JP5582347B2 - 回路構成体及び電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、回路構成体及び電気接続箱に関する。
従来、ケース内に回路構成体が収容された電気接続箱として、特許文献1に記載のものが知られている。この電気接続箱の箱本体には中底が形成されている。中底にはバスバーが配されている。バスバーの一方の端部はヒューズブロック内に配されてヒューズと接続されている。バスバーの他方の端部にはリレー接続用端子が設けられている。このリレー接続用端子はリレーキャビティに収容されている。このリレーキャビティには小型リレーが接続されている。
特開平11−27829号公報
従来技術においては、リレーキャビティはヒューズブロックから離れた位置に配されている。このため、ヒューズブロックとリレーキャビティとを接続するバスバーの配索経路は、比較的に長いものとなっている。この結果、リレーの通電時に、ヒューズブロックとリレーキャビティとの間を接続するバスバーからの発熱量が大きくなってしまうという問題があった。ヒューズには比較的に大きな電流が流れるので、特に問題となる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ヒューズに接続されるバスバーからの発熱が抑制された回路構成体及び電気接続箱を提供することを目的とする。
本発明は、回路構成体であって、表面及び裏面を有して前記表面側からヒューズが装着されるヒューズブロックと、相手側コネクタが嵌合されるコネクタブロックと、前記ヒューズブロックと前記コネクタブロックとを接続する電線と、前記電線を保持する保持部が設けられると共に前記電線が配索される電線配索部材と、を備え、前記ヒューズブロックには前記ヒューズに接続されるヒューズ用バスバーの一方の端部が配設されており、前記ヒューズ用バスバーの他方の端部は第1リレーが実装されたリレー実装基板に接続されており、前記リレー実装基板は前記ヒューズブロックの前記裏面に沿わせて配されており、前記電線配索部材と対向して回路基板が配されており、前記リレー実装基板は前記電線配索部材及び前記回路基板の側方において前記電線配索部材及び前記回路基板に対して略垂直な姿勢で配されており、前記リレー実装基板と前記回路基板とは中継端子によって接続されている
また、本発明は、前記回路構成体をケース内に収容してなる電気接続箱である。
本発明によれば、リレー実装基板はヒューズブロックの裏面に沿わせて配されているから、ヒューズブロックと、リレー実装基板とを比較的に近接して配することができる。これにより、ヒューズブロックとリレー実装基板との間を接続するヒューズ用バスバーの長さを比較的に短くすることができる。この結果、通電時におけるヒューズ用バスバーからの発熱を抑制できる。
また、リレー実装基板は、電線配索部材及び回路基板の側方において、電線配索部材及び回路基板に対して略垂直な姿勢で配されている。これにより、リレー実装基板を、電線配索部材及び回路基板の側方の位置に、電線配索部材及び回路基板に対して平行に配する場合に比べて、電線配索部材及び回路基板の板面に平行な方向について回路構成体を小型化できる。
本発明の実施態様としては以下の態様が好ましい
前記第1リレーのリード端子及び前記ヒューズ用バスバーは、前記リレー実装基板のうち前記ヒューズブロックの裏面と対向する対向面から、前記リレー実装基板に形成されたスルーホールに挿通されており、前記リレー実装基板のうち前記対向面と反対側の面からフローはんだ付けされていることが好ましい。
上記の態様によれば、第1リレーのリードと、ヒューズ用バスバーとを同時にフローはんだ付けできるので、回路構成体の製造工程を短縮できる。
前記電線配索部材のうち前記回路基板側の面には、前記電線配索部材と前記回路基板との間の空間に第2リレーが配設されていることが好ましい。
上記の態様によれば、電線配索部材と回路基板との間の空間にも第2リレーが配設されるので、回路構成体の配線密度を向上させることができる。
前記第1リレーに通電される電流値は、前記第2リレーに通電される電流値よりも大きいことが好ましい。
上記の態様によれば、第1リレーには、第2リレーよりも大きな電流が流される。すると、ヒューズと第1リレーとを接続するヒューズ用バスバーからの発熱量は、比較的に大きなものとなる。本発明は、第1リレーに通電される電流値が比較的に大きな場合に、ヒューズ用バスバーからの発熱を抑制することができるので特に有効である。
本発明によれば、ヒューズ用バスバーからの発熱を抑制できる。
本発明の一実施形態に係る電気接続箱を示す正面図 本発明の一実施形態に係る回路構成体を示す平面図 回路構成体を示す背面図 リレー実装基板を示す背面図 リレー実装基板を示す側面図 リレー実装基板を示す平面図 ヒューズブロックにリレー実装基板を配設した状態を示す背面図 ヒューズブロックにリレー実装基板を配設した状態を示す側面図 ヒューズブロックにリレー実装基板を配設した状態を示す平面図 第2リレーに電力用バスバー及び制御用バスバーを接続した状態を示す斜視図 第2リレーに電力用バスバー及び制御用バスバーを接続した状態を示す正面図 第2リレーが電線配索部材に配設された状態を示す要部切欠側面図
本発明に係る回路構成体10を車載用の電気接続箱11に適用した一実施形態を、図1ないし図12を参照しつつ説明する。本実施形態に係る電気接続箱11は、合成樹脂製のケース12内に回路構成体10が収容されてなる。電気接続箱11は、電源(図示せず)と、ワイパー、ライト等の車載電装品(図示せず)との間に配設されて、車載電装品に対して電源からの電力のオンオフを実行する。以下の説明においては、図1における上方を上方とし、下方を下方とする。また、図2における下方を前方とし、上方を後方として説明する。
回路構成体10は、ヒューズ(図示せず)が装着される合成樹脂製のヒューズブロック13と、図示しないワイヤーハーネスを介して車載電装品又は電源に接続された相手側コネクタ(図示せず)が嵌合される合成樹脂製のコネクタブロック14と、ヒューズブロック13とコネクタブロック14とを接続する電線15と、電線15を保持する保持部16が設けられると共にこの電線15が配索される合成樹脂製の電線配索部材17と、を備える。
ヒューズブロック13は、前後方向(図1における左右方向、図2における上下方向)に扁平なブロック状をなしている。ヒューズブロック13の前面は表面13Aとされ、後面が裏面13Bとされる。ヒューズはヒューズブロック13の表面13A側から、図示しないヒューズ装着部内に装着される。
ヒューズブロック13の裏面13Bには、ヒューズ用バスバー18が配設されている。ヒューズ用バスバー18は金属板材を所定の形状にプレス加工してなる。ヒューズ用バスバー18の一方の端部はヒューズブロック13に組み付けられて、ヒューズ装着部内に配される。ヒューズ用バスバー18は、ヒューズ装着部内に装着されたヒューズと電気的に接続されるようになっている。ヒューズ用バスバー18の一方の端部は二股に分かれて形成されており、ヒューズのリード端子(図示せず)を挟持可能になっている。また、ヒューズ用バスバー18の他方の端部は、ヒューズブロック13の裏面13Bから後方に突出している。
図9に示すように、ヒューズブロック13の後方には、ヒューズブロック13の裏面13Bに沿うようにして、第1リレー19が実装されたリレー実装基板20が配されている。リレー実装基板20は、ヒューズブロック13の裏面13Bと間隔を空けて、対向して配されている。図7に示すように、リレー実装基板20は長方形状をなしている。リレー実装基板20の表面及び裏面にはプリント配線技術により図示しない導電路が形成されている。
リレー実装基板20には複数のスルーホール21Aが形成されている。スルーホール21Aの内部には、ヒューズ用バスバー18の他方の端部が、リレー実装基板20のうちヒューズブロック13の裏面13Bと対向する対向面22側から挿通されている。ヒューズ用バスバー18の他方の端部は、リレー実装基板20のうち対向面22と反対側の面から、フローはんだ付けされている。
図4に示すように、リレー実装基板20の対向面22には、複数(本実施形態では5つ)の第1リレー19が実装されている。第1リレー19は、リレー実装基板20に上部寄りの位置に、横並びに配されている。図5に示すように、第1リレー19のリード端子19Aは、リレー実装基板20に形成されたスルーホール21A内に、対向面22側(図5における左側)から挿通されている。第1リレー19のリード端子19Aは、リレー実装基板20のうち対向面22と反対側の面から、フローはんだ付けされている。また、リレー実装基板20の対向面22には、抵抗等の電子部品23Aが実装されている。
ヒューズ用バスバー18のうち、第1リレー19の電力端子(入力端子及び出力端子の双方又は一方)と接続されるヒューズ用バスバー18Aは、ヒューズブロック13の裏面13Bから導出された後、クランク状に曲げ加工されて第1リレー19との干渉を回避しつつ、リレー実装基板20に接続されている。
リレー実装基板20には、上下方向(図5における上下方向)の中央付近に、直線状をなすヒューズ用バスバー18Bが配設されている。これらのヒューズ用バスバー18Bは、上下方向に2段に並ぶと共に、横並びに配されている。また、これらのヒューズ用バスバー18Bの下方には、クランク状に曲げ加工されたヒューズ用バスバー18Cが、横並びに配されている。
図5に示すように、リレー実装基板20の下端部寄りの位置には、側方から見てL字状をなす中継端子25が、上下方向に2段に並ぶと共に、横並びに配されている。中継端子25は、リレー実装基板20の対向面22に配された合成樹脂製の台座26に貫通して配設されている。台座26は略直方体形状をなしている。中継端子25の一方の端部は、リレー実装基板20の対向面22側から、スルーホール21A内に挿通されて、対向面22と反対側からフローはんだ付けされている。中継端子25の他方の端部は、下方に直角に曲げ加工されており、後述する回路基板27に形成されたスルーホール21B内に挿通されて、回路基板27に対して下方からフローはんだ付けされている。
電線配索部材17は、概ね板状をなしており、ヒューズブロック13の裏面13Bと略垂直な姿勢で配されている。電線配索部材17の上面には、複数の保持部16が、上方に突出して形成されている。保持部16は2股に分かれて形成されており、電線15を挟持可能になっている。電線15は、単芯線(図示せず)の外面を絶縁被覆(図示せず)で被覆してなる。
図12に示すように、電線配索部材17には、電線15が圧接される圧接刃28を有する電力用バスバー29が配設されている。電力用バスバー29は、電線配索部材17に対して圧入又はインサート成型されている。上述したように、電力用バスバー29の端部には、上方に突出すると共に先端が2股に分かれて電線15を圧接可能な圧接刃28が形成されている。圧接刃28は、電線配索部材17の保持部16の内部に収容される。電線15が、保持部16の内部に挿通されると、圧接刃28が絶縁被覆を切欠し、絶縁被覆から露出した単芯線と圧接刃28とが接触することにより、電線15と電力用バスバー29とが電気的に接続される。
図12に示すように、電力用バスバー29は、第2リレー30のリード端子30Aとリフローはんだ付けされている。詳細には、第2リレー30の入力端子及び出力端子に対応するリード端子30A,30Aは、それぞれ、電力用バスバー29と接続されている。
一方、第2リレー30のコイル端子30Bは、制御用バスバー31とリフローはんだ付けされている。制御用バスバー31は、第2リレー30のコイル端子30Bと接続された状態で、第2リレー30の側方に延出された後、下方に略直角に曲げ加工されている。
電線配索部材17の下方には、電線配索部材17と対向して回路基板27が配されている。回路基板27は、電線配索部材17と間隔を空けて、上下に並んで略平行に配されている。回路基板27の上面及び下面には、プリント配線技術により図示しない導電路が形成されている。回路基板27の上面には半導体リレー、マイコン等の電子部品23Bが実装されている。また、回路基板27の上面には、第3リレー32が実装されている。なお、上述したリレー実装基板20は、電線配索部材17及び回路基板27の側方の位置において、電線配索部材17及び回路基板27の双方に対して略垂直な姿勢で配されている。
回路基板27にはスルーホール21Bが形成されている。このスルーホール21B内には、上記した制御用バスバー31の先端が挿入された状態で、回路基板27の導電路に対してフローはんだ付けされている。
図3に示すように、電線配索部材17と回路基板27との間の空間には、第2リレー30が配設されている。第2リレー30は、第3リレー32の上方に位置して配されている。すなわち、第2リレー30と第3リレー32とは上下に並んで配されている。
上述した電力用バスバー29は、電線配索部材17のうち回路基板27側の面(下面)に露出して配されており、この電力用バスバー29の下面に、第2リレー30のリード端子30Aが接続されている。なお、第1リレー19に通電される電流値は、第2リレー30に通電される電流値よりも大きく設定されている。
回路基板27の周縁部には複数(本実施形態では2つ)のコネクタブロック14が取り付けられている。コネクタブロック14には、図示しない相手側コネクタと嵌合可能なフード部14Aが形成されており、フード部14Aの内部には端子金具33が配設されている。端子金具33はフード部14Aを貫通して上方又は下方に曲げ加工される。下方に曲げ加工された端子金具33は、回路基板27に形成されたスルーホール21B内に挿通されて、回路基板27の導電路に対してフローはんだ付けされる。端子金具33のうち上方に曲げ加工されたものは、コネクタ用配索板34に配設される。
コネクタ用配索板34は合成樹脂材からなる。コネクタ用配索板34の上面には保持部35が突出して形成されている。保持部35は2股に分かれて形成されており、電線15を挟持可能になっている。保持部35の内部には、上記した端子金具33のうちコネクタ用配索板34に配された端部が収容されている。保持部35内に収容された端子金具33の端部には、2股に分かれて電線15を挟持可能な圧接刃36が形成されている。電線15が、保持部35の内部に挿通されると、圧接刃36が絶縁被覆を切欠し、絶縁被覆から露出した単芯線と圧接刃36とが接触することにより、電線15と端子金具33とが電気的に接続される。
また、ヒューズブロック13の裏面13Bには、上端部寄りの位置に、ヒューズブロック13の裏面13Bと対向するようにして、合成樹脂製のヒューズ用配索板37が配されている。ヒューズ用配索板37の裏面には保持部38が突出して形成されている。保持部38は2股に分かれて形成されており、電線15を挟持可能になっている。保持部38の内部には、ヒューズ用バスバー18の他方の端部が収容されている。保持部38内に収容されたヒューズ用バスバー18の端部には、2股に分かれて電線15を挟持可能な圧接刃39が形成されている。電線15が、保持部38の内部に挿通されると、圧接刃39が絶縁被覆を切欠し、絶縁被覆から露出した単芯線と圧接刃39とが接触することにより、電線15とヒューズ用バスバー18とが電気的に接続される。
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。本実施形態によれば、リレー実装基板20はヒューズブロック13の裏面13Bに沿わせて配されているから、ヒューズブロック13と、リレー実装基板20とを比較的に近接して配することができる。これにより、ヒューズブロック13とリレー実装基板20との間を接続するヒューズ用バスバー18の長さを比較的に短くすることができる。この結果、通電時におけるヒューズ用バスバー18からの発熱を抑制できる。
また、本実施形態によれば、電線配索部材17と対向して回路基板27が配されており、リレー実装基板20は電線配索部材17及び回路基板27の側方において電線配索部材17及び回路基板27に対して略垂直な姿勢で配されており、前記リレー実装基板20と前記回路基板27とは中継端子25によって接続されている。これにより、リレー実装基板20は、電線配索部材17及び回路基板27の側方において、電線配索部材17及び回路基板27に対して略垂直な姿勢で配されている。これにより、リレー実装基板20を、電線配索部材17及び回路基板27の側方の位置に、電線配索部材17及び回路基板27に対して平行に配する場合に比べて、電線配索部材17及び回路基板27の板面に平行な方向について回路構成体10を小型化できる。
また、本実施形態によれば、第1リレー19のリード端子19A及びヒューズ用バスバー18は、リレー実装基板20のうちヒューズブロック13の裏面13Bと対向する対向面22から、リレー実装基板20に形成されたスルーホール21に挿通されており、リレー実装基板20のうち対向面22と反対側の面からフローはんだ付けされている。上記の構成によれば、第1リレー19のリード端子19Aと、ヒューズ用バスバー18とを、リレー実装基板20のうち対向面22と反対側の面から、同時にフローはんだ付けできるので、回路構成体10の製造工程を短縮できる。
また、本実施形態によれば、電線配索部材17のうち回路基板27側の面には、電線配索部材17と回路基板27との間の空間に第2リレー30が配設されている。これにより、電線配索部材17と回路基板27との間の空間にも第2リレー30が配設されているので、回路構成体10の配線密度を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、第1リレー19には、第2リレー30よりも大きな電流が流されるようになっている。この結果、ヒューズと第1リレー19とを接続するヒューズ用バスバー18からの発熱量は、比較的に大きなものとなる。本発明は、第1リレー19に通電される電流値が比較的に大きな場合に、ヒューズ用バスバー18からの発熱を抑制することができるので特に有効である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態においては、電線配索部材17には第2リレー30が配設される構成としたが、第2リレー30は、必要に応じて省略できる。また、第3リレー32も必要に応じて省略できる。
(2)本実施形態においては、第1リレー19のリード端子19Aはリレー実装基板20にフローはんだ付けされる構成としたが、これに限られず、第1リレー19のリード端子19Aはリレー実装基板20の表面に形成されたランドにリフローはんだ付けする構成としてもよい。
(3)本実施形態においては、第1リレー19とヒューズ用バスバー18とは、リレー実装基板20のうちヒューズブロック13と対向する面からスルーホール21に挿通される構成としたが、これに限られず、第1リレー19とヒューズ用バスバー18とが、リレー実装基板20の異なる面からスルーホール21内に挿通されて、リレー実装基板20の導電路と接続される構成としてもよい。
(4)本実施形態においては、リレー実装基板20は、電線配索部材17及び回路基板27に対して垂直に配される構成としたが、参考例として、リレー実装基板20は、電線配索部材17及び回路基板27と平行に配してもよく、また、電線配索部材17及び回路基板27に対して間隔を空けて積層する構成としてもよく、必要に応じて任意の位置に配設することができる。
(5)本実施形態においては、リレー実装基板20には5つの第1リレー19が実装される構成としたが、これに限られず、リレー実装基板20には、1つ、又は、2〜4若しくは6つ以上の第1リレー19が実装される構成としてもよい。
(6)本実施形態においては、電線配索部材17の下面に第2リレー30が配設される構成としたが、これに限られず、第2リレー30は電線配索部材17の上面に配設される構成としていもよい。
(7)本実施形態においては、電線配索部材17の上面に電線15が配索される構成としたが、これに限られず、電線15は、電線配索部材17の下面に配索されてもよく、また、上面及び下面の双方に配索される構成としてもよい。
(8)本実施形態に係る電気接続箱については、図1における上下方向を基準にして説明したが、本実施形態に係る電気接続箱は、例えばヒューズブロック14を下側に向けた姿勢で配するなど、必要に応じて任意の姿勢で配することができる。
10…回路構成体
11…電気接続箱
12…ケース
13…ヒューズブロック
14…コネクタブロック
15…電線
16…保持部
17…電線配索部材
18…ヒューズ用バスバー
19…第1リレー
19A…リード端子
20…リレー実装基板
21…スルーホール
22…対向面
27…回路基板
25…中継端子
30…第2リレー

Claims (5)

  1. 表面及び裏面を有して前記表面側からヒューズが装着されるヒューズブロックと、相手側コネクタが嵌合されるコネクタブロックと、前記ヒューズブロックと前記コネクタブロックとを接続する電線と、前記電線を保持する保持部が設けられると共に前記電線が配索される電線配索部材と、を備え、
    前記ヒューズブロックには前記ヒューズに接続されるヒューズ用バスバーの一方の端部が配設されており、前記ヒューズ用バスバーの他方の端部は第1リレーが実装されたリレー実装基板に接続されており、
    前記リレー実装基板は前記ヒューズブロックの前記裏面に沿わせて配されており、
    前記電線配索部材と対向して回路基板が配されており、前記リレー実装基板は前記電線配索部材及び前記回路基板の側方において前記電線配索部材及び前記回路基板に対して略垂直な姿勢で配されており、前記リレー実装基板と前記回路基板とは中継端子によって接続されている回路構成体。
  2. 前記第1リレーのリード端子及び前記ヒューズ用バスバーは、前記リレー実装基板のうち前記ヒューズブロックの裏面と対向する対向面から、前記リレー実装基板に形成されたスルーホールに挿通されており、前記リレー実装基板のうち前記対向面と反対側の面からフローはんだ付けされている請求項1に記載の回路構成体。
  3. 前記電線配索部材のうち前記回路基板側の面には、前記電線配索部材と前記回路基板との間の空間に第2リレーが配設されている請求項1または請求項2に記載の回路構成体。
  4. 前記第1リレーに通電される電流値は、前記第2リレーに通電される電流値よりも大きい請求項3に記載の回路構成体。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の回路構成体と、前記回路構成体を収容するケースと、を備えた電気接続箱。
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