JP2010178428A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ケース内が局所的に高温になること、および回路構成体が反ることが抑制された電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱10は、回路を含む回路構成体11と、回路構成体11に組み付けられるカバー12と、を備え、回路構成体11は、第1面及び第2面を有する回路基板13と、回路基板13の第2面に重ねられたバスバー15と、回路基板13とバスバー15とを重ねた状態で回路基板13の第2面側にモールド成形された合成樹脂部材16と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気接続箱に関する。
従来、車両に搭載される電気接続箱として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この電気接続箱は、バッテリーと、ランプ、ワイパ等の車載電装品との間に配設されて、車載電装品のスイッチングを実行する。この電気接続箱は、ケース内に回路基板が収容されてなる。回路基板には制御素子等の電子部品が実装されている。
特開平11−274766号公報
上記の電気接続箱においては、通電時に、電子部品及び回路基板で発生した熱は、回路基板とケースとの間の空気層に伝達される。空気は比較的に熱伝導率が低いので、熱がこもりやすい。このため、ケース内が局所的に高温になることが懸念される。すると、例えば電子部品と回路基板との接続部分にクラックが生じること等により、回路基板の電気的な接続信頼性が低下することが懸念される。
上記の問題を解決するため、例えば回路基板のうち電子部品が実装された面と反対側の面を合成樹脂部材でモールド成形することで覆って回路構成体を形成し、合成樹脂部材をケースの一部として利用し、合成樹脂部材を外部に露出させることが考えられる。これにより、通電時に電子部品及び回路基板で発生した熱は、合成樹脂部材に伝達された後、外部に露出する合成樹脂部材から放散される。この結果、ケース内が局所的に高温になることが抑制されることが期待される。
しかしながら上記の構成によると、回路基板のうち電子部品が実装された面と反対側にモールド成形された合成樹脂部材が成形収縮することにより、回路基板のうち電子部品が実装された面が凸になる形状で回路構成体が反ることが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ケース内が局所的に高温になること、および回路構成体が反ることが抑制された電気接続箱を提供することを目的とする。
本発明は、電気接続箱であって、回路を含む回路構成体と、前記回路構成体に組み付けられるカバーと、を備え、前記回路構成体は、第1面及び第2面を有する回路基板と、前記回路基板の第2面に重ねられたバスバーと、前記回路基板と前記バスバーとを重ねた状態で前記回路基板の第2面側にモールド成形された合成樹脂部材と、を備える。
回路基板の第2面側にモールド成形された合成樹脂部材が成形収縮することにより、回路構成体は回路基板の第1面が凸になる形状で反ろうとする。本発明によれば、回路基板にバスバーを重ねることで、このバスバーが補強となって回路構成体が反ることを抑制できる。
また、回路基板にバスバーを重ねることで、回路から発生した熱をバスバーによって均熱化することができる。この結果、ケース内の温度上昇を抑制できる。
本発明の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記カバーは前記合成樹脂部材に組み付けられて前記回路基板の第1面を覆うようになっており、前記カバーには、前記回路基板に向けて突出すると共に前記回路基板の第1面と当接する凸部が形成されていることが好ましい。
前記凸部は、前記カバーのうち前記回路基板の周縁部に対応する位置に形成されており、前記凸部の肉厚方向外方の位置には、前記合成樹脂部材及び前記カバーに密着するパッキンが配されていることが好ましい。
上記の態様によれば、凸部が回路基板の第1面と当接すると共に、パッキンが合成樹脂部材及びカバーに密着することで、水の浸入を抑制し、リークおよび誤動作を抑制できる。
前記回路基板には前記回路基板を貫通する第1樹脂充填孔が形成されており、前記バスバーには前記第1樹脂充填孔と整合する位置に前記バスバーを貫通する第2樹脂充填孔が形成されており、前記第1樹脂充填孔及び前記第2樹脂充填孔内には前記合成樹脂部材がモールド成形により充填された充填部が形成されていてもよい。
上記の態様によれば、第1樹脂充填孔及び第2樹脂充填孔内に充填された充填部により、回路基板とバスバーとを固着させることができる。これにより、合成樹脂部材の成形収縮によって回路基板とバスバーとが剥がれる方向の力が加わった場合でも、回路基板とバスバーとが固着した状態を保つことができる。
前記バスバーは非回路であって、放熱金属部材であることが好ましい。
本発明によれば、ケース内が局所的に高温になること、および回路構成体が反ることを抑制できる。
本発明を車載用の電気接続箱10に適用した一実施形態を図1ないし図7を参照しつつ説明する。本実施形態に係る電気接続箱10は、バッテリー(図示せず)と、ランプ、ワイパ等の車載電装品(図示せず)との間に配設されて、車載電装品のスイッチングを実行する。電気接続箱10は、回路を含む回路構成体11にカバー12を組み付けてなる。以下の説明においては、図2における上方を上方とし、下方を下方とし、左方を左方とし、右方を右方として説明する。また、図4における左側を表側とし、右側を裏側として説明する。
(回路構成体11)
図4に示すように、回路構成体11は、回路基板13と、回路基板13の裏面14(図4における右側面、特許請求の範囲に記載の第2面に相当)に積層されたバスバー15と、回路基板13及びバスバー15を積層させた状態でモールド成形された合成樹脂部材16と、を備える。
(回路基板13)
図6に示すように、回路基板13は左右方向(図6における左奥側から右手前側に向かう方向)について細長い略矩形状をなしている。図4に示すように、回路基板13の表面17(図4における左側面、特許請求の範囲に記載の第1面に相当)にはプリント配線技術により導電路(図示せず)が形成されている。導電路は、回路基板13の裏面14(図4における右側面)に形成されていてもよい。回路基板13の導電路には、電子部品18が、半田付け等、公知の手法により電気的に接続されている。回路基板13には、導電路、及び電子部品18により回路が形成されている。
(バスバー15)
バスバー15は、金属板材を所定形状にプレス加工してなる。バスバー15は、回路基板13の裏面14(図4における右側面)に積層された状態で、合成樹脂部材16によりモールド成形されている。合成樹脂部材16は、回路基板13の裏面14側(図4における右)に配されている。
回路基板13とバスバー15とは、回路基板13の裏面14に絶縁性の接着層を介してバスバー15を接着した後に、合成樹脂部材16によりモールド成形される構成としてもよい。接着層としては、回路基板13又はバスバー15に塗布された接着剤でもよいし、接着シート(図示せず)でもよく、回路基板13と接着シートとバスバー15との相対的な移動が規制された状態で、合成樹脂部材16によりモールド成形することで、回路基板13と接着シートとバスバー15とが一体化される構成としてもよい。
(合成樹脂部材16)
合成樹脂部材16としては、熱硬化性樹脂、又は熱可塑性樹脂を用いることができる。熱硬化性樹脂としてはエポキシ樹脂等、必要に応じて任意の熱硬化性樹脂を用いることができる。熱可塑性樹脂としては、PPS、ポリアミド、ポリエステル等、必要に応じて任意の熱可塑性樹脂を用いることができる。
図6に示すように、合成樹脂部材16は、回路基板13の表面17(図6における上面)が露出された状態で回路基板13の側縁を包囲する枠部19を有する。枠部19の形状は全体として回路基板13の形状に倣っており、左右方向(図6における左奥側から右手前側に向かう方向)に細長い略矩形状をなしている。また、図4に示すように、合成樹脂部材16は、回路基板13及びバスバー15の裏側に形成された底部20を有する。
図6に示すように、回路基板13の下端部(図6における左手前側)のうち、左右両端部寄りの位置(図6における左奥側及び右手前側)には、回路基板13を貫通する第1樹脂充填孔21が形成されている。本実施形態では第1樹脂充填孔21は2つ形成されている。第1樹脂充填孔21は回路基板13に1つ形成されていてもよいし、また、3つ以上形成されていてもよい。また、第1樹脂充填孔21は、必要に応じて回路基板13の任意の位置に形成できる。
図4に示すように、バスバー15には、回路基板13の第1樹脂充填孔21と整合する位置に、バスバー15を貫通する第2樹脂充填孔22が形成されている。第1樹脂充填孔21内及び第2樹脂充填孔22内には、合成樹脂部材16が充填された充填部23が形成されている。充填部23は、モールド成形時に、液体状の合成樹脂部材16が第1樹脂充填孔21及び第2樹脂充填孔22内に流入し、その後、固化してなる。
(コネクタ24)
図4に示すように、回路構成体11の上端部寄り(図4における上端部寄り)の位置には、合成樹脂製のコネクタ24が配設されている。コネクタ24は、下方(図4における下方)に開口すると共に図示しない相手側コネクタと嵌合可能なフード部25を備える。図7に示すように、コネクタ24は、左右方向(図7における左奥側から右手前側に向かう方向)に細長く延びて形成されている。コネクタ24の左右方向の長さ寸法は、回路基板13の左右方向の長さ寸法を略同じに形成されている。上記のコネクタ24には、左右方向(図7における左奥側から右手前側に向かう方向)に並んで複数のフード部25が形成されている。
図4に示すように、フード部25の裏側(図4における右側)には、回路基板13側に突出する取り付け部26が形成されている。この取り付け部26には、表裏方向(図4における左右方向)を向くネジ取り付け孔27が形成されている。
回路基板13には、コネクタ24の取り付け部26に対応する位置に、ネジ取り付け孔27と整合して、回路基板13を貫通する第1ネジ挿通孔28が形成されている。また、バスバー15には、回路基板13の第1ネジ挿通孔28と整合する位置に、バスバー15を貫通する第2ネジ挿通孔29が形成されている。さらに、合成樹脂部材16には、バスバー15の第2ネジ挿通孔29と整合する位置に、合成樹脂部材16を貫通する第3ネジ挿通孔30が形成されている。コネクタ24は、ネジ36を、回路構成体11の裏側(図4における右側)から、第1ネジ挿通孔28、第2ネジ挿通孔29及び第3ネジ挿通孔30内を挿通させて、取り付け部26のネジ取り付け孔27内に螺合することにより、回路構成体11に取り付けられている。
図4に示すように、コネクタ24には金属製のコネクタ端子31が配設されている。コネクタ端子31の一方の端部は、フード部25内に位置して配されている。コネクタ端子31は、モールド成形されることによりコネクタ24と一体に形成されている。このコネクタ端子31は、コネクタ24に圧入されることによりコネクタ24に配される構成としてもよい。
図4に示すように、コネクタ端子31の他方の端部はコネクタ24から突出すると共に回路構成体11側に直角に曲げ加工されている。図4に示すように、コネクタ端子31の一部は、回路基板13を貫通した状態で、バスバー15に設けられた接続部32に溶接、ろう付け、半田付け等の公知の手法により電気的に接続されている。バスバー15の接続部32は、バスバー15の端部を回路基板13の板面と交差する方向に曲げ加工されてなる。本実施形態では、バスバー15の端部を回路構成体11の裏側(図4における右側)に向けて実質的に直角に曲げ加工されている。このように、接続部32を回路基板13の板面と交差する方向に曲げ加工することにより、コネクタ端子31とバスバー15とを容易に接続することができる。
また、図5に示すように、コネクタ端子31の他の一部は、コネクタ24から回路基板13に向けて突出すると共に、回路基板13に貫通されて、回路基板13の導電路に半田付け等の公知の手法により電気的に接続されている。
また、図4に示すように、合成樹脂部材16の裏面(図4における右側面)には、コネクタ端子31とネジ36を囲む凸リブ38が裏側に突出して設けられている。この凸リブ38は、端子回路基板13の裏面14から突出するコネクタ端子31、及びネジ36を包囲して、閉じたループ状をなしている。この凸リブ38に囲まれた領域内に充填材39を充填することで、コネクタ端子31、及びネジ36が埃や水などから保護される。充填材39は、ゴムあるいはゲル状の充填材をポッティングあるいは低圧成形により充填することができる。
(カバー12)
図4に示すように、合成樹脂製のカバー12は、回路構成体11に組み付けられて、回路基板13の表面17(図4における左側の面)を覆っている。図7に示すように、合成樹脂部材16の枠部19には、枠部19の外側縁から外方に突出する複数のロック突部33が形成されている。また、図1に示すように、カバー12の側壁には、枠部19のロック突部33に対応する位置に、ロック突部33と弾性的に係合するロック受け部34が形成されている。合成樹脂部材16のロック突部33と、カバー12のロック受け部34とが弾性的に係合することにより、カバー12は、合成樹脂部材16(回路構成体11)に一体に組み付けられるようになっている。
回路構成体11の表側からカバー12を近づけると、カバー12のロック受け部34が枠部19のロック突部33と表側から当接する。さらにカバー12を回路構成体11に近づけると、ロック受け部34が弾性的に撓み変形し、ロック突部33に乗り上げる。さらにカバー12を回路構成体11に近づけると、ロック受け部34が復帰変形し、ロック受け部34とロック突部33とが係合し、これにより、カバー12と合成樹脂部材16とが一体に組み付けられる。
図4に示すように、カバー12は、コネクタ24を表側(図4における左側)及び上側(図4における上側)から覆うようになっている。
図4に示すように、上記したカバー12が回路構成体11に組み付けられた状態で、合成樹脂部材16の裏面(図4における右側面)は、外部空間に露出した状態になっている。
図4に示すように、カバー12の内面には、回路構成体11側に向かって突出すると共に回路基板13の表面17(図4における左側面)と当接して回路基板13を合成樹脂部材16側に当接する凸部35が形成されている。回路基板13は、カバー12の凸部35と、合成樹脂部材16との間に挟持されている。
凸部35は、カバー12のうち回路基板13の周縁部に対応する位置に形成されている。これにより、カバー12の凸部35は、回路基板13の周縁部と当接するようになっている。
また、凸部35は、図4に示すように、回路基板13の上端部(図4における上端)と、下端部(図4における下端)の双方と当接している。上述したように、回路基板13は左右方向(図4においては紙面を貫通する方向)について細長い矩形状をなしているので、凸部35は、回路基板13のうち、長手方向に延びる端部において回路基板13と当接している。
図4に示すように、凸部35の肉厚方向について外方の位置には、パッキン37が配されている。このパッキン37は、合成樹脂部材16の表面(図4における左側の面)及びカバー12の内壁面と密着している。
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。本実施形態によれば、回路構成体11は、回路基板13の裏面14にバスバーを重ねて合成樹脂部材16でモールド成形することで覆うことにより形成される。この合成樹脂部材16の裏面は外部空間に露出している。これにより、通電時に電子部品18及び回路基板13で発生した熱は、バスバー15で熱拡散し合成樹脂部材16に伝達された後、外部に露出する合成樹脂部材16から放散される。
さらに、バスバー15によりバスバー回路を形成することで、回路基板13のみで回路配策するのに比べて回路発熱低減と均等熱化を図ることができる。この結果、電気接続箱10の内部が局所的に高温になることが抑制される。
また、回路基板13の裏面14に合成樹脂部材16をモールド成形した場合、この合成樹脂部材16が成形収縮することにより、回路基板13の表面17が凸になる形状で回路構成体11が反ることが懸念される。上記の観点から、本実施形態においては、回路基板13にバスバー15が重ねられている。このバスバー15によって補強されることにより、回路構成体11が反ることを抑制できる。
さらに、本実施形態によれば、凸部35によって、回路基板13の周縁部を合成樹脂部材16側に当接されている。これにより、回路構成体11が使用時(例えば、スイッチング時)に熱伸縮で反ることを抑制できる。
その上、凸部35は、回路基板13のうち長手方向に延びる上端部及び下端部と当接している。これにより、回路基板13が反ることを一層抑制できる。
本実施形態においては、凸部35は回路基板13の表面17と当接する共に、パッキン37が、合成樹脂部材16の表面、及びカバー12の内壁面に密着している。これにより、まず、パッキン37によって水がカバー12と合成樹脂部材16との間を通って浸入してくることを抑制できる。さらに、凸部35が回路基板13の表面17と当接することにより、水の浸入を一層抑制できる。この結果、リークおよび誤動作を抑制できる。
また、本実施形態によれば、第1貫通孔及び第2貫通孔内に充填された充填部23により、回路基板13とバスバー15とを固着させることができる。これにより、合成樹脂部材16の成形収縮によって回路基板13とバスバー15とが剥がれる方向の力が加わった場合でも、回路基板13とバスバー15とが固着した状態を保つことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)バスバー15は非回路であって、放熱金属部材としてもよい。
(2)バスバー15を放熱金属部材とした場合、この放熱金属部材は、合成樹脂部材16から局部的に露出していてもよい。
(3)第1樹脂充填孔21、第2樹脂充填孔22、及び充填部23は省略してもよい。
(4)カバー12と合成樹脂部材16とは、ネジ止めすることにより一体に組み付けてもよい。また、カバー12と合成樹脂部材16とは振動溶着してもよい。このようにカバー12と合成樹脂部材16とは、必要に応じて、任意の手法により一体に組み付けることができる。
本発明の一実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図 電気接続箱を示す正面図 電気接続箱を示す底面図 図2におけるIV−IV線断面図 図3におけるV−V線断面図 回路基板に合成樹脂部材をモールド成形した状態を示す斜視図 コネクタを回路基板の取り付けた状態を示す斜視図
10…電気接続箱
11…回路構成体
12…カバー
13…回路基板
14…裏面(第2面)
15…バスバー
16…合成樹脂部材
17…表面(第1面)
21…第1樹脂充填孔
22…第2樹脂充填孔
23…充填部
35…凸部

Claims (5)

  1. 回路を含む回路構成体と、前記回路構成体に組み付けられるカバーと、を備え、
    前記回路構成体は、第1面及び第2面を有する回路基板と、前記回路基板の第2面に重ねられたバスバーと、前記回路基板と前記バスバーとを重ねた状態で前記回路基板の第2面側にモールド成形された合成樹脂部材と、を備えた電気接続箱。
  2. 前記カバーは前記合成樹脂部材に組み付けられて前記回路基板の第1面を覆うようになっており、前記カバーには、前記回路基板に向けて突出すると共に前記回路基板の第1面と当接する凸部が形成されている請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記凸部は、前記カバーのうち前記回路基板の周縁部に対応する位置に形成されており、前記凸部の肉厚方向外方の位置には、前記合成樹脂部材及び前記カバーに密着するパッキンが配されている請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 前記回路基板には前記回路基板を貫通する第1樹脂充填孔が形成されており、前記バスバーには前記第1樹脂充填孔と整合する位置に前記バスバーを貫通する第2樹脂充填孔が形成されており、前記第1樹脂充填孔及び前記第2樹脂充填孔内には前記合成樹脂部材がモールド成形により充填された充填部が形成されている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の電気接続箱。
  5. 前記バスバーは非回路であって、放熱金属部材である請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の電気接続箱。
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