JP2010181124A - 防虫、防塵用のエアシャワー装置 - Google Patents

防虫、防塵用のエアシャワー装置 Download PDF

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成広 古田
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Abstract

【課題】 従来は、エアシャワーを利用し、人体の側面側より、強風を吹出し、人体に付着する塵埃及び/又は虫、加工屑、滓等を払拭する構造である。従って、人体の上部、例えば、頭、肩等に付着する塵埃を払拭するには、充分とは考えられない。

【解決手段】 本発明は、吸込口と、また上下方向に設けた吹出口を備えた風洞と、風洞の上側に設けた駆動部付きの羽根と、風洞内に設けた風通路で構成した防虫、防塵用のエアシャワーで、エアシャワーを、建屋内に斜設設置し、かつ、吹出口から、上下方向の風を、建屋の内側から外側に向かって、それぞれ噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置で、人体に付着する虫を払拭できる。

【選択図】 図1

Description

本発明は、防虫、防塵用のエアシャワー装置に関する。
従来、この防虫、防塵用のエアシャワー装置に関しては、通常、クリーンルームがある。このクリーンルームの構造は、建屋とは、個別の部屋を設置する。そして、この部屋には、ファン・駆動部及び/又は防虫、防塵用集塵室を配置する。その使用方法は、このクリーンルームに入った人に対し、その人体及び/又は衣服(人体とする)の略全方向、又は側面全体方向から、強風(噴流、風、空気の流れ)を衝止し、人体に付着(付いた・侵入した・食い付いた物、纏わり付いた物、取り付いた物等の異物、害虫等)を剥離(払拭)し、その異物、害虫等(害虫とする)を集塵室に収容する。従って、この構造では、個別の部屋の設置(空間確保)が必要となり、この空間確保の問題点と、又はコストアップの原因、また、装置の保守管理に手間を要すること等の問題点が考えられる。また、人体の側面全体方向から、強風を衝止する構造であって、この剥離した害虫は、強風及び/又は使用後の風に邪魔される場合があり、この場合は、剥離した害虫が飛散し、その確実、かつ効率的な収集に問題を残すこと、また、その処理に困ること、等の改良点が考えられる。従って、確実な収集と、効率的な収集が強く望まれていた。
そして、この防虫、防塵用のエアシャワー装置に関する先行文献として、次のような文献(1)〜(3)が挙げられる。
その文献(1)は、特開2003−314875の「塵埃侵入防止装置及びシートシャッター」であり、その内容は、シャッターの開口度(シートシャッターの開口度)の広狭を検知し(シートシャッターの開口度)、この広狭に対応して、送風機を選択駆動し、所定の吹出口より、選択して吹出すことで、送風機の効率的な使用と、確実かつ簡易に塵埃の侵入防止を図る。但し、この送風機は、架台の側面側に複数基設けた構造であることから、人体の上部、例えば、頭、肩等に付着する塵埃を払拭するには、充分とは考えられない。また、送風機の空気流(風)は、門型架台の側面方向に、直線状に吹出される構造であることから、塵埃を室外に拡散するには、改良の余地がある。尚、図4に図示されたドア式の例では、室内から室外に風を流す構造である。しかし、この例においても、人体の上部、例えば、頭、肩等に付着する塵埃を払拭するには、充分とは考えられない。また、この例では、ノズルが、送風機に対して、折曲げ形成する構造であり、風のスムーズな吹出に改良の余地がある。
また、文献(2)は、特開2004−286405の「エアシャワー装置」であり、この発明は、クリーンルーム内を移動する人及び/又は製品に追従して、ノズルが、センサーの検知を介してスイングすることで、人体及び/又は製品に付着する塵埃を払拭する構造であり、人及び/又は製品の動きを的確に捉えて、効率的に払拭すること、この種のクリーンルームの性能の向上を図ること等を意図する。しかし、この文献(2)は、前述した文献(1)と、同じような改良点が考えられる。
さらに、文献(3)は、特開2003−161489の「エアーカーテンの昆虫類侵入防止装置およびその方法」であり、この発明は、吸込口と、吹出口を備えたハウジングに、シャッター部と、対峙する対のシロッコファン形の送風機を設け、このハウジングの床面に補虫ピット部を設ける構造であり、シャッター部の開閉と送風機の噴流の流れを制御する制御装置であって、このシャッター部に付着した昆虫類を払拭するために、シャッターの閉鎖時に、吹出口からの噴流をシャッター面に吹き付けた後に、送風機及び吹出口を水平方向に旋回し、水平方向に互いに対向する平行なエアーカーテン流を形成する構造であり、エアーカーテン流の噴流の自動制御を介して、防虫効果の向上と、エアーカーテンの昆虫類侵入防止を図ることを特徴とする。しかし、この文献(3)は、前述した文献(1)と、同じような改良点が考えられる。また、この文献(3)は、送風機が、シロッコファン形であり、送風量及び/又は送風力に、能力不足が考えられる。
特開2003−314875 特開2004−286405 特開2003−161489
前述した文献(1)〜(3)は、人体の側面側より、強風を吹出し、この人体に付着する塵埃及び/又は虫、加工屑、滓等(塵埃・虫とする)を払拭する構造である。従って、前述の如く、人体の上部、例えば、頭、肩等に付着する塵埃を払拭するには、充分とは考えられない。そして、この文献(1)〜(3)は、強風を、略垂直方向に吹出すか、又は旋回方向に吹出す構造に留まっている。従って、人体に対して、傾斜状態で、かつ二連式に吹出す構造ではないので、人体の上下部に対して、個別に強風を吹出すことは困難である。また、効率的な払拭が図られないと思われる。
上記に鑑み、本発明は、[1] 人体に対して、(必要により、上下方向で、かつ)傾斜状態で吹出す構造を採用し、人体の上下部に対して、個別に強風を吹出すことで、確実かつ効率的な払拭を図ることにある。そして、また、本発明は、[2] 風胴の上端に設けた大きな吸込口から、ファンで、空気を吸込み、この風胴の風通路を介して、吹出口より、(必要により、上下方向に向かって)強風を吹出す構造であり、充分な送風量及び/又は送風力を確保することを意図する。さらに、本発明は、[3] 風胴を、建屋の躯体を中心に、可動可能とすることで、人体の大小、又は製品、荷物、機械等の物の大小、或いは吹出方向の多様化等を図り、除塵及び/又は虫の侵入防止等を図ることを意図する。また、[4] 風胴を、アーム、及び吊具の取付け手段を介して、建屋の躯体に斜設設置することで、簡易かつ確実に設置可能とすること、又は(必要により、上下方向に向かって)強風を、室内から室外に向かって吹出すこと等を意図する。
請求項1〜3の発明は、前記[1]〜[3]に記載した意図を達成することにある。
請求項1は、吸込口を上端に、また強風を噴射する略長方形状の吹出口を下端に備えた風洞と、この風洞の上側に設けた羽根と、この風洞内に設けた風通路で構成した防虫、防塵用のエアシャワーであり、
このエアシャワーを、建屋内に斜設設置し、前記吹出口から、所定の厚さを備えた帯状の強風を、この建屋の壁面の内側から外側に向かって噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
請求項2は、吸込口を上端に、また上下方向に強風を噴射する略長方形状の吹出口を下端に備えた風洞と、この風洞の上側に設けた羽根と、この風洞内に設けた風通路で構成した防虫、防塵用のエアシャワーであり、
このエアシャワーを、建屋内に斜設設置し、前記吹出口から、所定の厚さを備えた帯状の強風(略扁平立方体形状の強風)を、この建屋の壁面の内側から外側に向かって、かつ上下方向に噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
請求項3は、吸込口を上端に、また上下方向に設けた二連の吹出口を下端に備えた風洞と、この風洞の上側に設けた駆動部付きの羽根と、この風洞内に設けた風通路で構成した防虫、防塵用のエアシャワーであり、
このエアシャワーを、建屋内に斜設設置し、かつ、前記二連の吹出口から、上下方向の風を、この建屋の壁面の内側から外側に向かって、それぞれ噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
請求項4の発明は、前記[1]〜[4]に記載した意図を達成することにある。
請求項4は、吸込口を上端に、またノズル構造で、上下方向に設けた二連の吹出口を下端に備えた風洞と、この風洞の上側に設けた駆動部付きの羽根と、この風洞内に設けた風通路で構成した防虫、防塵用のエアシャワーであり、
このエアシャワーを、建屋の躯体より延設した対のアーム、及び吊具の取付け手段を介してこの建屋内に斜設設置し、かつ、前記二連の吹出口から、上下方向の風を、この建屋の壁面の内側から外側に向かって、それぞれ噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な風胴の取付け手段を提供することを意図する。
請求項5は、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
このエアシャワーを、建屋内に斜設設置するに際し、風洞の長手方向の両側面に設けた対峙する対のブラケットと、この対のブラケット間に差込み、かつ固定される一方側を備えた対のパイプの一方と、前記風洞の長手方向の上下面に設けた対の係止体と、この係止体に係止される一方側を備えた対の吊具で構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
請求項6の発明は、請求項5の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な風胴の取付け手段を提供することを意図する。
請求項6は、請求項5に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
この対のパイプ及び/又は対の吊具にそれぞれ備えた他方側を、建屋の躯体に固定する構成した防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
請求項7の発明は、請求項1〜請求項4の目的を達成するに最適な建屋の一例を提供することを意図する。
請求項7は、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
この建屋が、ビニールハウス、ガラスハウス等の農事用ハウスとする構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
請求項8の発明は、前記[4]に記載した意図を達成することにある。
請求項8は、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
このエアシャワーは、建屋の躯体を支点として、この風洞を可動し、その吸込口及び吹出口の位置を変更できる構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
請求項9の発明は、請求項1〜請求項4の目的を達成するに最適で、かつ変化に富んだ強風を噴射できるエアシャワーの一例を提供することを意図する。
請求項9は、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
このエアシャワーは、建屋の躯体に、昇降自在に設ける構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
請求項1の発明は、吸込口を上端に、また強風を噴射する略長方形状の吹出口を下端に備えた風洞と、風洞の上側に設けた羽根と、風洞内に設けた風通路で構成した防虫、防塵用のエアシャワーであり、
エアシャワーを、建屋内に斜設設置し、吹出口から、所定の厚さを備えた帯状の強風を、建屋の壁面の内側から外側に向かって噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
また、請求項2の発明は、吸込口を上端に、また上下方向に強風を噴射する略長方形状の吹出口を下端に備えた風洞と、風洞の上側に設けた羽根と、風洞内に設けた風通路で構成した防虫、防塵用のエアシャワーであり、
エアシャワーを、建屋内に斜設設置し、吹出口から、所定の厚さを備えた帯状の強風を、建屋の壁面の内側から外側に向かって、かつ上下方向に噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
さらに、請求項3の発明は、吸込口を上端に、また上下方向に設けた二連の吹出口を下端に備えた風洞と、風洞の上側に設けた駆動部付きの羽根と、風洞内に設けた風通路で構成した防虫、防塵用のエアシャワーであり、
エアシャワーを、建屋内に斜設設置し、かつ、二連の吹出口から、上下方向の風を、建屋の壁面の内側から外側に向かって、それぞれ噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
従って、請求項1〜3の発明は、下記の特徴がある。
[1] 人体に対して、(必要により、上下方向で、かつ)傾斜状態で吹出す構造を採用し、人体の上下部に対して、個別に強風を吹出すことで、確実かつ効率的な払拭が図れる。
[2] 風胴の上端に設けた大きな吸込口から、ファンで、空気を吸込み、この風胴の風通路を介して、吹出口より、(必要により、上下方向に向かって)強風を吹出す構造であり、充分な送風量及び/又は送風力を確保できる。
[3] 風胴を、建屋の躯体を中心に、可動可能とすることで、人体の大小、又は製品、荷物、機械等の物の大小、或いは吹出方向の多様化等を図り、除塵及び/又は虫の侵入防止等が図れる。
請求項4の発明は、吸込口を上端に、またノズル構造で、上下方向に設けた二連の吹出口を下端に備えた風洞と、風洞の上側に設けた駆動部付きの羽根と、風洞内に設けた風通路で構成した防虫、防塵用のエアシャワーであり、
エアシャワーを、建屋の躯体より延設した対のアーム、及び吊具の取付け手段を介して建屋内に斜設設置し、かつ、二連の吹出口から、上下方向の風を、建屋の壁面の内側から外側に向かって、それぞれ噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
従って、請求項4の発明は、下記の特徴がある。
[1] 人体に対して、(必要により、上下方向に向かって)傾斜状態で吹出す構造を採用し、人体の上下部に対して、個別に強風を吹出すことで、確実かつ効率的な払拭が図れる。
[2] 風胴の上端に設けた大きな吸込口から、ファンで、空気を吸込み、この風胴の風通路を介して、吹出口より、(必要により、上下方向に向かって)強風を吹出す構造であり、充分な送風量及び/又は送風力を確保できる。
[3] 風胴を、建屋の躯体を中心に、可動可能とすることで、人体の大小、又は製品、荷物、機械等の物の大小、或いは吹出方向の多様化等を図り、除塵及び/又は虫の侵入防止等が図れる。
[4] 風胴を、アーム、及び吊具の取付け手段を介して、建屋の躯体に斜設設置することで、簡易かつ確実に設置可能となること、又は(必要により、上下方向に向かって)強風を、室内から室外に向かって吹出し可能となる。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
エアシャワーを、建屋内に斜設設置するに際し、風洞の長手方向の両側面に設けた対峙する対のブラケットと、対のブラケット間に差込み、かつ固定される一方側を備えた対のパイプの一方と、風洞の長手方向の上下面に設けた対の係止体と、係止体に係止される一方側を備えた対の吊具で構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
従って、請求項5の発明は、請求項1〜請求項4の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な風胴の取付け手段を提供できること等の特徴がある。
請求項6の発明は、請求項5に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
対のパイプ及び/又は対の吊具にそれぞれ備えた他方側を、建屋の躯体に設ける構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
従って、請求項6の発明は、請求項5の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な風胴の取付け手段を提供できること等の特徴がある。
請求項7は、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
建屋が、ビニールハウス、ガラスハウス等の農事用ハウスとする構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
従って、請求項7の発明は、請求項1〜請求項4の目的を達成するに最適な建屋の一例を提供できること等の特徴がある。
請求項8は、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
エアシャワーは、建屋の躯体を支点として、風洞を可動し、吸込口及び吹出口の位置を変更できる構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
従って、請求項8の発明は、[4] 風胴を、アーム、及び吊具の取付け手段を介して、建屋の躯体に斜設設置することで、簡易かつ確実に設置可能となること、又は(必要により、上下方向に向かって)強風を、室内から室外に向かって吹出し可能となること等の特徴がある。
請求項9の発明は、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
エアシャワーは、建屋の躯体に、昇降自在に設ける構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
従って、請求項9は、請求項1〜請求項4の目的を達成するに最適で、かつ変化に富んだ強風を噴射できるエアシャワーの一例を提供できる特徴がある。
本発明の一例を説明する。
最初に図面の説明をすると、図1はエアシャワーを設置した建屋(ハウスで説明する)の妻面側を示した正面模式図、図2はエアシャワーを設置したハウスの妻面側を示した側面模式図、図3はエアシャワーに設けたブラケットと、妻柱(躯体)に設けたパイプの取付けを示した側面図、図4は図3のブラケットとパイプの取付けを説明する要部拡大斜視図、図5−1は躯体に設けた丸パイプ用の支持環を示した拡大正面図、図5−2は躯体に設けた丸パイプ用の支持環を示した拡大正面図、図5−3−1は胴縁(躯体)に設けた直交クランプを介してパイプを支持する一例を示した拡大斜視図、図5−3−2は躯体に設けたTジョイントを介してパイプを支持する一例を示した拡大斜視図、図5−3−3は躯体に設けた鉄板(ブラケット)を介してパイプを支持する一例を示した拡大斜視図、図5−3−4は前記直交クランプの拡大斜視図、図5−3−5は前記Tジョイントの拡大斜視図、図6−1はエアシャワーの強風と人との関係を示した建屋に入る状態の側面模式図、図6−2はエアシャワーの強風と人との関係を示した建屋に入った状態の背面模式図、図7−1はエアシャワーの拡大正面図、図7−2はエアシャワーの拡大平面図、図7−3はエアシャワーの拡大側面図、図8は別の方法でエアシャワーを設置した俯瞰図、図9−1は風向板を設けた他のエアシャワー拡大正面図、図9−2は風向板を設けた他のエアシャワー拡大側面図、図10はエアシャワーの動作の一例を示したフローチャートである。
本発明の好ましい一例を、図面を参照しながら説明する。図中1はハウスで、このハウス1の躯体100は、妻柱101と、胴縁102、並びに垂木103、合掌104、又は梁(図示しない)等で構成し、この躯体100にはビニールフィルム2、又はガラス(図示せず)を被覆することで、ハウス1を構築する。図中3、4は妻面1aの入り口1bの引き戸、又は開閉扉等の扉である。尚、入り口1bには、小さい扉(図示せず)を設け、小さい入り口(図示せず)を形成し、エアシャワー6の強風を有効利用すること、又は噴射量・風度の節約化、省資源化等に役立てることもできる。また、この小さい扉は、扉3、4に設けることもできる。
また、図中6はエアシャワーで、このエアシャワー6の風胴6aの上端には、方形に開口する吸込口600を備えた立方体の第一風通路Xと、この第一風通路に連通する正面視して(図7−1)スカート形状で、かつ側面視して(図7−3)収れん形状で、しかも、長手方向Aにおいて二連の吹出口601を下端に備えた第二風通路Yで構成されている。そして、二連の吹出口601間には、センター部6bが頂点となる山型形状の底部602を有する。従って、この吹出口601は、側面視して、収れん形状とすることで、吹出口601より噴流する風の強さと、到達距離等の能力の向上と、人体に付着する塵埃除去率の向上を図る。そして、この風胴6a内で、かつ第一風通路Xには、モータ7と、羽根8でなるファンが内装されており、モータ7の出力軸が羽根8に延設されている。これにより、モータ7の駆動で、羽根8が回転し、吸込口600より、ハウス1の内気を吸込み、この吸込んだ空気を、第一風通路Xより、第二風通路Yに導き、二連の吹出口601より分岐して、ハウス1の外側の人に向かって強風を噴流する構造である。尚、この二連の吹出口601には、均等間隔で、かつ二連とも同じ位置に設けた、一枚〜数枚の整流板9を介して、略直線方向に強風をハウス1の外側の人に向かって噴射する構造とするが、場合により、この整流板8をランダム、又は二連の吹出口601において、異なった位置とすることで、強風を人に向かってランダムに噴射する構造も可能である。この強風をハウス1の外側の人に向かって噴射する構造では、塵埃が人に略均等に付着する場合に理想であり、また、強風を人に向かってランダムに噴射する構造では、塵埃が人に略不均等に付着する場合に理想であると考えられる。以上の説明では、二連の吹出口601を説明したが一例であり、単独(一連)の吹出口(図示せず)で、かつ噴射量(風量)を確保できる構造も可能である。この一連の吹出口の一例としては、例えば、後述する風向板等のコントロール手段、エアシャワー6の可動及び/又は昇降等のスライド機構D、その他の可変手段を敷設することで実施できる。そして、上下方向へのすみ分けによる強風が、理想である。しかし、一連の吹出口等の構成例では、一帯形状(上下方向へのすみ分けなし)による強風もあり得る。
図中10はガードを示してあり、安全性と、落下物による故障回避等を図る。また、図中11はベルマウスを示しており、このベルマウス11と風胴6aを固定し、ファンを、この風胴6aに支持する。そして、このベルマウス11は、吸込口600より吸込んだ空気を、スムーズに第二風通路Yに導きえること、又はこの風胴6aが吸込み空気で振動することを回避できること等に役立つ特徴がある。また、このベルマウス11と風胴6aを固定することで、例えば、この風胴6a(エアシャワー6)の肉薄化・低コスト化と、エアシャワー6の吊下げの容易化等に寄与できる。
このエアシャワー6の第一風通路Xであって、その長手方向Aの両側面6c、6c(以下、対の場合は、一方側で説明する)で、かつその短手方向Bの上側6c1には、この第一風通路Xのベクトル方向Cに傾斜した、対峙する各ブラケット12、12(以下、各(対)の場合は、一方側で説明する)をそれぞれ設ける(複数の螺子1200で螺着する)。このブラケット12は、図2、図6−1で示した如く、エアシャワー6を、ハウス1の斜設設置する一例の構造を説明したものであり、一例であり限定されない。このブラケット12には、妻柱101に取付けたパイプ13(丸パイプ13a、角パイプ13b)の一方側1300が、複数の螺子14で螺着する。そして、このパイプ13の他方側1301は、例えば、次のような取付け手段で、妻柱101か、又は胴縁102(躯体100)に取付けられる。この取付け手段を、図5−1〜図5−3−5を基に説明する。先ず、図5−1、図5−2においては、パイプ13を、妻柱101に取付ける一例であり、例えば、図5−1では、妻柱103に設けたリング係止体15に丸パイプ13aの他方側1301を差込み固定する場合と、図5−2では、妻柱101に設けた角係止体16に角パイプ13bの他方側1301を差込み固定する場合等が考えられる。また、図5−3−1〜図5−3−3においては、パイプ13を、胴縁101に取付ける一例であり、例えば、図5−3−1では、胴縁102に設けた直交クランプ18に丸パイプ13aの他方側1301を差込み固定する場合と、図5−3−2では、胴縁102に設けたTジョイント19に丸パイプ13aの他方側1301を緊締固定する場合と、図5−3−3では、角パイプ13bの他方側1301を、複数の螺子20及び角パイプ13b等の螺孔20a、並びに板材21、及び胴縁102等の螺孔102aを介して螺着固定する場合等が考えられる。しかし、前述したリング係止体15〜板材21等は一例であり、限定されない。尚、前記直交クランプ18、Tジョイント19等の可動式では、エアシャワー6を、躯体100を支点として可動し、その吸込み(吸込口600)及び吹出し(吹出口601)の位置を変更するときに重宝する。そして、この位置の変更時に、ブラケット12のベクトル方向Cの方向性を変更する。また、このブラケット12をスイングする構造も可能である。尚、図示しないが、パイプ13を、エアシャワー6の側面6cに枢着し、この枢着部を支点として、ブラケット12の支点としてスイングする構造も可能である。図中22は躯体100とエアシャワー6の吸込口600の端部を一箇所又は数箇所吊下するワイヤ、チェーン等の吊具で、この吊具22で、エアシャワー6の一方を吊下し、また、前記取付け手段で、エアシャワー6の他方を支持することで、このエアシャワー6をハウス1に斜設設置する構造である。また、図示しないが、エアシャワー6は、リンク機構、吊下げ柱、差渡し柱、ロボット、架台等でも可能である。尚、この吊具22は長短調整・緊張調整等可能で、また、躯体100への吊下げ位置を変更できる。
続いて、このエアシャワー6の働きを説明すると、ハウス1の室内に、吹出口601を妻面1aの入り口1bに向けてこのエアシャワー6を斜設設置する。この斜設設置の一例としては、躯体100に取付けたパイプ13及び/又は吊具22を介して、図2、図6−1の状態となる。そこで、モータ7を駆動し、羽根8を回転する。この羽根8の回転で、エアシャワー6の吸込口600及び/又はベルマウス11より空気を吸込み、この吸込んだ空気を、第一風通路Xから、収れん形状の第二風通路Yに導く。その後、第二風通路Yの収れん形状で圧縮、かつ第一の強い風に変換し、この変換した風(第一強風)を、収れん形状の二連の吹出口601の内側(山型形状の底部602と、第二風通路Yの収れん形状の延設とにより収れん形状とする)で、さらに強風に変換し、この変換した風(第二強風)を、この吹出口601の先端より噴射する(吹出す)とともに、整流板8を介して整流し、ハウス1の外側の人に対して勢いよく噴射する(吹き付ける、又は噴流する)。そして、この例では、斜設設置及び/又は二連の吹出口601を介して、人の上部を、上側の吹出口601からの強風を当て、またその下部を下側の吹出口601からの強風を当てることで、個別に強風を噴射し、かつ人体の頭、肩等から足元に向かって強風を当てる構造とする。そして、この強風を、室外に向かって傾斜方向に吹き降ろす(吹出す)構造であるので、虫がハウス1内(室内)に侵入しないことと、払拭した虫を、その都度、収集する必要が無く重宝すること、簡便かつ作業の簡略化、経済性の向上等に寄与できる。尚、このモータ7を駆動し、羽根8の回転(エアシャワー6の動き)は、入り口1bの扉3又は4が開放された状態で作動し、人がハウス1内に進行した状態で自動停止する構造である。そして、本発明は、前述の構造を採用することで、簡易に既設のハウス1の躯体100を利用し、簡易かつ経済的に設置、かつ可動等できる特徴がある。
図8は、別の方法でエアシャワー6を設置した斜視図であり、パイプ13の他方側1301を、Tジョイント19を介して胴縁102に支持し、またパイプ13の一方側1300を、板材21と螺子20を介して風胴6aに設けた支持杆23に支持した構造であり、このエアシャワー6を、ハウス1に斜設設置している。さらにこのエアシャワー6は、図1に想像線で示したスライド機構D及び/又は吊具22を介して、昇降自在とし、荷物、人、機械等の大小とか、塵埃程度、自然風の強弱、或いは入り口1b・扉3、4の大小、噴射量・風速の大小等に有効に対処する。
また、図9−1及び図9−2は、第二通風路Yの長手方向A1の収れん部の略幅一杯に設けた風向板24を備えたエアシャワー6であり、この風向板24は、支点軸25を支点に任意方向へ傾けて支持することで、二連の吹出口601の強風の噴射量を調整及び/又は強風の噴流方向の選択を可能となる。例えば、図9−2において、風向板24を、支点軸25を基点に、方向24−1の右側に傾けると、吹出口601の下側からの噴流となり、また逆に方向24−2の左側に傾けると、吹出口601の上側からの噴流となり、単純に云うと、一方向からの噴射で、かつ略100%の噴射量となる。また、図示しないが、方向24−1と方向24−2の中間位置とすれば、吹出口601の送風となるが、噴射量が略50%となる。この風向板24を利用し、虫・塵埃の動き、又は状況に対応できること、また、人の動きと、人の条件に対応できること、更には強風の噴射方向及び/又は量の調整と、省エネルギー等に有効であること等の実益がある。
そして、図10に示したエアシャワー6の動作の一例を示したフローチャートにおいて、人がハウス1の入り口1bに至り、スイッチEを押す(接触等する)と(センサーFによる自動も可能である)(ST−1)。そして、オンの場合は、エアシャワー6の二連の吹出口601(一例である)より、全体視して、所定の厚みと幅を備えた帯状の強風(略扁平立方体形状の強風)が噴射される(ST−2)。また、オフの場合は、スタートに戻る。そして、前記ST−1のオンの場合は、エアシャワー6の二連の吹出口601より強風が噴射された後(ST−2)、入り口1bの扉3、又は扉4、或いは小さい扉(扉3とする)が開放される(ST−3)。尚、エアシャワー6の二連の吹出口601より強風が噴射されない、オフの時は、スタートに戻るか、又は扉3は閉塞状態(ST3−1)から、終了に到る。前記扉3が開放され、人がハウス1内に進行した場合に(ST−4)、その全身に対して、頭側から、爪先に向かって、順次、又は間欠的(コントローラで制御する)に、強風を勢いよく噴射する(ST−5)。そして、全身から払拭された虫は、開放されている扉3から、ハウス1外に追いやる(ST−6)。このようにして、全身から虫が払拭され、かつさらにハウス1内に進行したときに、扉3が閉められ操作が終了する(ST−7)。従って、本発明では、最初に、エアシャワー6の二連の吹出口601より強風が噴射され、その後、数秒おいて、始めて、扉3が開く構造であり、この扉3が開放されるときには、既に、強風が噴射されている。これにより、ハウス1内への虫の侵入は、略完全に防止できること、また虫の処理がハウス1外で処理できる実益がある。そして、この所定の厚みと幅を備えた帯状の強風は、一例として、吹出口601の厚みは、二連、一連とも、略200mmから350mm程度で、順次、拡散されて、人に接する状態(身体の膝近辺)では、略250mmから450mm程度とする。また、吹出し口601の幅は、略1000mmから1500mm程度で、順次、拡散されて、人に接する状態では、略1500mmから2000mm程度とする。
図1はエアシャワーを設置した建屋(ハウスで説明する)の妻面側を示した正面模式図 図2はエアシャワーを設置したハウスの妻面側を示した側面模式図 図3はエアシャワーに設けたブラケットと、妻柱(躯体)に設けたパイプの取付けを示した側面図 図4は図3のブラケットとパイプの取付けを説明する要部拡大斜視図 図5−1は躯体に設けた丸パイプ用の支持環を示した拡大正面図 図5−2は躯体に設けた丸パイプ用の支持環を示した拡大正面図 図5−3−1は胴縁(躯体)に設けた直交クランプを介してパイプを支持する一例を示した拡大斜視図 図5−3−2は躯体に設けたTジョイントを介してパイプを支持する一例を示した拡大斜視図 図5−3−3は躯体に設けた鉄板(ブラケット)を介してパイプを支持する一例を示した拡大斜視図 図5−3−4は前記直交クランプの拡大斜視図 図5−3−5は前記Tジョイントの拡大斜視図 図6−1はエアシャワーの強風と人との関係を示した建屋に入る状態の側面模式図 図6−2はエアシャワーの強風と人との関係を示した建屋に入った状態の背面模式図 図7−1はエアシャワーの拡大正面図 図7−2はエアシャワーの拡大平面図 図7−3はエアシャワーの拡大側面図 図8は別の方法でエアシャワーを設置した俯瞰図 図9−1は風向板を設けた他のエアシャワー拡大正面図 図9−2は風向板を設けた他のエアシャワー拡大側面図 図10はエアシャワーの動作の一例を示したフローチャート
1 ハウス
1a 妻面
1b 入り口
100 躯体
101 妻柱
102 胴縁
102a 螺孔
103 垂木
104 合掌
2 ビニールフィルム
3 扉
4 扉
6 エアシャワー
6a 風胴
6b センター部
6c 側面
6c1 上側
600 吸込口
601 吹出口
602 底部
7 モータ
8 羽根
9 整流板
10 ガード
11 ベルマウス
12 ブラケット
1200 螺子
13 パイプ
13a 丸パイプ
13b 角パイプ
1300 一方側
1301 他方側
14 螺子
15 リング係止体
16 角係止体
18 直交クランプ
19 Tジョイント
20 螺子
20a 螺孔
21 板材
22 吊具
23 パイプ
24 風向板
24−1 方向
24−2 方向
25 支点軸
A 長手方向
A1 長手方向
B 短手方向
C ベクトル方向
D スライド機構
X 第一通路路
Y 第二通路部

Claims (9)

  1. 吸込口を上端に、また強風を噴射する略長方形状の吹出口を下端に備えた風洞と、この風洞の上側に設けた羽根と、この風洞内に設けた風通路で構成した防虫、防塵用のエアシャワーであり、
    このエアシャワーを、建屋内に斜設設置し、前記吹出口から、所定の厚さを備えた帯状の強風を、この建屋の壁面の内側から外側に向かって噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
  2. 吸込口を上端に、また上下方向に強風を噴射する略長方形状の吹出口を下端に備えた風洞と、この風洞の上側に設けた羽根と、この風洞内に設けた風通路で構成した防虫、防塵用のエアシャワーであり、
    このエアシャワーを、建屋内に斜設設置し、前記吹出口から、所定の厚さを備えた帯状の強風を、この建屋の壁面の内側から外側に向かって、かつ上下方向に噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
  3. 吸込口を上端に、また上下方向に設けた二連の吹出口を下端に備えた風洞と、この風洞の上側に設けた駆動部付きの羽根と、この風洞内に設けた風通路で構成した防虫、防塵用のエアシャワーであり、
    このエアシャワーを、建屋内に斜設設置し、かつ、前記二連の吹出口から、上下方向の風を、この建屋の壁面の内側から外側に向かって、それぞれ噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
  4. 吸込口を上端に、またノズル構造で、上下方向に設けた二連の吹出口を下端に備えた風洞と、この風洞の上側に設けた駆動部付きの羽根と、この風洞内に設けた風通路で構成した防虫、防塵用のエアシャワーであり、
    このエアシャワーを、建屋の躯体より延設した対のアーム、及び吊具の取付け手段を介してこの建屋内に斜設設置し、かつ、前記二連の吹出口から、上下方向の風を、この建屋の壁面の内側から外側に向かって、それぞれ噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
    このエアシャワーを、建屋内に斜設設置するに際し、風洞の長手方向の両側面に設けた対峙する対のブラケットと、この対のブラケット間に差込み、かつ固定される一方側を備えた対のパイプの一方と、前記風洞の長手方向の上下面に設けた対の係止体と、この係止体に係止される一方側を備えた対の吊具で構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
  6. 請求項5に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
    この対のパイプ及び/又は対の吊具にそれぞれ備えた他方側を、建屋の躯体に固定する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
  7. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
    この建屋が、ビニールハウス、ガラスハウス等の農事用ハウスとする構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
  8. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
    このエアシャワーは、建屋の躯体を支点として、この風洞を可動し、その吸込口及び吹出口の位置を変更できる構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
  9. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
    このエアシャワーは、建屋の躯体に、昇降自在に設ける構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
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