JP2010185178A - 外断熱防水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属下地或いは木質下地、発泡コンクリート下地等の軽量化が要求される建築物などの屋根に適用する外断熱防水構造。
【解決手段】合成樹脂製発泡体と熱可塑性樹脂製防水シートとを全面シームレスに粘着材により積層一体化した防水パネル2を金属下地屋根1上に突き付けて複数敷き並べ、粘着材を介して隣接する該防水パネル2長辺端縁同士を跨ぐように長尺の押え金属板3を載置して、長尺の押え金属板3の上から該長尺の押え金属板3と粘着材3−2と防水パネル2とを貫通するように金属下地屋根1の凸部にビス止めし、防水パネル2の内側部分に粘着材を介して複数個の押え金具を載置して押え金具の上から該長尺の押え金具と粘着材と防水パネル2とを貫通するように金属下地屋根1の凸部にビス止めした外断熱防水構造。
【選択図】図1

Description

本発明は、工場等建築物に採用される折板屋根、デッキプレートなどの金属下地或いは木質下地等の軽量化が要求される建築物の屋根上に断熱材を付設する外断熱防水構造に関するものである。
近年、わが国沿岸部や市街地において異常気象による台風、竜巻、突風やゲリラ豪雨が発生し被害も多発している。これらの気象現象により、倉庫、店舗、工場等鉄骨造りの建築物の倒壊や屋根の飛散など被害が発生している。
金属下地屋根への機械的固定法によるシート防水絶縁工法では、施工後3年も経たないうちに防水シートの飛散や漏水事故が多発している。これは、強風を繰り返し受けることにより起こる防水シートのフラッタリング等の影響で防水シート固定具(固定ディスクなど)の湾曲、ビスの緩み(逆ねじ現象)、ビスの破損、さらにそれらにより防水シートに破損が発生し防水シートの飛散や漏水事故に繋がると考えられている。フラッタリング現象は防水シートを接着剤で下地に固定すれば防止できるが、接着工法は施工時の気象条件に影響を受けやすく機械的固定法に比べ工期が大幅に延びてしまい、施工面積が広い大きな現場では採用しにくい工法である。
また、金属下地屋根構造の工場などは夏場に屋内の気温上昇が著しく、この対策として金属下地屋根の上に断熱材を取り付ける外断熱屋根構造が検討されている。例えば、特許文献1には折板屋根の改修構造が記載されており、折板屋根と改修用断熱パネルの間に接着剤層を設けるもので、折板屋根の重なり部分での改修用断熱パネル端部の浮き上がりを接着剤層が緩衝することにより防止でき、改修用断熱パネルを折板屋根にタッピングビスでビス止めしても接着剤がビス穴の隙間を充填するため漏水が防止できるというものである。この構造によれば、雨水は接着剤層で止まり折板屋根の下には漏水しないが、改修用断熱パネルの塩ビ鋼板などの防水処理層と断熱材などのパネル本体の間に雨水が浸透し、防水処理層とパネル本体の剥離や劣化を促進する恐れがある。
特許文献2には断熱材と防水材を積層したパネルを屋根下地上に敷設し、繋ぎ目防水シートで貼着する防水構造が記載されている。この構造は断熱材の上下面に金属板を積層一体化しており、工期を短縮して歩行も可能となるが、断熱材に金属板を積層一体化しているため重量があり、少人数での作業を考えるとパネルの大型化が困難となる。
特開2001−123587号公報 特開2008−163671号公報
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、防水シートのフラッタリングがなく、水密性が高く耐久性に優れた上、パネルを再利用することが容易となり、さらにパネルの大型化が可能であり施工が容易で工期の短縮ができる金属下地或いは木質下地、発泡コンクリート下地等の軽量化が要求される建築物などの屋根に適用する外断熱防水構造を提供することにある。
本発明者らは、上記の課題を解決するため鋭意検討し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は、合成樹脂製発泡体と熱可塑性樹脂製防水シートとを全面シームレスに粘着材Aにより積層一体化した防水パネルを金属下地屋根上に突き付けて複数敷き並べ、粘着材Bを介して隣接する該防水パネル長辺端縁同士を跨ぐように長尺の押え金属板を載置して、該長尺の押え金属板の上から該長尺の押え金属板と粘着材Bと防水パネルとを貫通するように金属下地屋根の凸部にビス止めし、該防水パネルの内側部分に粘着材Cを介して複数個の押え金具を載置して該押え金具の上から該長尺の押え金具と粘着材Cと防水パネルとを貫通するように金属下地屋根の凸部にビス止めした外断熱防水構造であって、
上記長尺の押え金属板を覆うように長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物を、上記長尺の押え金属板の上に載置して上記長尺の押え金属板に勘合させ、該長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物の両側部を隣接する二つの防水パネルの熱可塑性樹脂製防水シートに溶着し、
熱可塑性樹脂製増し張り役物を、上記押え金具を覆うように上記押え金具の上に載置し、防水パネル上面の熱可塑性樹脂製防水シートに溶着することを特徴とする外断熱防水構造としたことであり(請求項1)、上記粘着材A、B、Cの少なくとも何れかひとつをアクリル系粘着材又はブチル系粘着材としたことであり(請求項2)、上記防水パネルの長辺を4000〜12000mmとしたことである(請求項3)。
本発明では、防水パネルを合成樹脂製発泡体と熱可塑性樹脂製防水シートとを粘着材Aにより積層一体化したためフラッタリング現象は起きず、粘着材Aが上記積層面全面にシームレスに貼着した2重防水構造となっているため、落下物等で熱可塑性樹脂製防水シートが傷ついたとしても直ちに漏水の危険はなくなる。
また、長尺の押え金属板のビス止め部は、長尺の押え金属板が長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物で覆われ熱可塑性樹脂製防水シートに溶着され防水性が確保されている上、長尺の押え金属板の下面には粘着材Bが存在し熱可塑性樹脂製防水シートを貫通するビスと熱可塑性樹脂製防水シート間を止水しており、押え金具のビス止め部も、押え金具が熱可塑性樹脂製増し張り役物で覆われ熱可塑性樹脂製防水シートに溶着され防水性が確保されている上、押え金具下面には粘着材Cが存在し熱可塑性樹脂製防水シートを貫通するビスと熱可塑性樹脂製防水シート間を止水している。このように防水シートをビスが貫通する部分は、防水シートと上記2種の役物を溶着することにより水密状となり、加えて粘着材B、Cにより止水できる2重の防水構造を形成しているため防水の信頼度が高くなる。
また、屋根が金属下地の場合、ビス止め部では粘着材B、Cが存在し空気が還流しないため金属下地、長尺の押え金属板、押え金具には結露も発生せずサビも防止でき、工場等の建屋で振動がある場合でも、ビスは長尺の押え金属板又は押え金具と金属下地屋根の2箇所の金属板にビス掛かかりした上、粘着材Aと粘着材B、Cのどちらかの2箇所を貫通するためこの粘着材層が緩衝しビスの逆ねじ現象は起きない。
また、本発明の防水パネルは金属板を積層していないため、パネル取り扱い中にパネル端部で手に切り傷などを負うことなく安全に作業することができる。
また、本発明で粘着材BとCに後述する片面粘着テープを用い防水シートにのみ粘着させ、長尺の押え金属板と押え金具には粘着させない構成をとることにより、長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物、後述する防水パネル短辺端縁突き付け部分の防水処理部、熱可塑性樹脂製増し張り役物をカッター等で切って取り除き、押え金具と長尺の押え金属板からビスを緩めて取り外せば、防水パネルをそれぞれ屋根から容易に取り外すことができ、防水パネルの再利用が可能となる。
さらに、粘着材Aを止水性の高いアクリル系粘着材又はブチル系粘着材とすることにより、安価で作業性がよく合成樹脂製発泡体と熱可塑性樹脂製防水シートとを積層一体化することができる。粘着材B、Cを止水性の高いアクリル系粘着材又はブチル系粘着材とすることにより、長尺の押え金属板、押え金具のビス止め部の止水性が高まり、結露防止効果も増大する。
加えて、本発明の構成とすることにより、軽量となり防水パネルの大型化が可能となって長辺12000mmの防水パネルも使用することできるようになる。
本発明に関する外断熱防水構造の実施の形態1を示す斜視図である。 (イ) 防水パネル長辺端縁の突き付け部分を示す断面図。 (ロ) (イ)の四角点線部分の拡大図。 (ハ) 防水パネル内側の押え金具部分を示す断面図。 (ニ) (ハ)の四角点線部分の拡大図。 防水パネル短辺端縁の突き付け部分を示す断面図。 実施の形態1の防水パネルを示す断面図である。 実施の形態2の防水パネルを示す断面図である。
本発明の外断熱防水構造ついて実施の形態を、図面を参照して詳しく説明する。図1は本発明に関する外断熱防水構造の実施の形態1を示す斜視図であり、金属下地屋根としてデッキプレートを使用したものである。図2は隣接する防水パネル長辺端縁の突き付け部分を示す断面図であり、図3は防水パネル内側の押え金具部分を示す断面図であり、図4は隣接する防水パネル短辺端縁の突き付け部分を示す断面図である。図5は実施の形態1に使用する防水パネルの構成を示す断面図であり、図6は実施の形態2に使用する防水パネルの構成を示す断面図である。
[実施の形態1]
図1に実施の形態1を示す。この外断熱防水構造は金属下地屋根1がデッキプレートであり、図5に示す構成の複数の防水パネル2を突き付けてデッキプレート上に載置し、防水パネル長辺端縁部を粘着材Bを介して長尺の押さえ金属板3でデッキプレートにビス止めし、防水パネル内側部を粘着材Cを介して複数の押え金具5でデッキプレートにビス止めし、長尺の押さえ金属板部分を長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物4で、防水パネル短辺端縁部分を長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物7で、押え金具部分を熱可塑性樹脂製増し張り役物6で覆い防水処理した構造である。
実施の形態1では、防水パネル短辺端縁突き付け部分の防水処理を、長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物7を使用し熱可塑性樹脂製防水シート2−1と溶着することにより行っている。この部分は必ずしも長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物7を使用せずシーラーなどで防水処理しても良いが、水密性、耐久姓を考えると長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物7を用いて防水シートと溶着することが好ましい。さらに水密性、耐久姓のためには、防水パネル短辺端縁部分の防水シート2−1上面に、粘着材を貼着することが好ましい。このとき長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物7の両側端部分が熱可塑性樹脂製防水シート2−1と溶着できように粘着材の巾は長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物7の巾より短くする必要がある。
以下にこの構造の施工手順を示す。
先ず、防水パネル2の長辺端縁がデッキプレート凸部に位置するように複数の防水パネル2をデッキプレート上に突き付けて敷き並べ、図2のように隣接する防水パネル2の長辺端縁同士を跨ぐように粘着材Bを介して長尺の押さえ金属板3を載置して長尺の押さえ金属板3の上からデッキプレート凸部にビス止めする。次に長尺の押え金属板3を覆うように長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物4を、長尺の押え金属板3の上に載置し、長尺の押え金属板3に勘合させる。次に長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物4の両側部4−1を隣接する二つの防水パネル2の熱可塑性樹脂製防水シート2−1に溶着する。
次いで、防水パネル2の内側部分に粘着材Cを介して複数個の押え金具5を載置して、図3のように押え金具5の上からデッキプレート凸部にビス止めし、熱可塑性樹脂製増し張り役物6を、押え金具5を覆うように押え金具5の上に載置し、防水パネル2の熱可塑性樹脂製防水シート2−1に溶着する。
次いで、図4のように隣接する防水パネル2の短辺端縁同士を跨ぐように長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物7を載置して二つの防水パネル2の熱可塑性樹脂製防水シート2−1に溶着する。長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物4と長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物7との交差部4−2は、図1に示すように長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物7が長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物4の上に位置し、長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物4の上面と長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物7の下面とを溶着する。同構造が得られれば上述の手順は前後しても良い。
最後に、図2〜4に示すように長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物4と熱可塑性樹脂製防水シート2−1、長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物7と熱可塑性樹脂製防水シート2−1、熱可塑性樹脂製増し張り役物6と熱可塑性樹脂製防水シート2−1、長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物4と長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物7とのそれぞれの溶着部端部をシーラー8で防水処理する。シーラー8の防水処理は必ずしも必要としないが防水の信頼性を高めるには実施した方が好ましい。
本発明でいう溶着とは、加熱溶着或いは溶剤溶着を指し、加熱溶着とは熱風溶接機等により接合部を加熱し熱可塑性樹脂を溶融軟化させ接合部を押圧して接合する方法であり、溶剤溶着とは接合部の樹脂を溶解又は膨潤する溶剤を接合面に塗布して接合部の熱可塑性樹脂を溶解又は膨潤させて接合部を押圧して接合する方法である。溶剤溶着では接合部の熱可塑性樹脂と同組成の樹脂を溶解させた溶剤を使用することもできる。
上記防水パネル2は、合成樹脂製発泡体2−3と熱可塑性樹脂製防水シート2−1とを予め粘着材A2−2により積層一体化したもので、積層面全面にシームレスに粘着材A2−2を使用して貼着してあり、積層面に粘着材A2−2の非貼着部分がないようにする。上記合成樹脂製発泡体2−3としては、断熱材として使用される10〜50倍発泡のスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、ウレタンフォーム、ウレアフォーム、フェノールフォームなどが例示でき、厚さ20〜100mm、タテ(長辺)1000〜12000mm、ヨコ(短辺)300〜1500mmのものが使用される。
上記熱可塑性樹脂製防水シート2−1としては、塩化ビニル系、アクリル系、オレフィン系、熱可塑性エラストマーなどの熱可塑性樹脂製防水シートが例示でき、熱可塑性樹脂製防水シート2−1は単層でも良いが、通常表層と裏層からなる2層品が使用される。熱可塑性樹脂製防水シート2−1にはさらに寸法安定性を良くするため基材を裏面或いは中間位置に積層していてもよく、発泡層、絶縁層を裏面に積層してもよい。オレフィン系樹脂製の発泡層、絶縁層にすると熱可塑性樹脂製防水シート2−2と合成樹脂製発泡体2−3、熱可塑性樹脂製防水シート2−1と後述する合成樹脂板2−4との間の成分移行を防止することができ熱可塑性樹脂製防水シート2−1、合成樹脂製発泡体2−3、合成樹脂板2−4の耐久姓を向上させることができる。熱可塑性樹脂製防水シート2−1のタテ、ヨコ寸法は防水パネル2のベースである合成樹脂製発泡体2−3とほぼ同一にする。
熱可塑性樹脂製防水シート2−1の厚さは0.5〜5.0mmがよいが、耐久性、重量、作業性を考慮すると1.0〜3.0mmが好ましい。
上記長尺の押え金属板3は、厚さ0.5〜3.0mm、幅50〜200mmのものが使用され、耐久性、作業性を考慮すると厚さ1.0〜2.0mm、幅100〜150mmが好ましい。
粘着材B3−2としては、後述する粘着テープを用いて、現場で位置合わせしながら熱可塑性樹脂製防水シート2−1上に貼着し、その上に2000〜4000mmの長尺の押え金属板3を載置すると作業性が良く仕上がりも綺麗になる。この際、粘着テープを後述する片面粘着テープにしておくと上述のように防水パネル2を屋根から容易に取り外すことができ好ましい。
上記長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物4は使用する熱可塑性樹脂製防水シート2−1と溶着するため熱可塑性樹脂製防水シート2−1と同系の樹脂からなり、厚さ0.5〜3.0mm、幅100〜300mmのものが使用され、耐久性、水密性、作業性を考慮すると厚さ1.0〜2.0mm、幅150〜250mmが好ましい。長さは特に限定されないが、20〜50mの長さで巻き物にして現場の寸法に合わせて裁断して使用する。
防水パネル2長辺端縁突合せ部に用いられる長尺の押え金属板3と長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物4は勘合式になっており、長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物4と熱可塑性樹脂製防水シート2−1との溶着時に熱可塑性樹脂製長辺用役物4が動かずに作業できるため、溶着の作業性、溶着接合性の信頼度が格段によくなり、自動溶接機による自動溶接も可能となる。勘合方法は図2に示すように、長尺の押え金属板3の上面から下面に向けて幅が小さくなるようにテーパーを設け長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物4の勘合部下面はこれとは逆テーパーとなっており手で押すと勘合できる構造である。勘合方法はテーパー式に限らず固定できるものであればいかなる方法でも良い。
上記長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物7は使用する熱可塑性樹脂製防水シート2−1と溶着するため熱可塑性樹脂製防水シート2−1と同系の樹脂からなり、厚さ0.5〜3.0mm、幅60〜200mmのものが使用され、耐久性、水密性、作業性を考慮すると厚さ1.0〜2.0mm、幅80〜150mmが好ましい。長さは特に限定されないが、20〜50mの長さで巻き物にして現場の寸法に合わせて裁断して使用する。
押え金具5の形状は円形、楕円形、矩形などでよく特に制限はないが、コストを考慮すると生産し易い円形が好ましく図1では円形のものを使用している。押え金具5が円形の場合、厚さ0.7〜2.5mm、外径50〜200mmのものが使用され、耐久性、作業性を考慮すると厚さ1.0〜2.0mm、外径70〜150mmが好ましい。円形以外の場合でも上面が円形と同程度の面積となるものを使用する。押え金具5下面と熱可塑性樹脂製防水シート2−1の間には粘着材C5−1を貼着するが、粘着材C5−1は熱可塑性樹脂製防水シート2−1上面に粘着していればよい。粘着材C5−1に片面粘着テープを用い熱可塑性樹脂製防水シート2−1にのみ粘着し押え金具5下面とは粘着しないようにすると防水パネルの再利用が容易となる。
上記熱可塑性樹脂製増し張り役物6は、熱可塑性樹脂製防水シート2−1と溶着するため熱可塑性樹脂製防水シート2−1と同系の樹脂からなり、押え金具6を覆うことができる形状であれば良い。溶着強度、作業効率を考えると、上記熱可塑性樹脂製増し張り役物6は押え金具6と類似形で10〜30%大きい形状がよい。熱可塑性樹脂製増し張り役物6としては、厚さは0.5〜3.0mmのものが使用され、耐久性、水密性、作業性を考慮すると厚さは1.0〜2.0mmが好ましい。
合成樹脂製発泡体2−3と熱可塑性樹脂製防水シート2−1との間の粘着材A2−2、熱可塑性樹脂製防水シート2−1と長尺の押え金属板3との間の粘着材B3−2、熱可塑性樹脂製防水シート2−1と押え金具5との間の粘着材C5−1としては、アクリル系、EVA系、ブチル系、ウレタン系、シリコーン系などが例示でき、ビス貫通時の止水性が高いアクリル系又はブチル系粘着材が好ましい。粘着材としては、液状タイプを合成樹脂製発泡体2−3、長尺の押え金属板3、押え金具5と熱可塑性樹脂製防水シート2−1とのどちらかの接合面に塗布し乾燥させて粘着材層としても良いが、テープ状の粘着材が粘着テープとして市販されており、使い勝手がよい粘着テープを使用することが好ましい。粘着テープには両面粘着テープと片面粘着テープがあり、粘着材A2−2には両面粘着テープが使用できる。粘着材B3−2、粘着材C5−1には両面粘着テープ、片面粘着テープを共に使用できるが防水パネルを取り外して再利用する場合などは片面粘着テープの使用が好ましい。両面粘着テープは織布、不織布、紙、フィルム、フェルトなどのベース材両面に粘着材層を形成しているもので離型材を介して巻き取られて巻物になっている。織布、不織布、紙、フィルム、フェルトなどのベース材がなく粘着材層のみのものでも良い。片面粘着テープは織布、不織布、紙、フィルム、フェルトなどのベース材片面に粘着材層を形成しているもので離型材を介するか、ベース材に離型処理をして巻物となっている。もちろんベース材のない片面粘着テープでも良い。
粘着性、屋根下地不陸の追従性を考慮すると粘着材の厚さとしては0.2〜2.0mmがよく、0.3〜1.0mmがより好ましい。
上記シーラー8としては、塩化ビニル系、オレフィン系、エポキシ系、ウレタン系、シリコーン系などが例示でき、水密性、耐久性を考慮すると熱可塑性樹脂製防水シートと同種の組成が好ましい。
本発明では、防水パネル2のタテ(長辺)寸法が1000mmであっても適応できるが、防水パネルを大型化できることが本発明の大きな特徴であるため、タテ(長辺)4000〜12000mmの防水パネルに適応することが好ましく、6000〜12000mmの防水パネル適応することがより好ましく、重量50kg以内で12000mmという前例のない軽量大型の防水パネルまで適応することができる。
例えば、合成樹脂製発泡体2−3として厚さが30mmで30倍発泡のスチレンフォーム(比重:0.034)、粘着材Aとして0.5mmのブチル系粘着テープ(比重:1.0)、熱可塑性樹脂製防水シートとして1.5mmの塩化ビニル系防水シート(比重:1.5)とからなるヨコ1000mm×タテ10000mmの防水パネルの重量は約38kgと軽量であり、3、4人の少人数で十分取り扱える重さである。50kg以下の重量であれば作業性に支障なく人力のみで取り扱うことができる。
[実施の形態2]
図6に示すように、実施の形態1において防水パネル2の合成樹脂製発泡体2−3と熱可塑性樹脂製防水シート2−1との間に合成樹脂板2−4を設けるもので、折り曲げ強度が増加し、歩行が可能となる。合成樹脂板2−4としては、PE、PP、ポリカーボネート、塩化ビニル樹脂、アクリル、ナイロン、ポリエステル、フェノール樹脂、メラミン樹脂などの合成樹脂板が使用でき、厚さは0.03〜3.0mmがよく、折り曲げ強度、重量を考慮すると0.1〜1.5mmがより好ましい。熱可塑性樹脂製防水シート2−1と合成樹脂板2−4との間に粘着材A’2−5、合成樹脂板2−4と合成樹脂製発泡体2−3の間に粘着材A”2−6を積層一体化した防水パネルとして使用する。この際、熱可塑性樹脂製防水シート2−1と合成樹脂板2−4との間は粘着材A’2−5を積層面全面にシームレスに貼着する必要がある。合成樹脂板2−4と合成樹脂製発泡体2−3の間は粘着材A”2−6を積層面全面にシームレスに貼着する必要はなく部分的に貼着してもよい。
粘着材A’A”も粘着材Aと同様に、止水性の高いアクリル系粘着材又はブチル系粘着材とすることにより、安価で作業性がよく合成樹脂製発泡体と熱可塑性樹脂製防水シートとを積層一体化することができる。
[他の実施の形態]
本発明は、デッキプレートの他に瓦棒屋根、折板屋根などの金属下地屋根或いは木質、軽量発泡コンクリートなど軽量化が要求される建築物等の屋根に適応することができる。
瓦棒屋根、折板屋根などの金属下地屋根の場合、実施の形態1の場合と同様に防水パネル長辺端縁がそれぞれの金属下地屋根の凸部に位置するように複数の熱可塑性樹脂製防水パネルをそれぞれの金属下地屋根上に突き付けて敷き並べ、実施の形態1の場合と同様に施工することができる。木質、軽量発泡コンクリートなど下地屋根が平滑な場合、防水パネル長辺端縁の突き付け位置に制約はなく実施の形態1と場合同様に施工することができる。
本発明は、防水シートのフラッタリングがなく、粘着材接合部、ビス貫通部の水密性が高く耐久性に優れた上、パネルを再利用することが容易となり、さらにパネルの大型化が可能であって施工が容易で工期の短縮ができるため、外断熱防水構造として倉庫、店舗、工場等の金属下地屋根などに新築時、改修時に広く利用することができる。
1 :金属下地屋根
2 :防水パネル
2−1:熱可塑性樹脂製防水シート
2−2:粘着材A
2−3:合成樹脂製発泡体
2−4:合成樹脂板
2−5:粘着材A’
2−6:粘着材A”
3 :長尺の押え金属板
3−1:長尺の押え金属板と長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物との勘合部
3−2:粘着材B
4 :長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物
4−1:長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物の側部
4−2:長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物と長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物と交差部
5 :押え金具
5−1:粘着材C
6 :熱可塑性樹脂製増し張り役物
7 :長尺の熱可塑性樹脂製短辺用役物
8 :シーラー
9 :ビス

Claims (3)

  1. 合成樹脂製発泡体と熱可塑性樹脂製防水シートとを全面シームレスに粘着材Aにより積層一体化した防水パネルを金属下地屋根上に突き付けて複数敷き並べ、粘着材Bを介して隣接する該防水パネル長辺端縁同士を跨ぐように長尺の押え金属板を載置して該長尺の押え金属板の上から該長尺の押え金属板と粘着材Bと防水パネルとを貫通するように金属下地屋根の凸部にビス止めし、該防水パネルの内側部分に粘着材Cを介して複数個の押え金具を載置して該押え金具の上から該長尺の押え金具と粘着材Cと防水パネルとを貫通するように金属下地屋根の凸部にビス止めした外断熱防水構造であって、
    上記長尺の押え金属板を覆うように長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物を、上記長尺の押え金属板の上に載置して上記長尺の押え金属板に勘合させ、該長尺の熱可塑性樹脂製長辺用役物の両側部を隣接する二つの防水パネルの熱可塑性樹脂製防水シートに溶着し、
    熱可塑性樹脂製増し張り役物を、上記押え金具を覆うように上記押え金具の上に載置し、防水パネル上面の熱可塑性樹脂製防水シートに溶着することを特徴とする外断熱防水構造。
  2. 上記粘着材A、B、Cの少なくとも何れかひとつがアクリル系粘着材又はブチル系粘着材であることを特徴とする請求項1に記載の外断熱防水構造。
  3. 上記防水パネルの長辺が4000〜12000mmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の外断熱防水構造。
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