JP5532308B2 - 回路構成体 - Google Patents

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Description

本発明は、回路構成体に関する。
従来、車両に搭載されて、電源から供給される電力を、ランプ、モータ等の車載電装品に電力を供給する回路構成体として、特許文献1に記載のものが知られている。この回路構成体は、導電路が形成された回路基板と、この回路基板の裏面に積層されたバスバーと、回路基板の導電路及びバスバーの双方に実装されたスイッチング素子と、を備える。回路構成体は、回路基板及びバスバーを収納するケースを備える。このケースには、ワイヤーハーネスを介して電源又は車載電装品と接続される相手側コネクタと嵌合可能なコネクタ部が設けられている。
上記の構成によれば、回路基板とバスバーとが離間して配置される構成に比べて、回路構成体を、全体として小型化することができる。
特開2003−164039号公報
近年、車載電装品の増加や、居住スペースの増大に伴い、回路構成体の搭載スペースは制限される傾向にある。このため、回路構成体に対しては一層の小型化が求められている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、小型化された回路構成体を提供することを目的とする。
本発明は、回路構成体であって、相手側コネクタと嵌合可能な嵌合凹部を有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングのうち前記嵌合凹部と異なる領域に組み付けられたカバーと、前記コネクタハウジングと前記カバーとの間に形成された収容部内に収容されると共に可撓性を有する回路基板と、を備え前記回路基板は、前記コネクタハウジングに固定されると共に、可撓性を有する曲がり部を備え、前記曲がり部が曲げられた状態で前記収容部内に収容されており、前記収容部内には、前記コネクタハウジング及び前記カバーの少なくとも一方に、前記曲がり部と当接して、前記曲がり部が曲面状に曲げられるようにするための曲面部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、回路基板は、コネクタハウジングとカバーとの間に形成された収容部内において、コネクタハウジングに固定されている。そして、曲がり部が曲げられた状態で収容部内に回路基板を収容することにより、可撓性を有しない回路基板を用いる場合に比べて、コンパクトな形状で収容部内に回路基板を収容することができる。これにより、回路構成体を小型化できる。
また、曲がり部は曲面部と当接することで曲面状に曲げられるので、曲がり部が急角度で折れ曲がることが抑制される。これにより、回路基板の曲がり部に形成された回路が損傷することを抑制できる。
本発明は、回路構成体であって、相手側コネクタと嵌合可能な嵌合凹部を有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングのうち前記嵌合凹部と異なる領域に組み付けられたカバーと、前記コネクタハウジングと前記カバーとの間に形成された収容部内に収容されると共に可撓性を有する回路基板と、を備え、前記回路基板は、金属製の導電板が積層されて比較的に大きな電流が流れる電力部と、前記電力部に連なると共に可撓性を有する曲がり部と、前記曲がり部に連なると共に補強板が積層されて比較的に小さな信号電流が流れる信号部と、を備え、前記回路基板は、前記電力部及び前記信号部の少なくとも一方が前記コネクタハウジングに固定されると共に、前記曲がり部が曲げられた状態で前記収容部内に収容されており、前記コネクタハウジングには前記電力部、及び前記信号部の双方が固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、回路基板のうち信号部及び電力部の少なくとも一方は、コネクタハウジングとカバーとの間に形成された収容部内において、コネクタハウジングに固定されている。そして、曲がり部が曲げられた状態で収容部内に回路基板を収容することにより、可撓性を有しない回路基板を用いる場合に比べて、コンパクトな形状で収容部内に回路基板を収容することができる。これにより、回路構成体を小型化できる。
また、回路基板を強固にコネクタハウジングに固定できる。これにより、可撓性を有する回路基板を確実にコネクタハウジングに固定できる。
本発明の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記回路基板は、前記電力部と前記信号部とが略平行な姿勢で前記収容部内に収容されていることが好ましい。
上記の態様により、回路基板は、収容部内において、電力部と信号部とが隙間を空けて重ねられた状態で収容されている。これにより回路構成体の配線密度を向上させることができる。
前記回路基板は、前記電力部及び前記信号部がそれぞれ前記コネクタハウジングの外側面に沿う姿勢で前記収容部内に収容されていることが好ましい。
上記の態様によれば、回路構成体10を一層小型化することができる。
前記回路基板には、前記導電板と反対側の面又は前記補強板と反対側の面に電子部品が実装されており、前記回路基板は、前記導電板又は前記補強板がカバー側に位置する姿勢で前記収容部内に収容されていることが好ましい。
上記の態様によれば、導電板又は補強板はカバー側に位置しており、回路基板のうちコネクタハウジング側の面には電子部品が実装されている。これにより、電子部品は、カバーに加えて、導電板又は補強板によっても保護される。
前記電力部には単数の前記導電板が積層されていることが好ましい。
上記の態様によれば、比較的に大きな電流が流れることにより電力部で発生する熱は、単数の導電板に伝達されて均熱化される。これにより、回路構成体が局所的に高温になることが抑制される。
前記補強板は金属製であることが好ましい。
上記の態様によれば、補強板が合成樹脂材からなる場合に比べて補強板の強度を向上させることができる。
前記嵌合凹部のうち前記相手側コネクタの嵌合方向前側に位置する奥壁には、コネクタ端子が前記奥壁を貫通して配設されており、前記コネクタ端子のうち前記嵌合凹部と反対側に突出する端部は、前記電力部に接続されていることが好ましい。
上記の態様によれば、相手側コネクタと電力部とを電気的に接続できる。これにより、相手側コネクタに接続されたワイヤーハーネスを介して、電源又は車載電装品と、電力部とを電気的に接続できる。
本発明によれば、回路構成体を小型化できる。
図1は、本発明の実施形態1に係る回路構成体を示す斜視図である。 図2は、回路構成体を示す平面図である。 図3は、図2におけるIII−III線断面図である。 図4は、回路基板を示す斜視図である。 図5は、補強板及び導電板を示す斜視図である。 図6は、回路基板に、補強板及び導電板を積層した状態を示す斜視図である。 図7は、回路基板に、マイコン、スイッチング素子等の電子部品を実装した状態を示す斜視図である。 図8は、コネクタハウジングの下面を示す斜視図である。 図9は、回路基板の信号部を、コネクタハウジングに取り付けた状態を示す斜視図である。 図10は、回路基板の電力部を、コネクタハウジングに取り付けた状態を示す斜視図である。 図11は、カバーをコネクタハウジングに組み付ける工程を示す斜視図である。 図12は、回路構成体の底部を示す斜視図である。 図13は、本発明の実施形態2に係る回路構成体を示す断面図である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図12を参照しつつ説明する。本実施形態に係る車載用の回路構成体10は、電源(図示せず)と、ランプ、モータ等の車載電装品(図示せず)との間に配設されて、車載電装品に対してスイッチングを実行する。回路構成体10は、合成樹脂製のコネクタハウジング11と、コネクタハウジング11に取り付けられた合成樹脂製のカバー12と、コネクタハウジング11とカバー12との間に形成される収容部13内に収容された回路基板14と、を備える。以下の説明においては、図3における上方を上方とし、下方を下方とする。また、図3における左方を前方とし、右方を後方として説明する。
(コネクタハウジング11)
図2に示すように、コネクタハウジング11は図2における左右方向に細長いブロック状をなしている。図1に示すように、コネクタハウジング11の前面(図1における左手前側の面)には前方に開口すると共に相手側コネクタ15を嵌合可能な複数の嵌合凹部16が、図1における右手前側から左奥側に向かう方向に並んで形成されている。相手側コネクタ15はワイヤーハーネス17を介して電源又は車載電装品と電気的に接続されている。
図3に示すように、嵌合凹部16は、相手側コネクタ15の嵌合方向前側(図3における右側)に、奥壁18を有する。嵌合凹部16内には、金属板材又は金属棒材からなる複数のコネクタ端子19が、奥壁18を貫通して配設されている。コネクタ端子19の一方の端部は嵌合凹部16内に位置して配されている。また、コネクタ端子19の他方の端部は、下向き(図3における下向き)に直角曲げされて、コネクタハウジング11から下方に突出している。本実施形態においては、コネクタハウジング11は、予め直角曲げされたコネクタ端子19を合成樹脂でモールド成形してなる。
図1に示すように、コネクタハウジング11の前面には、嵌合凹部16よりも下方の位置に、前方に突出する基部20が形成されている。基部20の上面には、上方に突出する一対のロック部21が設けられている。ロック部21は、基部20のうち、図2における左右両端部寄りの位置に形成されている。図3に示すように、基部20の前面は開口されている。
(カバー12)
コネクタハウジング11のうち嵌合凹部16と異なる領域には、カバー12が組み付けられている。図3に示すように、本実施形態においては、カバー12はコネクタハウジング11の下面に取り付けられている。コネクタハウジング11の下面と、カバー12の上面との間には、回路基板14を収容するための収容部13が形成されている。
図11には、コネクタハウジング11と、カバー12とが示されている。図11においては、便宜上、上下が反転して表されている。カバー12の側縁部には、前縁部(図11における左手前側の縁部)を除く領域に、外方へ突出するフランジ22が形成されている。また、コネクタハウジング11の収容部13内には、フランジ22が収容されるガイド溝23が形成されている。カバー12は、コネクタハウジング11に対して、前方(図11における矢線の示す方向)から組み付けられ、カバー12のフランジ22がコネクタハウジング11のガイド溝23内に収容されることで、正規位置に案内されるようになっている。
図2に示すように、カバー12には、コネクタハウジング11の基部20に形成されたロック部21と対応する位置に、ロック部21と弾性的に係合するロック受け部24が形成されている。上記のロック部21と、ロック受け部24とが弾性的に係合することにより、コネクタハウジング11とカバー12とが一体に組み付けられるようになっている。コネクタハウジング11とカバー12とが組み付けられた状態で、基部20の開口はカバー12の前壁によって塞がれるようになっている。
(回路基板14)
図3に示すように、収容部13内には略長方形状をなす回路基板14が収容されている。本実施形態に係る回路基板14は可撓性を有する。回路基板14の表面及び裏面の双方又は一方にはプリント配線技術により図示しない導電路が形成されている。
回路基板14は、収容部13内において下側に位置して比較的に大きな電力が流れる電力部25と、電力部25の前端縁(図3における左端縁)に連なって略半円弧状に緩やかに上方に曲げられた曲がり部26と、曲がり部26の後端縁(図3における右端縁)に連なって比較的に小さな信号電流が流れる信号部27と、を備える。電力部25と信号部27とは略平行な姿勢で収容部13内に収容されている。
(電力部25)
図3に示すように、電力部25のうちカバー12側の面には、金属製の単数の導電板28が、図示しない絶縁層を介して積層されている。本実施形態においては、導電板28は電力部25の下面に積層されている。上記の絶縁層としては、絶縁性の接着剤層、絶縁性の合成樹脂からなる接着シート、又は電力部25の下面に塗布されたソルダーレジスト等、必要に応じて任意の材料を用いることができる。導電板28は、電力部25と略同じ大きさに形成されている。
図5に示すように、導電板28は、金属板材を所定の形状にプレス加工してなる。本実施形態においては、導電板28は略長方形状をなしている。導電板28には、コネクタ端子19の端部が挿通されて、はんだ付け等の公知の手法により導電板28と電気的に接続するための端子挿通孔29Aが形成されている。また、導電板28には、端子挿通孔29Aと異なる領域に、コネクタ端子19との電気的な接続を回避するための逃がし窓部30が開口されている。
図3に示すように、導電板28に形成された端子挿通孔29A、及び逃がし窓部30は、収容部13内に回路基板14が収容された状態におけるコネクタ端子19の下端部と対応する位置であって、導電板28の後端部(図3における右端部)寄りの位置に形成されている。
また、電力部25には、導電板28の端子挿通孔29A及び逃がし窓部30に対応する位置に、端子挿通孔29Bが形成されており、コネクタ端子19とはんだ付け等の公知の手法により電気的に接続されるようになっている。
電力部25には、導電板28と反対側の面(上面)に、複数のスイッチング素子31(特許請求の範囲に記載の電子部品に相当)が実装されている。スイッチング素子31としては、半導体リレー、メカリレー等、必要に応じて任意の素子を用いることができる。本実施形態では半導体リレーが使用されている。
(信号部27)
図3に示すように、信号部27の上面には、金属製の単数の補強板32が、図示しない絶縁層を介して積層されている。上記の絶縁層としては、絶縁性の接着剤層、絶縁性の合成樹脂からなる接着シート、又は信号部27の上面に塗布されたソルダーレジスト等、必要に応じて任意の材料を用いることができる。補強板32は、信号部27とほぼ同じ大きさに形成されている。
図5に示すように、補強板32は、金属板材を所定の形状にプレス加工してなる。本実施形態においては、導電板28は略長方形状をなしている。
図3に示すように、信号部27及び補強板32の後端部(図3における右端部)は、電力部25及び導電板28の後端部よりも前方に位置して配されている。これにより、コネクタ端子19の下端部が信号部27に干渉することが抑制されるようになっている。
図7に示すように、信号部27のうち補強板32と反対側の面には、スイッチング素子31のオン、オフを制御するマイコン33(特許請求の範囲に記載の電子部品に相当)が実装されている。図3では、マイコン33は図示されていないが、マイコン33は信号部27の下面に実装されている。
(曲がり部26)
図3に示すように、曲がり部26は、略半円弧状に曲げられた状態で収容部13内に収容されている。曲がり部26には、導電板28及び補強板32が積層されておらず、可撓性を有する。
(案内リブ34)
図3に示すように、コネクタハウジング11には、電力部25、及び信号部27を正規位置に案内するための一対の案内リブ34が、前後方向(図3における左右方向)に延びると共に上下方向について間隔を空けて形成されている。下側に位置する案内リブ34の下面は、電力部25が前方から収容部13内に挿入された時に、電力部25の上面と摺接して、電力部25を正規位置に案内するようになっている。また、上側に位置する案内リブ34の上面は、信号部27が前方から収容部13内に挿入された時に、信号部27の下面と摺接して信号部27を正規位置に案内するようになっている。
一対の案内リブ34の前端部(図3における左端部)は、連結部35によって連結されている。連結部35の前面は、略半円弧状をなす曲面部36が形成されている。この曲面部36が後方から曲がり部26に当接することにより、曲がり部26が略半円弧状に緩やかに曲げられるようになっている。曲面部36の形状は、弧状、楕円形状の一部、等、任意の曲面形状とすることができる。
(基板固定構造)
図8に示すように、コネクタハウジング11の下面(図8においては上面)には、信号部27をボルト39止めするための信号部固定用ボス37と、電力部25をボルト39止めするための電力部固定用ボス38と、が突出して設けられている。信号部固定用ボス37の突出高さ寸法と、電力部固定用ボス38の突出高さ寸法は、信号部27と電力部25との間隔に対応して設定されており、電力部固定用ボス38の突出高さ寸法の方が大きく設定されている。
図3に示すように、信号部27は、ボルト39が信号部固定用ボス37に螺合されることでコネクタハウジング11に固定されている。また、電力部25は、ボルト39が電力部固定用ボス38に螺合されることでコネクタハウジング11に固定されている。なお、回路基板14にはボルト39が挿通されるためのボルト挿通孔40が形成されている。このように本実施形態においては、信号部27及び電力部25の双方がコネクタハウジング11に固定されている。
(製造工程)
続いて、本実施形態に係る回路構成体10の製造工程の一例を説明する。図4に示すように、回路基板14を所定の形状に形成し、端子挿通孔29B、及びボルト挿通孔40を形成する。回路基板14の表面にはプリント配線技術により図示しない導電路が形成する。
図5に示すように、金属板材をプレス加工することにより、導電板28、及び補強板32を所定の形状に形成する。本実施形態においては、同一の金属板材から導電板28、及び補強板32を形成する。これにより、補強板32を別部材で形成する場合に比べて、補強板32の製造工程を省略できる。なお、図5には、同一の金属板材から切り出された状態の、導電板28及び補強板32が記載されている。
図6に示すように、回路基板14の一方の面に導電板28、及び補強板32を積層する。このとき、回路基板14は、導電板28と補強板32との間を掛け渡すようにして積層される。
図7に示すように、回路基板14のうち、導電板28、及び補強板32が積層された面と反対側の面に、マイコン33、スイッチング素子31等の電子部品を実装する。
一方、図8に示すように、金属板材、又は金属板材を曲げ加工することにより略L字状に形成したコネクタ端子19を合成樹脂でモールドすることにより、コネクタハウジング11を所定の形状に形成する。
図9に示すように、回路基板14の信号部27を、案内リブ34と摺接させながら、コネクタハウジング11の下面に対して正規の位置に配設する。その後、ボルト39を、ボルト挿通孔40に挿通すると共に信号部固定用ボス37に螺合することにより、信号部27をコネクタハウジング11固定する。このとき、補強板32がコネクタハウジング11側に位置する姿勢で信号部27を配設する。
続いて、曲がり部26を曲げながら、電力部25の端縁を、コネクタハウジング11の案内リブ34に摺接させながら、コネクタハウジング11の正規位置に配設する。このとき、導電板28がカバー12側の面を向く姿勢で電力部25を配設する。
図11に示すように、ボルト39を、ボルト挿通孔40に挿通すると共に電力部固定ボス37に螺合することにより、電力部25をコネクタハウジング11に固定する。
続いて、コネクタ端子19を、例えばフローはんだ付け等の公知の手法により、電力部25に接続する。
その後、図11の矢線で示す方向からカバー12をコネクタハウジング11に組み付ける。このとき、カバー12のフランジ22が、コネクタハウジング11のガイド溝23内に収容されることにより、カバー12がコネクタハウジング11に対して正規位置に案内されるようになっている。
更にカバー12をコネクタハウジング11側に移動させると、コネクタハウジング11のロック部21にカバー12のロック受け部24が乗り上がる。図12に示す位置にまでカバー12を移動させると、ロック受け部24がロック部21を乗り越えて復帰変形し、ロック部21とロック受け部24とが弾性的に係合する。これにより、コネクタハウジング11とカバー12とが一体に組み付けられる(図1参照)。以上により回路構成体10が完成する。
(作用、効果)
続いて、本実施形態に係る回路構成体10の作用、効果について説明する。本実施形態によれば、回路基板14のうち信号部27及び電力部25の少なくとも一方は、コネクタハウジング11とカバー12との間に形成された収容部13内において、コネクタハウジング11に固定されている。そして、曲がり部26が曲げられた状態で収容部13内に回路基板14を収容することにより、可撓性を有しない回路基板14を用いる場合に比べて、コンパクトな形状で収容部13内に回路基板14を収容することができる。これにより、回路構成体10を小型化できる。
そして、本実施形態においては、嵌合凹部16内には複数のコネクタ端子19が配設されている。一般に、汎用コネクタにおいては、コネクタ端子19のサイズや、ピッチ間隔は規格化されている。このため、コネクタハウジング11に配設されるコネクタ端子19の数が定まると、コネクタハウジング11の大きさも、概ね所定の大きさに定まるようになっている。このため、回路構成体10においては、所定の大きさを有することが求められるコネクタハウジング11に比して、いかに小型化を図るかが問題となる
なお、汎用コネクタを使用せず、コネクタ端子19のサイズを規格よりも小型化したり、また、コネクタ端子19のピッチ間隔を規格よりも狭くしたりすることも考えられるが、コストの増大を招くので現実でない。
本実施形態においては、回路基板14のうち信号部27及び電力部25の少なくとも一方をコネクタハウジング11に固定し、曲がり部26を曲げた状態で、信号部27及び電力部25の他方を収容部13内に収容することができるので、回路構成体10を、コネクタハウジング11と実質的に同じ大きさにまで小型化することができる。
更に、回路基板14は、電力部25と信号部27とが略平行な姿勢で収容部13内に収容されているので、収容部13内において、電力部25と信号部27とが隙間を空けて重ねられた状態で収容されている。これにより回路構成体10の配線密度を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、電力部25と信号部27とが熱的に分離されているので、マイコン33の接続信頼性を高めることができる。
また、本実施形態によれば、導電板28はカバー12側に位置しており、回路基板14のうちコネクタハウジング11側の面にはスイッチング素子31等の電子部品が実装されている。これにより、電子部品は、カバー12に加えて、導電板28によっても保護されるので、回路構成体10の耐振動性、耐衝撃性を向上させることができる。
また、比較的に大きな電流が流れる電力部25においては、通電時に熱が発生する。このとき、複数のバスバーが間隔を空けて並べて配される場合には、一のバスバーに熱が伝達されても、隣りに位置するバスバーには熱が伝達されない。この結果、熱がこもってしまい、回路構成体10が局所的に高温になることが懸念される。
上記の点に鑑み、本実施形態では、電力部25には単数の導電板28が積層されている。これにより、通電時に電力部25で発生する熱は、単数の導電板28に伝達されて均熱化される。この結果、回路構成体10が局所的に高温になることが抑制される。
また、本実施形態は、比較的に大きな電力電流が通電される電力部25に導電板28が積層される構成を有する。これにより、例えば回路基板にプリント配線技術により形成された導電路に電力電流を通電する場合に比べて、電力電流の配索経路の抵抗値を低減させることができる。この結果、回路構成体10の低発熱化を図ることができる。
また、本実施形態においては、補強板32は金属製となっている。これにより、補強板32が合成樹脂材からなる場合に比べて信号部27の強度を向上させることができる。
また、曲がり部26が急角度で折れ曲げられると、回路基板14の曲がり部26に形成された導電路が、折り曲げられた部分で損傷することが懸念される。
上記の点に鑑み、本実施形態においては、収容部13内には、コネクタハウジング11に、曲がり部26と当接して、曲がり部26が曲面状に曲げられるようにするための曲面部36が形成されている。この結果、曲がり部26は曲面部36と当接することで曲面状に曲げられるので、曲がり部26が急角度で折れ曲がることが抑制される。これにより、回路基板14の曲がり部26に形成された回路が損傷することを抑制できる。
また、本実施形態では、コネクタハウジング11には回路部、及び信号部27の双方が固定されているので、可撓性を有する回路基板14を強固にコネクタハウジング11に固定できる。
また、本実施形態においては、嵌合凹部16のうち相手側コネクタ15の嵌合方向前側に位置する奥壁18には、コネクタ端子19が奥壁18を貫通して配設されており、コネクタ端子19のうち嵌合凹部16と反対側に突出する端部は、電力部25に接続されている。これにより、相手側コネクタ15と電力部25とを電気的に接続できる。この結果、相手側コネクタ15に接続されたワイヤーハーネス17を介して、電源又は車載電装品と、電力部25とを電気的に接続できる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を、図13を参照しつつ説明する。本実施形態においては、回路基板14は、収容部13内に、略L字状に曲げられた姿勢で収容されている。電力部25は、コネクタハウジング11の下壁の外側面に沿う姿勢で配されており、信号部27は、コネクタハウジング11の奥壁18の外側面に沿う姿勢で配されている。電力部25と信号部27とは、略垂直に配されている。曲がり部26は、電力部25と信号部27との間で曲面状に曲げられた状態になっている。
カバー12は、コネクタハウジング11の下面と、奥壁18とを覆うように取り付けられる。これにより、回路基板14は、コネクタハウジング11に取り付けられたカバー12によって覆われるようになっている。カバー12と、コネクタハウジング11とは、コネクタハウジング11の外側面に設けられたロック部50と、カバー12に設けられたロック受け部51とが、弾性的に係合することにより一体に組み付けられている。
電力部25は、コネクタハウジング11の奥壁18の外側面に形成された電力部固定用ボス52にボルト39が螺合されることにより、コネクタハウジング11の奥壁18に固定されている。電力部25には、コネクタハウジング11の奥壁18を貫通して配された直線状のコネクタ端子53が、電力部25及び導電板28の、双方又は一方に接続されている。
一方、信号部27は、コネクタハウジング11の下面に形成された形成された信号部固定用ボス54にボルト39が螺合されることにより、コネクタハウジング11の下面に固定されている。信号部27のうちカバー12側の面(図13における下面)には、補強板32が積層されている。
上記以外の構成については、実施形態1と略同様なので、同一部材については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態によれば、回路基板14の信号部27をコネクタハウジング11の下面に沿姿勢で配すると共に、電力部25を奥壁18に沿う姿勢で配した状態で、コネクタハウジング11に回路基板14を取り付けることができる。これにより、回路構成体10を一層小型化することができる。
本実施形態によれば、補強板32はカバー12側に位置しており、回路基板14のうちコネクタハウジング11側の面にはマイコン33等の電子部品が実装されている。これにより、電子部品は、カバー12に加えて、補強板32によっても保護されるので、回路構成体10の耐振動性、耐衝撃性を向上させることができる。
本実施形態によれば、コネクタ端子19を曲げ加工しなくてもよいので、コスト低減を図ることができる。また、コネクタ端子19の屈曲部分を収容するためのスペースが不要となるので、回路構成体10を一層小型化できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)回路基板14は、コネクタハウジング11のうち嵌合凹部16と異なる領域であれば、必要に応じて任意の位置に取り付けることができる。例えば、コネクタハウジング11の上面でもよく、また、側面に回路基板14を取り付けてもよい。
(2)実施形態1では、電力部25が下側に位置する構成としたが、これに限られず、電力部25が上側に位置する構成としてもよい。
(3)実施形態1においては、電力部25と信号部27とは略平行な姿勢で収容部13内に収容される構成としたが、これに限られず、電力部25と信号部27とは、互いに平行でない姿勢で収容部13内に収容される構成としてもよく、必要に応じて任意の姿勢で収容部13内に収容することができる。
(4)補強板32は、合成樹脂製の板材でもよく、また、合成樹脂にガラス繊維等のフィラーが含有された板材でもよく、必要に応じて任意の材料を用いることができる。
(5)回路基板14のうち、導電板28が積層される面と、補強板32が積層される面とが異なっていてもよい。
(6)本実施形態においては、導電板28は単数としたが、これに限られず、複数の導電板28が間隔を空けて並んで配される構成としてもよい。
(7)コネクタ端子19は信号部27に接続される構成としてもよい。
(8)信号部27と補強板32とは、信号部27と補強板32とを積層した状態で、合成樹脂でモールド成形することにより積層してもよい。同様に、電力部25と導電板28とは、電力部25と導電板28とを積層した状態で、合成樹脂でモールド成形することにより積層してもよい。
(9)本実施形態では、信号部27及び電力部25の双方がコネクタハウジング11に固定される構成としたが、これに限られず、例えば、信号部27はコネクタハウジング11に固定されて電力部25はカバー12に固定される構成としてもよく、また、信号部27はカバー12に固定されて電力部25はコネクタハウジング11に固定される構成としてもよい。
(10)実施形態1では、コネクタハウジング11に形成した連結部35に曲面部36を設ける構成としたが、これに限られず、カバー12に案内リブ及び連結部を設け、この連結部に曲面部36を設ける構成としてもよい。
10…回路構成体
11…コネクタハウジング
12…カバー
13…収容部
14…回路基板
15…相手側コネクタ
16…嵌合凹部
18…奥壁
19…コネクタ端子
25…電力部
26…曲がり部
27…信号部
28…導電板
31…スイッチング素子(電子部品)
32…補強板
33…マイコン(電子部品)
36…曲面部

Claims (9)

  1. 相手側コネクタと嵌合可能な嵌合凹部を有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングのうち前記嵌合凹部と異なる領域に組み付けられたカバーと、前記コネクタハウジングと前記カバーとの間に形成された収容部内に収容されると共に可撓性を有する回路基板と、を備え
    前記回路基板は、前記コネクタハウジングに固定されると共に、可撓性を有する曲がり部を備え、前記曲がり部が曲げられた状態で前記収容部内に収容されており、
    前記収容部内には、前記コネクタハウジング及び前記カバーの少なくとも一方に、前記曲がり部と当接して、前記曲がり部が曲面状に曲げられるようにするための曲面部が形成されていることを特徴とする回路構成体。
  2. 前記回路基板は、金属製の導電板が積層されて比較的に大きな電流が流れる電力部と、前記電力部に連なる前記曲がり部と、前記曲がり部に連なると共に補強板が積層されて比較的に小さな信号電流が流れる信号部と、を備え、
    前記回路基板は、前記電力部及び前記信号部の少なくとも一方が前記コネクタハウジングに固定されることを特徴とする請求項1に記載の回路構成体。
  3. 前記回路基板は、前記電力部と前記信号部とが略平行な姿勢で前記収容部内に収容されていることを特徴とする請求項に記載の回路構成体。
  4. 前記回路基板は、前記電力部及び前記信号部がそれぞれ前記コネクタハウジングの外側面に沿う姿勢で前記収容部内に収容されていることを特徴とする請求項に記載の回路構成体。
  5. 前記回路基板には、前記導電板と反対側の面又は前記補強板と反対側の面に電子部品が実装されており、前記回路基板は、前記導電板又は前記補強板がカバー側に位置する姿勢で前記収容部内に収容されていることを特徴とする請求項ないし請求項4のいずれか一項に記載の回路構成体。
  6. 前記電力部には単数の前記導電板が積層されていることを特徴とする請求項ないし請求項5のいずれか一項に記載の回路構成体。
  7. 前記補強板は金属製であることを特徴とする請求項ないし請求項6のいずれか一項に記載の回路構成体。
  8. 相手側コネクタと嵌合可能な嵌合凹部を有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングのうち前記嵌合凹部と異なる領域に組み付けられたカバーと、前記コネクタハウジングと前記カバーとの間に形成された収容部内に収容されると共に可撓性を有する回路基板と、を備え、
    前記回路基板は、金属製の導電板が積層されて比較的に大きな電流が流れる電力部と、前記電力部に連なると共に可撓性を有する曲がり部と、前記曲がり部に連なると共に補強板が積層されて比較的に小さな信号電流が流れる信号部と、を備え、
    前記回路基板は、前記電力部及び前記信号部の少なくとも一方が前記コネクタハウジングに固定されると共に、前記曲がり部が曲げられた状態で前記収容部内に収容されており、
    前記コネクタハウジングには前記電力部、及び前記信号部の双方が固定されていることを特徴とする回路構成体。
  9. 前記嵌合凹部のうち前記相手側コネクタの嵌合方向前側に位置する奥壁には、コネクタ端子が前記奥壁を貫通して配設されており、前記コネクタ端子のうち前記嵌合凹部と反対側に突出する端部は、前記電力部に接続されていることを特徴とする請求項ないし請求項8のいずれか一項に記載の回路構成体。
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