JP2010184341A - 工作機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】工作機械は、ワーク取付台23に形成され、ワーク取付台23のワーク取付面に開口する吸引管路33と、ワーク取付台23に設けられ、負圧を発生させ発生させた負圧を吸引管路33に供給するエゼクタ27と、テーブル21に設けられた負圧確認管路67と、負圧確認管路67に接続された圧力検出器65とを備え、ワーク取付台23がテーブル21に装着されたときに、吸引管路33から分岐した連通管路45と圧力検出器65から延びる負圧確認管路67とが接続されるようになっている。
【選択図】図1
Description
最初に、図5を参照して、本発明による工作機械の全体構成を説明する。工作機械11は、例えば横形マシニングセンタとすることができ、床面に固定されるベッド13と、ベッド13に対してX軸方向(図5の紙面に対して垂直方向)に移動可能に立設されたコラム15と、コラム15の前面においてY軸方向(図5において上下方向)に移動可能に設けられた主軸頭17とを具備している。主軸頭17は、主軸19を回転可能に支持しており、主軸19の先端には工具ホルダ(図示せず)を介して工具Tが保持されている。ベッド13上には、X軸及びY軸に対して垂直なZ軸方向(図5において左右方向)に移動可能なテーブル21がコラム15と対向して設けられており、テーブル21上には、ワークWが取り付けられたワーク取付台23が着脱自在に装着される。テーブル21は回転テーブルであってもよい。ワーク取付台23は、テーブル21にワークWを固定するためのものであり、パレット、イケール、ロータリテーブル及びこれらの組み合わせなどが含まれる。
ワーク取付台23には、負圧発生装置として、圧縮空気が流れる速度エネルギを圧力エネルギに変換して負圧を発生させるエゼクタ27が設けられており、エゼクタ27は、入口27aから圧縮空気を流入させ出口27bから排気することで、吸引口27cに負圧を発生させる。エゼクタ27の入口27aには、圧縮空気を供給するための圧縮空気供給管路29が接続されており、出口27bには消音のための消音器31が接続されている。また、吸引口27cには吸引管路33が接続されており、吸引管路33は、主軸19と対向するワーク取付台23の側面に取り付けられた吸着プレート47まで延びている。この吸引管路33には吸引によって加工屑や加工液が侵入する可能性があり、これらがエゼクタ27に到達すると故障を引き起こすので、加工液や加工屑によるエゼクタ27の故障を防止するために、吸引管路33の途中にはフィルタ35が設置されており、吸引管路33に侵入した加工液や加工屑をエゼクタの手前で捕捉するようになっている。
ワーク取付台23´の各テーパソケット41は、テーパ内周面37を有した凹部39を備えており、凹部39の中央部からはプルスタッド43が突出している。また、テーパソケット41の凹部39には、吸引管路33から分岐して延びる連通管路45が開口している。一方、テーブル21´のテーパコーン55は、テーパソケット41のテーパ内周面37と相補的形状のテーパ外周面53を有しており、テーパコーン55の中央部に形成された中心縦穴57には、コレット59が上下方向に摺動可能に嵌合されている。また、コレット59の下端には、コレット59の下方に形成されたシリンダ室79に収容されるピストン部分81が形成されており、シリンダ室79の上部に開口した作動流体供給路83aからシリンダ室79へ作動油などの作動流体を供給することにより、ピストン部分81を下方へ移動させてコレット59を下降させる一方、シリンダ室79の下部に開口した作動流体供給路83bからシリンダ室79へ作動流体を供給することにより、ピストン部分81を上方へ移動させてコレット59を押し上げることができるようになっている。
テーブル21´にワーク取付台23´が装着されていないときには、ワーク取付台23´の圧縮空気供給管路29とテーブル21´の圧縮空気供給管路71とは接続されていないので、制御装置からの指令によりソレノイドバルブ73は閉じられ、圧縮空気源69からソレノイドバルブ73より下流側の圧縮空気供給管路71への圧縮空気の供給が停止される。このとき、ソレノイドバルブ73より下流側の圧縮空気供給管路71では圧力が低くなるので、エアオペレートバルブ77が開き、圧縮空気源69から負圧確認管路67へ圧縮空気が供給されるようになる。ワーク取付台23´とテーブル21´とが接近してプルスタッド43がカバー部材97を押圧し、コイルばね101の付勢力に抗してカバー部材97を下降させると、負圧確認管路67へ供給された圧縮空気は、接続路93a、環状路93b、接続路93c及び中心孔85を通してテーパコーン55の頂部からテーパソケット41の凹部39の内側表面とテーパコーン55の外側表面との間の空間へ噴出し、テーパソケット41の凹部39の内側表面とテーパコーン55及びカバー部材97の外側表面に付着した加工屑等を除去するクリーニング効果を提供する。また、この状態では、ワーク取付台23´の圧縮空気供給路29には圧縮空気は供給されておらず、圧縮空気供給管路29の圧力が低くなるので、エアオペレートバルブ75は閉じられ、テーパソケット41の凹部39に開口する連通管路45に圧縮空気が流入しなくなる。これにより、テーパソケット41の凹部39の内側表面とテーパコーン55の外側表面との間に噴出された圧縮空気が連通管路45内に流入してクリーニング効果が低下することを防止している。
21,21´ テーブル
23,23´ ワーク取付台
27 エゼクタ
29 圧縮空気供給管路
41 テーパソケット
45 連通管路
55 テーパコーン
65 圧力検出器
67 負圧確認管路
69 圧縮空気源
71 圧縮空気供給管路
W ワーク
Claims (5)
- ワーク取付台を着脱可能にテーブルに装着する工作機械であって、
前記ワーク取付台に形成され、前記ワーク取付台のワーク取付面に開口する吸引管路と、
前記ワーク取付台に設けられ、負圧を発生させ発生させた負圧を前記吸引管路に供給する負圧発生装置と、
前記テーブルに設けられた負圧確認管路と、
前記負圧確認管路に接続された圧力検出器と、
を備え、前記ワーク取付台が前記テーブルに装着されたときに、前記吸引管路から分岐した連通管路と前記負圧確認管路とが接続されるようになっていることを特徴とする工作機械。 - 前記テーブル側に圧縮空気を供給する圧縮空気源を更に備え、前記負圧発生装置が圧縮空気を用いて負圧を発生させるエゼクタであり、前記ワーク取付台が前記テーブルに装着されたときに、前記圧縮空気源から延びる圧縮空気供給管路と前記エゼクタとが接続されるようになっている請求項1に記載の工作機械。
- 前記ワーク取付台の底面と前記テーブルの表面には、互いに係合する位置決め部材がそれぞれ設けられており、前記テーブルに前記ワーク取付台を装着するときに、前記位置決め部材が係合して、前記テーブルに対して前記ワーク取付台が位置決めされる請求項1又は請求項2に記載の工作機械。
- 前記連通管路が前記ワーク取付台の位置決め部材まで延びていると共に、前記負圧確認管路が前記テーブルの位置決め部材まで延びており、前記ワーク取付台の位置決め部材と前記テーブルの位置決め部材が係合するときに前記連通管路と前記負圧確認管路が接続される請求項3に記載の工作機械。
- 前記負圧確認管路を前記圧縮空気源に選択的に接続する開閉弁が設けられている請求項4に記載の工作機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009031820A JP5279542B2 (ja) | 2009-02-13 | 2009-02-13 | 工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009031820A JP5279542B2 (ja) | 2009-02-13 | 2009-02-13 | 工作機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010184341A true JP2010184341A (ja) | 2010-08-26 |
JP5279542B2 JP5279542B2 (ja) | 2013-09-04 |
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ID=42765304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009031820A Active JP5279542B2 (ja) | 2009-02-13 | 2009-02-13 | 工作機械 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP5279542B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114952327A (zh) * | 2022-07-04 | 2022-08-30 | 四川普什宁江机床有限公司 | 一种托板锁紧装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61214935A (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-24 | Niigata Eng Co Ltd | 工作機械 |
JP2001198755A (ja) * | 2000-01-12 | 2001-07-24 | Mori Seiki Co Ltd | 流体増圧装置並びにこれの内蔵されたパレット及び治具 |
JP2007516087A (ja) * | 2003-07-11 | 2007-06-21 | レンツィーニ,マーティン,ジョン | 真空ホールドダウン |
JP2008078424A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Disco Abrasive Syst Ltd | 切削装置 |
-
2009
- 2009-02-13 JP JP2009031820A patent/JP5279542B2/ja active Active
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---|---|
JP5279542B2 (ja) | 2013-09-04 |
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