JP2010181507A - 光学機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】可動部材の固定が解除された状態と可動部材が固定された状態のいずれにおいても、可動部材の安定した保持を可能とする。
【解決手段】光学機器は、互いに当接した状態で光軸方向とは異なる第1の方向に相対移動が可能な第1の部材(可動部材)12および第2の部材(ベース部材)11と、第1および第2の部材のうち少なくとも一方により保持された光学素子10と、第1の部材に設けられたガイド部123,124に、第1の方向とは異なる第2の方向に移動可能に取り付けられた制動部材13と、該制動部材を第2の部材に対して固定する状態と該固定を解除する状態とに操作される固定機構18と、第2の方向において付勢力を発生する弾性部材14,15とを有する。第1の部材と制動部材とが、上記付勢力によって、第2の部材に押し付けられる方向に付勢される。
【選択図】図4
【解決手段】光学機器は、互いに当接した状態で光軸方向とは異なる第1の方向に相対移動が可能な第1の部材(可動部材)12および第2の部材(ベース部材)11と、第1および第2の部材のうち少なくとも一方により保持された光学素子10と、第1の部材に設けられたガイド部123,124に、第1の方向とは異なる第2の方向に移動可能に取り付けられた制動部材13と、該制動部材を第2の部材に対して固定する状態と該固定を解除する状態とに操作される固定機構18と、第2の方向において付勢力を発生する弾性部材14,15とを有する。第1の部材と制動部材とが、上記付勢力によって、第2の部材に押し付けられる方向に付勢される。
【選択図】図4
Description
本発明は、光学素子を、該光学素子の光軸方向とは異なる方向に移動させることができる光学機器に関する。
光学素子を撮像面に対して平行移動(シフト)させたり回転移動(チルト)させたりすることで、光学的なパースペクティブ補正を行うことが可能である(特許文献1,2参照)。
このような光学機器では、光学素子を保持する可動部材を、光学機器本体を構成するベース部材によってシフト又はチルト可能に保持するとともに、使用者により選択されたシフト又はチルト位置にて可動部材をベース部材に対して固定する固定機構が設けられる。固定機構を設けることで、可動部材の固定を解除した状態での円滑なシフト又はチルト位置の選択を可能としつつ、可動部材を固定した状態での安定した撮影が可能となる。
ただし、可動部材のシフト又はチルト位置の選択から固定機構による固定までをスムーズに行えるようにするためには、固定機構による可動部材の固定を解除した状態でも、可動部材のシフト又はチルト位置がある程度保持される必要がある。
図10及び図11には、従来の光学機器を示している。これらの図において、20は光学素子としてのレンズであり、22は該レンズを保持する可動部材である。21は可動部材22を矢印Aの方向にシフト可能に保持するベース部材であり、23はねじを用いて構成される固定機構である。24は弾性部材であり、可動部材22とベース部材21との間に配置されてこれらを押し広げる方向(図10中の矢印Bの方向)に付勢力を発生する。なお、図10は、固定機構23による可動部材22の固定を解除した状態を示している。
弾性部材24の付勢力は、ベース部材21に設けられた像面側(図の右側)の面21aと、可動部材22に設けられた被写体側(図の左側)の面22aとを互いに押し付けるように作用する。これらの面21a,22a間には、該付勢力に対応した摩擦力が発生する。これにより、固定機構23による可動部材22の固定が解除された状態でも、可動部材22のシフト位置をある程度保持することができる。
特開昭62−112134号公報
特開2007−334012号公報
このような光学機器では、光学素子を保持する可動部材を、光学機器本体を構成するベース部材によってシフト又はチルト可能に保持するとともに、使用者により選択されたシフト又はチルト位置にて可動部材をベース部材に対して固定する固定機構が設けられる。固定機構を設けることで、可動部材の固定を解除した状態での円滑なシフト又はチルト位置の選択を可能としつつ、可動部材を固定した状態での安定した撮影が可能となる。
ただし、可動部材のシフト又はチルト位置の選択から固定機構による固定までをスムーズに行えるようにするためには、固定機構による可動部材の固定を解除した状態でも、可動部材のシフト又はチルト位置がある程度保持される必要がある。
図10及び図11には、従来の光学機器を示している。これらの図において、20は光学素子としてのレンズであり、22は該レンズを保持する可動部材である。21は可動部材22を矢印Aの方向にシフト可能に保持するベース部材であり、23はねじを用いて構成される固定機構である。24は弾性部材であり、可動部材22とベース部材21との間に配置されてこれらを押し広げる方向(図10中の矢印Bの方向)に付勢力を発生する。なお、図10は、固定機構23による可動部材22の固定を解除した状態を示している。
弾性部材24の付勢力は、ベース部材21に設けられた像面側(図の右側)の面21aと、可動部材22に設けられた被写体側(図の左側)の面22aとを互いに押し付けるように作用する。これらの面21a,22a間には、該付勢力に対応した摩擦力が発生する。これにより、固定機構23による可動部材22の固定が解除された状態でも、可動部材22のシフト位置をある程度保持することができる。
しかしながら、図10及び図11に示した光学機器では、可動部材22を固定するために固定機構23のねじを締め込むと、可動部材22における面22aを含む部分22bに該ねじの締め込みに伴う変形やずれが生じる。この場合、図12に示すように、面22aがベース部材21の面21aから離れて、可動部材22がベース部材21に対して(可動部材22の中心軸O2がベース部材21の中心軸O1に対して)傾く。つまり、固定機構23による可動部材22の固定によって、可動部材22の保持が不安定となり、光学機器の性能が低下してしまう。
本発明は、可動部材の固定が解除された状態と可動部材が固定された状態のいずれにおいても、可動部材の安定した保持を可能とする光学機器を提供する。
本発明は、可動部材の固定が解除された状態と可動部材が固定された状態のいずれにおいても、可動部材の安定した保持を可能とする光学機器を提供する。
本発明の一側面としての光学機器は、互いに当接した状態で光軸方向とは異なる第1の方向に相対移動が可能な第1の部材および第2の部材と、第1および第2の部材のうち少なくとも一方により保持された光学素子と、第1の部材に設けられたガイド部に、第1の方向とは異なる第2の方向に移動可能に取り付けられた制動部材と、該制動部材を第2の部材に対して固定する状態と該固定を解除する状態とに操作される固定機構と、第2の方向において付勢力を発生する弾性部材とを有する。そして、第1の部材と制動部材とが、上記付勢力によって、第2の部材に押し付けられる方向に付勢されることを特徴とする。
本発明によれば、固定機構によって制動部材(つまりは第1の部材)を固定した状態でも該固定が解除された状態でも、第1の部材の第2の部材に対する安定した押し付けが可能となる。したがって、上記いずれの状態でも第1の部材の第2の部材に対する不必要な傾きが阻止され、光学素子によって良好な光学像を形成することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
図1及び図4には、本発明の実施例1である交換レンズ装置(光学機器)の構成を示している。図1は交換レンズ装置を側面から見たときの断面を示しており、図4は交換レンズ装置を上面から見たときの断面を示している。また、図4は、後述する固定機構の固定解除状態を示している。
これらの図において、10は光学素子としてのレンズである。なお、図には1つのレンズのみを示しているが、複数のレンズを設けてもよい。また、光学素子として、プリズム等のレンズ以外の光学素子を用いてもよい。12はレンズ10を保持する鏡筒部122を有する可動部材(第1の部材)である。
11はベース部材(第2の部材)であり、可動部材12を図中に矢印Aで示す、レンズ10の光軸方向とは異なる第1の方向(本実施例では光軸方向に直交する方向であり、以下、光軸直交方向ともいう)に平行移動可能、すなわちシフト可能に保持する。言い換えれば、ベース部材11と可動部材12は、第1の方向に相対移動が可能である。ベース部材11と可動部材12は、ともに中央部にレンズ10を通る光を通過させる開口部を有する。
ベース部材11は、その被写体側(図の左側)に、光軸方向に直交する平面としての当接面111を有する。また、ベース部材11は、像面側(図の右側)を向いた、光軸方向に直交する平面としての当接面112を有する。当接面111,112は、光軸方向において互いに反対側を向いた互いに異なる面であり、かつ互いに平行な面である。さらに、ベース部材11は、図1に示すように、光軸方向に平行に延びる平面としての内端面114,115を有する。
可動部材12は、その像面側に光軸方向に直交する平面である当接面121を有する。可動部材12は、該当接面121がベース部材11の当接面111に当接した状態で該当接面121,111に沿った方向(第1の方向)にシフト可能である。また、可動部材12は、光軸方向に平行な方向(第2の方向)に延びるガイド軸(ガイド部)123,124を有する。ガイド軸123,124は、レンズ10の光軸を挟んだ両側に2本ずつ、計4本が設けられている。
13は制動部材であり、ガイド軸123,124に光軸方向に移動可能に取り付けられている。制動部材13は、レンズ10の光軸を挟んだ両側に1つずつ設けられている。
制動部材13は、その被写体側に光軸方向に直交する当接面131を有する。該当接面131は、ベース部材11の像面側の当接面112に当接する。このため、可動部材12がシフトする際には、制動部材13の当接面131はベース部材11の当接面112に対して摺動する。
可動部材12は、図2に示すように制動部材13の端部134がベース部材11の内端面114に当接する位置と、図3に示すように制動部材13の端部135がベース部材11の内端面115に当接する位置との間でシフトすることができる。このように、本実施例では、制動部材13を利用して可動部材12のシフト範囲を制限している。これにより、可動部材12のシフト範囲を制限するための専用の部材を設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
また、制動部材13は、光軸方向に平行に延びる固定用壁部136を有し、該固定用壁部136には、可動部材12のシフト方向に延びる長穴137が形成されている。固定用壁部136の外端面及び内端面はそれぞれ、光軸方向に平行に延びる制動面132,133として形成されている。
14,15はそれぞれ、ガイド軸123,124上に配置された弾性部材としての圧縮コイルばねであり、ガイド軸123,124の先端に形成されたフランジ部(つまりは可動部材12)と制動部材13との間に配置されている。ばね14,15は、可動部材12と制動部材13とを光軸方向にて互いに近づける方向に付勢力を発生する。言い換えれば、ばね14,15は、可動部材12及び制動部材13の当接面121,131でベース部材11のうち当接面111,112が設けられた部分を光軸方向にて挟み込むように付勢力を発生する。
これにより、可動部材12の当接面121は、常に一定の力でベース部材11の当接面111に押し付けられる。また、制動部材13の当接面131は、常に一定の力で可動部材12の当接面112に押し付けられる。ばね14,15が発生すべき付勢力の大きさについては、後述する。
これらの図において、10は光学素子としてのレンズである。なお、図には1つのレンズのみを示しているが、複数のレンズを設けてもよい。また、光学素子として、プリズム等のレンズ以外の光学素子を用いてもよい。12はレンズ10を保持する鏡筒部122を有する可動部材(第1の部材)である。
11はベース部材(第2の部材)であり、可動部材12を図中に矢印Aで示す、レンズ10の光軸方向とは異なる第1の方向(本実施例では光軸方向に直交する方向であり、以下、光軸直交方向ともいう)に平行移動可能、すなわちシフト可能に保持する。言い換えれば、ベース部材11と可動部材12は、第1の方向に相対移動が可能である。ベース部材11と可動部材12は、ともに中央部にレンズ10を通る光を通過させる開口部を有する。
ベース部材11は、その被写体側(図の左側)に、光軸方向に直交する平面としての当接面111を有する。また、ベース部材11は、像面側(図の右側)を向いた、光軸方向に直交する平面としての当接面112を有する。当接面111,112は、光軸方向において互いに反対側を向いた互いに異なる面であり、かつ互いに平行な面である。さらに、ベース部材11は、図1に示すように、光軸方向に平行に延びる平面としての内端面114,115を有する。
可動部材12は、その像面側に光軸方向に直交する平面である当接面121を有する。可動部材12は、該当接面121がベース部材11の当接面111に当接した状態で該当接面121,111に沿った方向(第1の方向)にシフト可能である。また、可動部材12は、光軸方向に平行な方向(第2の方向)に延びるガイド軸(ガイド部)123,124を有する。ガイド軸123,124は、レンズ10の光軸を挟んだ両側に2本ずつ、計4本が設けられている。
13は制動部材であり、ガイド軸123,124に光軸方向に移動可能に取り付けられている。制動部材13は、レンズ10の光軸を挟んだ両側に1つずつ設けられている。
制動部材13は、その被写体側に光軸方向に直交する当接面131を有する。該当接面131は、ベース部材11の像面側の当接面112に当接する。このため、可動部材12がシフトする際には、制動部材13の当接面131はベース部材11の当接面112に対して摺動する。
可動部材12は、図2に示すように制動部材13の端部134がベース部材11の内端面114に当接する位置と、図3に示すように制動部材13の端部135がベース部材11の内端面115に当接する位置との間でシフトすることができる。このように、本実施例では、制動部材13を利用して可動部材12のシフト範囲を制限している。これにより、可動部材12のシフト範囲を制限するための専用の部材を設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
また、制動部材13は、光軸方向に平行に延びる固定用壁部136を有し、該固定用壁部136には、可動部材12のシフト方向に延びる長穴137が形成されている。固定用壁部136の外端面及び内端面はそれぞれ、光軸方向に平行に延びる制動面132,133として形成されている。
14,15はそれぞれ、ガイド軸123,124上に配置された弾性部材としての圧縮コイルばねであり、ガイド軸123,124の先端に形成されたフランジ部(つまりは可動部材12)と制動部材13との間に配置されている。ばね14,15は、可動部材12と制動部材13とを光軸方向にて互いに近づける方向に付勢力を発生する。言い換えれば、ばね14,15は、可動部材12及び制動部材13の当接面121,131でベース部材11のうち当接面111,112が設けられた部分を光軸方向にて挟み込むように付勢力を発生する。
これにより、可動部材12の当接面121は、常に一定の力でベース部材11の当接面111に押し付けられる。また、制動部材13の当接面131は、常に一定の力で可動部材12の当接面112に押し付けられる。ばね14,15が発生すべき付勢力の大きさについては、後述する。
18は固定機構である。該固定機構18は、操作部材としての操作ノブ181と、該操作ノブ181と一体回転するねじ軸182とを有する。ねじ軸182は、制動部材13に形成された長穴137を貫通しており、その先端には押さえ部材183が固定されている。ねじ軸182には、雄ねじが形成されている。
また、固定機構18は、ベース部材11に光軸直交方向に延びるように形成された貫通穴内に、押さえ部材183に対して近づく方向及び離れる方向に移動可能に挿入されたカラー184を有する。また、カラー184は、貫通穴内での回転が阻止されている。カラー184の内周には雌ねじが形成されており、該雌ねじには、ねじ軸182の雄ねじが螺合している。
押さえ部材181とカラー184は、可動部材12を挟む位置に配置されている。押さえ部材181とカラー184のうち一方が第1の押圧部材に、他方が第2の押圧部材に相当する。
使用者が操作ノブ181を回転操作すると、ねじ軸182とカラー184のねじ作用によって、可動部材12カラー184と押さえ部材181とが互いに近づくように移動し、図5に示すようにカラー184と押さえ部材181によって制動部材13を挟み込む。これにより、カラー184と押さえ部材181とが制動部材13の制動面132,133に押し付けられ、これらの間に発生する摩擦によって制動部材13、つまりは可動部材12がベース部材11に対して固定される。
また、使用者が操作ノブ181を上記とは逆方向に回転操作すると、ねじ軸182とカラー184のねじ作用によって、可動部材12カラー184と押さえ部材181とが互いに離れるように移動する。これにより、図4に示すように、カラー184と押さえ部材181とが制動部材13の制動面132,133から離脱し、可動部材12のベース部材11に対する固定が解除される。
このような可動部材12の固定状態及び固定解除状態のいずれにおいても、前述したように、可動部材12の当接面121と制動部材13の当接面131が、ばね14,15の付勢力によってベース部材11の当接面111,112に押し付けられている。これにより、可動部材12の当接面121がベース部材11の当接面111から離れて、可動部材12がベース部材11に対して傾くような不安定な状態が発生することを回避でき、可動部材12(つまりはレンズ10)の安定した保持が可能となる。したがって、レンズ10によって良好な被写体像を形成することができる。
なお、固定解除状態から固定状態に至る際には、制動部材13にねじ軸182とともに回転する押さえ部材183が押し付けられることで、図6に示すように、制動部材13がそのがたの範囲内で傾いてしまうおそれがある。しかし、このときも、可動部材12をベース部材11に押し付ける力は十分に働いているため、可動部材12のベース部材11に対する傾きは阻止される。
以上説明したように、本実施例によれば、制動部材13(つまりは可動部材12)の固定状態でも固定解除状態でも、可動部材12のベース部材11に対する安定した押し付けが可能となる。したがって、上記いずれの状態でも可動部材12のベース部材11に対する不必要な傾きが阻止され、レンズ10によって良好な光学像を形成することができる。
しかも、それぞれの当接面間に作用する押し付け力が、固定状態、固定解除状態及びこれらの中間の状態のいずれにおいてもほとんど変化しない。このため、可動部材12のベース部材11に対するシフトによって各当接面が磨耗する可能性が少ない。
さらに、本実施例の固定機構18は、カラー184と押さえ部材181とによって制動部材13を挟み込む構成を有するので、軽い操作力で大きな制動力を発することができる。
また、本実施例では、ばね14,15の付勢力によって可動部材12と制動部材13とを互いに近づける方向に付勢するので、可動部材12と制動部材13との間の間隔を精密に調整する必要がない。したがって、交換レンズ装置の製造が容易になる。
また、本実施例のように、制動部材13に設けた制動面132,133を、ベース部材11の当接面111に対して直交する面とすることで、交換レンズ装置をコンパクトに構成することができる。このことについて、以下に詳しく説明する。
固定機構18によって制動部材13を固定した状態では、制動部材13の制動面132,133は大きな力を受ける。この力によって、制動部材13が磨耗したり塑性変形したりしないようにするためには、制動面132,133にはある程度の広さが必要である。また、可動部材12をシフトさせると、制動部材13と固定機構18との相対位置関係も変化する。このとき、どの状態でも制動面132,133が十分な広さになるようにするためには、制動面132,133は可動部材12のシフト可能量以上の長さが必要である。
さらに、ベース部材11及び可動部材12の中央には、光を通過させる開口部が必要であるが、この開口部の断面積は、実際に光が通過する領域の断面積よりも大きい必要がある。特に、ベース部材11内では、可動部材12のシフトとともに光が通過する領域もシフトする。したがって、ベース部材11内の開口部は、可動部材12のシフト可能範囲全域で光をけらないように大きくする必要がある。
制動面132,133と開口部はそれぞれ、交換レンズ装置全体の寸法に対して大きな割合を占める。このため、制動面と開口部を平行に並べると、交換レンズ鏡筒の大型化を招く。しかし、本実施例のように、制動面132,133をベース部材11の当接面111に対して直交するように配置し、さらに開口部と制動面132,133が直交するように配置することで、交換レンズ装置のコンパクト化が可能となる。
また、固定機構18は、ベース部材11に光軸直交方向に延びるように形成された貫通穴内に、押さえ部材183に対して近づく方向及び離れる方向に移動可能に挿入されたカラー184を有する。また、カラー184は、貫通穴内での回転が阻止されている。カラー184の内周には雌ねじが形成されており、該雌ねじには、ねじ軸182の雄ねじが螺合している。
押さえ部材181とカラー184は、可動部材12を挟む位置に配置されている。押さえ部材181とカラー184のうち一方が第1の押圧部材に、他方が第2の押圧部材に相当する。
使用者が操作ノブ181を回転操作すると、ねじ軸182とカラー184のねじ作用によって、可動部材12カラー184と押さえ部材181とが互いに近づくように移動し、図5に示すようにカラー184と押さえ部材181によって制動部材13を挟み込む。これにより、カラー184と押さえ部材181とが制動部材13の制動面132,133に押し付けられ、これらの間に発生する摩擦によって制動部材13、つまりは可動部材12がベース部材11に対して固定される。
また、使用者が操作ノブ181を上記とは逆方向に回転操作すると、ねじ軸182とカラー184のねじ作用によって、可動部材12カラー184と押さえ部材181とが互いに離れるように移動する。これにより、図4に示すように、カラー184と押さえ部材181とが制動部材13の制動面132,133から離脱し、可動部材12のベース部材11に対する固定が解除される。
このような可動部材12の固定状態及び固定解除状態のいずれにおいても、前述したように、可動部材12の当接面121と制動部材13の当接面131が、ばね14,15の付勢力によってベース部材11の当接面111,112に押し付けられている。これにより、可動部材12の当接面121がベース部材11の当接面111から離れて、可動部材12がベース部材11に対して傾くような不安定な状態が発生することを回避でき、可動部材12(つまりはレンズ10)の安定した保持が可能となる。したがって、レンズ10によって良好な被写体像を形成することができる。
なお、固定解除状態から固定状態に至る際には、制動部材13にねじ軸182とともに回転する押さえ部材183が押し付けられることで、図6に示すように、制動部材13がそのがたの範囲内で傾いてしまうおそれがある。しかし、このときも、可動部材12をベース部材11に押し付ける力は十分に働いているため、可動部材12のベース部材11に対する傾きは阻止される。
以上説明したように、本実施例によれば、制動部材13(つまりは可動部材12)の固定状態でも固定解除状態でも、可動部材12のベース部材11に対する安定した押し付けが可能となる。したがって、上記いずれの状態でも可動部材12のベース部材11に対する不必要な傾きが阻止され、レンズ10によって良好な光学像を形成することができる。
しかも、それぞれの当接面間に作用する押し付け力が、固定状態、固定解除状態及びこれらの中間の状態のいずれにおいてもほとんど変化しない。このため、可動部材12のベース部材11に対するシフトによって各当接面が磨耗する可能性が少ない。
さらに、本実施例の固定機構18は、カラー184と押さえ部材181とによって制動部材13を挟み込む構成を有するので、軽い操作力で大きな制動力を発することができる。
また、本実施例では、ばね14,15の付勢力によって可動部材12と制動部材13とを互いに近づける方向に付勢するので、可動部材12と制動部材13との間の間隔を精密に調整する必要がない。したがって、交換レンズ装置の製造が容易になる。
また、本実施例のように、制動部材13に設けた制動面132,133を、ベース部材11の当接面111に対して直交する面とすることで、交換レンズ装置をコンパクトに構成することができる。このことについて、以下に詳しく説明する。
固定機構18によって制動部材13を固定した状態では、制動部材13の制動面132,133は大きな力を受ける。この力によって、制動部材13が磨耗したり塑性変形したりしないようにするためには、制動面132,133にはある程度の広さが必要である。また、可動部材12をシフトさせると、制動部材13と固定機構18との相対位置関係も変化する。このとき、どの状態でも制動面132,133が十分な広さになるようにするためには、制動面132,133は可動部材12のシフト可能量以上の長さが必要である。
さらに、ベース部材11及び可動部材12の中央には、光を通過させる開口部が必要であるが、この開口部の断面積は、実際に光が通過する領域の断面積よりも大きい必要がある。特に、ベース部材11内では、可動部材12のシフトとともに光が通過する領域もシフトする。したがって、ベース部材11内の開口部は、可動部材12のシフト可能範囲全域で光をけらないように大きくする必要がある。
制動面132,133と開口部はそれぞれ、交換レンズ装置全体の寸法に対して大きな割合を占める。このため、制動面と開口部を平行に並べると、交換レンズ鏡筒の大型化を招く。しかし、本実施例のように、制動面132,133をベース部材11の当接面111に対して直交するように配置し、さらに開口部と制動面132,133が直交するように配置することで、交換レンズ装置のコンパクト化が可能となる。
図7には、本実施例の交換レンズ装置を、デジタルカメラ本体20に装着したカメラシステムを示している。カメラ本体20には、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子19が設けられている。交換レンズ装置において、可動部材12を垂直方向(又は水平方向)にシフトさせることで、光学的なパースペクティブ補正を行いながら、レンズ10によって形成された良好な光学像(被写体像)を、撮像素子19を用いて撮像することができる。
なお、図7において、ベース部材11と撮像素子19との間又はレンズ10とベース部材11との間に、撮像素子19とレンズ10との間の光軸方向距離を可変とする機構を設けて、交換レンズ装置の焦点距離を調節可能としてもよい。
また、上記実施例では、可動部材(第1の部材)12にレンズ10を保持する鏡筒部122を設け、ベース部材(第2の部材)11をカメラ本体20に固定する場合について説明した。しかし、本発明では、ベース部材(第1の部材)に鏡筒部を設け、可動部材(第2の部材)をカメラ本体側に固定する構成にしてもよい。また、光学素子をベース部材と可動部材の双方に保持させてもよい。
さらに、上記実施例では、可動部材(第1の部材)12に設けたガイド軸123,124に制動部材13を取り付け、固定機構18によって制動部材13をベース部材(第2の部材)11に対して固定する場合について説明した。しかし、本発明では、ベース部材(第1の部材)に設けたガイド部に制動部材を取り付け、固定機構によって制動部材を可動部材(第2の部材)に対して固定するようにしてもよい。
次に、上記実施例におけるばね14,15の付勢力(以下、ばね力という)について、図8を用いて説明する。
図8において、可動部材12の重心を通り、ベース部材11の当接面111と直交する軸をx軸とする。また、当接面111を通り、x軸と直交する軸をy軸とする。また、ばね力をF(N)とする。本実施例のように、複数のばねを使用しているときは、それらのばね力の合力をFとする。
さらに、鏡筒側部分の質量をm(kg)とする。「鏡筒側部分の質量」とは、光学素子と一体となって移動する部分の質量の総和であり、上記実施例では、レンズ10と可動部材12の質量の合計である。ベース部材11に鏡筒部を設ける場合は、ベース部材11と鏡筒部とレンズ10の質量の総和が「鏡筒側の質量」mとなる。
重力加速度をg(m/s2)とする。また、可動部材12の回転中心をOとする。ここで可動部材12の回転中心とは、図8に示すように、重力方向におけるベース部材11と可動部材12との当接面111,121の端点を意味する。
回転中心Oから鏡筒側部分の重心までのx軸方向での距離をL(m)とし、回転中心Oからばね力Fの作用点までの距離をh(m)とする。
なお、図7において、ベース部材11と撮像素子19との間又はレンズ10とベース部材11との間に、撮像素子19とレンズ10との間の光軸方向距離を可変とする機構を設けて、交換レンズ装置の焦点距離を調節可能としてもよい。
また、上記実施例では、可動部材(第1の部材)12にレンズ10を保持する鏡筒部122を設け、ベース部材(第2の部材)11をカメラ本体20に固定する場合について説明した。しかし、本発明では、ベース部材(第1の部材)に鏡筒部を設け、可動部材(第2の部材)をカメラ本体側に固定する構成にしてもよい。また、光学素子をベース部材と可動部材の双方に保持させてもよい。
さらに、上記実施例では、可動部材(第1の部材)12に設けたガイド軸123,124に制動部材13を取り付け、固定機構18によって制動部材13をベース部材(第2の部材)11に対して固定する場合について説明した。しかし、本発明では、ベース部材(第1の部材)に設けたガイド部に制動部材を取り付け、固定機構によって制動部材を可動部材(第2の部材)に対して固定するようにしてもよい。
次に、上記実施例におけるばね14,15の付勢力(以下、ばね力という)について、図8を用いて説明する。
図8において、可動部材12の重心を通り、ベース部材11の当接面111と直交する軸をx軸とする。また、当接面111を通り、x軸と直交する軸をy軸とする。また、ばね力をF(N)とする。本実施例のように、複数のばねを使用しているときは、それらのばね力の合力をFとする。
さらに、鏡筒側部分の質量をm(kg)とする。「鏡筒側部分の質量」とは、光学素子と一体となって移動する部分の質量の総和であり、上記実施例では、レンズ10と可動部材12の質量の合計である。ベース部材11に鏡筒部を設ける場合は、ベース部材11と鏡筒部とレンズ10の質量の総和が「鏡筒側の質量」mとなる。
重力加速度をg(m/s2)とする。また、可動部材12の回転中心をOとする。ここで可動部材12の回転中心とは、図8に示すように、重力方向におけるベース部材11と可動部材12との当接面111,121の端点を意味する。
回転中心Oから鏡筒側部分の重心までのx軸方向での距離をL(m)とし、回転中心Oからばね力Fの作用点までの距離をh(m)とする。
交換レンズ装置を重力方向において下向きにしたときでも、可動部材12の当接面121がベース部材11の当接面111に当接している必要がある。このため、ばね力Fは、
F≧mg …(1)
を満足する必要がある。
また、ばね力Fは、レンズ鏡筒を重力方向に対して水平にしたときでも、重力によって発生する回転モーメントに抗して可動部材12の当接面121をベース部材11の当接面111に当接させる必要がある。このとき、可動部材12が重力によって回転中心O周りで回転しないための条件は、
Fh≧mgL
である。このため、ばね力Fは、
F≧mgL/h …(2)
を満足する必要がある。
F≧mg …(1)
を満足する必要がある。
また、ばね力Fは、レンズ鏡筒を重力方向に対して水平にしたときでも、重力によって発生する回転モーメントに抗して可動部材12の当接面121をベース部材11の当接面111に当接させる必要がある。このとき、可動部材12が重力によって回転中心O周りで回転しないための条件は、
Fh≧mgL
である。このため、ばね力Fは、
F≧mgL/h …(2)
を満足する必要がある。
ばね力(ばね14,15のばね力の合力)Fを、上記(1),(2)の条件を満たすように設定することで、重力に抗して可動部材12の当接面121をベース部材11の当接面111に当接させることができる。
実際には、ばね力のばらつきを考慮して、上記(1),(2)の条件を満たす最低のばね力よりも大きなばね力を設定することが好ましい。
一方、ばね力が大きすぎると、可動部材12をシフトさせるときに当接面間に作用する摩擦力が大きくなりすぎ、シフト操作に大きな力が必要となったり、当接面間の磨耗が大きくなったりする。したがって、上記(1),(2)の条件を満たす最低のばね力の2倍から5倍程度のばね力を設定するとよい。
実際には、ばね力のばらつきを考慮して、上記(1),(2)の条件を満たす最低のばね力よりも大きなばね力を設定することが好ましい。
一方、ばね力が大きすぎると、可動部材12をシフトさせるときに当接面間に作用する摩擦力が大きくなりすぎ、シフト操作に大きな力が必要となったり、当接面間の磨耗が大きくなったりする。したがって、上記(1),(2)の条件を満たす最低のばね力の2倍から5倍程度のばね力を設定するとよい。
上記実施例1では、ベース部材11及び可動部材12の当接面111,121を光軸方向に直交する平面として、可動部材12をベース部材11に対して光軸直交方向にシフト(平行移動)させる場合について説明した。
これに対し、本実施例では、図9に示すように、ベース部材31の当接面311と可動部材32の当接面321に曲率を持たせている。これにより、可動部材32をベース部材31に対して、上記曲率の中心周りでチルト(回転移動)させることが可能である。当接面311,321を円筒面とすることで該円筒面に沿った方向にのみチルト可能としてもよいし、当接面311,321を球面とすることで該任意の方向にチルト可能としてもよい。
そして、このような可動部材32のチルトが可能な交換レンズ装置でも、制動部材、弾性部材及び固定機構を設けることで、実施例1と同様の効果を得ることができる。
これに対し、本実施例では、図9に示すように、ベース部材31の当接面311と可動部材32の当接面321に曲率を持たせている。これにより、可動部材32をベース部材31に対して、上記曲率の中心周りでチルト(回転移動)させることが可能である。当接面311,321を円筒面とすることで該円筒面に沿った方向にのみチルト可能としてもよいし、当接面311,321を球面とすることで該任意の方向にチルト可能としてもよい。
そして、このような可動部材32のチルトが可能な交換レンズ装置でも、制動部材、弾性部材及び固定機構を設けることで、実施例1と同様の効果を得ることができる。
上記実施例1では、ベース部材11を可動部材12と制動部材13との間に挟み込むように構成した場合について説明した。しかし、図13に示すように構成してもよい。
図13において、42は可動部材であり、レンズ10を保持する鏡筒部を有する。また、41はベース部材であり、43は制動部材である。制動部材43は、可動部材42に設けられたガイド軸423上に光軸方向に平行な方向に移動可能に取り付けられている。
ガイド軸423上における可動部材42と制動部材43との間には、光軸方向と平行な方向に付勢力を発生する圧縮コイルばね44が配置されている。該ばね44は、可動部材42と制動部材43を互いに離す方向に付勢する。
これにより、可動部材42の当接面421がベース部材41の当接面411に押し付けられ、制動部材43の当接面431がベース部材41の当接面(当接面411とは光軸方向において反対側を向いた異なる面)412に押し付けられる。可動部材42は、ベース部材41に対して図13の紙面に垂直な方向にシフト可能である。
なお、この図では、制動部材43をベース部材41に固定する固定機構は省略している。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
図13において、42は可動部材であり、レンズ10を保持する鏡筒部を有する。また、41はベース部材であり、43は制動部材である。制動部材43は、可動部材42に設けられたガイド軸423上に光軸方向に平行な方向に移動可能に取り付けられている。
ガイド軸423上における可動部材42と制動部材43との間には、光軸方向と平行な方向に付勢力を発生する圧縮コイルばね44が配置されている。該ばね44は、可動部材42と制動部材43を互いに離す方向に付勢する。
これにより、可動部材42の当接面421がベース部材41の当接面411に押し付けられ、制動部材43の当接面431がベース部材41の当接面(当接面411とは光軸方向において反対側を向いた異なる面)412に押し付けられる。可動部材42は、ベース部材41に対して図13の紙面に垂直な方向にシフト可能である。
なお、この図では、制動部材43をベース部材41に固定する固定機構は省略している。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
10 レンズ
11,31,41 ベース部材
12,32,42 可動部材
123,124 ガイド軸
13,43 制動部材
14,15,44 圧縮コイルばね
18 固定機構
11,31,41 ベース部材
12,32,42 可動部材
123,124 ガイド軸
13,43 制動部材
14,15,44 圧縮コイルばね
18 固定機構
Claims (4)
- 互いに当接した状態で光軸方向とは異なる第1の方向に相対移動が可能な第1の部材および第2の部材と、
前記第1および第2の部材のうち少なくとも一方により保持された光学素子と、
前記第1の部材に設けられたガイド部に、前記第1の方向とは異なる第2の方向に移動可能に取り付けられた制動部材と、
該制動部材を前記第2の部材に対して固定する状態と該固定を解除する状態とに操作される固定機構と、
前記第2の方向において付勢力を発生する弾性部材とを有し、
前記第1の部材と前記制動部材とが、前記付勢力によって、前記第2の部材に押し付けられる方向に付勢されることを特徴とする光学機器。 - 前記第1の部材と前記制動部材とが、前記第2の部材を間に挟んで該第2の部材に押し付けられる方向に付勢されることを特徴とする請求項1に記載の光学機器
- 前記固定機構は、前記制動部材を挟む位置に配置された第1の押圧部材および第2の押圧部材と、該第1および第2の押圧部材を前記制動部材に押し付けるように移動させる操作部材とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
- 前記第1および第2の部材は、前記光学素子を通る光を通過させる開口部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の光学機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009023198A JP2010181507A (ja) | 2009-02-04 | 2009-02-04 | 光学機器 |
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JP2009023198A JP2010181507A (ja) | 2009-02-04 | 2009-02-04 | 光学機器 |
Publications (1)
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JP2010181507A true JP2010181507A (ja) | 2010-08-19 |
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JP2009023198A Pending JP2010181507A (ja) | 2009-02-04 | 2009-02-04 | 光学機器 |
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JP (1) | JP2010181507A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105739216A (zh) * | 2014-12-24 | 2016-07-06 | 佳能株式会社 | 图像模糊校正设备、摄像设备及光学设备 |
-
2009
- 2009-02-04 JP JP2009023198A patent/JP2010181507A/ja active Pending
Cited By (2)
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CN105739216A (zh) * | 2014-12-24 | 2016-07-06 | 佳能株式会社 | 图像模糊校正设备、摄像设备及光学设备 |
CN105739216B (zh) * | 2014-12-24 | 2018-09-04 | 佳能株式会社 | 图像模糊校正设备、摄像设备及光学设备 |
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