JP2010178196A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】増倍レジスタ部の増倍率の制御を適切に行うことが可能な固体撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る固体撮像装置1は、電荷増倍型の固体撮像装置において、入射光量に応じた電荷を生成する撮像領域10と、撮像領域10からの電荷を受ける出力レジスタ部20と、出力レジスタ部20からの電荷を増倍する増倍レジスタ部28とを備え、撮像領域10からの電荷量に応じて、増倍レジスタ部28の増倍率のフィードフォワード制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、EM−CCD等の電荷増倍型の固体撮像装置に関するものである。
入射する光の像を撮像するための固体撮像装置としてCCD(Charge Coupled Device)が広く知られているが、CCDの中でも、微弱な光の像を撮像することを可能とするEM−CCD(Electron Multiplying −CCD)が知られている。この種の固体撮像装置は、複数のフォトダイオード等を備えて入射光量に応じた電荷を生成する撮像領域と、撮像領域の電荷を読み出す出力レジスタ部とに加えて、読み出した電荷を増倍する増倍レジスタ部を備え、増倍レジスタ部の電荷増倍作用を用いることによって微弱な光の像の撮像を可能とする。この種の固体撮像装置が特許文献1及び2に開示されている。
特許文献1及び2に記載の固体撮像装置は、増倍レジスタ部の出力に基づいて当該増倍レジスタ部の増倍率(利得)の制御を行う、すなわち、増倍レジスタ部の増倍率のフィードバック制御を行う。
特許第3862850号公報 特開2007−124675号公報
ところで、この種の固体撮像装置を分光スペクトル測定等に用いる分光器等に適用する場合、撮像領域に入射する光に強度分布が存在し、入射光の強度分布が固体撮像装置のダイナミックレンジを超えることがある。そこで、固体撮像装置のダイナミックレンジを入射光の強度分布に適応させるために、特許文献1及び2に記載の固体撮像装置のように増倍レジスタ部の増倍率を制御することが考えられる。
しかしながら、特許文献1及び2に記載の固体撮像装置では、増倍レジスタ部の増倍率のフィードバック制御を行うので、前のタイミングで得られた増倍レジスタ部の出力に基づいて、現在のタイミングの増倍レジスタ部の増倍率の制御を行うこととなる。すなわち、撮像領域における前のタイミングの読み出し位置の入射光量に基づいて、現在の読み出し位置の入射光量に対する増倍レジスタ部の増倍率の制御を行うこととなる。したがって、現在の読み出し位置の入射光量に対して増倍レジスタ部の増倍率の制御を適切に行うことができず、固体撮像装置のダイナミックレンジを入射光の強度分布に適切に適応させることができない。
そこで、本発明は、増倍レジスタ部の増倍率の制御を適切に行うことが可能な固体撮像装置を提供することを目的としている。
本発明の固体撮像装置は、電荷増倍型の固体撮像装置において、入射光量に応じた電荷を生成する撮像領域と、撮像領域からの電荷を受ける出力レジスタ部と、出力レジスタ部からの電荷を増倍する増倍レジスタ部とを備え、撮像領域からの電荷量に応じて、増倍レジスタ部の増倍率のフィードフォワード制御を行う。
この固体撮像装置によれば、撮像領域からの電荷量に応じて増倍レジスタ部の増倍率のフィードフォワード制御を行うので、すなわち、増倍レジスタ部の増倍率をリアルタイムに制御するので、撮像領域における現在の読み出し位置の入射光量に対して増倍レジスタ部の増倍率の制御を適切に行うことができる。したがって、固体撮像装置のダイナミックレンジを入射光の強度分布に適切に適応させることができる。
上記した固体撮像装置は、増倍レジスタ部に入力される電荷量を検出する検出部と、検出部によって検出された電荷量に応じて、増倍レジスタ部の増倍率のフィードフォワード制御を行う制御部とを更に備えてもよい。
また、上記した固体撮像装置は、撮像領域からの電荷を受ける検出レジスタ部と、検出レジスタ部から出力される電荷量に応じて、増倍レジスタ部の増倍率のフィードフォワード制御を行う制御部とを更に備えてもよい。この構成によれば、検出レジスタ部は、出力レジスタ部と同様に撮像領域からの電荷を受けるので、検出レジスタ部から出力される電荷量は、出力レジスタ部から出力される電荷量と同一であり、増倍レジスタ部に入力される電荷量と同一である。
また、上記した固体撮像装置は、出力レジスタ部と増倍レジスタ部との間に配置され、出力レジスタ部から増倍レジスタ部への電荷の転送を遅延させる遅延レジスタ部を更に備えることが好ましい。或いは、上記した固体撮像装置は、検出部と増倍レジスタ部との間に配置され、検出部から増倍レジスタ部への電荷の転送を遅延させる遅延レジスタ部を更に備えることが好ましい。
この構成によれば、遅延レジスタ部が増倍レジスタ部への電荷の転送を遅延させるので、制御部の制御速度が遅い場合であっても、現在の読み出し電荷が入力される前に、この電荷量に応じて増倍レジスタ部の増倍率の制御を適切に行うことができる。
また、上記した制御部は、検出部によって検出された電荷量の最大値、最小値及び平均値のうちの何れかに応じて、増倍レジスタ部の増倍率の制御を行ってもよい。或いは、上記した制御部は、検出レジスタ部から出力される電荷量の最大値、最小値及び平均値のうちの何れかに応じて、増倍レジスタ部の増倍率の制御を行ってもよい。
また、上記した検出部はフローティング・ゲート・アンプを含んでもよい。
本発明の別の固体撮像装置は、電荷増倍型の固体撮像装置において、入射光量に応じた電荷を生成する撮像領域と、撮像領域からの電荷を受ける複数の出力レジスタ部と、複数の出力レジスタ部からの電荷をそれぞれ増倍する複数の増倍レジスタ部とを備え、複数の増倍レジスタ部にそれぞれ入力される電荷量に応じて、前記複数の増倍レジスタ部の増倍率のフィードフォワード制御をそれぞれ行う。
この固体撮像装置によれば、マルチポート型の固体撮像装置において上記した増倍レジスタ部の増倍率のフィードフォワード制御を各ポートで個々に行うので、すなわち、増倍レジスタ部の増倍率のリアルタイム制御を各ポートで個々に行うので、撮像領域における現在の読み出し位置の入射光量に対して増倍レジスタ部の増倍率の制御を適切に行うことができる。したがって、固体撮像装置のダイナミックレンジを入射光の強度分布に適切に適応させることができる。
本発明によれば、現在の読み出し位置の入射光量に対して増倍レジスタ部の増倍率の制御を適切に行うことができる。その結果、固体撮像装置のダイナミックレンジを入射光の強度分布に適切に適応させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す図である。 図1に示す増倍レジスタ部の断面構造、及び、増倍作用時のエネルギーポテンシャルを示す図である。 図1に示すフローティング・ゲート・アンプの断面構造を示す図である。 図1に示す固体撮像装置の各部波形を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す図である。 ライン型の固体撮像装置の例1の一部構成を示す図である。 図6に示すライン型の固体撮像装置の各部波形を示すタイミングチャートである。 ライン型の固体撮像装置の例2の一部構成を示す図である。 図8に示すライン型の固体撮像装置の各部波形を示すタイミングチャートである。 インターライン型の固体撮像装置の一部構成を示す図である。 図10に示すインターライン型の固体撮像装置の各部波形を示すタイミングチャートである。 フルフレームトランスファ型の固体撮像装置の一部構成を示す図である。 図12に示すフルフレームトランスファ型の固体撮像装置の各部波形を示すタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す図である。図1に示す固体撮像装置1は、電荷増倍型の固体撮像装置であり、撮像領域(IA)10と、第1の水平レジスタ部(HR1)20と、第1のコーナレジスタ部(CR1)22と、第2の水平レジスタ部(HR2)24と、第2のコーナレジスタ部(CR2)26と、増倍レジスタ部(EMR)28と、アンプ30と、出力ポート35と、検出部40と、制御部50とを備える。ここで、第1の水平レジスタ部20が特許請求の範囲に記載の出力レジスタに相当し、第2の水平レジスタ部24が特許請求の範囲に記載の遅延レジスタに相当する。
撮像領域10は、入射する光の像を撮像するためのものであり、複数の画素部を有している。各画素部は、入射光量に応じた量の電荷を発生するフォトダイオードと、該電荷を蓄積する電荷蓄積部とを有している。各画素部は、周期的なパルス電圧を有するクロックに応じて、フォトダイオードから電荷蓄積部への電荷の画素内転送や、電荷蓄積部から第1の水平レジスタ部20への電荷の転送などを行う。
第1の水平レジスタ部20は、撮像領域10の垂直ラインごとに対応して水平方向に配列された複数の水平レジスタを備えており、周期的なパルス電圧を有するクロックに応じて、各水平レジスタの電荷を順次に、検出部40を介して第1のコーナレジスタ部22へ転送する。
第1のコーナレジスタ部22は、第1の水平レジスタ部20と同様に、直列に接続された複数のレジスタを備え、周期的なパルス電圧を有するクロックに応じて、第1の水平レジスタ部20から順次に転送される電荷を第2の水平レジスタ部24へ順次に転送する。
同様に、第2の水平レジスタ部24は、直列に接続された複数の水平レジスタを備え、周期的なパルス電圧を有するクロックに応じて、第1のコーナレジスタ部22から順次に転送される電荷を第2のコーナレジスタ部26へ順次に転送する。
同様に、第2のコーナレジスタ部26は、直列に接続された複数のレジスタを備え、周期的なパルス電圧を有するクロックに応じて、第2の水平レジスタ部24から順次に転送される電荷を増倍レジスタ部28へ順次に転送する。本実施形態では、第1及び第2のコーナレジスタ部22,26は、小実装スペース化を目的として電荷転送方向を折り返すために設けられているが、第1の水平レジスタ部20に対する第2の水平レジスタ部24の電荷転送方向を折り返さない場合には省略可能である。
増倍レジスタ部28は、複数の増倍レジスタを備えており、第2のコーナレジスタ部26から順次に転送される電荷を増倍して、アンプ30へ出力する。図2に、増倍レジスタ部の断面構造、及び、増倍作用時のエネルギーポテンシャルを示す。図2(a)に示すように、各増倍レジスタは、P型基板101上にP型エピタキシャル層102、N型チャネル層103及び酸化膜104が順次に積層された積層体上に、4つの電極P1HB、DCB、P2HB、P3HBが順次に配列されてなり、これらの増倍レジスタが複数配列されて増倍レジスタ部28が構成される。電極P1HB、P2HB、P3HBには、周期的なパルス電圧を有するクロックが順次に印加される。また、電極DCBには、直流電圧が印加される。なお、図2(a)における矢印は電荷転送方向を表す。
まず、電極P1HBに電極DCBの直流電圧値より大きい値のパルス電圧(クロック)が印加されると、電極P1HB下のチャネル層部分のエネルギーポテンシャルが電極DCB下のチャネル層部分のエネルギーポテンシャルより高くなり(図2(b)における下向き)、電極P1HB下のチャネル層部分にポテンシャルウエルが生じて電極P1HBの電荷転送方向と反対側の電極P3HB下のチャネル層部分から電荷が転送され、保持される。
次に、電極P1HBのパルス電圧が低下すると共に、電極P2HBに高電圧値のパルス電圧(クロック)が印加されると、図2(b)に示すように、電極P1HB下のチャネル層部分のエネルギーポテンシャルが電極DCB下のチャネル層部分のエネルギーポテンシャルより低くなり(上向き)、電極P2HB下のチャネル層部分のエネルギーポテンシャルが電極DCB下のチャネル層部分のエネルギーポテンシャルより大きく高くなる(下向き)、すなわち、通常の転送のためのエネルギーポテンシャル(図2(b)における点線)に比べて高くなる。すると、電極DCB下のチャネル層部分に電荷が転送され、その後、電極P2HB下のチャネル層部分に電荷が転送される。この際、インパクトイオナイゼーション効果により電荷増倍が行われる。
次に、電極P2HBのパルス電圧が低下すると共に、電極P3HBにパルス電圧(クロック)が印加されると、電極P2HB下のチャネル層部分のエネルギーポテンシャルが電極P3HB下のチャネル層部分のエネルギーポテンシャルより低くなり(上向き)、電極P3HB下のチャネル層部分に電荷が転送される。
このようにして、各増倍レジスタでは、電荷の転送過程において電荷増倍が行われることとなる。増倍レジスタ1段あたりのインパクトイオナイゼーション効果による電荷増倍効果は小さいので、例えば、増倍レジスタ部28は数百段程度の増倍レジスタを有する。
また、各増倍レジスタでは、電極DCBに印加する直流電圧値、及び、電極P2HBに印加するパルス電圧値を変更することによって、インパクトイオナイゼーション効果による増倍率を変更することができる。
図1に戻り、アンプ30は、増倍レジスタ部28から転送される電荷を電圧信号に変換すると共に増幅して、出力ポート35へ出力する。
検出部40は、第1の水平レジスタ部20から出力される電荷量を検出することによって、増倍レジスタ部28に入力される電荷量を検出する。本実施形態では、検出部40としてフローティング・ゲート・アンプ(Floating Gate Amplifier:以下、FGAという。)が用いられる。図3は、FGAの断面構造を示す図である。なお、図3には、FGAと共に前段の第1の水平レジスタ部(HR1)20の一部と後段の第1のコーナレジスタ部(CR1)22の一部とが示されている。また、図3における矢印は電荷転送方向を表す。
FGA40は、第1の水平レジスタ部20及び第1のコーナレジスタ部22と同様に、P型基板101上にP型エピタキシャル層102、N型チャネル層103及び酸化膜104が順次に積層された積層体上に、フローティングゲート電極FGが配置されてなる。本実施形態では、第1のコーナレジスタ部22における電極P1Hの1つをフローティングゲート電極FGとして用いる。また、FGA40は、フローティングゲート電極FG上に配置された制御電極OGを有している。更に、FGA40は、フローティングゲート電極FGに発生する電圧を受けて制御部50へ供給するアンプAMPを有している。
このFGA40では、制御電極OGに周期的なパルス電圧を有するクロックが印加されると、制御電極OG下のチャネル層部分のエネルギーポテンシャルが高くなり、電荷が転送される。すると、この電荷に応じた電圧がフローティングゲート電極FGに発生し、この電圧がアンプAMPを介して出力される。
ここで、FGAと同様に電荷検出を行うフローティング・ディフュージョン・アンプ(Floating Diffusion Amplifier:以下、FDAという。)が知られている。FDAでは、検出電圧に変換された転送電荷はリセットドレインに捨てられて消滅してしまう。すなわち、FDAは、転送電荷に対して破壊的に検出を行うこととなる。これに対して、FGAは、転送電荷を保持したまま検出を行う、すなわち、転送電荷に対して非破壊的に検出を行うことから、非破壊方式と称される。
図1に戻り、この制御部50は、信号処理部51と駆動部52とを備える。信号処理部51は、撮像領域10、第1の水平レジスタ部20、検出部40、第1のコーナレジスタ部22、第2の水平レジスタ部24、第2のコーナレジスタ部26及び増倍レジスタ部28に供給するための上記したクロックの転送タイミングを決定する。駆動部52は、この転送タイミングに応じてこれらのクロックを生成し、各部へ供給する。
また、信号処理部51は、検出部40から順次に供給される電圧値に基づいて、増倍レジスタ部28に供給するクロック及び直流電圧の電圧値を決定する。例えば、信号処理部51は、水平1ライン分の電荷量に応じた検出電圧の最大値、最小値及び平均値のうちの何れかを求める。そして、信号処理部51は、検出電圧の値が大きい場合には増倍レジスタ部28の増倍率を小さくするように、検出電圧の値が小さい場合には増倍レジスタ部28の増倍率を大きくするように、増倍レジスタ部28の電極P2HBに印加するクロックのパルス電圧値及び電極DCBに印加する直流電圧値を決定する。
駆動部52は、信号処理部51の決定値に応じたパルス電圧を有する電極P2HB用クロック、及び、信号処理部51の決定値に応じた電圧を有する電極DCB用直流電圧を生成し、増倍レジスタ部28へ供給する。
このようにして、制御部50は、固体撮像装置1のダイナミックレンジを入射光の強度分布に適応させることができるように、第1の水平レジスタ部20から出力される電荷量に応じて、すなわち、増倍レジスタ部28に入力される電荷量に応じて、増倍レジスタ部28の増倍率のフィードフォワード制御を行う。
次に、本実施形態の固体撮像装置1の動作を説明する。図4は、本実施形態の固体撮像装置の各部波形を示すタイミングチャートである。
まず、時刻t1〜t2において、撮像領域10に垂直転送クロックが入力されると(a)、撮像領域10における水平1ラインの電荷が第1の水平レジスタ部20へ転送される。次に、時刻t2〜t4において、第1の水平レジスタ部20、検出部40及び第1のコーナレジスタ部22にクロックが入力されると共に(b)、第2の水平レジスタ部24及び第2のコーナレジスタ部26にクロックが入力されると(c)、第1の水平レジスタ部20における各水平レジスタの電荷が第2の水平レジスタ部24における各水平レジスタに順次に転送される。
その際、時刻t2〜t3において、検出部40によって転送電荷に応じた電圧が検出され、制御部50に供給される(d)。すると、信号処理部51によって、検出部40から順次に供給される電圧値に基づいて、増倍レジスタ部28に供給するクロック及び直流電圧の電圧値が決定され、この電圧値を表す制御信号が時刻t5に出力される(e)。具体的には、信号処理部51は、検出電圧の値が大きい場合には増倍レジスタ部28の増倍率を小さくするように、検出電圧の値が小さい場合には増倍レジスタ部28の増倍率を大きくするように、増倍レジスタ部28の電極P2HBに印加するクロックのパルス電圧値及び電極DCBに印加する直流電圧値を決定する。その後、駆動部52によって、決定値に応じたパルス電圧を有する電極P2HB用クロック、及び、信号処理部51の決定値に応じた電圧を有する電極DCB用直流電圧が生成される。
すると、時刻t6〜t9において、駆動部52から増倍レジスタ部28にクロック及び直流電圧が供給されると共に(f)、時刻t6〜t7において、第2の水平レジスタ部24にクロックが入力される。すると、時刻t6〜t7において、第2の水平レジスタ部24における各水平レジスタの電荷が増倍レジスタ部28における各増倍レジスタに順次に転送される。その後、時刻t7〜t8において、増倍レジスタ部28における各増倍レジスタの電荷がアンプ30に順次に出力され、出力ポートから出力される(g)。なお、図4(f)に示す増倍レジスタ部28のクロックにおける時刻t8〜t9の期間はオーバークロック期間である。
ここで、制御部50は、電荷が第2の水平レジスタ部24に保持されている間に(図4(c)、時刻t2〜t4)、その電荷量に応じて増倍レジスタ部28の増倍率を決定する(図4(e)、時刻t5)。すなわち、制御部50は、電荷が増倍レジスタ部28に入力される前に(図4(f)、時刻t6)、その電荷量に応じて増倍レジスタ部28の増倍率を決定することとなる(図4(e)、時刻t5)。
なお、時刻t7では、撮像領域10における次の水平1ラインの電荷の第1の水平レジスタ部20への転送が開始され、上記した動作が繰り返される。
このように、第1の実施形態の固体撮像装置1によれば、増倍レジスタ部28に入力される電荷量に応じて増倍レジスタ部28の増倍率のフィードフォワード制御を行うので、すなわち、増倍レジスタ部28の増倍率をリアルタイムに制御するので、撮像領域10における現在の読み出し位置の入射光量に対して増倍レジスタ部28の増倍率の制御を適切に行うことができる。したがって、固体撮像装置1のダイナミックレンジを入射光の強度分布に適切に適応させることができる。
また、第1の実施形態の固体撮像装置1によれば、第2の水平レジスタ部24が増倍レジスタ部28への電荷の転送を遅延させるので、制御部50の制御速度が遅い場合であっても、現在の読み出し電荷が入力される前に、この電荷量に応じて増倍レジスタ部28の増倍率の制御を適切に行うことができる。
[第2の実施形態]
図5は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す図である。図5に示す固体撮像装置1Aは、固体撮像装置1において検出部40に代えて第3の水平レジスタ部(HR3)41とアンプ42とを備える。ここで、第3の水平レジスタ部41が特許請求の範囲に記載の検出レジスタに相当する。
この第2の実施形態では、撮像領域10における各画素部は、クロックに応じて、第1の水平レジスタ部20への電荷の転送に加えて(B方向)、第3の水平レジスタ部41への電荷の転送も行うことができる(A方向)。すなわち、撮像領域10は、双方向の電荷転送が可能である。
第3の水平レジスタ部41は、第1の水平レジスタ部20と同一であり、撮像領域10の垂直ラインごとに対応して水平方向に配列された複数の水平レジスタを備えており、周期的なパルス電圧を有するクロックに応じて、各水平レジスタの電荷を順次に、アンプ42へ転送する。
アンプ42は、第3の水平レジスタ部41から転送される電荷を電圧信号に変換すると共に増幅して、制御部50へ出力する。
制御部50における信号処理部51は、検出部40からの検出電圧に代えて、第3の水平レジスタ部41及びアンプ42から順次に供給される電圧値に基づいて、増倍レジスタ部28に供給するクロック及び直流電圧の電圧値を決定する。
この第2の実施形態の固体撮像装置1Aによれば、第3の水平レジスタ部41が、第1の水平レジスタ部20と同一の電荷を受けてその電荷量を出力し、制御部50が、この電荷量に応じて増倍レジスタ部28の増倍率を制御するので、第1の実施形態の固体撮像装置1と同一の利点を得ることができる。
以下では、様々な画像領域形態に対する第2の実施形態の固体撮像装置1Aの動作の一例を示す。
(ライン型の固体撮像装置の例1)
図6は、ライン型の固体撮像装置の例1の一部構成を示す図であり、図7は、このライン型の固体撮像装置の各部波形を示すタイミングチャートである。
図6に示すライン型の固体撮像装置では、撮像領域10は、水平方向に配列された複数の画素部Pを有しており、各画素部Pは、第1の水平レジスタ部20へのB方向及び第3の水平レジスタ部41へのA方向の双方向の電荷転送が可能である。
図7を参照して、このライン型の固体撮像装置の動作を説明する。
まず、時刻t1〜t2において、撮像領域10にB方向転送のための垂直転送クロックが入力されると(a)、撮像領域10における水平1ラインの電荷が第1の水平レジスタ部20へ転送される。次に、時刻t2〜t6において、第1の水平レジスタ部20及び第1のコーナレジスタ部22にクロックが入力されると共に(b)、第2の水平レジスタ部24及び第2のコーナレジスタ部26にクロックが入力されると(c)、第1の水平レジスタ部20における各水平レジスタの電荷が第2の水平レジスタ部24における各水平レジスタに順次に転送される。
その際、時刻t3〜t4において、撮像領域10にA方向転送のための垂直転送クロックが入力されると(d)、撮像領域10における同じ水平1ラインの電荷が第3の水平レジスタ部41へ転送される。次に、時刻t4〜t5において、第3の水平レジスタ部41にクロックが入力されると(e)、第3の水平レジスタ部41における各水平レジスタの電荷がアンプ42を介して制御部50へ順次に出力される(f)。なお、第3の水平レジスタ部41の電荷転送は、第1の水平レジスタ部20の電荷転送より高速に行われる。
すると、上記したように、信号処理部51によって、第3の水平レジスタ部41及びアンプ42から順次に供給される電圧値に基づいて、増倍レジスタ部28の電極P2HBに印加するクロックのパルス電圧値及び電極DCBに印加する直流電圧値が決定され、この電圧値を表す制御信号が時刻t7に出力される(g)。その後、駆動部52によって、決定値に応じたパルス電圧を有する電極P2HB用クロック、及び、信号処理部51の決定値に応じた電圧を有する電極DCB用直流電圧が生成される。
すると、時刻t8〜t11において、駆動部52から増倍レジスタ部28にクロック及び直流電圧が供給されると共に(h)、時刻t8〜t9において、第2の水平レジスタ部24にクロックが入力される。すると、時刻t8〜t9において、第2の水平レジスタ部24における各水平レジスタの電荷が増倍レジスタ部28における各増倍レジスタに順次に転送される。その後、時刻t9〜t10において、増倍レジスタ部28における各増倍レジスタの電荷がアンプ30に順次に出力され、出力ポートから出力される(i)。なお、図7(h)に示す増倍レジスタ部28のクロックにおける時刻t10〜t11の期間はオーバークロック期間である。
ここで、制御部50は、電荷が第2の水平レジスタ部24に保持されている間に(図7(c)、時刻t2〜t6)、その電荷量に応じて増倍レジスタ部28の増倍率を決定する(図7(g)、時刻t7)。すなわち、制御部50は、電荷が増倍レジスタ部28に入力される前に(図7(h)、時刻t8)、その電荷量に応じて増倍レジスタ部28の増倍率を決定することとなる(図7(g)、時刻t7)。
なお、時刻t9では、撮像領域10における次の水平1ラインの電荷の第1の水平レジスタ部20への転送が開始され、上記した動作が繰り返される。
(ライン型の固体撮像装置の例2)
図8は、ライン型の固体撮像装置の例2の一部構成を示す図であり、図9は、このライン型の固体撮像装置の各部波形を示すタイミングチャートである。
図8に示すライン型の固体撮像装置では、撮像領域10は、水平方向に配列された複数の画素部Pを有しており、各画素部Pは、水平方向に分割された出力用画素Poと検出用画素Pdとを有する。出力用画素Poは第1の水平レジスタ部20のB方向への電荷転送を行い、検出用画素Pdは第3の水平レジスタ部41のA方向への電荷転送を行う。このようにして、各画素部Pは、第1の水平レジスタ部20へのB方向及び第3の水平レジスタ部41へのA方向の双方向の電荷転送が可能である。
図9を参照して、このライン型の固体撮像装置の動作を説明する。
まず、時刻t1〜t2において、撮像領域10に垂直転送クロックが入力されると(a)、撮像領域10における水平1ラインの出力用画素Poの電荷がB方向、すなわち、第1の水平レジスタ部20へ転送されると同時に、撮像領域10における水平1ラインの検出用画素Pdの電荷がA方向、すなわち、第3の水平レジスタ部41へ転送される。次に、時刻t2〜t4において、第1の水平レジスタ部20及び第1のコーナレジスタ部22にクロックが入力されると共に(b)、第2の水平レジスタ部24及び第2のコーナレジスタ部26にクロックが入力されると(c)、第1の水平レジスタ部20における各水平レジスタの電荷が第2の水平レジスタ部24における各水平レジスタに順次に転送される。
その際、時刻t2〜t3において、第3の水平レジスタ部41にクロックが入力されると(d)、第3の水平レジスタ部41における各水平レジスタの電荷がアンプ42を介して制御部50へ順次に出力される(e)。すると、上記したように、信号処理部51によって、第3の水平レジスタ部41及びアンプ42から順次に供給される電圧値に基づいて、増倍レジスタ部28の電極P2HBに印加するクロックのパルス電圧値及び電極DCBに印加する直流電圧値が決定され、この電圧値を表す制御信号が時刻t5に出力される(g)。その後、駆動部52によって、決定値に応じたパルス電圧を有する電極P2HB用クロック、及び、信号処理部51の決定値に応じた電圧を有する電極DCB用直流電圧が生成される。
すると、時刻t6〜t9において、駆動部52から増倍レジスタ部28にクロック及び直流電圧が供給されると共に(g)、時刻t6〜t7において、第2の水平レジスタ部24にクロックが入力される。すると、時刻t6〜t7において、第2の水平レジスタ部24における各水平レジスタの電荷が増倍レジスタ部28における各増倍レジスタに順次に転送される。その後、時刻t7〜t8において、増倍レジスタ部28における各増倍レジスタの電荷がアンプ30に順次に出力され、出力ポートから出力される(h)。なお、図9(g)に示す増倍レジスタ部28のクロックにおける時刻t8〜t9の期間はオーバークロック期間である。
ここで、制御部50は、電荷が第2の水平レジスタ部24に保持されている間に(図9(c)、時刻t2〜t4)、その電荷量に応じて増倍レジスタ部28の増倍率を決定する(図9(f)、時刻t5)。すなわち、制御部50は、電荷が増倍レジスタ部28に入力される前に(図9(g)、時刻t6)、その電荷量に応じて増倍レジスタ部28の増倍率を決定することとなる(図9(f)、時刻t5)。
なお、時刻t7では、撮像領域10における次の水平1ラインの電荷の第1の水平レジスタ部20への転送が開始され、上記した動作が繰り返される。
(インターライン型の固体撮像装置)
図10は、インターライン型の固体撮像装置の一部構成を示す図であり、図11は、このインターライン型の固体撮像装置の各部波形を示すタイミングチャートである。
図10に示すインターライン型の固体撮像装置では、撮像領域10は、複数の画素部Pと、複数の画素部Pの垂直1ラインごとに配置され、電荷転送を行う垂直電荷転送路Lとを有する。垂直電荷転送路Lは、第1の水平レジスタ部20へのB方向及び第3の水平レジスタ部41へのA方向の双方向の電荷転送が可能であり、それぞれの電荷転送を交互に行う。
図11を参照して、このインターライン型の固体撮像装置の動作を説明する。
まず、時刻t1〜t2において、撮像領域10に読出転送クロックが入力されると(a)、撮像領域10における水平1ラインの電荷がそれぞれ隣接する垂直電荷転送路Lに転送される。次に、時刻t2〜t3において、撮像領域10にB方向転送のための垂直転送クロックが入力されると(b)、撮像領域10における垂直電荷転送路Lの電荷が第1の水平レジスタ部20へ転送される。次に、時刻t3〜t8において、第1の水平レジスタ部20及び第1のコーナレジスタ部22にクロックが入力されると共に(c)、第2の水平レジスタ部24及び第2のコーナレジスタ部26にクロックが入力されると(d)、第1の水平レジスタ部20における各水平レジスタの電荷が第2の水平レジスタ部24における各水平レジスタに順次に転送される。
その際、時刻t4〜t5において、撮像領域10に読出転送クロックが入力されると(a)、撮像領域10における同じ水平1ラインの電荷がそれぞれ隣接する垂直電荷転送路Lに転送される。次に、時刻t5〜t6において、撮像領域10にA方向転送のための垂直転送クロックが入力されると(e)、撮像領域10における垂直電荷転送路Lの電荷が第3の水平レジスタ部41へ転送される。次に、時刻t6〜t7において、第3の水平レジスタ部41にクロックが入力されると(f)、第3の水平レジスタ部41における各水平レジスタの電荷がアンプ42に順次に出力され、制御部50へ順次に出力される(g)。なお、第3の水平レジスタ部41の電荷転送は、第1の水平レジスタ部20の電荷転送より高速に行われる。
すると、上記したように、信号処理部51によって、第3の水平レジスタ部41及びアンプ42から順次に供給される電圧値に基づいて、増倍レジスタ部28の電極P2HBに印加するクロックのパルス電圧値及び電極DCBに印加する直流電圧値が決定され、この電圧値を表す制御信号が時刻t9に出力される(h)。その後、駆動部52によって、決定値に応じたパルス電圧を有する電極P2HB用クロック、及び、信号処理部51の決定値に応じた電圧を有する電極DCB用直流電圧が生成される。
すると、時刻t10〜t14において、駆動部52から増倍レジスタ部28にクロック及び直流電圧が供給されると共に(i)、時刻t10〜t12において、第2の水平レジスタ部24にクロックが入力される。すると、時刻t10〜t12において、第2の水平レジスタ部24における各水平レジスタの電荷が増倍レジスタ部28における各増倍レジスタに順次に転送される。その後、時刻t12〜t13において、増倍レジスタ部28における各増倍レジスタの電荷がアンプ30に順次に出力され、出力ポートから出力される(j)。なお、図11(i)に示す増倍レジスタ部28のクロックにおける時刻t13〜t14の期間はオーバークロック期間である。
ここで、制御部50は、電荷が第2の水平レジスタ部24に保持されている間に(図11(d)、時刻t3〜t8)、その電荷量に応じて増倍レジスタ部28の増倍率を決定する(図11(h)、時刻t9)。すなわち、制御部50は、電荷が増倍レジスタ部28に入力される前に(図11(i)、時刻t10)、その電荷量に応じて増倍レジスタ部28の増倍率を決定することとなる(図11(h)、時刻t9)。
なお、時刻t11では、撮像領域10における次の水平1ラインの電荷の第1の水平レジスタ部20への転送が開始され、上記した動作が繰り返される。
(フルフレームトランスファ型の固体撮像装置)
図12は、フルフレームトランスファ型の固体撮像装置の一部構成を示す図であり、図13は、このフルフレームトランスファ型の固体撮像装置の各部波形を示すタイミングチャートである。
図12に示すフルフレームトランスファ型の固体撮像装置では、撮像領域10は、垂直方向及び水平方向に2次元的に配列された複数の画素部Pを有する。各画素部Pは、第1の水平レジスタ部20のB方向及び第3の水平レジスタ部41のA方向への双方向の電荷転送が可能であり、これらの電荷転送を交互に行う。
図13を参照して、このフルフレームトランスファ型の固体撮像装置をビニングでラインセンサとして使用するときの動作を説明する。
まず、時刻t1〜t2において、撮像領域10にB方向転送のための垂直転送クロックが入力されると(a)、撮像領域10における各垂直列ごとの電荷が第1の水平レジスタ部20へ転送される。次に、時刻t2〜t6において、第1の水平レジスタ部20及び第1のコーナレジスタ部22にクロックが入力されると共に(b)、第2の水平レジスタ部24及び第2のコーナレジスタ部26にクロックが入力されると(c)、第1の水平レジスタ部20における各水平レジスタの電荷が第2の水平レジスタ部24における各水平レジスタに順次に転送される。
その際、時刻t3〜t4において、撮像領域10にA方向転送のための垂直転送クロックが入力されると(d)、撮像領域10における各垂直列ごとの電荷が第3の水平レジスタ部41へ転送される。次に、時刻t4〜t5において、第3の水平レジスタ部41にクロックが入力されると(e)、第3の水平レジスタ部41における各水平レジスタの電荷がアンプ42に順次に出力され、制御部50へ順次に出力される(f)。なお、第3の水平レジスタ部41の電荷転送は、第1の水平レジスタ部20の電荷転送より高速に行われる。
すると、上記したように、信号処理部51によって、第3の水平レジスタ部41及びアンプ42から順次に供給される電圧値に基づいて、増倍レジスタ部28の電極P2HBに印加するクロックのパルス電圧値及び電極DCBに印加する直流電圧値が決定され、この電圧値を表す制御信号が時刻t7に出力される(g)。その後、駆動部52によって、決定値に応じたパルス電圧を有する電極P2HB用クロック、及び、信号処理部51の決定値に応じた電圧を有する電極DCB用直流電圧が生成される。
すると、時刻t8〜t11において、駆動部52から増倍レジスタ部28にクロック及び直流電圧が供給されると共に(h)、時刻t8〜t9において、第2の水平レジスタ部24にクロックが入力される。すると、時刻t8〜t9において、第2の水平レジスタ部24における各水平レジスタの電荷が増倍レジスタ部28における各増倍レジスタに順次に転送される。その後、時刻t9〜t10において、増倍レジスタ部28における各増倍レジスタの電荷がアンプ30に順次に出力され、出力ポートから出力される(i)。なお、図13(h)に示す増倍レジスタ部28のクロックにおける時刻t10〜t11の期間はオーバークロック期間である。
ここで、制御部50は、電荷が第2の水平レジスタ部24に保持されている間に(図13(c)、時刻t2〜t6)、その電荷量に応じて増倍レジスタ部28の増倍率を決定する(図13(g)、時刻t7)。すなわち、制御部50は、電荷が増倍レジスタ部28に入力される前に(図13(h)、時刻t8)、その電荷量に応じて増倍レジスタ部28の増倍率を決定することとなる(図13(g)、時刻t7)。
なお、時刻t9では、撮像領域10における各垂直列ごとの電荷の第1の水平レジスタ部20への転送が開始され、上記した動作が繰り返される。
[第3の実施形態]
図14は、本発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す図である。図14に示す固体撮像装置1Bは、マルチポート型の固体撮像装置であり、固体撮像装置1において、第1の水平レジスタ部(HR1)20と、第1のコーナレジスタ部(CR1)22と、第2の水平レジスタ部(HR2)24と、第2のコーナレジスタ部(CR2)26と、増倍レジスタ部(EMR)28と、アンプ30と、出力ポート35と、検出部40と、制御部50とをそれぞれ4個ずつ備える構成で、第1の実施形態と異なっている。
すなわち、固体撮像装置1Bは、撮像領域10における部分撮像領域10a,10b,10c,10dからの電荷をそれぞれ受ける第1の水平レジスタ部20a,20b,20c,20dと、第1の水平レジスタ部20a,20b,20c,20dからの電荷転送方向をそれぞれ折り返す第1のコーナレジスタ部22a,22b,22c,22dと、第1のコーナレジスタ部22a,22b,22c,22dからの電荷をそれぞれ受ける第2の水平レジスタ部24a,24b,24c,24dと、第2の水平レジスタ部24a,24b,24c,24dからの電荷転送方向をそれぞれ折り返す第2のコーナレジスタ部26a,26b,26c,26dと、第2のコーナレジスタ部26a,26b,26c,26dからの電荷をそれぞれ増倍する増倍レジスタ部28a,28b,28c,28dと、増倍レジスタ部28a,28b,28c,28dから受ける電荷量に応じた電圧を出力ポート35a,35b,35c,35dへそれぞれ出力するアンプ30a,30b,30c,30dと、第1の水平レジスタ部20a,20b,20c,20dからの電荷量をそれぞれ検出する検出部40a,40b,40c,40dと、検出部40a,40b,40c,40dによって検出された電荷量に基づいて増倍レジスタ部28a,28b,28c,28dの増倍率をそれぞれ制御する制御部50a,50b,50c,50dとを備える。
この第3の実施形態の固体撮像装置1Bでは、ポートごとに、上記した増倍レジスタ部の増倍率のフィードフォワード制御、すなわち、増倍レジスタ部の増倍率のリアルタイム制御を行うので、第1の実施形態の固体撮像装置1と同様の利点を得ることができる。
更に、第3の実施形態の固体撮像装置1Bによれば、ポートごとに並列処理が行われるので、高速化を実現することができる。
なお、本発明は上記した本実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。
本実施形態では、増倍レジスタ部の電極の制御電圧調整による増倍率の制御を行ったが、増倍レジスタ部の増倍段数を制御することにより増倍率の制御を行ってもよい。具体的には、増倍レジスタ部の複数の増倍レジスタのうちの電荷増倍作用を有する増倍レジスタの段数を制御する。なお、増倍レジスタのうちの電荷増倍作用を有さない増倍レジスタには、上記したように、通常の転送を行う程度の制御電圧を供給すればよい(図2(b)における点線)。
また、第3の実施形態では、4個の出力ポートを備えるマルチポート型の固体撮像装置を例示したが、本発明の思想は、2個以上の出力ポートを備えるマルチポート型の固体撮像装置に適用可能である。また、第2の実施形態も2個以上の出力ポートを備えるマルチポート型の固体撮像装置に適用可能である。
また、本発明の思想は、第2の実施形態でも一部記載したように、様々な形態、例えば、ライン型、インターライン型、フレームトランスファ型、フルフレームトランスファ型等の固体撮像装置に適用可能である。
1,1A,1B…固体撮像装置、10…撮像領域、10a,10b,10c,10d…部分撮像領域、20,20a,20b,20c,20d…第1の水平レジスタ部(出力レジスタ部)、22,22a,22b,22c,22d…第1のコーナレジスタ部、24,24a,24b,24c,24d…第2の水平レジスタ部(遅延レジスタ部)、26,26a,26b,26c,26d…第2のコーナレジスタ部、28,28a,28b,28c,28d…増倍レジスタ部、30,30a,30b,30c,30d…アンプ、35,35a,35b,35c,35d…出力ポート、40,40a,40b,40c,40d…検出部、41…第3の水平レジスタ部、42…アンプ、50,50a,50b,50c,50d…制御部、51…信号処理部、52…駆動部。

Claims (9)

  1. 電荷増倍型の固体撮像装置において、
    入射光量に応じた電荷を生成する撮像領域と、
    前記撮像領域からの電荷を受ける出力レジスタ部と、
    前記出力レジスタ部からの電荷を増倍する増倍レジスタ部と、
    を備え、
    前記撮像領域からの電荷量に応じて、前記増倍レジスタ部の増倍率のフィードフォワード制御を行う、
    固体撮像装置。
  2. 前記増倍レジスタ部に入力される電荷量を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された電荷量に応じて、前記増倍レジスタ部の増倍率のフィードフォワード制御を行う制御部と、
    を更に備える、請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記撮像領域からの電荷を受ける検出レジスタ部と、
    前記検出レジスタ部から出力される電荷量に応じて、前記増倍レジスタ部の増倍率のフィードフォワード制御を行う制御部と、
    を更に備える、請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 前記出力レジスタ部と前記増倍レジスタ部との間に配置され、前記出力レジスタ部から前記増倍レジスタ部への電荷の転送を遅延させる遅延レジスタ部を更に備える、請求項1又は3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記検出部と前記増倍レジスタ部との間に配置され、前記検出部から前記増倍レジスタ部への電荷の転送を遅延させる遅延レジスタ部を更に備える、請求項2に記載の固体撮像装置。
  6. 前記制御部は、前記検出部によって検出された電荷量の最大値、最小値及び平均値のうちの何れかに応じて、前記増倍レジスタ部の増倍率の制御を行う、請求項2に記載の固体撮像装置。
  7. 前記制御部は、前記検出レジスタ部から出力される電荷量の最大値、最小値及び平均値のうちの何れかに応じて、前記増倍レジスタ部の増倍率の制御を行う、請求項3に記載の固体撮像装置。
  8. 前記検出部はフローティング・ゲート・アンプを含む、請求項2に記載の固体撮像装置。
  9. 電荷増倍型の固体撮像装置において、
    入射光量に応じた電荷を生成する撮像領域と、
    前記撮像領域からの電荷を受ける複数の出力レジスタ部と、
    前記複数の出力レジスタ部からの電荷をそれぞれ増倍する複数の増倍レジスタ部と、
    を備え、
    前記複数の増倍レジスタ部にそれぞれ入力される電荷量に応じて、前記複数の増倍レジスタ部の増倍率のフィードフォワード制御をそれぞれ行う、
    固体撮像装置。
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