JP2010177074A - 照明ユニット、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

照明ユニット、電気光学装置及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】例えば液晶装置に用いられるバックライトユニット等の照明ユニットにおいて、例えばホットスポット等の輝度ムラの発生を抑制しつつ薄型化を図る。
【解決手段】照明ユニットは、導光板(310)と、光源(210)とを備える。導光板は、光出射面(311a)を有する光出射面部(311)と、側面(310a)を有する光源側端部(315)とを有する。光源側端部は、側面のうち光源に対向する光源対向側面部分(312a)を有する光入射部分(312)と、側面のうち光源に対向しない光源非対向側面部分(313a)を有する光源非対向部分(313)とを含む。光源対向側面部分は、光源非対向側面部分よりも導光板の厚さ方向の幅が短い。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば液晶装置に用いられるバックライトユニット等の照明ユニット、このような照明ユニットを備える液晶装置等の電気光学装置、及びこのような電気光学装置を備える電子機器の技術分野に関する。
この種の照明ユニットとして、液晶パネルに対して光を照射するバックライトユニット(或いは照明装置)が知られている(例えば特許文献1及び2参照)。この種の照明ユニットは、典型的には、LED(Light Emitting Diode)光源と、このLED光源から出射された光を平面状の光として液晶パネルに照射する導光板とを有している。LED光源から導光板に入射した光は、導光板の光出射面(上側面)と光反射面(下側面)との間で反射を繰り返した後、光出射面から出射される。
このような照明ユニットでは、LED光源の厚みを低減することが、導光板の厚みを低減することよりも困難であるため、照明ユニット全体の薄型化が困難であるという技術的問題点がある。そこで、照明ユニット全体の薄型化を図るために、例えば特許文献2に開示されているように、導光板の光出射面部(即ち、光出射面が形成される部分)がLED光源側の端部よりも薄く形成されると共に、LED光源側の端部の厚みがLED光源側から光出射面部側へ向かって徐々に小さくなるように、LED光源側の端部に斜面が形成される場合がある。近年、照明ユニット全体のより一層の薄型化のために、導光板の光出射面部がより一層薄く形成され、LED光源側の端部の斜面の傾斜角度は大きくなる傾向にある。
特開2006−164530号公報 特開2007−141596号公報
しかしながら、上述したようにLED光源側の端部に斜面が形成される場合、LED光源から入射された光が斜面において反射されることに起因して、光出射面に局所的に輝度が高い箇所(「ホットスポット」或いは「目玉」と呼ばれることもある)が発生してしまうなど、光出射面に輝度ムラが発生してしまうおそれがあるという技術的問題点がある。このような輝度ムラは、LED光源側の端部の斜面の傾斜角度が大きくなるほど顕著に発生する。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、例えばホットスポット等の輝度ムラの発生を抑制しつつ薄型化を図ることが可能な照明ユニット、このような照明ユニットを備える電気光学装置、及びこのような電気光学装置を備える電子機器を提供することを課題とする。
本発明の照明ユニットは上記課題を解決するために、導光板と、前記導光板の側面側に配置された光源とを備え、前記導光板は、(i)前記光源からの光を出射する光出射面を有する光出射面部と、(ii)前記側面に形成された光源側端部とを有し、前記光源側端部は、(i)前記側面のうち前記光源に対向する光源対向側面部分を有する光入射部分と、(ii)前記側面のうち前記光源対向側面部分に隣接すると共に前記光源に対向しない光源非対向側面部分を有する光源非対向部分とを含み、前記光源対向側面部分は、前記光源非対向側面部分よりも前記導光板の厚さ方向の幅が短い。
本発明の照明ユニットは、例えば、液晶パネル等の電気光学パネルに光を照射するバックライトユニットとして用いられる。本発明の照明ユニットの動作時には、例えばLEDチップ等の光源から導光板の側面(より正確には、該側面の一部分である光入射部分)に光が入射され、該入射された光は、導光板の光出射面から平面状の光として出射される。これにより、導光板の光出射面に対向するように配置される電気光学パネルに光を照射することが可能となる。
本発明では、例えばLEDチップ等の光源は、光を出射する面が導光板の側面に対向するように、導光板の側面側に配置される。尚、光源は、例えば、実装基板上に1つ又は複数実装され、例えば、実装基板が導光板の光源側端部の光源非対向部分に固定されることにより、導光板に対して固定される。
本発明では特に、導光板の光源側端部は、光源に対向する光入射部分と、該光入射部分に隣接すると共に光源に対向しない光源非対向部分とを有し、光入射部分の光源対向側面部分(即ち、導光板の側面のうち光源に対向する部分)は、光源非対向部分の光源非対向側面部分(即ち、導光板の側面のうち光源に対向しない部分)よりも、導光板の厚さ方向の幅が短い。
よって、例えば、光入射部分及び光源非対向部分の各々の上側面(即ち、導光板の光出射面に隣接する面)を、光出射面に対して互いに異なる傾斜角度を有する斜面として形成することができる。ここで特に、光入射部分の上側面の光出射面に対する傾斜角度を、光源非対向部分の上側面の光出射面に対する傾斜角度よりも小さくすることができる。更に、光入射部分の上側面の光出射面に対する傾斜角度が、光源非対向部分の上側面の光出射面に対する傾斜角度よりも小さくなるように、光出射面部の厚さを薄くすることができる。つまり、光入射部分の上側面の光出射面に対する傾斜角度を比較的小さく維持しつつ、光出射面部の薄型化(言い換えれば、照明ユニット全体の薄型化)を図ることも可能である。加えて、光源から入射された光が、例えば斜面として形成される光入射部分の上側面において反射されることに起因して、光出射面に例えばホットスポット等の輝度ムラが発生してしまうことを低減或いは防止できる。
尚、光入射部分の上側面は、光出射面に対して傾斜していなくてもよい。即ち、光入射部分の上側面の光出射面に対する傾斜角度は、ゼロ度であってもよい。光入射部分の上側面の光出射面に対する傾斜角度が小さいほど、光出射面に例えばホットスポット等の輝度ムラが発生してしまうことをより確実に低減或いは防止できる。
ここで、例えば、導光板の光源側端部の光源非対向部分は、光源非対向側面部分の導光板の厚さ方向の幅が、光源の導光板の厚さ方向の幅と同程度の大きさを有するように、形成されてもよい。これにより、光源が実装された実装基板を光源非対向側面部分に確実に固定することが可能となり、光源と導光板との相対的な位置ずれを殆ど或いは完全に無くすことが可能となる。
尚、導光板のLEDチップ側端部の光入射部分及び光源非対向部分は、例えば、それぞれ、光源側から導光板の光出射面部側に向かって、徐々に薄くなるように形成される。即ち、例えば、光入射部分及び光源非対向部分は、それぞれ、光源側から光出射面部側に向かって、連続的に薄くなるように形成されることで、光出射面に対して傾斜する斜面を有するように形成される。或いは、例えば、光入射部分及び光源非対向部分は、それぞれ、光源側から光出射面部側に向かって、段階的(或いは不連続)に薄くなるように形成されてもよい。ここで、光源非対向部分は、厚さが一定となる部分を有していてもよい。この場合には、例えば、光源が実装された実装基板を光源非対向部分により確実に固定することが可能となる。
以上説明したように、本発明の照明ユニットによれば、例えばホットスポット等の輝度ムラの発生を抑制しつつ薄型化を図ることが可能となる。また、光源と導光板との相対的な位置ずれを殆ど或いは完全に無くすことも可能となる。
本発明の照明ユニットの一態様では、前記光入射部分は、前記光出射面の法線方向から見て、当該光入射部分の前記側面に沿う方向の幅が、前記光出射面部に近づくに従って徐々に広がるように形成されている。
この態様によれば、光入射部分は、例えば光源から入射される光の広がりに応じて、側面に沿う方向の幅が、光出射面部に近づくに従って徐々に広がるように形成されているので、光出射面に例えばホットスポット等の輝度ムラが発生してしまうことをより確実に低減或いは防止できる。即ち、例えば、導光板の光源側端部において、例えば光出射面に対して傾斜する傾斜角度が比較的小さい斜面を有する光入射部分の占める割合を、光源非対向部分の占める割合よりも大きくすることができるので、光出射面に例えばホットスポット等の輝度ムラが発生してしまうことをより確実に低減或いは防止できる。
尚、本発明に係る「側面に沿う方向の幅が、光出射面部に近づくに従って徐々に広がる」とは、光入射部分の全て(言い換えれば、光入射部分における光源側から光出射面部側までの全て)について、側面に沿う方向の幅が徐々に広がること、及び光入射部分の一部について、側面に沿う方向の幅が徐々に狭くなることのいずれもを含む趣旨である。
本発明の照明ユニットの他の態様では、前記光出射面部における前記光出射面とは反対側の面に対向するように配置された反射シートを備え、前記光源非対向部分は、前記光出射面部における前記光出射面とは反対側の面よりも前記反射シート側に突出するように形成された突出部分を有しており、前記反射シートは、前記光出射面の法線方向から見て、前記光入射部分に少なくとも部分的に重なると共に前記突出部分に重ならないように形成されている。
この態様によれば、光源非対向部分は、光出射面部よりも厚さが大きくなるように形成されることにより、反射シート側に突出した突出部分を有している。突出部分は、例えば光出射面に対して傾斜する斜面を有する。更に、この態様によれば、反射シートは、導光板の光入射部分に少なくとも部分的に重なると共に突出部分に重ならないように形成されている。よって、突出部分による照明ユニット全体の厚さの増大を招くことなく、光入射部分に入射された光を反射シートによって効率的に反射することができる。従って、光出射面部の薄型化(言い換えれば、照明ユニット全体の薄型化)が可能であると共に、反射シートによって導光板内に光を取り込む効率を高めることができる。
本発明の照明ユニットの他の態様では、前記光出射面の法線方向から見て、前記導光板に重なる底部を有し、前記導光板及び前記光源を収容するケースを備え、前記光源非対向部分は、前記光出射面部における前記光出射面とは反対側の面よりも前記底部側に突出するように形成された突出部分を有しており、前記ケースは、前記底部のうち前記突出部分に重なる部分の厚さが、前記底部のうち前記光出射面部に重なる部分の厚さよりも前記突出部分の形状に応じて薄くなるように形成されている。
この態様によれば、光源非対向部分は、光出射面部よりも厚さが大きくなるように形成されることにより、ケースの底部側に突出した突出部分を有している。突出部分は、例えば光出射面に対して傾斜する斜面を有する。更に、この態様によれば、ケースは、底部のうち突出部分に重なる部分の厚さが、底部のうち光出射面部に重なる部分の厚さよりも突出部分の形状に応じて薄くなるように形成されている。よって、突出部分による照明ユニット全体の厚さの増大を招くことなく、導光板及び光源をケース内に収容することができる。従って、光出射面部の薄型化、言い換えれば、照明ユニット全体の薄型化が可能である。
本発明の電気光学装置は上記課題を解決するために、上述した本発明の照明ユニット(但し、その各種態様も含む)と、前記照明ユニットによって光が照射される電気光学パネルとを備え、前記電気光学パネルは、当該電気光学パネルの有効表示領域が前記光出射面部の少なくとも一部に重なると共に前記光源非対向部分に重ならないように配置される。
本発明の電気光学装置は、上述した本発明の照明ユニットを備えるので、薄型化が可能であると共に高品質な画像を表示することができる。ここで特に、本発明によれば、電気光学パネルの有効領域は、照明ユニットが備える導光板の光出射面部の少なくとも一部に重なると共に導光板のLEDチップ側端部における光源非対向部分に重ならないので、導光板の光出射面から出射される光を電気光学パネルの有効領域に確実に照射することができると共に、光源非対向部分における光の反射に起因して、電気光学パネルの有効領域に輝度ムラが発生してしまうことを低減或いは防止できる。
本発明の電子機器は、上述した本発明の電気光学装置(但し、その各種態様も含む)を具備してなる。
本発明の電子機器によれば、上述した本発明の電気光学装置を具備してなるので、薄型化が可能であると共に高品質な画像を表示可能な、投射型表示装置、テレビ、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルなどの各種電子機器を実現できる。また、本発明の電子機器として、例えば電子ペーパなどの電気泳動装置、電子放出装置(Field Emission Display及びConduction Electron-Emitter Display)、これら電気泳動装置、電子放出装置を用いた表示装置を実現することも可能である。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための最良の形態から明らかにされる。
第1実施形態に係る液晶装置の全体構成を模式的に示す断面図である。 第1実施形態に係る導光板を示す平面図である。 第1実施形態に係る導光板の側面を示す平面図である。 図2のA−A’線断面図である。 図2のB−B’線断面図である。 図4における一点鎖線で囲む部分R1を拡大して示す拡大図である。 図5における一点鎖線で囲む部分R2を拡大して示す拡大図である。 第1実施形態に係る導光板の一部を示す斜視図である。 第2実施形態に係る導光板を示す平面図である。 第3実施形態に係る照明ユニットの構成を模式的に示す断面図である。 第3実施形態に係る反射シートの平面形状を示す平面図である。 変形例に係る反射シートの平面形状を示す平面図である。 第4実施形態に係る照明ユニットの構成を模式的に示す断面図である。 比較例に係る導光板を示す平面図である。 図14のE−E’線断面図である。 本発明に係る電気光学装置を適用した電子機器の一例たるパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。 本発明に係る電気光学装置を適用した電子機器の一例たる携帯電話の構成を示す斜視図である。
以下では、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。以下の実施形態では、本発明の照明ユニットが適用された電気光学装置として、液晶装置を例にとる。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態について、図1から図8を参照して説明する。
先ず、本実施形態に係る液晶装置の全体構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る液晶装置の全体構成を模式的に示す断面図である。尚、図1においては、説明の便宜上、各部材・各部位ごとに縮尺を異ならしめてある。この点については、図2から図8についても同様である。
図1において、本実施形態に係る液晶装置は、本発明に係る「電気光学パネル」の一例としての液晶パネル110と、この液晶パネル110に対して光を照射するバックライトユニットとして用いられる照明ユニット510とを備えている。照明ユニット510は、LEDチップ210と、導光板310と、ケース410と、拡散シート61と、プリズムシート62と、反射シート71とを備えている。液晶パネル110と照明ユニット510とは、両面テープである遮光テープ51によって互いに接着されている。
液晶パネル110は、TFT(Thin Film Transistor)等のスイッチング素子によって液晶素子を駆動するアクティブマトリクス駆動方式の表示パネルであり、本発明に係る「有効表示領域」の一例としての画像表示領域10aにおいて画像を表示することが可能に構成されている。液晶パネル110は、一対の透明基板間に液晶が挟持された構造を有する透過型の液晶パネルとして構成されている。尚、本発明では、液晶パネル110は、特定の構成に限定されず、周知の種々の構成を採り得る。
液晶パネル110には、可撓性を有する基板であるFPC(Flexible Printed Circuit)基板115が接続されている。FPC基板115上には、液晶パネル110を駆動するためのドライバIC(Integrated Circuit)116が設けられている。
LEDチップ210は、導光板310に光を入射する光源として機能するLEDチップであり、パッケージ(或いはケース部)211内にLED素子からなる発光部212が封入された構成を有している。LEDチップ210は、実装基板280上に複数実装されている(図2も参照)。LEDチップ210は、光を出射する発光面210aが、導光板310の側面310aに対向するように、導光板310の側面310a側に配置されている。ここで、LEDチップ210は、実装基板280が導光板310の一部(より具体的には、図2を参照して後述する固定部分313)に固定されることにより、導光板310に対して固定されている。尚、実装基板280は、FPC基板115と一体的に形成されてもよい。本実施形態に係る液晶装置の動作時には、LEDチップ210からの光が導光板310に入射される。
導光板310は、透光性材料から形成されており、側面310aに入射されるLEDチップ210からの光を、液晶パネル110が配置される側の光出射面311aから出射して、液晶パネル110へと導くライトガイドとして機能する。LEDチップ210から導光板310に入射した光は、典型的には、光出射面311aと、該光出射面311aとは反対側の光反射面310rとの間で反射を繰り返した後、光出射面311aから出射される。
尚、導光板310の具体的な構成については、後に図2から図8を参照して詳細に説明する。
遮光テープ51は、矩形枠状に形成された遮光性を有する両面テープであり、液晶パネル110とプリズムシート62との間に設けられている。遮光テープ51は、液晶パネル110の画像表示領域10aの額縁を規定する。
拡散シート61は、導光板310の光出射面311aを概ね覆うように形成されており、導光板310の光出射面311aから出射された光を拡散する。
プリズムシート62は、拡散シート61に重なるように設けられており、拡散シート61によって拡散された光を集光して液晶パネル110側に出射する。
反射シート71は、導光板310に対して液晶パネル110とは反対側に、導光板310の光反射面310rに対向するように配置されている。反射シート71は、導光板310の光反射面310rから出射された光を反射して、導光板310の内部へ戻す。
ケース410は、上述した液晶パネル110、LEDチップ210、導光板310、遮光テープ51、拡散シート61、プリズムシート62、反射シート71等の各部材を収容するためのプラスチック製のケース(即ち、収容体)である。ケース410は、平面的に見て(即ち、導光板310の光出射面311aの法線方向から見て)、液晶パネル110、導光板310等に重なる底部411と、液晶パネル110、導光板310等の各部材を周囲から囲む側壁部412とを有している。
次に、上述した導光板310の具体的な構成について、図1に加えて図2から図8を参照して詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る導光板をLEDチップと共に示す平面図である。図3は、本実施形態に係る導光板の側面を示す平面図である。図4は、図2のA−A’線断面図である。図5は、図2のB−B’線断面図である。図6は、図4における一点鎖線で囲む部分R1を拡大して示す拡大図である。図7は、図5における一点鎖線で囲む部分R2を拡大して示す拡大図である。図8は、本実施形態に係る導光板の一部を示す斜視図である。
図2において、導光板310は、光出射面311aを有する本体部311と、この本体部311に隣接する入光側端部315とを有している。
本体部311は、本発明に係る「光出射面部」の一例であり、導光板310のうち光出射面311aが形成された部分である。本体部311は、平板形状を有している。
図4及び図5に示すように、本体部311は、LEDチップ210の厚さT1よりも薄い所定の厚さT2を有している。
図2において、入光側端部315は、本発明に係る「光源側端部」の一例であり、導光板310のうち本体部311に対してLEDチップ210が配置される側に位置すると共に側面310aを有する部分である。
入光側端部315は、光入射部分312と、固定部分313とを有している。
光入射部分312は、入光側端部315のうちLEDチップ210に対向する部分である。導光板310の側面310aのうち、光入射部分312における側面部分であるLEDチップ対向側面部分312a(図3も参照)は、LEDチップ210の発光面210aに対向する。尚、LEDチップ対向側面部分312aは、本発明に係る「光源対向側面部分」の一例である。
図4及び図8に示すように、光入射部分312は、LEDチップ210側から本体部311側に向かって徐々に薄くなるように形成されており、その上側面312bが光出射面311aに対して傾斜する斜面として形成されている。尚、以下では、光入射部分312の上側面312bを、「斜面312b」と適宜呼ぶ。斜面312bは、光出射面311aに対して所定の傾斜角度αで傾斜している。
図2において、固定部分313は、本発明に係る「光源非対向部分」の一例であり、入光側端部315のうち光入射部分312を除く部分(即ち、光入射部分312に隣接すると共にLEDチップ210に対向しない部分)である。導光板310の側面310aのうち、固定部分313における側面部分であるLEDチップ非対向側面部分313a(図3も参照)は、LEDチップ210の発光面210aに対向しない。尚、LEDチップ非対向側面部分313aは、本発明に係る「光源非対向側面部分」の一例である。
図5及び図8に示すように、固定部分313は、LEDチップ210側から本体部311側に向かって徐々に薄くなるように形成されており、その上側面313bが光出射面311aに対して傾斜する斜面として形成されている。尚、以下では、固定部分313の上側面313bを、「斜面313b」と適宜呼ぶ。斜面313bは、光出射面311aに対して所定の傾斜角度βで傾斜している。尚、後述するように、本実施形態では特に、斜面312bが光出射面311aに対して傾斜する所定の傾斜角度αは、斜面313bが光出射面311aに対して傾斜する所定の傾斜角度βよりも小さい。
図3及び図8において、導光板310の側面310aは、上述したLEDチップ対向側面部分312a及びLEDチップ非対向側面部分313aとからなる。
図3、図4及び図5において、本実施形態では特に、LEDチップ対向側面部分312aは、LEDチップ非対向側面部分313aよりも導光板310の厚さ方向(即ち、図中、Z方向)の幅が短い。即ち、LEDチップ対向側面部分312aの導光板310の厚さ方向の幅W1は、LEDチップ非対向側面部分313aの導光板310の厚さ方向の幅W2よりも短くなっており、斜面312bの光出射面311aに対する傾斜角度αは、斜面313bの光出射面311aに対する傾斜角度βよりも小さくなっている。より具体的には、図7に示すように、LEDチップ非対向側面部分313aの幅W2は、LEDチップ210の厚さT1と同程度の大きさである。図6に示すように、LEDチップ対向側面部分312aの幅W1は、LEDチップ非対向側面部分313aの幅W2よりも小さく、且つ、LEDチップ210の発光部212の厚さT3よりも大きい。
このように、図4及び図5において、本実施形態では特に、導光板310は、光入射部分312の斜面312bの光出射面311aに対する傾斜角度αと、固定部分313の斜面313bの光出射面311aに対する傾斜角度βとが互いに異なるように形成されているので、光入射部分312の斜面312bの光出射面311aに対する傾斜角度αを比較的小さく維持しつつ、導光板310の本体部311の厚さT2を小さくすることができる(即ち、導光板310の本体部311の薄型化を図ることができる)。更に、本実施形態によれば、光入射部312の斜面312bの光出射面311aに対する傾斜角度αを比較的小さくすることができるので、LEDチップ210から入射された光が、光入射部分312の斜面312bにおいて反射されることに起因して、光出射面311aに例えばホットスポット等の輝度ムラが発生してしまうことを低減或いは防止できる。即ち、輝度ムラを抑制しつつ導光板310の本体部311を薄くできる。つまり、照明ユニットの薄型化を図ることができると共に、ホットスポットの発生を防止できる。
図7において、LEDチップ210が実装された実装基板280は、導光板310の固定部分313における上側面313bに両面テープ81によって固定されている。ここで本実施形態では、上述したように、LEDチップ非対向側面部分313aの幅W2は、LEDチップ210の厚さT1と同程度の大きさであるので、LEDチップ210の発光部212からの光がLEDチップ対向側面部分312aに入射するように、実装基板280を固定部分313における上側面313bに確実に固定することが可能となる。よって、LEDチップ210と導光板310との相対的な位置ずれを殆ど或いは完全に無くすことが可能となる。
再び図1及び図2において、本実施形態では特に、液晶パネル110の画像表示領域10aは、導光板310の本体部311の少なくとも一部に重なると共に導光板310の入光側端部315に重ならないので、導光板310の光出射面311aから出射される光を液晶パネル10の画像表示領域10aに確実に照射することができると共に、入光側端部315の固定部分313における光の反射に起因して、液晶パネル110の画像表示領域10aに輝度ムラが発生してしまうことを低減或いは防止できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、例えばホットスポット等の輝度ムラの発生を抑制しつつ導光板310の薄型化(言い換えれば、照明ユニット510の薄型化、或いは当該液晶装置の薄型化)を図ることが可能となる。また、LEDチップ210と導光板310との相対的な位置ずれを殆ど或いは完全に無くすことも可能となる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態について、図9を参照して説明する。
図9は、第2実施形態に係る導光板をLEDチップと共に示す平面図である。尚、図9において、図1から図8に示した第1実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
第2実施形態に係る液晶装置は、上述した第1実施形態における導光板310に代えて導光板320を備える点で、上述した第1実施形態に係る液晶装置と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係る液晶装置と概ね同様に構成されている。
図9において、本実施機形態に係る導光板320は、本体部311と、この本体部311に隣接する入光側端部325とを有している。
入光側端部325は、光入射部分322と、固定部分323とを有している。
光入射部分322及び固定部分323は、平面形状(即ち、光出射面311aの法線方向から見た場合の形状)が上述した第1実施形態における光入射部分312及び固定部分313(図2参照)とそれぞれ異なり、その他の点については、上述した第1実施形態における光入射部分312及び固定部分313とそれぞれ概ね同様に構成されている。
図9に示すように、本実施形態では特に、光入射部分322は、光出射面311aの法線方向から見て、当該光入射部分322の側面に沿う方向の幅L1が、本体部311に近づくに従って徐々に広がるように形成されている。即ち、光入射部分322は、LEDチップ210から入射される光の広がりに応じて、側面に沿う方向の幅L1が、本体部311に近づくに従って徐々に広がるように形成されている。よって、LEDチップ210からの光が固定部分323に入射することを低減できる。従って、比較的傾斜角度の大きい斜面を有する固定部分323における光の反射に起因して光出射面311aに例えばホットスポット等の輝度ムラが発生してしまうことをより確実に低減或いは防止できる。即ち、本実施形態によれば、導光板310の入光側端部325において、光出射面311aに対して傾斜する傾斜角度が比較的小さい斜面を有する光入射部分322の占める割合を、固定部分323の占める割合よりも大きくすることができるので、光出射面311aに例えばホットスポット等の輝度ムラが発生してしまうことをより確実に低減或いは防止できる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態について、図10から図12を参照して説明する。
図10は、第3実施形態に係る照明ユニットの構成を模式的に示す断面図である。尚、図10並びに後述する図11及び図12において、図1から図8に示した第1実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。また、図10において、実装基板280、拡散シート61、プリズムシート62、ケース410の側壁部412等の図示を省略してある。
図10において、第3実施形態に係る照明ユニットは、上述した第1実施形態における導光板310及び反射シート71に夫々代えて導光板330及び反射シート72を備える点で、上述した第1実施形態に係る照明ユニット510と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係る照明ユニット510と概ね同様に構成されている。
導光板310は、本体部311と、この本体部311に隣接する入光側端部335とを有している。
入光側端部335は、光入射部分332と、固定部分333とを有している。
光入射部分332は、上述した第1実施形態における光入射部分312と概ね同様に構成されており、傾斜角度α(図4参照)が8度以下となるように形成されている。光入射部分332の厚さは、LEDチップ210の発光部212の厚さと同程度の大きさであり、本体部311の厚さと同じである。尚、傾斜角度αは、ゼロ度であることが好ましい。
固定部分333は、本体部311における光反射面310rよりも反射シート72側に突出するように形成された突出部分337を有する点で、上述した第1実施形態における固定部分313と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態における固定部分313と概ね同様に構成されている。突出部分337は、本体部311における光反射面310rに対して傾斜する斜面337bを有している。
反射シート72は、平面形状が上述した第1実施形態における反射シート71と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態における反射シート71と概ね同様に構成されている。
図11は、第3実施形態に係る反射シートの平面形状を示す平面図である。
図10及び図11において、反射シート72は、光出射面311aの法線方向から見て、導光板330の本体部311に重なる反射シート本体部72aと、この反射シート本体部72aから、導光板330の光入射部分332に重なるように延設された反射シート延設部72bとを有している。即ち、反射シート72は、導光板330の本体部311及び光入射部分332に重なると共に、導光板330の固定部分333(より具体的には、その突出部分337)に重ならないように形成されている。言い換えれば、反射シート72は、導光板330における突出部分337を避けつつ、導光板330の本体部311及び光入射部分332に重なることが可能な平面形状を有している。よって、突出部分337による照明ユニット全体の厚さの増大を招くことなく、光入射部分332に入射された光を反射シート72によって効率的に反射することができる。ここで、本実施形態では、導光板330の本体部311の厚さが、固定部分333の厚さよりも薄くされることにより突出部分337が形成され、上述したような平面形状を有する反射シート72が導光板330に重ねて配置されている。よって、反射シート72の裏面(即ち、反射シート72の本体部311に対向する側の面とは反対側の面)から導光板310の光出射面311aまでの厚さを薄くすることができる。
従って、本実施形態に係る照明ユニットによれば、当該照明ユニット全体の薄型化が可能であると共に、反射シート72によって導光板330内に光を取り込む効率を高めることができる。
図12は、変形例に係る反射シートの平面形状を示す平面図である。
図12に示すように、反射シート延設部72bは、導光板330の光入射部分332の平面形状に応じて、光出射面311aの法線方向から見て、光入射部分332の側面に沿う方向(図中、Y方向)の幅が、反射シート本体部72aに近づくに従って徐々に広がるように形成されてもよい。即ち、例えば、導光板330の光入射部分332が、図9を参照して上述した第2実施形態における光入射部分322と同様に、光出射面311aの法線方向から見て、当該光入射部分322の側面に沿う方向の幅が、本体部311に近づくに従って徐々に広がるように形成されている場合には、反射シート延設部72bは、光入射部分332の光出射面311a側の平面形状に応じて、光入射部分322の側面に沿うY方向の幅が反射シート本体部72aに近づくに従って徐々に広がるように形成されてもよい。この場合には、当該照明ユニット全体の薄型化が可能であると共に、反射シート72によって導光板330内に光を取り込む効率をより一層高めることができる。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態について、図13を参照して説明する。
図13は、第4実施形態に係る照明ユニットの構成を模式的に示す断面図である。尚、図13において、図10に示した第3実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。また、図13において、実装基板280、拡散シート61、プリズムシート62、ケース410の側壁部412等の図示を省略してある。
図13において、第4実施形態に係る照明ユニットは、ケース410の底部411に凹部435が形成されている点で、上述した第3実施形態に係る照明ユニットと異なり、その他の点については、上述した第3実施形態に係る照明ユニットと概ね同様に構成されている。
図13に示すように、本実施形態では特に、ケース410の底部411には、導光板330の突出部分337に応じた位置に凹部435が形成されている。即ち、ケース410は、底部411のうち突出部分337に重なる部分の厚さが、底部411のうち本体部311に重なる部分の厚さよりも突出部分337の形状に応じて薄くなるように形成されている。
よって、突出部分337による照明ユニット全体の厚さの増大を招くことなく、導光板330及びLEDチップ210をケース410内に収容することができる。従って、照明ユニット全体の薄型化が可能である。
<比較例>
次に、比較例に係る照明ユニットについて図14及び図15を参照して説明する。
図14は、比較例に係る導光板を示す平面図であり、図15は、図14のE−E’線断面図である。
図14及び図15において、比較例に係る照明ユニットは、上述した第1実施形態における導光板310に代えて、導光板910を備える点で、上述した第1実施形態に係る照明ユニットと異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係る照明ユニットと概ね同様に構成されている。
比較例に係る導光板910は、透光性材料から形成されており、側面910aに入射されるLEDチップ210からの光を、液晶パネル110が配置される側の光出射面911aから出射する。LEDチップ210から導光板910に入射した光は、典型的には、光出射面911aと、該光出射面911aとは反対側の光反射面910rとの間で反射を繰り返した後、光出射面911aから出射される。
導光板910は、光出射面911aを有する本体部911と、この本体部911に隣接する入光側端部915とを有している。
入光側端部915は、LEDチップ210側から本体部911側に向かって徐々に薄くなるように形成されており、その上側面915bが光出射面911aに対して傾斜する斜面として形成されている。上側面915bが光出射面911aに対して傾斜する傾斜角度は、例えば、上述した第1実施形態における斜面313bの光出射面311aに対する傾斜角度βと同じである。
このように構成された比較例に係る照明ユニットでは、LEDチップ210から入射された光が斜面として形成された上側面915bにおいて反射されることに起因して、光出射面911aに局所的に輝度が高い箇所、即ちホットスポットHSが発生してしまうおそれがある。即ち、図15において、比較例に係る導光板910では、複数の矢印P1で示すように、LEDチップ210からの光は、傾斜角度が比較的大きい上側面915bにおいて反射された後、反射面910rにおいて反射されて、光出射面911aにおいて全反射されることなく光出射面911aから出射されてしまう。これにより、導光板910におけるLEDチップ210に対向する部分には局所的に輝度が高いホットスポットHSが発生してしまう。このようなホットスポットHSは、上側面915bが光出射面911aに対して傾斜する傾斜角度が大きいほど、顕著に発生してしまう。
しかるに、上述した本発明の各実施形態によれば、導光板におけるLEDチップ210に対向する部分の斜面(即ち、例えば斜面312b)が光出射面に対して傾斜する傾斜角度が、上側面915bが光出射面911aに対して傾斜する傾斜角度よりも小さいので、光出射面にホットスポットが発生してしまうのを防止できる。
<電子機器>
次に、上述した各実施形態に係る電気光学装置を適用可能な電子機器の具体例について、図16及び図17を参照して説明する。
先ず、上述した各実施形態に係る電気光学装置を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図16は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ1200は、キーボード1202を備えた本体部1204と、上述した各実施形態に係る電気光学装置を適用した表示部1205とを備えている。
続いて、上述した各実施形態に係る電気光学装置を、携帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図17は、この携帯電話機の構成を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機1300は、複数の操作ボタン1302のほか、受話口1303、送話口1304とともに、上述した各実施形態に係る電気光学装置を適用した表示部1305を備えている。
尚、図16及び図17を参照して説明した電子機器の他にも、プロジェクタや、テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた装置等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器に適用可能なのは言うまでもない。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う照明ユニット、電気光学装置及び電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
10a…画像表示領域、51…遮光テープ、61…拡散シート、62…プリズムシート、71…反射シート、110…液晶パネル、210…LEDチップ、210a…発光面、211…パッケージ、212…発光部、280…実装基板、310…導光板、311…本体部、312…光入射部分、312a…LEDチップ対向側面部分、312b…斜面、313…固定部分、313a…LEDチップ非対向側面部分、313b…斜面、315…入光側端部、310a…側面、311a…光出射面、310r…光反射面、410…ケース、411…底部、412…側壁部、510…照明ユニット

Claims (6)

  1. 導光板と、
    前記導光板の側面側に配置された光源と
    を備え、
    前記導光板は、
    (i)前記光源からの光を出射する光出射面を有する光出射面部と、
    (ii)前記側面に形成された光源側端部と
    を有し、
    前記光源側端部は、
    (i)前記側面のうち前記光源に対向する光源対向側面部分を有する光入射部分と、
    (ii)前記側面のうち前記光源対向側面部分に隣接すると共に前記光源に対向しない光源非対向側面部分を有する光源非対向部分と
    を含み、
    前記光源対向側面部分は、前記光源非対向側面部分よりも前記導光板の厚さ方向の幅が短い
    ことを特徴とする照明ユニット。
  2. 前記光入射部分は、前記光出射面の法線方向から見て、当該光入射部分の前記側面に沿う方向の幅が、前記光出射面部に近づくに従って徐々に広がるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明ユニット。
  3. 前記光出射面部における前記光出射面とは反対側の面に対向するように配置された反射シートを備え、
    前記光源非対向部分は、前記光出射面部における前記光出射面とは反対側の面よりも前記反射シート側に突出するように形成された突出部分を有しており、
    前記反射シートは、前記光出射面の法線方向から見て、前記光入射部分に少なくとも部分的に重なると共に前記突出部分に重ならないように形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明ユニット。
  4. 前記光出射面の法線方向から見て、前記導光板に重なる底部を有し、前記導光板及び前記光源を収容するケースを備え、
    前記光源非対向部分は、前記光出射面部における前記光出射面とは反対側の面よりも前記底部側に突出するように形成された突出部分を有しており、
    前記ケースは、前記底部のうち前記突出部分に重なる部分の厚さが、前記底部のうち前記光出射面部に重なる部分の厚さよりも前記突出部分の形状に応じて薄くなるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の照明ユニット。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の照明ユニットと、
    前記照明ユニットによって光が照射される電気光学パネルと
    を備え、
    前記電気光学パネルは、当該電気光学パネルの有効表示領域が前記光出射面部の少なくとも一部に重なると共に前記光源非対向部分に重ならないように配置される
    ことを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項5に記載の電気光学装置を具備してなることを特徴とする電子機器。
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