JP5181981B2 - 電気接続箱 - Google Patents
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前記回路基板は前記ケースの上壁に対して実質的に垂直な姿勢で配されており、前記大電流領域は前記回路基板のうち上下方向について中央よりも上方の位置に形成されており、前記回路基板のうち前記大電流領域よりも下方の位置には、比較的に小さな電流が流れる小電流回路のみが形成された小電流領域が設けられていてもよい。
図1に示すようにケース11は、表裏方向(図1における紙面を貫通する方向)から見て略五角形状をなしている。ケース11の下部に位置する底壁は、左右方向(図1における左右方向)の中央付近を最下部として、略V字状に下降傾斜して形成されている。ケース11の底壁の最下部には、ケース11の内外を連通する排水口13が形成されている(図2参照)。本実施形態においては、ケース11のうち、ケース11の底壁に設けられた排水口13と異なる領域には、ケース11の内外を連通する開口が設けられていない。このため、ケース11は、排水口13と異なる領域においては液密に形成されている。
図2に示すように、第1ケース14は、表側(図2における上側)に開口する浅い皿状をなしている。第1ケース14は、表裏方向(図2における上下方向)から見て、略五角形状をなしている。
また、図3に示すように、第2ケース15は、裏側(図3における右側)に開口する浅い皿状をなしている。第2ケース15は、第1ケース14の開口を塞ぐようにして、第1ケース14に一体に組み付けられる。第2ケース15の開口縁には、裏側(図3における右側)に突出して、第1ケース14の開口縁と表側(図3における左側)から当接し、第1ケース14の開口縁と超音波溶着されて液密に固着される溶着壁19が形成されている。
図3に示すように、ケース11内には、回路基板12が、ケース11の上壁70に対して実質的に垂直な姿勢で収容されている。実質的に垂直とは、回路基板12の板面がケース11の上壁70に対して垂直な場合を含むと共に、垂直でない場合でも、ケース11の上壁70に対して実質的に垂直とみなしうる程度の角度を有して回路基板12が配されていることを含む。回路基板12は、第2ケース15の表側(図3における左側)の内壁面から裏側(図3における右側)に突出するボス27の先端に、図示しないボルトによりネジ止めされている。
図3に示すように、第2ケース15には、回路基板12の大電流領域Pの表側(図3における左側)に対応する位置に、コネクタ25が形成されている。回路基板12の実装面60のうちコネクタ25と対応する領域には、スイッチング素子32が実装されている。コネクタ25には複数のコネクタ端子26が配設されている。コネクタ端子26は金属板材を所定の形状にプレス加工することにより形成される。コネクタ端子26は、略直角に曲げ形成されており、一方の端部は、下方に開口するコネクタ25の内部に、先端を下方(図3における下方)に向けて配されており、相手側コネクタと電気的に接続可能な第1接続部71とされる。コネクタ端子26の他方の端部は、その先端が裏側(図3における右側)を向いた姿勢で回路基板12側に突出して配されており、回路基板12に形成された導電路に電気的に接続される第2接続部72とされる。このコネクタ端子26は第2ケース15にモールド成形されており、コネクタ端子26と第2ケース15との間は液密になっている。
図3に示すように、第1ケース14は、回路基板12の非実装面65に対向する対向壁61を有する。対向壁61には金属板62が埋設されている。この金属板62は、合成樹脂によりモールド成形されることにより、第1ケース14に埋設されている。金属板62は、第1ケース14の外面(図3における右側の面)から露出しないようになっている。金属板62を構成する金属としては、銅、銅合金、アルミニウム、又はアルミニウム合金等、必要に応じて任意の金属を使用できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(2)参考例として、回路基板12は、ケース11の上壁70に対して実質的に平行に配される構成としてもよく、必要に応じて、ケース11内に任意の姿勢で配することができる。
(3)スイッチング素子32は機械式リレーでもよい。
(4)分岐路76は、第2接続部72から複数に分岐して、各分岐路76の端部には第1接続部71が接続される構成としてもよい。
11…ケース
12…回路基板
14…第1ケース(ケース)
15…第2ケース(ケース)
25…コネクタ
70…上壁
71…第1接続部
72…第2接続部
73…第1端子(端子)
74…第2端子(端子)
76…分岐路
77…第3端子(端子)
78…第4端子(端子)
P…大電流領域
Q…小電流領域
Claims (3)
- ケースと、前記ケース内に収容される回路基板と、前記回路基板に設けられて比較的に大きな電流が流れる大電流回路が形成された大電流領域と、前記ケースのうち前記回路基板の前記大電流領域に対応する領域に設けられて、前記ケースの外部に設けられた外部回路に接続された相手側コネクタが接続されるコネクタと、前記コネクタに配設されると共に、前記相手側コネクタと電気的に接続可能な第1接続部及び前記回路基板の前記大電流領域において前記大電流回路に電気的に接続される第2接続部を有する端子と、を備え、
前記回路基板は前記ケースの上壁に対して実質的に垂直な姿勢で配されており、前記大電流領域は前記回路基板のうち上下方向について中央よりも上方の位置に形成されており、前記回路基板のうち前記大電流領域よりも下方の位置には、比較的に小さな電流が流れる小電流回路のみが形成された小電流領域が設けられた電気接続箱。 - 前記コネクタは前記ケースに一体に形成されている請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記端子には前記第1接続部から分岐する複数の分岐路が形成されており、前記分岐路の端部には前記第2接続部が設けられている請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
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JP2008251795A JP5181981B2 (ja) | 2008-09-29 | 2008-09-29 | 電気接続箱 |
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