JP2010184450A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明のインクジェット記録装置(1)は、排紙搬送部(21)、乾燥部(13)、排出用紙積載部(14)及び分解吸収部(16)を装置本体内において記録ヘッド(12)から遮蔽された密閉空間(15)に配置している。その上で、この密閉空間は、排紙搬送部の用紙搬送方向の上流側であってかつ記録ヘッドの用紙搬送方向の下流側において記録ヘッドで印字された用紙を密閉空間内に搬入させるために密閉空間を開閉するシャッタ(17)と、排出用紙積載部に積載された用紙を取り出すための排出用紙取り出し口を開閉するドア(18)とを有している。
【選択図】 図1
Description
また、特許文献4には、シート材排出部に排出される定着後のシート材から発生するVOCの雰囲気を、画像形成装置本体に設けたファンなどの吸引手段により吸引し、吸引した空気に含まれるVOCを活性炭フィルタなどの浄化手段によって吸着させるか、または酸化させるかにより分解して浄化し、機外に排出する画像形成装置が提案されている。
先ず、上位装置から印字指示及び印字データが図示していない制御部に供給されて印刷ジョブが開始されると(ステップS101)、用紙カセット10に収納されている用紙11は用紙搬送ローラ対19で用紙搬送ベルト20まで搬送され、更に用紙搬送ベルト20によって副走査方向へ所定の走査長分搬送される用紙11上に記録ヘッド12にてインクが印字される(ステップS102)。その後、シャッタ17が開き(ステップS103)、印字された用紙11は密閉空間15内に搬送された後シャッタ17は閉じられる(ステップS104、S105)。そして、印字された用紙11は排紙搬送部21により乾燥部13の直下を通過しながら搬送され、用紙11に印字されたインクが乾燥される(ステップS106)。なお、乾燥部13はインクで印字された用紙11が下にきたときに、赤外線ヒータやニクロムヒータ、PTCヒータなどのヒータを点灯して乾燥させる構成である。そして、乾燥部13を通過した用紙11は排出用紙積載部14に排出される(ステップS107)。次に、分解吸収部16を所定時間作動させて密閉空間15内のVOCを分解吸収する(ステップS108)。なお、所定時間は、印字枚数、印字率、使うインクの種類、環境温度湿度に応じて予め設定され、各条件での密閉空間20内のVOCが規定値以下になる時間である。そして、分解吸収部16を所定時間作動させた後排紙用紙取り出し口のドア18のロックを解除してドア18が開閉可能となり、ユーザは排紙用紙取り出し口から用紙11を取り出し、取り出された後排紙用紙取り出し口のドアが閉められたことを確認してからロックする(ステップS109〜S111)。このとき、ドア18を閉めるようにユーザに通知するか、もしくは自動的にドア18を閉めてロックする。印刷ジョブが終了しているかどうか判断し、印刷処理が終了していれば本実施の形態の動作を終了とし(ステップS112;YES)、終了していないときはステップS102に戻り、印字処理からVOC分解吸収処理までの一連の処理を再度行う(ステップS112;NO、ステップS102〜S111)。
先ず、上位装置から印字指示及び印字データが図示していない制御部に供給されて印刷ジョブが開始されると(ステップS201)、用紙カセット10に収納されている用紙11は用紙搬送ローラ対19で用紙搬送ベルト20まで搬送され、更に用紙搬送ベルト20によって副走査方向へ所定の走査長分搬送される用紙11上に記録ヘッド12にてインクが印字される(ステップS102)。その後、検知センサ25の出力があることを確認した上でシャッタ17を開け(ステップS203;YES、ステップS204)、印字された用紙11は密閉空間15内に搬送された後シャッタ17は閉じられる(ステップS205、S206)。そして、印字された用紙11は排紙搬送部21により乾燥部13の直下を通過しながら搬送され、用紙11に印字されたインクが乾燥される(ステップS207)。そして、乾燥部13を通過した用紙11は排出用紙積載部14に排出される(ステップS208)。ここで、検知センサ25の出力があるか否かを確認し(ステップS209)、検知センサ25の出力がない場合、つまり密閉空間15内のVOC濃度が所定の濃度以上である場合(ステップS209;NO)、密閉空間15内のVOC濃度が所定の濃度より低くなるまで分解吸収部16を作動させて密閉空間15内のVOCを分解吸収する(ステップS210)。そして、検知センサ25の出力があれば、つまり密閉空間15内のVOC濃度が所定の濃度より低くなったとき(ステップS209;YES)、分解吸収部16を停止させて排紙用紙取り出し口のドア18のロックを解除してドアが開閉可能となり、ユーザは排紙用紙取り出し口から用紙11を取り出し、取り出された後排紙用紙取り出し口のドアが閉められたことを確認してからロックする(ステップS211〜S114)。印刷ジョブが終了しているかどうか判断し、印刷処理が終了していれば本実施の形態の動作を終了とし(ステップS215;YES)、終了していないときはステップS203に戻り、印字処理からVOC分解吸収処理までの一連の処理を再度行う(ステップS215;NO、ステップS203〜S114)。
10;用紙カセット、11;用紙、12;記録ヘッド、
13;乾燥部、14;排紙用紙積載部、15;密閉空間、
16;分解吸収部、17;シャッタ、18;ドア、
19;用紙搬送ローラ対、20;用紙搬送ベルト、
21;排紙搬送部、22;壁、23;つなぎ目、
24;ゴムパッキン、25;検知センサ。
Claims (5)
- 用紙上にインクを吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドで印字された用紙を搬送する排紙搬送部と、該排紙搬送部より搬送される用紙上のインクを乾燥する乾燥部と、前記排紙搬送部より搬送された用紙が積載される排出用紙積載部と、前記乾燥部において用紙及び用紙上のインクから発生する揮発性有機化合物を除去もしくは分解して吸収する分解吸収部とを有するインクジェット記録装置において、
前記排紙搬送部、前記乾燥部、前記排出用紙積載部及び前記分解吸収部を装置本体内において前記記録ヘッドから遮蔽された密閉空間に配置し、
該密閉空間は、前記排紙搬送部の用紙搬送方向の上流側であってかつ前記記録ヘッドの用紙搬送方向の下流側において前記記録ヘッドで印字された用紙を前記密閉空間内に搬入させるために前記密閉空間を開閉するシャッタと、前記排出用紙積載部に積載された用紙を取り出すための排出用紙取り出し口を開閉するドアとを有することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記ドアの開閉を、前記シャッタが開放されて印字された用紙が前記排紙搬送部によって前記排出用紙積載部に搬送され積載されて前記シャッタが閉じられてから所定時間経過する間、ロックすることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
- 前記所定時間は、前記分解吸収部によって用紙及び用紙上のインクから発生する揮発性有機化合物の除去もしくは分解して吸収するために要する所要時間であることを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録装置。
- 前記密閉空間内の前記揮発性有機化合物の濃度が所定の濃度以下になったことを検知して信号を出力する検知センサを前記密閉空間内に設け、前記信号に基づいて前記シャッタ及び前記ドアを開閉することを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
- 印字中においては前記シャッタを開放して前記ドアを閉鎖し、印字完了直後において前記分解吸収部により前記揮発性有機化合物を除去もしくは分解して吸収しているときには前記シャッタ及び前記ドアを閉鎖し、印字完了後において前記分解吸収部による前記揮発性有機化合物の除去もしくは分解、吸収が完了して前記検知センサにより前記揮発性有機化合物が所定の濃度以下になったことを検知したときには、前記ドアを開放することを特徴とする請求項4記載のインクジェット記録装置。
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WO2012023548A1 (ja) | 2010-08-19 | 2012-02-23 | 株式会社神戸製鋼所 | スケール付着抑制性に優れた表面処理金属材、およびその製造方法、並びに熱交換器または海水蒸発器 |
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2009
- 2009-02-13 JP JP2009030644A patent/JP5305152B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN104553317A (zh) * | 2013-10-11 | 2015-04-29 | 精工爱普生株式会社 | 液体喷射装置 |
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