JP5368146B2 - 防虫、防塵用のエアーシャワー装置 - Google Patents
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Description
また、他の文献(1)、(3)及び(4)は、人体の側面側より、強風を吹出(噴射し)し、この人体に付着した虫・塵埃、又は加工屑、滓等を払拭する構造である。従って、前述の如く、人体の上部、例えば、頭、肩等に付着する虫・塵埃等を払拭するには、充分とは考えられない。そして、この文献(1)〜(4)は、強風を、略垂直方向に噴射すか、又は旋回方向に噴射する構造に留まっている。従って、人体(人)に対して、頭から、足部に対して、かつ二方向に噴射する構造ではないので、人体の動きに連動して、風の向きを変更して、個別に強風を噴射することは困難である。また、効率的な払拭が図られないと思われる。
このエアシャワーを、建屋内に、支持杆、及び支持受け部を介して垂下設置し、前記吹出口から、所定の厚さを備えた帯状の風を、この建屋の壁面内側に二方向に向かって、分散して噴射するとともに、外側に傾斜方向に向かって、一方向に噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置とする。
前記風胴は、その長手方向において、妻面側を垂直側板で形成し、また、反妻面側を、垂直上側板部と、この垂直上側板部に続く下方が妻面側に傾斜した中側板部と、この中側板部に続く垂直下側板部で形成するとともに、その短手方向において、前記妻面側の垂直側板と、前記反妻面側の垂直上側板部、及び中側板部、並びに垂直下側板部を、閉塞する対の垂直横側板で形成し、この妻面側の垂直側板の上端と、前記反妻面側の垂直上側板部の上端、及び、対の垂直横側板の上端で方形状の吸込口を形成し、さらに、この妻面側の垂直側板の下端と、前記反妻面側の垂直下側板部の下端、及び、対の垂直横側板の下端で長方形状の吹出口を形成し、この吹出口には拡散板を設ける構成とし、前記吹出口は、前記吸込口に対して、短手方向において細い構造とし、また、この吹出口の短手方向において、分割し、かつこの長手方向に沿って配備した拡散板で、第一・第二の開口を形成し、さらに、前記垂直側板に、妻面側に向かった庇を設け、第三の開口を形成する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置とする。
前記拡散板は、吹出口に偏倚して設けるとともに、その内方先端部が変則山形とする構造であり、この偏倚して設けた拡散板を介して、妻面側の吹出口の第二の開口が狭く、反妻面側の吹出口の第三の開口が、その第二の開口に対して広く開放される構成とし、下向きの風が、床面に衝突し、妻面側において、少なくバウンドする構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置とする。
前記エアシャワーを、躯体より突出した複数の支持杆、又は前記建屋内に立設したフレームを介して、前記建屋内の妻面内側に設置する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置とする。
この建屋が、ビニールハウス、ガラスハウス等の農事用ハウスとする構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置とする。
このエアシャワーは、建屋の躯体を支点として、この風洞を可動し、その吸込口及び吹出口の位置を変更できる構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置とする。
このエアシャワーは、建屋の躯体に、昇降自在に設ける構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置とする。
エアシャワーを、建屋内に、支持杆、及び支持受け部を介して垂下設置し、吹出口から、所定の厚さを備えた帯状の風を、建屋の壁面内側に二方向に向かって、分散して噴射するとともに、外側に傾斜方向に向かって、一方向に噴射する防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
[1] 人体(人)に対して、略長方形状で、必要により多岐に亙り風を噴射する構造を採用し、人の頭から、足部に対して、確実かつ効率的な払拭が図れる。
[2] 風胴の上端に設けた大きな吸込口から、ファンで、空気を吸込み、この風胴の風通路を介して、略長方形状で、必要により多岐に亙り、吹出口より風を噴射する構造であり、充分な送風量及び/又は送風力を確保できる。
[3] 風洞の吹出口を、妻面側に偏倚した構造とすることで、噴射された風が、床面に衝突した後に、建屋内に逆流することを回避し、もって、建屋内への虫・塵埃等の侵入防止が図れる。
[4] 風胴を、支持杆、及び支持受け部を介して、建屋の躯体に垂下、立設等(垂下とする)して設置することで、簡易かつ確実に設置可能とすること、又は(必要により多岐に亙り)風を、室内に向って、また、その一部を室外に向かって噴射し、所期の目的を達成できる。
風胴は、長手方向において、妻面側を垂直側板で形成し、また、反妻面側を、垂直上側板部と、垂直上側板部に続く下方が妻面側に傾斜した中側板部と、中側板部に続く垂直下側板部で形成するとともに、短手方向において、妻面側の垂直側板と、反妻面側の垂直上側板部、及び中側板部、並びに垂直下側板部を、閉塞する対の垂直横側板で形成し、妻面側の垂直側板の上端と、反妻面側の垂直上側板部の上端、及び、対の垂直横側板の上端で方形状の吸込口を形成し、さらに、妻面側の垂直側板の下端と、反妻面側の垂直下側板部の下端、及び、対の垂直横側板の下端で長方形状の吹出口を形成し、吹出口には拡散板を設ける構成とし、吹出口は、吸込口に対して、短手方向において細い構造とし、また、吹出口の短手方向において、分割し、かつ長手方向に沿って配備した拡散板で、第一・第二の開口を形成し、さらに、垂直側板に、妻面側に向かった庇を設け、第三の開口を形成する防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
拡散板は、吹出口に偏倚して設けるとともに、内方先端部が変則山形とする構造であり、偏倚して設けた拡散板を介して、妻面側の吹出口の第二の開口が狭く、反妻面側の吹出口の第三の開口が、第二の開口に対して広く開放される構成とし、下向きの風が、床面に衝突し、妻面側において、少なくバウンドする防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
エアシャワーを、躯体より突出した複数の支持杆、又は建屋内に立設したフレームを介して、建屋内の妻面内側に設置する防虫、防塵用のエアシャワー装置とする。
建屋が、ビニールハウス、ガラスハウス等の農事用ハウスとする防虫、防塵用のエアシャワー装置とする。
エアシャワーは、建屋の躯体を支点として、風洞を可動し、吸込口及び吹出口の位置を変更できる防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
エアシャワーは、建屋の躯体に、昇降自在に設ける防虫、防塵用のエアシャワー装置である。
[5] 風胴を、建屋の躯体を中心に、可動・昇降可能とすることで、人体の大小、又は製品、荷物、機械等の物の大小、或いは噴射方向の多様化等を図り、虫及び/又は除塵の侵入防止等が図れる。
1a 妻面
1a1 妻面側
1a2 反妻面側
1b 入り口
100 躯体
101 妻柱
102 胴縁
103 垂木
104 合掌
2 ビニールフィルム
2a 内張りビニールフィルム
3 扉
4 扉
6 エアシャワー
7 風胴
700 吸込口
701 吹出口
701a 第一の開口
701b 第二の開口
701c 第三の開口
702 庇
7a 垂直側板
7b 垂直上側板部
7c 中側板部
7d 垂直下側板部
7e 垂直横側板
8 拡散板
800 変則山形
10 風向調整板
11 風向規制板
15 ガード
16 ベルマウス
17 羽根車
18 モータ
18a 支持杆
18b 出力軸
20 支持杆
21 支持受け部
22 フレーム
A 長手方向
B 短手方向
C スイッチ
D センサー
E タイマー
H 人
X 第一風通路
Y 第二風通路
Claims (7)
- 吸込口を上端に、また、分岐吹出口の開口と、外向き吹出口の開口を下端に備えた風洞と、この風胴の下端の妻面側に、前記吹出口を境として、上に風向調整板と、下に風向規制板を設け、この風向調整板の上端と、前記風胴の下部で、その妻面側に設けた庇の基端側との間に開口を形成し、また、前記風洞の上側に設けた羽根車及びモータと、この風洞内に設けた風通路で構成した防虫、防塵用のエアシャワーであり、
このエアシャワーを、建屋内に、支持杆、及び支持受け部を介して垂下設置し、前記吹出口から、所定の厚さを備えた帯状の風を、この建屋の壁面内側に二方向に向かって、分散して噴射するとともに、外側に傾斜方向に向かって、一方向に噴射する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
- 請求項1に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
前記風胴は、その長手方向において、妻面側を垂直側板で形成し、また、反妻面側を、垂直上側板部と、この垂直上側板部に続く下方が妻面側に傾斜した中側板部と、この中側板部に続く垂直下側板部で形成するとともに、その短手方向において、前記妻面側の垂直側板と、前記反妻面側の垂直上側板部、及び中側板部、並びに垂直下側板部を、閉塞する対の垂直横側板で形成し、この妻面側の垂直側板の上端と、前記反妻面側の垂直上側板部の上端、及び、対の垂直横側板の上端で方形状の吸込口を形成し、さらに、この妻面側の垂直側板の下端と、前記反妻面側の垂直下側板部の下端、及び、対の垂直横側板の下端で長方形状の吹出口を形成し、この吹出口には拡散板を設ける構成とし、前記吹出口は、前記吸込口に対して、短手方向において細い構造とし、また、この吹出口の短手方向において、分割し、かつこの長手方向に沿って配備した拡散板で、第一・第二の開口を形成し、さらに、前記垂直側板に、妻面側に向かった庇を設け、第三の開口を形成する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
- 請求項1に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
前記拡散板は、吹出口に偏倚して設けるとともに、その内方先端部が変則山形とする構造であり、この偏倚して設けた拡散板を介して、妻面側の吹出口の第二の開口が狭く、反妻面側の吹出口の第三の開口が、その第二の開口に対して広く開放される構成とし、下向きの風が、床面に衝突し、妻面側において、少なくバウンドする構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
- 請求項1に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
前記エアシャワーを、躯体より突出した複数の支持杆、又は前記建屋内に立設したフレームを介して、前記建屋内の妻面内側に設置する構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
- 請求項1に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
この建屋が、ビニールハウス、ガラスハウス等の農事用ハウスとする構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
- 請求項1に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
このエアシャワーは、建屋の躯体を支点として、この風洞を可動し、その吸込口及び吹出口の位置を変更できる構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
- 請求項1に記載の防虫、防塵用のエアシャワー装置であって、
このエアシャワーは、建屋の躯体に、昇降自在に設ける構成とした防虫、防塵用のエアシャワー装置。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009089605A JP5368146B2 (ja) | 2009-04-01 | 2009-04-01 | 防虫、防塵用のエアーシャワー装置 |
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JP2010242993A JP2010242993A (ja) | 2010-10-28 |
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JP2009089605A Active JP5368146B2 (ja) | 2009-04-01 | 2009-04-01 | 防虫、防塵用のエアーシャワー装置 |
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