JP2010178497A - 昇圧回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇圧回路の回路規模を小さくする。
【解決手段】昇圧動作終了後にリセットトランジスタM3がノードVgをリセットする場合、電源電圧によってリセットトランジスタM3が制御され、ノードVgがリセットされるので、リセットするための新たな昇圧電圧は不必要であり、これに伴う別の昇圧回路も不必要である。よって、その分、昇圧回路の回路規模が小さくなる。
【選択図】図2

Description

本発明は昇圧回路に係り、詳細には、電源電圧V2よりも高い昇圧電圧を昇圧端子から出力する昇圧回路に関する。
現在、半導体装置では、電源電圧よりも高い昇圧電圧を昇圧端子から出力する昇圧回路が使用されることがある。例えば、不揮発性半導体装置において、メモリセルトランジスタの書き込み時及び消去時に昇圧電圧が使用されるので、昇圧回路が搭載されている。
この昇圧回路として、例えば、昇圧効率の高い4相のクロック信号で駆動される閾値相殺型の昇圧回路が知られている。この昇圧回路は、通常、入力電圧V1を昇圧して出力する複数個の昇圧セルを備えている。昇圧回路は、例えば、4個の昇圧セルを備え、1段目の昇圧セルの昇圧容量から2段目の昇圧セルの昇圧容量に電荷を転送し、同様に2段目から3段目に電荷を転送し、同様に3段目から4段目に電荷を転送することにより、昇圧端子に昇圧電圧を得ている。
そこで、従来における昇圧回路に搭載される昇圧セルについて説明する。
図6は、従来の昇圧セルを示す図である。
[昇圧回路が昇圧動作する時の動作]
クロック端子CLKSの電圧が接地電圧から電源電圧V2になると、容量C12のカップリングにより、ノードVzの電圧が入力端子VINの入力電圧V1と電源電圧V2との合計電圧(V1+V2)になって十分に高くなり、電荷転送トランジスタM11がオンし、出力端子VOUTの出力電圧が入力端子VINの入力電圧V1になり、入力端子VINの入力電圧V1によって昇圧容量C11に電荷が蓄積する。この時、出力端子VOUTと入力端子VINとの電圧が等しいので、トランジスタM12のゲート電圧とソース電圧とが等しく、トランジスタM12のゲート・ソース間電圧が閾値電圧よりも低く、トランジスタM12はオフする。
また、クロック端子CLKMの電圧が接地電圧から電源電圧V2になると、昇圧容量C11のカップリングにより、出力端子VOUTにおいて昇圧容量C11に転送された入力端子VINの入力電圧V1が入力端子VINの入力電圧V1と電源電圧V2との合計電圧(V1+V2)に昇圧する。この時、出力端子VOUTの出力電圧が十分に高くなり、トランジスタM12がオンし、ノードVzの電圧が入力端子VINの入力電圧V1になる。よって、ノードVzと入力端子VINとの電圧が等しいので、電荷転送トランジスタM11のゲート電圧とソース電圧とが等しく、電荷転送トランジスタM11のゲート・ソース間電圧が閾値電圧よりも低く、電荷転送トランジスタM11はオフする。
[昇圧回路が昇圧動作しない時(リセット時)の動作]
この時、リセット端子Rの電圧が電源電圧V2よりも高い所定電圧になるよう制御されている。また、端子VCCに電源電圧V2が印加されている。つまり、トランジスタM13のゲート電圧は上記の所定電圧になり、ソース電圧は電源電圧V2になっていて、トランジスタM13のゲート・ソース間電圧が閾値電圧よりも高いので、トランジスタM13がオンする。ノードVzは、入力端子VINの入力電圧V1と電源電圧V2との合計電圧(V1+V2)から電源電圧V2とトランジスタM14の閾値電圧との合計電圧になるようディスチャージされる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−250263号公報(図2、図9)
しかし、従来の技術では、昇圧回路のリセット時に電源電圧V2よりも高い所定電圧がリセット端子Rに対して使用されるので、リセットのための昇圧回路が別途必要になってしまう。よって、その分、昇圧回路の回路規模が大きくなってしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、回路規模の小さい昇圧回路を提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、請求項1記載の発明では、電源電圧よりも高い昇圧電圧を昇圧端子から出力する昇圧回路において、オン状態において、入力電圧を出力電圧として出力端子から出力する電荷転送トランジスタと、前記出力端子と第一クロック端子との間に配設され、前記電荷転送トランジスタのオフ状態における第一クロック信号の入力により、前記出力電圧を昇圧する出力電圧昇圧容量と、前記電荷転送トランジスタをオンオフ制御する制御トランジスタと、第二クロック端子と前記電荷転送トランジスタのゲートとの間に配設され、第二クロック信号の入力により前記電荷転送トランジスタのゲート電圧を昇圧し、前記電荷転送トランジスタをオン状態にするゲート電圧昇圧容量と、前記電源電圧がゲートに印加されることでオン状態となり、前記電荷転送トランジスタのゲートをリセットするリセットトランジスタと、を有する、少なくとも1個の昇圧セルと、昇圧動作終了後に、前記昇圧端子をディスチャージするディスチャージ回路と、を備えることを特徴とする昇圧回路を提供する。
(2)請求項2記載の発明では、前記リセットトランジスタは、ゲートに前記電源電圧が、ソースに前記昇圧電圧が印加されてオン状態となり、ドレインである前記電荷転送トランジスタのゲート電圧を前記電源電圧に戻し、前記ディスチャージ回路は、昇圧動作終了後に、前記昇圧端子の電圧を前記昇圧電圧から前記電源電圧に戻す、ことを特徴とする請求項1記載の昇圧回路を提供する。
(3)請求項3記載の発明では、前記リセットトランジスタは、ゲートとソースに前記電源電圧が印加されてオン状態となり、ドレインである前記電荷転送トランジスタのゲート電圧を前記電源電圧に戻し、前記ディスチャージ回路は、昇圧動作終了後に、前記昇圧端子の電圧を前記昇圧電圧から前記電源電圧に戻す、ことを特徴とする請求項1記載の昇圧回路を提供する。
(4)請求項4記載の発明では、前記リセットトランジスタは、ディプレッション型NMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3記載の昇圧回路を提供する。
本発明では、昇圧動作終了後に電荷転送トランジスタのゲートをリセットするリセットトランジスは、電源電圧がゲートに印加されることでオン状態となり、電荷転送トランジスタのゲートをリセットするので、リセットのための昇圧電圧は不要でり、これに伴う別の昇圧回路も不必要である。
よって、その分、昇圧回路の回路規模が小さくなる。
昇圧回路を示す図である。 昇圧セルを示す図である。 昇圧動作中の昇圧セルの各端子の電圧を示すタイムチャートである。 昇圧動作終了後の昇圧セルの各端子の電圧を示すタイムチャートである。 昇圧電圧を示すタイムチャートである。 従来の昇圧セルを示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
まず、昇圧回路の構成について説明する。図1は、昇圧回路を示す図である。
[要素]
昇圧回路は、電源端子VCC、昇圧端子VPP、クロック端子CLK1〜CLK4及びリセット端子RSTを備える。また、昇圧回路は、昇圧セル11〜14及びディスチャージ回路22を備える。
[要素の接続関係]
クロック端子CLK1は、昇圧セル11及び昇圧セル13の内部クロック端子CLKに接続している。クロック端子CLK2は、昇圧セル12及び昇圧セル14の内部クロック端子CLKに接続している。
クロック端子CLK3は、昇圧セル11及び昇圧セル13の内部クロック端子CLKXに接続している。クロック端子CLK4は、昇圧セル12及び昇圧セル14の内部クロック端子CLKXに接続している。
昇圧端子VPPは、昇圧セル11〜14の内部昇圧端子VPPに接続している。
リセット端子RSTは、昇圧セル11〜14の内部リセット端子RSTに接続している。
電源端子VCCは昇圧セル11の入力端子Viに接続し、昇圧セル11の出力端子Voは昇圧セル12の入力端子Viに接続し、昇圧セル12の出力端子Voは昇圧セル13の入力端子Viに接続し、昇圧セル13の出力端子Voは昇圧セル14の入力端子Viに接続し、昇圧セル14の出力端子Voは昇圧端子VPPに接続している。
ディスチャージ回路22は、昇圧セル14の出力端子Voと電源端子VCCとの間に設けられている。
[要素の機能]
昇圧セル11〜14は、入力電圧V1を昇圧して出力する。
ディスチャージ回路22は、例えば、昇圧端子VPPと電源端子VCCとの間にスイッチ(図示せず)を有し、昇圧動作終了後に、そのスイッチがオンするよう制御され、昇圧端子VPPと電源端子VCCとを接続することにより、昇圧端子VPPをディスチャージし、昇圧セル11〜14により順次昇圧された昇圧電圧を電源電圧V2に戻す。
次に、昇圧セル11の構成について説明する。図2は、昇圧セルを示す図である。
[要素]
昇圧セル11は、ノードVg、入力端子Vi、出力端子Vo、第一クロック端子として機能する内部クロック端子CLK、第2クロック端子として機能する内部クロック端子CLKX、内部リセット端子RST及び内部昇圧端子VPPを備える。
また、昇圧セル11は、出力電圧昇圧容量C1、ゲート電圧昇圧容量C2、電荷転送トランジスタM1、制御トランジスタM2及びリセットトランジスタM3を備える。
[要素の接続関係]
電荷転送トランジスタM1は入力端子Viと出力端子Voとの間に設けられ、このトランジスタのゲートはノードVgに接続している。
制御トランジスタM2は入力端子ViとノードVgとの間に設けられ、このトランジスタのゲートは出力端子Voに接続している。
出力電圧昇圧容量C1は、出力端子Voと内部クロック端子CLKとの間に設けられている。
ゲート電圧昇圧容量C2は、内部クロック端子CLKXとノードVgとの間に設けられている。
リセットトランジスタM3は昇圧端子VPPとノードVgとの間に設けられ、このトランジスタのゲートは内部リセット端子RSTに接続している。
なお、昇圧セル12〜14の構成は、昇圧セル11の構成と同一である。
[要素の機能]
電荷転送トランジスタM1は、オン状態で入力電圧V1を出力電圧として出力する。電荷転送トランジスタM1がオフすると、出力電圧昇圧容量C1はクロック端子CLKのクロック信号を使用して出力電圧を昇圧する。
制御トランジスタM2は、電荷転送トランジスタM1をオンオフ制御する。ゲート電圧昇圧容量C2は、クロック端子CLKXのクロック信号を利用してノードVgの電圧を昇圧し、電荷転送トランジスタM1をオンさせる。
リセットトランジスタM3は、エンハンスメント型が使用される他のトランジスタM1、M2と異なり、ディプレッション型NMOSトランジスタが使用される。
リセットトランジスタM3は、昇圧動作終了後に、ゲートに電源電圧V2が、ソースに昇圧電圧VPPがそれぞれ印加されてオン状態となり、ノードVgをリセットし、ノードVgの電圧を電源電圧V2に戻す。
ディプレッション型NMOSトランジスタは負の閾値電圧(−Vtnd)を有し、例えば、ゲート・ソース間電圧が0Vでも、このトランジスタはオンすることができる。このため、リセットトランジスタM3のゲートに電源電圧V2を印加することで、ノードVgをリセットすることが可能になる。
次に、昇圧回路の動作について説明する。
図3は、昇圧動作中の昇圧セルの各端子の電圧を示すタイムチャートである。
図4は、昇圧動作終了後の昇圧セルの各端子の電圧を示すタイムチャートである。
図5は、昇圧電圧を示すタイムチャートである。
[昇圧回路が昇圧動作する時の動作]
昇圧回路が昇圧動作する時、内部リセット端子RSTの電圧が接地電圧になるよう制御されている。
各昇圧セルにおいて、図3に示すように、時間t1〜t2では、クロック端子CLKXの電圧が接地電圧から電源電圧V2になると、ゲート電圧昇圧容量C2のカップリングにより、ノードVgの電圧が入力端子Viの入力電圧V1と電源電圧V2との合計電圧(V1+V2)になって十分に高くなり、電荷転送トランジスタM1がオンする。電荷転送トランジスタM1のオンにより、出力端子Voの出力電圧が入力端子Viの入力電圧V1になり、入力端子Viの入力電圧V1によって出力電圧昇圧容量C1に電荷が蓄積する。
この時、出力端子Voと入力端子Viとの電圧が等しいので、制御トランジスタM2のゲート電圧とソース電圧とが等しく、制御トランジスタM2のゲート・ソース間電圧が閾値電圧よりも低く、制御トランジスタM2はオフする。
なお、この期間t1〜t2を電荷転送期間という。
また、各昇圧セルにおいて、図3に示すように、時間t2〜t3では、クロック端子CLKの電圧が接地電圧から電源電圧V2になると、出力電圧昇圧容量C1のカップリングにより、出力端子Voにおいて出力電圧昇圧容量C1に転送された入力端子Viの入力電圧V1が入力端子Viの入力電圧V1と電源電圧V2との合計電圧(V1+V2)に昇圧する。
この時、出力端子Voの出力電圧が十分に高くなり、制御トランジスタM2は、ゲート・ソース間電圧が閾値電圧よりも高くなってオンし、ノードVgの電圧が入力端子Viの入力電圧V1になる。これによって、ノードVgと入力端子Viとの電圧が等しいので、電荷転送トランジスタM1のゲート電圧とソース電圧とが等しく、電荷転送トランジスタM1のゲート・ソース間電圧が閾値電圧よりも低く、電荷転送トランジスタM1はオフする。
なお、この期間t2〜t3を昇圧期間という。
各昇圧セルは上記のようにそれぞれ動作するが、昇圧回路において、昇圧セル11及び昇圧セル13が電荷転送期間または昇圧期間で動作する時は昇圧セル12及び昇圧セル14が昇圧期間または電荷転送期間で動作するように、つまり、昇圧セル11及び昇圧セル13と昇圧セル12及び昇圧セル14とが交互に動作するように、各昇圧セルは各クロック端子の電圧によってそれぞれ制御される。
昇圧回路は、入力電圧(電源電圧)を出力電圧(2倍の電源電圧)に昇圧する1段目の昇圧セル11の出力電圧昇圧容量C1から入力電圧(2倍の電源電圧)を出力電圧(3倍の電源電圧)に昇圧する2段目の昇圧セル12の出力電圧昇圧容量C1に電荷を転送し、同様に2段目から入力電圧(3倍の電源電圧)を出力電圧(4倍の電源電圧)に昇圧する3段目に電荷を転送し、同様に3段目から入力電圧(4倍の電源電圧)を出力電圧(5倍の電源電圧)に昇圧する4段目に電荷を転送することにより、昇圧端子VPPに電源電圧V2よりも高い昇圧電圧を得る。
ここで、4段目の昇圧セルの出力端子Voに負荷(図示せず)があるので、昇圧電圧が直ちに所望の電圧にならない。よって、上記のような各昇圧セルの電荷転送期間及び昇圧期間の動作が所定回数繰り返されることにより、昇圧電圧は所望の電圧になることができる。
[昇圧回路が昇圧動作しない時(リセット時)の動作]
各昇圧セルにおいて、図4に示すように、時間t1aでは、内部リセット端子RSTの電圧が電源電圧V2になるよう制御されている。
また、クロック端子CLKの電圧は接地電圧になるよう制御され、クロック端子CLKXの電圧は電源電圧V2になるよう制御されている。
また、ディスチャージ回路22が昇圧端子VPPを電源電圧V2よりも高い昇圧電圧から元の電源電圧V2にディスチャージし始める。
よって、ディスチャージ開始(時間t1a)から所定の第一ディスチャージ時間が経過すると、各昇圧セルの内部昇圧端子VPPの電圧は電源電圧V2になる(リセットトランジスタM3のソース電圧は電源電圧V2になる)。
この時、内部リセット端子RSTの電圧が電源電圧V2に、すなわち、リセットトランジスタM3のゲート電圧は電源電圧V2になっているので、リセットトランジスタM3のゲート・ソース間電圧が閾値電圧(−Vtnd)よりも高くなり、リセットトランジスタM3がオンする。
すると、リセットトランジスタM3のドレインが接続されているノードVgは、入力端子Viの入力電圧V1と電源電圧V2との合計電圧(V1+V2)から電源電圧V2になるようディスチャージされ始める。よって、所定の第二ディスチャージ時間が経過すると、ノードVgの電圧は電源電圧V2になる。
また、上記のように、ディスチャージ回路22が昇圧端子VPPを電源電圧V2よりも高い昇圧電圧から元の電源電圧V2にディスチャージし始める。この時、上記の第一〜第二ディスチャージ時間が経過までは、各昇圧セルにおいて、ノードVgは完全にディスチャージされないので、ノードVgの電圧が十分に高く、電荷転送トランジスタM1がオンを維持する。
よって、昇圧端子VPPが昇圧電圧から電源電圧V2にディスチャージされると、各昇圧セルの入力端子Viも入力端子Viの入力電圧V1から電源電圧V2にそれぞれディスチャージされ、各昇圧セルの出力端子Voも入力端子Viの入力電圧V1と電源電圧V2との合計電圧(V1+V2)から電源電圧V2にそれぞれディスチャージされる。
[昇圧回路が繰り返し昇圧動作する時の動作]
図5に示すように、時間t11以前では、図示しないイネイブル端子ENの電圧がローになり、リセット端子RSTの電圧がハイになり、昇圧回路は昇圧動作せず、昇圧端子VPPの昇圧電圧は電源電圧V2になる。時間t11では、イネイブル端子ENの電圧がハイになり、リセット端子RSTの電圧がローになり、昇圧回路は昇圧動作を開始し、昇圧電圧が高くなり始める。時間t11〜t12では、昇圧電圧が徐々に高くなる。時間t12〜t13では、昇圧端子VPPに所望の電圧が得られる。
時間t13では、イネイブル端子ENの電圧がローになり、リセット端子RSTの電圧がハイになり、昇圧回路は昇圧動作を終了し、昇圧端子VPPの昇圧電圧が低くなり始める。時間t13〜t14では、昇圧電圧が徐々に低くなって電源電圧V2になる。時間t14〜t16の動作は、上記の時間t11〜t13の動作と同様である。
ここで、いつの昇圧動作前においても、必ずイネイブル端子ENの電圧がローになってリセット端子RSTの電圧がハイになるよう制御され、昇圧端子VPPの昇圧電圧は電源電圧V2になるよう制御される。
[効果]
以上説明したように本実施形態の昇圧回路によれば、リセットトランジスタM3にディプレッション型NMOSトランジスタを使用しているので、昇圧動作終了後にリセットトランジスタM3がノードVgをリセットする場合、電源電圧によってリセットトランジスタM3が制御され、ノードVgをリセットすることができる。
これによりリセットするための新たな昇圧電圧は不必要であり、これに伴う別の昇圧回路も不必要である。よって、その分、昇圧回路の回路規模が小さくなる。
また、昇圧動作終了後(リセット後)の再昇圧動作において、ノードVgが完全にディスチャージされるので、ノードVgの電圧が高いために電荷転送トランジスタM1が常にオン状態になってしまい、昇圧動作が行われないという現象はなくなり、正常な昇圧動作が行われる。
また、昇圧動作前に昇圧端子VPP及び各昇圧セルのノードVgの電圧が必ず電源電圧V2になるので、昇圧開始時から昇圧電圧が安定する時までの期間及び昇圧電圧が安定している期間はいつの昇圧時でもほとんど変化しない。具体的には、前者の期間として、時間t11〜t12の期間は、時間t14〜t15の期間とほぼ等しい。後者の期間として、時間t12〜t13の期間は、時間t15〜t16の期間とほぼ等しい。
従って、例えば、不揮発性半導体装置において、メモリセルトランジスタの書き込み時及び消去時に本実施形態による昇圧電圧が使用されると、メモリセルトランジスタに対するストレスがいつの昇圧時でもばらつきにくくなる。つまり、例えば、ある昇圧時でメモリセルトランジスタの書き込みが深くなって別の昇圧時で浅くなるという現象が起こりにくくなる。
[補足]
なお、説明した実施形態では、昇圧セルが直列に4個設けられている場合について説明したが、昇圧セルの数は任意であり、少なくとも1つ有ればよい。
昇圧セルの数は、所望の昇圧電圧に応じて適宜選択されるものである。
また、ディスチャージ回路22が、図1では、昇圧セル14の出力端子Voに設けられているが、他の昇圧セルの出力端子にも設けられても良い。すると、各昇圧セルの出力端子がより確実にディスチャージされる。
また、図1で説明した実施形態では、各昇圧セルの内部昇圧端子VPPは、昇圧回路の昇圧端子VPPに接続している。これは、昇圧動作中のリセットトランジスタM3のオフリーク電流により昇圧能力の低下や、昇圧動作中のリセットトランジスタM3の各端子の電圧差が大きいことによるリセットトランジスタM3の劣化を防止するためである。
これに対して図示はしないが、各昇圧セルの内部昇圧端子VPPを電源端子VCCに接続しても良い。これにより、昇圧端子VPPからの配線が少なくなり、昇圧端子VPPへの寄生容量などの負荷が少なくなる。
また、上記の説明では、昇圧動作終了後、ノードVgが直ちにリセットされるが、図示しないが、昇圧動作終了後にさらに所定時間が経過すると、ノードVgがリセットされても良い。すると、第二のディスチャージ時間が事実上延長するので、ノードVgが完全にディスチャージされない時間が長くなり、ノードVgの電圧が十分に高い時間が長くなり、電荷転送トランジスタM1がオンできる時間が長くなる。よって、各昇圧セルの入力端子Vi及び出力端子Voがより確実にそれぞれディスチャージされる。
11 昇圧セル
Vg ノード
Vi 入力端子
Vo 出力端子
CLK、CLKX 内部クロック端子
RST 内部リセット端子
VPP 内部昇圧端子
C1 出力電圧昇圧容量
C2 ゲート電圧昇圧容量
M1 電荷転送トランジスタ
M2 制御トランジスタ
M3 リセットトランジスタ

Claims (4)

  1. 電源電圧よりも高い昇圧電圧を昇圧端子から出力する昇圧回路において、
    オン状態において、入力電圧を出力電圧として出力端子から出力する電荷転送トランジスタと、
    前記出力端子と第一クロック端子との間に配設され、前記電荷転送トランジスタのオフ状態における第一クロック信号の入力により、前記出力電圧を昇圧する出力電圧昇圧容量と、
    前記電荷転送トランジスタをオンオフ制御する制御トランジスタと、
    第二クロック端子と前記電荷転送トランジスタのゲートとの間に配設され、第二クロック信号の入力により前記電荷転送トランジスタのゲート電圧を昇圧し、前記電荷転送トランジスタをオン状態にするゲート電圧昇圧容量と、
    前記電源電圧がゲートに印加されることでオン状態となり、前記電荷転送トランジスタのゲートをリセットするリセットトランジスタと、
    を有する、少なくとも1個の昇圧セルと、
    昇圧動作終了後に、前記昇圧端子をディスチャージするディスチャージ回路と、
    を備えることを特徴とする昇圧回路。
  2. 前記リセットトランジスタは、ゲートに前記電源電圧が、ソースに前記昇圧電圧が印加されてオン状態となり、ドレインである前記電荷転送トランジスタのゲート電圧を前記電源電圧に戻し、
    前記ディスチャージ回路は、昇圧動作終了後に、前記昇圧端子の電圧を前記昇圧電圧から前記電源電圧に戻す、
    ことを特徴とする請求項1記載の昇圧回路。
  3. 前記リセットトランジスタは、ゲートとソースに前記電源電圧が印加されてオン状態となり、ドレインである前記電荷転送トランジスタのゲート電圧を前記電源電圧に戻し、
    前記ディスチャージ回路は、昇圧動作終了後に、前記昇圧端子の電圧を前記昇圧電圧から前記電源電圧に戻す、
    ことを特徴とする請求項1記載の昇圧回路。
  4. 前記リセットトランジスタは、ディプレッション型NMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3記載の昇圧回路。
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