JP2010177309A - 電子機器の放熱機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱素子から発生した熱を効率よく放熱させることが可能な電子機器の放熱機構を提供する。
【解決手段】この電子機器100の放熱機構は、第1ダクト4および第2ダクト5により、第1通気孔11bと第2通気孔12bとの間で空気が流通可能な空気流通経路を構成するとともに、空気流通経路内に、少なくとも回路基板2の発熱素子3が載置される部分を配置し、空気流通経路内の回路基板2の発熱素子3を載置する部分において、第1ダクト4側と第2ダクト5側との間で空気が流通可能な開口部8を形成し、発熱素子3から発生した熱を、空気流通経路を介して、第1通気孔11bまたは第2通気孔12bから放熱するように構成されている。
【選択図】図6

Description

この発明は、電子機器の放熱機構に関し、特に、発熱素子から発生した熱を放熱するための通気孔を備える電子機器の放熱機構に関するものである。
従来、発熱素子から発生した熱を放熱するための通気孔を備える電子機器の放熱機構が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、上側筐体および下側筐体を含む筐体と、筐体内に配置された回路基板と、回路基板に実装された発熱素子とを備える電子機器の放熱機構が開示されている。下側筐体の底面には、空気を吸入するための通風孔入口が形成されており、上側筐体の上面には、発熱素子から発生した熱を放熱するための通風孔出口が形成されている。上側筐体の上面に形成された通風孔出口には、通風孔出口から発熱素子側(下方)に突出するように突出部が形成されている。通風孔入口から吸入された空気によって、発熱素子が冷却されるとともに、発熱素子の上部の空気が温められる。この温められた空気は、空気密度が小さくなることによって、上昇気流となり、突出部を介して通風孔出口から排出(放熱)される。
特開2003−174276号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された電子機器の放熱機構では、通風孔入口から吸入された冷たい空気は、筐体内に拡散されてしまうので、発熱素子が冷却されにくいという不都合がある。このため、発熱素子から発生した熱を効率よく放熱させることが困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、発熱素子から発生した熱を効率よく放熱させることが可能な電子機器の放熱機構を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の一の局面による電子機器の放熱機構は、発熱素子が載置された回路基板と、回路基板が内部に設置され、所定の外表面に、発熱素子よりも上方に位置するように形成された第1通気孔と、第1通気孔が形成されている外表面とは異なる外表面に、発熱素子よりも下方に位置するように形成された第2通気孔とを含む筐体と、第1通気孔から回路基板に向かって延びるように配置された第1ダクトと、第2通気孔から回路基板に向かって延びるように配置された第2ダクトとを備え、第1ダクトおよび第2ダクトにより、第1通気孔と第2通気孔との間で空気が流通可能な空気流通経路が構成されるとともに、空気流通経路内には、少なくとも回路基板の発熱素子が載置される部分が配置され、空気流通経路内の回路基板の発熱素子が載置される部分において、第1ダクト側と第2ダクト側との間で空気が流通可能な開口部が形成されており、発熱素子から発生した熱は、空気流通経路を介して、第1通気孔または第2通気孔から放熱されるように構成されている。
この一の局面による電子機器の放熱機構では、上記のように、第1ダクトおよび第2ダクトにより、第1通気孔と第2通気孔との間で空気が流通可能な空気流通経路を構成するとともに、空気流通経路内に、少なくとも回路基板の発熱素子が載置される部分を配置し、空気流通経路内の回路基板の発熱素子を載置する部分において、第1ダクト側と第2ダクト側との間で空気が流通可能な開口部を形成し、発熱素子から発生した熱を、空気流通経路を介して、第1通気孔または第2通気孔から放熱するように構成する。これにより、第1通気孔または第2通気孔の一方から吸入された冷たい空気が、空気流通経路および開口部を通って回路基板の発熱素子が載置される部分まで導かれるので、冷たい空気により発熱素子が冷却される。その結果、発熱素子から発生した熱により温められた空気の密度が小さくなることにより、上昇気流となり、第1通気孔または第2通気孔の他方から温められた空気を外部に排出(放出)させることができるので、発熱素子から発生した熱を効率よく放熱することができる。
上記一の局面による電子機器の放熱機構において、好ましくは、第1ダクトの回路基板側の部分と第2ダクトの回路基板側の部分とは、回路基板の発熱素子が載置される部分を挟んだ状態で、略隙間なく接続されるように構成されている。このように構成すれば、吸入された空気が第1ダクトおよび第2ダクトの境界部分から筐体内に漏れにくくなるので、吸入された空気が筐体内に拡散されるのを抑制することができる。これにより、発熱素子から発生した熱をより効率よく放熱することができる。
上記一の局面による電子機器の放熱機構において、好ましくは、第1ダクトの第1通気孔側の部分と第1通気孔とは略隙間なく接続されるとともに、第2ダクトの第2通気孔側の部分と第2通気孔とは略隙間なく接続されるように構成されている。このように構成すれば、第1ダクトの第1通気孔側の部分と第1通気孔との間、および、第2ダクトの第2通気孔側の部分と第2通気孔との間から空気が筐体内に漏れるのを抑制することができるので、発熱素子から発生した熱により温められた空気を確実に筐体の外部に排出(放熱)することができる。
上記一の局面による電子機器の放熱機構において、好ましくは、第1ダクトおよび第2ダクトの少なくとも一方は、発熱素子側に配置される第1空気流通部と、第1通気孔側および第2通気孔側の少なくとも一方側に配置される第2空気流通部とを含み、第2空気流通部の空気流通経路の断面積は、第1空気流通部の空気流通経路の断面積よりも小さく形成されている。このように構成すれば、第2空気流通部の空気流通経路の空気密度が第1空気流通部の空気流通経路の空気密度よりも大きくなるので、通気孔側の第2空気流通部の空気の流速を発熱素子側の第1空気流通部の空気の流速よりも大きくすることができる。これにより、発熱素子から発生した熱により温められた空気を迅速に外部に排出(放熱)させることができる。
上記一の局面による電子機器の放熱機構において、好ましくは、第1ダクトおよび第2ダクトは、それぞれ、発熱素子側に配置され、回路基板に対して略垂直方向に延びるように形成された第1空気流通部と、第1通気孔側および第2通気孔側に、それぞれ、配置され、第1空気流通部に対して所定の角度傾斜するように形成された第2空気流通部とを含む。このように構成すれば、回路基板が筐体の設置面に平行に配置される場合に、回路基板に対して略垂直に延びる第1空気流通部に対して所定の角度傾斜するように第2空気流通部が設けられるので、第2空気流通部に接続される第1通気孔および第2通気孔を筐体の設置面側の外表面以外の外表面に形成することができる。これにより、第1通気孔および第2通気孔からの空気の吸入および排出を円滑に行うことができる。
上記一の局面による電子機器の放熱機構において、好ましくは、発熱素子を原点として互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を考えた場合に、第1通気孔は、X軸、Y軸およびZ軸のプラス方向側に設けられ、第2通気孔は、X軸、Y軸およびZ軸のマイナス方向側に設けられている。このように構成すれば、発熱素子を原点として第1通気孔と第2通気孔とがX、YおよびZ軸の3軸方向に互いに対角(反対側)に形成されるので、たとえば、筐体を設置(載置)する外表面を変えた場合でも、常に、第1通気孔または第2通気孔の一方が発熱素子の上方に位置し、第1通気孔または第2通気孔の他方が発熱素子の下方に位置するようにすることができる。これにより、第1通気孔と第2通気孔とが同一の高さ位置に位置することがないので、常に、発熱素子の下方に位置する通気孔から吸入された空気を、発熱素子の上方に位置する通気孔から排出することができる。
上記一の局面による電子機器の放熱機構において、好ましくは、筐体の第1通気孔および第2通気孔が形成されている外表面のうち、筐体の設置面側の外表面には、筐体の設置面から筐体の設置面側の外表面を浮かせるための脚部が設けられている。このように構成すれば、筐体の第1通気孔または第2通気孔が筐体の設置面により塞がれてしまうのを抑制することができるので、確実に、第1通気孔または第2通気孔からの空気の吸入および空気の排出を行うことができる。
上記一の局面による電子機器の放熱機構において、好ましくは、空気流通経路内の第1ダクトおよび第2ダクトの境界部分に配置される回路基板の側端部と、回路基板の側端部に対向する空気流通経路の内面との間に所定の隙間が形成されることにより、第1ダクト側と第2ダクト側との間で空気が流通可能な開口部が構成されている。このように構成すれば、第1ダクト側または第2ダクト側の一方から吸入された冷たい空気を、開口部を構成する所定の隙間を介して、第1ダクト側または第2ダクト側の他方へ導くことができる。
この場合、好ましくは、回路基板は、第1ダクトと第2ダクトとの間の境界部分の一部の領域において第1ダクトと第2ダクトとに挟まれるように配置されており、第1ダクトおよび第2ダクトの回路基板を挟む部分は、回路基板の表面と密着するとともに、第1ダクトおよび第2ダクトの回路基板を挟む部分以外の部分は、互いに密着するように配置されている。このように構成すれば、第1ダクトと、第2ダクトおよび回路基板との間、および、第2ダクトと、第1ダクトおよび回路基板との間から空気が漏れるのを抑制することができるので、空気が筐体内に拡散してしまうのを抑制することができる。
上記一の局面による電子機器の放熱機構において、好ましくは、空気流通経路内に配置される回路基板の発熱素子が載置される領域近傍に空気流通孔を設けることにより、第1ダクト側と第2ダクト側との間で空気が流通可能な開口部が構成されている。このように構成すれば、第1ダクト側または第2ダクト側の一方から吸入された冷たい空気を、回路基板の発熱素子が載置される領域近傍に設けられた空気流通孔からなる開口部を介して、第1ダクト側または第2ダクト側の他方へ導くことができる。
この場合、好ましくは、空気流通孔が設けられた回路基板は、第1ダクトと第2ダクトとの間の境界部分を塞いだ状態で、第1ダクトと第2ダクトとに挟まれるように配置されており、第1ダクトおよび第2ダクトは、回路基板の表面と密着するように配置されている。このように構成すれば、第1ダクトと回路基板との間、および、第2ダクトと回路基板との間から空気が漏れるのを抑制しながら、空気流通孔からなる開口部を介して第1ダクトと第2ダクトとの間で空気を流通させることができる。
上記一の局面による電子機器の放熱機構において、好ましくは、第1ダクトおよび第2ダクトがそれぞれ配置された第1通気孔および第2通気孔は、筐体の内面側から外面側へ向かって開口面積が大きくなるように面取りされている。このように構成すれば、発熱素子の熱により温められた空気を第1通気孔または第2通気孔の面取り部分に沿うようにして内面側から外面側に向かってスムーズに排出させることができる。
本発明の第1実施形態による電子機器の放熱機構の全体斜視図である。 本発明の第1実施形態による電子機器の放熱機構の斜視図である。 本発明の第1実施形態による電子機器の放熱機構の斜視図である。 本発明の第1実施形態による電子機器の放熱機構の側面図である。 本発明の第1実施形態による電子機器の放熱機構の平面図である。 図5の200−200線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態による電子機器の放熱機構の通気孔を示した側面図である。 図6の300−300線から見た平面図である。 図6の400−400線から見た平面図である。 本発明の第2実施形態による電子機器の放熱機構の全体斜視図である。 本発明の第2実施形態による電子機器の放熱機構の斜視図である。 本発明の第2実施形態による電子機器の放熱機構の斜視図である。 本発明の第2実施形態による電子機器の放熱機構の平面図である。 図13の500−500線に沿った断面図である。 図13の500−500線に沿った断面図である。 図13の500−500線に沿った断面図である。 図13の500−500線に沿った断面図である。 本発明の第3実施形態による電子機器の放熱機構の平面図である。 本発明の第3実施形態による電子機器の放熱機構の回路基板を示した平面図である。 図18の600−600線に沿った断面図である。 本発明の第1〜第3実施形態による電子機器の放熱機構の変形例を示した断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図9を参照して、本発明の第1実施形態による電子機器100の放熱機構の構成について説明する。
図1〜図4に示すように、本発明の第1実施形態による電子機器100の放熱機構では、筐体1と、筐体1内に載置された回路基板2と、回路基板2上に載置された発熱素子3と、発熱素子3の上方に配置された第1ダクト4と、発熱素子3の下方に配置された第2ダクト5と、回路基板2上に配置された発熱素子3以外の素子6と、回路基板2を支持する基板支持部7とを備えている。
電子機器100の筐体1は、上側筐体11と下側筐体12とを含んでいる。上側筐体11の1つの側面(外表面)11aには、第1通気孔11bが形成されている。この第1通気孔11bは、図1および図7に示すように、Z方向に延びる矩形形状の3つのスリット11cを含んでいる。また、第1通気孔11bは、図6に示すように、発熱素子3よりも上方(矢印Z1(Z(+))方向側)に形成されている。3つのスリット11cは、筐体1の内面側(矢印Y2方向側)から外面側(矢印Y1方向側)へ向かって開口面積が大きくなるように面取りされている。
また、図1に示すように、下側筐体12の1つの側面(外表面)12aには、第2通気孔12bが形成されている。この第2通気孔12bは、図7に示すように、Z方向に延びる矩形形状の3つのスリット12cを含んでいる。第2通気孔12bは、図6に示すように、発熱素子3よりも下方(矢印Z2(Z(−))方向側)に形成されている。3つのスリット12cは、筐体1の内面側(矢印Y1方向側)から外面側(矢印Y2方向側)へ向かって開口面積が大きくなるように面取りされている。
また、図1〜図4に示すように、発熱素子3の中心を原点として互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を考えた場合に、第1通気孔11bは、筐体1のY軸(Y方向)およびZ軸(Z方向)の2軸のプラス方向側(矢印Y1(Y(+))方向側および矢印Z1(Z(+))方向側)に設けられている。第2通気孔12bは、筐体1のY軸(Y方向)およびZ軸(Z方向)の2軸のマイナス方向側(矢印Y2(Y(−))方向側および矢印Z2(Z(−))方向側)に設けられている。なお、図5に示すように、筐体1の第1通気孔11bおよび第2通気孔12bが形成されているX軸(X方向)の位置は、同じである。
また、図6に示すように、下側筐体12には、下側筐体12の下面から上方(矢印Z1方向側)に向かって延びるように円柱形状の基板支持部7が形成されている。この基板支持部7の上部には、図6に示すように、ネジ部材(図示せず)などによって回路基板2が設置されている。
ここで、第1実施形態では、第1ダクト4は、上側筐体11の第1通気孔11bから回路基板2に向かって延びるように配置されている。また、第1ダクト4は、図5に示すように、平面的に見て、Y方向に延びるように形成されている。また、発熱素子3の中心を原点としてZ軸およびY軸を考えた場合に、第1ダクト4は、Z軸(Z方向)およびY軸(Y方向)のプラス方向側(矢印Z1(Z(+))方向側および矢印Y1(Y(+))方向側)に延びるように設けられている。この第1ダクト4の内面には、空気が流通可能な空気流通経路が形成されている。この空気流通経路の断面形状は、矩形形状(横長の長方形形状)を有している。
また、第1ダクト4は、図6に示すように、第1空気流通部41と、第2空気流通部42とを含んでいる。第1空気流通部41の下面41aは、図8に示すように、平面的に見て、発熱素子3を取り囲むように配置されている。第1ダクト4の第1空気流通部41の下面41aのうちの回路基板2を挟む部分41bは、図6に示すように、回路基板2の上面2aと密着するように配置されている。また、第1ダクト4の第1空気流通部41の下面41aのうちの第2ダクト5と接続される部分41cは、第2ダクト5の上面51aと密着するように配置されている。また、第1空気流通部41は、回路基板2の上面2aに対して略垂直上方向(矢印Z1方向側)に延びるように形成されている。
また、第1ダクト4の第2空気流通部42は、第1空気流通部41に対して所定の角度傾斜させた状態で形成されている。この第2空気流通部42の第1通気孔11b側の部分42aは、第1通気孔11bと略隙間なく接続されるとともに、ネジ部材(図示せず)などにより固定されている。また、第1実施形態では、図3に示すように、第2空気流通部42の空気流通経路の断面積Aは、第1空気流通部41の空気流通経路の断面積Bよりも小さく形成されている。すなわち、第2空気流通部42の長さA1が第1空気流通部41の長さB1よりも小さく、かつ、長さA2と長さB2とが略等しいことにより、断面積Aが断面積Bよりも小さく形成されている。
また、第1実施形態では、第2ダクト5は、下側筐体12の第2通気孔12bから回路基板2に向かって延びるように配置されている。また、第2ダクト5は、図5に示すように、平面的に見て、Y方向に延びるように形成されている。また、発熱素子3の中心を原点としてZ軸およびY軸を考えた場合に、第2ダクト5は、Z軸(Z方向)およびY軸(Y方向)のマイナス方向側(矢印Z2(Z(−))方向側および矢印Y2(Y(−))方向側)に延びるように設けられている。この第2ダクト5の内面には、空気が流通可能な空気流通経路が形成されている。空気流通経路の断面形状は、矩形形状(横長の長方形形状)を有している。
また、第2ダクト5は、図6に示すように、第1空気流通部51と、第2空気流通部52とを含んでいる。第1空気流通部51の上面51aは、図9に示すように、平面的に見て、発熱素子3を取り囲むように配置されている。第2ダクト5の第1空気流通部51の上面51aのうちの回路基板2を挟む部分51bは、図6に示すように、回路基板2の下面2bと密着するように配置されている。また、第2ダクト5の第1空気流通部51の上面51aのうちの第1ダクト4と接続される部分51cは、第1ダクト4の下面41aと密着するように配置されている。また、第1空気流通部51は、回路基板2の上面2aに対して略垂直下方向(矢印Z2方向側)に延びるように形成されている。また、第1空気流通部51は、断面形状が略L字形状に形成されており、回路基板2の矢印Y2方向側の側端部2cを覆うように配置されている。
また、第2ダクト5の第2空気流通部52は、第1空気流通部51に対して所定の角度傾斜させた状態で形成されている。この第2空気流通部52の第2通気孔12b側の部分52aは、第2通気孔12bと略隙間なく接続されるとともに、ネジ部材(図示せず)などにより固定されている。また、第1実施形態では、図3に示すように、第2空気流通部52の空気流通経路の断面積Cは、第1空気流通部51の空気流通経路の断面積Dよりも小さく形成されている。すなわち、第2空気流通部52の長さC1が第1空気流通部51の長さD1よりも小さく、かつ、長さC2と長さD2とが略等しいことにより、断面積Cが断面積Dよりも小さく形成されている。
また、第1実施形態では、図6に示すように、第1ダクト4の第1空気流通部41の下面41aと、第2ダクト5の第1空気流通部51の上面51aとは、回路基板2の発熱素子3が載置される部分を挟んだ状態で、略隙間なく接続されるように構成されている。また、空気流通経路内に配置される回路基板2の側端部2cと、回路基板2の側端部2cに対向する空気流通経路の内面との間に所定の隙間Eが形成されることにより、第1ダクト4側と第2ダクト5側との間で空気が流通可能な開口部8が形成される。これにより、第1通気孔11bと第2通気孔12bとの間で空気が流通可能な空気流通経路が構成される。
次に、図6を参照して、本発明の第1実施形態による電子機器100の放熱機構の放熱経路について説明する。
本発明の第1実施形態による電子機器100の放熱機構は、図6に示すように、下側筐体12の側面12aに形成されている第2通気孔12bから冷たい空気(外気)が吸入される。次に、吸入された空気は、第2ダクト5の第2空気流通部52および第1空気流通部51を通り、開口部8を介して、第1ダクト4の第1空気流通部41に導かれる。これにより、発熱素子3が冷却される。そして、発熱素子3の熱により温められた空気は、空気密度が小さくなり、上昇気流となる。その後、第1ダクト4の第2空気流通部42を通り、上側筐体11の側面11aに形成されている第1通気孔11bから排出(放熱)される。
第1実施形態では、上記のように、第1ダクト4および第2ダクト5により、第1通気孔11bと第2通気孔12bとの間で空気が流通可能な空気流通経路を構成するとともに、空気流通経路内に、回路基板2の発熱素子3が載置される部分を配置し、空気流通経路内の回路基板2の発熱素子3を載置する部分において、第1ダクト4側と第2ダクト5側との間で空気が流通可能な開口部8を形成し、発熱素子3から発生した熱を、空気流通経路を介して、第1通気孔11bまたは第2通気孔12bから放熱するように構成する。これにより、第2通気孔12bから吸入された冷たい空気が、空気流通経路および開口部8を通って回路基板2の発熱素子3が載置される部分まで導かれるので、冷たい空気により発熱素子3が冷却される。その結果、発熱素子3から発生した熱により温められた空気の密度が小さくなることにより、上昇気流となり、第1通気孔11bから温められた空気を外部に排出(放出)させることができるので、発熱素子3から発生した熱を効率よく放熱することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1ダクト4の回路基板2側の部分と第2ダクト5の回路基板2側の部分とを、回路基板2の発熱素子3が載置される部分を挟んだ状態で、略隙間なく接続されるように構成することによって、吸入された空気が第1ダクト4および第2ダクト5の境界部分から筐体1内に漏れにくくなるので、吸入された空気が筐体1内に拡散されるのを抑制することができる。これにより、発熱素子3から発生した熱をより効率よく放熱することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1ダクト4の第1通気孔11b側の部分と第1通気孔11bとを略隙間なく接続するとともに、第2ダクト5の第2通気孔12b側の部分と第2通気孔12bとを略隙間なく接続されるように構成することによって、第1ダクト4の第1通気孔11b側の部分と第1通気孔11bとの間、および、第2ダクト5の第2通気孔12b側の部分と第2通気孔12bとの間から空気が筐体1内に漏れるのを抑制することができるので、確実に、発熱素子3から発生した熱により温められた空気を確実に筐体1の外部に排出(放熱)することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第2空気流通部42(52)の空気流通経路の断面積A(C)を、第1空気流通部41(51)の空気流通経路の断面積B(D)よりも小さく形成することによって、第2空気流通部42(52)の空気流通経路の空気密度が第1空気流通部41(51)の空気流通経路の空気密度よりも大きくなるので、第2空気流通部42(52)側の空気の流速を第1空気流通部41(51)側の空気の流速よりも大きくすることができる。これにより、発熱素子3から発生した熱により温められた空気を迅速に外部に排出(放熱)させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、回路基板2に対して略垂直方向に延びるように形成された第1空気流通部41(51)と、第1通気孔11b側および第2通気孔12b側に、それぞれ、配置され、第1空気流通部41(51)に対して所定の角度傾斜するように形成された第2空気流通部42(52)とを含めることによって、回路基板2が筐体1の設置面に平行に配置される場合に、回路基板2に対して略垂直に延びる第1空気流通部41(51)に対して所定の角度傾斜するように第2空気流通部42(52)が設けられるので、第2空気流通部42(52)に接続される第1通気孔11bおよび第2通気孔12bを筐体1の設置面側の外表面以外の外表面に形成することができる。これにより、第1通気孔11bおよび第2通気孔12bからの空気の吸入および排出を円滑に行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、空気流通経路内の第1ダクト4および第2ダクト5の境界部分に配置される回路基板2の側端部2cと、回路基板2の側端部2cに対向する空気流通経路の内面との間に所定の隙間Eが形成されることにより、第1ダクト4側と第2ダクト5側との間で空気が流通可能な開口部8を構成することによって、第2ダクト5側から吸入された冷たい空気を、開口部8を構成する所定の隙間を介して、第1ダクト4側へ導くことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1ダクト4および第2ダクト5の回路基板2を挟む部分を、回路基板2の上面2aと密着させるとともに、第1ダクト4および第2ダクト5の回路基板2を挟む部分以外の部分を、互いに密着させるように配置させることによって、第1ダクト4、第2ダクト5および回路基板2の間、および、第2ダクト5、第1ダクト4および回路基板2の間から空気が漏れるのを抑制することができるので、空気が筐体1内に拡散してしまうのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1ダクト4および第2ダクト5がそれぞれ配置された第1通気孔11bおよび第2通気孔12bを、筐体1の内面側から外面側へ向かって開口面積が大きくなるように面取りすることによって、発熱素子3の熱により温められた空気を第1通気孔11bまたは第2通気孔12bの面取り部分に沿うようにして内面側から外面側に向かってスムーズに排出させることができる。
(第2実施形態)
図10〜図14を参照して、本発明の第2実施形態による電子機器100aの放熱機構の構成では、上記した第1実施形態とは異なり、発熱素子3の中心を原点として互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を考えた場合に、第1通気孔110bは、X軸、Y軸およびZ軸のプラス方向側に設けられ、第2通気孔120bは、X軸、Y軸およびZ軸のマイナス方向側に設けられている場合について説明する。
本発明の第2実施形態による電子機器100aの放熱機構では、図13および図14に示すように、上側筐体110の第1通気孔110bが形成されている側面(外表面)110a、および、下側筐体120の側面(外表面)120dには、筐体101を載置する面から筐体101が載置される側の側面110aおよび側面120dを浮かせるための4つの脚部106が設けられている。また、下側筐体120の第2通気孔120bが形成されている側面(外表面)120a、および、上側筐体110の側面(外表面)110dには、筐体101を載置する面から筐体101が載置される側の側面120aおよび側面110dを浮かせるための4つの脚部106が設けられている。なお、4つの脚部106は、ゴムなどにより形成して、筐体101に取り付けてもよいし、複数の脚部106を筐体101と一体的に形成してもよい。
また、電子機器100aの放熱機構では、図10〜図12に示すように、発熱素子3の中心を原点として互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を考えた場合に、第1通気孔110bは、筐体101のX軸(X方向)、Y軸(Y方向)およびZ軸(Z方向)の3軸のプラス方向側(矢印X1(X(+))方向側、矢印Y1(Y(+))方向側および矢印Z1(Z(+))方向側)に設けられ、第2通気孔120bは、筐体101のX軸(X方向)、Y軸(Y方向)およびZ軸(Z方向)のマイナス方向側(矢印X2(X(−))方向側、矢印Y2(Y(−))方向側および矢印Z2(Z(−))方向側)に設けられている。
第1通気孔110bは、図10に示すように、Z方向に延びる矩形形状の3つのスリット110cを含んでいる。また、第1通気孔110bは、図14に示すように、発熱素子3よりも上方(矢印Z1方向側)に形成されている。3つのスリット110cは、筐体110の内面側(矢印Y2方向側)から外面側(矢印Y1方向側)へ向かって開口面積が大きくなるように面取りされている。
第2通気孔120bは、図10に示すように、Z方向に延びる矩形形状の3つのスリット120cを含んでいる。第2通気孔120bは、図14に示すように、発熱素子3よりも下方(矢印Z2方向側)に形成されている。3つのスリット120cは、筐体110の内面側(矢印Y1方向側)から外面側(矢印Y2方向側)へ向かって開口面積が大きくなるように面取りされている。
また、電子機器100aの放熱機構では、図11に示すように、第1ダクト104および第2ダクト105を備えている。第1ダクト104は、第1空気流通部141および第2空気流通部142を含んでいる。第2ダクト105は、第1空気流通部151および第2空気流通部152を含んでいる。
第1ダクト104の第2空気流通部142は、図13に示すように、平面的に見て、発熱素子3の中心を原点として、X軸(X方向)のプラス方向側(矢印X1(X(+))方向側)に延びるとともに、Y軸(Y方向)のプラス方向側(矢印Y1(Y(+))方向側)に延びるように形成されている。また、第1ダクト104の第2空気流通部142は、図14に示すように、発熱素子3の中心を原点として、Z軸(Z方向)のプラス方向側(矢印Z1(Z(+))方向側)に延びるように形成されている。
第2ダクト105の第2空気流通部152は、図13に示すように、平面的に見て、発熱素子3の中心を原点として、X軸(X方向)のマイナス方向側(矢印X2(X(−))方向側)に延びるとともに、Y軸(Y方向)のマイナス方向側(矢印Y2(Y(−))方向側)に延びるように形成されている。また、第2ダクト105の第2空気流通部152は、図14に示すように、発熱素子3の中心を原点として、Z軸(Z方向)のマイナス方向側(矢印Z2(Z(−))方向側)に延びるように形成されている。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記した第1実施形態の構成と同様である。
次に、図14〜図17を参照して、本発明の第2実施形態による電子機器100aの複数の設置パターンおよび各設置パターンにおける放熱機構の放熱経路について説明する。
図14に示すように、筐体101の下側筐体120の底面(外表面)120eが床面(設置面)に設置されている場合には、電子機器100aの放熱機構では、下側筐体120に形成されている第2通気孔120bから冷たい空気(外気)が吸入される。次に、吸入された空気は、第2ダクト105の第2空気流通部152および第1空気流通部151を通り、開口部8を介して、第1ダクト104の第1空気流通部141に移動する。これにより、発熱素子3が冷却される。そして、発熱素子3の熱により温められた空気は、空気密度が小さくなり、上昇気流となる。その後、第1ダクト104の第2空気流通部142を通り、上側筐体110に形成されている第1通気孔110bから排出(放熱)される。
図15に示すように、筐体101の上側筐体110の上面(外表面)111eが床面(設置面)に設置されている場合には、電子機器100aの放熱機構では、上側筐体110に形成されている第1通気孔110bから冷たい空気(外気)が吸入される。次に、吸入された空気は、第1ダクト104の第2空気流通部142および第1空気流通部141を通り、発熱素子3が冷却される。そして、発熱素子3の熱により温められた空気は、空気密度が小さくなり、上昇気流となる。その後、上昇気流は、開口部8を介して、第2ダクト105の第1空気流通部151および第2空気流通部152を通り、下側筐体120に形成されている第2通気孔120bから排出(放熱)される。
図16に示すように、筐体101の上側筐体110の側面110dおよび下側筐体120の側面120aに設けられた脚部106が床面(設置面)に設置されている場合には、電子機器100aの放熱機構では、下側筐体120に形成されている第2通気孔120bから冷たい空気(外気)が吸入される。次に、吸入された空気は、第2ダクト105の第2空気流通部152および第1空気流通部151を通り、開口部8を介して、第1ダクト104の第1空気流通部141に導かれる。これにより、発熱素子3が冷却される。そして、発熱素子3の熱により温められた空気は、空気密度が小さくなり、上昇気流となる。その後、上昇気流は、第1ダクト104の第2空気流通部142を通り、上側筐体110に形成されている第1通気孔110bから排出(放熱)される。この場合、第2通気孔120bが形成されている面側に脚部106が設けられていることにより、第2通気孔120bが床面に対して塞がれるのを抑制することができる。
図17に示すように、筐体101の上側筐体110の側面(外表面)110aおよび下側筐体120の側面(外表面)120dに設けられた脚部106が床面(設置面)に設置されている場合には、電子機器100aの放熱機構では、上側筐体110に形成されている第1通気孔110bから冷たい空気(外気)が吸入される。次に、吸入された空気は、第1ダクト104の第2空気流通部142および第1空気流通部141を通り、発熱素子3が冷却される。そして、発熱素子3の熱により温められた空気は、空気密度が小さくなり、上昇気流となる。その後、上昇気流は、開口部8を介して、第2ダクト105の第1空気流通部151および第2空気流通部152を通り、下側筐体120に形成されている第2通気孔120bから排出(放熱)される。この場合、第1通気孔110bが形成されている面側に脚部106が設けられていることにより、第1通気孔110bが床面に対して塞がれるのを抑制することができる。
第2実施形態では、上記のように、発熱素子3を原点として互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を考えた場合に、第1通気孔110bを、X軸、Y軸およびZ軸のプラス方向側(矢印X1(X(+))方向側、矢印Y1(Y(+))方向側および矢印Z1(Z(+))方向側)に設け、第2通気孔120bを、X軸、Y軸およびZ軸のマイナス方向側(矢印X2(X(−))方向側、矢印Y2(Y(−))方向側および矢印Z2(Z(−))方向側)に設けることによって、発熱素子3を原点として第1通気孔110bと第2通気孔120bとがX、YおよびZ軸の3軸方向に互いに対角(反対側)に形成されるので、たとえば、筐体101を設置(載置)する外表面を変えた場合でも、常に、第1通気孔110bまたは第2通気孔120bの一方が発熱素子3の上方に位置し、第1通気孔110bまたは第2通気孔120bの他方が発熱素子3の下方に位置するようにすることができる。これにより、第1通気孔110bと第2通気孔120bとが同一の高さ位置することがないので、常に、発熱素子3の下方に位置する通気孔から吸入された空気を、発熱素子3の上方に位置する通気孔から排出することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、筐体101の第1通気孔110bおよび第2通気孔120bが形成されている側面110a(120a)のうち、筐体101の設置面側の側面110a(120a)に、筐体101の設置面から筐体101の設置面側の側面110a(120a)を浮かせるための脚部106を設けることによって、筐体101の第1通気孔110bまたは第2通気孔120bが筐体101の設置面により塞がれてしまうのを抑制することができるので、確実に、第1通気孔110bまたは第2通気孔120bからの空気の吸入および空気の排出を行うことができる。
(第3実施形態)
図18〜図20を参照して、本発明の第3実施形態による電子機器100bの放熱機構の構成では、上記した第2実施形態とは異なり、回路基板2の発熱素子3が載置される領域近傍に空気が流通可能な空気流通孔21を設けた場合について説明する。
また、電子機器100bの放熱機構では、図18および図19に示すように、発熱素子3は、回路基板2の中央近傍に載置されている。第1ダクト204および第2ダクト205により構成される空気流通経路内に配置される回路基板2の発熱素子3が載置される領域に1つの空気流通孔21を設けることにより、第1ダクト204側と第2ダクト205側との間で空気が流通可能な開口部が構成される。この1つの空気流通孔21は、平面的に見て、略矩形形状に形成されている。
図20に示すように、回路基板2は、第1ダクト204と第2ダクト205との間の境界部分に設置されている。また、第1ダクト204の第1空気流通部241の下面241aは、回路基板2の上面2aと密着するように配置されている。また、第2ダクト205の第1空気流通部251の上面251aは、回路基板2の下面2bと密着するように配置されている。これにより、第1ダクト204の第1空気流通部241の下面241aと、第2ダクト205の第1空気流通部251の上面251aとにより、回路基板2が挟み込まれる。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記した第2実施形態の構成と同様である。
図20を参照して、本発明の第3実施形態による電子機器100bの放熱機構の放熱経路について説明する。
図20に示すように、本発明の第3実施形態による電子機器100bの放熱機構では、下側筐体120に形成されている第2通気孔120bから冷たい空気(外気)が吸入される。次に、吸入された空気は、第2ダクト205の第2空気流通部252および第1空気流通部251を通り、回路基板2に形成された空気流通孔21を介して、第1ダクト204の第1空気流通部241を通り、発熱素子3が冷却される。そして、発熱素子3の熱により温められた空気は、空気密度が小さくなり、上昇気流となる。その後、上昇気流は、第1ダクト204の第2空気流通部242を通り、上側筐体110に形成されている第1通気孔110bから排出(放熱)される。
第3実施形態では、上記のように、空気流通経路内に配置される回路基板2の発熱素子3が載置される領域近傍に空気流通孔21を設けることにより、第1ダクト204側と第2ダクト205側との間で空気が流通可能な開口部を構成することによって、第2ダクト205側から吸入された冷たい空気を、回路基板2の発熱素子3が載置される領域近傍に設けられた空気流通孔21からなる開口部を介して、第1ダクト204側へ導くことができる。
また、第3実施形態では、上記のように、第1ダクト204および第2ダクト205を、回路基板2の上面2aと密着するように配置することによって、第1ダクト204と、回路基板2との間、および、第2ダクト205と回路基板2との間から空気が漏れるのを抑制しながら、空気流通孔21からなる開口部を介して第1ダクト204と第2ダクト205との間で空気を流通させることができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記した第2実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、第1ダクトと第2ダクトとが隙間なく接続されることにより空気流通経路が構成される例を示したが、本発明はこれに限らず、図21に示す変形例のように、第1ダクト4aの発熱素子側の第1空気流通部41aの下面と回路基板2との間、および、第2ダクト5aの発熱素子側の第1空気流通部51aの上面と回路基板2との間に隙間があってもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、1つの発熱素子に対して2つの第1ダクトおよび第2ダクトを設ける例を示したが、本発明はこれに限らず、発熱素子の数に応じて複数のダクトを設けてもよいし、複数の発熱素子に対してそれらを覆う2つの第1ダクトおよび第2ダクトを設けてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、第1ダクトおよび第2ダクトの空気流通経路の断面形状を矩形形状(横長の長方形形状)に形成する例を示したが、本発明は限らず、円形状などの矩形形状以外の形状に形成してもよい。
また、上記第3実施形態では、開口部を構成する空気流通孔を、平面的に見て、矩形形状に形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、開口部を構成する空気流通孔を、平面的に見て、矩形形状以外のたとえば円形形状に形成してもよい。
1、101 筐体
2 回路基板
2c 側端部
3 発熱素子
4、4a、104、204 第1ダクト
5、5a、105、205 第2ダクト
8 開口部
11b、110b 第1通気孔
12b、120b 第2通気孔
21 空気流通孔(開口部)
41、41a、51、51a、141、151、241、251 第1空気流通部
42、42a、52、52a、142、152、242、252 第2空気流通部
100、100a、100b 電子機器
106 脚部

Claims (12)

  1. 発熱素子が載置された回路基板と、
    前記回路基板が内部に設置され、所定の外表面に、前記発熱素子よりも上方に位置するように形成された第1通気孔と、前記第1通気孔が形成されている外表面とは異なる外表面に、前記発熱素子よりも下方に位置するように形成された第2通気孔とを含む筐体と、
    前記第1通気孔から前記回路基板に向かって延びるように配置された第1ダクトと、
    前記第2通気孔から前記回路基板に向かって延びるように配置された第2ダクトとを備え、
    前記第1ダクトおよび前記第2ダクトにより、前記第1通気孔と前記第2通気孔との間で空気が流通可能な空気流通経路が構成されるとともに、前記空気流通経路内には、少なくとも前記回路基板の発熱素子が載置される部分が配置され、前記空気流通経路内の前記回路基板の発熱素子が載置される部分において、前記第1ダクト側と前記第2ダクト側との間で空気が流通可能な開口部が形成されており、
    前記発熱素子から発生した熱は、前記空気流通経路を介して、前記第1通気孔または前記第2通気孔から放熱されるように構成されている、電子機器の放熱機構。
  2. 前記第1ダクトの前記回路基板側の部分と前記第2ダクトの前記回路基板側の部分とは、前記回路基板の発熱素子が載置される部分を挟んだ状態で、略隙間なく接続されるように構成されている、請求項1に記載の電子機器の放熱機構。
  3. 前記第1ダクトの前記第1通気孔側の部分と前記第1通気孔とは略隙間なく接続されるとともに、前記第2ダクトの前記第2通気孔側の部分と前記第2通気孔とは略隙間なく接続されるように構成されている、請求項1または2に記載の電子機器の放熱機構。
  4. 前記第1ダクトおよび前記第2ダクトの少なくとも一方は、前記発熱素子側に配置される第1空気流通部と、前記第1通気孔側および前記第2通気孔側の少なくとも一方側に配置される第2空気流通部とを含み、
    前記第2空気流通部の空気流通経路の断面積は、前記第1空気流通部の空気流通経路の断面積よりも小さく形成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器の放熱機構。
  5. 前記第1ダクトおよび前記第2ダクトは、それぞれ、前記発熱素子側に配置され、前記回路基板に対して略垂直方向に延びるように形成された第1空気流通部と、前記第1通気孔側および前記第2通気孔側にそれぞれ配置され、前記第1空気流通部に対して所定の角度傾斜するように形成された第2空気流通部とを含む、請求項1〜4に記載の電子機器の放熱機構。
  6. 前記発熱素子を原点として互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を考えた場合に、
    前記第1通気孔は、X軸、Y軸およびZ軸のプラス方向側に設けられ、前記第2通気孔は、X軸、Y軸およびZ軸のマイナス方向側に設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器の放熱機構。
  7. 前記筐体の前記第1通気孔および前記第2通気孔が形成されている外表面のうち、前記筐体の設置面側の外表面には、前記筐体の設置面から前記筐体の設置面側の外表面を浮かせるための脚部が設けられている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子機器の放熱機構。
  8. 前記空気流通経路内の前記第1ダクトおよび前記第2ダクトの境界部分に配置される前記回路基板の側端部と、前記回路基板の側端部に対向する前記空気流通経路の内面との間に所定の隙間が形成されることにより、前記第1ダクト側と前記第2ダクト側との間で空気が流通可能な前記開口部が構成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子機器の放熱機構。
  9. 前記回路基板は、前記第1ダクトと前記第2ダクトとの間の境界部分の一部の領域において前記第1ダクトと前記第2ダクトとに挟まれるように配置されており、
    前記第1ダクトおよび前記第2ダクトの前記回路基板を挟む部分は、前記回路基板の表面と密着するとともに、前記第1ダクトおよび前記第2ダクトの前記回路基板を挟む部分以外の部分は、互いに密着するように配置されている、請求項8に記載の電子機器の放熱機構。
  10. 前記空気流通経路内に配置される前記回路基板の発熱素子が載置される領域近傍に前記空気流通孔を設けることにより、前記第1ダクト側と前記第2ダクト側との間で空気が流通可能な前記開口部が構成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子機器の放熱機構。
  11. 前記空気流通孔が設けられた回路基板は、前記第1ダクトと前記第2ダクトとの間の境界部分を塞いだ状態で、前記第1ダクトと前記第2ダクトとに挟まれるように配置されており、
    前記第1ダクトおよび前記第2ダクトは、前記回路基板の表面と密着するように配置されている、請求項10に記載の電子機器の放熱機構。
  12. 前記第1ダクトおよび前記第2ダクトがそれぞれ配置された前記第1通気孔および前記第2通気孔は、前記筐体の内面側から外面側へ向かって開口面積が大きくなるように面取りされている、請求項1〜11のいずれか1項に記載の電子機器の放熱機構。
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