JP5332562B2 - 回路構成体、及び回路構成体の製造方法、並びに電気接続箱 - Google Patents

回路構成体、及び回路構成体の製造方法、並びに電気接続箱 Download PDF

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Description

本発明は、回路構成体、及び回路構成体の製造方法、並びに電気接続箱に関する。
従来、回路構成体として、金属製のバスバーを合成樹脂材でモールド成形してなるものが知られている(特許文献1参照)。
特開2003−8164公報
金属製のバスバーと、合成樹脂材とでは、温度に対する線膨張率が異なる。このため、例えば回路構成体の周囲の温度が変化すると、バスバーの板面に沿う方向についてバスバーの寸法と合成樹脂材の寸法との間に差が生じ、回路構成体が反ることが懸念される。
また、金属製のバスバーを合成樹脂材でモールド成形する際に、合成樹脂材が成型収縮することにより、バスバーの寸法と合成樹脂材の寸法との間に差が生じ、回路構成体が反ることが懸念される。
回路構成体が反ると、回路構成体に電子部品を実装する際に、電子部品が位置ずれを起こしやすくなる等の問題が発生するおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、反りが抑制された回路構成体及びその製造方法、並びに電気接続箱を提供することを目的とする。
本発明は、回路構成体であって、金属製のバスバーと、前記バスバーの一方の面に、前記バスバーの板面に沿う方向について前記バスバーとの相対的な変位が規制された状態で積層された合成樹脂製の補強板と、前記バスバーの一方の面を覆うと共に前記バスバー及び前記補強板と一体にモールド成形された合成樹脂材と、前記バスバーの他方の面に積層された回路基板と、を備える。
また、本発明は、回路構成体の製造方法であって、金属板材を所定の形状にプレス加工してバスバーを形成する工程と、前記バスバーの一方の面に、前記バスバーの板面に沿う方向について前記バスバーとの相対的な変位が規制された状態で補強板を積層する工程と、前記バスバーの一方の面を覆うと共に前記補強板と一体に合成樹脂材をモールド成形する工程と、前記バスバーの他方の面に回路基板を積層する工程と、を実行する。
回路構成体の周囲の温度が変化すると、バスバーと、合成樹脂材とは、それぞれ異なる線膨張率で収縮、膨張をする。すると、バスバーの板面に沿う方向についてバスバーの寸法と合成樹脂材の寸法との間に差が生じることが懸念される。本発明によれば、補強板は、バスバーの板面に沿う方向についてバスバーとの相対的な変位が規制されているので、バスバーの板面に沿う方向についてバスバーが変位しようとしても、補強板によって変位が規制される。また、合成樹脂材は補強板と一体にモールド成形されているので、成型収縮時に合成樹脂材がバスバーの板面に沿う方向に変位しようとしても、その変位は補強板によって規制される。これにより、回路構成体が反ることが抑制される。
また、バスバーの他方の面には回路基板が積層されているから、回路構成体の配線密度を向上させることができる。
本発明の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記バスバーと前記補強板とは接着されていてもよい。
上記の態様によれば、バスバー又は補強板に、バスバーの板面に沿う方向についてバスバーと補強板との相対的な変位を規制するための構造を別途設けなくてもよいので、回路構成体の構造を簡素化できる。
前記バスバー及び前記補強板の一方には、他方側に突出する凸部が形成されており、他方には、前記凸部と係合する凹部が形成されていてもよい。
上記の態様によれば、バスバー又は補強板に形成した凸部と凹部が係合することによって、バスバー及び補強板の相対的な変位を規制できるので、回路構成体が反ることを一層抑制できる。
前記バスバーにはバスバー貫通孔が形成されており、前記補強板には前記バスバー貫通孔に整合する位置に補強板貫通孔が形成されており、前記バスバー貫通孔及び前記補強板貫通孔には前記合成樹脂材が充填されていてもよい。
上記の態様によれば、バスバーが、その板面に沿う方向に変位しようとすると、その変位は、バスバー貫通孔に充填された合成樹脂材によって受けられた後、合成樹脂材を介して補強板貫通孔の壁面から補強板へと伝達され、補強板によって規制される。これにより、回路構成体が反ることを確実に抑制できる。
前記回路基板には、前記バスバー貫通孔及び前記補強板貫通孔に整合する位置に、第1基板貫通孔が形成されており、前記第1基板貫通孔内に前記合成樹脂材が充填されていてもよい。
上記の態様によれば、回路基板がその板面に沿う方向に変位しようとすると、その変位は、第1基板貫通孔内に充填された合成樹脂材によって受けられた後、合成樹脂材を介して補強板貫通孔の壁面から補強板に伝達され、補強板によって規制される。これにより、回路基板が反ることを抑制できる。
前記回路基板には、第2基板貫通孔が形成されており、前記第2基板貫通孔内には前記合成樹脂材が充填されていてもよい。
上記の態様によれば、回路基板がその板面に沿う方向に変位しようとすると、その変位は、第2基板貫通孔内に充填された合成樹脂材によって規制される。これにより、回路基板が反ることを抑制できる。
前記回路基板には第3基板貫通孔が形成されており、前記合成樹脂材には、前記第3基板貫通孔に対応する位置に前記回路基板側に突出して、前記第3基板貫通孔内に嵌合する嵌合突部が形成されていてもよい。
上記の態様によれば、回路基板がその板面に沿う方向に変位しようとすると、その変位は、第3基板貫通孔内に嵌合する嵌合突部によって規制される。これにより、回路基板が反ることを抑制できる。
また、本発明は、電気接続箱であって、前記回路構成体と、前記回路構成体を内部に収容すると共に開口部を有するケースと、を備え、前記開口部から、前記回路構成体のうち前記合成樹脂材及び前記補強板の双方又は一方が露出している。
本発明によれば、回路構成体に通電した際に回路構成体で発生する熱は、開口部から露出した合成樹脂材及び補強板の双方又は一方からケースの外部に放散される。これにより、電気接続箱の放熱性を向上させることができる。
本発明によれば、回路構成体が反ることを抑制できる。
<実施形態1>
本発明を車両用の電気接続箱10に適用した一実施形態について図1ないし図23を参照して説明する。このものは、バッテリー等の電源(図示せず)とヘッドランプ、ワイパー等の車載電装品(図示せず)との間に接続されて、各種車載電装品のスイッチングを行う。この電気接続箱10は、ケース11内に回路構成体50を収容してなる。回路構成体50は、第1副基板12、第2副基板13、第3副基板14、および第4副基板15と、バスバー24と、第1補強板51A及び第2補強板51Bと、を備える。
なお、以下の説明においては、図2における上方を上方とし、下方を下方として説明する。また、図2における左方を左方とし、右方を右方として説明する。また、図4における左側を表側とし、右側を裏側として説明する。
(ケース11等)
図4に示すように、ケース11は、下方(図4における下方)に開口しており、且つ、全体として扁平形状をなしている。ケース11の開口は、ケース11に取り付けられた蓋部16によって塞がれている。図20に示すように、蓋部16の外側面には複数のロック部17Aが外方に突出して形成されており、ケース11には、ロック部17Aに対応する位置に複数のロック受け部18Aが形成されている。ロック部17Aとロック受け部18Aとが弾性的に係合することにより、蓋部16はケース11に取り付けられている(図23参照)。
蓋部16には、図示しない相手側コネクタを接続可能な嵌合部19が、外方(図4においては下方)に開口して形成されている。相手側コネクタは、図示しない電線を介して車載電装品と接続されている。
図4に示すように、嵌合部19には相手側コネクタと電気的に接続可能な複数の端子金具20が配されている。この嵌合部19内には、端子金具20の下端部が配されている。端子金具20の上端部は、蓋部16を貫通してケース11内に導入されている。
相手側コネクタが嵌合部19に装着される際には、端子金具20には、相手側コネクタとの摩擦により、図4における上向きの力が加えられる。また、相手側コネクタが嵌合部19から離脱される際には、端子金具20には、相手側コネクタとの摩擦により、図4における下向きの力が加えられる。
蓋部16の上面(図4における上面)は、端子金具20に対して相手側コネクタが離脱される方向(図4における下向き)の力が加えられた場合に、第2副基板13と下方から当接するようになっている。本実施形態においては、通常時においては、蓋部16の上面と第2副基板13の下面とは離間している。なお、蓋部16の上面と第2副基板13の下面とは、通常時において当接していてもよい。
図4に示すように、蓋部16には、相手側コネクタから導出された電線を覆う電線カバー21が取り付けられている。図23に示すように、蓋部16の外側面には複数のロック部17Bが外方に突出して形成されており、電線カバー21には、蓋部16に設けられたロック部17Bに対応する位置に複数のロック受け部18Bが形成されている。ロック部17Bとロック受け部18Bとが弾性的に係合することにより、電線カバー21は蓋部16に取り付けられている。電線カバー21には、電線を導出するための電線導出口22が開口して設けられている。
(第1副基板12)
図4に示すように、ケース11内には、図4における右側に位置するケース11の裏壁23の内面に沿って、第1副基板12が配されている。
第1副基板12の裏面(図4における右側面)と、複数の金属製バスバー24の表面(図4における左側面、特許請求の範囲に記載の他方の面に相当)とは、絶縁性の接着層(図示せず)を介して接着されている。接着層としては、接着剤を塗布してもよく、また接着シートを貼付してもよい。バスバー24は金属板材を所定の形状にプレス加工してなる。
また、第1副基板12の表面(図4における左側面)には、プリント配線技術により導電路(図示せず)が形成されている。この導電路には、図4に示すように、機械式リレー25、半導体リレー26等の電子部品が接続されている。
(第2副基板13)
図4に示すように、ケース11内には、蓋部16の内面(図4における蓋部16の上面)に沿って、第2副基板13が配されている。第2副基板13の下面(図4における下面)と、複数の金属製バスバー24の上面(図4における上面、特許請求の範囲に記載の他方の面に相当)とは、絶縁性の接着層(図示せず)を介して接着されている。接着層としては、接着剤を塗布してもよく、また接着シートを貼付してもよい。バスバー24は金属板材を所定の形状にプレス加工してなる。第2副基板13の上面(図4における上面)には、プリント配線技術により導電路(図示せず)が形成されている。
(第3副基板14)
図4に示すように、ケース11内には、ケース11の開口と反対側に位置する上壁28の内面に沿って、第3副基板14が配されている。第3副基板14の下面(図4における下面)には、プリント配線技術により導電路(図示せず)が形成されている。この導電路は第3副基板14の両面に形成されていてもよい。
(第4副基板15)
図4に示すように、ケース11内には、ケース11の表壁(図4における左側壁)の内面に沿って、第4副基板15が配されている。第4副基板15は、第1副基板12の板面と実質的に平行に配されている。なお、実質的に平行とは、第4副基板15と第1副基板12とが平行である場合を含み、且つ、平行でない場合であっても、略平行と認められる場合を含む。第4副基板15は、絶縁基板の表面(図4における左側面)及び裏面(図4における右側面)の一方又は双方にプリント配線技術により導電路(図示せず)が形成されてなる。この導電路は絶縁基板の両面に形成されていてもよい。第4副基板15の裏面(図4における右側面)には、マイコン29等の電子部品が実装されて、導電路と接続されている。
(支持部材30)
図4に示すように、ケース11内には、合成樹脂製の支持部材30が収容されている。また、図17に示すように、この支持部材30の上縁(図17における右斜め奥側の縁部)には、ケース11の上壁28の内面と下方から当接する第1支持部31を有する。
また、支持部材30は、図4に示すように、ケース11の上壁28の内面との間で、第3副基板14を挟持するようになっている。また、支持部材30は、図4に示すように、ケース11の裏壁23の内面との間で、第1副基板12を挟持するようになっている。
図4に示すように、支持部材30の下端部は、蓋部16の上面に、上方から当接している。また、支持部材30の下端部寄りの位置には、端子金具20に対して相手側コネクタが接続される方向(図4における上向き)の力が加えられた場合に、第2副基板13と上方から当接する第2支持部32が形成されている。図17に示すように、第2支持部32は、支持部材30の表面側(図17における上側)から、裏面側(図17における下側)に向かって柱状に突出して複数形成されている。各第2支持部32の下面(図17において左手前側の面)は、面一に形成されている。この第2支持部32は、通常時において、第2副基板13と上方から当接していてもよく、また、第2副基板13と離間していてもよい。
図17に示すように、支持部材30の表側(図17における上側)には、表側に突出すると共に、第4副基板15の側縁部を保持する係止部33が形成されている。図17に示すように、係止部33は、支持部材30の上縁部(図17における右奥側部)のうち、右端寄りの位置に板状をなして形成されると共に、支持部材30の左端部寄り(図17における左奥側)の位置に、略C字状をなして形成されている。この係止部33により、第4副基板15は支持部材30に保持されている。
図18に示すように、支持部材30の下端部寄りの位置(図18における左手前側の位置)には、表裏方向(図18における上下方向)を向いて穿設されたねじ孔34が形成されている。また、第4副基板15には、ねじ孔34に対応する位置に挿通孔52が第4副基板15を貫通して形成されている。蓋部16と、第4副基板15とは、挿通孔52及びねじ孔34にボルト37を螺合することにより固定される(図20参照)。
図18に示すように、支持部材30の下端部寄りの位置(図18における左手前側の位置)には、表裏方向(図18における上下方向)を向いて穿設されたねじ孔34が形成されている。また、図20に示すように、蓋部16の上端部(図20における右奥側部)には、板状をなす取り付け部35が、ねじ孔34に対応する位置に形成されており、取り付け部35には、ねじ孔34と整合する挿通孔36が、表裏方向(図20における上下方向)に貫通して形成されている。蓋部16と、支持部材30とは、挿通孔36及びねじ孔34にボルト37を螺合することにより組み付けられる(図21参照)。
(端子金具20の接続構造)
図4に示すように、複数の端子金具20のなかには、バスバー24を貫通して、半田付け、溶接、ろう付け等の公知の手法により、バスバー24と電気的に接続されるものがある。
また、図16及び図17に示すように、複数の端子金具20のなかには、第2副基板13を貫通し、この第2副基板13に形成された導電路と、半田付け等の公知の手法により、電気的に接続されるものがある。蓋部16と第2副基板13との間には台座38Aが配されており、この台座38Aに端子金具20が貫通して配されている。この台座38Aにより、端子金具20同士のアライメントが保持されるようになっている。
また、複数の端子金具20の中には、蓋部16を貫通してケース11内に導入された後、表側に直角に曲げられて、第4副基板15を貫通して第4副基板15に形成された導電路と電気的に接続されるものがある。図16に示すように、上記した端子金具20は台座38Bに配されており、この台座38Bにより各端子金具20同士のアライメントが保持されるようになっている。
(基板の構造)
図4に示すように、第1副基板12、第2副基板13、及び第3副基板14は、繊維基材及び合成樹脂からなり、折り曲げ可能な主基板39(特許請求の範囲に記載の回路基板に相当)39を折り曲げて形成される。繊維基材としては、織布、不織布などを用いることができる。繊維基材の材質としては、公知の材料を用いることができるが、寸法安定性、耐熱性、及び曲げ性を得る観点から、ガラス繊維の織布、すなわちガラスクロスが好ましい。合成樹脂としては、熱硬化性樹脂、又は、熱可塑性樹脂を用いることが可能であって、成形性、耐熱性、及び絶縁性に優れることから、熱硬化性樹脂が好ましい。熱硬化性樹脂としては、公知の材料を用いることができるが、耐熱性、機械的特性、電気的特性に優れることから、エポキシ樹脂が好ましい。また、折り曲げ部分は、折り曲げ性を確保する観点からフレキシブルな基材が好ましく、ポリアミドやポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの絶縁材料が好ましい。尚、上記の基材は、部品実装部分にも適用できる。
図4に示すように、第1副基板12及び第2副基板13は、主基板39を第1折り曲げ部40で折り曲げることにより、一体に形成されている。主基板39は、第1副基板12のうち電子部品が実装された面の側に直角曲げされている。第1副基板12に形成された導電路と、第2副基板13に形成された導電路とは連続している。また、第1副基板12に接着されたバスバー24と、第2副基板13に接着されたバスバー24とは、一体のバスバー24を折り曲げて形成されている。このように、第1副基板12と第2副基板13は、電気的に接続されている。
図4に示すように、第1副基板12及び第3副基板14は、主基板39を第2折り曲げ部41で折り曲げることにより、一体に形成されている。主基板39は、第1副基板12のうち電子部品が実装された面の側に直角曲げされている。第1副基板12に形成された導電路と、第3副基板14に形成された導電路とは連続している。これにより、第1副基板12と第3副基板14とは、電気的に接続されている。
図4に示すように、第4副基板15の裏面(図4における右側面)に形成された導電路は、第3副基板14(主基板39)を第3折り曲げ部42で折り曲げて形成した接続部43と接続されている。これにより、第4副基板15と第3副基板14とは、電気的に接続されている。なお、接続部43は、第4副基板15の表面(図4における左側面)に形成された導電路と接続されていてもよい。
上述したように、第1副基板12、第2副基板13、第3副基板14、及び接続部43は、主基板39を、第1折り曲げ部40、第2折り曲げ部41、及び第3折り曲げ部42で折り曲げることにより、一体に形成されている。
主基板39には、車載電装品に電力を供給するためのものであって、比較的に大きな電流が流れる大電流回路が形成されている。一方、第4基板には、且つ機械式リレー25、半導体リレー26のスイッチングを制御するためのものであって、比較的に小さな電流が流れる制御回路が形成されている。
(回路構成体50)
図4に示すように、ケース11内に収容された回路構成体50は、バスバー24と、このバスバー24の一方の面(上述した図4における裏面及び下面)に図示しない接着層を介して接着された第1補強板51A及び第2補強板51Bと、バスバー24の一方の面を覆うと共にバスバー24及び各補強板51A,51Bに一体にモールド成形された合成樹脂材53と、を備える。バスバー24の一方の面は、補強板51及び合成樹脂材53によって覆われている。なお、以下の説明において、第1補強板51Aと第2補強板51Bとを区別しないで説明する場合には、補強板51として説明する。
バスバー24は、金属板材を所定の形状にプレス成形してなる。接着層は、バスバー24に接着剤を塗布して形成してもよく、また、接着シートを用いてもよい。合成樹脂材53としては、熱硬化性樹脂を用いてもよく、また、熱可塑性樹脂を用いてもよい。
バスバー24と補強板51とは、バスバー24の板面に沿う方向について、バスバー24と補強板51との相対的な変位が規制された状態で積層されている。補強板51は合成樹脂製である。補強板51に用いられる合成樹脂としては、熱硬化性樹脂であってもよく、また熱可塑性樹脂であってもよい。補強板51と、モールド成形される合成樹脂材53とは、比較的に親和性が高く、モールド成形により一体に成形される。補強板51を構成する合成樹脂と、モールド成形される合成樹脂材53とは、異なる材料であってもよく、また、同じ材料であってもよい。
また、補強板51を構成する合成樹脂の軟化温度(例えばガラス転移温度)は、モールド成形される合成樹脂材53の軟化温度よりも低いものが好ましい。モールド成形時に補強板51が軟化し、合成樹脂材53と一体化しやすくなるからである。
本実施形態においては、バスバー24には、第1副基板12に対応する位置に第1補強板51Aが配設されており、また、第2副基板13に対応する位置に第2補強板51Bが配設されている。
図14に示すように、バスバー24にはバスバー貫通孔54が形成されており、また、補強板51には、バスバー24に積層された状態で、バスバー貫通孔54と整合する位置に、補強板貫通孔55が形成されている。バスバー貫通孔54と補強板貫通孔55の内部には、モールド成形により合成樹脂材53が充填されている。
(放熱構造)
図22に示すように、ケース11の裏面側(図22における上側)には、開口部56が形成されている。図4に示すように、この開口部56からは、回路構成体50のうち、補強板51と、この補強板51と一体にモールド成形された合成樹脂材53と、が露出している。図3には、ケース11の開口部56から回路構成体50の補強板51及び合成樹脂材53が露出した状態を示す。
次に、本実施形態に係る電気接続箱10の製造工程の一例を示す。まず、プリント配線技術により主基板39の一方又は双方の面に導電路を形成する。その後、主基板39を所定の形状に切断する。導電路は、主基板39を切断した後に形成してもよい。
ついで、図5に示すように、金属板材を所定の形状にプレス加工して複数のバスバー24を形成する。バスバー24は、バスバー24の周囲に位置するフレーム57とタイバー58により接続されることで、相対的な配置が維持される。また、隣り合うバスバー24同士についても、タイバー58により接続されることで、相対的な配置が維持されている。図6には、バスバー24の断面図を模式的に示す。
ついで、図5の矢線に示すように、バスバー24の一方の面(図5における下面)に、第1補強板51A及び第2補強板51Bを接着する。これにより、図7に示すように、バスバー24と、第1補強板51A及び第2補強板51Bが積層されたものが形成される。図8に、この状態におけるバスバー24及び補強板51の断面図を模式的に示す。隣り合うバスバー24同士は、補強板51により連結されている。
その後、図9に示すように、タイバー58を切断することにより、バスバー24を所定の形状に成形する。タイバー58が切断されても、上述したように、バスバー24同士は補強板51により互いに連結されているので、バスバー24の相対的な配置は維持されるようになっている。
また、タイバー58を切断する際に、補強板51のうち、タイバー58に対応する位置に、補強板51を貫通する補強板貫通孔55を形成する。図10に、この状態におけるバスバー24及び補強板51の断面図を示す。バスバー24のうち、タイバー58を切断した部分が上述したバスバー貫通孔54とされ、補強板51のうち、タイバー58と対応する位置で形成された貫通孔が、補強板貫通孔55とされる。
ついで、図11に示すように、バスバー24及び補強板51を合成樹脂材53により、一体にモールド成形する。この状態における断面図を図12に示す。バスバー貫通孔54及び補強板貫通孔55は合成樹脂材53により充填されている。また、隣り合うバスバー24同士の間隙は合成樹脂材53により埋設されており、これにより、バスバー24同士が電気的に絶縁される。
続いて、図13に示すように、主基板39に、接着層を介してバスバー24の他方の面を接着する。図14には、この状態における主基板39、バスバー24、及び補強板51の断面図を示す。
その後、図15に示すように、主基板39の接続部43と、第4副基板15の導電路とを半田付け等の公知の手法により接続した後、主基板39のうち、バスバー24が接着された面とは、反対側の面に、機械式リレー25、半導体リレー26等の電子部品を、リフロー半田付け等の公知の手法により実装する。また、第4副基板15に、マイコン29等の電子部品を、リフロー半田付け等の公知の手法により実装する。
次に、図16に示すように、端子金具20、及び端子金具20を台座38A,38Bに配設したものを、バスバー24、主基板39、及び第4副基板15に、フロー半田付け等の公知の手法により接続する。
ついで、図17に示すように、主基板39及びバスバー24を第1折り曲げ部40において、電子部品の実装面側に直角曲げを行い、第2副基板13を形成する。
その後、図18に示すように、支持部材30を主基板39に組み付け。ついで、図19に示すように、主基板39を、第2折り曲げ部41において、電子部品の実装面側に直角曲げを行うことで、第1副基板12、及び第3副基板14を形成する。さらに、主基板39(第3副基板14)を第3折り曲げ部42において、折り曲げる。その後、第4副基板15を支持部材30の係止部33に保持させる。
続いて、図20に示すように、蓋部16を、図20における矢線に示す方向から支持部材30に組み付けた後、ボルト37によりねじ止めする。これにより、第1ないし第4副基板12,13,14,15、支持部材30、及び蓋部16が一体に組み付けられる。このとき、蓋部16の嵌合部19内には、端子金具20が配されるようになっている。
その後、図21に示すように、ケース11内に、第1ないし第4副基板12,13,14,15、支持部材30、及び蓋部16を一体に組み付けたものを収容し、蓋部16に形成されたロック部17Aと、ケース11に形成されたロック受け部18Aとを弾性的に係合させる。
その後、図示しない相手側コネクタを蓋部16の嵌合部19と嵌合させる。
次いで、図23に示すように、蓋部16に形成されたロック部17Bと、電線カバー21のロック受け部18Bとを弾性的に係合させることにより、図23における矢線で示す方向から電線カバー21を蓋部16に組み付ける。このとき、電線導出口22から、相手側コネクタに接続された電線を外部に導出する。以上により、電気接続箱10が完成する。
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。車両に搭載された電気接続箱10の周囲の温度は、外気温の変化や、車両の走行条件によって変化する。すると、バスバー24と、バスバー24にモールド成形された合成樹脂材53とは、それぞれ異なる線膨張率で収縮、膨張をする。また、金属製のバスバーを合成樹脂材でモールド成形する際に、合成樹脂材が成型収縮する。すると、バスバー24の板面に沿う方向についてバスバー24の寸法と合成樹脂材53の寸法との間に差が生じることが懸念される。本実施形態によれば、補強板51は、バスバー24の板面に沿う方向についてバスバー24との相対的な変位が規制されているので、バスバー24の板面に沿う方向についてバスバー24が変位しようとしても、補強板51によって変位が規制される。また、合成樹脂材53は補強板51と一体にモールド成形されているので、合成樹脂材53がバスバー24の板面に沿う方向に変位しようとしても、その変位は補強板51によって規制される。これにより、回路構成体50が反ることが抑制される。
そして、バスバー24と補強板51とは接着されている。これにより、バスバー24又は補強板51に、バスバー24の板面に沿う方向についてバスバー24と補強板51との相対的な変位を規制するための構造を別途設けなくてもよいので、回路構成体50の構造を簡素化できる。
さらに、本実施形態においては、バスバー24にはバスバー貫通孔54が形成されており、補強板51にはバスバー貫通孔54に整合する位置に補強板貫通孔55が形成されており、バスバー貫通孔54及び補強板貫通孔55には合成樹脂材53が充填されている。これにより、バスバー24が、その板面に沿う方向に変位しようとすると、その変位は、バスバー貫通孔54に充填された合成樹脂材53によって受けられた後、合成樹脂材53を介して補強板貫通孔55の壁面から補強板51へと伝達され、補強板51によって規制される。これにより、回路構成体50が反ることを確実に抑制できる。
また、本実施形態によれば、バスバー24の他方の面には、主基板39が積層されている。これにより、回路構成体50(電気接続箱10)の配線密度を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、回路構成体50を収容するケース11には開口部56が形成されており、この開口部56から、回路構成体50のうち合成樹脂材53及び補強板51の双方が露出している。これにより、回路構成体50に通電した際に回路構成体50で発生する熱は、開口部56から露出した合成樹脂材53及び補強板51の双方又は一方からケース11の外部に放散される。これにより、電気接続箱10の放熱性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、マイコン29が実装される制御基板と、電力回路が形成される電力基板とを、別体に形成し、ケース11内に離間して配することができるので、制御基板に実装されたマイコン29に、電力回路基板で発生した熱が伝達されることを抑制できる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図24ないし図27を参照しつつ説明する。図27に示すように、本実施形態に係る回路構成体50は、バスバー24と、バスバー24の一方の面(図27における下面)に積層された補強板51と、を備える。
バスバー24と、補強板51とは、図示しない接着層により接着されている。これにより、バスバー24の板面に沿う方向についてバスバー24と補強板51とが相対的に変位することが規制されるようになっている。
回路構成体50は、バスバー24の一方の面を覆うと共に、バスバー24及び補強板51と一体にモールド成形された合成樹脂材53を備える。複数のバスバー24のうち、隣り合うバスバー24同士の間隙は、合成樹脂材53によって充填されている。これによりバスバー24同士は電気的に絶縁されるようになっている。また、バスバー24の外縁部には合成樹脂材53が一体に形成されている。
上記の構成以外は、実施例1と略同一なので、同一構造については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
続いて、本実施形態に係る回路構成体50の製造工程の一例を示す。まず、図24に示すように、金属板材をプレス加工することにより所定の形状のバスバー24を形成する。続いて、図25に示すように、バスバー24の一方の面(図25における下面)に、補強板51を接着する。
次に、図26に示すように、タイバー58を切断する。このとき、バスバー貫通孔54、及び補強板貫通孔55を形成する。その後、図27に示すように、バスバー24及び補強板51を一体にモールド成形する。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図28ないし図32を参照しつつ説明する。図32に示すように、本実施形態に係る回路構成体50は、バスバー24と、バスバー24の一方の面(図32における下面)に積層された補強板51と、バスバー24の他方の面(図32における上面)に積層された回路基板59と、を備える。
バスバー24と、補強板51とは、図示しない接着層により接着されている。これにより、バスバー24の板面に沿う方向についてバスバー24と補強板51とが相対的に変位することが規制されるようになっている。
回路構成体50は、バスバー24の一方の面を覆うと共に、バスバー24及び補強板51と一体にモールド成形された合成樹脂材53を備える。複数のバスバー24のうち、隣り合うバスバー24同士の間隙は、合成樹脂材53によって充填されている。これによりバスバー24同士は電気的に絶縁されるようになっている。また、バスバー24の外縁部には合成樹脂材53が一体に形成されている。
バスバー24には、バスバー貫通孔54が形成されており、補強板51には、バスバー貫通孔54に整合する位置に補強板貫通孔55が形成されており、回路基板59には、バスバー貫通孔54及び補強板貫通孔55に整合する位置に、第1基板貫通孔60が形成されている。バスバー貫通孔54、補強板貫通孔55、及び第1貫通孔内には、モールド成形された合成樹脂材53が充填されている。
また、回路基板59には、図32における左右両端部撚りの位置に、それぞれ、第2基板貫通孔61が形成されている。この第2基板貫通孔61内には、モールド成形された合成樹脂材53が充填されている。第2基板貫通孔61内に充填された合成樹脂材53は、図32における回路基板59の上面から上方に突出して形成されている。なお、第2基板貫通孔61内に充填された合成樹脂材53は、第2基板貫通孔61内に充填されていればよく、回路基板59の上面と面一に形成されていてもよい。
上記の構成以外は、実施例1と略同一なので、同一構造については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
続いて、本実施形態に係る回路構成体50の製造工程の一例を示す。まず、図28に示すように、金属板材をプレス加工することにより所定の形状のバスバー24を形成する。続いて、図29に示すように、バスバー24の一方の面(図29における下面)に、補強板51を接着する。
次に、図30に示すように、タイバー58を切断する。このとき、バスバー貫通孔54、及び補強板貫通孔55を形成する。その後、図31に示すように、バスバー24の他方の面(図31における上面)に、回路基板59を積層する。このとき、回路基板59の第1基板貫通孔60と、バスバー貫通孔54及び補強板貫通孔55を整合させる。
続いて、図32に示すように、合成樹脂材53をモールド成形することにより、回路基板、バスバー24及び補強板51を一体にモールド成形する。
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。本実施形態によれば、回路基板には、バスバー貫通孔54及び補強板貫通孔55に整合する位置に、第1基板貫通孔60が形成されており、第1基板貫通孔60内に合成樹脂材53が充填されている。これにより、回路基板がその板面に沿う方向に変位しようとすると、その変位は、第1基板貫通孔60内に充填された合成樹脂材53によって受けられた後、合成樹脂材53を介して補強板貫通孔55の壁面から補強板51に伝達され、補強板51によって規制される。これにより、回路基板が反ることを抑制できる。
さらに、本実施形態によれば、回路基板には、第2基板貫通孔61が形成されており、第2基板貫通孔61内には合成樹脂材53が充填されている。これにより、回路基板59がその板面に沿う方向に変位しようとすると、その変位は、第2基板貫通孔61内に充填された合成樹脂材53によって規制される。これにより、回路基板59が反ることを抑制できる。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4に係る回路構成体50の製造工程を図33ないし図37を参照しつつ説明する。まず、図33に示すように、金属板材をプレス加工することにより所定の形状のバスバー24を形成する。続いて、図34に示すように、バスバー24の他方の面(図34における上面)に、回路基板59を接着する。次に、図35に示すように、タイバー58を切断する。
続いて、図36に示すように、バスバー24の一方の面(図36における下面)に、補強板51を接着する。
続いて、図37に示すように、合成樹脂材53をモールド成形することにより、回路基板59、バスバー24及び補強板51を一体にモールド成形する。
上記以外の構成については実施形態3と略同様なので、同一部材については同一符号を付して、重複する説明を省略する。
<実施形態5>
次に、本発明の実施形態5を図38ないし図42を参照しつつ説明する。図42に示すように、回路基板のうち図42における左右両端部寄りの位置には、第3基板貫通孔63が形成されている。
また、図42に示すように、合成樹脂材53には、第3基板貫通孔63に対応する位置に、回路基板59側(図42における上側)に向かって突出する嵌合突部62が形成されている。この嵌合突部62は、バスバー24に回路基板59が積層された状態において、第3基板貫通孔63内に嵌合している。
上記以外の構成については実施形態3と略同様なので、同一部材については同一符号を付して、重複する説明を省略する。
本実施形態によれば、回路基板59がその板面に沿う方向に変位しようとすると、その変位は、第3基板貫通孔63内に嵌合する嵌合突部62によって規制される。これにより、回路基板59が反ることを抑制できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)図43に示すように、バスバー24には、補強板51側に突出する凸部64を切り起こすこと、又は曲げ加工することにより形成し、補強板51には、凸部64と対応する位置に凹部65を形成し、凸部64と凹部65とが係合することにより、バスバー24と補強板51とが、バスバー24の板面に沿う方向について相対的な変位が規制される構成としてもよい。また、図44に示すように、バスバー24側に凹部65を形成し、補強板51側に、この凹部65に係合する凸部64を、バスバー24側に突出して形成する構成としてもよい。上記の構成において、更に、バスバー24と補強板51とが接着される構成としてもよい。
(2)ケース11は、開口部56を設けず、液密に密閉された構成としてもよい。
(3)ケース11の開口部56からは、合成樹脂材53のみが露出してもよく、また、補強板51のみが露出してもよく、また、合成樹脂材53及び補強板51の双方が露出してもよい。
本発明の実施形態1に係る電気接続箱を示す全体斜視図 電気接続箱を示す側面図 電気接続箱の裏面側を示す斜視図 図2におけるIV−IV線断面図 バスバーに補強板を貼付する工程を示す斜視図 バスバーの断面を示す模式図 バスバーに補強板が貼付された状態を示す斜視図 バスバーに補強板が貼付されたもの断面を示す模式図 タイバーが切断された状態を示す斜視図 タイバーが切断された状態の断面を示す模式図 合成樹脂材がモールド成形された状態を示す斜視図 合成樹脂材がモールド成形された状態の断面を示す模式図 バスバーに主基板を接着した状態を示す斜視図 バスバーに主基板を接着した状態の断面を示す模式図 主基板に電子部品等を実装した状態を示す斜視図 主基板に端子金具を実装した状態を示す斜視図 支持部材を組み付ける工程を示す斜視図 支持部材が組み付けられた状態を示す斜視図 主基板が折り曲げられた状態を示す斜視図 ケースに蓋部を組み付ける工程を示す斜視図 ケースと、回路構成体と、電線カバーと、を示す分解斜視図 ケースの裏面側を示す斜視図 蓋部に電線カバーを組み付ける工程を示す斜視図 実施形態2に係る回路構成体のバスバーを示す断面図 バスバーに補強板を貼付した状態を示す断面図 タイバーを切断した状態を示す断面図 合成樹脂材をモールド成形した状態を示す断面図 実施形態3に係る回路構成体のバスバーを示す断面図 バスバーに補強板を貼付した状態を示す断面図 タイバーを切断した状態を示す断面図 バスバーに回路基板を積層した状態を示す断面図 合成樹脂材をモールド成形した状態を示す断面図 実施形態4に係る回路構成体のバスバーを示す断面図 バスバーに回路基板を積層した状態を示す断面図 タイバーを切断した状態を示す断面図 バスバーに補強板を貼付した状態を示す断面図 合成樹脂材をモールド成形した状態を示す断面図 実施形態5に係る回路構成体のバスバーを示す断面図 バスバーに補強板を貼付した状態を示す断面図 タイバーを切断した状態を示す断面図 合成樹脂材をモールド成形した状態を示す断面図 バスバーに回路基板を積層した状態を示す断面図 他の実施形態に記載の回路構成体を示す断面図 他の実施形態に記載の回路構成体を示す断面図
符号の説明
10…電気接続箱
11…ケース
24…バスバー
39…主基板(回路基板)
50…回路構成体
51A…第1補強板(補強板51)
51B…第2補強板(補強板51)
53…合成樹脂材
54…バスバー貫通孔
55…補強板貫通孔
56…開口部
59…回路基板
60…第1基板貫通孔
61…第2基板貫通孔
62…嵌合突部
63…第3基板貫通孔
64…凸部
65…凹部

Claims (15)

  1. 金属製のバスバーと、前記バスバーの一方の面に、前記バスバーの板面に沿う方向について前記バスバーとの相対的な変位が規制された状態で積層された合成樹脂製の補強板と、前記バスバーの一方の面を覆うと共に前記バスバー及び前記補強板と一体にモールド成形された合成樹脂材と、前記バスバーの他方の面に積層された回路基板と、を備えた回路構成体。
  2. 前記バスバーと前記補強板とは接着されている請求項1に記載の回路構成体。
  3. 前記バスバー及び前記補強板の一方には、他方側に突出する凸部が形成されており、他方には、前記凸部と係合する凹部が形成されている請求項1または請求項2に記載の回路構成体。
  4. 前記バスバーにはバスバー貫通孔が形成されており、前記補強板には前記バスバー貫通孔に整合する位置に補強板貫通孔が形成されており、前記バスバー貫通孔及び前記補強板貫通孔には前記合成樹脂材が充填されている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の回路構成体。
  5. 前記回路基板には、前記バスバー貫通孔及び前記補強板貫通孔に整合する位置に、第1基板貫通孔が形成されており、前記第1基板貫通孔内に前記合成樹脂材が充填されている請求項4に記載の回路構成体。
  6. 前記回路基板には、第2基板貫通孔が形成されており、前記第2基板貫通孔内には前記合成樹脂材が充填されている請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の回路構成体。
  7. 前記回路基板には第3基板貫通孔が形成されており、前記合成樹脂材には、前記第3基板貫通孔に対応する位置に前記回路基板側に突出して、前記第3基板貫通孔内に嵌合する嵌合突部が形成されている請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の回路構成体。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の回路構成体と、前記回路構成体を内部に収容すると共に開口部を有するケースと、を備え、前記開口部から、前記回路構成体のうち前記合成樹脂材及び前記補強板の双方又は一方が露出している電気接続箱。
  9. 金属板材を所定の形状にプレス加工してバスバーを形成する工程と、前記バスバーの一方の面に、前記バスバーの板面に沿う方向について前記バスバーとの相対的な変位が規制された状態で補強板を積層する工程と、前記バスバーの一方の面を覆うと共に前記補強板と一体に合成樹脂材をモールド成形する工程と、前記バスバーの他方の面に回路基板を積層する工程と、を実行する回路構成体の製造方法。
  10. 前記バスバーと前記補強板とを接着する請求項9に記載の回路構成体の製造方法。
  11. 前記バスバー及び前記補強板の一方に、他方側に突出する凸部を形成し、他方には、前記凸部と係合可能な凹部を形成し、前記凸部と前記凹部とを係合させつつ前記バスバーと前記補強板とを積層する請求項9または請求項10に記載の回路構成体の製造方法。
  12. 前記バスバーにバスバー貫通孔を形成する工程と、前記補強板に前記バスバー貫通孔に整合する位置に補強板貫通孔を形成する工程と、前記バスバー及び前記補強板をモールド成形する際に前記バスバー貫通孔及び前記補強板貫通孔に前記合成樹脂材を充填する工程と、を実行する請求項9ないし請求項11のいずれか一項に記載の回路構成体の製造方法。
  13. 前記回路基板に、前記バスバー貫通孔及び前記補強板貫通孔に整合する位置に、第1基板貫通孔を形成し、前記バスバー及び前記補強板をモールド成形する際に前記第1基板貫通孔内に前記合成樹脂材を充填する請求項12に記載の回路構成体の製造方法。
  14. 前記回路基板に、第2基板貫通孔を形成し、前記バスバー及び前記補強板をモールド成形する際に前記第2基板貫通孔内に前記合成樹脂材を充填する請求項9ないし請求項13のいずれか一項に記載の回路構成体の製造方法。
  15. 前記回路基板に第3基板貫通孔を形成し、前記合成樹脂材に、前記第3基板貫通孔に対応する位置に前記回路基板側に突出すると共に、前記第3基板貫通孔内に嵌合する嵌合突部を形成し、前記第3基板貫通孔内に前記嵌合突部を嵌合させつつ前記バスバーに前記回路基板を積層する請求項9ないし請求項14のいずれか一項に記載の回路構成体の製造方法。
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