JP2010178451A - 同軸モータ - Google Patents

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秀男 菱田
Shinya Igarashi
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Abstract

【課題】簡単な構成で複数のモータを同軸上に高い精度で結合可能で、組み込み精度も高く、安価な同軸モータを提供することである。
【解決手段】第1のモータ2および第2のモータ3の複数のモータを有し、第1のモータ2および第2のモータ3の回転軸であるシャフト24と34とを同軸にした同軸モータ1において、第1のモータ2および第2のモータ3それぞれが、そのモータの回転軸であるシャフト24と34を回転自在に支持する玉軸受25a、25bおよび玉軸受35a、35bと、そのモータの外形を形成するケース部材であるフロントフランジ23、33およびリアフランジ22、32とを有し、第1のモータ2と第2のモータ3とを嵌合させて、第1のモータ2と第2のモータ3とを固定してなることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は同軸モータに関し、詳しくは、同軸上で多軸駆動を可能とした同軸モータに関する。
従来の同軸モータとして特許文献1に開示されたモータが知られている。この特許文献1に開示されたモータは、中空の回転軸と、この中空の回転軸に挿通された中実の回転軸とを有し、それぞれの回転軸をすべり軸受で支持してなる構成となっている。
また、この特許文献1では、中空の回転軸を回転させるモータと、中実の回転軸を回転させるモータとを個別に用意し、この2つのモータの一方のすべり軸受に設けた凹部と、他方のすべり軸受に設けた凸部とを嵌合することによって、2つのモータを結合する構成を開示している。
特許第2587913号公報
上述のように特許文献1に記載のモータではすべり軸受を用いているが、一般にすべり軸受の内輪や外輪の加工精度は良くて数十μm程度であり、このため、ステータとロータとのエアギャップが60μm前後のステッピングモータに用いると、芯がずれたときにステータとロータとが接触してしまう虞があるという問題があった。
また、特許文献1のようにすべり軸受に凸部や凹部を設け、これらを嵌合させて2つのモータを結合する構成の場合、すべり軸受すなわち焼結含油軸受の表面からは油がにじみ出ているため摩擦力が低下し、2つのモータの結合強度が低下してしまうという問題があった。結合に接着剤を使用するとしても油によって接着力が低下してしまう。
そこで、単純にすべり軸受の代わりに玉軸受を用いることが考えられるが、玉軸受の内輪や外輪に凸部や凹部を設けてこれを嵌合させてモータを結合すると、玉軸受に余計な外力が掛かり、軸受の寿命を縮めることになるという問題があった。また、軸受に余計な力が掛かると、モータのトルク変動につながるという問題があった。さらに、玉軸受の内輪や外輪に凸部や凹部を設けるのは、高い加工精度や組み立て精度を要求されるため、製造上困難であり、コストが増加する可能性が高いという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、簡単な構成で複数のモータを同軸上に高い精度で結合可能で、組み込み精度も高く、安価な同軸モータを提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するために、複数のモータを有し、前記複数のモータの回転軸同士を同軸にした同軸モータにおいて、前記複数のモータそれぞれが、該モータの回転軸を回転自在に支持する玉軸受と、該モータの外形を形成するケース部材とを有し、前記複数のモータのうちの一のケース部材とこれに相対する他の一のケース部材とを嵌合させて、前記複数のモータすべてを固定してなることを特徴とする。
また本発明は、第1のモータおよび第2のモータを有し、前記第1のモータの回転軸と前記第2のモータの回転軸とを同軸にした同軸モータにおいて、前記第1のモータが、該第1のモータの回転軸を回転自在に支持する玉軸受と、該第1のモータの外形を形成する第1のケース部材とを有し、前記第2のモータが、該第2のモータの回転軸を回転自在に支持する玉軸受と、該第2のモータの外形を形成する第2のケース部材とを有し、前記第1のケース部材および前記第2のケース部材のそれぞれがフロント側ケースとリア側ケースとからなり、前記第1のケース部材と前記第2のケース部材とを嵌合させることにより前記第1のモータと前記第2のモータとを固定してなることを特徴とする。
また本発明は、前記いずれか一方のモータの回転軸が中空シャフトであり、前記他方のモータの回転軸が中実シャフトであり、前記中実シャフトが前記中空シャフトの軸中心を貫通してなることを特徴とする。
また本発明は、前記第1のケース部材に凸部または凹部を設け、前記第2のケース部材に、前記第1のケース部材の凸部または凹部に対向した凹部または凸部を設け、前記第1のケース部材の凸部または凹部と、前記第2のケース部材の凹部または凸部とを嵌合させることにより前記第1のモータと前記第2のモータとを固定してなることを特徴とする。
また本発明は、前記第1のモータの回転軸および前記第2のモータの回転軸を、前記中空シャフトを有するモータのリア側ケースの側、またはフロント側ケースの側に延伸させたことを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で複数のモータを同軸上に高い精度で結合可能で、組み込み精度も高く、安価な同軸モータを提供することができる。
すなわち、本発明によれば、すべり軸受に比べて寸法精度の高い玉軸受を用いることにより、軸受の寸法精度が向上するとともに摺動面がなくなるので、そこに用いる油も必要なくなりモータ同士の結合強度の低下を防止し、軸受とは別のアルミ又は鉄で寸法精度良く加工されたケース部材によってモータ同士を嵌合させるので、軸受に凸部や凹部等を設けずに済み、組み込み精度が高く、安価な同軸モータを提供することができる。
本発明の一実施形態による同軸モータを示す斜視図である。 図1に示した同軸モータを、2つのモータに分解した状態を示す斜視図である。 図2の状態で第1のモータ2を手前側にして見た斜視図である。 図1に示した同軸モータ1のIV−IV断面図である。 図2に示した同軸モータ1のV−V断面図である。 本発明による同軸モータであって、図1とは別の実施形態のモータを示す斜視図である。 図6に示した同軸モータ100のVII−VII断面図である。 本発明による同軸モータであって、図1や図6とは別の実施形態のモータを示す斜視図である。 図8に示した同軸モータ100のIX−IX断面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態による同軸モータを示す斜視図である。
本実施形態の同軸モータ1は、第1のモータ2と第2のモータ3とを同軸に組み合わせて構成される。第1のモータ2はシャフト24を回転させるモータであり、第2のモータ3はシャフト34を回転させるモータである。
図2は、図1に示した同軸モータを、2つのモータに分解した状態を示す斜視図である。また、図3は、図2の状態で第1のモータ2を手前側にして見た斜視図である。
第1のモータ2は、電磁鋼板を積層してなるステータスタック21と、ステータスタック21の軸方向前方に設けられてケース部材となるフロントフランジ23(フロント側ケース)と、ステータスタック21の軸方向後方に設けられてケース部材となるリアフランジ22(リア側ケース)とを有して構成される。リアフランジ22には、第1のモータ2に電力供給するための端子を有するコネクタ22aが設けられ、フロントフランジ23には、第2のモータ3の凹部32bと嵌合する凸部23aが設けられている。
第2のモータ3は、電磁鋼板を積層してなるステータスタック31と、ステータスタック31の軸方向前方に設けられてケース部材となるフロントフランジ33(フロント側ケース)と、ステータスタック31の軸方向後方に設けられてケース部材となるリアフランジ32(リア側ケース)とを有して構成される。リアフランジ32には、第2のモータ3に電力供給するための端子を有するコネクタ32aが設けられ、さらに、第1のモータ2の凸部23aと嵌合する凹部32bが設けられている。
第1のモータ2のシャフト24は中空の筒状部材であり、第1のモータ2と第2のモータ3とを組み付けると、シャフト24の中空の軸中心を、第2のモータ3のシャフト34が貫通し、第1のモータ2の凸部23aと第2のモータ3の凹部32bとが嵌合して固定されて同軸モータ1となる。
図4は図1に示した同軸モータ1のIV−IV断面図であり、図5は図2に示した同軸モータ1のV−V断面図である。
第1のモータ2のシャフト24には、電磁鋼板を積層してなるロータスタック27aと27bとで永久磁石26を挟んで構成されるロータが嵌挿されて固定されている。また、ステータスタック21の両脇にはコイル21aおよび21bが捲き回され、このコイル21aおよび21bに通電することによって、ステータが励磁される。ステータスタック21はフロントフランジ23とリアフランジ22とに挟まれて固定され、シャフト24は、玉軸受25aおよび25bを介して、フロントフランジ23およびリアフランジ22に回転自在に支持される。
第2のモータ3のシャフト34には、電磁鋼板を積層してなるロータスタック37aと37bとで永久磁石36を挟んで構成されるロータが嵌挿されて固定されている。また、ステータスタック31の両脇にはコイル31aおよび31bが捲き回され、このコイル31aおよび31bに通電することによって、ステータが励磁される。ステータスタック31はフロントフランジ33とリアフランジ32とに挟まれて固定され、シャフト34は、玉軸受35aおよび35bを介して、フロントフランジ33およびリアフランジ32に回転自在に支持される。
上述のように、本実施形態の同軸モータ1は、すべり軸受に比べて寸法精度の高い玉軸受を用いることにより、軸受の寸法精度が向上するとともに摺動面がなくなるので、そこに用いる油も必要なくなりモータ同士の結合強度の低下を防止することができる。
また、本実施形態の同軸モータ1は、軸受とは別のアルミ又は鉄で寸法精度良く加工されたケース部材すなわち第1のモータ2のフロントフランジ23および第2のモータ3のリアフランジ32によってモータ同士を嵌合させるので、軸受には凸部や凹部等を設けずに済み、組み込み精度が高く、安価な同軸モータを提供することができる。
次に本発明の別の実施形態について説明する。図6は、本発明による同軸モータであって、図1とは別の実施形態のモータを示す斜視図である。図7は、図6に示した同軸モータ100のVII−VII断面図である。
図1に示した同軸モータ1は、出力軸であるシャフト24および34がリアフランジ22の側に延伸し、リアフランジ22の側にて同軸モータ1の出力を利用可能に構成したが、本実施形態の同軸モータ100では、逆側すなわちフロントフランジ133の側に、出力軸であるシャフト124および134が延伸する構成を開示している。
本実施形態の同軸モータ100は、第1のモータ102と第2のモータ103とを同軸に組み合わせて構成される。第1のモータ102はシャフト124を回転させるモータであり、第2のモータ103はシャフト134を回転させるモータである。
第1のモータ102は、電磁鋼板を積層してなるステータスタック121と、ステータスタック121の軸方向前方に設けられてケース部材となるフロントフランジ123(フロント側ケース)と、ステータスタック121の軸方向後方に設けられてケース部材となるリアフランジ122(リア側ケース)とを有して構成される。リアフランジ122には、第1のモータ102に電力供給するための端子を有するコネクタ122aが設けられ、フロントフランジ123には、第2のモータ103の凹部132bと嵌合する凸部123aが設けられている。
第2のモータ103は、電磁鋼板を積層してなるステータスタック131と、ステータスタック131の軸方向前方に設けられてケース部材となるフロントフランジ133(フロント側ケース)と、ステータスタック131の軸方向後方に設けられてケース部材となるリアフランジ132(リア側ケース)とを有して構成される。リアフランジ132には、第2のモータ103に電力供給するための端子を有するコネクタ132aが設けられ、さらに、第1のモータ102の凸部123aと嵌合する凹部132bが設けられている。
第2のモータ103のシャフト134は中空の筒状部材であり、第1のモータ102と第2のモータ103とを組み付けると、シャフト134の中空の軸中心を、第1のモータ102のシャフト124が貫通し、第1のモータ102の凸部123aと第2のモータ103の凹部132bとが嵌合して固定されて同軸モータ100となる。
第1のモータ102のシャフト124には、電磁鋼板を積層してなるロータスタック127aと127bとで永久磁石126を挟んで構成されるロータが嵌挿されて固定されている。また、ステータスタック121の両脇にはコイル121aおよび121bが捲き回され、このコイル121aおよび121bに通電することによって、ステータが励磁される。ステータスタック121はフロントフランジ123とリアフランジ122とに挟まれて固定され、シャフト124は、玉軸受125aおよび125bを介して、フロントフランジ123およびリアフランジ122に回転自在に支持される。
第2のモータ103のシャフト134には、電磁鋼板を積層してなるロータスタック137aと137bとで永久磁石136を挟んで構成されるロータが嵌挿されて固定されている。また、ステータスタック131の両脇にはコイル131aおよび131bが捲き回され、このコイル131aおよび131bに通電することによって、ステータが励磁される。ステータスタック131はフロントフランジ133とリアフランジ132とに挟まれて固定され、シャフト134は、玉軸受135aおよび135bを介して、フロントフランジ133およびリアフランジ132に回転自在に支持される。
上述のように、本実施形態の同軸モータ100は、すべり軸受に比べて寸法精度の高い玉軸受を用いることにより、軸受の寸法精度が向上するとともに摺動面がなくなるので、そこに用いる油も必要なくなりモータ同士の結合強度の低下を防止することができる。
また、本実施形態の同軸モータ100は、軸受とは別のアルミ又は鉄で寸法精度良く加工されたケース部材すなわち第1のモータ102のフロントフランジ123および第2のモータ103のリアフランジ132によってモータ同士を嵌合させるので、軸受には凸部や凹部等を設けずに済み、組み込み精度が高く、安価な同軸モータを提供することができる。
次に本発明のさらに別の実施形態について説明する。図8は、本発明による同軸モータであって、図1や図6とは別の実施形態のモータを示す斜視図である。図9は、図8に示した同軸モータ100のIX−IX断面図である。
本実施形態の同軸モータ200では、3個のモータを同軸に結合してなる構成を開示している。
本実施形態の同軸モータ200は、第1のモータ202と第2のモータ203と第3のモータ204とを同軸に組み合わせて構成される。第1のモータ202はシャフト224を回転させるモータであり、第2のモータ203はシャフト234を回転させるモータであり、第3のモータ204はシャフト244を回転させるモータである。
第1のモータ202は、電磁鋼板を積層してなるステータスタック221と、ステータスタック221の軸方向前方に設けられてケース部材となるフロントフランジ223(フロント側ケース)と、ステータスタック221の軸方向後方に設けられてケース部材となるリアフランジ222(リア側ケース)と玉軸受225aおよび225bとを有して構成される。リアフランジ222には、第1のモータ202に電力供給するための端子を有するコネクタ222aが設けられ、フロントフランジ223には、第2のモータ203の凹部232bと嵌合する凸部223aが設けられている。
第2のモータ203は、電磁鋼板を積層してなるステータスタック231と、ステータスタック231の軸方向前方に設けられてケース部材となるフロントフランジ233(フロント側ケース)と、ステータスタック231の軸方向後方に設けられてケース部材となるリアフランジ232(リア側ケース)と玉軸受235aおよび235bとを有して構成される。リアフランジ232には、第2のモータ203に電力供給するための端子を有するコネクタ232aが設けられ、さらに、第1のモータ202の凸部223aと嵌合する凹部232bが設けられている。また、フロントフランジ233には、第3のモータ204の凹部242bと嵌合する凸部233aが設けられている。
第3のモータ204は、電磁鋼板を積層してなるステータスタック241と、ステータスタック241の軸方向前方に設けられてケース部材となるフロントフランジ243(フロント側ケース)と、ステータスタック241の軸方向後方に設けられてケース部材となるリアフランジ242(リア側ケース)と玉軸受245aおよび245bとを有して構成される。リアフランジ242には、第3のモータ204に電力供給するための端子を有するコネクタ242aが設けられ、さらに、第2のモータ203の凸部233aと嵌合する凹部242bが設けられている。
第1のモータ202のシャフト224は中空の筒状部材であり、第1のモータ202と第2のモータ203とを組み付けると、シャフト224の中空の軸中心を、第2のモータ203のシャフト234が貫通し、第1のモータ202の凸部223aと第2のモータ203の凹部232bとが嵌合する。また、第2のモータ203のシャフト234も中空の筒状部材であり、第2のモータ203と第3のモータ204とを組み付けると、シャフト234の中空の軸中心を、第3のモータ204のシャフト244が貫通し、第2のモータ203の凸部233aと第3のモータ204の凹部242bとが嵌合する。このように3個のモータが嵌合し固定されて同軸モータ200となる。
第1のモータ202のシャフト224には、電磁鋼板を積層してなるロータスタック227aと227bとで永久磁石226を挟んで構成されるロータが嵌挿されて固定されている。また、ステータスタック221の両脇にはコイル221aおよび221bが捲き回され、このコイル221aおよび221bに通電することによって、ステータが励磁される。ステータスタック221はフロントフランジ223とリアフランジ222とに挟まれて固定され、シャフト224は、玉軸受225aおよび225bを介して、フロントフランジ223およびリアフランジ222に回転自在に支持される。
第2のモータ203のシャフト234には、電磁鋼板を積層してなるロータスタック237aと237bとで永久磁石236を挟んで構成されるロータが嵌挿されて固定されている。また、ステータスタック231の両脇にはコイル231aおよび231bが捲き回され、このコイル231aおよび231bに通電することによって、ステータが励磁される。ステータスタック231はフロントフランジ233とリアフランジ232とに挟まれて固定され、シャフト234は、玉軸受235aおよび235bを介して、フロントフランジ233およびリアフランジ232に回転自在に支持される。
第3のモータ204のシャフト244には、電磁鋼板を積層してなるロータスタック247aと247bとで永久磁石246を挟んで構成されるロータが嵌挿されて固定されている。また、ステータスタック241の両脇にはコイル241aおよび241bが捲き回され、このコイル241aおよび241bに通電することによって、ステータが励磁される。ステータスタック241はフロントフランジ243とリアフランジ242とに挟まれて固定され、シャフト244は、玉軸受245aおよび245bを介して、フロントフランジ243およびリアフランジ242に回転自在に支持される。
上述のように、本実施形態の同軸モータ200は、すべり軸受に比べて寸法精度の高い玉軸受を用いることにより、軸受の寸法精度が向上するとともに摺動面がなくなるので、そこに用いる油も必要なくなりモータ同士の結合強度の低下を防止することができる。
また、本実施形態の同軸モータ200は、軸受とは別のアルミ又は鉄で寸法精度良く加工されたケース部材すなわち第1のモータ202のフロントフランジ223および第2のモータ203のリアフランジ232によって、第1のモータ202と第2のモータ203、さらに第2のモータ203のフロントフランジ233および第3のモータ204のリアフランジ242によって第1のモータ202と第2のモータ203および第3のモータ204の3つのモータ同士を嵌合させるので、軸受には凸部や凹部等を設けずに済み、組み込み精度が高く、安価な同軸モータを提供することができる。
本発明は、たとえば小型のステッピングモータにおいて、同軸の複数出力を得る場合に適用可能である。
1 同軸モータ
2 第1のモータ
3 第2のモータ
21 ステータスタック
21a、21b コイル
22 リアフランジ
23 フロントフランジ
23a 凸部
24 シャフト
25a、25b 玉軸受
26 永久磁石
27a、27b ロータスタック
31 ステータスタック
31a、31b コイル
32 リアフランジ
32b 凹部
33 フロントフランジ
34 シャフト
35a、35b 玉軸受
36 永久磁石
37a、37b ロータスタック

Claims (5)

  1. 複数のモータを有し、前記複数のモータの回転軸同士を同軸にした同軸モータにおいて、
    前記複数のモータそれぞれが、該モータの回転軸を回転自在に支持する玉軸受と、該モータの外形を形成するケース部材とを有し、
    前記複数のモータのうちの一のケース部材とこれに相対する他の一のケース部材とを嵌合させて、前記複数のモータすべてを固定してなる
    ことを特徴とする同軸モータ。
  2. 第1のモータおよび第2のモータを有し、前記第1のモータの回転軸と前記第2のモータの回転軸とを同軸にした同軸モータにおいて、
    前記第1のモータが、該第1のモータの回転軸を回転自在に支持する玉軸受と、該第1のモータの外形を形成する第1のケース部材とを有し、
    前記第2のモータが、該第2のモータの回転軸を回転自在に支持する玉軸受と、該第2のモータの外形を形成する第2のケース部材とを有し、
    前記第1のケース部材および前記第2のケース部材のそれぞれがフロント側ケースとリア側ケースとからなり、
    前記第1のケース部材と前記第2のケース部材とを嵌合させることにより前記第1のモータと前記第2のモータとを固定してなる
    ことを特徴とする同軸モータ。
  3. 前記いずれか一方のモータの回転軸が中空シャフトであり、前記他方のモータの回転軸が中実シャフトであり、前記中実シャフトが前記中空シャフトの軸中心を貫通してなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の同軸モータ。
  4. 前記第1のケース部材に凸部または凹部を設け、前記第2のケース部材に、前記第1のケース部材の凸部または凹部に対向した凹部または凸部を設け、前記第1のケース部材の凸部または凹部と、前記第2のケース部材の凹部または凸部とを嵌合させることにより前記第1のモータと前記第2のモータとを固定してなる
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の同軸モータ。
  5. 前記第1のモータの回転軸および前記第2のモータの回転軸を、前記中空シャフトを有するモータのリア側ケースの側、またはフロント側ケースの側に延伸させたことを特徴とする請求項2または3に記載の同軸モータ。
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