加する。そこで、発電機を1つだけ設けることが考えられが、発電機をエンジン側にのみ設ける構成では廃熱回収装置による発電を行うことができず、また廃熱回収装置側にのみ設ける構成では、エンジンが冷機状態で冷却水温度が低く、廃熱が生じないような状況において発電を行うことができなくなる。
本発明は、エンジンによる発電と廃熱回収装置による発電とを単一の発電機で行うことを目的とする。
本発明は、エンジンと、エンジンの廃熱を回収する廃熱回収手段と、第1の回転子と、第1の回転子に対して同心に配置される第2の回転子とを有し、第1の回転子と第2の回転子との相対回転によって発電するモータジェネレータとを備え、第1の回転子はエンジンの駆動力によって駆動され、第2の回転子は廃熱回収手段によって回収された熱エネルギーによって駆動されることを特徴とする。
本発明によれば、エンジンによって第1の回転子を駆動し、廃熱回収手段によって第2の回転子を駆動するので、モータジェネレータを複数設けることなく単一のモータジェネレータによってエンジンによる発電と、廃熱回収手段による発電とを行うことができる。
本実施形態における廃熱回収装置搭載車両の構成を示す概略構成図である。 モータジェネレータの構造を示す断面図である。 遊星歯車の構造を示す概略断面図である。 モータジェネレータの作動状態を示す概略構成図である。 モータジェネレータの作動状態を示す概略構成図である。 モータジェネレータの作動状態を示す概略構成図である。 本実施形態における廃熱回収装置搭載車両の制御を示すフローチャートである。
以下では図面を参照して本発明の実施の形態について詳しく説明する。図1は本実施形態における廃熱回収装置搭載車両の構成を示す概略構成図である。本実施形態における廃熱回収装置搭載車両は、エンジン10と、モータジェネレータ20と、遊星歯車30(逆転機構)と、エンジン10を冷却する冷却水が循環する冷却水回路40と、当該冷却水からエンジン10の廃熱を回収するランキンサイクルシステム50(廃熱回収手段)と、コントローラ60とを備える。また当該車両は、エンジン10の出力を必要としないとき一時的にエンジン10を停止することができるアイドルストップ車両である。
初めに冷却水回路40及びランキンサイクルシステム50について説明する。
冷却水回路40は、ウォータポンプ41、加熱器60、ラジエータ43を備え、ウォータポンプ41によって圧送される冷却水はエンジン1、加熱器60及びラジエータ43へとこの順に流れ、再度ウォータポンプ41に還流する。なお、ウォータポンプ41はエンジン10によって駆動してもよいし、電動モータによって駆動してもよい。
加熱器60は、エンジン10の熱によって高温となった冷却水とランキンサイクルシステム50を流れる冷媒との間で熱交換を行い、冷却水を冷却する。ラジエータ43は、加熱器60によって冷却された冷却水と外気との間で熱交換を行い、冷却水をさらに冷却する。
ランキンサイクルシステム50は、ポンプ51、加熱器60、膨張機52、凝縮器53、気液分離器54を備え、回路内には冷媒が充填される。
ポンプ51は、液相の冷媒を加圧して加熱器60へと圧送する。加熱器60では、冷媒と冷却水回路40の冷却水との間で熱交換が行われ、液体の冷媒が加熱されて気体になる。気体となった冷媒は膨張機52へと圧送される。
膨張機52は、圧装された冷媒を膨張させることにより冷媒の熱エネルギーを機械エネルギーに変換して動力を回収する。膨張機52において膨張した冷媒は凝縮器53へと送られる。
凝縮器53は、冷媒と外気との間で熱交換を行うことで冷媒を冷却して液化する。液化した冷媒は気液分離器54において気液分離され、液相の冷媒のみがポンプ51へと送られる。
これにより、エンジン10の廃熱は冷却水回路40からランキンサイクルシステム50へと伝達され、ランキンサイクルシステム50において動力として回収される。ランキンサイクルシステム50は冷却水からエンジン10の廃熱を回収する回路であるので、冷却水温が低いとき、例えばエンジン始動直後などは作動させない。
次にモータジェネレータ20及び遊星歯車30について説明する。
モータジェネレータ20はロータ21とステータ22とから構成され、いずれも回転可能である。なお、通常「ステータ」は固定子の意味で用いるが、本明細書では回転可能な回転子を意味することとする。ロータ21は、エンジン10のクランク軸に設けられたプーリ71とロータ21に設けられたプーリ72との間にベルト73を掛け回すことによりエンジン10に接続される。また、モータジェネレータ20のステータ22は遊星歯車30を介してランキンサイクルシステム50の膨張機52の回転軸に接続される。
ここで、モータジェネレータ20の構造について説明する。図2は、モータジェネレータ20の構造を示す断面図である。モータジェネレータ20は、エンジン側に接続される第1のモータシャフト23と、第1のモータシャフト23と一体的に回転するロータ21と、ロータ21を収容するようにロータ21と同心に設けられるステータ22と、ランキンサイクルシステム側に接続され、ステータ22と一体的に回転する第2のモータシャフト24とを有する。
第1のモータシャフト23には、モータジェネレータ20の外部から外気を取り込んでモータジェネレータ20を冷却する送風ファン25と、ロータ21と電気的に接続されたスリップリング26とが設けられる。第2のモータシャフト24には、ステータ22と電気的に接続された3つのスリップリング27が設けられる。
インバータ28は、ロータ21とステータ22との回転速度差によって発電された3相交流電力を直流電力に変換してバッテリ80に供給する。
またここで、遊星歯車30の構造について説明する。図3は、遊星歯車の構造を示す概略断面図である。遊星歯車30は、モータジェネレータ20の第2のモータシャフト24に接続されるサンギア31と、膨張機52の回転軸に接続されるリングギア32と、サンギア31及びリングギア32に噛み合うプラネタリギア33とから構成される。サンギア31とリングギア32とを選択的に断接する第1のクラッチ34と、プラネタリギア33の回転を選択的に停止させる第2のクラッチ35とが設けられる。
これにより、第1のクラッチ34が締結状態で、第2のクラッチ35が解放状態であるとき、サンギア31とリングギア32とは同一の方向に回転し、第1のクラッチ34が解放状態で、第2のクラッチ35が締結状態であるとき、サンギア31とリングギア32とは異なる方向に回転する。
次に、第1のクラッチ34及び第2のクラッチ35の締結状態とモータジェネレータ20の作動状態との関係について、図4〜図6を参照しながら説明する。図4〜図6はロータ及びステータの回転方向を矢印で模式的に示した概略構成図である。
図4は、エンジン10が運転中であって、モータジェネレータ20が発電を行う場合を示す。この場合には、第1のクラッチ34を解放状態とし、第2のクラッチ35を締結状態とすることで、遊星歯車30のサンギア31とリングギア32とを逆方向に回転させる。ロータ21はエンジン10によって駆動され、図4の矢印に示す方向に回転する。ステータ22は膨張機52によって駆動され、図4の矢印に示す方向に回転する。
これにより、ロータ21とステータ22とは逆方向に回転するので、ロータ21とステータ22との回転速度差により発電が行われる。このとき、ロータ21とステータ22との回転速度差はエンジン10の回転速度より大きいので、従来のステータが固定されるタイプのモータジェネレータよりも発電量を増加させることができる。
図5は、エンジン10が運転中であって、モータジェネレータ20がエンジントルクをアシストする場合を示す。この場合には、第1のクラッチ34を締結状態とし、第2のクラッチ35を解放状態とすることで、遊星歯車30のサンギア31とリングギア32とを同方向に回転させる。ロータ21はエンジン10によって駆動され、図5の矢印に示す方向に回転する。ステータ22は膨張機によって駆動され、図5の矢印に示す方向に回転する。
これにより、ロータ21とステータ22とは同方向に回転する。また通常、膨張機52の回転速度はエンジン10の回転速度より高いので、ステータ22の回転速度はロータ21の回転速度より高くなる。したがって、ステータ22がロータ21を連れ回すことにより、エンジントルクがアシストされる。すなわち、ステータ22が仮に固定されているとロータ21には発電トルクの分だけ負荷がかかるが、ステータ22がロータ21と同方向に回転することでロータ21の負荷は低減し、さらにはステータ22の回転速度がロータ21の回転速度より高くなることでロータ21が連れ回される。
図6は、エンジン10が停止している場合、すなわちアイドルストップ中を示す。この場合には、第1のクラッチ34を解放状態とし、第2のクラッチ35を締結状態とすることで、遊星歯車30のサンギア31とリングギア32とを逆方向に回転させる。ロータ21の回転はエンジン10が停止しているので停止している。ステータ22は膨張機52によって駆動され、図6の矢印に示す方向に回転する。
これにより、ステータ22のみが回転し、ロータ21とステータ22との回転速度差により発電が行われる。
モータジェネレータ20は以上のように図4〜図6に示す3つの作動状態を有し、当該作動状態はコントローラ60によって制御される。コントローラ60は、エンジン10の駆動要求の有無及びバッテリ80の蓄電容量(SOC)に基づいて第1のクラッチ34及び第2のクラッチ35を制御する。
以下、図7を参照しながらコントローラ60で行う制御について説明する。図7は本実施形態における廃熱回収装置の制御を示すフローチャートである。本制御は車両が運転状態であるとき、所定の微小時間(例えば10ms)ごとに繰り返し実行される。なお、車両が運転状態であることは、例えばイグニッションスイッチがON状態であることから判定される。
ステップS1では、エンジン10が運転中であるか否かを判定する。エンジン10が運転中であると判定されるとステップS2進み、エンジン10が停止中であると判定されるとステップS9へ進む。
ステップS2では、バッテリ80のSOCが所定容量Aより小さいか否かを判定する。SOCが所定容量Aより小さいと判定されるとステップS3へ進み、第1のクラッチ34を解放状態とし、第2のクラッチ35を締結状態とする。これにより、モータジェネレータ20は図4に示す作動状態となり発電が行われる。ここで、所定容量AはSOCが低く充電が必要であると判断できる程度の値であり、予め実験などによって求めておく。
一方、ステップS2においてSOCが所定容量A以上であると判定されるとステップS4へ進み、SOCが所定容量Bより小さいか否かを判定する。SOCが所定容量Bより小さいと判定されるとステップS5へ進み、SOCが所定容量B以上であると判定されるとステップS8へ進む。ここで、所定容量Bは所定容量Aより大きい値であり、SOCが十分高いと判断できる程度の値である。
ステップS5では、エンジン10の駆動要求があるか否かを判定する。エンジン10の駆動要求があると判定されるとステップS6へ進み、第1のクラッチ34を締結状態とし、第2のクラッチ35を解放状態とする。これにより、モータジェネレータ20は図5に示す作動状態となりエンジントルクがアシストされる。
一方、ステップS5においてエンジン10の駆動要求がないと判定されるとステップS7へ進み、第1のクラッチ34を解放状態とし、第2のクラッチ35を締結状態とする。これにより、モータジェネレータ20は図4に示す作動状態となり発電が行われる。
一方、ステップS4においてSOCが所定容量B以上であると判定されるとステップS8へ進み、第1のクラッチ34を締結状態とし、第2のクラッチ35を解放状態とする。これにより、モータジェネレータ20は図5に示す作動状態となりエンジントルクがアシストされる。
一方、ステップS1においてエンジン10が停止中であると判定されるとステップS9へ進み、第1のクラッチ34を解放状態とし、第2のクラッチ35を締結状態とする。これにより、モータジェネレータ20は図6に示す作動状態となり発電が行われる。なお、本制御は車両が運転状態であるときに実行されるので、本ステップにおいてエンジン10が停止中であると判定されるときは、アイドルストップ中である。
すなわち、本制御ではエンジン運転中であって、SOCが低いときはバッテリ80を充電するために発電を行い、SOCが高いときは充電する必要がないのでエンジン10の駆動力をアシストするように制御する。また、SOCが所定容量Aと所定容量Bとの間であるときは、エンジン10の駆動要求の有無によって発電とエンジントルクのアシストとを切り替えるように制御する。さらに、エンジン10が停止しているアイドルストップ中は、発電を行うように制御する。
以上のように本実施形態では、モータジェネレータ20のロータ21とステータ22とがともに回転可能であり、さらにエンジン10によってロータ21を回転駆動し、ランキンサイクルシステム50の膨張機52によってステータ22を回転駆動するので、モータジェネレータ20を複数設けることなく単一のモータジェネレータ20によってエンジン10による発電と、ランキンサイクルシステム50による発電とを行うことができる。よって、エンジン側及びランキンサイクル側にそれぞれ発電機を設ける構成と比べて、車両を軽量化でき、空間効率を向上させることができ、また部品点数を削減することができる。
また、エンジン10が運転中であって、SOCが低いとき、又はエンジン10の駆動要求がないときは、ロータ21とステータ22とを逆方向に回転させるので、ロータ21とステータ22との相対回転により発電を行うことができる。また、ロータ21とステータ22とを逆方向に回転させることで、ロータ21とステータ22との間の相対回転速度はエンジン10の回転速度より高回転となるので、その分発電量を増大させることができる。
さらに、エンジン10が運転中であって、SOCが高いとき、又はエンジン10の駆動要求があるときは、ロータ21とステータ22とを同方向に回転させるので、ステータ22の回転によってロータ21が連れ回され、これによってエンジントルクをアシストすることができる。
さらに、アイドルストップ中はエンジン10の停止によってロータ21の回転が停止するが、ステータ22は回転させることができるので、ロータ21とステータ22との回転速度差によって発電を行うことができる。
さらに、遊星歯車30によって膨張機52の回転軸の回転を逆転してステータ22へ伝達することができるので、バッテリ80のSOC及びエンジン10の駆動要求の有無に基づいて発電及びエンジントルクのアシストを切り替えることができ、ランキンサイクルシステム50によって回収されたエネルギーを動力と電気とに無駄なく使用することができる。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能である。
例えば、本実施形態ではモータジェネレータ20のロータ21をエンジン側に接続し、ステータ22を膨張機側に接続して説明したが、ロータ22を膨張機側に接続し、ステータ21をエンジン側に接続しても同様の作用効果を得ることができる。
また、本実施形態では遊星歯車30のサンギア31をステータ22に接続し、リングギア32を膨張機52の回転軸に接続して説明したが、サンギア31を膨張機52の回転軸に接続し、リングギア32をステータ22に接続しても同様の作用効果を得ることができる。
さらに、本実施形態では遊星歯車30をモータジェネレータ20と膨張機52との間に設けているが、エンジン10とモータジェネレータ20との間に設けてもよい。
さらに、本実施形態ではアイドルストップ車両に廃熱回収装置を適用して説明したが、これに限定されることなくハイブリッド車両など車両使用中にエンジン10が一時的に停止状態となる車両であれば適用可能である。
さらに、本実施形態ではエンジン10の廃熱を回収して動力に変換する装置としてランキンサイクルシステムを用いて説明したが、エンジン10の廃熱を回収して動力に変換できるシステムであればランキンサイクル以外であってもよい。
10 エンジン
20 モータジェネレータ
21 ロータ
22 ステータ
30 遊星歯車
50 ランキンサイクルシステム
80 バッテリ

Claims (5)

  1. エンジンと、
    前記エンジンの廃熱を回収する廃熱回収手段と、
    第1の回転子と、前記第1の回転子に対して同心に配置される第2の回転子とを有し、前記第1の回転子と前記第2の回転子との相対回転によって発電するモータジェネレータと、
    を備え、
    前記第1の回転子は前記エンジンの駆動力によって駆動され、前記第2の回転子は前記廃熱回収手段によって回収された熱エネルギーによって駆動されることを特徴とする廃熱回収装置搭載車両。
  2. 前記エンジン及び前記廃熱回収手段と、前記モータジェネレータとは、前記第1の回転子の回転方向と前記第2の回転子の回転方向とが逆方向となるように接続されることを特徴とする請求項1に記載の廃熱回収装置搭載車両。
  3. 前記エンジン及び前記廃熱回収手段と、前記モータジェネレータとは、前記第1の回転子の回転方向と前記第2の回転子の回転方向とが同方向となるように接続されることを特徴とする請求項1に記載の廃熱回収装置搭載車両。
  4. 前記エンジンが停止中、前記第1の回転子が停止し、前記第2の回転子のみが回転することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の廃熱回収装置搭載車両。
  5. 前記第1の回転子に入力される回転又は前記第2の回転子に入力される回転を逆転させる逆転機構と、
    前記モータジェネレータの発電電力を蓄電するバッテリと、
    を備え、
    前記逆転機構は、前記バッテリの蓄電容量が所定容量より大きいとき、又は前記エンジンに対する駆動要求があるとき、前記第1の回転子又は前記第2の回転子に入力される回転を逆転させることを特徴とする請求項2に記載の廃熱回収装置搭載車両。
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