JP5483085B2 - 回路構成体及び電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、回路構成体及び電気接続箱に関する。
従来、ケース内に回路構成体を収容してなる車載用の電気接続箱として、特許文献1に記載のものが知られている。この電気接続箱は、電源と、ランプ、ホーン等の車載電装品と、の間に配設されて、車載電装品に対して通電及び断電を実行する。
上記の回路構成体は、表面にプリント配線技術により導電路が形成された回路基板と、回路基板の裏面に接着されたバスバーと、を備える。回路基板には開口部が形成されている。この開口部からは、回路基板の裏面に接着されたバスバーが露出している。
また、回路基板の表面側には電子部品が実装されている。この電子部品は、回路基板に形成された導電路と、開口部から露出するバスバーとの双方に、はんだ付け等により電気的に接続されている。
特開2003−164039号公報
上記の構成によると、回路基板の表面に形成された導電路と、回路基板の開口部から露出するバスバーとの間には、回路基板及び接着剤の厚さ寸法に対応する分だけ、段差が生じてしまう。このため、電子部品を、導電路とバスバーの双方に電気的に接続するためには、電子部品のリード端子を、上記の段差に対応させるための作業や、部品が必要となる。例えば、電子部品のリード端子を曲げ加工する作業や、段差に相当する厚さ寸法を有する中継部材等の部品が必要となる。このため、作業工程の増加や、部品点数の増加によって製造コストが増大するという問題点があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、製造コストが低減された回路構成体及び電気接続箱を提供することを目的とする。
本発明は、回路構成体であって、表面及び裏面を有する絶縁性の基材の表面に導電路が形成された回路基板と、前記回路基板の裏面側に配設された導電板と、前記回路基板の表面側に配されて前記導電路及び前記導電板の双方に接続される電子部品と、を備え、前記回路基板には表裏を貫通する開口部が形成されており、前記導電板のうち前記開口部から露出する領域は露出部とされており、前記電子部品は、当該電子部品の側壁から突出して前記導電路に対して第1はんだ部を介してはんだ付けされる第1端子を有すると共に、当該電子部品の裏面から露出して前記露出部に対して第2はんだ部を介してはんだ付けされる第2端子を有し、前記基材の厚さ寸法と前記導電路の厚さ寸法との和として定義される前記回路基板の厚さ寸法は、前記第1はんだ部のうち前記第1端子と接触する第1接触面と、前記第2はんだ部のうち前記第2端子と接触する第2接触面と、が略同じ高さ位置に整合するように設定されている。
また、本発明は、電気接続箱であって、前記回路構成体をケース内に収容してなる。
本発明によれば、回路基板の表面に設けられた導電路に形成された第1はんだ部の第1接触面と、回路基板の裏面に配された導電板の露出部に形成された第2はんだ部の第2接触面と、を略同じ高さ位置に整合させることができる。このため、電子部品の第1端子又は第2端子を、回路基板の厚さ寸法に対応させて曲げ加工する等の作業が不要となる。また、中継部材等の部品が不要となる。この結果、製造コストを低減させることができる。
本発明の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記回路基板には表裏を貫通する基板側係止孔が形成されており、前記導電板には前記基板側係止孔に対応する位置に導電板側係止孔が形成されており、前記基板側係止孔及び前記導電板側係止孔の内部には合成樹脂製の係止部材が充填されていることが好ましい。
上記の態様によれば、回路基板と導電板とは、係止部材により組み付けられる。これにより、回路基板と導電板とを接着剤又は接着シートを介して接着する場合に比べて、接着工程が不要となるので製造工数が削減される結果、製造コストを削減できる。また、接着剤又は接着シートが不要となるので、部品点数が削減されるので、製造コストを削減することができる。
また、接着剤又は接着シートを用いて回路基板と導電板とを接着する場合、回路基板の熱膨張率と、導電板との熱膨張率とが異なるために、温度変化により回路構成体が反ってしまうことが懸念される。上記の態様によれば、回路基板と導電板とは、基板側係止孔及び導電板側係止孔の内部に充填された係止部材により組み付けられている。これにより、熱膨張率の差に起因する、回路基板の寸法変化と、導電板の寸法変化との差異が、基板側係止孔及び導電板側係止孔が形成されていない領域において吸収されるようになっている。これにより、回路構成体が反ることを抑制できる。
前記回路基板は可撓性を有しており、前記回路基板の端縁には外方に突出する端縁突出片が形成されており、前記回路基板の裏面には前記端縁突出片に対応する位置の近傍に前記導電板が配設されており、前記回路基板の端縁と前記導電板とは、前記端縁突出片が前記導電板側に折り曲げられた状態でモールド成形された端縁モールド部によって固定されていることが好ましい。
上記の態様によれば、導電板側に折り曲げられた端縁突出片が、端縁モールド部においてアンカーとして機能するので、回路基板の端縁と導電板とを確実に固定することができる。
前記回路基板は可撓性を有しており、前記回路基板の前記開口部の近傍には、前記回路基板の表裏を貫通する基板側係止窓が形成されており、前記基板側係止窓の開口縁には前記基板側係止窓の内方に突出する係止窓突出片が形成されており、前記回路基板の裏面には前記係止窓突出片に対応する位置の近傍に前記導電板が配設されており、前記基板側係止窓の開口縁と前記導電板とは、前記係止窓突出片が前記導電板側に折り曲げられた状態でモールド成形された係止窓モールド部によって固定されていることが好ましい。
上記の態様によれば、導電板側に折り曲げられた係止窓突出片が、係止窓モールド部においてアンカーとして機能するので、基板側係止窓の開口縁と導電板とを確実に固定することができる。上記の基板側係止窓は、回路基板に形成された開口部の近傍に形成されているので、開口部の開口縁と導電板とが剥離することを抑制できる。
前記基板側係止窓は、前記開口部と連通して形成されていることが好ましい。
上記の態様によれば、開口部の開口縁と導電板とが剥離することを確実に抑制できる。
本発明によれば、回路基板又は電気接続箱の製造コストを低減させることができる。
図1は、本実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。 図2は、電気接続箱を示す平面図である。 図3は、図2におけるIII−III線断面図である。 図4は、図2におけるIV−IV線断面図である。 図5は、回路構成体を示す要部拡大断面図である。 図6は、回路基板を示す斜視図である。 図7は、導電板を示す斜視図である。 図8は、回路基板の裏面に導電板を積層した状態を示す斜視図である。 図9は、回路基板と導電板とをモールド成形した状態を表面側から示す斜視図である。 図10は、回路基板と導電板とをモールド成形した状態を裏面側から示す斜視図である。 図11は、端縁突出片、及び係止窓突出片を裏面側に折り曲げた状態を示す斜視図である。 図12は、回路基板の表面に半導体リレーを実装した状態を示す斜視図である。 図13は、回路基板の表面に台座を配設した状態を示す斜視図である。 図14は、ケース本体の内部に回路構成体を収容した状態を示す斜視図である。
本発明の一実施形態を図1ないし図14を参照しつつ説明する。本実施形態に係る電気接続箱10は、合成樹脂製のケース11内に回路構成体12を収容してなる。電気接続箱10は、車両(図示せず)に搭載されて、電源(図示せず)と、ランプ、ホーン等の車載電装品(図示せず)との間に配設される。電気接続箱10は車載電装品に対して通電、及び断電を実行する。以下の説明においては、図3における上側を、表側又は上側とし、図3における下側を、裏側又は下側として説明する。
(ケース11)
図3に示すように、ケース11は、表側(図3における上側)に開口するケース本体13と、ケース本体13の開口を表側から塞ぐカバー14と、を備える。図4に示すようにケース本体13の側壁の外側面には、外方に突出するロック部15が形成されている。また、カバー14の側壁には、ロック部15と対応する位置に弾性変形可能なロック受け部16が形成されている。ロック部15とロック受け部16とが弾性的に係合することにより、ケース本体13とカバー14とが一体に組み付けられる。
図1に示すように、カバー14の上壁には、上方(図1における上方)に開口すると共に相手側コネクタ(図示せず)と嵌合可能な複数(本実施形態では3つ)のコネクタ部17が形成されている。
(回路構成体12)
図3に示すように、回路構成体12は、表面18及び裏面19を有する基材51の表面に導電路23が形成された回路基板20と、回路基板20の裏面19側に配設された単数の導電板21と、を備える。回路基板20の表面18には、複数の半導体リレー22(特許請求の範囲に記載の電子部品に相当)が実装されている。
(回路基板20)
図6に示すように、回路基板20は略長方形状をなしている。回路基板20の表面18にはプリント配線技術により導電路23が形成されている。本実施形態における回路基板20は、厚さ寸法が10μm〜100μmである基材51の表面18に、厚さ寸法が10μm〜100μmである導電路23が形成されてなる。更に、導電路23は、基材51の表面18及び裏面19の双方に形成される構成としてもよい。基材51の厚さ寸法を上記の範囲に設定することにより、本実施形態における回路基板20は可撓性を有する。更に回路基板20には、詳細には図示しないが、基材51及び導電路23を覆うようにソルダーレジスト等、必要に応じて任意の絶縁材料を塗布してもよく、また、カバーバーレイフィルム等、必要に応じて任意の絶縁材料を貼付してもよい。
図6に示すように、回路基板20の端縁には、外方に突出する複数の端縁突出片24が形成されている。また、回路基板20には、表裏を貫通する複数の開口部25が形成されている。開口部25の開口縁は、略長方形状をなしている。回路基板20には、開口部25の近傍に、回路基板20の表裏を貫通する基板側係止窓26が形成されている。本実施形態においては、基板側係止窓26のうち、図6における右手前側から左奥側に向かう方向について中央付近に位置する基板側係止窓26は、2つの開口部25の間に形成されており、他の基板側係止窓26は、開口部25と連通して形成されている。
基板側係止窓26の開口縁には、基板側係止窓26の内方に向かって突出する一対の係止窓突出片27が形成されている。
また、回路基板20には、複数のスルーホール28が形成されている。図3及び図4に示すように、スルーホール28には棒状をなす端子金具29の下端部が貫通されており、はんだ付けにより、回路基板20の導電路23に電気的に接続されている。端子金具29は、合成樹脂製の台座30に貫通された状態で、台座30に保持されている。端子金具29の上端部はカバー14に形成されたコネクタ部17の内部に配されるようになっている。
図6に示すように、回路基板20には、上記した基板側係止窓26の近傍の位置に、表裏を貫通する複数の基板側係止孔31が形成されている。基板側係止孔31の断面形状は円形状をなしている。
図6に示すように、回路基板20のうち、2つの隅部には、回路構成体12をケース本体13にねじ止めする際にボルト32が挿通されるボルト挿通孔33Aが、回路基板20の表裏を貫通して形成されている。
(導電板21)
図7に示すように、導電板21は金属板材を所定の形状にプレス加工することにより形成される。導電板21は、略長方形状をなしており、回路基板20と略同じ形状であって、且つ、僅かに大きく形成されている。導電板21の端縁には、回路基板20と導電板21とが積層された状態で、回路基板20の端縁突出片24に対応する位置に、切欠部34が形成されている。
導電板21には、回路基板20と導電板21とが積層された状態で、回路基板20の係止窓突出片27に対応する位置に、導電板21の表裏を貫通する導電板側係止窓35が形成されている。導電板側係止窓35の開口縁の形状は、略長方形状をなしている。また、導電板21には、導電板側係止窓35の近傍の位置であって、回路基板20と導電板21とが積層された状態で、回路基板20の基板側係止孔31に対応する位置に、導電板側係止孔36が形成されている。導電板側係止孔36の断面形状は円形状をなしている。また、導電板側係止孔36の内径は、基板側係止孔31の内径よりも小さく設定されている。
また、導電板21には、回路基板20と導電板21とが積層された状態で、回路基板20に形成された複数のスルーホール28が形成された領域に対応する位置に、スルーホール28に挿通された端子金具29と、導電板21とが接触することを避けるための逃げ孔37が、導電板21の表裏を貫通して形成されている。
また、図7に示すように、導電板21のうち、図7における左手前側の端縁寄りの位置には、回路基板20と導電板21とが積層された状態で、回路基板20のスルーホール28と対応する位置に、スルーホール28に挿通された入力端子金具39が挿通される入力用貫通孔38が形成されている。入力用貫通孔38と入力端子金具39とがはんだ付けされることに、導電板21は、入力端子金具39を介して、電源と電気的に接続されるようになっている。
また、図7に示すように、導電板21には、回路基板20と積層された状態で、回路基板20に形成されたボルト挿通孔33Aと対応する位置に、導電板21を表裏方向に貫通するボルト挿通孔33Bが形成されている。
(モールド部材)
図9及び図10に示すように、回路基板20と導電板21とは、両部材を積層した状態で、合成樹脂材でモールド成形することにより、一体に組み付けられている。合成樹脂材としては、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂、又は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂を用いることができる。
図9に示すように、回路基板20及び導電板21の4つの端縁には、両部材の端縁を覆う合成樹脂製の端縁モールド部40が形成されている。図4に示すように、端縁モールド部40の表面は、回路基板20の表面18と略面一に形成されている。端縁モールド部40の裏側は、導電板21の裏面よりも下方に突出して形成されると共に、導電板21の端部を覆うように形成されている。端縁モールド部40内においては、回路基板20の端縁突出片24が、導電板21側に折れ曲がった状態で固定されている。これにより、回路基板20の端縁と、導電板21の端縁とが剥離することが抑制されるようになっている。
また、回路基板20の係止窓突出片27に対応する位置であって、導電板21の導電板側係止窓35と対応する位置には、合成樹脂製の係止窓モールド部41が形成されている。係止窓モールド部41の表面は、回路基板20の表面18に対して、同じ高さ位置、又はやや低い高さ位置になるように形成されている。係止窓モールド部41内においては、回路基板20の係止窓突出片27が、導電板21側に折れ曲がった状態で固定されている。これにより、回路基板20に形成された基板側係止窓26の開口縁と、導電板21とが剥離することが抑制される。この基板側係止窓26は、開口部25の近傍に形成されているので、開口部25の開口縁と導電板21とが剥離することを抑制できる。更に、基板側係止窓26と開口部25とが連通して形成されているので、開口部25の開口縁が導電板21と剥離することが更に抑制できるようになっている。
図11に、回路基板20において、端縁突出片24と、係止窓突出片27とが、導電板21側に折り曲げられた状態を示す。回路基板20と導電板21とがモールド成形により固定された状態においては、各突出片24,27は、図11に示した姿勢で各モールド部40,41内に固定されている。各突出片24,27が折り曲がった状態で各モールド部40,41内に固定されていることにより、回路基板20と導電板21とが更に強固に固定されるようになっている。
図9に示すように、回路基板20と導電板21とが積層された状態で、基板側係止孔31、及び導電板側係止孔36の内部には、合成樹脂製の係止部材42が充填されている。上述したように、基板側係止孔31の内径は、導電板側係止孔36の内径よりも大きくなっているので、両係止孔内に充填された係止部材42が抜け止めされるようになっている。係止部材42の表面は、回路基板20の表面18と略面一に形成されている。
基板側係止孔31は、係止窓突出片27の近傍に形成されているので、回路基板20に形成された開口部25の開口縁と、導電板21とが剥離すること更に抑制されるようになっている。
図10に示すように、導電板21の裏面側においては、係止部材42と係止窓モールド部41とは一体に形成されていると共に、隣り合う係止窓モールド部41同士も連結部43を介して一体に形成されている。これにより、回路基板20に形成された開口部25の開口縁と、導電板21とを更に強固に固定することができるようになっている。
(ケース11への組み付け構造)
図13に示すように、回路構成体12の表面(図13における上面)には、上述した台座30が配設されている。台座30は、略L字状をなしており、両端部には、表裏方向(図13における上下方向)に貫通するボルト挿通孔33Cが形成されている。台座30が回路構成体12に配設された状態で、回路基板20、導電板21、及び台座30に形成されたボルト挿通孔33A,33B,33Cは整合するようになっている。
図14に示すように、ケース本体13の内部に回路構成体12が収容された状態で、台座30、回路基板20、及び導電板21のボルト挿通孔33A,33B,33C内にボルト32が挿通され、ケース本体13の底壁にボルト32が螺合されることにより、回路構成体12はケース本体13に組み付けられる。
(半導体リレー22の接続構造)
さて、図5に示すように、導電板21の表面のうち回路基板20に形成された開口部25内に位置する領域は、開口部25から表側(図5における上側)に露出する露出部44とされる。また、回路基板20には、開口部25の近傍に、導電路23が形成されている。
回路基板20の表面18側には、開口部25の上方に、半導体リレー22が配設されている。半導体リレー22は、扁平なブロック状をなしている。
半導体リレー22の側壁からは、側方に突出すると共に回路基板20に形成された導電路23にはんだ付けされる第1端子45が形成されている。本実施形態では、半導体リレー22には複数の第1端子45が形成されている。第1端子45の裏面は、半導体リレー22の裏面と面一に形成されている。本実施形態においては、第1端子45は、半導体リレー22のオン、オフを制御するための制御用の端子と、半導体リレー22から電力を出力するための電力用の端子と、からなる。第1端子45は、回路基板20の導電路23と、第1はんだ部46を介してはんだ付けされている。
半導体リレー22の裏面には、導電板21の露出部44にはんだ付けされる第2端子47が埋設されている。半導体リレー22の裏面からは、第2端子47の裏面が露出している。第2端子47の裏面は、半導体リレー22の裏面と面一に形成されている。第2端子47は、導電板21の露出部44と第2はんだ部48を介してはんだ付けされている。これにより、第2端子47は、導電板21を介して、電源と電気的に接続される。この結果、本実施形態においては、第2端子47は半導体リレー22に対して電力を入力するための入力用の端子とされる。
上記の構成により、第2端子47を、例えば回路基板20の表面にプリント配線技術により形成した導電路23と接続する場合に比べて、入力側の電気抵抗値を小さくすることができる。これにより、入力側の配線からの発熱を小さくさせることができるので、回路構成体の12の低発熱化を図ることができるようになっている。
また、上記の構成により、半導体リレー22は導電板21と直接に接続されているので、通電時に半導体リレー21から発生した熱を導電板21に伝達させることができるようになっている。この導電板21は金属製であるので、導電板21に伝達された熱は速やかに導電板21内に分散される。導電板21は単数であって、回路基板20と略同じ形状であるので、導電板21に伝達された熱は、回路基板20と略同じ面積の領域に速やかに分散されることになる。このように、半導体リレー21で発生する熱を効率よく導電板21に逃がすことができるので、全体として回路構成体12の高放熱化を図ることができるようになっている。
回路基板20の導電路23、及び導電板21の露出部44に対してそれぞれ、第1はんだ部46、及び第2はんだ部48を設ける工程は、例えばスクリーン印刷等の公知の手法により実行できる。上述したように、端縁モールド部40、係止窓モールド部41、及び係止部材42の表面は、回路基板20の表面18と、略面一か、又は、やや低い高さ位置に設定されているので、容易にスクリーン印刷工程を実行できるようになっている。
第1端子45と導電路23とのはんだ付け、及び第2端子47と露出部44とのはんだ付けは、リフローはんだ付け等の公知の手法により実行される。回路基板20の厚さ寸法Tは、第1端子45のうち第1はんだ部46と接触する第1接触面49と、第2端子47のうち第2はんだ部48と接触する第2接触面50とが、略同じ高さ位置に整合するように設定されている。
なお、回路基板20の厚さ寸法Tは、基材51の厚さ寸法と、導電路23の厚さ寸法の和として定義される。
(製造工程)
続いて、本実施形態に係る電気接続箱10の製造工程の一例を示す。まず、回路基板20の表面18に導電路23を形成すると共に、所定の形状に切断する。一方、金属板材をプレス加工することにより、導電板21を所定の形状に形成する。
次いで、図8に示すように、回路基板20の裏面19に導電板21を積層する。回路基板20と導電板21とを積層した状態で、合成樹脂で回路基板20及び導電板21をモールド成形することにより、一体化する(図9及び図10参照)。
次いで、スクリーン印刷により、回路基板20に形成された導電路23の表面に第1はんだ部46を形成すると共に、露出部44の表面に第2はんだ部48を形成する。その後、半導体リレー22を、回路基板20の開口部25の上方を覆うようにして配設し、リフローはんだ付けにより、電子部品の第1端子45、及び第2端子47を、それぞれ、回路基板20の導電路23、及び導電板21の露出部44にはんだ付けする。
その後、回路基板20の表面18に、端子金具29が貫通された台座30を配設し、端子金具29を回路基板20のスルーホール28内に挿通させた状態で、フロー半田付け等により端子金具29と回路基板20の導電路23とを電気的に接続する。その後、ケース本体13の内部に回路構成体12を収容し、ボルト挿通孔33A,33B,33C内にボルト32を挿通し、ケース本体13に螺合することにより、回路構成体12とケース本体13とを固定する。続いて、ケース本体13とカバー14とを一体に組み付けることにより、電気接続箱10が完成する。
(作用、効果)
続いて、本実施形態に係る電気接続箱10の作用、効果について説明する。本実施形態によれば、回路基板20の表面18に設けられた導電路23に形成された第1はんだ部46の第1接触面49と、回路基板20の裏面19に配された導電板21の露出部44に形成された第2はんだ部48の第2接触面50と、を略同じ高さ位置に整合させることができる。これにより、回路構成体12及び電気接続箱10の製造コストを低減させることができる。
以下に詳細に説明すると、まず、第1はんだ部46は、はんだ付け工程において加熱されることにより溶融状態となる。溶融状態となった第1はんだ部46は、第1端子45と導電路23との隙間に位置するようになっている。また、第2はんだ部48も、はんだ付け工程において、第2端子47と露出部44との隙間に位置するようになっている。図5に示されるように、導電路23の表面と、露出部44の表面との間隔は、回路基板20の厚さ寸法Tと、導電路23の厚さ寸法との和に相当する。
仮に、回路基板20の厚さ寸法Tが比較的に大きな値である場合には、第2端子47と露出部44との間隔も大きくなる。このため、第2はんだ部48の表面が、第2端子47の裏面と離間してしまうことが考えられる。すると、第2端子47と露出部44との間隔を、狭くするために、例えば、第2端子47と露出部44との間に中継部材を介したり、又は、第1端子45を曲げ加工して第2端子47と露出部44との間隔を狭くするようにする必要が生じる。このように、回路基板20の厚さ寸法Tが比較的に大きな値である場合には、半導体リレー22を、導電路23及び露出部44の双方にはんだ付けする作業は、部品点数及び作業工数の増大を招いてしまうことが懸念される。
上記の点に鑑み、本実施形態においては、回路基板20の厚さ寸法Tを、第1はんだ部46の第1接触面49と、第2はんだ部の第2接触面50とが略同じ高さ位置に整合するように設定することにより、第1端子45と導電路23の隙間に第1はんだ部46が位置すると共に、第2端子47と露出部44との隙間に第2はんだ部48が位置することができるようになっている。これにより、電子部品の第1端子45を、回路基板20の厚さ寸法に対応させて曲げ加工する等の作業が必要なくなる。また、中継部材等の部品も不要となる。この結果、半導体リレー22を、導電路23及び露出部44にはんだ付けする際の部品数の削減及び作業工数を削減させることができるので、回路構成体12及び電気接続箱10の製造コストを低減させることができる。
更に、本実施形態によれば、回路基板20と導電板21とは、係止部材42により組み付けられる。これにより、回路基板20と導電板21とを接着剤又は接着シートを介して接着する場合に比べて、接着工程が不要となるので製造工数が削減される結果、製造コストを削減できる。また、接着剤又は接着シートが不要となるので、部品点数が削減されるので、製造コストを削減することができる。
また、接着剤又は接着シートを用いて回路基板20と導電板21とを接着する場合、回路基板20の熱膨張率と、導電板21との熱膨張率とが異なるために、温度変化により回路構成体12が反ってしまうことが懸念される。上記の態様によれば、回路基板20と導電板21とは、基板側係止孔31及び導電板側係止孔36の内部に充填された係止部材42により組み付けられている。これにより、熱膨張率の差に起因して発生する、回路基板20の寸法変化と、導電板21の寸法変化との差異が、回路基板20のうち基板側係止孔31が形成されていない領域、及び導電板21のうち導電板側係止孔36が形成されていない領域において吸収されるようになっている。これにより、回路構成体12が温度変化により反ることを抑制できる。
また、本実施形態によれば、導電板21側に折り曲げられた端縁突出片24が、端縁モールド部40においてアンカーとして機能するので、回路基板20の端縁と導電板21とを確実に固定することができる。
また、上述したように、半導体リレー22は開口部25の近傍に形成された導電路23と、開口部25から露出する露出部44とにはんだ付けされる。このため、開口部25の開口縁が導電板21と剥離すると、半導体リレー22の接続信頼性が低下することが懸念される。本実施形態によれば、導電板21側に折り曲げられた係止窓突出片27が、係止窓モールド部41においてアンカーとして機能するので、基板側係止窓26の開口縁と導電板21とを確実に固定することができる。上記の基板側係止窓26は、回路基板20に形成された開口部25の近傍に形成されているので、開口部25の開口縁と導電板21とが剥離することを抑制できる。この結果、半導体リレー22と回路基板20との間の接続信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、基板側係止窓26は、開口部25と連通して形成されている。これにより、開口部25の開口縁と導電板21とが剥離することを確実に抑制できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態においては、係止部材42はモールド成形により形成される構成としたが、これに限られず、予め成形された係止部材42を基板側係止孔31及び導電板側係止孔36に圧入する構成としてもよい。また、予め成形された係止部材42を遊挿させ、両端部を加熱、加圧して押し潰すことにより係止部材42と、基板側係止孔31及び導電板側係止孔36の内壁面とを接触させる構成としてもよい。
(2)本実施形態においては、第2端子47は半導体リレー22の底面に形成された構成としたが、これに限られず、参考例として、半導体リレー22の側面から突出して形成される構成としてもよい。
(3)回路基板20と導電板21とは、接着剤、又は接着シートを介して接着してもよく、また、ねじ止めにより固定してもよく、必要に応じて任意の手段により固定することができる。
(4)回路基板20の端縁と、導電板21とは、接着剤又は接着シートを介して固定される構成としてもよく、また、ねじ止めにより固定してもよく、必要に応じて任意の手段により固定することができる。
(5)本実施形態においては、電子部品として半導体リレー22を用いたが、これに限られず、電子部品としては、機械式リレー、抵抗、コンデンサ等、必要に応じて任意の電子部品を用いることができる。
(6)本実施形態においては、回路基板20は可撓性を有する構成としたが、これに限られず、可撓性を有しない回路基板20を用いてもよい。
(7)回路構成体12を合成樹脂でモールド成形することにより、回路構成体12とケース11とを一体に形成してもよい。
(8)本実施形態においては、回路基板20の表面18に形成された導電路23は、プリント配線技術により形成される構成としたが、これに限られず、例えば回路基板20の表面18に金属板材を貼付する等、必要に応じて任意の手法により形成することができる。
(9)本実施形態においては、回路基板20には単数の導電板21が積層される構成としたが、これに限られず、回路基板20には、所定の形状にプレス加工された複数の導電板21が、互いに間隔を空けて並んで配設される構成としてもよい。
10…電気接続箱
12…回路構成体
13…ケース本体(ケース11)
14…カバー(ケース11)
18…表面
19…裏面
20…回路基板
21…導電板
22…半導体リレー(電子部品)
23…導電路
24…端縁突出片
25…開口部
26…基板側係止窓
27…係止窓突出片
31…基板側係止孔
36…導電板側係止孔
40…端縁モールド部
41…係止窓モールド部
42…係止部材
44…露出部
45…第1端子
46…第1はんだ部
47…第2端子
48…第2はんだ部
49…第1接触面
50…第2接触面
51…基材
T…回路基板の厚さ寸法

Claims (6)

  1. 表面及び裏面を有する絶縁性の基材の表面に導電路が形成された回路基板と、前記回路基板の裏面側に配設された導電板と、前記回路基板の表面側に配されて前記導電路及び前記導電板の双方に接続される電子部品と、を備え、
    前記回路基板には表裏を貫通する開口部が形成されており、前記導電板のうち前記開口部から露出する領域は露出部とされており、前記電子部品は、当該電子部品の側壁から突出して前記導電路に対して第1はんだ部を介してはんだ付けされる第1端子を有すると共に、当該電子部品の裏面から露出して前記露出部に対して第2はんだ部を介してはんだ付けされる第2端子を有し、
    前記基材の厚さ寸法と前記導電路の厚さ寸法との和として定義される前記回路基板の厚さ寸法は、前記第1はんだ部のうち前記第1端子と接触する第1接触面と、前記第2はんだ部のうち前記第2端子と接触する第2接触面と、が略同じ高さ位置に整合するように設定されている回路構成体。
  2. 前記回路基板には表裏を貫通する基板側係止孔が形成されており、前記導電板には前記基板側係止孔に対応する位置に導電板側係止孔が形成されており、前記基板側係止孔及び前記導電板側係止孔の内部には合成樹脂製の係止部材が充填されている請求項1に記載の回路構成体。
  3. 前記回路基板は可撓性を有しており、前記回路基板の端縁には外方に突出する端縁突出片が形成されており、前記回路基板の裏面には前記端縁突出片に対応する位置の近傍に前記導電板が配設されており、前記回路基板の端縁と前記導電板とは、前記端縁突出片が前記導電板側に折り曲げられた状態でモールド成形された端縁モールド部によって固定されている請求項1または請求項2に記載の回路構成体。
  4. 前記回路基板は可撓性を有しており、前記回路基板の前記開口部の近傍には、前記回路基板の表裏を貫通する基板側係止窓が形成されており、前記基板側係止窓の開口縁には前記基板側係止窓の内方に突出する係止窓突出片が形成されており、前記回路基板の裏面には前記係止窓突出片に対応する位置の近傍に前記導電板が配設されており、前記基板側係止窓の開口縁と前記導電板とは、前記係止窓突出片が前記導電板側に折り曲げられた状態でモールド成形された係止窓モールド部によって固定されている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の回路構成体。
  5. 前記基板側係止窓は、前記開口部と連通して形成されている請求項4に記載の回路構成体。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の回路構成体をケース内に収容してなる電気接続箱。
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