JPH10290596A - モータ装置 - Google Patents

モータ装置

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JPH10290596A
JPH10290596A JP9097067A JP9706797A JPH10290596A JP H10290596 A JPH10290596 A JP H10290596A JP 9097067 A JP9097067 A JP 9097067A JP 9706797 A JP9706797 A JP 9706797A JP H10290596 A JPH10290596 A JP H10290596A
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motor
inverter
motors
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converter
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Application number
JP9097067A
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English (en)
Inventor
Sukeyasu Mochizuki
資康 望月
Takashi Nishizawa
隆志 西沢
Yoshinobu Nakamura
嘉伸 中村
Takao Hirano
恭男 平野
Hiroshi Okada
浩史 岡田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストを低減すると共に、在庫管理を容
易にし得ながらも、モータ出力の容量を任意に変更する
ことができるモータ装置を提供する。 【解決手段】 モータ2および3の回転軸19の一端側
に突出部22を設けると共に、他端側に穴部23を設
け、モータ3の回転軸19の突出部22をモータ2の回
転軸19の穴部23に嵌込むことによって、モータ3と
モータ2とを連結してモータ装置1を構成し、このと
き、モータ装置1のモータ出力の容量がモータ2および
3のモータ出力の容量の和となるように構成した。これ
により、同じ構成のモータ2および3を任意に組合わせ
て構成することによって、モータ装置1のモータ出力の
容量を任意に変更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1個のモータ、あ
るいは複数個のモータを備えてなるモータ装置に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、用途に応じ
て多くの種類のモータ装置が供されている。ところで、
モータ装置のモータ出力の容量は、そのモータ装置に固
有に設定されている。したがって、モータ出力の容量が
異なる複数個のモータ装置を必要とする場合には、その
異なる容量毎に個々にモータ装置を製造する必要があっ
た。
【0003】しかしながら、このように、モータ出力の
異なる容量毎にモータ装置を製造しようとすると、例え
ば生産ラインを個別に設置する必要があるなど、製造コ
ストが高くなるという問題点があった。さらに、製造し
たモータ装置の種類が多くなることから、在庫管理が煩
わしくなるという問題点もあった。
【0004】また、モータ装置をインバータ装置によっ
て通電制御することが従来より行われているが、上述し
たように、モータ装置の種類が多くなれば、それぞれの
容量に応じたインバータ装置を製造する必要があり、製
造コストが高くなり、在庫管理も煩わしくなるという問
題点があった。
【0005】また、インバータ装置は、一般的には、交
流電力を整流して直流電力を生成するコンバータと、直
流電力をスイッチングするスイッチング部ならびにこの
スイッチング部を制御する制御部からなるインバータ主
回路部とが一体となって構成されている。よって、コン
バータとインバータ主回路部のうちのどちらかが故障し
た場合であっても、インバータ装置全体を交換しなけれ
ばならず、使い勝手が悪かった。
【0006】さらに、モータ回転数を複数段に変更でき
るように、1個のモータ装置内において極数変換を行う
ように構成したものがあるが、これでは、構造が複雑に
なっていた。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その第1の目的は、製造コストを低減すると共
に、在庫管理を容易にし得ながらも、モータ出力の容量
を任意に変更することができるモータ装置を提供するこ
とにある。また、本発明の第2の目的は、モータ出力の
容量が異なった場合であっても、それぞれに応じたイン
バータ装置を製造する必要がないモータ装置を提供する
ことにある。
【0008】また、本発明の第3の目的は、インバータ
装置のコンバータとインバータ主回路のうちのどちらか
が故障した場合であっても、インバータ装置全体を交換
する必要をなくし得て、使い勝手の良いモータ装置を提
供することにある。さらに、本発明の第4の目的は、構
造が複雑になることなく、モータ回転数を複数段に変更
することができるモータ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のモータ装置は、
所定容量のモータ出力を出力するモータと、このモータ
の回転軸の一端側に設けられた嵌合部と、前記モータの
回転軸の他端側に設けられた被嵌合部とを備え、一つの
モータの嵌合部と他のモータの被嵌合部とを嵌合連結す
ることにより、n(nは2以上の自然数)個のモータを
着脱可能に組合わせることによって、前記モータのモー
タ出力の略n倍のモータ出力が出力可能となるように構
成したところに特徴を有する(請求項1)。
【0010】上記構成のモータ装置によれば、一つのモ
ータの嵌合部と他のモータの被嵌合部とが嵌合連結され
ることによってn個のモータが着脱可能に組合わされ、
n個のモータが組合わされたときに、モータのモータ出
力の略n倍のモータ出力が出力可能となる。したがっ
て、n個のモータを任意に組合わせることによって、モ
ータ出力の容量を任意に変更することができる。
【0011】この場合、モータ装置を構成するモータは
1種類で良いので、例えば生産ラインをモータの異なる
容量毎に個別に設置する必要がなくなり、製造コストを
低減することができると共に、量産効果を得ることがで
き、また、在庫管理を容易に行うことができる。
【0012】また、本発明のモータ装置は、上記モータ
をn個組合わせ、このモータ群に各モータを通電制御す
るユニット化されたインバータ装置を着脱可能に設けて
も良い(請求項2)。
【0013】上記構成のモータ装置によれば、モータが
n個組合わされ、そのモータが組合わされてなるモータ
群に、各モータを通電制御するユニット化されたインバ
ータ装置が着脱可能に設けられる。したがって、組合わ
せるモータの個数を任意に変更することによって、モー
タ装置のモータ出力の容量を任意に変更することができ
る。このとき、インバータ装置は、モータ群に装着して
一体に設けても良く、あるいはモータ群から脱着した状
態で別体に設けても良い。
【0014】この場合、前記インバータ装置を、各モー
タを個別に通電制御するn個のユニット化されたインバ
ータを着脱可能に組合わせて構成しても良い(請求項
3)。また、この場合、前記インバータ装置の各インバ
ータを、交流電力を整流して直流電力を生成するユニッ
ト化されたコンバータと、このコンバータから出力され
た直流電力をスイッチングするスイッチング部およびこ
のスイッチング部を制御する制御部を有してユニット化
されたインバータ主回路部とを着脱可能に組合わせて構
成しても良い(請求項4)。
【0015】また、この場合、前記各インバータのイン
バータ主回路部が1個のコンバータを共用するように構
成しても良い(請求項5)。
【0016】さらに、この場合、前記各インバータを運
転制御するユニット化された運転制御装置を着脱可能に
設けても良い(請求項6)。
【0017】また、本発明のモータ装置は、インバータ
を一体に有してなり、所定容量のモータ出力を出力する
モータと、このモータの回転軸の一端側に設けられた嵌
合部と、前記モータの回転軸の他端側に設けられた被嵌
合部とを備え、一つのモータの嵌合部と他のモータの被
嵌合部とを嵌合連結することにより、n(nは2以上の
自然数)個のモータを着脱可能に組合わせることによっ
て、前記モータのモータ出力の略n倍のモータ出力が出
力可能となるように構成したところに特徴を有する(請
求項7)。
【0018】上記構成のモータ装置によれば、インバー
タを一体に有してなる一つのモータの嵌合部と他のモー
タの被嵌合部とが嵌合連結されることによってn個のモ
ータが着脱可能に組合わされ、n個のモータが組合わさ
れたときに、モータのモータ出力の略n倍のモータ出力
が出力可能となる。したがって、インバータを一体に有
してなるモータの場合であっても、インバータを一体に
有してなるn個のモータを任意に組合わせることによっ
て、モータ出力の容量を任意に変更することができる。
【0019】この場合も、モータ装置を構成するモータ
は1種類で良いので、製造コストを低減することができ
ると共に、量産効果を得ることができ、また、在庫管理
を容易に行うことができる。尚、このとき、インバータ
に交流電力を与えることによって、モータ装置を駆動す
ることができる。
【0020】また、本発明のモータ装置は、上記モータ
をn個組合わせ、このモータ群に前記インバータを運転
制御するユニット化された運転制御装置を着脱可能に設
けても良い(請求項8)。
【0021】また、本発明のモータ装置は、直流電力を
スイッチングするスイッチング部およびこのスイッチン
グ部を制御する制御部からなるインバータ主回路部を一
体に有してなり、所定容量のモータ出力を出力するモー
タと、このモータの回転軸の一端側に設けられた嵌合部
と、前記モータの回転軸の他端側に設けられた被嵌合部
とを備え、一つのモータの嵌合部と他のモータの被嵌合
部とを嵌合連結することにより、n(nは2以上の自然
数)個のモータを着脱可能に組合わせることによって、
前記モータのモータ出力の略n倍のモータ出力が出力可
能となるように構成したところに特徴を有する(請求項
9)。
【0022】上記構成のモータ装置によれば、インバー
タ主回路部を一体に有してなる一つのモータの嵌合部と
他のモータの被嵌合部とが嵌合連結されることによって
n個のモータが着脱可能に組合わされ、n個のモータが
組合わされたときに、モータのモータ出力の略n倍のモ
ータ出力が出力可能となる。したがって、インバータ主
回路部を一体に有してなるモータの場合であっても、イ
ンバータ主回路部を一体に有してなるn個のモータを任
意に組合わせることによって、モータ出力の容量を任意
に変更することができる。
【0023】この場合も、モータ装置を構成するモータ
は1種類で良いので、製造コストを低減することができ
ると共に、量産効果を得ることができ、また、在庫管理
を容易に行うことができる。
【0024】この場合、交流電力を整流して直流電力を
生成すると共に、その直流電力を前記インバータ主回路
部に出力するユニット化されたコンバータを着脱可能に
設けても良い(請求項10)。
【0025】また、本発明のインバータ装置は、上記モ
ータおよびコンバータをそれぞれn個ずつ組合わせ、前
記各コンバータを、直流電力を前記各モータのインバー
タ主回路部に個別に出力するように構成したところに特
徴を有する(請求項11)。
【0026】上記構成のモータ装置によれば、モータお
よびコンバータがそれぞれn個ずつ組合わされ、各コン
バータから各モータのインバータ主回路部に直流電力が
個別に出力される。したがって、モータ出力の容量を任
意に変更することができると共に、コンバータに交流電
力を与えることによって、モータ装置を駆動することが
できる。
【0027】また、本発明のモータ装置は、上記モータ
をn個およびコンバータを1個組合わせ、前記コンバー
タを、直流電力を前記各モータのインバータ主回路部に
並列に出力するように構成したところに特徴を有する
(請求項12)。
【0028】上記構成のモータ装置によれば、モータが
n個およびコンバータが1個組合わされ、コンバータか
ら各モータのインバータ主回路部に直流電力が並列に出
力される。したがって、モータ出力の容量を任意に変更
することができると共に、コンバータに交流電力を与え
ることによって、モータ装置を駆動することができる。
このとき、コンバータは1個で良いので、モータ装置と
しての構成部品の点数を減らすことができる。
【0029】また、本発明のモータ装置は、異なる容量
のモータ出力を出力する複数個のモータと、この各モー
タの回転軸の一端側に設けられた嵌合部と、前記各モー
タの回転軸の他端側に設けられた被嵌合部とを備え、一
つのモータの嵌合部と他のモータの被嵌合部とを嵌合連
結することにより、複数個のモータを着脱可能に組合わ
せることによって、前記各モータのモータ出力より大き
いモータ出力が出力可能となるように構成したところに
特徴を有する(請求項13)。
【0030】上記構成のモータ装置においては、異なる
容量のモータ出力を出力する一つのモータの嵌合部と他
のモータの被嵌合部とが嵌合連結されることによって複
数個のモータが着脱可能に組合わされ、複数個のモータ
が組合わされたときに、各モータのモータ出力より大き
いモータ出力が出力可能となる。したがって、複数個の
モータを任意に組合わせることによって、モータ出力の
容量を大きくすることができる。
【0031】また、本発明のモータ装置は、モータと、
このモータに着脱可能に設けられ、前記モータを通電制
御するユニット化されたインバータ装置とを備え、前記
インバータ装置は、n(nは2以上の自然数)個のユニ
ット化されたインバータを着脱可能に組合わせることに
よって、前記インバータのインバータ出力の略n倍のイ
ンバータ出力が出力可能となるように構成したところに
特徴を有する(請求項14)。
【0032】上記構成のモータ装置によれば、モータに
着脱可能に設けられたインバータ装置は、n個のユニッ
ト化されたインバータが着脱可能に組合わされることに
よって、インバータのインバータ出力の略n倍のインバ
ータ出力が出力可能となる。したがって、インバータ出
力の容量を任意に変更することができ、これにより、モ
ータ出力の容量が異なった場合であっても、それぞれに
応じたインバータ装置を製造する必要がなくなる。
【0033】また、本発明のモータ装置は、モータと、
このモータに着脱可能に設けられ、前記モータを通電制
御するユニット化されたインバータ装置とを備え、前記
インバータ装置は、交流電力を整流して直流電力を生成
するユニット化されたコンバータと、このコンバータか
ら出力された直流電力をスイッチングするスイッチング
部およびこのスイッチング部を制御する制御部からなる
ユニット化されたインバータ主回路部とを着脱可能に組
合わせて構成したところに特徴を有する(請求項1
5)。
【0034】上記構成のモータ装置によれば、モータに
着脱可能に設けられたインバータ装置は、ユニット化さ
れたコンバータと、ユニット化されたインバータ主回路
部とが着脱可能に組合わされて構成される。したがっ
て、インバータ装置のコンバータとインバータ主回路の
うちのどちらかが故障した場合には、その故障したユニ
ットを交換すれば良く、つまり、インバータ装置全体を
交換する必要がなくなり、使い勝手を良くすることがで
きる。
【0035】また、本発明のモータ装置は、異なる極数
を有する複数個のモータと、この各モータの回転軸の一
端側に設けられた嵌合部と、前記各モータの回転軸の他
端側に設けられた被嵌合部とを備え、一つのモータの嵌
合部と他のモータの被嵌合部とを嵌合連結することによ
り、複数個のモータを着脱可能に組合わせて構成したと
ころに特徴を有する(請求項16)。
【0036】上記構成のモータ装置によれば、異なる極
数を有する一つのモータの嵌合部と他のモータの被嵌合
部とが嵌合連結されることによって複数個のモータが着
脱可能に組合わされて構成される。したがって、いずれ
かのモータを駆動させることによって、モータ装置とし
ての極数を変更することができ、これにより、構造が複
雑になることなく、モータ回転数を複数段に変更するこ
とができる。
【0037】この場合、上記構成のモータを複数個組合
わせ、そのモータ群に各モータを個別に通電制御する複
数個のユニット化されたインバータを着脱可能に設けて
も良い(請求項17)。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て図1ないし図17を参照して説明する。まず、モータ
装置1は、図2に示すように、2個のモータ2および3
と、これら2個のモータ2および3をそれぞれ通電制御
するインバータ4および5とが組合わされて構成されて
いる。この場合、2個のモータ2および3は、それぞれ
同じ構成とされ、2個のインバータ4および5は、それ
ぞれ同じ構成とされている。よって、これ以降、モータ
2および3についてはモータ2を代表して、インバータ
4および5についてはインバータ4を代表して説明す
る。また、インバータ4および5からインバータ装置6
が構成されている。
【0039】インバータ4は、それを構成するコンバー
タ7と、スイッチング部8と、制御部9(インバータ5
は制御部10)(図17参照、詳しくは後述する)とが
一つのケース内に収容されることによってユニット化さ
れている。これにより、図2においては、モータ装置1
にあってモータ2および3、インバータ4および5は、
それぞれが後述するように着脱可能となっている。
【0040】さて、上記モータ2について、図1を参照
して説明する。モータ2は、三相インダクションモータ
からなるもので、軸方向に沿って円筒状をなすフレーム
11と、このフレーム11の両端部に取付けられたブラ
ケット12および13とを備えている。上記フレーム1
1の内周面部には、ステータコア14と、このステータ
コア14に巻装された巻線15とからなるステータ16
が配設されている。
【0041】このステータ16の内側にはロータコア1
7に導体(図示せず)を埋設してなるロータ18が回転
可能に収容されている。そして、そのロータ18の回転
軸19は、上記ブラケット12および13にそれぞれ設
けられた軸受部20および21に回転可能に支承されて
いる。回転軸19の図1中右側端部には嵌合部としての
突出部22が形成されており、その突出部22は、ブラ
ケット12から右方へ突出され、回転軸19のフレーム
11内に収容されている(ブラケット12から突出して
いない)部分より細い形状とされている。また、回転軸
19の図1中左側端部には被嵌合部としての穴部23が
軸方向に沿って形成されている。図1では、モータ3の
回転軸19の突出部22が、モータ2の回転軸19の穴
部23に嵌込まれている。
【0042】また、上記ブラケット12の外周部12a
の所定部位には、周方向に沿って複数個の凸部24が設
けられている。また、上記ブラケット13の外周部13
aの所定部位には、周方向に沿って複数個の凹部25が
形成されている。図1では、モータ3のブラケット12
の各凸部24が、それぞれに対応したモータ2のブラケ
ット13の各凹部25に嵌込まれている。
【0043】しかして、モータ3の回転軸19の突出部
22がモータ2の回転軸19の穴部23に嵌込まれると
共に、モータ3のブラケット12の複数個の凸部24が
それぞれモータ2のブラケット13の複数個の凹部25
に嵌込まれることによって、モータ3とモータ2とが連
結固定されて一体となっている。
【0044】尚、図1には、インバータ4および5を図
示することを省略したが、これらインバータ4およびイ
ンバータ5は、上述したモータ3のブラケット12の各
凸部24とモータ2のブラケット13の各凹部25との
嵌合構成と略同様の構成によって、図2に示すように連
結固定されている。また、モータ3とインバータ4も、
同様の構成によって連結固定されている。すなわち、こ
のようにして、モータ2および3、インバータ4および
5が連結固定されて一体となり、モータ装置1が構成さ
れている。
【0045】さて、次に、上記モータ3の回転軸19の
突出部22とモータ2の回転軸19の穴部23との嵌合
構造について図3ないし図5を参照して説明する。ま
ず、図3に示す構成では、モータ3の回転軸19の突出
部22をモータ2の回転軸19の穴部23に嵌込んだと
きに、突出部22の先端面部22aと穴部23の底面部
23aとの間に間隙が生じるようになっている。
【0046】図4に示す構成では、モータ3の回転軸1
9の突出部22をモータ2の回転軸19の穴部23に嵌
込んだときに、突出部22の先端面部22aと穴部23
の底面部23aとが接するようになっている。
【0047】図5に示す構成では、モータ3の回転軸1
9の突出部22をモータ2の回転軸19の穴部23に嵌
込んだときに、回転軸19にあってモータ3の回転軸1
9の突出部22が突出している基端側周縁部19aと、
モータ2の回転軸19の穴部23が開口している開口側
周縁部19bとが接するようになっている。また、この
とき、突出部22の先端面部22aと穴部23の底面部
23aとの間に間隙が生じるようになっている。このよ
うに、モータ3の回転軸19の突出部22とモータ2の
回転軸19の穴部23との嵌合構造としては、以上の図
3ないし図5に示した3通りが考えられる。
【0048】次に、モータ3の回転軸19の回転力をモ
ータ2の回転軸19に伝達する構造について説明する。
この場合、回転力の伝達構造としては、図6ないし図1
3に示す構成が考えられる。
【0049】まず、図6に示す構成では、モータ3の回
転軸19の突出部22に軸方向に沿って延びる溝部26
を設けると共に、モータ2の回転軸19の穴部23に軸
方向に沿って延びるリブ27を設けている。そして、そ
のリブ27が溝部26に嵌合した状態で、モータ3の回
転軸19の突出部22がモータ2の回転軸19の穴部2
3に嵌込まれるようにしている。これにより、モータ3
の回転軸19が回転すると、リブ27と溝部26との嵌
合構造によって回転しているモータ3の回転軸19が滑
る(空回りする)ことが防止され、その回転力がモータ
2の回転軸19に伝達されるようになる。
【0050】図7に示す構成では、モータ3の回転軸1
9の突出部22に軸方向に沿って延びる平坦面部28を
設けると共に、モータ2の回転軸の穴部23に軸方向に
沿って延びる平坦面部29を設け、平坦面部28および
29が接した状態で、モータ3の回転軸19の突出部2
2がモータ2の回転軸19の穴部23に嵌込まれるよう
にしている。この構成によっても、モータ3の回転軸1
9の回転力がモータ2の回転軸19に伝達されるように
なる。
【0051】図8に示す構成では、モータ3の回転軸1
9の突出部22に軸方向に沿って延びる溝部30を設け
ると共に、モータ2の回転軸19の穴部23に軸方向に
沿って延びる溝部31を設け、それら溝部30および3
1の双方にわたって嵌合するキー32を設けている。
【0052】図9に示す構成では、図6で説明した溝部
26およびリブ27をそれぞれ2個ずつ設けている。す
なわち、モータ3の回転軸19の突出部22に軸方向に
沿って延びる2個の溝部33,33を設けると共に、モ
ータ2の回転軸19の穴部23に軸方向に沿って延びる
2個のリブ34,34を設け、それらリブ34がそれぞ
れ溝部33に嵌合するようにしている。
【0053】図10に示す構成では、図6で説明した溝
部26およびリブ27をそれぞれ周方向に等間隔で複数
個設けることによって、モータ3の回転軸19の突出部
22およびモータ2の回転軸19の穴部23にそれぞれ
スプライン35および36を形成し、それらスプライン
35および36が嵌合するようにしている。
【0054】図11に示す構成では、図10に示す構成
に加えて、モータ3の回転軸19の突出部22およびモ
ータ2の回転軸19の穴部23にそれぞれ傾斜を持たせ
ている。
【0055】また、図12および図13に示すように、
前述した図5の構成に加えて、モータ3の回転軸19の
基端側周縁部19aに周方向に等間隔で複数個の凹部3
7および凸部38を形成すると共に、モータ2の回転軸
19の開口側周縁部19bに周方向に等間隔で複数個の
凹部39および凸部40を形成し、それぞれの凸部38
と凹部39ならびに凸部40と凹部37とが嵌合するよ
うにしても良い。
【0056】このように、モータ3の回転軸19の回転
力をモータ2の回転軸19に伝達する回転力伝達構造と
しては、以上の図6ないし図13に示した7通りが考え
られる。
【0057】すなわち、本実施例では、モータ3の回転
軸19の突出部22とモータ2の回転軸19の穴部23
との嵌合構造ならびに回転力伝達構造として、様々な組
合わせが考えられが、特に、図3に示した嵌合構造と、
図6に示した回転力伝達構造との組合わせが好ましいも
のである。
【0058】次に、上記モータ2ならびにインバータ4
の電気的な構成について、図14ないし図17を参照し
て説明する。モータ2の一方の側面部の所定部位(図1
におけるブラケット13の外周部13a)には、図14
に示すように、雄形コネクタ41および雌形コネクタ4
2が配設されている。
【0059】そして、そのうちの雄形コネクタ41は、
モータ2における電気的な構成の主体となるモータ回路
(巻線15の回路)2aに接続されている。また、モー
タ2の他方の側面部の所定部位(図1におけるブラケッ
ト12の外周部12a)には、雌形コネクタ43が配設
されている。上記雌形コネクタ42および43は、短絡
線44によって電気的に接続されている。
【0060】また、インバータ4の一方の側面部の所定
部位には、図15に示すように、雄形コネクタ45およ
び雌形コネクタ46が配設され、他方の側面部には、雄
形コネクタ47および雌形コネクタ48が配設されてい
る。そして、そのうちの雄形コネクタ45および47
は、インバータ4における電気的な構成の主体となるイ
ンバータ回路4aに接続されている。また、雌形コネク
タ46および48は、短絡線49によって電気的に接続
されている。
【0061】しかして、モータ装置1は、図16に示す
ように、モータ2の雄形コネクタ41とモータ3の雌形
コネクタ43とが接続され、モータ3の雄形コネクタ4
1および雌形コネクタ42とインバータ4の雌形コネク
タ48および雄形コネクタ47とが接続され、さらに、
インバータ4の雄形コネクタ45および雌形コネクタ4
6とインバータ5の雌形コネクタ48および雄形コネク
タ47とが接続されて構成されている。
【0062】これにより、モータ装置1の入力端子とな
るインバータ5の雄形コネクタ45は、インバータ5の
インバータ回路5aおよびインバータ4の短絡線49を
介してモータ3のモータ回路3aに電気的に接続されて
いる。また、同じく、モータ装置1の入力端子となるイ
ンバータ5の雌形コネクタ46は、インバータ5の短絡
線49、インバータ4のインバータ回路4aおよびモー
タ3の短絡線44を介してモータ2のモータ回路2aに
電気的に接続されている。
【0063】図17には、交流電源、上記インバータ回
路4および5、モータ2および3の電気的な接続構成を
ブロック図として示している。インバータ4および5
は、共に三相交流電源50に接続されており、インバー
タ4および5のコンバータ7は、三相交流電源50から
交流電力が与えられると、その交流電力を整流して直流
電力を生成し、生成した直流電力をスイッチング部8に
出力するようになっている。 スイッチング部8は、制
御部9もしくは10から出力されるゲート信号に基づい
てコンバータ7から与えられた直流電力をスイッチング
し、モータ2および3に駆動信号を出力するようになっ
ている。モータ2および3は、駆動信号が与えられる
と、駆動するようになっている。このとき、インバータ
4および5から出力されるインバータ出力の容量は、そ
れぞれ1kWに設定され、モータ2および3から出力さ
れるモータ出力の容量は、それぞれ1kWに設定されて
いる。
【0064】尚、この場合、インバータ4の制御部9
は、インバータ5の制御部10に同期信号を出力するよ
うになっており、インバータ5の制御部10は、この同
期信号に基づいてゲート信号を出力するようになってい
る。つまり、この構成においては、インバータ4がマス
ター(主)として動作し、インバータ5がスレーブ
(従)として動作し、これにより、モータ2および3を
駆動するにあたって両者の間で同期を確立している。
【0065】次に、上記構成の作用について説明する。
三相交流電源50からインバータ4および5に交流電力
が出力されると、その交流電力はコンバータ7で整流さ
れ、コンバータ7からスイッチング部8に直流電力が出
力される。そして、スイッチング部8に直流電力が与え
られると、制御部9もしくは10から出力されるゲート
信号に基づいて、スイッチング部8からモータ2および
3に駆動信号が出力され、モータ2および3が駆動す
る。
【0066】さて、ここで、モータ装置1から出力され
るモータ出力の容量について考える。この場合、上述し
たように、モータ2の回転軸19とモータ3の回転軸1
9とが嵌合連結しており、モータ3の回転軸19とモー
タ2の回転軸19が協同して回転するようになるので、
モータ装置1のモータ出力の容量は、モータ2および3
のモータ出力の容量の和である略2kWとなる。
【0067】このように第1実施例においては、モータ
装置1にあってモータ2および3の回転軸19の一端側
に突出部22を設けると共に、他端側に穴部23を設
け、モータ3の回転軸19の突出部22をモータ2の回
転軸19の穴部23に嵌込むことによって、モータ3と
モータ2とを連結して構成した。そして、モータ3とモ
ータ2とを連結したときにモータ装置1のモータ出力の
容量がモータ2および3のモータ出力の容量の和となる
よう構成にした。
【0068】したがって、モータ2および3を任意に組
合わせることによって、モータ装置1のモータ出力の容
量を任意に変更することができる。この場合、モータ装
置1を構成するモータ2および3は同じ構成で良く、つ
まり、1種類で良いので、例えば生産ラインを異なるモ
ータ出力の出力容量毎に個別に設置する必要がなくな
り、製造コストを低減することができると共に、量産効
果を得ることができ、また、在庫管理を容易に行うこと
ができる。
【0069】また、インバータ装置6をインバータ4お
よび5から構成し、それらインバータ4および5がそれ
ぞれモータ2および3を通電制御するように構成したの
で、仮にいずれかのインバータが故障した場合には、そ
の故障したインバータを交換すれば良い。つまり、イン
バータ装置6全体を交換する必要はなくなり、使い勝手
の向上を図ることができる。
【0070】また、軽い負荷の場合にはインバータ4お
よびモータ2のみを駆動してモータ装置1のモータ出力
を1kWとし、重い負荷の場合にはインバータ4および
モータ2、インバータ5およびモータ3を同時に駆動し
てモータ装置1のモータ出力を略2kWとすることがで
き、使い勝手の向上を図ることができる。
【0071】次に、本発明の第2実施例について、図1
8および図19を参照して説明する。尚、第1実施例と
同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異
なる部分について説明する。この第2実施例では、モー
タ装置51は、モータ2および3と、このモータ2およ
び3を通電制御するインバータ装置52とから構成され
ている。すなわち、第1実施例で説明したインバータ4
および5からなるインバータ装置6に代えて、インバー
タ装置52を設けて構成している。このインバータ装置
52は、2個のコンバータ53および54、2個のスイ
ッチング部55および56、1個の制御部57が一つの
ケース内に収容されることによってユニット化されてい
る。
【0072】これにより、図18においては、モータ装
置1にあってモータ2および3、インバータ装置52
は、それぞれが着脱可能となっている。この場合、スイ
ッチング部55および56は、それぞれ制御部57から
出力されるゲート信号に基づいてモータ2および3に駆
動信号を出力するようになっている。
【0073】この第2実施例によれば、第1実施例と比
較してインバータ装置6に代えてインバータ装置52を
設けた点が異なるのみで、モータ2および3の連結構成
には何ら変更がないので、第1実施例と同様の作用効果
を得ることができる。
【0074】次に、本発明の第3実施例について、図2
0および図21を参照して説明する。尚、第1実施例と
同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異
なる部分について説明する。この第3実施例では、モー
タ装置61は、モータ2および3と、2個のインバータ
主回路部62および63と、2個のコンバータ64およ
び65とから構成されている。そして、これらインバー
タ主回路部62および63と、コンバータ64および6
5とからインバータ装置66が構成されている。すなわ
ち、第1実施例で説明したインバータ装置6に代えて、
インバータ装置66を設けて構成している。
【0075】インバータ主回路部62は、スイッチング
部67と制御部68とが一つのケース内に収容されるこ
とによってユニット化されていると共に、インバータ主
回路部63は、スイッチング部69と制御部70とが一
つのケース内に収容されることによってユニット化され
ている。これにより、図20においては、モータ装置1
にあってモータ2および3、インバータ主回路部62お
よび63、コンバータ64および65は、それぞれが着
脱可能となっている。
【0076】この場合、インバータ主回路部62の制御
部68は、インバータ主回路部63の制御部70に同期
信号を出力するようになっており、インバータ主回路部
63の制御部70は、この同期信号に基づいてゲート信
号を出力するようになっている。つまり、この構成にお
いては、インバータ主回路部62がマスター(主)とし
て動作し、インバータ主回路部63がスレーブ(従)と
して動作するようになっており、これにより、モータ2
および3を駆動するにあたって両者の間で同期を確立し
ている。
【0077】この第3実施例においても、第1実施例と
比較してインバータ装置6に代えてインバータ装置66
を設けた点が異なるのみで、モータ2および3の連結構
成には何ら変更がないので、第1実施例と同様の作用効
果を得ることができる。
【0078】特に、この場合、インバータ装置66にあ
ってはインバータ主回路部62および63、コンバータ
64および65から構成したので、仮にいずれかのイン
バータ主回路部もしくはコンバータが故障した場合に
は、その故障したインバータ主回路部もしくはコンバー
タを交換すれば良く、つまり、インバータ装置66全体
を交換する必要はなくなり、使い勝手の向上を図ること
ができる。
【0079】次に、本発明の第4実施例について、図2
2および図23を参照して説明する。尚、第3実施例と
同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異
なる部分について説明する。この第4実施例では、モー
タ装置71は、モータ2および3と、第3実施例で説明
した2個のインバータ主回路部62および63と、1個
のコンバータ72とから構成されている。そして、これ
らインバータ主回路部62および63と、コンバータ7
2とからインバータ装置73が構成されている。すなわ
ち、第3実施例で説明したインバータ装置66に代え
て、インバータ装置73を設けて構成している。この場
合、インバータ主回路部62および63は、1個のコン
バータ72から直流電力が与えられるようになってお
り、すなわち、コンバータ72を共用している。
【0080】この第4実施例においても、第3実施例と
比較してインバータ装置66に代えてインバータ装置7
3を設けた点が異なるのみで、モータ2および3の連結
構成には何ら変更がないので、第3実施例と同様の作用
効果を得ることができる。
【0081】特に、この場合、コンバータは1個で良い
ので、モータ装置71の構成部品の点数を減らすことが
できる。
【0082】次に、本発明の第5実施例について、図2
4および図25を参照して説明する。尚、第1実施例と
同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異
なる部分について説明する。この第5実施例では、モー
タ装置81は、モータ2および3と、このモータ2およ
び3をそれぞれ通電制御するインバータ82および83
と、これらインバータ82および83の運転を制御する
運転制御装置84とから構成されている。そして、イン
バータ82および83と、運転制御装置84とからイン
バータ装置85が構成されている。すなわち、第1実施
例で説明したインバータ装置6に代えて、インバータ装
置85を設けて構成している。
【0083】また、インバータ82および83は、それ
ぞれコンバータ7、スイッチング部8、制御部86が一
つのケース内に収容されることによってユニット化され
ている。これにより、図24においては、モータ装置1
にあってモータ2および3、インバータ82および8
3、運転制御装置84は、それぞれが着脱可能となって
いる。
【0084】この場合、運転制御装置84は、インバー
タ82の制御部86およびインバータ83の制御部86
にそれぞれ同期信号を出力するようになっており、各制
御部86は、与えられた同期信号に基づいてゲート信号
を出力するようになっている。これにより、モータ2お
よび3を駆動するにあたって両者の間で同期を確立して
いる。
【0085】この第5実施例においても、第1実施例と
比較してインバータ装置6に代えてインバータ装置85
を設けた点が異なるのみで、モータ2および3の連結構
成には何ら変更がないので、第1実施例と同様の作用効
果を得ることができる。
【0086】特に、この場合、運転制御装置84により
インバータ82および83を運転制御するので、インバ
ータ82および83を同じ構成とすることができ、製造
コストを低減できると共に、量産効果を得ることができ
る。
【0087】次に、本発明の第6実施例について、図2
6および図27を参照して説明する。尚、第5実施例と
同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異
なる部分について説明する。この第6実施例では、モー
タ装置91は、モータ92および93、運転制御装置8
4から構成されている。モータ92および93は、それ
ぞれ第5実施例で説明したインバータ82および83を
内蔵したインバータ内蔵モータとされており、それらイ
ンバータ82および83は、それぞれモータ92および
93にあってモータ部の電気的な構成の主体となるモー
タ回路92aおよび93aに接続されている。
【0088】この第6実施例においては、第5実施例と
比較してインバータ82および83の収容位置が異なる
のみで、モータ92および93の連結構成には何ら変更
がないので、第5実施例と同様の作用効果を得ることが
できる。
【0089】次に、本発明の第7実施例について、図2
8および図29を参照して説明する。尚、第3実施例と
同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異
なる部分について説明する。この第7実施例では、モー
タ装置101は、モータ102および103、コンバー
タ104および105から構成されている。モータ10
2および103は、それぞれ第3実施例で説明したイン
バータ主回路部62および63を内蔵しており、それら
インバータ主回路部62および63は、それぞれモータ
102および103にあってモータ部の電気的な構成の
主体となるモータ回路102aおよび103aに接続さ
れている。
【0090】この第7実施例においては、第3実施例と
比較してインバータ主回路部62および63の収容位置
が異なるのみで、モータ102および103の連結構成
には何ら変更がないので、第3実施例と同様の作用効果
を得ることができる。
【0091】次に、本発明の第8実施例について、図3
0および図31を参照して説明する。尚、第7実施例と
同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異
なる部分について説明する。この第8実施例では、モー
タ装置111は、第7実施例で説明したモータ102お
よび103、コンバータ112から構成されている。す
なわち、この場合、モータ102および103は、コン
バータ112を共用している。
【0092】この第8実施例においては、第7実施例と
比較してコンバータ104および105に代えてコンバ
ータ112を設けた点が異なるのみ、モータ102およ
び103の連結構成には何ら変更がないので、第7実施
例と同様の作用効果を得ることができる。
【0093】次に、本発明の第9実施例について、図3
2および図33を参照して説明する。尚、第1実施例と
同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異
なる部分について説明する。この第9実施例では、モー
タ装置121は、第1実施例で説明したインバータ4お
よび5と、モータ122とから構成されている。このと
き、インバータ4および5、モータ122は、それぞれ
が着脱可能となっている。また、この場合、モータ12
2のモータ出力の出力容量は2kWに設定され、インバ
ータ4および5からそれぞれ1kWのインバータ出力が
与えられることによって、駆動するようになっている。
【0094】このように第9実施例においては、インバ
ータ4および5を連結することによって、モータ122
を駆動するのに必要なインバータ出力が出力され、モー
タ122を駆動するように構成した。したがって、イン
バータ4および5を任意に組合わせることによって、イ
ンバータ装置6のインバータ出力の容量を任意に変更す
ることができ、モータ122のモータ出力の容量が比較
的大きい場合であっても、そのモータ122のモータ出
力の容量に応じてインバータ出力の大きいインバータ装
置を製造する必要がなくなる。
【0095】これにより、モータ122を駆動させるに
あたって、迅速、且つ、容易に対応することができる。
また、インバータ装置6を構成するインバータ4および
5は同じ構成で良いので、製造コストを低減できると共
に、量産効果を得ることができ、さらに、在庫管理を容
易に行うことができる。
【0096】次に、本発明の第10実施例について、図
34および図35を参照して説明する。尚、第3実施例
と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、
異なる部分について説明する。この第10実施例では、
モータ装置131は、第3実施例で説明したモータ2
と、インバータ主回路部62と、コンバータ64とから
構成されている。そして、インバータ主回路部62およ
びコンバータ64からインバータ装置132が構成され
ている。この場合、これらモータ2、インバータ主回路
部62、コンバータ64は、それぞれが着脱可能になっ
ている。
【0097】このように第10実施例においては、モー
タ装置131にあってインバータ装置132を構成する
インバータ主回路部62とコンバータ64とをそれぞれ
着脱可能に構成したので、仮にインバータ主回路部62
とコンバータ64のうちのどちらかが故障した場合に
は、その故障した方を交換すれば良い。つまり、インバ
ータ装置132全体を交換する必要がなくなり、使い勝
手の向上を図ることができる。
【0098】次に、本発明の第11実施例について、図
36を参照して説明する。尚、第1実施例と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略し、以下、異なる部分に
ついて説明する。この第11実施例では、モータ装置1
41は、第1実施例と同じように、2個のモータ142
および143、これらモータ142および143をそれ
ぞれ通電制御するインバータ4および5から構成されて
いる。この場合、モータ142は4極、モータ143は
8極に設定されている。
【0099】このように第11実施例においては、異な
る極数を有するモータ142および143を連結してモ
ータ装置141を構成したので、いずれかのモータを駆
動させることによって、モータ装置141としての極数
を二段に変更することができる。これにより、モータ装
置141として構造が複雑になることなく、モータ回転
数を二段に変更することができる。
【0100】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のでなく、次のように変形または拡張することができ
る。モータ装置を、2個以上のモータおよびインバータ
を組合わせて構成しても良い。モータは、インダクショ
ンモータに限らず、ブラシレスモータやSRモータ(ス
イッチドリラクタンスモータ)らにより構成しても良
い。
【0101】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1記載のモータ装置においては、モータの回転軸の
一端側および他端側にそれぞれ嵌合部および被嵌合部を
設け、一つのモータの嵌合部と他のモータの被嵌合部と
を嵌合連結することによってn個のモータを着脱可能に
組合わせ、組合わせたときにモータのモータ出力の略n
倍のモータ出力が出力可能となるように構成した。これ
により、n個のモータを任意に組合わせることによっ
て、モータ出力の容量を任意に変更することができる。
この場合、モータ装置を構成するモータは1種類で良い
ので、例えば生産ラインをモータの異なる容量毎に個別
に設置する必要がなくなって、製造コストを低減するこ
とができると共に、量産効果を得ることができ、また、
在庫管理を容易に行うことができる。
【0102】請求項2記載のモータ装置においては、請
求項1記載のモータをn個組合わせ、そのモータを組合
わせてなるモータ群に、各モータを通電制御するユニッ
ト化されたインバータ装置を着脱可能に設ける構成し
た。これにより、組合わせるモータの個数を任意に変更
することによって、モータ出力の容量を任意に変更する
ことができ、その各モータをインバータ装置により駆動
することができる。
【0103】請求項3記載のモータ装置においては、イ
ンバータ装置を、各モータを個別に通電制御するn個の
ユニット化されたインバータが着脱可能に組合わされて
構成した。これにより、仮にいずれかのモータを通電制
御するインバータが故障した場合には、その故障したイ
ンバータを交換すれば良く、つまり、インバータ装置全
体を交換する必要はなくなり、使い勝手の向上を図るこ
とができる。
【0104】請求項4記載のモータ装置においては、各
インバータを、ユニット化されたコンバータと、スイッ
チング部および制御部を有してユニット化されたインバ
ータ主回路部とを着脱可能に組合わされて構成した。こ
れにより、仮にいずれかのコンバータもしくはインバー
タ主回路部が故障した場合には、その故障したコンバー
タもしくはインバータ主回路部を交換すれば良く、つま
り、インバータ全体を交換する必要はなくなり、使い勝
手の向上を図ることができる。
【0105】請求項5記載のモータ装置においては、各
インバータのインバータ主回路部を、1個のコンバータ
を共用するように構成したので、モータ装置としての構
成部品の点数を減らすことができる。
【0106】請求項6記載のモータ装置においては、各
インバータを運転制御するユニット化された運転制御装
置を着脱可能に設けて構成したので、インバータを同じ
構成とすることができ、製造コストを低減できると共
に、量産効果を得ることができる。
【0107】請求項7記載のモータ装置においては、イ
ンバータを一体に有してなるモータの回転軸の一端側お
よび他端側にそれぞれ嵌合部および被嵌合部を設け、一
つのモータの嵌合部と他のモータの被嵌合部とを嵌合連
結することによってn個のモータを着脱可能に組合わ
せ、組合わせたときにモータのモータ出力の略n倍のモ
ータ出力が出力可能となるように構成した。これによ
り、インバータを一体に有してなるモータの場合であっ
ても、n個のモータを任意に組合わせることによって、
モータ出力の容量を任意に変更することができる。
【0108】請求項8記載のモータ装置においては、請
求項7記載のモータをn個組合わせ、そのモータを組合
わせてなるモータ群に、インバータを運転制御するユニ
ット化された運転制御装置を着脱可能に設ける構成とし
た。これにより、組合わせるモータの個数を任意に変更
することによって、モータ出力の容量を任意に変更する
ことができ、その各モータを運転制御装置により駆動す
ることができる。
【0109】請求項9記載のモータ装置においては、ス
イッチング部および制御部からなるインバータ主回路部
を一体に有してなるモータの回転軸の一端側および他端
側にそれぞれ嵌合部および被嵌合部を設け、一つのモー
タの嵌合部と他のモータの被嵌合部とを嵌合連結するこ
とによってn個のモータを着脱可能に組合わせ、組合わ
せたときにモータのモータ出力の略n倍のモータ出力が
出力可能となるように構成した。これにより、インバー
タ主回路部を一体に有してなるモータの場合であって
も、n個のモータを任意に組合わせることによって、モ
ータ出力の容量を任意に変更することができる。
【0110】請求項10記載のモータ装置においては、
ユニット化されたコンバータを着脱可能に設けて構成し
たので、必要に応じてコンバータを装着することができ
る。請求項11記載のモータ装置においては、請求項9
記載のモータおよび請求項10記載のコンバータをそれ
ぞれn個ずつ組合わせ、各コンバータを、直流電力を各
モータのインバータ主回路部に個別に出力するように構
成した。これにより、組合わせるモータの個数を任意に
変更することによって、モータ出力の容量を任意に変更
することができ、また、そのモータをコンバータにより
駆動することができる。
【0111】請求項12記載のモータ装置においては、
請求項9記載のモータをn個および請求項10記載のコ
ンバータを1個組合わせ、コンバータを、直流電力を各
モータのインバータ主回路部に並列に出力するように構
成した。これにより、組合わせるモータの個数を任意に
変更することによって、モータ出力の容量を任意に変更
することができ、また、そのモータをコンバータにより
駆動することができる。さらに、1個のコンバータを共
用することによって、モータ装置としての構成部品の点
数を減らすことができる。
【0112】請求項13記載のモータ装置においては、
異なる容量のモータ出力を出力するモータの回転軸の一
端側および他端側にそれぞれ嵌合部および被嵌合部を設
け、一つのモータの嵌合部と他のモータの被嵌合部とを
嵌合連結することによって複数個のモータを着脱可能に
組合わせ、組合わせたときにモータのモータ出力より大
きいモータ出力が出力可能となるように構成した。これ
により、複数個のモータを任意に組合わせることによっ
て、モータ出力の容量を任意に変更することができる。
【0113】請求項14記載のモータ装置においては、
モータにインバータ装置を着脱可能に設け、そのインバ
ータ装置を、n個のユニット化されたインバータを着脱
可能に組合わせ、組合わせたときに、インバータのイン
バータ出力の略n倍のインバータ出力が出力可能となる
ように構成した。これにより、n個のインバータを任意
に組合わせることによって、インバータ出力の容量を任
意に変更することができ、モータのモータ出力の容量が
比較的大きい場合であっても、そのモータの容量に応じ
てインバータ出力の大きいインバータ装置を製造する必
要がなくなり、モータを駆動させるにあたって、迅速、
且つ、容易に対応することができる。また、インバータ
装置を構成するインバータは同じ構成で良いので、製造
コストを低減できると共に、量産効果を得ることがで
き、さらに、在庫管理を容易に行うことができる。
【0114】請求項15記載のモータ装置においては、
モータにインバータ装置を着脱可能に設け、インバータ
装置を、交流電力を整流して直流電力を生成するユニッ
ト化されたコンバータと、このコンバータから出力され
た直流電力をスイッチングするスイッチング部およびこ
のスイッチング部を制御する制御部からなるユニット化
されたインバータ主回路部とを着脱可能に組合わせて構
成した。これにより、仮にインバータ主回路部とコンバ
ータのうちのいずれかが故障した場合には、その故障し
た方を交換すれば良く、つまり、インバータ装置全体を
交換する必要がなくなり、使い勝手の向上を図ることが
できる。
【0115】請求項16記載のモータ装置においては、
異なる極数を有するモータの回転軸の一端側および他端
側にそれぞれ嵌合部および被嵌合部を設け、一つのモー
タの嵌合部と他のモータの被嵌合部とを嵌合連結するこ
とによって複数個のモータを着脱可能に組合わせて構成
した。これにより、いずれかのモータを駆動させること
によってモータ装置としての極数を複数段に変更するこ
とができ、構造が複雑になることなく、モータ装置の回
転数を複数段に変更することができる。
【0116】請求項17記載のモータ装置においては、
モータを複数個組合わせてなるモータ群に各モータを個
別に通電制御する複数個のユニット化されたインバータ
を着脱可能に設けて構成した。これにより、モータ装置
としての極数を複数段に変更することができ、また、そ
の各モータをインバータ装置により駆動することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断側面図
【図2】構成を概略的に示す図
【図3】回転軸の突出部と回転軸の穴部との嵌合構造を
示す断面図
【図4】図3相当図
【図5】図3相当図
【図6】回転軸の回転力伝達構造を示す斜視図
【図7】図6相当図
【図8】図6相当図
【図9】図6相当図
【図10】図6相当図
【図11】図6相当図
【図12】図6相当図
【図13】回転軸の回転力伝達構造を示す断面図
【図14】モータ内部の電気的な接続構成を概略的に示
す図
【図15】インバータ内部の電気的な接続構成を概略的
に示す図
【図16】モータ装置全体の電気的な接続構成を概略的
に示す図
【図17】電気的ブロック構成図
【図18】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図19】図17相当図
【図20】本発明の第3実施例を示す図2相当図
【図21】図17相当図
【図22】本発明の第4実施例を示す図2相当図
【図23】図17相当図
【図24】本発明の第5実施例を示す図2相当図
【図25】図17相当図
【図26】本発明の第6実施例を示す図2相当図
【図27】図17相当図
【図28】本発明の第7実施例を示す図2相当図
【図29】図17相当図
【図30】本発明の第8実施例を示す図2相当図
【図31】図17相当図
【図32】本発明の第9実施例を示す図2相当図
【図33】図17相当図
【図34】本発明の第10実施例を示す図2相当図
【図35】図17相当図
【図36】本発明の第11実施例を示す図2相当図
【符号の説明】
図面中、1はモータ装置、2はモータ、3はモータ、4
はインバータ、5はインバータ、6はインバータ装置、
7はコンバータ、8はスイッチング部、9は制御部、1
0は制御部、19は回転軸、22は突出部(嵌合部)、
23は穴部(被嵌合部)、51はモータ装置、52はイ
ンバータ装置、53はコンバータ、54はコンバータ、
55はスイッチング部、56はスイッチング部、57は
制御部、61はモータ装置、62はインバータ主回路
部、63はインバータ主回路部、64はコンバータ、6
5はコンバータ、66はインバータ装置、67はスイッ
チング部、68は制御部、69はスイッチング部、70
は制御部、71はモータ装置、72はコンバータ、73
はインバータ装置、81はモータ装置、82はインバー
タ、83はインバータ、84は運転制御装置、85はイ
ンバータ装置、86は制御部、91はモータ装置、92
はモータ、93はモータ、101はモータ装置、102
はモータ、103はモータ、111はモータ装置、11
2はコンバータ、121はモータ装置、122はモー
タ、131はモータ装置、132はインバータ装置、1
41はモータ装置、142はモータ、143はモータで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 恭男 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 (72)発明者 岡田 浩史 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定容量のモータ出力を出力するモータ
    と、 このモータの回転軸の一端側に設けられた嵌合部と、 前記モータの回転軸の他端側に設けられた被嵌合部とを
    備え、 一つのモータの嵌合部と他のモータの被嵌合部とを嵌合
    連結することにより、n(nは2以上の自然数)個のモ
    ータを着脱可能に組合わせることによって、前記モータ
    のモータ出力の略n倍のモータ出力が出力可能となるこ
    とを特徴とするモータ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモータがn個組合わされ
    てなり、 このモータ群に各モータを通電制御するユニット化され
    たインバータ装置が着脱可能に設けられたことを特徴と
    するモータ装置。
  3. 【請求項3】 前記インバータ装置は、各モータを個別
    に通電制御するn個のユニット化されたインバータが着
    脱可能に組合わされて構成されていることを特徴とする
    請求項2記載のモータ装置。
  4. 【請求項4】 前記インバータ装置の各インバータは、
    交流電力を整流して直流電力を生成するユニット化され
    たコンバータと、このコンバータから出力された直流電
    力をスイッチングするスイッチング部およびこのスイッ
    チング部を制御する制御部を有してユニット化されたイ
    ンバータ主回路部とが着脱可能に組合わされて構成され
    ていることを特徴とする請求項3記載のモータ装置。
  5. 【請求項5】 前記各インバータのインバータ主回路部
    は、1個のコンバータを共用していることを特徴とする
    請求項4記載のモータ装置。
  6. 【請求項6】 前記各インバータを運転制御するユニッ
    ト化された運転制御装置が着脱可能に設けられたことを
    特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載のモータ
    装置。
  7. 【請求項7】 インバータを一体に有してなり、所定容
    量のモータ出力を出力するモータと、 このモータの回転軸の一端側に設けられた嵌合部と、 前記モータの回転軸の他端側に設けられた被嵌合部とを
    備え、 一つのモータの嵌合部と他のモータの被嵌合部とを嵌合
    連結することにより、n(nは2以上の自然数)個のモ
    ータを着脱可能に組合わせることによって、前記モータ
    のモータ出力の略n倍のモータ出力が出力可能となるこ
    とを特徴とするモータ装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のモータがn個組合わされ
    てなり、 このモータ群に前記インバータを運転制御するユニット
    化された運転制御装置が着脱可能に設けられたことを特
    徴とするモータ装置。
  9. 【請求項9】 直流電力をスイッチングするスイッチン
    グ部およびこのスイッチング部を制御する制御部からな
    るインバータ主回路部を一体に有してなり、所定容量の
    モータ出力を出力するモータと、 このモータの回転軸の一端側に設けられた嵌合部と、 前記モータの回転軸の他端側に設けられた被嵌合部とを
    備え、 一つのモータの嵌合部と他のモータの被嵌合部とを嵌合
    連結することにより、n(nは2以上の自然数)個のモ
    ータを着脱可能に組合わせることによって、前記モータ
    のモータ出力の略n倍のモータ出力が出力可能となるこ
    とを特徴とするモータ装置。
  10. 【請求項10】 交流電力を整流して直流電力を生成す
    ると共に、その直流電力を前記インバータ主回路部に出
    力するユニット化されたコンバータが着脱可能に設けら
    れたことを特徴とする請求項9記載のモータ装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のモータおよび請求項1
    0記載のコンバータがそれぞれn個ずつ組合わされてな
    り、 前記各コンバータは、直流電力を前記各モータのインバ
    ータ主回路部に個別に出力することを特徴とするモータ
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項9記載のモータがn個および請
    求項10記載のコンバータが1個組合わされてなり、 前記コンバータは、直流電力を前記各モータのインバー
    タ主回路部に並列に出力することを特徴とするモータ装
    置。
  13. 【請求項13】 異なる容量のモータ出力を出力する複
    数個のモータと、 この各モータの回転軸の一端側に設けられた嵌合部と、 前記各モータの回転軸の他端側に設けられた被嵌合部と
    を備え、 一つのモータの嵌合部と他のモータの被嵌合部とを嵌合
    連結することにより、複数個のモータを着脱可能に組合
    わせることによって、前記各モータのモータ出力より大
    きいモータ出力が出力可能となることを特徴とするモー
    タ装置。
  14. 【請求項14】 モータと、 このモータに着脱可能に設けられ、前記モータを通電制
    御するユニット化されたインバータ装置とを備え、 前記インバータ装置は、n(nは2以上の自然数)個の
    ユニット化されたインバータを着脱可能に組合わせるこ
    とによって、前記インバータのインバータ出力の略n倍
    のインバータ出力が出力可能となることを特徴とするモ
    ータ装置。
  15. 【請求項15】 モータと、 このモータに着脱可能に設けられ、前記モータを通電制
    御するユニット化されたインバータ装置とを備え、 前記インバータ装置は、交流電力を整流して直流電力を
    生成するユニット化されたコンバータと、このコンバー
    タから出力された直流電力をスイッチングするスイッチ
    ング部およびこのスイッチング部を制御する制御部から
    なるユニット化されたインバータ主回路部とを着脱可能
    に組合わせて構成されていることを特徴とするモータ装
    置。
  16. 【請求項16】 異なる極数を有する複数個のモータ
    と、 この各モータの回転軸の一端側に設けられた嵌合部と、 前記各モータの回転軸の他端側に設けられた被嵌合部と
    を備え、 一つのモータの嵌合部と他のモータの被嵌合部とを嵌合
    連結することにより、複数個のモータを着脱可能に組合
    わせて構成されていることを特徴とするモータ装置。
  17. 【請求項17】 前記モータが複数個組合わされてなる
    モータ群に各モータを個別に通電制御する複数個のユニ
    ット化されたインバータが着脱可能に設けられたことを
    特徴とする請求項16記載のモータ装置。
JP9097067A 1997-04-15 1997-04-15 モータ装置 Pending JPH10290596A (ja)

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